ホームステイと留学のMNCC

冬のホームステイは、中学生・高校生を対象としたプログラムです。アメリカのクリスマス、年末年始を体験してください。


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冬のホームステイ

●2016年活動報告

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冬のホームステイプログラムを終えて

みなさん、元気でお過ごしでしょうか?
新学期も始まり、忙しく過ごしていることでしょう。帰国報告文集は、皆さんのところに届きましたでしょうか?これを持ちまして、冬のホームステイプログラムを終了いたします。
この帰国報告文集を読んでいると、アメリカのホストファミリーの事を思い出している人たちもたくさんいることでしょう。その思い出は、皆さんにとって一生の宝物になっていると思います。
冬のホームステイプログラム中は、南日本カルチャーセンターのスタッフ二人で引率をさせてもらい、全力でサポートさせていただきました。しかし、ホームシックや体調を崩した参加者の対応の時など、もっと余裕を持って対応ができたのなら、良かったのではないかと今となり、改めて、考えさせられます。そのため、ご迷惑をおかけしたこともいくつかあったと思います。
今後、これらの反省を生かし、よりよいプログラムへの改善に反映させていきたいと考えております。これからも南日本カルチャーセンターをよろしくお願いいたします。
また、これから先も、皆さんは私たちにとって最高の生徒たちです。ですので、これから先も皆さんが悩んだりするような事があったらいつでも連絡くださいね。それでは、皆さんのますますのご活躍を期待しております。

1月6日(金)

January 6

とうとう日本に帰る日がやってきました。まず生徒4人を除く34名の生徒が、朝6時半にホストファミリーと出会った場所に集合しました。この場所でホストファミリーとはお別れです。まだ暗闇で気温は28℉(-2℃)と、とても寒いです。集合場所に着くと、暗闇の中でテールライトのみ付いている車がすでに何台も並んでいました。外で生徒達を待っていると、生徒とホストファミリーも次々に出てきました。ホストファミリーとの最後の挨拶をして、バスが到着するのを待ちました。涙が溢れ出ている生徒も少なくありません。この短期間に、ホストファミリーからいただいた愛と優しさに胸がつまる思いがしました。
バスが発車し、30分程揺られて、今度は4人が待つ公園に着きました。4人もホストファミリーと名残惜しそうに最後の挨拶を交わし、バスに乗り込みました。しばらくすると、いつもの元気な声が聞こえてきました。きっとこの同志なくしては、ホームシックを乗り越えられなかった生徒も多いことでしょう。 空港までは渋滞も無くスムーズに到着しましたが、国際線に乗るため、ゆっくりしてもいられません。急いでチェックインを済ませ荷物を預けました。セキュリティーゲートはとても混んでいて、荷物がなかなか出てこなかったり、ボディーチェックを受けたりと、予想以上に時間がかかりました。搭乗ゲートに着き、少しだけ時間に余裕があったので、トイレと飲み物を買う時間を取りました。生徒達はまだ日本に帰りたくないと口々に言い、とても名残惜しそうです。それを聞くと、充実したホームステイができたのだとこちらも嬉しくなりました。
飛行機の中では、宿題をしている生徒が多々見られました。住んでいる地域、学校、そして学年も違い、宿題の量も様々です。生徒達の中には、日本を出る前に宿題を終わらせてきたと話す生徒も数名いました。またストレッチをしたり、他の乗客の邪魔にならない所で話したりするなど 行きの機内とは大きく異なった姿が見られました。始めに各地から集って来た生徒達がお互いにどう接していいのか戸惑っていたのが嘘のようです。ホストファミリーとだけでなく、生徒達の間にも大きな一体感ができあがっているのでしょう。
成田空港に着くと税関を通り、荷物を受け取りました。成田空港から飛行機に乗る生徒が1名いるので、一旦到着出口を出て、最後に集合写真を撮りました。チームサンタローザ全員で行動するのはこれが最後です。別れの挨拶をし見送った後、生徒達は行きと同様にバスで移動です。羽田までの道のりは渋滞もなくスムーズでした。 
羽田に着き、チェックインカウンターへ向かう途中の人ごみを通り抜ける際、時折生徒達から『Excuse me!』と聞こえてきます。 時間に追われながら移動しているので、 英語中心のアメリカ生活に慣れ始めた生徒達にとって、日本の生活に慣れるには少し時間が必要かもしれません。最終目的地の空港毎に分かれ、チェックインしました。セキュリティーゲートを通り、もう一度集合。ここでの集合が成田空港で別れた1名を除き最後となります。二手に分かれ、それぞれの搭乗口に向かいました。行きと同様に1人で飛行機に乗る生徒や、数名で乗る生徒と様々ですが、皆別れたくないという気持ちは同じのようです。 他の飛行機に乗る生徒と別れ、 名残惜しそうにしています。
鹿児島行きの飛行機の中では、長時間の移動や時差ぼけで疲れきってほぼ全員の生徒が寝ていました。荷物を受け取り、いよいよ家族との対面です。『帰りたくない』、『また、アメリカに行きたい』と言いながらも、やはり保護者に会えてほっとしているようでした。
長いようで短い13日間でしたが、滞在したサンタローザは例年より寒く、体調を崩した生徒も多いとTC達は話していました。日本に戻り気候も変わります。安心感や時差ぼけ等から体調を崩すかもしれません。新学期に向けて体調も徐々に整えていって欲しいです。そしてこのホームステイでの貴重な経験が生徒一人ひとりの自信となり、今後の生徒達の生活の糧になることを願ってやみません。

