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  いよいよアメリカに出発する日がやってきた。鹿児島は小雨。今年は寒暖の差が激しくて、インフルエンザや風邪などの体調面が心配だったが、参加者全員が揃って一先ずほっとした。鹿児島空港に集合したときは、英語が話せないままで本当に大丈夫なのかと不安な表情の生徒、アメリカという異国の地へ一歩を踏み出すことへの楽しみや、自分のホストファミリーとはどのような人なのかというワクワク感で、目をキラキラしている生徒、朝、早かったせいか眠そうな生徒など、色々な表情が見られた。この生徒達の表情が、帰国時にはどのように変化しているのか今から楽しみである。羽田空港では、宮崎、大分、佐賀、福岡の生徒と合流。羽田から成田間の貸切バスに乗りこんだときは、少しほっとしたような表情が見られた。生徒たちは、オリエンテーションでしか会っておらず、まだお互いにぎこちない感じでありながらも、少しずつ生徒と生徒の距離も時間と共に縮まりつつあるように見えた。成田空港到着。群馬、神奈川の生徒とたちとも合流して、全国から集まった40人の生徒全員が揃った。小学生が40人!! 今まででも最高で30人だったので、10人増は、本当に多い!!と感じる。羽田空港に比べて、人も多く、海外の人の姿も多く目にするようになってきた。時々耳にする英語を、耳をダンボにしながら聞いている生徒。出国手続きを済ませ、搭乗ゲートには、同じ便に乗る海外の方がいて、小学生の生徒たちに興味津々。こんな小さな子供たちが海外に行くの?!と驚かれた様子を見せる人もいて、さすがに、このグループは目立っていたと思う。そして、子供たちはというと、"Hello" "Nice to meet you"など、既に海外にいるかのような国際色豊かな成田空港内で積極的に外国人に話しかけていた。自分から話しかけているのはすべて女子! 女の子たちは、かっこいい人がいた!と興奮しながら、終始笑顔! 失敗を恐れることなく、まさにTRYの精神で、色々な人に声をかけていた。何人かの生徒は、"Hello"と言っても、"Hello"と返してくれなかった。。。と少し残念がっていたが、懲りずに、TRYの精神でどんどん積極的に話しかけていってほしいものだ。男の子たちは、飲み物を買ったり、友達同士で話したりと少しずつ生徒同士の距離も縮まりつつあるようだ。ある女子がお土産さんで梅干しを買っていたら、それにつられて数人の女子がまた買いにいった。海外に梅干しを持参だなんて、まるで、年配の方々の海外旅行か?!にありがちな光景が滑稽ですらあった。男の子の何人かは、自分たちの目の前にいる大きな飛行機に大興奮。「こんなに大きな飛行機に乗るんですか?」と。私たちが乗る飛行機はB747のジャンボ。何人かは、「お母さんに、ジャンボに乗ったんだ!て自慢するんだ」と、目をキラキラさせながら言っていた。17:10のサンフランシスコ行きの出発までの間、おのおのに時間を過ごし、定刻に出発。サンフランシスコ空港までの飛行時間は、約8時間30分。長時間のフライトのため、この時間の使い方で、時差ボケになるか、到着後の体調に影響するかが決まるため、生徒たちには、出発前にその旨を説明した。機内食は、Chicken or Fish。夕食後は、時差ボケにならないように生徒たちは寝ていたようだ。幸いにユナイテッド航空では、子供たちが夢中になってしまうゲームなどもなく、映画も自分の好きなものが見れるパターンではなかったので、子供たちはつまらなかったかもしれないが、引率者として、その方が正直ありがたかった! 飛行機事故があったばかりだったので、飛行機にのることが怖いと思った子もいたかもしれないが、サンフランシスコに到着したときには、本当にほっとした。乗り物酔いする子供たちは、早めに酔い止めを飲んでいたお陰で、あまり体調を崩すことはなかったようだった。

いよいよサンフランシスコに到着。サンフランシスコ空港では、いよいよ入国審査。何度も"Sightseeing" "Ten days"を生徒同士で練習しながら、緊張と不安な様子で入国審査。"How are you? How was your flight?"と聞かれて、戸惑っている生徒。そんな生徒に、審査官が片言の日本語で「こんにちは」と話すと、少し緊張も和らいだようで、笑顔も出てくるい一面も見受けられた。今回は、入国審査の段階で、「食べ物をもっていないか?」とやたらしつこく聞かれていたようだ。私も「先生か? お金は1万ドルもっていないか? 食べ物は持ってきていないか?」ときかれ、貧乏だからそんなお金は持っていないというと、最近は引率者が生徒の小遣いを預かって入国する場合もあるからね」と言われた。入国審査官も時々意地悪な質問をする人もいるから、一汗かいた! 子供たちにも「アポー?アポー?」と聞かれ、何をきいているのかと思いきや、かばんに「リンゴは入っていないか?」ということをしきりに聞いていたようだ。入国審査も無事に終え、生徒たちは自分の荷物を取り、班ごとに並び人数確認。出発初めに比べると、班長さんの意識も高まり、班のみんなも班長さんの指示に従い、協力し合うようになり、班のチームワークもでてきたようだ。荷物を受け取り、税関審査も無事に終わり、現地のTC先生であるスズ先生とリサ先生が出口で出迎えてくれていた。サンフランシスコの天候は、小雨で風が強く肌寒かった。早速、サンフランシスコ空港からウェルカムパーティーのある、またホストファミリーの待つスタディーセンターへ。向かう途中、ゴールデンブリッジやアルカトラズ島をバックに写真を撮影。今まで雨が降っていて、ちょうどゴールデンゲートブリッジを通る時には、霧がかかっており、これぞまさに霧のサンフランシスコというとても絵になる風景が眼下に広がっていて、子供たちは興奮しながらカメラのシャッターをしきりに押していたテレビや教科書に出てくるサンフランシスコの素晴らしい風景にくぎ付けになっていた。今まで雨が降っていたのだが、私たちがそこに着いた時には、急に日差しがでてきて、青空も広がり、みんなベストショットが撮れたことと思う。撮影が終わると、いよいよサンタローザへ。途中は、子供たちはさすがにぐったりで、バスの中ではほとんどの子が熟睡状態であった。

