2 Apr 2018

34期生の皆さんへ：

日本では桜の開花の季節となりまりました。それは最も日本的な季節感あふれる光景であり、千年以上も前から昔の人たちが最も愛した情緒であり、今の人たちもまた、心新たにすることのできる季節でもあります。

一年前、皆さんは鹿児島県薩摩川内市に集まり、あの地獄のような毎日続く研修、研修にうんざりしながら、6日間悩まされ続けました。

何のための留学なのか、
何のための相互理解なのか、
何のための異文化理解なのか、
何のための国際化なのか。

それまで、全く訳もわからなかった留学というものに対して、ぼんやりとそんな疑問と不安だけを抱いて帰宅した６日間だったと思います。そして、その疑問は留学して８ヶ月経ったいまでも心の中になお一層不可解な疑問として残っていることだろうと思います。

留学はどうですか。地獄ですか？天国ですか？
そんなことは、今はもうどうでもいいのです。
今の皆さんに大切なものは
「果たして、自分は一体何を学んだのか、そして、学んでいるのか」
という自己への常なる問いかけなのです。

皆さんと同じように、今年の３月に、ＭＮＣＣ高校留学第３5期生を対象にオリエンテーションを行いました。

残された時間を悔いのないように、前向きに過ごしてください。
Remember? Be positive, be active and smile!!!
Every wall is a door.

MNCC/酒井、内園