1月5日(木)

January 5

いよいよ今日は、さよならパーティーです。さよならパーティーの会場は、使い慣れたいつもの教室ですので、生徒達にとっては思い出深い場所となるでしょう。 
スタディーセンターに着くと、生徒達はさよならパーティーの準備を始めました。演目毎のグループで集まり、さよならパーティーの準備や飾る準備や、TC達やホストホストファミリーへのプレゼントを作成しました。ランチの時間を忘れるまで、皆集中していました。 
最後のランチでは、さよならパーティー当日ということもあり、準備をしながらの食事となりました。 
午後からは、会場の掃除、飾りつけの準備をしました。机や、椅子を移動させ、生徒3人は掃除機をかけました。他の生徒達は外でさよならパーティーの演目の練習や、ホストブラザー・シスターとの残り少ない時間を過ごしていました。そして、3時にホストファミリーの迎えが来る生徒がほとんどなので、2時から1時間だけリハーサルをし、流れを把握しました。また、演目の内容を修正し、ホストファミリーに楽しんでもらおうと、生徒達はそれぞれ一所懸命でした。 
日本人生徒の中に今日が誕生日だという生徒が一人いました。TC達や生徒達からカップケーキやバースデーカードを貰い、アメリカにいたからこそできた特別な思い出になったことでしょう。
一時的に帰って、ホストファミリーと最後の夕食を取るために、ホストファミリーは3時頃迎えに来てくれました。スタディーセンターに残る生徒だけで、会場の飾りつけをしたり、リハーサルでは確認できなかった箇所を再確認したりと、頑張ってくれました。 
パーティーは5時半からです。少しずつ、ホストファミリーと共に日本人生徒たちも戻ってきました。それぞれのホストファミリーがホストファミリー同士で話をしている間に、生徒達は、リハーサルでの修正点や流れを再確認していたようです。また、いつもの教室が一気に満員になった事もあり、皆緊張気味でした。 
演目の内容は『能楽』、『書道』、『リフティング(サッカー)』、『クイズ』、『空手』、『じゃんけん列車』、『ダンス』、『生徒代表のサンキュースピーチ』、『卒業証書授与』です。 
生徒達は、観客全員がアメリカ人ということで、どんな反応が返ってくるのか心配そうでしたが、ホストファミリーの方々は、初めてサンタローザに来た時と同じように温かく見守ってくださりました。時には盛り上がり楽しんでくれているようでした。まさに、アメリカ人の心の広さを兼ね備えた、日本人の保護者とさほど変わらないのかもしれません。 
サヨナラパーティーが終わり、日本人生徒達は、帰るまでの時間片付けをし、ホストファミリーと一緒に帰っていきました。貴重品を忘れて帰った生徒はいなかったので良かったですが、会場の様々なところで忘れ物が見つけられました。バタバタして帰っていった生徒もいたので、さよならパーティーの準備や緊張、もしくはホストファミリーとの最後の時間をと、頭が一杯だったのかもしれません。 
明日は、いよいよ日本に帰国します。保護者の方々は首を長くして待っていてくれている事でしょう。長時間の移動となるので、生徒達には日本の家に着くまでは、気を抜かず頑張ってほしいです。例年に比べ、今年は特にホームステイ中に体調を崩した生徒が多いようです。日本に帰ってからも手洗いやうがいをして体調管理に努めてほしいと思います。