スタディーセンターには、スズ先生リサ先生が軽食を用意していてくださっていた。ホストファミリーは仕事があるということで、到着まで、みんなで軽食を食べながら、明日からの学校へ来る際の注意事項などの説明を行った。機内食、そして用意されていた軽食。アメリカの食べ物は美味しくない!という子供もちらほらいたが、今夜ホストファミリー宅でどのような食事が出てくるのか期待と不安の生徒たち。そんな中、ホストファミリーが生徒たちの名前を書いたカードを持ち、笑顔、迎えに来てくれた。生徒たちは、緊張しながらも、初めて会うホストファミリーとオリエンテーションで、練習したハグや握手をしながら、きちんと挨拶もできていたようだ。無事にホストファミリーに引き取られ、ここまで無事に大きく体調を崩すことなく一日目を終了できることが何よりである。40人という多いチームであるが、班長さんをはじめ、みんなが協力的である。明日からの活動が楽しみである。まず今日はゆっくりと休んで、明日からの活動に備えてほしいと思う。朝晩はまだ冷え込むようで、夜は寒い。子供たちが風邪などをひきませんように!! 子供たちはみんな笑顔で、元気ですので、どうぞ保護者の皆様ご安心ください。ホストファミリーの方々もとても楽しみに待っていたみたいで、彼らの好意に応えられるように、楽しんでほしい。子供たちの屈託のない笑顔が引率者としては何よりも安心材料である。

 

  今日のサンタローザのお天気は朝から雨。少し肌寒かった。今日から授業が始まった。それぞれの家からカープール(一台の車に複数の人数が乗り合わせること)を利用したり、ホストファミリーが学校に連れてきてくれた。集合した子供たちは、ホストファミリーや自分たちが持参したランチの話で盛り上がっていた。飛行機での機内食が美味しくなかったことから、アメリカでの食事をとても心配していた生徒たちだったが、昨夜は美味しいご飯が食べられたようで、みんなとても喜んでいた。生徒を学校まで送ってきてくれたホストファミリーと話をしながら、初日は特に問題もなく、生徒と楽しい時間を過ごしたようだった。"We had a great time!" とホストファミリがー生徒のことをとても歓迎してくれ、また生徒たちとの時間を楽しんでくれているようだ。ホストファミリーは、生徒たちが快適に、またもっと楽しめるようにと気遣ってくれている。昨晩は、生徒たちにとってはじめてホストファミリーと過ごす夜。日本から持参したお土産を渡したり、自分たちで作ったアルバムを見せたり、ホストブラザーやシスターと映画を観たり、ゲームをしたりして楽しんだようだ。昨晩は、やはり興奮からか、移動中バスの中で寝てしまって時差ボケからか、夜はぐっすり眠れなかったようだ。2、3時間寝ては目が覚め、また寝るといった感じの生徒が多かった。疲れも少し残っているようだったが、そこは小学生。みんなとってもパワフル。学校に入ると、私たちの存在に気付いたアメリカの子供たちが、手を振ったりしてとても歓迎してくれいる様子。スズ先生の話だと、今回は学校のPTAのグループの話をしたら、この学校に通う子供たちのファミリーの多くがホストをしたいと申し出くれたらしい。最初に校長先生が生徒たちに挨拶をしてくださった。とても歓迎をしてくれていて、実際に今回で数回目の受け入れをしてくれる学校である。何か質問はないかという問いかけに早速なぎが英語で質問をしてくれた。ここではどのような教科がありますか?と聞き、校長先生が、「英語、スペイン語、算数、理科、歴史、体育などがあると説明してくださった。

初日だったために、スケジュールの調整で少し戸惑ったが、早速年齢別の8グループに分かれて、それぞれのクラスへ。ここCali Calmecac Language Academy では、イマージョン教育(言語教育の一種で、一般教科を外国語で学ぶこと)をしている学校で、スペイン語と英語で授業を行っており、教室に入ると、英語とは違う言葉が聞こえてくる生徒たちは、少し戸惑っている様子。現地の子供たちに、"Hola Hola (英語でのHelloと同じ)"と言われ、戸惑いながらも"Hola!"と現地の生徒や先生に言っていた。教室では、スペイン語での算数やお絵描きなどが行われており、スペイン語が分からなくてもなんとか生徒たちは、現地の子供たちの活動の様子を見ながら、また現地の生徒から教えてもらいながら一緒に授業を楽しんでいるようだった。何人かの生徒は、スペイン語も覚えていて、自分たちが持参したノートに覚えたばかりの新しい英語ばかりではなく、スペイン語も書いていた。休み時間には、現地の子供たちと一緒にバスケットを楽しんでいる男の子の生徒もいた。授業を受けると次は待ちに待ったランチタイム。現地の子供たちと一緒に食べた。ランチボックスには、ハムサンドイッチ、ピーナッツバターとジャムが塗ってあるサンドイッチ、さまざまなランチを持ってきていた。サンドイッチと一緒に、にんじん、パプリカ、きゅうりなどを持ってきている生徒もいた。また、韓国のりを持ってきている生徒が何人かいたようだ。韓国のりを食べながら、「ご飯があったらいいのにね。。。」と言いながら、スナック感覚で、食べていた。サンドイッチと一緒に丸ごと一個のりんごが入っている生徒がいて、皮の剥いていないりんごに抵抗を感じながらも、アメリカンスタイルで丸かじり。戸惑いながらも、色々なことに挑戦している生徒たち。オリテンテーションで話した生の人参も入っていて、やはり食べない生徒も何人か。。。どうしても食べられないサンドウィッチがあったり、私たち引率者にもってくるので、それを食べてみたり、お互いのランチを試し食べ?をしたりする様子がちらほら。どうしても嫌いなものははっきりとホストファミリーに言ったほうがいいので、その表現を教える。I'm sorry but I don't like this sandwich, とかI can' eat this.などと言ってもホストファミリーは決して傷つくことはないから、こっちでははっきりと意思表示をすることが大切だと伝える。現に、今日はホストファミリーが迎えにきたときに、あるファミリーがランチはどうだったか、嫌いだったら嫌いとはっきり言ってほしいと言ってくれた。とにかく快適に過ごしてほしいとどのホストファミリーも願っている。

