冬のホームステイは、中学生・高校生から社会人・お年寄りまで誰でも参加できるプログラムです。今年の冬は、アメリカの年末年始を体験してください。

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冬のホームステイ・ホストファミリーと
冬のホームステイ・さよならパーティ

冬のホームステイ

●2007年活動報告

1月5日(火)
1月6日(水)
【活動写真】

January 5th
January 6th
【Photos】

 

あっという間に2週間が過ぎ、ホストファミリーとの別れの日です。早朝にも関わらずホストファミリーのほとんどの方々がきてくださいました。ここ2日間天気が悪かったので今日の天気を心配しましたが、晴れあがっていたので安心しました。家族に抱かれながら別れを惜しむ姿があちこちで見られました。最後に全員の集合写真を撮り、生徒達はバスへ。車窓の外ではいつまでも手を振るホストファミリーの姿があり、生徒達は後ろ髪を引かれる思いだったのではないでしょうか。バスにはパム先生とシェリー先生が乗り込み、一路サンフランシスコへ。途中天気が良かったのですが、サンフランシスコ空港に到着すると雨が降り始めました。空港で最後の全体写真をとり、いよいよパム先生とシェリー先生との最後の別れです。バスが長い間止まっていられないということで、彼女たちは長い間空港にはおられず、最後の抱擁をし、彼女たちは空港をあとにしました。パム先生は今回、仕事のパートナーでもあったと同時に、ホストファミリーでもあったため、彼女との別れは一段とつらいものがありました。サンフランシスコ空港は悪天候のため、飛行機が離陸するのが一時間も遅れ、乗り継ぎが心配されましたが、なんとか間に合いほっとしました。成田に着いて、あぁ、年があけたんだなぁという実感もわかないまま、また日本での通常の生活が始まります。生徒達は帰国早々時差ボケが抜けないうちに学校が始まるので大変だと思います。ただ、2週間という短い間ではありましたが、生徒達には新しい家族ができ、彼らの深い愛情に包まれながら貴重な時間をすごすことができたと思います。ホームステイは今日で終わりましたが、ホストファミリーとの関係は始まったばかりです。帰国後に皆さんにして欲しいことがあります。それは、まずお世話になったホストファミリーやTCの先生方にお礼の手紙を必ず書くことです。何事もなく、無事に帰国できたことを心から感謝したいと思います。そして、私自身もみんなとの2週間は本当に楽しいものでした。ホストファミリーとの出会いはもちろんのこと、みんなとの出会いも私にとっては貴重な宝物です。時には厳しく叱ることもあり、怖い?と思われていたかもしれませんが、グループと統率する上で仕方がなかったので、許してね。またみんなと一緒にアメリカに行きたいな!! ゆっくり休んで新学期に備えてください! Thank you for everything! You're awesome!!

1月4日(火)
【活動写真】

January 4th
【Photos】

 