1月4日(水)

January 4

【movie】

今日が最後の授業となります。天気予報では、ずっと雨模様のようでしたが、空を見上げると、太陽の光が差し込んでいる所もみられます。生徒達は、スヌーピーギフトショップに行けることをとても楽しみにしているので、その願いが少しばかり届いたのかもしれません。また、授業同様に、課外活動も最後です。充実した一日になることを祈っています。 スタディーセンターに着くと、TC達が生徒たちを出迎え、体調はどうか丁寧に聞いてくれます。体調の優れない生徒も少なくはないですが、また今日から全員そろっての活動再開です。 
授業に入り、アンディTCが生徒達の準備した自己紹介用の名刺を使って挨拶の練習をしました。 名刺を配り切れていない生徒を発見し、このような特別な授業をしてくれました。まず、いくつかの列を作り、自己紹介をします。名刺を持っている生徒はその時に渡します。持ってきてない生徒は、名前、出身地、好きな事を紙に書いて、皆が見えるように自己紹介をしていきます。 その後、全員で輪になって自己紹介をしましたが、アメリカに着いて初めてのクラスで自己紹介をした時よりも、生徒の声は大きくなっていました。また、自分の英語にも自信がついたようです。ホームシックや困難などを乗り越え、色々な経験をしたおかげかもしれません。恥ずかしがり屋のホストシスターも参加して、日本人生徒とも打ち解けているようです。 次に、Telephoneというゲームをしました。11人ずつの4つのグループに分かれ、4つの単語でできたフレーズを、後ろの人に伝えていくというゲームです。日本でいうところの伝言ゲームといったところでしょう。生徒たちは皆、別のグループには負けたくないと、一生懸命になって頑張っていました。そして、伝えるフレーズは段々と難しくなっていきました。今日は盛り上がって、スナックを食べる時間がなかったので、皆お腹がすいたようで、いつもより早めのランチ時間となりました。 ランチ時間では、さよならパーティーの話をしながら食べました。また、とても嬉しく感じられたのは、生徒たちが、ホストファミリーの子供達と英語でコミュニケーションを取れるようになってきていることです。サンタローザに到着した頃よりも、英語力だけでなく、自信やたくましさを感じます。
午後の課外活動は、バスでスヌーピーのギフトショップに行き、その近くのモールに行きました。市営バスでの移動にも、少しは慣れたようです。ギフトショップに着くと、生徒たちが、ホストファミリーと一緒にここに来たことあると話してくれたり、向かいにある建物でアイススケートをしたと話してくれたりしました。日本のお店の値札や日本語での説明も書いてあり、意外なところで発見がありました。スヌーピーは世界の人気者だからかもしれません。天気はやはりすぐれませんでしたが、最後の活動で、買い物もできる事もあり、皆楽しそうでした。買い物ができるのが、今日で最後ということもあり、財布の中身ほぼ空になっていた生徒もいるようです。
スタディーセンターに戻り、明日のさよならパーティーの話や準備をしました。そして、生徒達は、ホストファミリーと一緒に笑顔で帰っていきました。さよならパーティーの準備時間があまりなくて、生徒達は大変でしょうが、明日のパーティーを楽しみにしているようです。ホストファミリーと過ごせる時間も残りわずかです。充実した時間を過ごして欲しいと思います。

1月3日(火)