ランチタイムが終わると、午後からはWindsorの街を歩いて散策ということで、歩いて向かった。学校では寒がる生徒もいたが、Windsorまで大体20分ほど歩くと、ジャケットを脱ぐ生徒達もいるほど良い運動になった。Powelのスイーツショップへ。日本ではあまり目にするこのない鮮やかな色のチョコレートやキャンディー。中には、虫の入っている日本では絶対にあまり食べたり、買ったりはしないであろうお菓子が並んでいた。日本とは違うお菓子の色や匂いに、アメリカを感じる生徒もいたようだ。五感でアメリカを感じ、体験している子供たち。何人かの生徒たちは、このお店で水を買っていた。アメリカで初めて買うということに、生徒たちたちは緊張している様子。このお店のペットボトルのお水は一本、1ドル8セント。オリエンテーションで100円と換金したアメリカのコインを駆使しながら使っていた。アメリカで初めての買い物。緊張しながらも、頑張って買った水は、日本とは違う味がしたのではないだろうか。スイーツショップを出ると、近くの庭園へ。子供たちは、渡された紙にある写真と同じ花や置物などを二人一組になって探すというゲームをした。なかなかすぐには見つけられなかったようだが、協力し合いながら探しあっていた。全てのものを探し終わると、記念に二人一組で一つの容器に、花ときゅうりの種を植えた。庭園のすぐ近くには警察署があり、警察官の方が来てくださった。一緒に警察官の方と写真を撮ったりしている生徒もいた。その後は、近くの公園へ。朝早くに起き、慣れないスペイン語と英語の授業、そして歩いての移動の後だったが、やはり子供たち。疲れなど吹き飛ばして、みんな楽しそうにホストファミリーが迎えに来るまで遊んでいた。生徒同士の距離もだいぶ縮まったようだ。ホストファミリーが迎えに来るまで時間のあった子供たち何人かは、近くの図書館に見学へ。ビデオやCDなども借りることができ、日本の漫画も何冊かあった。今日は、時差ボケもある中でのはじめての授業や野外活動もあり、少し疲れた子供たちもいたようだが、いろいろな新しい体験ができて、楽しんでいるようだった。天気予報は残念ながらずっと雨マークだが、幸いなことに、子供たちが外での活動が入るときは、雨がやんでくれるのが救いである。

 

  アメリカに着いて3日目が過ぎたが、ずっと雨が続いている。残念なことに、私たちの滞在中の天気予報はずっと雨マークである。それでも救われるのが午後の活動で歩いて行くときには、雨があがってくれることだ。今日も午前中の授業はいつものクラス別に分かれて各クラスへ。学校の先生たちは、私たち日本人の子供たちにとても気遣いをしてくれ、日本語と英語をお互いの子供たちが一緒に学べるような授業を展開してくださる。学校が英語とスペイン語で授業をする関係上、スペイン語での授業の時には、ただでさえも英語がわからないのに、それが別の外国語であるので四苦八苦する様子もあるが、それも前向きに考えてくれる子供もいれば、それに不満を持つ子供もいる。プログラムの前半も終わろうとするところで少し気を引き締めなくてはならないこともちらほらでてきたようだ。ほとんどの生徒は授業を受ける態度に問題はないが、まだ時差ボケが若干あるのも理由にあるのだろうが、眠そうにしていたり、つまらなそうな態度をしていることは再度全体に対して注意を促す必要があった。学校の先生方は、そのことを問題視したり、非難をしているわけではなく、とにかく彼らが快適に過ごせるためにはどうしたらいいのかと問いかけてくれるのが逆に引率者として申し訳ない気持ちになる。通常の授業の時間を私たちのために、特別な配慮をしてくださる学校側に対して、まずは感謝の気持ちを持つこと、そして楽しみは与えてもらうものではなく、その与えられた環境の中で楽しみや新しい発見などを自らが見つける努力をしてほしいと伝えた。コミュニケーション不足やホストファミリーとの活動に消極的な部分も指摘されている。もっと自分からお手伝いをしたり、ホストファミリーと一緒に過ごす時間を積極的に楽しもうという意識をもってもらいたい。ホストファミリーも日本人が恥ずかしがりやであることも理解はしているが、自分から単語だけでも話そうとする努力が足りない子供たちが何人かいるようである。また、日常の挨拶や感謝の言葉もまだ十分ではない子もいる家庭においても学校と一緒で、不満を言うわけではなく、どうすれば彼らが楽しめるか、快適に過ごせるかという問いが多くて、これもまた逆に心苦しいことだ。子供たちもそれぞれの性格があるので、一概には難しいことであるが、今一度、オリエンテーションで話をしたGive & Takeの精神やトライの精神を思い出して欲しいと伝える。学校のクラスのスケジュールの都合でクラスを頻繁に変わらないといけないことが多く、子供たちは大変だと思うが、そのこともマイナスに考えるのではなく、プラスにとらえてほしい。

