ホームステイと留学のMNCC
このホームステイは、観光旅行ではありません。「体験学習」であり、「人材育成」プログラムです。生活体験や文化交流による「異文化学習」が、その大きな目的であり、日本の家族を離れ、異なる環境の中で、ひとりで生活することによる「自立」もまた、目的の一つとしています。

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アカデミックホームステイ

〜 2013年度パンフレット掲載分 〜

2014年度  <<         >>  2012年度

感謝の心 宮崎県宮崎学園短期大学2年 和田 真理亜
このホームステイプログラムに参加するにあたり、立てた目標の1つに、「感謝の心を常に持てるようになる」があった。日本での普段 の生活では当たり前になってしまい、感謝の心を忘れてしまっていたように思う。特に、親への感謝ができていなかった。やってもらって 当たり前のようになってしまっていた。アメリカへ来て、ホームステイをしていると、どんな小さなことでも"Thank you."と言 われる。家だけでなく、いろんな所で"Thank you."の言葉が飛び交う中で生活していくうちに、私自身も"Thank you."と1日に何回言っているだろうかと思うくらいに自然と感謝の言葉を口にしていた気がする。今回のホームステイでは、感謝す るべきことだらけだ。まずは、このプログラムに参加させてくれた親への感謝。そして、参加するにあたって、オリエンテーションなどで サポートしてくださった、MNCCの皆さん、1カ月という長い期間に、全く知らない私を受け入れてくださったホストファミリー、毎日私達 に授業をしてくださったり、アメリカのいろんな所を案内してくださったり、充実した計画を立ててくださったTCの先生方、1カ月毎日私 達と共に活動しながらサポートしてくださった引率の吉野先生など、多くの人々のお陰でこのプログラムが成り立っていることに感謝しな ければならないと思った。

人生を変えた3週間 佐賀県白石高校2年 田嶋 雅人
このプログラムに参加したのは、1つは面白そうだったというのと、自分を変えたいと思ったからです。元々引っ込み思案な性格だった ので、もっと積極的になりたいという気持ちから申し込みました。申し込んだ当初は、まだ出発まで期間もあったので、結構気持ちに余裕 がありました。でも出発までの日が短くなるにつれて、だんだん不安が出てきました。例えばまず不安だったのは、アメリカの暮らしに慣 れることができるかということです。日本とアメリカはまず環境が違うから、自分の体に異変が起きないだろうかとか、食べ物が口に合う ものがあるだろうかとかたくさん考えました。次に不安だったのは、自分の英語がうまく伝わるかということです。あまり英語が得意では なかったし、特別英語が好きというわけではなかったので、一生懸命こんな時どう言えば伝わるのかと考えました。そんなこんなでやって きた当日なのですが、僕は不安と期待でいっぱいでした。こうなったらしょうがないから腹をくくってやろうと思い、絶対自分を変えてや ろうと決意し日本を去りました。このように始まったホームステイですが、この3週間はとてもかけがえのないものとなりました。ホスト ファミリーとの思い出も、このプログラムに一緒に参加したみんなとの思い出も全てどれ一つ欠けてはいけない思い出であり、宝物です。 この3週間は僕の人生を大きく変えたと思います。

アメリカ人とつながること 鹿児島県吾平中学校2年 末廣 徹也
「もう一回行きたい!」この兄の言葉が今回のホームステイに参加したきっかけでした。最初はhost familyとTCが言っていることが全 然わかりませんでしたが、なんとかジェスチャーや絵などを描いてコミュニケーションをとっていました。そうしていると、だんだん英語 が聞き取れるようになりました。そして、host familyが言っていることがわかった時、アメリカ人とつながってると思いました。この3 週間は、本当にあっという間でした。その中でも忘れられないものが、キャンプで食べた手作りのハンバーガーです。僕が人生の中で食べ たハンバーガーで一番美味しかったです。また、2人のホストブラザーと過ごした時間も忘れられない思い出です。時々ムカついたことも あったけど、2人の笑顔を見ると、すぐ許したくなりました。このホームステイで自分が変わったと思ったことは、積極的になったという ことです。今思っているのは、兄と同じく、「もう一回行きたい!」です。