January 3

【movie_1】
【movie_2】

  
あけましておめでとうございます。 昨日(1月2日)より時折雨が降り、今日は朝から小雨です。終日研修(12月30日)以来の再会となります。どんな顔で登校してくるのか楽しみです。スタディセンターに着くなり、生徒達は馴染みの顔に会えて安心したのか、いつも以上に盛り上がり一日中話し続けても足らないようです。 生徒達は休み(12月31日-1月2日)の間ホストファミリーと過ごしました。家でゆっくり過ごしたり、買い物や遊びに出かけたり、旅行等、家族との過ごし方は様々です。全ての日本人生徒に共通して言えることは、学校が無いため、日本語を使う機会がほとんど無いということです。この休みの間は英語のみの環境になる生徒もいるため、ホームシックになる生徒も少なくないようです。休み中に体調不良を訴える電話が何件かかかってきましたが、生徒本人が持ってきた薬やホストファミリーから貰った薬で様子を見ることにしました。今日、その内の数名の生徒は体調が回復していないため、学校を休んでいます。しかし、一人を除き、病院に行く程の症状は出ていないようでした。また、その生徒は今日は元気に出席しています。 授業の始めに、出席した生徒達に体調を聞くと、風邪気味の生徒が数名。今年の冬のサンタローザは寒く、体調を崩す生徒も多いようです。そして、どんな事をしたか皆の前で発表しました。ビーチに行ったり、アイススケートをしたりと、楽しく過ごした生徒が大半のようでした。また、日本食を作ってホームシックが改善された生徒もいれば、生徒達を楽しませてあげようと、ホストファミリー同士で一緒に出かけたりしたそうです。さらには、ホストファミリーが日本食を振舞ってくれたりと、ホストファミリーの温かさをとても感じさせられたニューイヤーとなりました。ただ、1つ残念だったことは、生徒が周りの生徒達とおしゃべりを続けてTC達の話を聞かず、何度も怒られていたことです。 その後、グループを作り、普段何をして過ごしているのか、また、その頻度について英語で練習をしていました。さよならパーティーの話の時間をもらいました。そして、グループになって出し物について話し合いをしました。 ランチ時間には、ピザを振舞われました。生徒達は1-3枚食べ、ランチを家からもってきている生徒と分け合ったりしていました。 雨の影響もあり、午後の課外活動は市営バスで、消防署に行きました。まず、施設の話を消防士から聞くグループと、消防車について話を聞くグループに分かれました。その後交代して、集合写真を撮りました。見学をした消防署は、3つのシフトがあり、7人体制で任務をこなしていると話してくれました。そして、外出した際は非常口の確認をする事と、煙が立ち込める室内ではかがんで逃げるように指導がありました。生徒達は、日本との違いについて、アメリカで消防士になる方法、消防士の休暇の取り方、等の質問していました。 スタディーセンターへの帰りは行きと同様にバス停まで歩き、市営バスを利用しました。体調を崩している生徒も多いですが、アメリカでの活動も残り僅かです。今日はゆっくり休んでまた、明日元気な姿を見せて欲しいです。

12月30日(金)