今日は一日中サヨナラパーティーの準備に大忙しでした。こちらに到着してからあまり、話し合ったり、練習をする機会がなかったので、今日一日で全ての準備をしなくてはなりませんでした。今日は、雨風が大変強くて、学校に来るのもやっとの思いでした。ちょっとした台風です。こちらでは、Stormというらしいですが。何人かの家で停電や断水等の被害があり、大変ですが生徒達はホストファミリーとの最後の一日になるので、彼らとの別れを惜しんでいます。帰りたくないという子、自分の日本でホストファミリーをしてみたいという子、高校留学や大学留学をしたいという子など、この2週間は彼らにとって今後の進路や将来に大きな影響を与えることになったようです。午後からは、通しでのリハーサルをして午後3時にはホストファミリーが迎えにきて、生徒達はスタディーセンターをあとにしました。パーティーは、午後6時30分からのスタートです。司会は最年長のヒロミにお願いしました。ヒロミは英語の発音に自信がないといっていましたが、自ら進んでトライし、発表することも多かったので、彼女だったらできると思いお願いした所、最後まで立派にやりとげてくれました。アツコ、ミワの素晴らしいピアノの演奏に始まり、サッカー部で活躍するアユミにはサッカーボールのリフティングを披露してもらいました。ボールは先日アメリカで買ったMade in Americaです!!その後、アイコとミワが体育祭の応援団でやった空手の型(のようなもの)を、エリカ、コナミ、タカユキを合わせた5人で披露しました。息も合っており、最後もぴたっときまり本当にかっこよかったです。続いて、カズサ、アヤノ、サクラ、カホ、アサミ、ケイト、リカコ、クニヒコ、ツトム、ユウマ、カズマ、キョウヘイによるクイズ「How much you know about Japan?(日本のことどれだけ知っていますか?)をやりました。正解の人々には日本からのお土産であまったものなどを景品として当てました。「日本で一番高い山は?」「1から10まで日本語で言える人は?」「日本の首都は?」「Thank youを日本語では何と言う?」「日本の首相の名前は?」(これをフルネームで答えられた人がいたので驚きました!)などなど。彼らは日本人のように、手を挙げることを躊躇することはありません。商品が目当てというよりも、自分が発表したいという気持ちが強いのです。こういう積極性は日本人の生徒に学んで欲しい部分です。続いてアツコが生徒を代表してスピーチをしてくれました。アツコの英語はネイティブに近く大変上手です。プログラムの修了証書が一人ずつ名前を呼ばれて配られました。タカユキは感極まって涙を流しており、私も彼の姿を見て思わず涙腺が緩んでしまいました。それぞれのホストファミリーが一言ずつコメントを言ってくれたのですが、どのファミリーも生徒達との生活を楽しんでおり、また戻ってきて欲しいと言ってくれる人ばかりで、私も心から嬉しく思いました。生徒たちは、ホームシックになる子はいなかったものの、最初は異国での生活には戸惑いや不自由さもたくさんあったことと思います。自分に自信をなくすこともあったかもしれません。自分の英語力のなさに苛立ったこともあったかもしれません。でもホストファミリーは、そんな彼らのことを辛抱強く見守り、温かい気持ちで毎日を接してくださいました。そして、生徒達もよくがんばりました。彼らの笑顔はいつも私を元気づけてくれました。最後に、私のお礼の言葉をもってサヨナラパーティーは、無事に終了しました。みんな、本当におつかれさまでした。よくがんばってくれました!!明日は早朝7時30分に出発です。

追記:
ここ数日間、このローダイ地区に高校留学にきている3人の生徒が私たちの活動に参加していろいろとHelpしてくれています。そのうちの一人は、MNCCの長崎からの留学生でシュンスケです。彼はグループをまとめることをHelpしてくれます。彼は将来すばらしいリーダーとなる素質をもった人間になると思います。シュンタが別の組織で富山県からきています。生徒からは韓流スターみたい!といわれていました。もの静かな中に深い優しさを感じました。そして、台湾からのアンディーは、何人かの女子がお熱(?)をあげていて手紙を書いたり写真をとったり楽しんでいたようです。この3人は最後のサヨナラパーティーで、私たちのために、準備から後片付けまでしてくれました。誰の目につかないところで、これだけのことを私たちのためにしてくれていたのだということを生徒たちにも忘れないでおいてほしいと思います。彼らも留学生としてあと残り半年間をここアメリカで過ごすわけですが、こうやってアメリカ社会では、お互い助け合い、協力し合い、誰かのために何かをしてあげるということをすでに学び、そしてそれを自然とこなしている姿に私は心から感銘を受けました。本当にありがとう!

1月3日(火)
【活動写真】

January 3rd
【Photos】

今日は最後の授業です。発音の練習で、英語の早口言葉を学びました。RとLの発音の区別は日本人にとっては難しいようです。こちらでの英語の授業はゲーム感覚でチョコやキャンディーをもらいながら行われますので、生徒達は楽しみながら受けているようです。今日はパム先生がガムを膨らますのを披露しました。アメリカ人はよくガムを噛んでいます。彼らは気持ちをリラックスするためにガムをよく噛むのだそうです。日本ではガムを噛んでいる姿はあまりいい印象を受けませんが、アメリカではOKだそうです。パム先生が大きな風船ガムを作ると生徒達は一斉にカメラのシャッターを切っていました。明日はさよならパーティーということで、その打ち合わせや準備を始めています。明日は朝からパーティーの練習や準備で長い一日になりそうです。午後は文化交換会で、アメリカの祝祭日について学びました。私たちが教会の舞台で打ち合わせをしている間に、何人かのホストファミリーがその準備をしてくれていました。Easter(イースター/感謝祭)で作るイースターエッグといって卵に色付けをしたり、Independence Day(インデペンデンスデイ/アメリカの独立記念日)や、St. Patrick Day(セントパトリックデイ/聖パトリックの日)、そして、私たちにも馴染み深いSt. Valentine's Day(バレンタインデー)について説明を受けました。私たちのために、これだけのことをしてくださる家族の方々のボランティア精神には本当に頭の下がる思いです。明日はこれまでホストファミリーが私たちにしてくださったことへの恩返しとして、今度は私たちがその感謝の気持ちを精一杯表す日です。朝からその準備に忙しくなりそうですが、ホストファミリーとの最後の一日なので、悔いのない一日にしたいと思います。今日は、アツコが風邪気味でクラスの途中で家に帰りましたが、思い切ってアメリカの薬を飲んでみたらだいぶ具合がよくなったようです。

