Port Orchard情報
引率者:新里 美香代 先生 (霧島市立国分南中学校)
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Port Orchard地図
Port Orchard引率者レポート
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出発からホストファミリーとの対面まで ~ホームステイ初日の記録~
いよいよ出発の日。早朝、鹿児島空港に集合したポートオーチャードとオークハーバーのメンバーたちは、保護者の方々に見送られながら出発式を行いました。家族との別れの時間には、ハグや写真撮影、温かい言葉のやり取りが見られ、生徒たちが大切にされ、期待されていることが伝わってきました。
バスに乗り込み、福岡空港へ移動。車内ではリラックスして話す人や静かに過ごす人、それぞれが思い思いの時間を過ごしていました。福岡空港で合流した他のメンバーとともに、濵田さんの指示のもと搭乗手続きへ。今回利用したのは、台湾のスターラックス航空。スヌーピーとコラボした可愛らしい機内サービスに心が和みました。
出国手続きを終え、飛行機に乗り込んだ一行は、まず台湾へ。空港での待ち時間には、すでに生徒同士の交流が深まり、笑顔があふれていました。できるだけ多くの人と関わってほしいので、毎日全員がお互いに会話できるといいですね!その後、約10時間のフライトを経て、無事にシアトルに到着。 入国審査では緊張感が漂いましたが、全員が無事に通過しました。Good Job!
空港では、イボンヌ先生とレイチェル先生が出迎えてくださり、写真撮影後、バスでスタディセンターへ移動。ホストファミリーとの初対面では、笑顔とともにハグや握手が交わされ、温かい歓迎ムードに包まれました。ポートオーチャードは、静かで、ゆったりとした空気感を感じました。 そこまで大きな建物があるというよりかは、自然豊かで住みやすそうな街という印象を受けました。
これから3週間、それぞれの目標や思いを胸に、アメリカでのホームステイが始まります。不安や緊張もあるかもしれませんが、すべてが成長のチャンス。挑戦する気持ちと、思いやりを忘れずに過ごしていきましょう。
長旅お疲れさまでした。明日はウェルカムパーティ、週末はゆっくり休んで、リフレッシュしてくださいね!
0726 Welcome Party
ホームステイ2日目の土曜日、午後12時から公園でWelcome Partyが開催されました。ホストファミリーの皆さんが、手作りの料理や果物、お菓子などを持ち寄ってくださり、温かい雰囲気の中でのパーティーとなりました。自分の好きなものを好きなだけ取り、みんなで円になって食事を楽しみました。天気にも恵まれ、みんなで食べるランチは格別においしく感じられました。
食後は、バスケットボールやサッカー、バレーボールなどで一緒に遊びました。参加した生徒たちだけでなく、ホストファミリーの皆さんも一緒になって楽しむ様子が印象的でした。同じくらいの年齢のホストブラザーやホストシスターもおり、スポーツを通じて自然に交流が生まれていました。スポーツが得意な人も多いようで、自然と笑顔が溢れていました。たくさんの人と関わることができた1日となりました。
ホストファミリーの皆さんが温かく子どもたちを見守ってくださり、楽しい時間を共有できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。たくさん遊んだあとは、それぞれのホストファミリーとゆっくり過ごしました。
0728 オリエンテーションと体操体験
いよいよ学校生活がスタートしました。提出された日記からは、充実した週末を過ごしたことがよく伝わってきます。ホームシックを感じながらも、自分がアメリカに来た目的を改めて見つめ直し、前向きに過ごそうとする姿勢が感じられました。仲間同士で助け合い、励まし合いながらこの数日間を過ごしています。
この日は、まずオリエンテーションが行われました。レイチェル先生とイボンヌ先生が、アメリカでの生活に必要なルールや学校周辺の案内を英語で説明してくださいました。みんな緊張しながらも、英語での説明を一生懸命聞いていました。これから少しずつ、先生の問いかけにも笑顔で反応できるようになるとよいですね。
ランチタイムには少し緊張もほぐれ、笑顔で会話する姿が見られ安心しました。短い時間でみんなが仲良くなっている様子に、とても驚いています。異年齢の仲間と協力しながら、多くのことを学び、感じていってほしいです。
午後は体操体験の時間でした。現地の同年代の生徒さんたちがデモンストレーションを行い、トランポリンや平行棒、鉄棒などを教えてくれました。生徒たちはその技に大興奮!最初は難しそうにしていた人も、徐々に慣れてきて楽しんでいました。難しい技にも何度も挑戦したり、自らアドバイスを求めたり、英語で積極的に話しかけたりと、自主性が多く見られました。せっかく同年代の仲間がいるのですから、どんどん話しかけて交流してほしいですね。
汗をたくさんかきながら、みんなの笑顔があふれる素晴らしい時間となりました。丁寧に指導してくださった先生方に、心から感謝しています。
その後は、1ドルショップに行きました。何を買うのか見ていると、飲み物やスナックを買う人が多く、特に人気だったのがハート型のサングラス!みんなで仲良く試着しながら、おそろいで購入する人もたくさんいました。シアトル旅行にかけていくそうで、今から楽しみですね!