当然ではないこと 大分県大東中学校3年 池田 菜央
私はこのホームステイで学んだことがあります。アメリカ人の親子関係です。私はアメリカに行って、日本人は過保護でその過保護に依 存しすぎていると思いました。日本では、大変なことは親がする、そして子どもはそれが当たり前だと思っています。アメリカでは違いま した。親はむしろ、ほとんど子どもにさせてあげようとしていました。子どもが危険なことをしていたら厳しく叱り、ダメなことは徹底し てダメと言う。これに対し子どもは、親に対する感謝の気持ちを持っています。何かをしてもらった時には"Thank you."、自 分が失敗したり迷惑をかけたりした時には"I'm sorry."と必ず言います。私は自分の親に対してこのような感謝の気持ちをいつ も持っていたでしょうか?私は、親にしてもらって当然だと思っていたことがたくさんありました。でもそれは違います。当然ではないのです。私は、このホームステイで、親に対する感謝の気持ちを改めて 学びました。これからは、もっともっと親に対して敬意を表して、このような体験をさせてくれたお母さんに親孝行をしていこうと思いま す。

「おかえりなさい」 沖縄県与那原中学校2年 糸数 ゆうな
アメリカに来て、直接身近にアメリカの人達に触れ合って思ったことは、アメリカの人達は確かに優しくて、私達が一生懸命伝えようと するのに答えようとしてくれます。だけど伝わらなくて、つらい思いをしたこともたくさんあります。伝えたいのに伝えられない。言葉は 自分の気持ちを相手に届けるためにとても重要だと思いました。それと、私が一番不満に思ったことが、日本語にある言葉がアメリカに存 在しないということです。例えば、「おかえりなさい」です。アメリカ人にとっておかえりなさいは、"Hello!"です。でも、ち ょっと違うんです!私が伝えたいことと、少しだけ違うのです。なんだかとても不思議な気持ちです。言葉を使うということは、とても簡 単なように見えて、とても難しいんだなと思いました。でも、私はそれに立ち向かっていきたいなと、このホームステイを通して思いまし た。絶対にマスターしてやる!!

最高の家族 宮崎県宮崎大宮高校1年 小城 亜香音
私がこの1カ月間のホームステイを終えて今一番思うことは、Pierce家にホームステイすることができて、本当によかったということで す。ホストファザーのRobertは、私のつたない英語を一生懸命聞いてくれました。ホストマザーのVilaは、学校までの送り迎えを毎日して くれたり、毎日私の部屋を掃除してくれたりしました。ホストブラザーのDevonは、いつも笑顔で私に元気を与えてくれました。ホストシ スターのHannahは、とても優しくて私にたくさん話しかけてくれました。この最高の家族と1カ月間一緒に過ごせた私は、とても幸せ者だ と思います。初めの一週間、私はホストファミリーに話し掛けるのが億劫で、1カ月うまくやっていけるのか少し不安でした。そんなある 日、Devonが私に「あなたはPierce家の一員だ!」と言ってくれました。それは、不安がっていた私にとって、とても嬉しい言葉でした。 2週目からは自分からどんどん話しかけたりお願いしたり、少しわがままではないかと思うぐらいホストファミリーと積極的に接したりし ました。そのおかげで、この家族と数え切れないくらいの思い出ができました。例えば、Devonと一緒におかしなダンスを踊ったり、 Hannahにピアノを教えたり、VilaとRobertに日本の家族を紹介したりしました。どんな些細なことでも私の大事な思い出の一つです。最後 のお別れの時に、私は涙が堪えられなくて、たくさん泣きました。もっとたくさん伝えたいことがあったのに、"Thank you."し か出てこなくて、それでもRobertとVilaがわかってくれてる気がして、胸がいっぱいでした。私は2つの家族の一員です。一つの家族は遠 く離れているけれど、何かで繋がっているような気もします。このホームステイプログラムで私は大切なものを得ることができました。

