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3月27日
3月30日
4月1日
4月2日
4月3日
4月6日

いよいよアメリカへ出発の日。鹿児島は、快晴。桜の開花宣言があったばかりの鹿児島だが、寒の戻りでまた寒くなったことから、風邪などの体調面が心配だったが、参加者全員が揃って一先ずほっとした。鹿児島空港集合時は、オリエンテーションでは少しグループで自己紹介などをして顔合わせはしていたが、英語が通じるのだろうか、と不安な表情の生徒、はじめて家族と離れる不安や寂しさの表情の生徒、アメリカという異国の地へ一歩を踏み出すことへの楽しみや、自分のホストファミリーはどのような人たちなのだろうかというワクワク感で、目をキラキラさせている生徒、朝が早かったせいか眠そうにしている生徒など、いろいろな表情が見られた。この生徒たちの表情がどのように変化していくのか今から楽しみである。

羽田空港では、沖縄、宮崎、長崎、大分、佐賀の生徒と合流。羽田から成田間の貸し切りバスに乗り込んだときは、少しホッとした表情が見られた。緊張も少し和らぎ、お腹がすいたようで、各自持ってきていたおにぎりやサンドイッチをバスの中で食べていた。生徒たちは、オリエンテーションでしか会っておらず、まだお互いがぎこちない感じでもありながらも少しずつ和やかな雰囲気になってきていた。成田空港では、東京から参加の生徒と合流。ここでグループ全員の20名が揃った。18:20のサンフランシスコ行きの出発の時間までの間、おのおの時間を過ごし定刻に出発。サンフランシスコ空港までの飛行時間は約8時間30分。長時間フライトのため、この時間の使い方で時差ボケになるか、到着後の体調に影響するかが決まるため、生徒たちには、出発前にその旨を説明した。機内食はFish or Chicken! 日本人の客室乗務員の方もいたが、やはり海外の航空会社ということで飲み物を頼むのももちろん英語。緊張しながら頑張って頼んでいた生徒たち。一人ひとりの座席の前にモニターがないため、ゲームなどもなく、映画も自分の好きなものが観ることができなかったので、生徒たちはつまらなそうであったが、時差ボケや長時間のフライトの疲れを取るためにもこの時間は寝ていることが大切だったので、寝る時間にあてられて良かったのではないかと思う。

いよいよ夢にまで見たアメリカに到着。サンフランシスコの天候は快晴。日本とはまた違う綺麗な青空が私たちを迎えてくれた。長時間のフライトの疲れも少しあるようだったが、そんな生徒たちを待ち構えていたのは緊張の入国審査。緊張から表情が硬くこわばっている生徒がいたが、とにかくここは「Smile(笑顔)!」。緊張を隠しきれない生徒たちを見て、入国審査官も、「こんにちは!」と日本語で話しかけてくれ、生徒たちの緊張も少し和らいだようだ。 

 

朝のサンタローザのお天気は曇り。所々霧がかかっていた。やはり朝晩は冷える。今日から授業が始まった。それぞれの家からカープール(一台の車に複数の人数が乗り合わせること)を利用したりして、ホストファミリーが学校に連れてきてくれた。昨日の疲れが残っていないか、時差ボケは大丈夫か心配だったが、子供たちは元気に学校に来てくれた。集合した子供たちは、ホストファミリーや自分たちが持参したランチの話で盛り上がっていた。昨夜は、ホストファミリーとバスのタイヤと同じ大きさのピザを食べたんだよーと興奮しながら話してくれる生徒、おすしを食べに行ったけど、日本のおすしとは違って美味しくなかった。カリフォルニアロールも食べたけどアボガドが美味しくなかった。夜中に目が覚めて、学校に行く時間だと思って洋服に着替えたら夜中だということに気がついてそのまま寝た。などと話してくれる生徒。いろいろな体験をしたようだ。疲れよりも、アメリカを楽しんでいるようだ。子供たちが目をキラキラ輝かせながら話している姿を見ることができて本当に良かった。子供たちの日記を読むと、それぞれいろいろなことを感じ、挑戦しているようだ。これから帰国まで、子供たちがどのように成長していくのか楽しみである。生徒を学校まで送ってきてくれたホストホストファミリーと話しながら、初日は特に問題もなく、生徒と楽しく過ごしたようだった。“We had a wonderful time” とホストファミリーが生徒たちを歓迎してくれて、生徒たちとの時間を楽しんでいるようだ。ホストファミリーは、生徒たちが何か困っていることはないだろうか?食べ物は大丈夫だろうか?と心配してくれていて、生徒たちが快適に、そしてもっと楽しめるようにと気遣ってくれていて、また子供たちのことをわが子のように大切にしてくださっていることがわかる。