日本語と英語の言葉を使いビンゴゲームをしたり、こちらの授業では結構ゲーム感覚で楽しみながら学べる授業が多いように思う。低学年のクラスでは、お絵描きをしていたが、ミライ、ジュウザ、ココロ、タカラの絵がとてもかわいらしくて芸術的センスのあるものだったので、写真でご覧ください。今日の午後の活動は、アメリカ先住民族であるネイティブアメリカンのベアさんが来てくれ、様々な話をしてくれた。ちなみに、TCのスズ先生もネイティブアメリカンの血を受け継いでいる。ベアさんの部族は、ラコタ族という名前であり、スズ先生はチェロキー族という名前だそうだ。小学生の子供たちの集中力がどの程度続くか心配だったので、ベアさんの話に入る前に、人の話を聞く態度に関しての注意を再度促した。興味のないことには、集中力が欠け、友達と話したり、つまらなそうな態度や表情をする時があるため、もし、私から注意を受ける子がいたら、サヨナラパーティーで罰ゲームを考えていると話した。それが功を奏したのか(?!)全員聞く態度ともに素晴らしいものであった。話をする時は相手に敬意を表することは、こちらの学校ではとても厳しく躾けられている。ベアさんは、髪の毛も長く後ろに束ねて三つ編みにしている。最初にハーブの草を束ねたものに火をつけて、そこから出る煙を見せてくれ、それは空気を浄化するものであるという。バッファローの角や皮などで作った太鼓でネイティブアメリカンの歌を彼らの言語で歌ってくれた。鷹の羽で作った道具で体を悪いものを浄化させようとする仕草は、日本のお寺で煙を頭にかぶるものと似ていた。初めて見るいろんな道具に子供たちもとても興味深く真剣に話を聞いていて、一生懸命カメラにおさめていた。ラコタ族は白いバッファローの雌が部族の象徴とされており、そのためにとても女性のことを尊重しているのだそう。なので、ここにいる男子に対して、男性は女性を大切にしなくてはならないこと、そして、象徴である雌のバッファローで衣食住を賄っていることなどを教えてくれた。たとえば、バッファローを食べて、バッファローの毛で衣服を作ったり、また彼らは紙に物を書くのではなく、動物の皮に物を書くのだそうだ。それで、ベアさんは、今日のこの日本からの子供たちとの出会いを大切にするために、バッファローの皮にみんなの名前をサインしてくれと言われ、子供たちはそれにサインをした。子供たちには、それぞれベアさんからお土産をいただいた。動物の皮で作られたキーホルダーで、自分が生涯大切に思うものを、この袋に入れてもっておきなさいと。部族のストーリーを訳すところで、私が間違って解釈していたところを、コトネが正しく理解しており、彼女が修正してくれた。彼女の英語力の高さはとても小学生とは思えないものがあり、驚かされる。(ありがとう!コトネ!!)その後みんなで記念撮影をしてベアさんと別れた。今日は午後から美鈴先生が具合が悪くダウンしてしまった。いつも子供たちのために、そしてプログラムをスムーズに運営するために一生懸命に働いてくれているので、とても心配したが、午後の活動中は少し車の中で休んでもらった。来週は元通りの元気な美鈴先生に会えることを願っている。

その後は、イースターの時期なので、イースターエッグハントをした。私たちがベアさんの話を聞いているうちに、スズ先生やリサ先生がプラスチックに入ったキャンディーを公園の芝生や木の幹などに隠しており、それを一斉にとりにかかる。一人3個までという約束で子供たちはあっという間に見つけたようだ。

今週はこれで終わりだが、週末の注意、ホストファミリーとの生活をより充実させるための話をして、今日は終わった。週末はサンフランシスコや海、スヌーピー博物館などいろいろな所に連れていってもらうようで、子供たちも楽しみにしているようだ。日本料理をホストファミリーに作ってあげるつもりだという子も何人かいるようだ。最初で最後の週末なので、悔いのない過ごし方をしてほしい。

 

  日曜日は晴れて、少し暖かかったのだが、今日からまた雨。やはり寒い。時より土砂降りになり、また雷もなっていた。今日から、再び学校が始まった。週末をどのようの過ごしたのか、ホストファミリーと交流できたのか、終日ホストファミリーと過ごすことで、何か心境の変化などがあったのかなどを生徒たちに聞きたい思いを持ちつつ、スタディーセンターに向かった。週末は何人かの生徒がホームシックになってしまったようで、引率者の家にもホストファミリーから電話がきた。電話の向こうでは、泣きながら「お母さんに会いたい・・・」という子が二人いて、ただただ泣きじゃくるだけで、私も電話なので、まず落ち着かせるために深呼吸をさせてみた。話をしていくと、耐えられないとまではいっていなくて、ただ日記を書いていたら、急に日本のことを思い出したりしたらしい。しばらく話したら、だいぶ落ち着いてきたようなので、もうあまり考えないで、早くベッドに入るように促す。中には帰りの飛行機にのるのが怖いという子まで・・・。どうもマレーシア航空機の事故がひっかかっているとのこと。帰りの飛行機の中では隣に座っていいからと、言ってなだめた。

