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ポートオーチャード レポート4月5日

朝の気温華氏51度。雨が夜に降っていたせいか、いつもよりは気温が高いのにも関わらず、肌寒かったです。本日11時15分のデルタ航空で帰国するので、スタディーセンターへの集合時間は7時。ファミリーが最後まで協力してくださり、時間に遅れることなく集合してくれました。10日間過ごしたホストファミリーとの別れの場面はとてもつらいもの・・・と思っていましたが、意外にもみんなは笑顔でファミリーと別れました。以前の引率ではみなが泣きじゃくり、ファミリーとハグし合ったりと別れるのがつらいものでした。不思議とポートオーチャードのメンバーは、TCの先生がTime for the bus! 「バスに乗りなさい。」と促したら、Thank you. See you. Bye! Arigato!と以外にあっさりと、笑顔で手を振って別れていました。きっとホストファミリーとは10日間をゆっくりと過ごせて満足だったのでしょう。また昨夜のSayonara Partyが大成功したこともあり、メンバーのみんなが明らかに前より仲良くなれましたので、家族との別れも意外とさみしくなかったのかもしれませんね。バスの中では、朝が早かったので眠っている子もいれば、仲良くにぎやかに話をして過ごすことができました。TCのイボンヌとサラが、例年は別れを惜しんでバスの中でも泣いているものなのに、だれも涙を見せず、元気にバスの中で話しをしているので、驚かれてしまったくらいです。そのようにわきあいあいと話していたので、バスの1時間はあっという間に感じました。シアトル空港は人が多いので気を遣うことが多いでした。とにかく1列で列をくずさないようにと注意され、混雑の中急げ急げとすすみました。セキュリティーチェックでは、カバン・ジャケットを脱ぐだけでなく靴も脱がないといけなくて、とても込み合いました。検査官の英語が聞き取れず靴を脱がずにセキュリティーチェックを出た生徒には搭乗券に×印がつけてあり、これでいいのか?と不安になったものでした。シアトルの検査官が厳しくて私自身もびっくりしましたが、時間をかけてする意味が大都市にはあるんだろうと思います。 抜き打ち検査に“また”シアトル空港出国時であった生徒も。どきどきのセキュリティーチェックでした。セキュリティーチェック後は、ひたすら搭乗ゲートまで。たくさんお店のある場所をゆっくりとみてまわりたいのに、空港が広すぎる上に、搭乗ゲートが遠いSゲート。まだ搭乗口に到着するまでは自由時間をとることができずにとても残念でした。そしてアメリカ入国時、到着時にグループがいきなり2つに離れてしまった“例の”モノレールで移動しないといけませんでした。同じモノレールに乗ったものの、なぜか壁を経て2両に分かれてしまい、また不安な気持ちにさせてしまったことを非常に申し訳なく思っています。引率者としても、出国は移動時間が短いというストレス、無事に全員が何事もなく搭乗口に着くまでは安心できません。 でも少しでも買い物などの自由時間を確保しようと、バタバタさせてしまい、お互いストレスの時間でした。搭乗ゲートで日本人職員さんに少しでも自由時間が取れるように相談し、先にチェックインさせてもらっていました。外国では、日本人スタッフの方々の神対応に毎回感動します。めいめいがシアトルと書いた思い出の品々や、家族へのお土産などを買うことができたようでした。帰りの機内は高校生にとっては地獄。ステイ先ではホームステイファミリーとの時間を優先したので、ほぼ終わってない春休みの宿題に頑張って取り組んでいました。
宿題がない生徒は、10日間のホームステイの感想を思い思いにまとめてくれました。
一部ですが、感想を紹介します。
行く前はどちらかというと恥ずかしがり屋で不安だったが、単語を聞き取れば意味がわかる。自分の英語力を実感できて、自身になった。/まわりに合わせるのが難しくトライはしてみたが、やはり自分はこのままがいいと思った。/ お互いの文化を共有するということがどんなことか分かった。/ たくさんのことにトライできたが、帰国したらもっと気持ちを伝えるために英会話を習いたいと思った。/ ホストファミリーに感謝の気持ちでいっぱいだが、多忙なファミリーのため、週末にどこにも行けなかったのはつらかった。/ ホームシックになり、自分の部屋で泣いたことがあった。/ 寒い中でも半袖を着たり、テントの中で寝てみたりとアメリカ人がすることをすべて真似てトライしてみた。また何度どでもアメリカに行きたい。/ 親が決めたホームステイで、行く前はあまり準備をしていなかった。英語は思ったより通じたことがうれしかった。またアメリカに行ってみたい。/ Port Orchard の仲間に出会えてとても楽しかった。/ あまりいろいろなことにチャレンジできなかった。一緒のホストファミリーだった〇〇(日本人生徒)に助けてもらった。/ ホストファミリーのよくしてもらった。ファミリーにぜひ日本に来てほしい。 /他人の家に住むということの難しさが分かった。/ 親やTC、お世話になった周りの方に感謝している。など様々な感想を書いていました。詳細は文集をお楽しみになさってください。 ホームステイファミリーとの出会いや、みなさんの出会いはまさに「一期一会」。いつかまた会える日がくるかもしれませんし、もう2度と会えないかもしれません。ですから、出会えたことに感謝していきたいものです。鏡の関係のお話をみなさんにも
少ししたことがありますが、人間関係はまさに鏡の関係ともいえるでしょう。アメリカで学んだことの1つに「他人をリスペクトする」ということ。自己主張の強い国ですが、自分のことも、他人のこともとても大切にします。今後、学校生活や人生ではいろいろなことがあるでしょう。みなさんが見せてくれた笑顔や笑い声はアメリカ生活で本当に心の癒しでした。笑顔で毎日を過ごしてください。悪口でつながったりする関係は本当ではありません。困っている人がいたら、ときに手を差し伸べてあげられる人になってください。みなさんがアメリカでそうしてきたように・・・。
成田では長野に帰るDaiho, 宮城に2人だけで帰る Nikon, Yuzen とお別れでした。簡単にですが、解散式をしてみなでハグして別れました。みんなで写真を取り合って、ハイタッチして別れました。宮崎のフライトが早いため、先に成田でNatsuki, Hiroto, Kazumi, Hina, Haruka, Haruna, Suzuka, Hiyori,ともサヨナラをしました。 私ももうみんなに会えないのかな?と思うとさみしくなり、涙が出ました。Arlington から帰国する鹿児島のグループを待つ間、鹿児島・沖縄に帰るメンバーはしばらく成田で待たなければなりませんでした。久々の日本が嬉しくて、売店でおにぎりを買ったり、アメリカの高校に送るカードを書いたりして過ごしました。アメリカでは真夜中の時間なので、全員が体が重く、眠くて仕方がありませんでした。
羽田までのバス内は全員が爆睡。そしてあわただしく鹿児島へ経つ、Kosei とPAの私は鹿児島へ経ちました。沖縄のメンバーNami, Sora, Kanon, Sochi, Haruna, Ayane, Komomo, Aika, Kaito, Asahiを最後まで見送りすることができなくてとても心残りでした。10日間過ごしたみんなと各自がお別れするのがとてもつらいひとときでした。Team Port Orchardのみんなが最後に強い絆で結ばれたことを感じました。滞在中は教師の立場と、母親の立場で、学校での過ごし方や、緊迫の出入国時には、みなさんにかなり口うるさく(笑)して申し訳なく思っています。ですが、しっかり落ち着いた中高生が多く、高校生の班長さんを始め、みなさんに助けられてすばらしい体験ができたと思います。いつも元気がいい中学生のみなさんを見てると「若いっていいな。そしてこんな若いうちにアメリカでの素晴らしい体験ができて、いいな。」とてもうらやましくも思いました。高校生のみなさんは学ぶ意志も強く、コミュニケーション能力も高く、現地の先生方がとにかくほめていらっしゃいました。アメリカでのホームステイを通して、体験して良くも悪くも「初めて出会えた自分」を大切にしてください。ぜひアメリカの家族・出会えたメンバーとも今後も連絡を取り合ってくださいね。ホームステイを体験させてくださった保護者の皆様、事前の準備を事細かにしてくださったMNCCのみなさん、現地でお世話になったTC、ホストファミリーのみなさん、そしてTeam Pord Orchardのみなさん、すべてに感謝します。平成最後のTeam Port Orchardのみなさんのこれからのご活躍を鹿児島の地より心よりお祈りしています。
Good luck,  keep in touch with your friends and family in America.  
It was pleasure to meet you. Thanks a lot. Love, Mihiro.