感謝の言葉 鹿児島県鹿児島中央高校2年 古川 愛果
「あ〜、終わるんだなあ」と思うと、とてもさびしい。長いようで、短かった。あっという間に過ぎ去ってしまった私の高二の夏。私は 初めて日本から離れて異国の地で生活した。初めての連続に驚き、慌て、困り、楽しみ、挑戦した。そしてたくさん考えた。普段の高校生 活で使う「頭」(テストや授業で考えること)ではなく、高校生として、1人の人間として今の自分を見つめ直し、自分の「頭」を使って 考えた。きっと、高校生の今だからこそ、1つ1つの「初めて」がより強く自分に響いたのだと思う。文化・歴史・習慣・気候・性格・言語・コミュニケーション…。この夏、この体験を通して自分に響いた全てのものを私は誇りに思うし、それは私の財産だと思う 。では、私の財産となったものは何なのか。挙げれば本当にきりがない。毎日毎日新鮮だったから。でも、一番強く感じたことがあった。 それは「感謝」である。高校生という忙しい日々、そして大人でも子どもでもない中途半端なこの年代。正直、感謝の思いを伝えることっ てなかなか難しい。なんだか照れくさいし、忙しい日々の中で自分の周りの人に感謝する余裕はなかなかない。でも、この夏、私は感謝す ることの素晴らしさを感じた。日本でも、「ありがとう」と言うことはあるが、アメリカ人は、1日に何度も何度も"Thank you."と口にする。私のhost familyは、host fatherとhost mother
が交代で食事を作る。そして作ってくれた人に、きちんと感謝の言葉を述べる。私は初めこのことを当たり前のように感じたけれど、日 本にいる時の自分を振り返ると、当たり前ではないことに気づいた。日本に帰ったら、「いただきます」や「ごちそうさま」だけでなく、 できるだけ感謝の気持ちを言葉にしようと思った。

日本との違い 佐賀県香楠中学校3年 鶴 菜々子
アメリカでは、日本と違うところがありすぎて、目が回りそうでした。まず、物の大きさが日本の倍くらいあると聞いていたのですが、 ここまでとは思いませんでした。ホストファミリーと食事に行ってSサイズの飲み物を頼むと、日本で言えばMサイズのカップが出てきて、 ホストマザーに「これはSサイズですか?」と質問したりもしました。その他のアイスなどの食べ物はもちろん、服や靴、店の大きさまで 違っていて、驚きの連続でした。それと、アメリカにはいろんな人種の人がいて、そのため売っている食べ物やレストランの種類も豊富で面白かったです。車から街を見ていると、メキシカン、中華、日本、タイ、イタリアンなどいろいろな店が並んでい て、自分が今どこの国にいるのかわからなくなって不思議な気分になりました。また、アメリカの人達はみんなとてもフレンドリーで、店 のレジで店員さんに"How are you?"とか"Have a nice day!"とか言われた時はビックリしました。さらに、店員さん だけじゃなくて、ベンチなどに座っていて、初めて会ったような人が笑顔で話しかけてくれたり、エレベーターなどで目が合った人が笑顔 で"Hi!"と言ってくれたりして、そういう所が日本とは違うなと思いました。