学校に登校してきた現地の生徒たちが私たちを見つけて、“Hello” “Hola”といいながら手を振ったり、一緒に写真を撮りたい!ととてもフレンドリーに接してくれたりと、とても歓迎してくれている様子。最初に校長先生が生徒に挨拶をしてくださった。とても歓迎してくれていて、実際に今回で数回目の受け入れをしてくれている学校である。今回は1日だけこのCali Calmecac Language Academyで授業に参加させていただくのであったが、この学校では、イマージョン教育(言語教育の一種で、一般教科を外国語で学ぶこと)を行っており、スペイン語と英語で授業をしていて、教室に入ると英語とは違う言葉が聞こえてくる生徒たちは少し戸惑っている様子。現地の子供たちに“Hola Hola (英語のHelloと同じ)”と言われ、戸惑いながらも笑顔で“Hola”と現地の先生や生徒に言っていた。スペイン語で算数や理科、体育の授業を受けた生徒もいた。理科では、蝶の脱皮の様子を観察。また算数ではサイコロを使っての足し算の授業。スペイン語がわからなくてもなんとか生徒たちは現地の子供たちの活動の様子を見ながら、また現地の生徒たちから教えてもらいながら一緒に授業を楽しんでいるようだった。あるクラスでは折り紙を現地の生徒と一緒に折ったり、日本を紹介したりして異文化交流を行っていた授業を受けると次は待ちに待ったランチタイム!それぞれの家から持参したランチには、ハムの入ったサンドイッチ、ピーナツバターとジャムのサンドイッチ、きゅうりやにんじん、オレンジ、りんご、そしてチップス。日本ではなかなかりんごを丸かじりすることがないが、ここはアメリカ!生徒たちも洋服でりんごの皮をゴシゴシ拭いてからかぶりついていた!


ランチタイムが終わると午後からはWindsorの街を歩いて散策ということで、歩いて向かった。学校では寒がる生徒もいたが、Windsorまで歩いて大体20分歩くと、ジャケットを脱ぐ生徒もいるほどいい運動になった。ビジターセンターでは、Windsorやカリフォルニアに関するパンフレットや地図、また無料の新聞などをいただいて、次はPowelのスイーツショップへ。日本ではあまり目にすることのない鮮やかな色のチョコレートやキャンディー。中には虫の入っている日本では絶対にあまり食べたり、買ったりしないであろうお菓子が並んでいた。日本とは違うお菓子の色や匂いに、アメリカを感じる生徒もいたようだ。五感でアメリカを感じ、体験している子供たち。このお店で初めてアメリカで買い物するという生徒もいて、緊張しながら一生懸命オリエンテーションで換金したコインを駆使しながら使っていた。買い物の後は、近くの図書館に見学へ。DVDやCDも借りることができ、日本の漫画の英語版があり、生徒たちも興味深そうに見ていた。DVDやCDは無料で一週間、本は3週間借りることができるが、返却の延滞が発生した場合、DVDなどは一日あたり$1、本は25セントの延滞料がかかるようだ。その後、ソラノのホストファーザーの大きなバイクに乗って記念撮影。その後、サンタローザで有名なスヌーピーの銅像の前で全体写真を撮った。少し疲れた顔をしていた子供たちだったが、近くの公園でホストファミリーが迎えに来るまで遊んでいいよというと、疲れなど吹っ飛んだようで走り回っていた。今週はこれで終わりだが、週末の注意、ホストファミリーとの生活を充実するための話をして、今日は終わった。週末はサンフランシスコや海、キャンプ、スヌーピー博物館などいろいろな所に連れて行ってもらうようで、子供たちも楽しみにしているようだ。日本料理やホストファミリーに作ってあげるつもりだという生徒も何人かいるようだ。最初で最後の週末なので、悔いのない過ごし方をしてほしい。

 

週末もお天気に恵まれて、昼間は半袖でも大丈夫なほど暖かかったというよりは暑かった。しかし、朝夕はやはり肌寒い。アメリカに来てから4日が過ぎた。慣れない環境や寒暖の差などから疲れがたまって、体調を崩していないか週末は心配だった。今日からは、ジョンリーブリ小学校での授業が始まった。週末をどのように過ごしたのか、ホストファミリーと交流ができたのか、週末ホストファミリーと過ごすことで、何か心境の変化などがあったのかなどを生徒たちに聞きたい思いを持ちながら学校に向かった。金曜日にリサ先生から宿題が出された。それは、ホストファミーの名前を覚えてくるということ。アメリカに来る前にすでにホストファミリーの名前を覚えてきている生徒もいたが、ほとんどの生徒は覚えていなかった。リサ先生と一緒に何度もホストファミリーの名前を金曜日に練習していた生徒たち。リサ先生は、学校に集まってくる生徒一人ひとりに、“What is your host family’s name?”と聞いていた。生徒たちは、一生懸命に自分のホストファミリーの名前を伝えていた。私たちのアメリカ滞在も残り今日を含めて4日。できるだけ多く英語を話してほしいと思う。リサ先生も、“Speak English” “No Japanese”と、教室の中だけではなく、なるべく教室の外でも英語を話すようにリサ先生が英語でいろいろな質問をしていた。週末は、ホストファミリーとキャンプに行った生徒、サンフランシスコまで観光に行った生徒などそれぞれホストファミリーと素敵な時間を過ごしたようだ。また、日本食の卵焼き、味噌汁、ほうれん草の和え物、おにぎりなどをホストファミリーのために作った生徒がいた。また、日本の家族や友達にポストカードや手紙を書いた生徒がいて、週末に送れなかったから今日送りたいと、郵便局に行きたい!という言い方を教えてほしいと何人かの生徒が聞いてきた。(ポストカードよりも、生徒の方が早く日本に着くかもしれない。)