December 30

【movie_1】
【movie_2】

  
今日は待ちに待った終日研修です。今朝も2℃と寒いですが、澄み渡った空模様です。風邪気味や、体調を少し崩した生徒がいるので、少し心配です。チームサンタローザの生徒1人は一足先にグループから離れ、ホストファミリーと年始年末の旅行にでかけました。今朝の集合場所はいつものスタディーセンターとは違います。まず33人の生徒がサンタローザからバスに乗り、バスはペタルマへ向かいました。残りの4人を乗せて、いざゴールデンゲートブリッジに向かいました。生徒達に体調を聞いてみると、1人は風邪のようです。また、花粉症で辛そうにしている生徒もいました。予定通りの37名に、いつも授業に来てくれているホストブラザーやホストシスター、そして普段忙しいホストファミリーの方々がバスに乗り込みました。 9時15分頃、ゴールデンゲートブリッジで集合写真を撮りました。その後、生徒達はギフトショップに行きお土産を買い、ギフトショップの周りを散策して過ごしていました。少しの自由時間しか取れませんでしたが、生徒達はそれぞれで楽しんでいました。 その後に訪れたのは、ギラデリチョコレートスクエアです。アメリカで有名な老舗チョコレートブランドです。イレーナTCによると、チョコレートサンプルを貰えると話していました。数名のしょうと生徒は自分から話しかけ、チョコレートを貰っていたようでした。少しでも自分から積極的に発言出来る様になった生徒が頼もしく見えます。体調不良を訴える生徒がいましたが、次のフィッシャーズマンズワーフに行く頃には少し回復したようで、一安心です。 フィッシャーズマンズワーフまでは歩いて向かったので、サンフランシスコらしい坂道や風景を楽しむことができました。普段の課外活動でダウンタウンを歩きますが、それとは比べ物にならないくらいの人数でした。ランチを持ってきた生徒と、ランチを買う生徒に別れました。ランチを買う生徒の方が明らかに多く、ホストブラザーやホストシスターに助けられながら、注文し、みんなの待つテーブルで一緒に食べました。 引き続き、ピア39へ歩いていくと、男性の大道芸人のパフォーマンスに目を奪われていましたが、歩道にまで人が乗り上げていました。とても楽しいショーをしていたのでしょう。クリスマスシーズンにぴったりの大きなツリーのそばで集合写真を撮りました。ここには、色々な店があります。約2時間の自由時間では、家族や友達へのお土産や、自分へのお土産で、生徒達はお店からお店に大忙しのようです。 帰りのバスでは、急な体調不良の生徒を訴えてくる生徒が数名いました。明日からは年始にかけて週末です。ホストファミリーは、親戚の家に行く予になっていたりと忙しそうです。サンタローザに来て、休む暇も無くスタディーセンターでの授業をこなし、初めてのホストファミリーとの週末です。みんなが、どんな週末を迎えるのか楽しみです。それでは、みなさんHappy New Year!!

※12/31〜1/2は現地での活動がお休みになるため、次回更新は1月4日を予定しております。

12月29日(木)

December 29

【movie_1】
【movie_2】
【movie_3】

 
サンタローザに着いてから朝晩は寒いです。体調不良を訴えてくる生徒がちらほら出始めてきていますが欠席した生徒はいません。日本から持ってきている薬を飲んだり、ホストファミリーからもらってのど飴を舐めたりしたようです。 昨日の課外活動でポストオフィスに行った際、財布の中がコイン一杯になっていた生徒が何人かみられました。ホームルームの時間にお金の使い方について不安な生徒が居ないか聞くと、半数以上の生徒が手を挙げました。明日は、終日研修でサンフランシスコに行く予定です。その前に勉強をしたほうが良いと感じたので、お金について説明をして授業に入りました。 
授業は、何と『お金』についてでした。お金の種類やその使い方について説明があり、お金を使った会話の練習を2人組になってしていました。生徒それぞれに理解できたか聞いていくと、『大丈夫、明日が楽しみです!』と頼もしい答えが返ってきて嬉しい限りです。  早めに課題が終わったため、TC達にさよならパーティーについて話をする時間を貰いました。既に空港でパーティーの出し物をある程度絞っていたので、チームサンタローザの班長、副班長を中心に話し合いをしました。ここまでで決まっているのは、『PPAP』『書道』『空手』『ラジオ体操』『英語のトリビアクイズ』『Thank you スピーチ』です。
ランチの時間では数名が、小さな生の『人参』を食べていましたが、これぞアメリカの一般的なスナックです。また、好き嫌いが分かれる食べ物の1つでもあります。生徒に色々経験して欲しいと、毎日種類を変えてランチを用意してくれるホストファミリーも少なくありません。男子生徒はランチを食べた後、中庭でバスケットボールを楽しんだり、遊具で遊んだりと更に団結が強まっているように感じます。
遊びに夢中になってしまい、バタバタと午後の活動の準備を始めました。予定していた老人ホームではなく、チョップスというユースセンターに行きました。まず、生徒達はバスケットボールコートのあるジム(体育館)に行きましたが、何をして良いのか壁際に集まっていました。いつもサポートとしてスタディーセンターに来てくれているホストブラザーやホストシスターが率先してバスケットボールを始めてくれました。生徒達も次第に壁の近くから、コートの中でバスケットボールをしに集まりました。このユースセンターは地元のアメリカ人の子供たちが、放課後や休みの日に安全に遊べる場所の1つです。ここには、コンピュータ、芸術、スポーツフィットネス、音楽スタジオ、料理の5つをプログラムがあるようです。ジムでは、バレーボールを出来ないかスタッフの人に聞いて、バレーボールをする生徒達もいました。今日のアートは陶芸で、スタッフの方が実演してくれました。また、音楽スタジオではスタッフの方と10代のアメリカ人の若者たちが一緒に演奏していました。カフェもあったので、生徒の中には飲み物等を買う練習をして明日の終日に備えていました。ジムへ戻ると、日本人生徒の威勢がよく、アメリカ人の若者達は少しジムに入るのをためらっているようでした。卓球台やビリヤード台もありましたが、卓球をして楽しんでいた生徒は見られましたが、ビリヤードをする生徒は見られませんでした。
スタディーセンターに戻る前に写真を撮りましたが、いつもより早く帰り着きました。「いつも一番に来るホストファミリーが来ないけど大丈夫ですか?」と心配する生徒もいましたが、アメリカでは予定通りにはいかない事の方が多かったりします。日本の良さを改めて実感したことでしょう。 明日は、終日研修でサンフランシスコに行きます。一人の生徒は一足早くホストファミリーと一緒に旅行して年越しをするそうです。ですので、その生徒は、残念ながら、終日研修は参加できませんが、素晴らしいホストファミリーとの時間を過ごすことでしょう。今回最初で最後の終日研修です。明日は、体調万全の状態で参加してくださいね。

