●人材育成を目的とした、総合的異文化学習プログラムである

若い年代のうちに異文化を体験することほど価値のあることはありません。日本とは異なる言語、文化、生活習慣、価値観をもつアメリカにおいて、言葉と心のふれあいにより、相互理解を深めることで、異なる価値を受け入れ、世界標準というものの考え方のできる人材育成を目的としています。

●教育的なプログラムである

「ホームステイは、児童・生徒の観光旅行になってはならない。」というのがセンターの一貫したホームステイの理念です。ただし、近年ではホームステイすることそのものが目的化してしまい、ホームステイをした経験だけで満足しているのが現状です。センターでは、ホームステイを通して、何をどう学ぶのかということが最も重要であると考えています。センター独自の事前学習に取り組むことで、ホームステイを、ただ単に「～が楽しかった」という思い出にするのではなく、「～から～を学んだ」という実質的に身になる何かを得て欲しいと思います。

●オリエンテーション（事前研修会）が充実している

渡航前に実施されるオリエンテーションでは、徹底した異文化学習の指導と自文化紹介のための方法、ホームステイにおける学習の仕方や危機管理についての説明を行います。このオリエンテーションの内容を忠実に実行すれば、成果の多い異文化学習が体験できます。

●期間中の様子をホームページ上で公開する

このプログラムでは、ホームステイ期間中の日本との国際電話や、携帯電話・スマートフォン等の持参を禁止しています。日本の家族・知人と米国にいる研修生が、直接連絡を取り合うことはできませんが、研修生が活動に取り組み、現地の方々と交流する様子は、同行する引率指導者から、写真や動画、活動報告レポートという形で送られ、それらをセンターのホームページ上に掲載します。