1月2日(月)
【活動写真】

January 2nd
【Photos】

年が明けての初めての活動です。いつもの違う年越しで、みんな年が明けたという感じがしないのか、おめでとう!と言っても実感がわかない様な顔つきをしています。明日がサクラメント終日研修の予定でしたが、天気が悪いとのことで今日がサクラメントの日になりました。タカユキは、夕べ出かけて帰りが遅かったということで、今日はホストファミリーとゆっくり過ごすとの連絡があり本日は来ていません。数人のホストファミリーの車にカープールさせてもらい、一時間弱かけてカリフォルニア州都であるサクラメントまで。最初の訪問地は州庁舎です。庁舎前の10m位のクリスマスツリーは、もう取り外しをしている最中だったので、その前で写真をとることはできませんでした。ここはセキュリティーが厳しく、空港並みの持ち物チェックを受けました。建物は大変古いようですが、とても立派な建物です。建物の中に入ると通されたのが、アーノルドシュワルツネガー知事の写真の飾ってある部屋でしたが、ここは秘書官の部屋だそうです。本人との写真撮影はかないませんでしたが、彼の写真をカメラに収めました。彼の家はロサンゼルスの方にあるそうで、今は休暇で残念ながらいません。彼はここに常時いるわけではないようです。その後、議会が行われる所に通されましたが、大変歴史的風格のある厳かな場所でした。その後、サクラのホストファーザーの働くアーモンド工場(Blue Diamond)に行き、そこでカリフォルニアのアーモンドの歴史について学ぶことができました。日本にも支社があるようで、日本からの訪問者も多いために、日本語で説明されたプロモーションビデオを見せてもらいました。グリコや明治など、馴染みの会社もここのアーモンドを使っているようです。また、そこには日本人のミユキさんという方が働いており、日本語で詳しく説明してくださいました。いろいろな味のアーモンドを試食するコーナーもあり、みんな気に入ったアーモンドやチョコレートなど買っていました。その後に、全員にTシャツやアーモンドなどのお土産などをたくさんいただき、大変喜んでいました。最後に訪れたのはオールドサクラメントといって、アメリカの昔の街並を再現した所に行きました。たくさんのお土産屋があり、買い物を楽しんでいたようです。早いもので、こちらでの生活も残りあと3日です。残りの生活を悔いのないように過ごして欲しいと思います。
12月31日(月)
【活動写真】