ポートオーチャード レポート4月4日

Sayonara Partyから先ほど帰宅しました。Team Port Orchard の生徒さんが1つになり、1つの大きなパーティをホストファミリーのためにやりとげました。今日のパーティでは1人1人が何かしらの発表にトライしてくれました。終わったあとは各自に達成感があったことかと思います。たった1日だけでサヨナラパーティの準備をしましたが、素晴らしいパフォーマンスができました。最後の日にみんなで力を合わせたことで絆ができたことと思います。改めてこのティームのメンバーに出会えたことに感謝しています。プログラムの詳細も別に載せますのでぜひご覧ください。
司会は中学生Aika, Ayane, Komomoが、話し合いの時に司会の役積極的にトライしてくれました。高校生がいる中で頼もしいことです。 スタートは全員で学校で習ったアメリカのPledge allegianceを披露しました。会場のファミリーも一緒にアメリカの国旗に向かって宣誓してくれました。その後は全員がHarbor High School で習った手話で自己紹介と出身地を発表しました。Team Orchard は沖縄・宮崎・宮城・長野から集まったチームです。
それぞれの県に誇りをもっていました。パーティの第一声はHiroto(宮崎)の”イケ声“(イケてる声?のことを若者はこんな風にいうんですね。)のWelcome to our Sayonara Party!の言葉で幕開け。どっと会場がわきました。ピアノ演奏は2人のHaruna(宮崎・沖縄)がトライしてくれました。リハーサルの時点で私たちを驚かせ2人。本番も素敵な音色に会場がうっとりとなりました。全員がしんと静まり返り、演奏に聴き入った素敵な時間でした。続いて、雰囲気をうってかわり、Sora, Soishi (沖縄)の2人が新聞じゃんけんゲームのモデルを見せてくれました。会場の1部に新聞を配布し、ファミリーのみなさんにもチャレンジしてもらいました。ペアで向かい合い、新聞の上に乗ります。じゃんけんに負けると紙を折っていかないといけません。どんどん新聞のスペースがなくなるので、乗っているのが難しくなるゲームです。会場が少し和やかなムードになりました。そして日本の武道の初回へ。空手の演武をDaiho(宮城)がその空手の紹介をKaito(沖縄) がトライしてくれました。剣道をHina(宮崎), Yuzen(宮城) その技の紹介をAsahi (沖縄)がトライしてくれました。空手も剣道も会場の空気を一瞬で変えました。日本の武道の誇らしいところです。とてもかっこよかったです。 茶道をHiyori(宮崎)をその紹介をKanon(沖縄)がトライしてくれました。ファミリーの1人が、試飲して「おいしい!」といってくれました。茶道の準備を2人で一生懸命してくれました。 最後は書道をNatsuki, Suzuka, Hina(宮崎)その紹介をKazumi, Kosei (宮崎), Nikon(宮城)がトライしてくれました。平成・令和の時代を紹介したり、ファミリーの名前を漢字で書いてあげたらとても喜ばれました。閉めは感謝―Thank you. と日本語・英語で感謝の気持ちを英語で紹介してくれました。最後はHaruka(宮崎)Nami(沖縄)のサンキュースピーチでした。2人とも感謝の気持ちを込めて素晴らしいスピーチができました。準備中にサプライズも実はありました。4月4日はNami の18歳の誕生日でした。アメリカで18歳の誕生日をみなでお祝いしてもらえるなんてなんて素敵な思い出になるでしょう。手作りのケーキもTCのサラが用意してくれていました。多忙なTCの2人の心遣いに、とても感謝しています。