朝、全員が集合したところで、注意事項や今日の予定の話をした。また、さよならパーティーでの出し物を何にするかなどを生徒と話しあった。今日からは7つのグループに分かれての授業が始まった。今日からは新しい学校で、生徒たちも少し緊張しているようだったが、英語にも少しずつ慣れてきているようだ。あるクラスでは、先生が日本に行ったことがあるということで、生徒たちを歓迎してくれた。算数の授業を受けていた生徒。英語があまり分からなくても、他の生徒の様子を見たりしながら一生懸命に授業を受けていた。手裏剣を折り紙で作っていた生徒に、現地の生徒が教えてほしいと集まっていた。クラス全員の手裏剣を作って、クラスが終わるときに現地の生徒一人ひとりにプレゼントしていた。

午後からは、車に乗って、消防署見学へ。ここの消防署には一人の女性の消防士がいるとのこと。なかなか日本では女性の消防士を見る機会がない。しかし、ここアメリカでは女性の消防士、パイロット、バスの運転手、警察官も多い。日本でもここ最近では女性のパイロットやバスの運転手などが少しずつ増えてきたが、たくましい女性がアメリカは多いのだろうか。消防署内の見学をした。このウィンザー消防署では2日働いて4日休みというシフトのようだ。消防署内で動物の檻を見つけた生徒がいて、その動物ついて質問すると、最近来たばかりの新入りで、日本でも地震や台風などの災害時にテレビなどで見かけることが多くなった救助犬用の檻だと。残念ながらその救助犬には今回は会えなかった。消防車の中に入り写真を撮影したのだが、やはりここはアメリカ。日本の消防車よりも大きくて存在感がある。ここにもまた先月来たばかりの新しい消防車があって、そこで集合写真を撮った。生徒たちは目をキラキラさせながら様々な角度から真新しい消防車の写真を撮っていた。運転席に座り、ハンドルを握り今にも出動できる!という体勢で多くの生徒が写真を撮っていた。消防士による出動時の装備服に着替えるデモンストレーションも行われた。出動要請があってから1分で準備して現場に駆けつけるということで、なんと今日からこの消防署に属することになった、かっこいいジョンさんが、何秒で着替えられるかみんなで時間を計ることに。生徒が見守る中、なんと36秒で着替え終わり出動できる態勢に!さすがいつも訓練をしているたくましいアメリカのヒーローの消防士さん!すべてを装着すると35kgほどあるそうで、必要な体力は並大抵ではなさそうだ。生徒たちも装備服を着る体験をした。思った以上に重かった!という生徒。この消防署では大体1日に3〜5件の出動要請があるとのこと。今日はもう出動要請があったのか尋ねていると、今日はまだない。そう応えていたら、なんと出動要請を知らせる音が。説明をしてくれていた消防士の方々も出動することに!生徒たちはびっくりした様子で、出動していく消防士を見守っていた。帰る際に、女子の何人かの生徒から、かっこいいジョンさんには彼女がいるのか聞いてほしいと言われた。でも、自分たちで聞いてみてごらん!というと、恥ずかしそうに“Do you have a girlfriend?”と聞いていた。すると答えはなんと“No!” 生徒たちは驚きながらも嬉しそうだった。私が記念に消防士の方々と写真を撮ると、次々に私も写真を撮りたい!といい始め、長い列ができた。アメリカには消防士のカレンダーがあるほどだ。生徒たちもアメリカのたくましい消防士さんとたくさんの写真を撮っていた。その後は、また車に乗って学校に戻り、サヨナラパーティーの準備や、明日の午後の活動などの話をした。アメリカでの活動も残すところ3日。色々なことを体験して、チャレンジしてほしいと思う。そして、思いっきりアメリカの空気を吸って、アメリカを感じて楽しんでほしいと思う。

 