日本との食べ物との違いに、お腹を壊す子、寒さから夜中に咳が出る子など、症状は様々である。ただ、幸いにまだ今までに誰一人として病院につれていかなくてはならないほどひどい子はいない。ちょっとした体調の不具合は、日本からもってきた薬でなんとか対応はできているようだが、全く薬をもってきていない子は、ホストファミリーが夜に薬屋いいかなくてはならないような状況にまでなって迷惑をかけて申し訳ないと思う。唯一の救いは、昨日具合が悪くてもそれが翌日まで引きずっていないことである。ホームシックで泣いていた子供も、お腹を壊した子も、咳がでていた子もみんな翌日には元気な姿で登校してくれるのが、不幸中の幸いである。この週末は最初で最後の唯一の週末であるが、子供たちにとっては私たち引率者とも会わないし、二人で滞在している子はまだましだが、一人で滞在している子は更に孤独感を感じていたかもしれない。現に、朝私とスズ先生と一緒の車でいく子は、車に乗り込むやいなや、週末は日本語が恋しかったと。日本語を一気にしゃべりはじめた。やはり、子供たちにとってはある意味週末は過酷なのかもしれない。あるホストファミリーは、「やはりこの年齢の子供は、二人で滞在するほうがいいわね」と言っていた。

週末の話題では、アイススケート、ローラースケート、ボーリングを楽しんだ生徒、科学館やスヌーピーミュジアムに行った生徒、日本料理の玉子焼きや、ラーメン、味噌汁を作った生徒(味噌汁はあまり好評ではなかったらしいが、生徒たちは久振りに日本食が食べられて嬉しかったようだ)、サンフランシスコまで観光に行った生徒など、おのおのにホストファミリーとの時間を楽しんだようだ。また、日本の家族や友達にポストカードを送った生徒もいた(ポストカードよりも、生徒のほうが早く日本に着くかもしれない)。

朝、全員が集合したところで、注意事項を話して、先週と同じように、8つのグループに分かれての授業が始まった。現地の生徒も、日本の生徒の名前を覚えてくれていて、現地の生徒との交流も楽しくできているようだ。スペイン語の授業が行われているクラスでは、生徒たちが1つのテーブルに一人ずつ付き、花紙で花を一緒に作り、時には現地の生徒に作り方を教えていた。女の子たちだけではなく、男の子たちもなかなか上手に作っていたのには驚いた。やはり、日本人は手先が器用なのだろうか・・・。あるクラスでは、先生の手伝いもしていた。授業の準備ができた生徒にシールを貼っていくという作業。日本から持参した新聞紙でかぶとを作り、現地の子供たちにプレゼントしている生徒もいて、現地の子供たちもとても喜んでいた。また、クラスの先生も、生徒が作って持ってきた名刺をとても喜んでいた。あるクラスでは、日本の様子をスライドで見せてくれたクラスもあり、その中には、5月5日の端午の節句、子供の日の話がでてきたので、私が、それは男の子の健康と成長を祝う日で、女の子も3月3日に雛祭りという行事があることを伝えると、すぐにインターネットで「Hinamatsuri」を検索していた。そうすると、いきなり出てきたのが、You Tubeのヒナマツリ?という曲が流れて、びっくり。あぁ、これでは紹介にならないと、私でまた再検索をし、やっと雛祭りを正しく説明するページにたどり着いた。このクラスでは、折り紙をさせてくれたり、日本のことをたくさん学んでくれたのでよかったと思う。

生徒の日記のチェックを行う。あまり普段は楽しさなどを表情に出さない生徒も、日記には、ホストファミリーとの時間や、アメリカの映画などを楽しんだことなどが書いてあった。また、毎日何かしらホストファミリーのお手伝いをしている生徒、また、新しい単語を2つ以上見つけて、使っている生徒、日本のたこあげ、お茶の入れ方を教えたりしている生徒。また、アメリカ人は食事ではよくフォークを使う、小さな子供もおしゃれの子が多いなどの、日記からも生徒たちがこのホームステイで様々なことを体験し、発見していることが分かる。授業の後は、ランチ。先週は、なかなか自分たちが食べたいものをホストファミリーに言えずに、食べられないものが入っている生徒もいたが、今日はホストファミリーに好き嫌いや、食べたいものをきちんと伝えて、念願の?!ハムサンドイッチを持ってきていた生徒もいた。

午後の活動は、ホームレスや恵まれない人のために食べ物を袋に詰めるボランティアを行った。まず、女性スタッフが館内を案内してくださり、その後でボランティア作業を行った。今日はセバストポール在住の日本人のメグさんがきてくださり、お手伝いをしてくださった。メグさんは東京ご出身でこちらでNPO法人を立ち上げていらっしゃって、佐賀県の武雄市とセバストポールが姉妹都市ということもあり、お互いの街の交流の手助けをしていらっしゃる方です。ちょうど佐賀県からかえって来られたばかりだそう。日本のPM2.5のことをとても心配していらっしゃいました。

フードバンクでのボランティア活動の内容としては、りんご、にんじん、オレンジなどを小分けの袋に入れるという作業。生徒たちはまず手を洗い、ゴム手袋をつけてから作業開始。カレンはゴムに対してアレルギーがあるとのの申し出があったので、この作業はしていません。はじめは戸惑いながらも、生徒たちは、ふざけることもなく真剣に、また必死に袋に入れる作業を行っていた。途中、袋詰め担当、袋詰めされた袋の口を結ぶ生徒と役割分担を決め、効率よくスピーディー作業をしていた。自分のパートの分が終わったらすぐに終わっていないところに手伝いに行くなどして、積極的に活動に取り掛かっていた。すばらしいボランティア精神だなと生徒たちにつくづく感心しながら、引率者も作業を行った。今日は約30分間40人が行った作業で、900袋分の食べ物の袋詰めが完成させることができて、フードバンクの方からあなた方が900家庭分の助けになったことを伝えられると、子供たちも満足した表情を浮かべていたようだ。