心の交流 大分県大分雄城台高校2年 一尾 文乃
この1カ月間本当に楽しくて毎日がとても充実していました。ある日私達は老人ホームに行って折り紙を折りました。私が担当したおじ いちゃんは手があんまり動かなくて、あまり喋れませんでした。なので、私は折り紙をたくさん折ってあげて、紙に貼り付けてプレゼント しました。するとおじいちゃんは強い握手をしてくれて、頑張って"Thank you!"と言ってくれました。それが嬉しくて忘れられ ません。また、ホストファミリーとお別れの日に、ホストシスターの学校までマザーの車で一緒に行ってお別れをしました。私とシスター は悲しくなって、抱き合い泣きました。車を降りてシスターが学校に行こうとした時、窓からハグをまたしてくれて嬉しかったです。ホス トマザーは空港まで来てくれたんですが、お別れの時、私にたくさんハグやキスをしてくれて、"I love you. See you again!" と言ってくれて、涙が止まりませんでした。もっとホストファミリーと一緒に過ごしたいし、もっと英語を学びたい。一生忘れられない1 カ月になりました。

積極的に話すことで… 長崎県長崎大学教育学部附属中学校2年 小川 由季乃
私はこのホームステイで、積極的に人と接することの大切さを学びました。私は英語が苦手で、アメリカに行くまですごく不安でした。 アメリカへの入国審査の時に自分の係官と1対1になり、いつも人に頼っている私は、どうしようもなく焦りました。しかし、勇気を出し て声を出してみることで、自分でもできるんだと思い、少し自信になりました。それから、アメリカでの生活が始まり、とまどうこともた くさんありました。しかし、ホストファミリーは本当に親切で、私が理解していないようだと、身ぶり手ぶりで示してくれました。また、 互いに辞書を見せ合って、すごく中身の濃い話をしたこともありました。私は2人で1つの家庭にホームステイをしていたので、初めはそ の人に頼っていました。だけど、その人ばかり話すことはいけないと思い、少しずつ自分の意見を伝えることができるようになっていきま した。買い物をする時も、英語を話す人と1対1になるのが怖かったけど、笑顔で話す努力をすることができました。

いろんな形のコミュニケーション 宮崎県小林中学校2年 柚木山 千智
私がこのホームステイに参加したのは、英語を少しでも好きになるためでした。しかし、実際に行ってみると、英語が好きになるという よりは、言葉以外のコミュニケーションの大きさを知りました。私は、英語が得意ではありません。アメリカに行って英語をほとんど聞き 取ることもできなくて、ましてやその問いに対して完璧に答えるなんてできるはずもなく、とても大変でした。しかし、ホストファミリー とは、何となくですが会話ができていました。それは、おそらく動作や物を見せたりすることによる非言語コミュニケーションが取れてい たからだと思います。それに加え、私がステイした先には1歳と2歳のホストブラザーがいて、英語を話さなくても一緒に遊んだり、おか しを食べたり、笑顔でいたりすることで、コミュニケーションをとることができたので、とても嬉しかったです。

自己主張の大切さ 埼玉県原山中学校2年 伊藤 理乃
この1カ月で私はいろいろなことが得られたような気がします。まずは、「自分のことは自分でする。」日本では朝食や昼食、全ての食 事は親が用意してくれます。しかし、アメリカでは、全て自分で作ります。それとベッドメイキングです。日本では全くしないのに、アメ リカでは毎朝しなければなりません。いつも頼りっぱなしだった私には全てが大変でした。次は、チャレンジすること。アメリカでは、日 本ではできないようなことがたくさんありました。その中で一番頑張ったのは、ショッピングセンターでジュースを注文したことです。お 店の人は私達の英語が全然聞き取れなかったみたいで、違うものが出てきてしまったり、「ホイップクリームはつけますか?」の英語がわ からなかったりで、みんなから注目されてすごく恥ずかしかったけれど、無事そのジュースを飲むことができました。しかし、その時恥ず かしかった思い出は、一生忘れないと思います。「もっと英語が話せるようになりたい。」そう思いました。最後に、自己主張。アメリカ では、たまに質問の後に、"Yes or no?"と聞かれます。そう質問されると、日本でよく言う「まあまあ」とは答えられません。 だから、どっちかを選ばなければいけません。それを選ぶのが大変でした。この1カ月でアメリカの素晴らしい人々と会いました。私は、 もっと英語を勉強して、そんな人達に自分の力で言いたいことを言えるようになりたいと思いました。