ポートオーチャード レポート4月3日

今朝は華氏58度(摂氏14度)。 昨夜から雨で、今朝も小雨が降っていました。ポートオーチャードに来てからはずっと、晴れ晴れとしたすばらしい天気が続いてましたので、初めての雨でした。こちらではあまりみな傘をささない!とことでしたのでフードのついたジャケットを着て雨に備えていまた。Harbor High School で過ごす最後の日でした。朝のAssemblyの集会ではpledge allegiance 「アメリカ国旗への宣誓」をしました。最後の日ですが、少しでもみながアメリカの学校生活を理解できるように、サラにどんなことをいっているのかホワイトボードに書いてもらいました。(私はどうしてもアメリカの学生のように「暗唱」したくて、1日目の学校が終わった夜、“幼稚園児”が宣誓してるyou tube を見せてもらい、かなり練習して暗記しました。)Prayお祈りの時間では、私達に残りの滞在が素晴らしいものになるように。無事に帰国しますように。と祈ってくださいました。 Harbor High School では、朝にみなのニュース(何か知らせたいこと)をシェアします。そして何か祈りたいことを考えて校長先生のMs.Mudgeがお祈りの言葉を伝えます。今日は学校に行く途中の30分でそれぞれPrayお祈りの時間のことを伝えてありましたので、目をつぶり話さないようにしよう。という心構えがみなにできました。ここ数日、Team Port Orchardの生徒が感じたストレスは今、何をしているのか?何が起こっているのかわからない。ということです。事前に知らされていないことも多いので、3度目の引率であるPAの私自身もとまどうことが少々ありました。生徒はもちろんのことです。そこで数日前からTCのイボンヌとサラにも日本では、前もってPreparation 準備が必要だとも伝えました。ここアメリカの生活は、天候や学校・生徒の状況によってプランが変わることもあります。それに柔軟に対応することはアメリカの生活で、いえ「人生」にも大切だと思います。プランした通りに人生はいかないわけですから・・・ですが前もって準備することで段取りよく物事がすすみますし、時間の無駄もはぶけます。その両方の良さをみんなに感じてほしいです。特にOrigami を折る時間にそのことに気づけたかと思います。
事前に折り紙の折り方を“準備”してきた生徒は、アメリカの生徒に喜ばれていました。また6人のアメリカの生徒の名前をこの3日間、授業の合間に漢字で“準備”していました。ある生徒が英語とその漢字を筆ペンで、とてもきれいな字で書いてあげました。それをグループのメンバーが1人ずつにあげたら、喜んでくれました。この名札をとっておきたいので、洋服の上に貼りたくないというアメリカ人の生徒までいたくらいです。また自分の出身のお土産をたくさん“準備”してきた生徒は、最後にここの生徒・先生方にあげていてとても喜ばれていました。さらにたくさんの日本食の材料を”準備“してきて、家族に日本食をたくさん披露してくれた子もいました。たくさんの”準備“がほかにも紹介しきれないくらいありました。高校生は、Joanne先生によるEnglish (国語)。中学生はMr. KaylonのMusic クラスでした。高校生のクラスがアメリカ人詩人の詩を読むので、高校生のクラスをサポートしてほしいとJoanneに頼まれましたので、中学生の素敵な歌を聴くことができなかったのは残念です。TCのサラからAmazing Grace の歌を習ったと聞きました。みなの歌声が美しくて、ぜひさよならパーティでみんなで歌ってほしいといわれました。アメリカ人高校生が先に今日のテーマである詩を暗唱してくれました。その後英語の詩を群読しました。次にこちらに日本語訳を読んでほしいといわれました。Joanneがグーグル通訳してくれた日本語がわかりづらかったので、私が意訳した(詩人の心がなくてSorry)日本語の後について読んでもらいました。内容把握をざっくりした後で、グループワークになりました。その詩の中で出てきた2つのキーワードを比較し、2つの相違点と類似点を挙げて、書いていく活動でした。それをグループごとに日本人生徒が発表しました。今まで発表の機会がなかったのでとても緊張したでしょうに、せいいっぱいトライしてくれました。中にはアメリカ人の生徒と意見の違いを交換していた生徒や、みなと違う観点から意見をいえた子までいて、先生を驚かせていました。日本では、大学の英文科で学ぶような内容をTeam Port Orchardのみなが見事にやってくれました。後半はLanguage art 手話を学習していました。ここでは1人1人が自分の名前と好きなものを発表したようでした。後半は中学生2年以下の授業Mathのサポートを頼まれたので、そちらにいました。 先生は携帯を使い、数学のゲームを紹介したかったようなのですが、日本人の生徒全員が携帯を持参してないことを知り、急遽プランを変えて数学用語の名前と定義の説明をしてくださいました。既習のことを英語で知る難しさと楽しさ。まだ一部の生徒が習ってない平方根のことを英語で習い、ちんぷんかんでもトライしてくれたことを誇りに思います。高校生(中3以上)チームも中学生(中2以下)チームも、本日は素晴らしい授業態度で、そしてとても双方に成果があったように思います。最後は一緒に写真を撮ったり、名刺を渡したり、ゆっくり話したりあいさつしたりするまもなく学校を去らないといけなくて、みなにもっとゆっくり時間がほしかったと心残りがあったかと思います。せっかく仲良くなる時はいつも最後の日になってしまうのです。日本人生徒がわかるように、初日より授業内容をだいぶ簡単にしてくださいました。ハイレベルで学ぶ私立のここの学校のアメリカの生徒には申し訳ない気持ちもしましたが、Share appreciation 感謝の気持ちを共有するという先生方の教えで生徒も、いつもと違う大勢の環境を喜んでくれていたそうです。ランチはスタディーセンターに戻り、午後はボーリングとDollar Treeという1ドルショップで買い物をしました。ボーリングは自分の足のサイズをアメリカサイズで体験しました。ここでの体験はぜひお子様から話を伺ってください。1ドルショップでの買い物時間もあまりなく、買い物好きの女子には物足りなく、ほぼ物を買わない男子をお待たせする状況でした。残りのお金が少ない中でもホストファミリーの子供のためにプレゼントを買っていた生徒もいました。1ドルショップは、食べ物には税金がなく、物には9パーセントの税金がかかるそうです。お土産としてたくさん買いたいけど、持ち合わせのお金を心配していた子も、全部食べ物を買っていたので、税金がラッキーな気分になった子もいました。毎日が充実プランで、なかなかゆっくり過ごせないことも多いでしたが、ほぼすべての日程を無事に済ますことができました。体調が万全でない生徒もいましたが、それなりにみんなができる限りのことをトライしてくれました。
いよいよ明日が家族やチームのみなと過ごす最後の1日です。そしてチームポートオーチャードのみんなでサヨナラパーティを企画します。私たちが今、感じている感謝の気持ちを示せるように、みなで協力して素敵な思い出を作りたいと思います。
そしてすべての工程を通して、子供たちの優しさ・面白さ・気配り・無邪気さ・素直さ・何よりも元気さに助けられました。鹿児島に我が子を3人も残しているのにも関わらず、あと1日しかみなと過ごせないかと思うと、さみしくて仕方がないです。
最後の最後までみんながすばらしい瞬間を過ごせますように、お祈りします。
Tomorrow, we’ll do our best to make our family and teachers happy. 