今日も気持ちよく晴れていて、太陽に負けないくらい眩しい笑顔で学校に来てくれる生徒たち。この生徒たちの笑顔が引率者である私の活力になっている。本当にありがとう。朝はやはり肌寒い。宿題で頼んでいたハートの折り紙を集めた。授業が始まる前にサヨナラパーティーの準備の話、授業、そして授業以外でもなるべく英語を話すように、ホストファミリーともたくさんの時間を過ごすようにということを話した。


生徒たちは今日も各グループに分かれて授業へ。毎日アメリカの先生も生徒も私たちをとても歓迎してくれていて本当に嬉しく思う。日本に行ったことのある先生が、日本で撮った写真のアルバムを持ってきてくれていて、生徒たちが興味深そうに見ていた。アメリカにはsnack timeというお菓子を食べられる時間がある。そのときに、日本から持ってきたお菓子をアメリカの生徒たちにあげると、日本人の生徒たちの周りには日本のお菓子をほしい!とアメリカの生徒たちが集まっていた。やはり日本のお菓子は美味しいようで、アメリカの生徒たちも気に入って、もっとほしいと多くの生徒たちが子供たちを取り囲んでいて、終いには子供たちが見えなくなるのほど人数の生徒が集まり、あっという間にお菓子はなくなってしまった。生徒たちは“Yummy(美味しい)、Good”と口々に言っていて、まだ食べたい!と言いはじめなかなか教室に戻ろうとしない生徒たちまでいた。幼稚園生のクラスでは、“Old”という単語の練習をしていて、先生に“How old are you?(何歳ですか)”と聞かれ、“Twelve”と答えると、“I am twelve years old.” というように答えるのよと教えてもらい、子供たちもゆっくりながらも一生懸命に先生の後に続いて言い方の練習をした。間違いを恐れずどんどん英語を話してほしい思う。アメリカの生徒たちはとても積極的。先生に何か質問はないですか?この答えはわかりますか?と聞かれるとすぐに生徒が手を挙げる。日本の生徒たちもどんどん自分から積極的に授業に参加していってほしいと思う。


午後からは、歩いてイースターハントをする公園まで移動。暑い中の歩いての移動は大変だが、生徒から色々な話を聞けるこの時間が好きである。ホストファミリーとの過ごし方や、授業での活動など、また日本での様子や、生徒たちの住む場所の話など毎日興味深い話ばかりだ。さまざまな異なるところから集まった生徒たち。ホームステイではじめて会った仲間が多い中、本当にずっと前から一緒だったかのように仲が良い。アメリカでさまざまな出会いがある。たくさんの友達を作って残りのアメリカでの生活を楽しんでほしいと思う。今日のランチはリサ先生が準備してくださったピザ。大きなピザが8枚。種類がチーズ、ペペロニ、ソーセージがあり、それぞれ好きなものを取って食べたのだが、アメリカに来てから3回目のピザだ!という子供たちも何人かいた。しかし、みんな美味しそうに食べていた。アメリカの食事が合わないと言い、ご飯や味噌汁を食べていた生徒もいたが、その生徒もアメリカのピザを楽しんでいた。なかなか日本のような味のものはアメリカになく、アメリカの食べ物が合わない、嫌いだという生徒もいる。しかし、色々なアメリカの味を楽しみ、異文化を受け入れてほしい。色々なTryが子供たちの経験となる。8枚もあったピザだが女の子の生徒たちも2−3枚食べてあっという間にほとんどのピザがなくなった。


ピザを食べた後、広い公園で思い思いにサッカー、バスケット、花で冠を作ったりなどして過ごした。クラスの中では静かな生徒も、このときばかりは元気いっぱい!思いっきり遊んだ後は待ちに待ったイースターエッグハント。イースターは、キリスト教で、イエスの復活を祝う祭りで、キリスト教最古の儀式である。子供達の中にはホストファミリーの家でも卵の殻に色を塗って、家の中に隠してある卵を探した生徒もいた。今回は全部で60個の卵(プラスチックの卵のケースにグミが入っているもの)を探す。木の上や、草の中などに隠されていて、子供達は楽しそうに一生懸命に探していた。中に入っていたグミを食べた生徒が、歯磨き粉の味がすると!たくさんの生徒にグミをもらった。あまり日本人には好まれない味だったようだ。


その後、サヨナラパーティーの準備をした。ホストファミリーに感謝の気持ちを伝える文を一生懸命に考え、辞書で単語を調べたり、リサ先生に英語を直してもらい、何度も発音の練習をした生徒たち。読み方を一生懸命カタカナで書いている生徒、知っている単語を一生懸命英語で書いている生徒。子供たちのホストファミリーに感謝の気持ちを伝えようと一生懸命取り組む生徒たちの後ろ姿をみて、サヨナラパーティーが成功することを祈っていた。木曜日はサヨナラパーティーの準備などのために、授業を受ける時間があまりない。そのために、明日がアメリカの生徒たちと授業を受ける最後の日になりそうだ。一つでも多くの英語を覚えて、新しい友達を作ってほしいと思う。また、ホストファミリーと一緒に過ごせる時間も残り少なくなった。色々な話をしたり、手伝いをしたり日本料理を作ったりとお世話になったホストファミリーに恩返しができたらいいなと思う。