僕のホストファミリー 大分県大分豊府中学校3年 廣川 卓海
この1カ月間でいろいろな場所に行き、いろいろな体験や発見をしたが、一番楽しかったのは家族と過ごした時間だった。僕のホストフ ァミリーはホストマザーとホストファザーの2人と6匹の犬たちと最初だけ家にいた6匹の子犬たちと僕の部屋にいた白ヘビの計2人と13匹だ 。子犬たちは2匹だけを残して、他の飼い主の所へ行ってしまった。その時マザーは涙を流した。それを見て僕は、きっと僕が日本へ帰る 時もこんな風に泣いてくれるんだろうなと思った。マザーはとても動物が好きな優しい人だった。ほとんど毎日夕食を作ってくれたのはフ ァザーだった。彼のバーベキューは最高に上手だった。彼は体が大きく無表情で、見た目は怖いが、マザーと同じで優しくて良い人だった 。マザーはそんなファザーを「大きいテディベア」と呼んでいた。彼らは僕を友人の家、プール、キャンプなどに連れて行ってくれたが、 僕は家が一番好きだった。他の家に比べるとすごく小さいのにたくさんの犬がいるのでにぎやかだった。それでもなぜか落ち着く不思議な 家だった。この家で過ごした1カ月間は、僕にもう一度ここに来るという決意を生ませ、そのために勉強をする覚悟を作ってくれたと思う 。

アメリカ人の食と生活 熊本県上天草高校1年 渡辺 隆太郎
僕は、このホームステイを通して、日本とアメリカの文化の違いについて学びました。多くの文化に違いがある中、特に僕が注目したの は、「食」と「生活」の違いです。食については、僕が思っていたのとは少し違っていました。日本では、朝食はしっかり食べていくけど 、アメリカでは、朝食は簡単に済ませていました。ランチも主にサンドイッチやスナックなど手軽に食べられるものばかりでした。夕食に 関しては、朝食・昼食に比べて豪華でした。自分で好きな量だけ取って食べる習慣は、日本ではあまりしないことなので、新鮮でした。生 活の違いでも気になったことが幾つかありました。まずは、洗濯についてです。日本では毎日するけど、僕がステイしたファミリーの家で は週に1回でした。最初の頃は、そのことについて不思議に思っていたけど、だんだんと慣れてきました。次に、家の中で靴を履いて過ご すということです。日本では絶対にないことだけど、アメリカではそれが普通なことに驚きました。こういった日本とアメリカの文化の違 いを発見できたことは、僕にとってとても面白かったし、知らないこともたくさん見つけることができたので、本当に良かったです。

大好きなホストファミリー 鹿児島県古仁屋小学校6年 加治屋 愛花
このホームステイで一番感謝しているのは、ホストファミリーです。ホストファミリーは、ホストファザーとホストマザーの2人だった けど、2人にとってもかわいがってもらいました。土日になるとプールに入れてくれたり、いろいろな所に連れて行ってくれたり、ご飯を 作ってくれたりと、とてもお世話になりました。私が泣いている時は一生懸命励ましてくれて、私はそんなホストファミリーが大好きです 。最初は、早く3週間経って欲しい、もうここには居たくないと思っていましたが、ホストファミリーのおかげで、3週間やっていけたん だと思います。いつも何かをしてもらってばかりだったけど、私は感謝の気持ちを形にして伝えられたでしょうか。大好きなホストファミ リーと別れるのは辛いけど、教えてもらったこと全部を家族や友達に伝えていきたいです。ホストファミリー、本当にありがとう。