アメリカではボランティア活動が盛んである。日曜日は、サンタローザの隣町にあるセバストポールという所にある園満寺というお寺で昨年のフィリピンで起こった台風の大災害のためのボランティア活動が行われており、私もスズ先生と一緒に行った。そこにはお腹が痛い生徒もいたが、ホストファミリーと一緒に作ったクッキーを食べたらよくなったと。そのことをホストマザーに伝えると、とても喜んでいた。ホストマザーは日本に帰る前にまた一緒に作って、それを日本に持って帰ってもらおうと思っていると。ホストファミリーと素敵な時間を過ごしている生徒も多く、嬉しく思う。今日は土砂降りで移動することすら大変だったが、午後の活動が終わって帰路に着くときに晴れ間が・・・。明日も雨でさらに寒くなるようなので、子供たちには着るものの注意と手洗いうがいの慣行を促した。今日は天気は雨だったが、誰かのために、いいことをしたという達成感で、心の中は晴れ晴れとした気分だったに違いない。このような活動が積極的に行われているのは、私たち日本人にも見習うべきところだろう。帰りにホストファミリーの仕事の関係でカープールで、シュンヤとミツキを一緒に連れて帰ったのだが、ホストファミリーを待っている間、シュンヤが「先生たち40人の世話をするのは大変だよねー。」と言ってくれたのが、まさか小学生からこんな気遣いの言葉をかけられるとは思わなかったので、嬉しい気持ちになった。確かに大変だけど、私たち引率者二人ともみんなとの時間を楽しんでいますよ。お気遣いありがとうね。

残りここでの生活も3日です。ホームシックになんかなってる暇はありませんよぉ!! 悔いのないように過ごしましょう!! ホームシックも、体調崩した子も大事には至っていませんので、どうぞ保護者の皆様、ご安心ください。彼らはそれ以上に元気でいつも笑顔でいてくれます。一つ一つ困難を乗り越えていっていますから、きっと日本に帰る頃は、たくましくなっているはずです! どうぞ安心して帰国をお待ちください。

 

  今日も朝から雨。時より晴れ間が見えてはまた雨を繰り返す。そんな1日だった。おまけに寒い!今日は特別に寒かった。朝から生徒たちは本当に元気いっぱい。40人の生徒の引率は大変なこともあるけれど、それ以上に、生徒たちからいつも活力をもらっている。今朝はなかなか生徒が集まらず心配していると、ややいつもより遅い時間に学校集まってきた。朝一に、リサ先生が集まってくる生徒1人1人に"Do you know the name of your host family(ホストファミリーの名前を知っている)?"とたずねると、???という顔をする生徒が多かった。オリエンテーションでも、ホストファミリーの名前は覚えてくるようにと話したが、ホストファミリーの名前を覚えていない生徒が多い。リサ先生に、必ずホストファミリーの名前を覚えるように生徒たちに話してほしいと注意があった。アメリカ滞在も残り後2日ということで、リサ先生が、"Speak English" "No Japanese!"と。教室の中だけではなく、なるべく教室の外でも英語で話すように、リサが色々な生徒に質問していた。"How are you?" "Are you cold?"とたずねられ、生徒は頭を縦にふり、うなずき、ただ「うん」というだけ。そんな生徒たちに、"Yes or No?"と英語で答えさせようと一生懸命だった。残り2日。できるだけ多くの英語を使ってほしいと思う。

今日も昨日に続き、2つのグループに分かれての授業。先生が生徒に紙を渡してくれ、それに日本語での挨拶などを書き、その横に英語での意味を書いて教室に貼った。このクラスでは、何人かの現地の生徒が日本語での挨拶の仕方を覚えていて、教室に入るとすぐに"コンニチワ"と挨拶してくれる。日本の生徒達も、"Hello" だけではなく、"Hola(スペイン語でこんにちは)"とスペイン語でも挨拶するようになった。またこのクラスでは、折り紙で色々なものを作って現地の生徒たちにプレゼントしていて、エミは現地の子供たちに"もっと作って!私もほしい、僕もほしい!"とリクエストされて、一生懸命に作っていた。現地の子供たちにエミが折ったものをプレゼントすると、とても喜んで"Gracias グラシアス(スペイン語でありがとう)"と言われていた。また、他のクラスでは紙には、カバの絵と"Hipopamo(スペイン語でカバ)"と単語が書かれており、頭文字の"H"の書き方を練習し、カバの絵に色を塗るという授業。クラスのグループごとに日本人の生徒が1人ずつ付き、現地の子供たちの授業のお手伝いをしていた。授業の合間にスナックタイムがあり、そこでタカヤは現地の男の子と一緒に写真を撮っていたのだが、2人が親友のように仲良し。先生にも親友のようで私も本当に嬉しいと言われた。言葉の壁を乗り越えて、素敵な友情を築けていることを嬉しく思う。

また今日は、学校でBook Fairがあり、現地の子供たちと一緒に本を買いに行った。スターウォーズやギネスに関する本、日本でもアメリカでも人気のOne Directionが表紙に載っている本、日本にいる妹にと、可愛い絵本を選んだ生徒、また、おじいちゃんやお父さん、お母さん、そして自分の妹にと"しおり"を選んだ生徒など、思い思いのものをそれぞれ買っていた。マユはお父さんがお医者さんということで、医療系の本はないかと探したが、適当なものが見つからず、アメリカの戦争の本を買っていたようだ。お母さんに何を買えばいいかなと聞かれ、料理の本がいいのでは?とアドバイスするとそれを買った女子など様々。また、本を買う際には、コインを一生懸命駆使しながら買い物していた。レジの人が、コインの使い方はなれないわよねぇ、と言って笑っていた。

ランチタイム。生徒たちは、ハムサンドイッチ、ピーナツバターとジャムのサンドなど朝自分たちで作ってきた生徒も多かった。だいぶ、日本食が恋しくなってきているようで、ホストファミリーを買い物に行ったときに梅干を買ってもらった生徒がランチに持ってきているのを見つけると、たくさんの食べたい生徒に囲まれていた。