December 31st
【Photos】

日本だと師走の慌しい時間を過ごしている日ですが、アメリカでは年が明けるのが明日とは思えないほど静まり返っています。昨日はAコースのリョウコ、ユキコの二人が無事にサンフランシスコをあとにしました。短い間でしたが二人とも楽しんでいたようで何よりです。土曜日にはローダイ市役所訪問時の写真が地元新聞に掲載されました。ユキコとヒロミの写真が載りましたが、ヒロミの名前がヒロニ(!?)になっていました。今日は、タカユキは週末までディズニーランドにいるとのことで、今日もお休みです。また、アツコが少し風邪気味で家でゆっくりしたいということで彼女もきていませんでした。(後に電話をしたら、一日休んだら元気になっていたようでしたのでよかったです。)今日の授業では、学校について学びましたが、積極的に発表した子にはご褒美にチョコが配られました。その後にはビンゴゲームを楽しみ、当たった子には、ディズニーの光るペンがプレゼントされ、生徒達は大喜びでした。午後からは、Salvation Armyという施設に行き、ボランティア活動をしました。このSalvation Armyという施設はアメリカのどの州のどの地域にもあり、貧しく日々の食べ物に困っている人々のために、食料を袋詰めし、配給する施設です。ここは、税金ではなく、地域住民や教会や様々な店等からの寄付金(Donation)でまかなわれているのだそうです。施設の中に入ると、たくさんの食べ物が所狭しと陳列されてありました。生徒達はそれを指示に従い袋詰めしていきます。作業は生徒達の迅速な行動によりあっという間に終わりました。終わった後に、ここの責任者のウィリーさんがこの施設に関して説明をしてくださいました。この施設はただ単に貧しい人たちに無償で食べ物を与えるだけではなく、彼らが仕事を見つけて独り立ちできるように、家族を養うということがどういうことか、今後の人生をどう生きるべきかなど、彼らに対しての様々な指導や助言、教育などを施すことも一つの使命としているようです。施設の中は、袋詰めの場所しか見ることはできませんでしたが、中には教会の施設やシェルターホームといって、ホームレスの人たちが寒い日や嵐の時など、それをしのぐための施設もあるそうです。困っている人たちに対してお互い助け合うという気持ちを彼らはごく当たり前のように持っています。生徒達は「日本にはこういう施設はないよね。」と口々に言っており、感銘を受けていたようです。彼らにとっては、豊かだと思っていたアメリカ合衆国という大国の裏側を見た思いだったのではないでしょうか。説明をしてくださったウィリーさんも実は以前までここでお世話になっていた側だったらしいですが、自分が受けた恩返しで、今は彼らを助ける側に立っているという話もされていました。ここでは、食べ物だけではなく、古着やおもちゃ、自転車など地域住民が不要になったものなどもリサイクルとして集まり、それをクリスマスプレゼントとして与えることもしているようです。最後に、今日のお礼として、たくさんのお菓子やジュースなどが生徒達に振舞われ、生徒達は大喜びでした。学校が終わり、今晩はアサミのファミリーの友人宅のNew Year's Eve Partyに私も招待されました。アメリカ人にとってはクリスマスを盛大に祝うために、大晦日と正月は静かに過ごす人たちもいますが、年が明ける瞬間までパーティーをするファミリーもいます。それぞれが食べ物を持ち寄り、食事の後はゲームをしたり、歓談したりと、それぞれが思い思いの時間を過ごします。そして、テレビをつけてカウントダウンを行い、年が明けた瞬間には、笛をふき、みんなでHappy New Yearと言い合い、抱き合い、キスをします。2008年の新年はこうやって明けました。12時が過ぎると、たくさんいた人々は三々五々に帰っていきます。私とアサミは、2時までそこでゲームをしたりして帰途についたのは夜中の2時半でした。みんなそれぞれの年明けを迎えたことと思いますが、2008年の新年はきっと彼らにとって一生忘れられない瞬間になったことでしょう。
12月28日(金)
【活動写真】

December 28th
【Photos】

今日は朝から雨が降っており、一段と肌寒い一日でした。初めての授業でしたが、昨日がサンフランシスコ終日研修だったために、ほとんどの生徒が昨日の疲れを隠しきれない様子でした。風邪気味だったり、体調を崩している子もいますが、自分なりに薬を飲むなどして対処しており、大事には至っていません。タカユキは今日からホストファミリーとディズニーランド旅行に行くとのことで、今日から週末はお休みです。同じくユウマも昨日からファミリーとの旅行で授業には来ていません。二人とも来週からは来ることでしょう。この4日間の休みの日に出された宿題の確認です。いまいちテンションが低く、授業での覇気が感じられないのが少し残念です。宿題はホストファミリーと一緒にコミュニケーションをとりながらやれるようなものが出されます。最初の宿題は家族の名前を確実に覚えるために、それぞれの名前を聞いて書いてくることが出されました。みんなきちんと名前を言えるようになっていました。授業は挨拶や日常で必要な単語、そして買い物で必要なお金についても詳しく学びました。ベーシックな内容で、ほとんどの生徒が大体の内容を理解しているように思えました。ここに来て約一週間が過ぎましたが、休みが多いために、そろそろサヨナラパーティーの準備も始めなければなりません。今日はサヨナラパーティーの時にホストファミリーに渡すための写真もとりました。ランチを食べた後は、ローダイ市内の市役所、消防署、警察署訪問です。最初、ホストファミリーの車にCar Pool(カープール/車に分乗すること)させてもらう予定でしたが、ローダイ市が私たちのグループのためにバスを出してくれるとのことで、バスで移動することになりました。最初はローダイ市役所に行って市長に会いました。ローダイの市長は女性ですが、歴代数十人のローダイ市長の中で彼女を含めて4人の女性市長がいたそうです。ローダイ市議会の議員席に座らせてもらい、ローダイ市について話してくださいました。ここローダイは、長野県の甲府市の姉妹都市で、歴代市長がここを訪れているそうです。市長自らが市役所内を案内してくださり、お礼に生徒達は日本から持ってきたお菓子をプレゼントすると大変喜んでおられました。今日の訪問を地元の新聞社が取材にきており、明日の新聞に私たちの記事が載るようで楽しみです!市役所の建物の前で記念撮影をとり、次なるは消防署です。消防士になって1年目のライアンに署内を案内してもらいました。消防服を着たい人は?と聞かれると、意外にも男子ではなく、大学生のヒロミが手をあげたのでそれを着せてもらいました。後にも先にもこんな経験はできないことでしょう!サクラがライアンと写真を撮る時に、サクラのことをひょいと簡単に持ち上げた所で全員のフラッシュの的に!!最後に訪問したのは警察署です。ほとんどの警察官が市内パトロールに出ているとのことで、ボランティア警察署内の仕事のお手伝いをしているという(多分80歳くらい?の女性)方が署内の案内役をしてくださいました。18歳以下の少年犯罪を犯した場合に入れられるのが、通称クライングルーム(Crying Room)というらしく、そこは2畳ほどの広さに壁に備え付けの椅子と机のようなものがあり、通常そこで事情聴取をするそうなのですが、ほとんどの少年たちがそこにくると、「なぜこんな罪を犯してしまったのか、家族はどう思うか」などと自問自答する中で机につっぷして涙をするために、その名前がついたらしいです。今日は、一日ローダイについてたくさん学んだ日でした。朝の雨はいつの間にかあがっていました。明日は最後の週末です。それぞれのホストファミリーと思い切り楽しんでほしいと思います。