素敵な家庭と素敵な私 沖縄県昭和薬科大学附属高校1年 平仲 凪
アメリカでは、いろんなものが日本と違っていて刺激的でした。アメリカの社会に触れることで改めて日本を客観視することができたと 思います。このホームステイで一番私の中で大きいのは、ファミリーの存在です。ファミリーは私の中でもう本当の家族です。嬉しい時や 楽しい時は一緒に笑って、悲しい時は寄り添いあって、たまにはケンカもしました。正直、たった1カ月間のステイでこんなにもファミリ ーの存在が大きいものになるとは思っていませんでした。私はアメリカに来ていろいろなことを学びました。まず、いつも笑顔でいようと 思いました。悲しい時、みんな"Don't be sad! Smile!"と言ってくれました。笑顔でいると、悲しい気持ちもマシになります。 それに、他の人がニコニコしていると、こっちまで笑顔になってしまうので幸せが広がります。笑顔の力ってすごいなと思いました。次に 、もっとお手伝いをしようと思いました。日本にいる時は、家事の手伝いを何もしていなかったけど、アメリカで自分のことは自分でやる ことを通して、お母さんの大変さを知りました。そして、自分の考え、気持ちをちゃんと表現しようと思いました。アメリカでは、日本で はあまり言えないようなことをみんな普通に言います。例えば、"I love you."や"You are sweet."などです。そん なことを日本で言うのは恥ずかしいけど、思いを伝えるのは大事なことだと思います。"Thank you."や"Excuse me."、"Please."をアメリカの人はちゃんと言います 。自分を振り返ってみると、特に家族などの親しい人にはこれらのことを言えていないなと思いました。日本に帰ってから、ちゃんと自分 の気持ちを伝えようと思いました。最後に、自分をもっと大切にしようと思いました。「自分のここが好きじゃない!」とか、自分を責め るような言葉を口にすると、相手の方が悲しそうな顔になって、「あなたは素敵な人よ。それを忘れないで。」等と言ってくれました。そ れに、みんながちゃんと思ってることを言ってくれるので、自分は自分でいいんだなと思えました。もっと自分に自信を持ってと言われた ので、ちょっとずつ頑張ろうと思います。このステイで、ものの考えが180度変わりました。成長できたと思います。このステイで学んだことを活かして、もっと素敵な人になりたいです。

一生の宝 鹿児島県吹上中学校2年 窪田 佑奈
私はこのホームステイですごく自立できたと思います。なぜなら、例えば私は今まで朝起こしてもらっていたけど、アメリカに来てから 、ホストファミリーだけど他人と生活するんだと常に意識して生活するようにしました。ホストファミリーは何かと優しくしてくれたけど 、「自分のことは自分でする」と思って、ランチも自分で作ったし、自分の洗濯物は自分で洗ったし、朝も自分で起きました。それでも大 変な時は、自分の知っている単語や辞書を使って伝えました。ホストファミリーはとても親切で、絵やジェスチャーを使って私にいろいろ 教えてくれました。このホームステイで、自分がいかに日本の家族に甘えていて、家族がいかに自分にとって大切な存在だったのかがわか りました。毎日楽しい日々でしたが、たまにホームシックになったりしました。何もせずぼーっとしていると、日本の家族を思い出し、涙 が止まらなくて、「日本に帰りたいです。」と言って、ホストファミリーを困らせたりしました。そんな時、ホストファミリーが「あなた はとても勇気がある。」と言ってくれました。「なぜ?」と聞くと、「あなたは13歳なのに1人でアメリカに来たんだから。」と言われま した。その一言で、「そうだ!私は強いんだ!」と自信がつき、ホームシックも治ってしまいました。こんなにも優しくしてくださったの に、私はお返しがちゃんとできていたのか心配でした。でも、最後のお別れの時に、「私たちは、毎日幸せでした。」と言ってくれました 。その言葉を聞いた瞬間、安心と寂しさで涙が溢れました。ホストファミリーと離れるのは、想像以上に悲しかったです。このホームステ イで学んだこと、感じたこと、思ったことは、私の一生の宝です。アメリカであった全てのことに感謝して、これから日本で、もっと英語 やいろいろなことを頑張りたいです。