スタディセンターに戻って解散となり、今日は初めての宿題が出ました。家に帰ったら、ホストファミリーのサポートを得ながら取り組むことになります。
あっという間の一日でした。英語漬けで頭がいっぱいになった人もいるかもしれませんが、体をたくさん動かして、リフレッシュできたことと思います。英語での生活には少し不自由もありますが、仲間と過ごす中で、少しずつ英語が増えていくといいですね。
明日も笑顔あふれる一日になりますように。皆さんのさらなる成長を楽しみにしています。
0729 消防署訪問・アメリカのお金の勉強・アメリカの遊び体験!
今日は盛りだくさんの一日でした。午前中は消防署を訪問し、午後はアメリカのお金の学習やゲーム体験をしました。
◆消防署訪問
消防署に到着すると、職員の方が館内を案内してくださいました。普段は見ることのできないキッチンや仮眠室の紹介もあり、皆興味津々でした。外では、消防車の説明を聞き、運転席や助手席に乗せてもらう体験もありました。大きな消防車に乗るみんなの表情は、まるで小さな子どもに戻ったようで、とても無邪気でした。 そんな中、ウミカさんが「体調が悪い」と駆け寄ってきました。寒さと頭痛があるとのことで、すぐにレイチェル先生と情報を共有。消防署の方に水を用意していただき、日本人のホストファミリーの方の車で休ませてもらうことになりました。薬を飲み、水分を多く取るように伝え、しばらく横になって様子を見ることに。 他の生徒たちはその後、消火器やホースを使った放水体験を行いました。憧れの消防士さんと一緒に水をかける体験に、みんなわくわく! お互いに写真を撮り合い、声をかけ合いながら、貴重な経験を楽しんでいました。 最後には全員で集合写真を撮影。そして、なんとユウリくんが消防士さんに腕相撲勝負を申し出ました。快く応じてくださった消防士さんとの対決、結果は……ユウリくんの勝利!優しい消防士さんが、勝利を譲ってくれたのでしょう。素敵な思い出となりました。
◆スタディセンターに戻って
スタディセンターに戻ると、ウミカさんも少し元気を取り戻して合流。仲間たちも心配し、お菓子やフルーツを分けてあげていました。体調的には帰宅して休んだ方が良いのでは……とも思いましたが、ホストファミリーの迎えの関係で、午後も一緒に過ごすことに。レイチェル先生がスポーツドリンクを買ってくださり、しっかり水分補給を促していました。昼食後には少しずつ笑顔も戻り、活動にも参加していました。よくがんばりました!
◆午後:お金の勉強・リスニング・ゲーム体験
午後はまず、アメリカのお金について学びました。実際のコインを見ながら、「いくらか」「どう読むか」などを教科書に書き込みつつ学習。今後の買い物にも役立ちそうです。 次はリスニングの時間。数字の聞き取りでは、ジュンペイくんがイボンヌ先生に「One more, please!」と何度も聞き直していました。わからないところは積極的に質問する姿勢が素晴らしく、場の雰囲気も明るく和ませてくれました。
休憩のあとは、アメリカのカードゲーム・ボードゲームを体験しました。遊んだゲームは以下の通りです:
・Domino(ドミノ)
・BANDU(バランス積み木ゲーム)
・UNO
・Connect Four(縦型の五目並べ)
・Spoons(カードを4枚揃えてスプーンを取るゲーム)
・Jenga(ジェンガ)
・HEADBANZ(カードを頭にのせて単語を当てる推測ゲーム)
どれも大盛り上がりで、途中からはホストファミリーも一緒に参加し、和気あいあいとした楽しい時間となりました。
◆絵本の読み聞かせ練習
ゲームの後は、翌日のボランティア活動に向けた「絵本の読み聞かせ練習」を行いました。TCやホストファミリーが発音や読み方を丁寧にチェックしてくれて、生徒たちもきっと自信をつけたことでしょう。明日の本番が楽しみです。
◆心の成長も感じた一日
みんなの日記を読んでいると、ホームシックを感じている様子もうかがえます。中には、ホストファミリーから「日本の家族に電話してみる?」と聞かれても、「電話すると会いたくなってしまうから」と断った人もいました。その姿勢に、強い意志と自立心を感じ、感心しました。
0730 ボランティア活動とコースター作り体験
今日は、みんなが楽しみにしていたボランティアデー。
朝はスタディセンターに集合し、絵本の読み聞かせや折り紙の練習を行いました。子どもたちにプレゼントするために、折り紙を丁寧に折る姿が印象的でした。
中でもアイコさんは、日本から絵本を持参し、事前に英語で練習を重ねてきたそうです。読み聞かせに向けたその準備と熱意に、心から感心しました。
◆Noah's Ark Pre-school 訪問
準備が整ったら、みんなで**「Noah's Ark Pre-school」**へ出発!