ポートオーチャード レポート4月2日

摂氏8度(華氏48度)の朝。にスタディセンターのあるモールに7時15分に集まりました。今朝は8度もあるのに、なぜか寒い気がしました。少々湿気があるからのようです。送ってくださったホストファミリーもいつもの半袖のTシャツでしたが、上着を忘れて寒いといっていたので彼らにも少し寒い日だったようです。Harbor Christian School に通う2日目の日でした。Harbor Christian School はポートオーチャードではなく30分離れたピアース郡のGig harbor ギグハーバーという町にあります。(ポートオーチャードはキットサップ郡)なのでこの学校に通う3日間は朝の集合がとても早いです。地図をみると距離があることがわかります。3日間朝早く連れて行ってくれるファミリーに感謝ですね。2日目はPE(体育)からスタートです。体育はHarbor Christian School ではなく、Boys and Girls School (日本でいう学童みたいなところ)の体育館でありました。Harbor Christian School の生徒もバンで移動してきました。PEの先生はMr. Howard.
ハンドボールのルールに近いミニハンドボールをしました。ケガ防止で柔らかいボールを使用し、先生が英語でルールを説明してくださいました。ティームオーチャードを4つのチームに分け、アメリカの男子生徒4人が1人ずつこちらのチームに入ってくれて試合をしました。 女子2人はなぜか試合を見学してるだけ。全員が参加しなくていいのかしら?
と思いましたが・・・・ほぼ、日本語でしたが楽しそうに活動していました。体育を通して彼らとも親しくなれたような気がしました。体育を1時間した後は、学校に移動し20分だけ聖書を学ぶ時間でした。プリントの言葉から神に関する言葉を選んで。とMs. Mudge 校長先生から課題が出されました。日本人のグループの席に、数人のアメリカ人が加わってくれました。わからない単語をただ眺めているだけの生徒、すぐ辞書で調べている生徒と学びの姿勢は様々です。午前の最後の授業は休み時間を途中15分挟んで、アメリカの歴史を学びました。といっても内容を理解するのはなかなか困難でした。授業を止めて毎回通訳をするわけにもいきません。とにかく周りを見て、聞いて真似する。わからないなりに観察して何かを発見する、そこにつきるかと思います。昨日、今日と学校での様子を見ていて、TCのイボンヌ・サラから積極性や敬意を表すことを再度みなと考えてみよう。となりました。このホームステイプログラムは現地の学校を体験するエディケーションプログラムであり、ただの観光旅行に来たわけではありません。途中Ms. Mudgeがペットボトルのお水を授業中に配布して気分転換をはかってくださいました。 歴史の先生が授業の最後に素敵な話をしてくれました。世界史の観点から見て、他国から人々を受け入れることは、お互いの文化を交換するいい機会でもある。とI want to share appreciation.「感謝の気持ち」をシェアしよう。とお話してくださいました。そのことをふまえてあと1日しかない学校生活を大切に過ごそうと話をしました。サヨナラパーティの準備はコツコツと進んでいます。私たちの感謝の気持ちを示せることができたらと思います。
昼は外の公園に連れていってくれてランチ。それぞれ公園で情報交換をしたり、サッカーを楽しんでいました。午後はミニゴルフコースでパターゴルフを楽しみました。ここではグループごとにほぼ日本語で和気あいあいと楽しみました。 ポートオーチャードに来てからお天気に恵まれています。 残すところあと学校での生活はあと1日。これまで体調をそこまで崩した子はまだいません。移動中に聞いたところ、4人くらいの女子しかホームシックにかかっていませんでした。日記のどれを見ても、充実した日々を過ごせているようです。目をきらきら輝かせて、ステイ中の体験を話してくれることと思います。様々な体験を通して心も(体も?)成長なさったお子様の帰国をぜひとも楽しみになさっていてください。

ポートオーチャード レポート4月1日

日本では一足早くこの日を迎え、5月1日から始まる時代「令和」の発表のニュースで持ち切りだったのではないでしょうか?こちらポートオーチャードでも現地のニュースでJapan announced new era. と日本政府が新しい元号を発表した。と報道していました。平成最後の留学生として思い出深い時間を過ごしたいものです。今朝も摂氏4度の朝。まだ吐く息は白いです。このくらいの天気では、現地のアメリカ人は上着を羽織ることなく半袖Tシャツだけを着ています。今日からは私立のHarbor Christian High School に行きます。集合場所のスタディセンターからは、片道約30分かかるので、いつもより早く集合しました。ついた場所はキリスト教の学校 Harbor Christian High School .先週の学校よりは規模の小さい学校でした。本日もStudent support が1人1人つくのかな?と生徒たちも私も考えていましたが、今年の生徒はなんと中学生3人、高校生6人とかなり少ない人数でした。昨年は19人ほど在籍していたらしいです。
