35期生の皆さんへ 学校生活も約二ヶ月が過ぎました。皆さん元気に頑張っていることと思います。アメリカでの生活リズムにもすっかり慣れて来た頃でしょう。学校での授業も実技の方や数学などは、もう問題ないのではないですか?(数学の文章問題に少し苦労しているかも知れませんが…)しかし、英語、社会(歴史、政治、地理)や理科(生物、科学、物理)などの授業では、皆さん、かなり苦労しているようです。必修科目に入っていますので登録変更も出来ないのが実状です。皆さんは、もう実践していると思いますが、授業中分からない所は、分からないまま放っておいてはいけません。その授業の先生によく相談する事が必要です。皆さんが、積極的に学ぼうとする姿勢を見れば、先生も親身に指導してくれると思います。宿題をする場合にも、専門用語の意味が辞書に載っていないとか、意味がとれない場合もでてくるでしょう。そのような場合は、同じ授業をとっている友達に教えてもらったり、ホストファミリーに助けてもらうのも、一つの手段でしょう。とにかく、条件はみんな同じです。慣れるまで努力するのみです。I know you can do it!!! さて今月は、友達作りについてアドバイスしたいと思います。「友達が欲しい。」みなさんのレポートの中に何度も出てくる言葉です。こればかりは、待っていてもできるものではありません。自分で友達になるきっかけを作らなくては何も始まりません。学校で同じ授業を取っている人に話しかけてみたり、部活など課外活動に参加し、そこで友達を探すのもいい方法です。アメリカ人でも日本人でも、何か一つでも趣味が一緒だったり、興味・関心を持っていると自然と友達になれるものです。しかし、黙っていては友達は出来ません。自分からとにかく話しかける事です。初めは、挨拶をかわすぐらいからでもいいと思います。日本にいろんな人がいるように、アメリカにもいろんな人がいます。時には、話しかけても「自分は、日本人が嫌いだ」と差別される事もあるでしょう。しかし、みんながみんなそういう考えを持つ人ばかりではありません。尻ごみせずにTryしてみて下さい。何事も経験です。 アメリカには、いろんな人種、文化が混在しています。それぞれの文化的背景(観念、価値観、生活様式)の違いを尊重しようとする努力が、皆さんには求められているのです。それと同時に、日本人として自分の国を外側から客観的に見つめてみるいい機会を持つ事になります。そう考えてみると、友達との交友関係からもいろんな事が学べると思いませんか? 先輩達も体験してきていますが、学校の友達が話しかけてくれた時に、聞き取れなくて、何度か聞き返したものの理解できず、最後には"Never mind."とか"Forget it."と言われる。経験ありませんか?または、自分から英語で話してみたものの、「ん?」と肩を竦められて、首を横に振られて、「I don't know what you are saying.」と言われる。辛いですよね。初めてそう言われた時は、とてもショックを受けるかもしれません。でも、そこで諦めたら絶対にだめ。おそらく、ホストファミリーは根気強く、皆さんの話を聞いてくれたり、分かるまで繰り返し話してくれたりするかもしれませんが、teenagerは、それを面倒くさいと思う子たちも多いようです。一回や二回 "Never mind."なんて言われても、めげないように!勇気を出して、分かるまで聞き返す、分かってもらえるまで伝えるという、めげない度胸をつけてください。「自信がなくなった。」これもみなさんのレポートの中に出てくる言葉です。今は自信がなくて、当たり前です。この一年間で自信をつけるのです。まだ、始まったばかりです。笑顔を忘れず、頑張ってください。 ★9月分のスチューデントレポートが未提出の場合は、MNCCに送付してください。 MNCC |
Copyright (C) 1999-2018 Minami Nihon Culture Center All rights reserved.