 

寒い朝を迎えた。アメリカでの滞在も残り2日。疲れもたまってきているようだが、今日も元気に全員学校に来てくれた。いよいよ明日はさよならパーティーということで、明日についての準備やプログラムなどについて話した。また、さよならパーティーは、ホストファミリーと過ごす最後の夜になるため、今夜にはスーツケースに荷物をつめるよう、そして、忘れ物がないように確認するということなどの注意事項を話した。

その後、今日もグループに分かれて授業に参加。いよいよ学校で授業を受ける最後の日となった。初めは英語で行われる授業に戸惑い、何をしていいのか、何をしているのか分からなかった生徒たち。しかし、今では自分たちで折り紙を作ってプレゼントしたり、折り紙の折り方をアメリカの生徒たちに教えたり、日本から持ってきた名刺を配ったり、色々なことを子供たち自身で考え行うようになった。あるクラスでは、アメリカの生徒と日本の生徒がペアになって似顔絵を描くことに。しかし、いつもの似顔絵描きとは違い、相手を見ることはできても、描いている紙を見ないで描くというもの。出来上がった似顔絵は、日本の福笑いのような面白いものになった。その中で、ソラノはとても上手に描いていて、まわりの生徒たちが驚いていた。ユウキは、授業で使ったプリントや、アメリカに来てからもらったパンフレットや、色々な物をスクラップブックに貼っていた。あるクラスでは、クラスの中に誕生日の生徒がいて、ドーナツをクラス全員に配っていた。甘すぎるお菓子などが多い中、このドーナツは美味しかったようで生徒たちは満面の笑みで食べていた。授業中に食べることのできたこの特別なドーナツは、また一段と美味しかっただろう。日本のコインや鉛筆、おすしの形をした消しゴムなどをプレゼンすると、現地の生徒たちはとても喜んでいた。

ランチタイムには、アメリカの生徒たちが子供達のところに集まっていた。現地の生徒たちは、子供達が話している日本語や食べている日本のお菓子に興味津々。昨日、ソラノのホストマザーと話していたら、ベジタリアンでほとんど肉は食べないと。その代わりに、豆腐で作った味も見た目も全く本物の肉のようなものを作って食べているという話になった。一度も食べたことがない私が興味深そうに聞いていたら、今日私に豆腐できた豚肉のミンチのような物を挟んだサンドイッチを、ランチに!と作ってくださっていた。何も言われなければ、豆腐でできているとは全く分からない。とても美味しくいただいた。

午後からの活動は、ホームレスや恵まれない人のために配給されるパンの箱詰めを行った。まず、女性スタッフの方が館内を案内してくださり、その後ボランティア活動を行った。フードバンクでの活動の内容としては、寄付されたパンを選別して、箱詰めをするという活動。一つの箱にただパンを詰めるという作業だったが、箱にパンの形や長さを考えてきれいに隙間がないようにと生徒たち同士で協力し合いながら作業を行った。特に、イッシンとシュンが中心になって作業を行った。役割分担を生徒たちが考え、スムーズにまたスピーディーに作業を行っていた。いつも授業では静かな生徒も、ふざけて怒られている生徒も、手を休めることなく一つでも多くのパンを箱に詰められるようにと頑張っていた。グループのメンバーが協力し合い、積極的に取り組んでいる姿をみて本当に嬉しくなった。作業終了後、自分たちが選別したパンの箱詰めの山、そしてパンが入っていたコンテナの山に子供たちも驚いていた。最後に、空になったコンテナを背景にみんなで集合写真を撮った。いよいよ、明日はメインイベントであるさよならパーティーの日。今日のように、みんなで協力し合い最高のさよならパーティーにしたいと思う。

 

4月2日(水)
今日はここ、リーブリー小学校での最後の日であった。朝から元気いっぱいの生徒たち。子供たちにとって長かったようで短かかった9日間のホームステイ。帰国が近づくにつれて、生徒たちにも変化が出てきた。英語が分からない、アメリカの食事が美味しくない、早く日本に帰りたいと言っていた生徒たちが、もっとアメリカの生徒と授業を受けたい。アメリカのピザは美味しかった。と言うようになった。クラスの中でも積極的に授業に参加しようという姿勢が見られるようになった。現地のクラスの先生にも、今までなかなか話してくれなかった生徒が、“Can I use computer?”と言ってくれたと喜んでいた。あっという間の9日間だったが、この期間中、本当に生徒たちはさまざまな出会いがあり、経験をしたと思う。知識ももちろん大切だが、経験するということは本当に大切なことだと思う。生徒たちの五感で、色々なことをこのアメリカで感じることができたのではないだろうか。