Assembly というSHRのような集まりで、校長先生のMs,Magdeから歓迎の言葉をいただきました。生徒が集まるLibraryにはティームオーチャードの生徒に向けに歓迎のマフィン・スイーツ・フルーツ・チーズが用意してありました。みなも歓迎のお菓子をいただけて驚いていました。そして高校生の中から代表の生徒がアメリカ国旗を持ち、全員右手を胸にあてて、宣誓の言葉をみなで述べました。先週1日だけ通ったCedar Middle School でも同じように8時20分ごろに宣誓の言葉を述べていました。中2以下の12人はMiddle School 、中3から高校生はHigh School のグループへと2つに分かれました。ここは時間割が日本の中学校・高校のように決まっていました。1時間目はMiddle School ではSign Language 手話を習いました。名前の紹介・動物の名前・I like / I don’t like の表現。あいさつなどを習いました。子供たちの方が覚えていくのが早くて、すらすらと先生の真似をしていました。1人ずつ名前と好きな動物を手話で紹介していきました。Middle School のAnthonyとTallon の2人はthe 8th grade 中2の男子で、フレンドリーで手話を細かく教えてくれました。英語と日本語の手話は異なりますが、いつか人の役に立てるようにと手話を学んでいることに関心しました。High School の方はMusic音楽クラス。柔軟運動などをした後は、発声練習。英語での発声練習は初めてだったと思います。とまどいつつもわかりやすいので、先生の後について声を出すことができました。キリスト教の学校らしく、教会の歌を教えてもらいました。 最後にはだれかピアノが弾ける人はいないかと問われ、生徒の1人がトライしてくれました。その演奏に合わせて、「旅たちの歌」を日本語だけで即興で歌いました。続いて、中学生はライティング。You must go on adventures to find out where you belong。自分探しをする冒険をしなければならないという引用(quoto)を読んで、思ったことを3つ書く練習をしていました。これがなかなか中学生には難しい内容でした。アメリカについてから自分が考えたこと、アメリカで感じたことなどを書いてもらいました。このライティングの目的は、自分の気持ちを考えることで自分自身の内面と向き合い、内面とつながることだそうです。午前の最後の授業は、中高生合同で数学のMatrix 行列をしました。中学校の生徒にとってはかなりのハイレベル。英語でこんな高度なことを学ぶなんて正直私もびっくりしました。それでもみんなわからないなりに工夫して授業を受けていました。アメリカ人の生徒とも一緒に昼食をとりました。中学生のアンソニーが中学生2年の男子に、どんなゲームをもっているの?どんなゲームをしているの?と聞いていました。男子が大好きな共通の話題ですね。午後は、中学生は社会。高校生は数学の代数学に分かれました。高校生の中には高1年で学習したよ。と理解ができているようでした。英語できくとさらに難しかったです。中学生は社会で、アメリカの国旗の200年の歴史を学ぶ画像を見ました。そのあとは静と動の切り替えで、アメリカ50州のパズルを正確に、チームで早く組み立てていくゲームをしました。中学生のクラスは、英語がわからない生徒が退屈しないように、必ず活動が盛り込まれていてありがたかったです。少し時間があったので、休み時間は外に出て気分転換に生徒同士で遊びました。このころ天気は18度まであがり、暑く感じました。運動の後はみなにボトルの水まで用意してくださいました。なんて優しい先生方!!
最後の時間は中高生は合同で、Science理科について学んでいました。英語がわからないままここまできた子は大変きつい時間だったでしょう。大陸のプレートや地震の起こる原因などの映像を見ました。そろそろ眠たい時間帯だったので、アメリカの生徒も疲れた表情で授業を受けていました。各自工夫してわからないなりに耳を傾けていました。
同じ学校に午前・午後と入れたので久々に日記を確認することができました。週末はさまざまな体験ができたようです。特に土曜のJapan festival に訪れた生徒はそろって沖縄のエイサーと太鼓の演奏に感動していました。シアトルを訪れた生徒はシアトルがとても大きくて驚いたことやームレスの数が多くて驚いたこと、少し怖かったこと。事細かに知らせてくれました。ある生徒は、英語がわからないまま一日学校で過ごすのが少し憂鬱に感じる。週末にホームステイ先のファミリーにお風呂は夜10時までに入ってほしいといわれたのに守れなくて自分で少しイライラしてしまい、落ち込んでしまったが、でも笑顔で頑張ると前向きになろうと自分で自分にエールを送っていました。こんなにも内容がわからないと授業が眠くなるものだと分かったという生徒もいました。いいたいことを英語でいえず、悔しい思いをし、もっとコミュニケーションをとりたいから、帰国したら英会話を習いたいという生徒もいました。用意してきたパワーポイントで自分の住んでる場所を紹介したり、日本食を作ってあげたとたくさんのことにトライしている様子がわかりました。ホームステイもいよいよ折り返しの地点に来ました。英語がわからない。と説明を全く聞いてない生徒も中にはいます。でもその子たちも休み時間には交流したり、ホームステイ先では様々なことにトライしていて、それぞれ輝けるがところがあります。
トライするための英語「日本食を明日と明後日に作ってもいい?」とどういえばいいのか?と聞いてきたり、「サヨナラパーティでスピーチもしたい。」とさらに申し出てきてくれた子もいました。自分ができることを考えて、行動に移せるくらい積極的になってくれてうれしいです。個々が残りの時間を家族やティームポートオーチャードのメンバーやアメリカの生徒たちと心残りなく過ごせますように。今日の新しい学校での先生、9人の生徒さんとの出会いに感謝です。思うようにいかないこともありますが、こどもたちもそれなりに乗り越えていっています。体調の変化や、思ってもいないハプニングが起きて涙することもありました。それを解決するのに、同じ年ごろの仲間がいてくれることや、ステイ先のファミリーが愛情をもって接してくれて、とてもありがたいです。明日も感謝の気持ちで過ごしたいものです。
中学生のライティングクラスの引用 You must go on a trip to find out where you belong.「自分探しの旅に出るべきだ。」みなさんのこの素晴らしい冒険(体験)に同行できて、成長を見守れることに今日も感謝します。