12月27日(木)
【活動写真】

December 27th
【Photos】

通常この季節のカリフォルニアは、夏とは違い雨が多いのですが、22日にここに着いて以来毎日のように天気に恵まれています。今日も朝から快晴です。8時にスタディーセンターに集まってくる生徒達の顔はみな晴れ晴れしており、それぞれが楽しいクリスマスを過ごしたようです。今日はみんなが楽しみにしていたサンフランシスコ終日研修です。気分も晴れ晴れ、バスに乗り込みます。今日、ユウマはホストファミリーとレイクタホに旅行にいっており、一緒にサンフランシスコには行きませんでした。ただ、別の日にホストファミリーがまたサンフランシスコに連れていってくれるそうです。また、今年の夏からMNCC(南日本カルチャーセンター)の生徒でここローダイ地区の高校に留学している生徒、サヤカとシュンスケが一緒にきてくれました。二人は鹿児島と長崎の高校からきており、来年の6月まで留学中です。私も久しぶりに彼らに会いましたが、留学生活も半分過ぎた頃で、英語もだいぶ上達しており頼もしく感じました。生徒達は、英語や買い物の仕方などで、彼らに助けてもらいました。バスは一時間半ほどかけてサンフランシスコの街並みへ入っていきます。ローダイとは異なり、大都会の高層ビルの街並みが見えてくると、みんなの気持ちが高揚してくるのがわかります。最初はサンフランシスコ観光の一番の目玉であるゴールデンゲートブリッジへ。バスはまず橋の反対側に止まり、私たちは歩いてゴールデンゲートブリッジを渡りました。ここでグループ写真をとり、その後はケーブルカーにのるために、ダウンタウンへ。そこでランチとショッピングをして、いざケーブルカーへ。観光客のあまりの多さに約1時間待ち時間がありましたが、全員が無事に乗れた時にはほっとしました。ここもまたサンフランシスコの見所のひとつです。次はランバードストリートといって、ジグザグ道を車や歩いて下るスポットがあるのですが、この時点で生徒達の中にはもう既に疲れきっている様子。途中でバスに乗り、最終目的地であるピア39へ。冬のカリフォルニアは、夕方6時になると結構暗いのですが、さすがに大都会のサンフランシスコのネオンは美しく、いつまでもその夜景に見とれていました。ピア39で最後のショッピングを楽しみ、バスは午後7時30分にローダイに向けて出発しました。バスが出発する頃に雨が降り出し、この雨が昼間でなくて本当によかったです。寒くて、大都会の人ごみの中を歩き、大変疲れた一日ではありましたが、思い出深い一日であったことでしょう。私は全員が何事もなく無事に帰路につけたことが何よりでした。