いよいよ、今日は一番大切なさよならパーティーの日である。朝に、昨日生徒たちからTCの先生たちへのプレゼントや、さよならパーティーで使う飾りや、日本のお菓子を集めた。そして、滞在中お世話になったクラスの先生や生徒たちにお礼を言うために各教室に向かった。クラスで仲良くなった生徒と一緒に写真を撮ったり、日本から持ってきたお菓子やプレゼントを渡したりしていた。そして、アメリカの生徒たちから日本の生徒たちへ、また子供たちからアメリカの生徒たちへの質問タイムを設けた。アメリカの生徒たちからは、アメリカと日本の学校の違いは?生徒たちの年齢や学年は何か、日本の食べ物で何が好きかと聞かれていた。クラスの前に出て、アメリカの生徒たちを目の前にして少し緊張しながらも、一生懸命自分たちの知っている英語を駆使しながら応えていた。子供達はやはりアメリカの子供たちが学校でお菓子を食べることができる“スナックタイム”があることに驚いていたようだ。またそれと同じように、アメリカの生徒たちも、スナックタイムがないなんて信じられない!と驚いていた。日本人の生徒たちからは、日本にいったことがあるか?日本の食べ物で何が好きか?などをアメリカの生徒たちに質問していた。てんぷら、すしなどが人気のようだった。クラスのみんなにお別れを言った後は、アメリカの生徒が私たちを招待してくれて、生徒たちが習ったばかりの“さくら”を日本語でアメリカの生徒たちが歌ってくれた。ほとんど練習する時間がなかったと先生は言っていたが、とても素晴らしかった。最後に記念撮影をして、本日のメインイベントであるさよならパーティーの準備にとりかかった。

折り紙で飾りを作ったり、お世話になったリサ先生に渡す色紙を作ったり、滞在中一番お世話になったホストファミリーにお礼のカードを作った。そして、さよならパーティーで行うパフォーマンスの練習をした。さよならパーティーの準備は、思いのほか時間がかかり、ぎりぎりまで準備をした。いよいよ、さよならパーティー。司会進行は、ゆうかとゆきによって行われた。パーティーのプログラムは、最初にセリとリンによるリコーダー。二人のハーモニーはとても息が合っていて素晴らしかった。次にアヤナによるきり絵。ホストファミリーに舞台の近くに集まってもらい、実際のきり絵を見せると、みんな大変興味深くみてくれた。続いて日本のそろばんをアイリがしてくれた。そろばんをはじく指の速さにホストファミリーも大変驚いていた。パフォーマンスが終わった後も、そろばんを興味深そうに見ていた。次に、イッシンによる空手の形を披露。会場全員が見入っていた。本当にかっこ良かった!次に、コナツによるマジックショー。マジックを行う寸前にマジックで使うトランプがないというハプニングが。しかし、折り紙でトランプの代わりになるカードを作ってマジックを。こなつの笑顔とトランプの代わりに折り紙を使って行うというアイディアが素晴らしかった。

次に、浴衣を着たカノンによるけんだま。練習のときより少し緊張していたようだが、すばやいけんだまの動きに、ホストファミリーも驚いていた。次に、カズキによるハッピの紹介と着方の披露。アメリカの子供にも着て、はっぴをプレゼントしていた。続いてソラノによるダンス。ビヨンセのビューティフルライヤーの曲で、とてもかっこよく踊ってくれて、会場内も盛り上がった。続いて、ヨシヒロ、ダイキ、コウタロウ、シュン、モモカ、カズキによる伝言ゲーム。日本人の生徒、アメリカの生徒が交互に並んで行った伝言ゲーム。なかなか聞きなれない日本語にアメリカの子供達は戸惑っていたが、時間はかかったがなんとか最後まで伝わったようだ。次に、ユウア、サアヤ、リリによるピアノ演奏。あまり練習できる時間がなかった中、堂々と演奏していて大きな拍手をもらっていた。次に、生徒全員によるドレミの歌を英語で歌った。

続いて、私とリサ先生が一番やりたかった、生徒一人ひとりによる、ホストファミリーへの感謝の言葉。アメリカに滞在中、家族の一員のとして生徒たちを受け入れてくれたホストファミリーの一生懸命自分たちで考え、リサ先生と発音の練習などを何度も何度もした今回の発表。どの生徒も感謝の気持ちをこめて、堂々と発表をしていた。そして、ナオヤによるサンキュースピーチ。ナオヤは自分からサンキュースピーチをします!と言って、今回のこの大役を引き受けてくれた。ありがとう、ナオヤ!パーティーの最後は、リサ先生とスズ先生によるプログラムの修了証書の授与式があった。生徒一人ひとりに修了証書が渡された。本当に生徒たち全員がアメリカでの滞在中よく頑張ったと思う。ここで出会ったたくさんの人たち、ホストファミリー、そしてこのホームステイに参加させてくれた日本のお父さん、お母さんに感謝の気持ちを忘れることなく、今回このホームステイで学んだこと、経験を生かしてこれからも頑張ってほしいともう。そして、はじめは日本の家族から離れて寂しくてホームシックになったり、体調を崩した生徒もいたが、誰も最後まで授業を休むことなく、今日まで良く頑張ったと思う。このことを誇りに思って、これからもいろいろなことにトライしていってほしいと思う。