午後からは車に乗って、ウィンザーの消防署見学へ。ここでは、女性の消防士さんが説明してくださった。なかなか日本では女性の消防士を見かける機会がない。しかし、ここアメリカでは、女性の消防士をはじめ、トラックやバスも運転手、警察官などが多い。日本でもここ最近では、女性のパイロットやバスの運転手などが少しずつ増えてきたが、やはりたくましい女性がアメリカは多いのだろう。アメリカでも、各家庭に火災報知器を取り付ける義務があり、1ヵ月に1回は点検をし、1年に2回は電池を交換しなければいけない。生徒たちも質問を考えてきており、何人かの生徒が質問をした。
どの質問も「Good Question!!」と言われ、たくさんの質問がでたことにとても喜んでおられた。
家事の原因は何が多いのか? 1位はタバコ、2位は料理時の火災が多いようだ。1年間に何件くらいの家事がこの地域では多いのか? 大体20から35件の火災があるようだ。また、今日は出動要請の電話があったかという質問に、今日は火事ではなく病気のための出動要請のみが3件あったと。 「どうして消防士になったのですか?」という質問には、「私たちは人々や地域の安全を守るために
この仕事をやっているが、お金のためではなく、本当に人を助けることに生きがいを感じているからその仕事をしているのだ」という答えに、どこの世界でも人を助ける仕事の尊さを感じたことだろう。その後、2つの班に分かれて、消防署内の見学をした。消防車の中に入り写真撮影をし、消防署員による、出動時の装備服に着替えるデモンストレーションも行われた。すべてを装着すると35kgほどはあるそうで、必要な体力は並大抵ではなそうだ。アメリカの消防士は皆、屈強な体つきその後は、消防署内の見学と実際現場で着るものを着て写真撮影。そして最後は、外に出て放水の体験をさせてもらい、集合写真を撮った。

その後は、ホストファミリーが迎えてくれる所へ行き、そこで明日のサヨナラパーティーの準備やプログラムのことなどを話して、今日の一日が終わった。今日はエイプリルフールということで、最後にちょっと生徒を騙してみようと試みた。実は、私のホストファミリーであるスズ先生の車のフロントガラスを私の不注意で割ってしまったのだ。それで、子供に私は強制送還になって(と、この時点でもう既におかしな話なのだが・・・)、明日日本に急きょ帰ることになってしまったと、ちょっと涙目?で話をすると、子供たちは心配そうに真剣に聞いていた。だから、あとは美鈴先生のいうことをきちんと聞いて、サヨナラパーティーを成功させてね、美鈴先生と抱き合って泣くふりをしたところで・・・「エイプリルフール!」というと、みんな大爆笑!してやったり!!(笑) ちょっと騒ぎすぎて、図書館の人に怒られてしまったが・・・(すみません・・・)そのあとに、一度ホームシックになった女の子から、またその場でホームシックになったといわれ、真剣に話を聞こうとしたら、彼女からの仕返し?で「エイプリルフール!」と言われてしまった・・・。やられた!! 今日は帰ったら何人かの子たちがホストファミリーにどんなエイプリルフールをするのか楽しみだ。そういえば、いつも朝迎えに行くキョウスケが、今日は玄関のベルを押してもでてこない。5分くらいベルを押し続け、ドアがあいていたので、何度も声かけをしたら、家族全員が寝てしまっていた。なんと、朝4時に、ホストマザーがホストファザーに何らかのエイプリルフールのしかけをしたようで、朝からおきて、二度寝をしていたようだ。I'm Sorryと、慌てて準備をする様子が滑稽であった。アメリカ人は本当にこういうことが大好きなようだ。

さあ、明日はいよいよサヨナラパーティーだ。気を引き締めて、成功させようと思う。

 

  ついにさよならパーティーの日となった。生徒とたちにとってもホストファミリーたちにとっても忘れられない日にすべく、引率者からはたくさんの今日すべきことが話された。まず、昨日持ってくるようにお願いしていたお世話になった現地の先生であるスズ先生、リサ先生へのプレゼントと、パーティーで食べるお菓子を回収した。そして次に生徒たちには、現地の学校やTCの先生たちへのサンキューメッセージと、地域の方たちにもお世話になったので、消防署、フードバンクなどにその方たちへ渡すボードに一人ずつ名前を書いてもらう。また、フードバンクでのボランティア活動のときにお世話になった、日本人のメグさんにもサンキューカードに、名前を書いてもらう。書き終わると、次は、ホストファミリーへのサンキューメッセージ。家族との写真をボードにはって、生徒たちは、感謝の気持ちを込めて、自分たちの使える表現力をフルに使いながら、また辞書を使いながら一生懸命作成していた。たくさんの文章を書いている生徒、デコレーションにこだわりながら作成している生徒、ホストファミリーの似顔絵を描いて感謝の気持ちを示している生徒、みんなそれぞれ良いものが出来上がったようだ。その作業も終わると、次は各自出し物ごとに練習開始。人数も多いことから、練習時間をたくさんは取れなかったが、午後から行ったリハーサルでは一回だけしかしていないが、見事なパフォーマンスを見せてくれていたため、良いサヨナラパーティーになることは間違いなし!! 今日はコウダイが誕生日ということもあって、ホストマザーがスタディセンターにカップケーキと彼へのプレゼントをもってきてくれた。恥ずかしそうにしていたが、とてもうれしかったに違いない。