ここは、生後1ヶ月から5歳までの子どもたちが通う、家庭的で温かな雰囲気のキリスト教系の保育施設です。
到着後、3~4人ずつに分かれて年齢別のお部屋へ。少し緊張しながらも、さっそく読み聞かせが始まりました。かわいらしい幼児たちに囲まれながら、自信を持って読み進める姿が見られました。
アイコさんはジェスチャーを交え、動きのある絵本を見せながら、生き生きと語りかけていました。とても素晴らしかったです。
小さな子どもたちの心をつかむのは簡単ではなかったはず。でもみんな、持っている英語力を精一杯使い、積極的に話しかけていました。その姿勢に拍手です。
◆折り紙タイム!一緒に遊ぶ時間
次は、折り紙の時間。鶴やかぶと、紙飛行機などを、子どもたちに優しく丁寧に教えていました。時には一緒に手を取りながら、ゆっくり折り進めていく姿も。
廊下では紙飛行機を飛ばして大盛り上がり!その後も、パズルをしたり、お絵描きや文字を書いたりと、自由に楽しく遊んでいました。
名前を聞くと、嬉しそうに自分の名前やスペル、年齢を教えてくれる子どもたち。かわいい笑顔に、みんなもきっと癒されたことでしょう。笑顔の輪が広がる、温かいひとときでした。
◆別れの時間
あっという間に楽しい時間は過ぎ、お別れの時がやってきました。
中には、帰る時に泣き出してしまう幼児もいて、みんなも後ろ髪を引かれる思いで保育園を後にしました。
午後:学びとアートの時間
スタディセンターに戻り、ランチを終えた後はクラスタイム。
まずは英語の学習から。自分で調べた単語の意味をみんなの前で発表し合いました。語彙力も少しずつアップしているようです。
続いて、「W-A-S-H-I-N-G-T-O-N」の各アルファベットにちなんで、ワシントンで見たものを英単語で書き出すアクティビティも実施。
ただ、少し疲れが出てきたのか、眠そうにしている人もちらほら……。
◆シアトル旅行のオリエンテーション
そのあとは、明日のシアトル旅行に向けた注意事項の説明を受けました。
みんなが心待ちにしている旅行を、安全に楽しく過ごすために、大切なルールが伝えられました。
現金は 100ドル以下
歩きやすい靴を履く
走らない・ボディタッチしない
博物館の展示物には触れない などなど…
ひとりひとりがルールを守ることで、グループ全体の安心・安全につながります。思い出に残る一日になるよう、心から願っています。
◆英語でフルーツバスケット!
休憩の後は、お楽しみの英語版フルーツバスケット!
"Banana!" "Apple!" "Grape!" などの単語が飛び交い、椅子取り合戦は大盛り上がり!キャーキャーと楽しむ声があふれ、思い出に残る時間になりました。
◆世界にひとつだけのコースター作り
最後は、クラフトタイム。
それぞれが選んだ色や絵で、オリジナルのコースターを作成しました。飾っても良し、ホストファミリーにプレゼントしても良し、日本に持ち帰っても素敵な思い出になります。
中でも人気だったのは「ウミガメ」のオーナメント。作品を見渡すと、海をモチーフにしたデザインが多かった印象です。みんなの個性とセンスが光る、素敵なクラフト作品が勢ぞろい!まさに“隠れた才能”が花開いた時間でした。
◆心の中にも、小さな成長
アメリカ生活も、今日で5日目。
日記には、ホストファミリーとの食事のことや放課後の出来事などが丁寧に書かれており、たくさんの経験をしている様子が伝わってきます。
でも、日記に書かれない思いも、きっとそれぞれの心の中にあるはずです。みんなでいると明るく元気に見えるけれど、不慣れな環境の中で、日々チャレンジし、努力し、我慢しながら頑張っている姿が垣間見えます。
確実に、ひとつひとつ成長している——そんな実感を抱いています。
◆明日はシアトル旅行!