12月23日(日)
12月24日(月)
【活動写真】

December 23rd
December 24th
【Photos】

今日から26日まで休みなので、生徒達には会えません。その代わりといってはなんですが、私の家族(TCのパム先生宅です!)とのクリスマスの様子をお届けします。少しでもアメリカでのクリスマスの様子がおわかりいただけたらと思います。日曜日には、教会のミサにいきました。そこで、アツコとアユミの家族と会いましたので、写真をとっています。二人ともホストファミリーとうちとけていたようです。彼女たちの笑顔がそれを物語っています。教会での厳かなミサはなんだか感動しました。生バンドが入り、みんなでクリスマスソングを歌い、私自身もみんなに合わせて口パクで歌ってみました。教会はアメリカ人にとっては、とても重要な社交場であり、そこに集う全員がファミリーという印象をうけました。それぞれが、「メリークリスマス!」と言い合い、ハグ(抱擁)をし合います。教会では、何を言っているかはあまり理解はできませんが、それでもよく耳をすまして聞くようにしてみました。教会でのミサはとても貴重な体験です。たくさんの生徒が経験していることを望んでいます。23日は私のホストファミリー(パム先生のご主人のデイブ)が24日が誕生日ということもあり、一日早くですが誕生パーティーを祝いました。その時の様子です。大きな肉料理をダイナミックに切り裂くデイブの様子や、クリスマスディナー、そしてプレゼントをあけるときの様子などを収めました。ちょうど夕焼けがとてもきれいでしたのでその写真もおさめています。20人ほどの家族が集まり盛大で賑やかなパーティーでした。その後は全員でモーターホームというキャンピングカーというよりも、動くホテルのような、家のような、大きなバスのような乗り物(中はリビング、ベッド、キッチン、トイレ、冷蔵庫、シャワールーム、コンピューターなど全ての機器が揃っています!!)に乗って、街のクリスマスのライティングをしている家々を見てまわるツアーをしてくれました。中には本当にゴージャスなライティングをしている家もあって、その度に全員が「オーマイグーーーーーッネス!!」と大はしゃぎでした。翌日の24日は昨日がパーティーだったので、ゆっくりと過ごしました。パーティーの片付け、掃除をした後は、ゆっくりと過ごし、今日は何もしない日です。そうです。パーティーの後は、リラックスする日と決められているようです。本を読んだり、ゲームをしたりしました。忙しい後にはゆっくりと休むことはアメリカ人にとっては絶対に必要なことのようです。今日、パム先生が全員の家庭に電話をしてくれ、全員が何の問題もなく過ごしていることを知り、安心しました。27日にみんながどんなクリスマスを過ごしたかを聞くのがとっても楽しみです。

12月22日(土)
【活動写真】

December 22nd
【Photos】

九州を出発して丸一日がたとうとしている時間帯にこのレポートを書いています。オリエンテーションで飛行機の中では寝るようにとしつこいほどに言っていた私が、ほとんど寝れない状態でアメリカへ到着しました。参加者も寝る努力はしていたようですが、実質的な睡眠は誰一人としてとれてはいないことでしょう。乾燥した機内、狭く窮屈なエコノミーシート、決して快適なフライトとは言えない長旅ではありましたが、無事にサンフランシスコに到着。行きはジェット気流に乗って少々短めの8時間30分のフライトでした。出発する日の鹿児島は20度、羽田は9度、そして、ここサンフランシスコの気温も同じく9度でしたが、空港を出た時のひんやりとした空気が心地よい位でした。パム先生とシェリー先生の明るい笑顔とハイテンションな雰囲気に、タカユキが「僕はアメリカ人のあのテンションは好きですねぇ。」と言っていました。バスに乗り込み、お昼をトレーシーのインアンドアウトという人気のハンバーガー屋へ。そこで初めて米ドルを使う経験をしました。硬貨の使い方に慣れないために、お金のことを質問してくる生徒が何人かいました。早くお金の使い方に慣れて、いつもお札での支払いだけではなく、セントの単位も覚えてくれると買い物も楽しくなるのではないでしょうか。そこからローダイまでの道のりは約一時間弱。そのわずかな間にもうとうとする生徒達。私が起きるように促すと、パム先生は「少しの居眠りだったらしてもいいわ。寝かしてあげてー!」という言葉に、私ももうそれ以上は言えない雰囲気に。確かに睡魔には勝てません!生徒達は、疲れた顔色はしてはいますが、体調不良を訴える子はおらず、ひとまず安心です。明日から水曜日までは、しばらくみんなと会えませんが、それぞれのファミリーと楽しいクリスマスを過ごすことを願っています。木曜日のサンフランシスコ終日研修までみんなと会えませんが、このクリスマスというとても特別な時期にアメリカの家族と過ごせることは、本当に貴重な体験だと思います。27日には元気な顔で会いましょう!それまでがんばれー!!
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