12月28日(水)

December 28

【movie_1】
【movie_2】
【movie_3】 

 
今朝は昨日と同じように1.7度と肌寒いですが、晴天で冬らしい天候でした。サンタローザに到着してから今日まで、天候に恵まれ生徒達も日々の課外活動を楽しみにしていることでしょう。
午前中の授業では宿題を発表しました。内容はホストファミリーの家族構成や家庭のルールについてです。慣れない英語だけの環境で過ごしている生徒たちにとっては、何を話していいかわからないと戸惑いがちです。ホストファミリーと一緒にできる宿題はそのような生徒にとって、コミュニケーションが取れたと自信がつき、積極的になれるものだと思います。また、英語を自分の耳で聞き取れたか確認でき、そして聞き取れていない部分を補足してくれます。次に、生徒2人でお互いに前置詞の問題を出し合っていました。その問題も終わった2人は、英語での簡単な挨拶の練習をしていました。時間が少しあまったので、イレーナTCが各々の生徒について、ホームステイに参加した理由や、興味のあることについて質問をいくつか課題に出し、それをホストファミリーに渡すように伝えました。
ランチ時間に、手紙の宛名書きについての質問や、切手はどうしたらいいのか質問を受けました。長い、長い空港での待ち時間に、手紙を出したい生徒は、サンタローザに着いたらすぐに手紙を書くように伝えました。ホストファミリーとコミュニケーションを取るきっかけにもなるため、ファミリーと一緒に切手を買いに行くようにも伝えていましたが、ホストファミリーに上手く気持ちを伝えられない状況で、切手をまだ買えていないと相談もあり、TCがポストオフィスに寄って、ルーサー・バーバンクガーデンに行こうと提案してくれました。まだ切手を買えてない生徒達にとっては嬉しい限りです。まだ手紙を書いてない生徒も、友達に便箋をもらい、急いで書きあげていました。切手を買ったらすぐに送れるように、手紙を持ち歩いている生徒もいたようです。
午後からは、ソノマカウンティーの博物館、ポストオフィス、ルーサー・バーバンクガーデンへ向かいました。ソノマカウンティーの博物館前で、集合写真を撮りました。その際に、この博物館は元々ポストオフィスで、大地震の後に建物の上部だけをこの場所に移動したとTCが話してくれました。
中に入ると、主に地元のアーティストの作品を展示してありました。また、アンディーTCが説明してくれた内容が、博物館の歴史として写真と共に展示されていました。外へ出てみると、彫刻が数種類展示されていました。天気も良く、外にはチームサンタローザの生徒、TC、サポートに来ているアメリカ人の生徒しかいなかったので、皆リラックスしたり、お喋りをしたりと、自由に過ごしました。TC達に感謝しながら、ポストオフィスまで行き、切手の必要な生徒数を再確認したところ、予想以上に多くて、嬉しい限りです。中に入ると、生徒達は慣れないドルの数え方について混乱していたようです。財布の中に沢山のコインが見られた生徒が何人もいました。いい機会なので、切手の値段だけを伝え、生徒自身に窓口で払うように促しました。慣れない環境も手伝って、生徒達からの焦りや戸惑いを感じましたが、これも1つの経験になればと、横で見守りました。
次に向かったのは、ルーサー・バーバンクガーデンです。ここはサンタローザに移り住んだ植物学者の庭だとアンディーTCから説明があり、集合写真やホストファミリーに渡す写真を撮ったりして過ごしました。色々な場所で写真を撮られている生徒ですが、TCに撮ってもらう写真にはまだ緊張しているようです。TC達に笑顔が硬いと、色々な手段で笑顔にしてもらっていた生徒もちらほら見られました。
スタディーセンターに戻り、ホストファミリーの迎えを一緒に待ちました。ホームシックと思われる生徒が数名いますが、これを乗り越えて、『いい経験が出来た』と言ってもらえることを願っています。また、明日生徒達からどんな話を聞けるのか楽しみです。