ポートオーチャード レポート3月29日

朝のポートオーチャードは、摂氏4度(華氏40度)吐く息が白くなるほど、寒いでした。今日が学校の初日です。TCのサラの子供たちが通う、Ceddar Middle High school に集合しました。今日一日は、日本語クラスをとっている学生がStudent support としてTeamポートオーチャードの生徒に1人ずつついてくれることになっていました。緊張の面持ちで各自があいさつしました。そのあとはStudent supp
ortの生徒が履修している授業へ各自が分かれていきました。不安そうな顔をして教室へ向かう子、Student support の子と早くも仲良くなろうとウキウキして向かう子と両方の表情を見ることができました。アメリカの学校は、日本の大学と似ていて、各自が自分の好きな科目を選択します。日本の中学校・高校のように担任の先生がいるわけではありません。この日は、Career dayキャリアデイという特別な行事がありました。日本でも職場体験なるものがありますが、各方面の仕事のプロフェショナルが学校を訪れて、仕事のことについて講義をしてくれる日でした。最初はAssembly といって
日本のSHRのような朝の会がありました。そこではどのクラスもTEDという日本でもおなじみのプレゼンテーションの中から仕事についての映像を見ていました。このプレゼンは英語がかなり難しかったことでしょう。
それから午前中は授業が3時間ありました。22か所に分かれた子供たちをTCのサラとずっと追いかけて、授業風景の写真を撮りに行きました。とにかく広い学校ですから
子供たちも自分がどこにいるのか、何の授業を受けているのかとさぞ、とまどったことでしょう。1時間目が終わったら、次の教室に移動。途中で会えた生徒から初の授業はどうだったかを聞くと、「全然、英語がわからない。」とかなり困惑していたようでした。
  写真を見てもわかりますように、みんな真面目に緊張した表情で授業を受けていました。Student support の中には、生徒会を引っ張っているリーダーや、成績優秀で表彰されて、学校に写真が掲示されている優秀な子がいました。どの子も日本人の生徒に寄り添ってくれて心強かったです。2時間目に教室を回った時に、校長先生や副校長先生にお会いすることが出来ました。TCのサラと一緒に写真を撮らせてもらいましたので、後程みんなにも紹介することができそうです。フレンドリーなこの方々が校長先生とは思わずに話しをしていた生徒もいて、あまりにも気さくな校長先生にびっくりしたそうです。学校にとっても留学生の受け入れはeye opening experience 「目からうろこの体験」と言ってくださいました。こうやって日本人の留学生を快く受け入れてくれた学校に感謝です。スタッフルームで授業が終わるのを待っていると、日本語教師のリー先生と日本語ボランティアでホームステイファミリーの一人であるEriさんが翌日に行われるSpring Fair という日本のお祭りの準備をなさっていました。たくさんの日本のお菓子に説明をつけて、日本の飾りを作っていらっしゃいました。SAYANARAパーティのいい参考になりました。またTCのサラの娘Heyleyの話をさせてください。彼女はthe 8th grade日本では中2の女子です。教室の廊下に貼ってある掲示物に素敵な言葉がいっぱい書いてありましたので、写真を撮っていました。なんとヘイリーが作 って掲示したとサラが教えてくれました。同級生に悩んでいる子が多く、彼女は何か彼らのためにできないか?と考えていたそうです。そこで励ます言葉を載せたポスターを作り、放課後のクラブ活動のだれもいない時間にきて、彼女が作ったことがわからないように、掲示したそうです。翌日学校で誰がこの素敵なポスターを作って掲示したのか?と先生も生徒も興味深々だったそうです。だれかのために何かできないか?と常に考えてそれを行動に移すアメリカの一生徒に、行動に移す大切さを教えられた気がしました。この素敵な話も後程みんなに紹介したいと思っています。午前中3時間の授業を現地の生徒と一緒に受けた初めての学校体験でしたが、少しだけ単語が聞こえたとか、サポートの生徒と話せたとか自分たちなりに達成感はあったようでした。ホストファミリーのお迎えでスタディセンターに戻り昼食をとりました。昼食時間は、日本人だけになりほっとしたのか、昨日より昼食時間がにぎわっていました。チームの絆が少しずつできてきたようです。 昼食後はまたホームステイ先の協力によりKitsapの消防署に移動しました。滞在中の活動はファミリーの送迎の協力のおかげで成り立っています。私たちの活動のために都合をつけてきてくださるご家庭に感謝・感謝です。
消防署に着き、アメリカの消防士の方の体格の良さにみんな驚いていました。気さくな署員の方々が消防車に乗せてくれたり、消防服を着せてくれたりと体験させてくださいました。消防署員の方がかつぐ空気の入ったポンプは約20キロ。さらに消防服は熱い火から守る約2・3キロの3層の防護服。それをかついで消火活動をするわけです。どれだけ体力がいることでしょう。その重さはスーツケースの重さ23キロに匹敵します。みんなが日本から持ってきたスーツ−ケースくらいの重さのものを担いで、消火活動をしているんだよ。と説明すると驚きの声があがりました。重たいホースと自分が振り回されそうなくらいの大量の水を出して消火活動をしたり、事故車両の車体をカットして救助する器具を持ち上げたり、救急車に搬送される体験をしたりと、積極的にトライしている間に、一気にみんなの緊張が解けたようです。残念だったのは、各自仲良くなってきて打ち解けたのはいいのですが、消防署員の説明の間に私語が増えたことでした。幾度となくTCのサラにshu ,shu と静かにするように促されていました。
最後はとうとうPAの私からも日本語で苦言。貴重な時間を割いてくださっている消防署員の方々に感謝して、私語なく真面目に話を聞くことを再確認したものでした。そのあとは、みんなからの質問に消防署員の方が答えてくれました。24時間1週間に7日間休むことなくシフトで働いているみなさん。お子様の誕生日はもちろん、行事やアメリカ人に大切なクリスマスでもお仕事をしているそうです。保護服の話があったので、どうやって時計を火から守るのか?と聞いたら、もちろん時計のカバーはあるが人の命を守るためには時計なんて気にしてられないとお答えをいただきました。また質問で「署員のみなさんのモットーは何ですか?」と聞いた生徒がいました。署員の方々は即座に 「消防士の仕事は人を救うことが使命。Servant Protectだ。 」そして「We die only once, but Life is every day.」私たちは1度しか死なない。だけど人生は毎日あるのだから・・・・」と人の役に立てる仕事をすることの大切さを教えていただきました。みんなの心にも深く響いたことでしょう。感動した後は一度みな帰宅しました。午後6時から再度スタディセンターに集まりました。家族の料理を持ち寄るPot luck Party ポットラックパーティでWelcome Partyをしてくださいました。各お料理のおいしそうなこと。みな日本食が恋しかったのか、スパムが巻いてあったおにぎりは日本の生徒が食べてあっという間になくなっていました。お料理もトルティーヤチップス・マカロニ&チーズなど定番ものがたくさんでとてもおいしそうでした。少しずつ家族とコミュニケーションが取れている様子がところどころ見えました。お料理を食べている途中に、日本人生徒の自己紹介タイムが始まりました。ここはまたみんなの緊張を誘いました。名前・出身地・ホストファミリーの紹介・水曜日から金曜日のこれまでアメリカで楽しかったことなどを全員が英語で伝えました。食事中はみながおなかすいてるので、家族との写真は食後にといわれていました。紹介が終わり、やっとご家族との写真を撮らせてもらうつもりでいたら、あわただしく会が終了し、教会であるスタディセンターの片付けと掃除が始まりました。生徒の方も「あれ?もう終わり?」と若干、あっという間に終わったWelcome partyに肩透かしをくらっていたようでした。初めて家族と対面したときに、家族写真が撮れなかった生徒さんだけは今回撮影ができました。予定よりかなり早く帰宅できましたので、疲れることもなく休むことができたと思います。翌日から週末です。どんな予定があるかを何人かが楽しそうに話してくれました。週明けの月曜日には日本の新元号も決まります。みなのeye opening 体験な話を楽しみにしています。また週末が終わると帰国まで過ごせる時間は4日間しかありません。コミュニケーションが取れなかったり、楽しいことばかりではないかと思いますが、残りの日々を悔いなく過ごせるように、みながさらに前向きにトライしてくれることを期待しています。 
サラの娘さんのポスターの言葉を借りて本日の言葉にいたします。
Never give up looking up.    上を向いて歩こう!

