Monthly Message for students●●

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May 8th, 2018

34期生の皆さんへ:

もう5月ですね。皆さんのアメリカでの残された時間も、約1ヶ月になりました。今皆さんの心の中は、もうすぐ日本の家族や友達に会えるという嬉しい気持ちと、アメリカの家族や友達との別れを悲しむ気持ちの両方が混在している頃だと思います。中には、「自分は、この1年間で何を学んだのだろう。何か手に入れることができたのだろうか」と、不安や焦りを感じている人もいるかもしれません。皆さんがこの1年間で手に入れたことは、目には見えないものです。ですから、余計に不安にもなると思います。でも、自信を持ってください。皆さんは、1年間、よく頑張りました。胸を張って、最後の1ヶ月を過ごしてください。皆さんは、今までたくさんの人に出会い、いろいろな面でお世話になったと思います。最後の1ヶ月は、今度は、皆さんが「自分の周りの人に何ができるんだろう」ということを考えながら、過ごしてください。いつも感謝の気持ちを忘れないでください。

そして、ついに帰国日の話をする時がきました。皆さんの帰国便については、皆さん宛てに郵送しますので、手元に届いたら内容を確認してください。

さて、既にご存知の通り、皆さんと同じように高校留学を経験し、帰国後、英検準一級に合格した先輩方がいます。これは大変な快挙です。しかも、その中に、留学時、高校一年生だった先輩も何人かいます。このことを考えると、帰国後に英検の準一級を取得するということは、現在留学中の34期生の皆さん全員にとっても、大いに達成可能な目標であると言えます。また、英検準一級の取得が、帰国後、日本で大学進学を希望する者にとって有利に働くことは間違いありません。事実、推薦入試などで、数多くの大学が、「英検準一級取得」を受験資格の一つに挙げています。さらに、帰国後英検の準一級を取得することで、皆さんは今回の留学での英語学習における一定の成果を、記録として残すことができます。合格したという事実が、皆さんの約一年に亘る英語学習での地道な努力を証明してくれるわけです。

日常会話に困らなくなってきた今だからこそ、初心に戻り、今の自分に満足することなく、常に向上心を持ち続けてほしいと思います。会話をする時は、単調な表現を繰り返し使うのではなく、別の違った言い回しに挑戦してみましょう。意識的にニュースを見たり、新聞を読んだりするのも、より高い英語力をつけ、より深く広い知識を養うためには有効かもしれません。いずれにせよ、34期生の皆さん一人一人が、留学当初の目標を見失うことなく、先輩の輝かしい記録を塗り替えるつもりで、今後とも積極的に英語学習に取り組んでくれるよう願っています。

それでは、残された日々を、悔いのないように頑張ってください:)

MNCC/内園、酒井

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