異文化に触れて 沖縄県渡嘉敷中学校2年 嵩原 宇宙
最高の1カ月でした!自分を知っている言葉では他人に伝えきれない程、楽しくて、うれしくて、何より驚きに満ちた1カ月間を過ごし ました。アメリカに来た日に、教会のテントでイヴォンヌにもらったハンバーガーを食べながら、みんなのホストファミリーはどんな家族 か、優しくしてくれるか、ソファで眠れとか言われないか…、今考えたら本当にしょうもない心配ですが、あの時は本当に不安でした。し かし、そんな心配とは裏腹に、家族のみんなは僕にとても優しくしてくれて常に気にかけてくれていました。しかし、決してお客様扱いする訳でもなく、まるで何年も前から僕がいたかのように接してくれました。僕は、そのことがうれしくてたまりません でした。スタディーセンターの活動の中で最も楽しかったのは、やはり終日研修でした。中でも、シアトルでの終日研修では、ストリート パフォーマンスを見たり、ガムウォールに行ったり、馬に乗った警察官を発見したり、新鮮な驚きがたくさんありました。この1カ月間、 異文化に触れて今までの自分のいろいろな常識がひっくり返されてしまいました。洗面所と風呂場は同じ部屋だし、暗くなるのは9時くら いだし、寝る時間なんか驚くほど早いし…。今までの自分の世界がどれだけ小さかったか思い知らされました。今回、このプログラムに参 加することができたて本当に良かったと思っています。皆さん本当にありがとう!絶対、また戻ってきます!!

果敢に挑戦すること 宮崎県檍中学校3年 松本 晏奈
私がこのホームステイで学んだことは、「挑戦することの大切さ」です。初めてアメリカに来て自分のホストファミリーの家に行った時 に、マリアさんが英語で何か私に言ったんですが、何と言っているのか全くわからなくて黙っていました。すると、マリアさんは困った顔 をしていました。その時、改めて「意思表示をしないといけない。」と思いました。でも、英語の発音とか文法とかが合っているかどうか 、そんなことがすごく気になって、どうしてもしゃべれませんでした。そんなことが2日くらい続いてどうしようと思っていると、ホスト シスターのマロニスが「遊んで!」と言ったので、「いいよ」と言って遊びました。私は不安だけど英語をしゃべってみようと思って、で きるかぎり英語をしゃべりました。すると、発音とか文法とかが合っているかはわからなかったけど、その時はとにかく楽しくて、「しゃ べってみればいいのか」と思って気が楽になりました。次の日から、私は他のホストファミリー達とも、単語を並べたり知っている文法を 使ったりして一生懸命話しました。いつも意味が通じているのかハラハラしたけど、だんだん自信がついて普通に話せるようになりました 。挑戦することって大切だなとその時思いました。あの時頑張ってマロニスと話をしていてよかったと思いました。自分で限界を決めてし まわずにやってしまえば、意外と楽しめたりするものだということがよくわかる体験になりました。