追伸。30日土曜 摂氏18度。
私のステイ先の家族とシアトルに遊びに行きましたところ、3家庭のみなさんと
偶然同じフェリーでした。ポートオーチャードからは小さめのフェリーで
片道2$、20分でNavyの町、ブレマートンへ。ブレマートンからは約1時間のフェリーで(なんと無料で)シアトルに着きます。大都市シアトルでたくさん楽しんでね。
(ただし帰りのシアトルからブレマートンのフェリーは有料です)

ポートオーチャード レポート3月28日

気温摂氏15度 前日と比べると比較的朝は暖かく、薄手のTシャツに軽い上着を着てちょうどいいくらいの天気でした。午前8時にスタディセンターに集合しました。ここは週末、TCのイボンヌの教会でもあります。 みんなは前日どう過ごしたのでしょうか?みんなから話を聞くのが楽しみに集合しました。早くから来て待っていた子供たちはスタディセンターで静かに座って待っていました。とても眠かったのもあるでしょうが、Team Port Orchardのメンバーは、常に落ち着いて行動できる子が多いです。
昨日27日は、ホストファミリーとのドキドキの対面から約半日、家族と過ごしました。
慣れない環境で、ホストファミリーと話しながら家庭での過ごし方を確認したり、食事をしたり、お土産を紹介したりと各自何かしらトライをして過ごせたようです。新しい環境にわくわくした反面、英語のシャワーを浴びて、精神的に疲れたことでしょう。日記係さんに各班の日記を集めてもらい読ませてもらいました。時差ぼけでほとんどの子が日記を書く元気もなかっただろうと思っていましたが、発見・トライ・紹介の項目を事細かに記録していました。 中学生・高校生なのに、斜に構えず素直なこどもたち。感受性豊かなみんなの感想を読んで、早くも感動しました。ある子は「昨日様々なことにトライし、日本ではできていなかったことがアメリカでできて、1日たっただけなのに自分に自信がもてた。」と感想を書いてくれました。まさにイチローの言葉の通り、彼は体験してみてはじめて、新しい自分に出会えたわけです。日本にいて、インターネットで様々な情報を得たとしても、自分の内面への発見はないわけです。最初はショッピングモールの一角にあるスタディセンターの建物の案内でした。建物内のお手洗いは常に鍵でロックが必要で、しかも2つのドアノブの2つの鍵をあけなければなりませんでした。モールがあるので見知らぬ人が勝手に利用しないようにと安全防止のためだそうです。これも彼らにとってsomething new (新しい発見)の一つになるでしょう。子供たちは自動販売機の使い方も習い、にこにこ顔でした。TCサラの子供たちがとても優しくて、みんなをよく助けてくれました。そして2人ともとてもかわいい!TCのサラも見た目が若く、2人の母親でなく一部の姉妹と思われてるくらいでした。イボンヌは大変な花粉アレルギーで喉の調子が悪く、全然声が出ていなくて気の毒でした。そのあとは、ホストファミリーの送迎の協力も得て、車で5分程度のPre School&Child care (保育園&託児所)にボランティアに行きました。彼女たちTCがプラニングしてくれた内容はとても素晴らしいものでした。なぜここからスタートするか? まずはTeam Port Orchardの22名を受け入れてくれたコミュニティ(地域)に対してボランティアをすることが目的でした。Give and Take の精神を肌でみなが感じてくれたらと期待します。そして様々な県から集まっているチームとしては、全体がまだ打ち解けているわけでないのも事実です。そこで無邪気な2〜5歳の子供たちと過ごす時間は、Team のみんなの心を癒してくれました。即興で「幸せなら手をたたこう。」の日本語バージョンを歌うことになったみんなは歌詞をあまり知らなくて困っていましたが、幼児たちが「幸せなら手をたたこう。」英語バージョンを”If you are happy, “ と歌ってくれたので、Team Port Orchardもお返しとして歌ってくれました。恥ずかしそうにしつつも・・・。そこから幼児の名前に漢字を書いてあげる活動。例えばAlisha に当て字ですが「明謝」(明るいと感謝の意味)Lilyrose に「百合バラ」(薔薇がとても難しくてカタカナで紹介)大人の私でも英語の名前に漢字を即あてるのは難しい名前ばかりでしたが、待っていてくれている幼児を喜ばそうとみんな一生懸命明るい意味の漢字やきれいな響きの漢字を考えてくれていました。最後はお天気にも恵まれていたので、外遊びを2つのグループに分かれて行いました。日本人生徒がペアになり幼児を真ん中にして、両脇から転ばないように手をひいて外を歩きました。
大人の人数が足りず、安全のために私も幼児の手をとらないといけなかったので、このかわいい行列を写真に収めることができずに残念です。2つのグループが離れた場所でパラシュート遊びの活動をしました。2つのグループが丘の上と、離れた丘の下で活動するため、ずっと一つのとこに入れませんでしたが、どちらの子供たちも無邪気に遊んでいました。英語が苦手といっていた生徒がTCに折り紙をください。と言いに行く。何かをするために英語を使う必然性があることが、ホームステイのすばらしい体験の一つです。最後は、園庭で子供たちと思いっきり遊んで昼食時間となりました。
ランチタイムはスタディセンターに移動。お仕事の都合で送迎できるホストファミリーの人数が不足していたので、3回に分けてTCがピストン輸送してくれました。車を待つ間、
お父様が消防士・お母様が保育士という子がご両親のお仕事の日米比較のために、
園舎や掲示物を撮影して いました。明日は消防署に行く活動がありますので、まさにもってこいのプラン。スピリッチュアル的には「シンクロニティ」つまり「この世の中に起きることは、偶然でなくすべて意味があり必然的に起きている。」という言葉が浮かびました。ご家族が作ってくれたランチを置いてきてしまった子にも、TCのイボンヌと私たち車待ちメンバー2人で取りに行き、無事にランチを届けることもできました。午後のアクティビティはギフトメイキングの工作タイム。サヨナラパーティでファミリーにプレゼントを贈るためにです。それぞれのホストファミリーのことを考えながら、工作が得意な子も、苦手な子も各自、真剣に作成していました。ホルトファミリーが喜んでくれますように・・・今日は午前のボランティア活動といい、午後の工作活動といい、「人の喜ぶ顔がみたいから、頑張れる。」という貴重な体験ができました。
最後に、TCに時間をもらい簡単にサヨナラバーティの話し合いをしました。様々な県から集まったグループなのでまだまだチーム全員が打ち解けているわけではありません。しかも、元気キッズとめいいっぱい遊んだうえに、時差ぼけがまだひどい時間帯。積極的になれ。というのが無理というもの。サンキュースピーチをする子はまだ未定ですが、司会を引き受けますと。中学生が申し出てくれました。日ごとに感じるホストファミリーへの感謝の気持ちから誰かが感謝の気持ちを述べることにトライしてくれることを待っています。1人1役としてチームに貢献し、最後にチームができあがっていく素晴らしさを実感してくれることを期待しています。保護者の皆様、どうぞご安心ください。まだ10代の子供たちが慣れない環境で2日目も無事に過ごしてくれました。遠く離れた日本でご心配なこともあるかと思いますが・・・。Worry less, Pray more. 心配は少しだけで、(お子様のために)たくさん祈って。つまり愛情をいっぱい贈ってくださいませ。 私のホストファミリーのお宅に貼ってあるステッカーの言葉を(なんとまさかのアメリカ版の100円ショップのステッカーらしいですが)、本日の締めくくりの言葉といたします。Be grateful.

ポートオーチャード レポート3月27日

ジュニアホームステイPort Orchanrd のグループは,宮崎から9名。 沖縄から10名,長野から1名,宮城から2名 合計22名の平成最後の記念すべきメンバーです。つい最近日米野球の伝説レジェンド イチローが引退いたしました。イチローの引退会見の言葉に、「外国人になったことで人の痛みを想像したり、“今までなかった自分”が現れたんです。この体験というのは、本を読んだりして「情報」は取ることはできたとしても、体験しないとそれは自分の中からは生まれない。」とありました。外国へホームステイすることも まさにイチローの言葉通りだと思います。今日からの体験を通してみなさんに「どんな自分が現れるでしょうか?とても楽しみです。

3月27日は日本編とアメリカ編と盛りだくさんでした。まずは日本編の3月27日をご紹介いたします。引率者の私は、わんぱく留学の小学生6名、ジュニア留学の中高生10名と沖縄 那覇空港に午前6時30分に集合しました。ここで初めて沖縄のNami, Kanon, Kaito, Asahi, Sora, Haruna, Soichi, Komomo, Aika, Ayane, 10名と会えました。沖縄の気温は最高気温24度 前日入りした日中は半袖Tシャツで出歩ける暑さでした。集合した早朝は少し肌寒いとはいえ、気温15度はありました。 ステイ地のワシントン州Port Orchard はまだ冬のような寒さときいていましたので、集合時にはジャケットなどをスーツケースから出して、機内にもちこむように声をかけました。搭乗手続きが終わった後は、お見送りにきてくださったご家族と、行ってきます!とお別れをしました。

羽田空港で宮崎のKazumi, Natsuki, Suzuka, Hiroto, Haruna, Hiyori, Haruka, Hina
の8名、鹿児島空港から同じくジュニア留学のアーリントングループと一緒に出発した宮崎のKosei とも合流できました。成田までのバスはアーリントングループと一緒に移動し、ご家族が用意してくださった昼食をとりました。アメリカの昼食は全く異なるもの!!!日本のお弁当・おにぎり、パンなどをしっかり満喫してもらいました。成田空港で長野からのDaiho 宮城からのYuzen, Nikonと合流できました。ここでTeam Port Orhardのメンバが全員揃いました。

保安検査場前に時間が十分ありましたので、約1時間ほどの自由時間をとることもできました。
アメリカ$への換金をトライしたり、出国前に思いがけず体調不良になり、その生徒に付き添いドラッグストアで酔い止めを買いに行ってくれた子。成田で発見した新しいものを紹介してくれた子
とそれぞれの時間を過ごせたようでした。

保安検査場を通ったとこで1つ目のハプニングがありました。(ハプニングはある意味、生きた学習ができるラッキー体験と私はとらえています。) 1人の男子児童が抜き打ち検査にひっかかり、機内に入る前に、靴を脱いだりとボディチェックの再検査をうけました。 直後に話を聞きましたが、彼は心臓が止まりそうだったと教えてくれました。後で家族に話せるネタができたね。と2人で笑いあいました。あえて彼のことをラッキーボーイと呼ばせてください。ハプニングストーリは後編に続く…(笑)やっと出発ゲート26番についたときには、午後3時を回っていました。
ようやく全体写真の並び方の練習と撮影。ここで初めての自己紹介ができました。