 

9日間のサンタローザでの滞在を終えて、いよいよ帰国の朝を迎えた。満月が綺麗に見える早朝6時半という早い時間にも関わらず、多くのホストファミリーが来てくれた。ここでは、もう一つのグループ、サンタローザAと合流。はじめてホストファミリーと会って、歓迎のハグ(抱擁)をされたときにはとても恥ずかしそうにしていた生徒や、握手しかしていなかった生徒が、ホストファミリーとの別れの際には力強く、ホストファミリーの心の温かさを感じるかのようにハグをしていた。アメリカの家族も別れを惜しみ、涙を流す姿が見られた。ホストファミリーの住んでいる所が広範囲のために、3箇所の場所に集合し、そこで拾って全員が揃いサンフランシスコ空港へ。私たちの滞在中は本当にお天気に恵まれ、カリフォルニアの青空を満喫した。リサ先生は、春、夏、冬と日本から来るホームステイの生徒たちのお世話の仕事をサンタローザでしているが、それ以外はサンフランシスコにも家があり、そちらで働いているとのこと。綺麗な朝日が出始め、ゴールデンゲートブリッジを通り、サンフランシスコ空港に近づくと、そこには綺麗なサンフランシスコのビーチが。朝早い時間にも関わらず、サーフィンを楽しんでいる姿が見られた。滞在中生徒たちが不思議に思っていたことの一つに、アメリカ人は寒くても半袖を着ていること。日中は20度以上になることも多かったが、朝夕は5〜10度と寒い。生徒たちがダウンジャケットを着ているときでもノースリーブでいる生徒を見かけて、子供達は不思議がっていた。サンフランシスコの風景をしきりにシャッターを切り、そして目に焼き付けていた。2時間ほどで空港に到着。ここで滞在中お世話になったリサ先生ともお別れ。毎日、生徒たちのために一生懸命サポートしてくださり、また“Whoop Whoop” “マンジャ マンジャ(食べる)”と言いながら生徒たちを楽しませてくださったリサ先生。リサ先生のサポートに感謝し、みんなでお礼を言った。

空港内に入ると、最後のグループ写真を撮り、搭乗手続きを行う。生徒たちは、スーツケースの重さが大丈夫か心配だったようだが、どの生徒も問題なく手続き終了。生徒たちのスーツケースにはお土産だけではなく、たくさんの思い出が詰まっていることだろう。その後、おそらく世界中のどこの空港よりも厳しいセキュリティーチェックを緊張しながら、また、パスポート、カメラとう忘れ物がないようにみんなでお互いに確認しながら通り、搭乗口へ。今回は、朝の集合時間を少し早めたため、空港で飛行機に搭乗するまで50分ほど買い物をする時間を取ることができた。みんなで最後の買い物を楽しんだようだ。ホストファミリーが何でも買ってくれたからほとんどお金を使かっていないという生徒もいたようで、レジには日本人の生徒の長蛇の列が。お店の方も、チョコレートの試食を出してくださり、味見しながら思い思いに色々なお土産を買っていた。最後の最後まで、ドルやセントの使い方には慣れないままキャッシャーに並ぶ生徒たち。生徒たちのお財布にはたくさんの小銭が。小銭は日本に帰ってからは換金できないために、できるだけ小銭を使って払えるように子供たちのヘルプをするのに大忙しであった。ショッピングバッグが必要か聞かれ、欲しいというとなんと1枚25セント!子供達はえっ?!と驚きを隠せないようだった。日本でもエコバック利用での買い物が増えてきた中、お土産を買うお店でもショッピングバッグをもらう際にお金が必要なカリフォルニア。お土産の数だけ、必要な枚数だけ言って袋をもらうことができる日本とは大きな違いだ。