そしていよいよ明日は、待ちに待ったシアトル旅行!
みんなの笑顔にまた会えることを楽しみにしています。最高の思い出を作れますように!
Stay tuned!!
0731 シアトル日帰り旅行記〜スペースニードルも!MoPOPも!ガムの壁まで満喫した1日
今日はシアトルへ、みんなで日帰り遠足に行ってきました!訪れたのは、スペースニードル、MoPOP博物館(Museum of Pop Culture)、そしてパイクプレースマーケットという、シアトルの名所がぎゅっと詰まった充実のプランでした。
◆シアトル到着!
朝、バスに乗って約1時間半。道中、Girls group、Boys group それぞれが会話に花を咲かせ、笑顔がたえない時間となりました。シアトルの高層ビルが見え始めた瞬間、車内は一気に盛り上がり、写真撮影大会に!ポートオーチャードののどかな景色とはまた違う、都会的で洗練された街並みに、ワクワク感が高まりました。
まず最初は、スペースニードルが見える場所で全体写真を撮影。少し肌寒い朝でしたが、みんなサングラス姿で決めていてとてもかっこよかったです。
◆MoPOP博物館でカルチャー体験!
続いて向かったのは、ポップカルチャー専門の博物館「MoPOP」。建物自体が有名建築家フランク・ゲーリーによる独特なデザインで、未来感あふれる外観も印象的でした。
【主な見どころ】
音楽展示:ジミ・ヘンドリックスやニルヴァーナなど、シアトル出身の伝説的ミュージシャンに関する展示がずらり。
映画・TVコーナー:スター・ウォーズ、ロード・オブ・ザ・リングなどの実物小道具がずらり。
ゲーム体験ゾーン:歴代ゲーム機の展示に加えて、実際にプレイできる体験型ブースも。
サウンドラボ:楽器体験ができる音楽ブースは、音楽好きにはたまらないスポット!
また、ホラー映画の展示エリアでは、お化け屋敷のような雰囲気にちょっとドキドキ。みんなで恐る恐る中に入っていき、ちょっぴりスリルある体験もできました。
最後はショッピングタイム。ドラゴンボールやワンピースの英語版マンガ、キーチェーン、ネックレス、キャンディーなど、個性的なお土産をゲットして大満足!
◆芝生でランチタイム
博物館の後は、スペースニードルの見える芝生エリアでランチタイム。
Boys groupはみんな一緒に、Girls groupは小グループに分かれて、それぞれゆったりした時間を楽しんでいました。
◆パイクプレースマーケットと“ガムの壁”
午後は、シアトルの名所・パイクプレースマーケットへ移動。途中で立ち寄ったのは、あの有名な「ガムの壁」!
遠くから見るとアートのような美しさ。でも近づくと、実はチューイングガムがびっしり貼られていてびっくり!最初は戸惑っていたみんなも、次第に勇気を出して、自分のガムを壁にペタリ。ちょっと変わった思い出ができました。
◆自由時間とお土産ショッピング
最後の約45分間は、自由行動の時間。スターバックス1号店へ向かう人も多かったですが、長蛇の列のため断念したグループも。とはいえ、キーチェーン、ポストカード、Tシャツ、パン、ジュースなどなど、短い時間で上手に買い物を済ませていて感心しました。
ホストファミリーにシェアするためにパンを買っている人もいて、優しさが伝わってきました。
◆帰りのバス&まとめ
最後に集合写真を撮って、バスで帰路へ。誰も迷子になることもなく、トラブルもなく、時間をしっかり守って行動できたのがとても素晴らしかったです。
◆今日の感想
シアトルの魅力がぎゅっと詰まった、とっても楽しい一日でした。ショッピングの時間がもう少しあったら…と思う人もいたかもしれませんが、それもまた次回への楽しみですね。
今日は、ホストファミリーとたくさん思い出話をしてくれるかな!
そして、明日は「ハッピーフライデー」!残りのプログラムも楽しんでいきましょう!
Stay tuned!!