Team Port Orchard として、「出会いに感謝!すること。」を一番のゴールにしたいと伝えました。あちこちの県から来たもの同士がお互いを知るためにどうしたらいいか?ということで、アメリカで生活する上で大切なファーストネームで呼び合うこと。名前と今、はまってることをお互い紹介しました。そのあとはさらに自由時間ができたので成田空港探検。中学生はめちゃくちゃ元気!高校生は落ち着いてる!彼らはコミュニケーションを上手に取りながら、体力温存をしていました。午後5時の出発をゲート前で待つ16時台は全員に疲れのピークが来ていました。初めて全員が話もせずしーーんとしていた瞬間もありました。早朝6時30分に集合してきたので無理もありません。ここでは私が大きな声(鹿児島弁)でPort Orchardの名前を連呼してからでしょうか?同じ待合室にいた女性が”Are you guys going to Port Orhard? “と話しかけてきてくれました。アメリカ、日本で大人気の韓国人グル−プBTSのTシャツを着ていた彼女がはPort Orchard から約20分程度離れたBrermatonから
横須賀に来ていたそうです。はブレマートンは海軍で有名な街。ここにも1人がホームステイします。彼女は船内でエンジニアとして働いているそうです。(かっこいい!)彼女の容赦ない
ネイティブスピードの英語を聞いた子の中には、英語に若干、不安を示していました。
機内では、食事が夕飯と朝食で2回、軽食が夕飯前と夜に2回出てきました。夕飯はチキンかポークのいずれかと、シュリンプのサラダ・チョコレートケーキでした。日本人クルーや外国人クルーと様々でしたので、英語を使っている子、日本語で安心している子、アジア人ルックスのアメリカ人クルーが英語で話しかけているのにも関わらず、思いっきり日本語で「牛乳!」と話しかけている子(笑)タッチパネルの画面にはゲームに映画にと娯楽三昧。全員がまた元気を取り戻していました。夕飯後は即ライトが暗くなると、lavatory (お手洗い)ラッシュ。そもそも300人ほどもいる乗客に対して数が少ないトイレ。さらに悪いことには1つのトイレが故障してしまい、
暗い機内にトイレを待つ列が続く状態…。自分たちで周りの様子を見て、ファーストクラス近くのトイレの列に並んだりと“工夫して”いる姿、 近くに座っている外国人に英語で話しかけることにトライしている姿なども見ることもできました。 残念ながらエコノミークラスの狭いシートでは私自身も熟睡はできませんでした。体調を考えてMNCCセンターのアドバイス通りきちんと寝れる子と、眠れていない子が数人いました。眠れなかった子の明日の体調が心配です。 夜10時にはハーゲンダッツアイルクリームが軽食で登場!母の立場からはぎょっとしましたが、
乾燥した機内の中ではとてもおいしかったです。離陸前に朝食タイム。とろけたチェダーチーズが挟んでいたホットクロワッサン、フルーツとおいしかったです。8時間46分のフライトもあっという間のでした。

ここからアメリカ編3月27日を紹介します。シアトル空港に到着。気温は 華氏50度
(摂氏7℃)防寒着を用意していた生徒には意外と寒くなくて、たくさんの空港でごった返していた空港内はむしろ暑かったです。 最近、イチローが引退してシアトルに戻ったばかりですので、どこかでイチローに会えないかしら?と密かに期待を寄せていたものの、いよいよ入国審査前。
全員でど緊張していました。教科書会社で内容が異なりますが、中2で入国審査の英会話を学習しています。質問されることが目的と滞在期間だけとわかってはいても緊張するというもの。Sightseeing! For 10 days. と列の間にSightseeing. 10 days. と練習をしました。
あまりの行列に途中、渋滞混雑のためにセキュリティーゲートの優し気なスタッフが14歳以下の生徒を機械で入国審査を行うkiosuku(キオスク)の方へ連れて行ってくれました。中3以上の生徒は私とそのままVisitors only with ESTAの列へ。
待ち時間が長いので、どんなことをみながしていると観察しました。女子生徒とは〇番の検査官が優しそうだとか、〇番の検査官がイケメンだと。しばし女子トーク。機械で入国審査を済ませるのは、話す必要はありませんが簡単なようで意外と手間と時間がかかります。英語教師としては、外国で初めて直面する、ど緊張の入国審査は機械でなく、従来の検査官による入国審査を体験させてあげたかったのが本音です。検査官により聞かれる質問も違い、何も英語で聞かれなくて肩透かしをくらったり、おなじみの質問をされたり、滞在場所はどこかと予想外の質問をされたりと様々でした。全員が入国審査を済ませると嬉しいことと、またハプニングが!!!嬉しいことは、先に待っていた中2以下の男子の中の3人が自ら、ターンテーブルからスーツケースをすでに端に並べてくれていたのです。近くにいらした日本人観光客の方が、感心されたようで、そのことを教えてくださいました。 ここからのハプニング個人編(ラッキーボーイが再度登場!)先に待っていたU14のグループの近くに警察官と警察犬が近づいてたきたそうです。犬や猫がどちらかというと苦手な彼は、その警察犬が怖くてほんの一瞬、ひるんだそうです。するとまたこちらに来いと言われ、再検査されたようでした。この間PAの私は入国審査待ちにいて、不安だったでしょうに、「またネタが増えました。」と伝えてくれた彼に、約1日だけですでに成長を感じました。
さあ、荷物もあるし、バス移動の前にトイレも済ませたし、いよいよシアトル空港の外に出て
TCのイボンヌとサラに会えるわよ。と入国審査の場所から外に出ようとしたら、さすが大都会
シアトル。外に出るだけなのに、トラム(地下鉄のようなもの)でることに。さあ、みんな急いで乗ってと数名と乗り込んでいる途中にドアが突然締まり、後に生徒を残して先にトラムが出てしまったのでした。窓越しに取り残された生徒と私をやばい!とアイコンタクト。冷や汗がどばーと出てきた瞬間でした。最初の停車で降りるとサインことありましたが、果たして残った生徒が
それに気づいてくれたでしょうか?と不安になっていました。 嬉しいことにずっと最後尾を付いてきてくれてきた高校生男子コンビが、元に戻って近くにいたスタッフに停車場所を確認してくれて、無事残りの生徒が私たちが待つ降り場まで降りてきてくれました。頼りになる子たちに
助けられてここまでこれたと思います。本当にティームPort Orchard のみんなに感謝しています。 バスではほぼみんな時差ぼけで寝ていました。それもそのはず日本時間はすでに夜中3時。

入国審査で時間がかかり、楽しみのホストファミリーとの待ち合わせ場所に到着したのは約束の12時からは1時間も遅れていました。昼食もとれてないのでおなかもすいたころ。
ほぼ全員が緊張と笑顔のファミリーとの対面。各ファミリーと写真を撮り一度別れました。
どうしても数家庭はお迎えにお仕事の都合でこれず、TCのサラとイボンヌが送ってくださることになっていました。申し訳ないのですが、ファミリーとの写真はアメリカ時間の29日金曜日のウェルカムパーティで載せることができるようにします。それでは明日もきらきらな経験が
みなにできますように。 I hope everything is going to be all right with them.

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