12月27日(火)

December 27

今日は学校初日です。スタディーセンターに着くと、今年は例年よりも4℃位寒いとイレーナTCが話してくれました。気温以外にも、時差ぼけや、疲れから、体調不良の生徒がいないか心配して待っていると、それを忘れさせてくれるかのように元気よく登校したので一安心です。時差ぼけやホストファミリーの家の様子を聞いてみると、ウノのゲームをしたり、ピザを食べたり、誕生日を祝ってもらったりと様々だったようです。また、英語で気持ちを上手く表現できなかったけれど、ジェスチャーで伝えられた喜びや、それが伝わっているのか不安だと話す生徒もいました。数名のホストファミリーの方々と話しましたが、ホストファミリーの方もどのように生徒と接したら良いのかと相談を受け、お互いが相手の文化に歩み寄ようとする姿勢を感じられました。また、生徒とホストファミリーの両方が、ジェスチャーや顔の表情から、どんなことを感じて、どんなことを伝えようとしているのか、非言語コミュニケーションの大切さを改めて感じてくれたことでしょう。 授業に入ると、サポートに来てくれているホストファミリーの子供達から自己紹介を始めました。それを参考に今度は日本人生徒が英語で、各々の名前、年齢、ホストファミリーの名前を自己紹介に含めてしどろもどろになりながらも頑張りました。チームサンタローザ内では特に男子生徒が元気で、昔からの友達のようにも感じられる程です。 その後、机の上に置く、テーブルテントの作成をしました。机の上に置き、TCに名前を覚えてもらうためです。名前、年齢、好きな食べ物(アメリカで食べたい食べ物)を書き、見やすいように工夫を凝らしていました。また、ノートに好きな食べ物や嫌いな食べ物を書き出し、ホストファミリーに伝える課題が出されました。 また、ホストファミリーについての質問が宿題としても出されました。これはホストファミリーに聞かないと答えられない質問ばかりです。今夜ホストファミリーとの距離もまた少し縮んでいる事でしょう。 初めてのランチの時間となりましたが、サンドウィッチを持ってきている生徒がほとんどでした。日本でのサンドウィッチのイメージが強いためか、お腹いっぱいで食べきれなくて残してしまう生徒が何人かいました。一方、パンの中にハムとヨーグルトを挟んできていた生徒もいて、味を聞いてみるとおいしいと教えてくれました。 午後からは、いよいよ地域散策ツアーで歴史的鉄道物、ビジターセンター、モールに行きました。それぞれの目的地に向かう道すがら、スヌーピーに出てくるキャラクターの銅像がいたるところで見られました。ビジターセンターではルーシーが待っていてくれていました。一度に38名全員が入れずに、10名のグループに分けて入りました。センター内にはスヌーピーのグッズが所々でみられ、サンタローザのマップや、スヌーピーの博物館のパンフレットを貰いました。生徒達はとどこに行きたいのか気にかけてくれているホストファミリーの方々が多いので、参考になることでしょう。その後、モールに行き、3〜5名のグループに別れ、集合時間まで、買い物を楽しんでいるようでした。 スタディーセンターに戻り、ホストファミリーの迎えを待ちました。明日、みんなが元気に登校してくることを楽しみにしています。