気持ちを大きく変えた体験 大分県大分鶴崎高校1年 濱矢 拓己
「アメリカには行きたくない。」これがアメリカに行く3カ月前の僕。僕は英語がとても苦手で嫌いなので、日本語が通じない外国には 行きたくないと思っていました。しかし、親からとても勧められ、「もう高校生だから、アメリカに行っても心配ないだろう。」と言われ 、行きたくないという思いのまま、とりあえず説明だけ聞こうかなと説明会に行きました。説明会会場では、「え、まさか!」という思い でした。というのは、会場には中高生だけではなく、とても小さい小学生がいたからです。それを見て、僕の気持ちが少しゆ
れました。説明を聞いているうちに小学生が3週間コースに参加すると聞いて、一気に気持ちが逆転しました。そして、「アメリカ」と いう地がとてもおもしろそうに思えました。結局参加することになったけど、英語が苦手で嫌いなので、勉強する気が全く起きませんでし た。それに僕は「会話くらい簡単だろう。」と思い、英語のCDを何回か聞き流しただけで日本からアメリカへ飛び立ってしまいました。サ ンフランシスコ空港からステイ地までバスで移動し、目的地の教会に着きました。外は暗くてどのくらい人がいるのかも分かりませんでし た。けれど、僕にはホストファミリーが見えていました。なぜなら画用紙に「Welcome Takumi」と書いていたのが、バスの窓から見えてい たからです。ホストファミリーと会うとやはり緊張してほとんど何も言えませんでした。英語は知っているのになぜか言葉で表せませんで した。そして小さい子どもがものすごく早口で質問してくるから訳が分かりませんでした。ただYes、Noとしか言えませんでした。その時 「もっと勉強していけばよかった。」と後悔しました。それでも日が経つにつれてコミュニケーションが取れるようになりました。ホスト ブラザーと一緒に過ごしたり、ほとんど毎日家の手伝いをしたりしました。簡単なお手伝いだったけど、ホストファミリーに恩返しがした かったのです。ホストマザーからは何度も「Thank you.」と言われました。遊んで、手伝って、遊んで、を繰り返しているうちに、いつの 間にか1カ月が経っていました。今思うと、1カ月はとても早く、ぼーっとしていた時間がとてももったいないと思います。最初は行きたく ないと思っていたけれど、今はもっと行きたいと思っています。こんな機会をくれた両親と祖父母にとても感謝しています。

自分のことは自分でやる 長崎県長崎大学教育学部附属中学校2年 荒木 千夏
私は今回ホームステイをして、アメリカに来る前より、「自分のことは自分でやる」ということの大切さ、みんなと協力して何かを成し 遂げることの大切さを学びました。ホストファミリーは日本の親と違って、自分の服を自分のタンスに綺麗にたたんで入れてくれるという ようなことはしてくれません。だから、アメリカでは、自分で時間を上手く見つけて、自分で綺麗に整理整頓しなければいけません。また 、サヨナラパーティーの時に、みんなで協力して飾り付けをしたり、ホストファミリーと一緒に料理をしたりしたことは、必ず将来の役に 立つと思いました。それから、1カ月親と離れて生活することで、親の大切さやありがたさがよくわかりました。日本では、よく反抗した り、言うことを聞かなかったりすることがあったけど、アメリカに行って自分のために言ってくれていたんだなと思いました。親だけでな く、兄弟のいるありがたさも実感しました。ホストブラザー、ホストシスターと毎日一緒に遊んでいると、嫌なことやつらいことを忘れる ことができて、自分の悩みの小ささに気づき、「大きな心でいこう!」と思うことができました。

心に残る体験 鹿児島県玉江小学校6年 杉山 慶樹
このホームステイで、「消防署の見学」や「アイスクリーム工場の見学」や「植物を植えたこと」が心に残り、しかも勉強になりました 。消防署では、入り口付近にはほとんど荷物がなくて、急に火事になっても、すぐに出発できそうでした。ベッドから起きて消防車に乗る まで、約1分と聞いて、とても素早く行動ができそうだと思いました。アイスクリーム工場では、いろいろな味のアイスクリームの素があ って、おいしそうでした。アイスクリームの素はトロトロになった液体で、それにシロップをかけて、冷蔵庫の中に入れて冷やしました。それを形にすれば完成です。出来たアイスクリームは大きくて、しかもおいしかったです。あと、豆を植えたのですが、 アメリカのカリフォルニア州には植物が多いので、酸素が一番多くて、空気がとてもおいしいです。僕はそのことを知っていたので、とて も大きい葉ができて、大きい豆になってほしいと、心をこめて土をかぶせ、毎日水をやった結果、葉が出てきました。とてもうれしかった です。そして、その豆の葉と土を全部ホストファミリーにあげました。すると、ホストファミリーがとても喜んでくれて、ハグしてくれま した。とてもすがすがしい気分で、とてもいい気持ちでした。これでひとつまたいい事をしたなと思っています。

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ホームステイの実態調査「参加者の意見」もご覧ください。

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