両親や兄弟、そして学校の友達にお土産を買い、そして私たちグループは最後の最後に飛行に乗り込み、約11時間のフライトへ。行きの機内食が美味しくなかったことから、今回の機内食も期待していなかった子供たち。アメリカ滞在中アメリカの味に慣れたのか、それとも朝早くてお腹が空いていたからなのか今回は食べている生徒たちが多かった。朝が早くてずっと寝ている生徒、そうかと思えばずっと元気で残りの日本のお菓子を食べながら話に花が咲き過ぎて、赤ちゃん連れのお母さんを困らせてしまう生徒などさまざまだった。食事の後には、今回のホームステイの感想文を書いてもらった。ホストファミリーの優しさや心の広さ、また日本の両親への感謝の言葉がたくさん並べられていた。この文集は帰国後に、引率者が作成して近いうちに各家庭にお送りします。楽しみにしていてください。

成田空港到着後、東京のコウタロウ、そして成田から直接沖縄、福岡行きに飛行機にのるイッシン、カノン、サアヤ、ユウキと別れて、バスで羽田空港へ。出発間にはまだ、開花したばかりの桜の花がもう散り始めていたが、綺麗な桜を見ることができた。羽田空港では、各地方へそれぞれ別々の飛行機へ乗って帰ることに。それぞれ、名刺交換したり、連絡先を教えあったりなどしていた。アメリカのホストファミリーだけではなく、このホームステイで出会ったグループの仲間たちともこれからも長い付き合いをしていって欲しいと思う。はじめはぎこちなかった生徒同士も今では別れを惜しみながら涙を見せる生徒までいて、本当に素敵な時間を共に過ごしたのだなと思うとこちらまで嬉しくなりもらい泣きしそうになった。

サンフランシスコから成田、そして羽田へとスムーズにきていたのだが、なんとここで鹿児島行きの便に条件が付いていた。鹿児島空港視界不良のために、もし鹿児島空港に着陸できない場合には羽田空港に引き返すというもの。ここにきて、まさかの事態に子供たちも驚きを隠せない様子。予報では、視界がさらに悪くなるようになっていたが、前便すべて着陸していること、他の状況を見ても着陸できないほどの状況になることはほとんどないだろうということを生徒たちには話した。疲れもピークの生徒たち。搭乗時間まで時間が合ったので、お弁当や飲み物、そして東京のお土産を買い、不安を隠しきれない中、いよいよ飛行機に搭乗。定刻通り離陸した。時より気流が悪くて揺れもあったが、長旅の疲れとこの揺れも手伝ってか、ほとんどの生徒たちは夢の中。気持ちよさそうに寝ている生徒たちを見ながら、どんな夢を見ているのだろうかとと考えていた。すると操縦席から、今日はなんと皆既月食ということでその様子が機内から見ることができるとアナウンスがあり、起きていた生徒たちと見た。皆既月食をなんと飛行機の中から見ることができるなんてまたとない機会。写真を撮ろうとする生徒もいたがなかなかうまく撮れなかったようだ。しかし、彼らの目には綺麗な月の姿が焼きついたことだろう。

そして、いよいよ鹿児島空港が近づいてきた。降下しながら少し揺れはあるものの、機内のモニターに映し出される鹿児島上空の様子を見るとそれほど視界は悪くない様子。夜の滑走を照らすアプローチライトが生徒たちの帰りを待ちわびていたかのように明るく、私たちの飛行機を誘導するように光っていた。そして、無事に鹿児島空港に遅れもなく到着した。鹿児島に着いてもなかなか起きない生徒たちもいるほど熟睡していた生徒が多かった。最初アメリカに到着後に時差ボケに悩まされたことが、今度は日本に帰ってきてからも同じことがしばらく続くかもしれません。つまり、体内時計がアメリカの状態のまま、昼間に眠かったり、夜中に目が覚めてしまったりするかもしれません。少しずつ、徐々にならしていってほしいと思います。

新学期も始まり中学生になる生徒、進級する生徒。また新しい出会いがあります。今回のホームステイで学んだこと、感じたこと、生徒たち自身の成長など、そして色んな方々への感謝の気持ちなど、このホームステイを一つのきっかけとして、皆さんの今後の飛躍を期待したいと思います。そして、くれぐれもお世話になったホストファミリーには無事に日本に着いたこと、そして、今回このホームステイ期間中、家族のように親身になってお世話して下さったことに対するお礼の手紙やポストカードなどを書くことを忘れないでください。そして、末永いお付き合いを続けていってほしいと思います。今回、初めて一人での引率ということでなかなか行き届かない面もたくさんあったと思います。そんな中、毎日色々な生徒たちに助けられ、また何よりも生徒たちの笑顔が一番の活力になりました。滞在中、体調が悪くなり病院へ行った生徒、ホームシックや体調の悪さなどから電話で何回か話した生徒もいましたが、みんな毎日休むことなく現地の授業に参加していました。初めての飛行機だったり、初めて家族から離れた子供たちもいて、何もかもが始めてずくしで本当に大変だと思います。でも、本当に最後までよく頑張ったと思います。Good job!! またいつかどこかで会いましょう!今後もあなた方の今後の成長を見守っています。保護者の皆様も本当にありがとうございました。

 

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