12月26日(月)

December 26

いよいよ冬のホームステイのチームサンタローザの旅が始まりました。鹿児島、宮崎、熊本、伊丹、沖縄、長崎、大分、福岡のそれぞれの空港から38名の生徒が集い羽田空港で合流することになっていましたが、ほとんどの飛行機到着が予定より少し遅れたので、羽田から成田までのリムジンバスの出発時刻が15分程遅れてしまいました。体調不良を訴える生徒もいなく、無事に成田へ向かいました。
バスの中では持ってきていたお弁当を食べ、自己紹介をして過ごしました。空港で会った時は、元気よく挨拶してくれた生徒もホームステイの緊張や不安からなのか、まるで新学期のホームルームのような遠慮している様子でした。これが帰りのバスの中では、どう変わってくれるのか楽しみです。バスも予定の走行時間より15分オーバーで成田空港に到着しました。カルチャーセンターより、国際線の出発時刻が飛行機機材の遅れが原因で4時間遅れると連絡がありました。
チェックインを済まし、吉と出たのか、凶と出たのか、1500円分の食事券を航空会社から貰ったので、班長が中心になって空港内のレストランやお店で長めの自由時間を過ごすことができました。ある班の生徒達と同じレストランで食事を取りましたが、すでにうちとけていたようで、大きい笑い声も聞こえてくる程でした。
セキュリティーゲートを通過し出国手続きを済ませても、時間に余裕があったので、何度か休憩を挟みながら、集合写真の並び方の練習や、宿題にしていたケーススタディーや、サヨナラパーティーの打合せをしました。段々グループの団結も出来はじめ、特に男子生徒が積極的に意見を出してくれました。
いよいよ搭乗の時間となった時には、既に予定時間より4時間後の22時40分。何人かの生徒は眠いと言っていたので飛行機の中ではさぞかし全員ぐっすりと寝られたことでしょう。飛行機の遅延によって、アメリカ現地でのスケジュール変更が余儀なくされましたが、初めて会った生徒同士で既にグループとしての意識が生まれているのは引率としては嬉しい限りです。
口を酸っぱくして言っていたおかげか、飛行機の遅延にも助けられたおかげか、飛行機の中で生徒達は騒いで他の乗客に迷惑をかけることもなく、1回目の食事を取った後寝ていました。
ようやくアメリカのサンフランシスコ空港に着いたのは14時。保護者の方々だけでなくティーチャーコーディネーター(以下TC)やホストファミリーの方々も心配している事でしょう。また、生徒達からは長旅で疲れた顔もありました。アメリカに着いて最初のトイレでは、内の扉の下の空き具合に驚いている生徒も見受けられました。
入国審査の列で生徒達は、自分の順番が来るのを待ちながら、英語の練習をしたり、周りの生徒と話をしていましたが、その場の雰囲気も手伝ってか、みんなの緊張した様子がみられました。
荷物受取所では生徒何人かでスーツケースを取り、他の生徒がそれを並べるといったチームワークも既に見られるようになってきました。
到着出口でTCのイレーナ先生が声をかけてくれて、生徒達を誘導して、アメリカ一枚目の集合写真を撮りました。何人かは以前の生徒だと話してくれ、フレンドリーでとても頼りがいのある先生だと感じられました。
サンタローザに向けてバスが出発した頃には4時になっていました。ホストファミリーが待つスタディーセンターに到着するのは5時半位になることを生徒達に伝え、TCの自己紹介、明日のスケジュール等を確認し、生徒達はホストファストファミリーと会った時の自己紹介の練習をして過ごしました。
バスの窓からホストファミリーらしき人々がちらほら見えて、生徒達の興奮も高まってきました。バスから降りると、生徒の名前を書いたカードを持っているホストファミリーが会ってすぐのハグ等をしていました。
今日は到着時間が遅くなったということでパーティーらしいパーティーはできませんでしたが、生徒はホストファミリーと会えてほっとした様子で各々の家に帰っていきました。
明日は授業初日です。ゆっくりして長旅の疲れや時差ぼけが軽くなっていることを祈るばかりです。
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