国際理解の学習の仕方を具体的に指導する

ホームステイに参加するだけで、国際理解学習ができると考えるのは、保護者の皆様を始め、学校の先生方、また、数多くの参加者達が考える最大の誤りです。 しかしながら、現在でもホームステイに参加しさえすれば、国際色豊かな体験ができるものと、誤解され続けております。 ただ漫然と、ホームステイに参加しても、参加者は言葉も理解できない中で、ホストファミリー宅の生活では時間を持て余し、結局は、自分の部屋で過ごすことが多くなり、日記を書いたり、日本に手紙を書いたり、日本の宿題に追われたりする現実が数多くあります。 そして、グループの友達や一緒にいる日本人の仲間と過ごすことに喜びを感じます。 もちろん、これは日本から留学する多くの学生や社会人の場合でも同様ではあります。 センターでは国際理解教育の専門業者として、このことは声を大にして申し上げたいと思います。 実際に異文化理解学習や国際理解学習をするためには、事前にその方法の指導を受け、現場であるホストファミリー宅や学校、また訪問先や研修の場において、それを具体的に実践しなければなりません。 センターは、オリエンテーションにおいてその異文化体験学習方法まで指導します。

期間中の様子は、センターのホームページで公開している

期間中、現地での活動内容を、センターのホームページ上で公開しております。 内容は、参加者や現地の先生、引率指導者の現地の様子が分かる写真や動画、日記形式の活動報告を中心として、グループごとにアクセスできるようにしています。 参考までにこれまでの活動報告の記録は、ホームステイアーカイブをご覧ください。

目的は異文化理解と自立に基づく人材育成

このプログラムの目的は、異文化理解と自立に基づく人材育成です。 国際交流は手段であると考えており、目的ではありません。 日本を離れ、家族と別れ、異言語下の他人の家庭で生活しながら、自己を見つめ、異文化と自文化を考えるためのプログラムです。

午前9時から午後4時までスケジュールが組まれている

このプログラムは、午前9時から午後4時までスケジュールが組まれております。 授業、社会見学、文化交換会、レクリエーション、終日研修と、アメリカの生活が様々な方面から体験できるようになっています。

オリエンテーション(事前研修会)が充実している

このようなプログラムで最も大切なことは、説明会やオリエンテーションが、どの程度の時間と内容で行われているかということです。 このプログラムでは、事前の説明会、またプログラムが開始する前のオリエンテーションが十分に組まれています。

ホストファミリーはボランティアによる受入れ

一般的に、ホストファミリーには、日本の下宿と同様、お金をお支払いするものと、ボランティアによる場合の2通りがありますが、このホームステイは基本的にボランティアによるファミリーによって成り立っているプログラムです。 但し、受入れのために余分に発生する費用の補助が行われることもあります。

危機管理の指導を行う

センターでは、異文化の生活を「文化的戦場」として捉えています。 すなわち、ホームステイは「文化的戦場」に赴くことであり、異なることを常態と考えます。 そのため、参加者への指導の一つに「危機管理」があります。 この危機管理のあり方は、センターが独自に作成したものに基づいて、オリエンテーションで行います。

教育的なプログラムである

決して観光旅行ではありません。 参加者は出発までに課題英会話文を利用して学習できます。 また、現地での授業や宿題は生徒のレベルにあわせて行われます。 そして、宿題などもホストファミリーと一緒にやるようなものが毎日出されます。