午後3時過ぎに一度解散して午後6時からサヨナラパーティーの始まり。午後5時半、徐々にホストファミリーたちが生徒を連れてやってきた。生徒も全員揃い、シュンヤとナギの司会のもとサヨナラパーティーが始まった。まず、1番目は、リコーダー演奏で、ナオとノノの演奏が始まった。ナオは、ホストシスターと一緒に演奏するパーフォーマンスを披露。次に、ユウタが自分の住む福岡の紹介をした。牛乳パックにしかけられた鳩には、ホストファミリーも驚き、大変喜んでいた。次は、ジュウザとショウ(ト)による空手。次に、キョウスケによる剣道。日本の武道はやっぱりいい!! 次に、ヒップホップダンスを、ココロとシオリ。みんなの手拍子に合わせて、パーティーもだんだん盛り上がりを見せてきた。次は、コハルによるお手玉。なかなか器用だ!! 次は、リン(シ)によるバレーのパフォーマンス。クラシックバレーはいいね。次は、バスケットのパフォーマンスをショウタ。器用にボールを回す姿に拍手喝さい。次に、カナトによる柔道のパフォーマンス。これもまた日本の武道で、静まり返って実にいい!! 次に、カレンによる着物の着付け。ホストシスターに着付けをするという真新しいパフォーマンスだった。次に、ジュンナとヒカリによるソーラン節。日本の民謡の定番で、これもまた盛り上がった。次に、タカヤによるひょっとこ踊り。ひょっとこのお面をかぶり踊るタカヤに、場内は大うけ。次に、日本のことどれだけ知ってますか?というクイズ。ラン、モエ、ミライ、ショウタ(ノ)、ショウ(サ)、ミツキ、コウダイ、マユ、スズナ、そしてシュウヤで行った。日本語で、1から10まで数えられるか? 2020年にオリンピックが開催される都市はどこか? 日本で一番高い山は?などの質問をし、正解者にはプレゼントを渡した。今日はコウダイの誕生日だったので、最後の受け狙いで、「今日誕生日の人はだれでしょう?」というしゃれた質問をしてみた。なんとこれもあてられた。そうすると会場全員がコウダイのためにハッピバースデーの歌を歌ってくれた。今回のホームステイでは、30日にもシオリの誕生日もあり、シオリもホストファミリーに盛大に祝ってもらったようだ。彼らはアメリカで誕生日を迎えらえてラッキーだったと思う。このクイズはアメリカの子供たちがエキサイトしていたようだ。リン(イ)、ハルネによるジャズダンス。これもまたまた拍手喝さいの盛り上がりぶりを見せた。次に最後ギリギリまで二人で話し合って決めた振付で臨んだハルカとナツコによるパイレーツオブカリビアンの曲での社交ダンス。続いて、カノ、ミク、エミ、アオイ、タカフミそしてレオによるピアノ演奏。レオは、アメリカの国歌を演奏したのだが、その演奏に合わせて会場に来ていたホストファミリーが国歌を歌い、会場に一体感が!! レオは、一回失敗したといって、「ワンモアー」と叫んでもう一度繰り返して引き始めた。アメリカの国歌を弾いたのはとても良い選曲だったと思う。ホストファミリーに対して最大のリスペクトを払ったのではないかと思う。次にコトネによるサンキュースピーチが行われた。コトネは、最後にスズ先生から3人目の通訳者だと絶賛されていた。

そして最後に引率者によるサンキュースピーチが終わると、子供全員へスズ先生から修了証書が渡された。生徒たちは、修了証書を渡されると、スズ先生、リサ先生にハグするなどして寂しさと感謝の気持ちを表現していた。また、子供たちの屈託のない笑顔にこのホームステイでの達成感を感じることができた。最後に、こちらからも感謝の気持ちを込めて、2人の先生に、朝に集めたプレゼントをショウタ(ナ)と、セリから渡された。最後のサプライズとして、何人かのホストシスターやブラザーたちが、英語でIt's a small worldを歌ってくれ、私たちもその日本語バージョンで歌ってパーティーは幕を閉じた。

今日は、私たち引率者二人にとっては、本当に目が回る忙しさだった。しかし、このパーティーを終えてレポートを書きながら、疲れてはいるが、それは心地よい疲れというか、心より達成感を感じている。全員聞く態度もすばらしかったし、何よりも一人ひとりの才能が素晴らしいと思った。今日は本当にみんな頑張ってくれたと思う。お世話になったホストファミリーや先生方に対しての感謝の気持ちはもちろんだが、今日は40人の子供たちに心から敬意と感謝の気持ちでいっぱいである。大変な一日であったが、無事に、そして滞りなく、今日のパーティーを終えることができて、本当によかったと思う。
明日が学校で過ごす最後の日である。期間中はホームシックや具合が悪くなる子もいたが、
それらも長く続くことなく、みんな克服してきた。今日は「まだアメリカにいたい」という声があちらこちらで聞こえてきた。人間は、異文化には時間とともに、こうやって自然と適応していくのだなと感じた。若いって素晴らしい!

 

  今日は、学校で過ごす最後の日となった。朝は肌寒く曇っていたが、次第に晴れてきて、やっとカリフォルニアの青空を楽しめることができた。最終日にお天気に恵まれて本当に良かった。朝、学校に行くとなぜかいつもと違う生徒。昨日のサヨナラパーティや慣れない異文化での生活に疲れが出てきたのかな?と思っていると、なんと「日本に帰りたくない!」と。あんなに、はじめの頃は、ご飯が美味しくない、英語が分からない、つまらない、日本に早く帰りたい!と言っていた生徒たちなのに…「今度は、アメリカに帰ってきたくてホームシックになるよ!」という生徒まで。10日間は、はじめは彼らの両親と離れるのも初めての生徒もいて、ずいぶん長く感じるホームステイだっただろう。しかし、今となっては本当に短い10日間だったのではないだろうか。

今日は、最後の授業ということで、毎日通っていたクラスに行き、チームサンタローザの宿題であった日本の紹介をしたり、折り紙を折ってプレゼントしたり、日本で作ってきた名刺を渡したり、友達になったクラスメイトと写真をとったりと、思い思いの時間を過ごした。クーパー先生のクラスでは、お別れにケーキをごちそうしてもらっていた生徒もいて、本当によくしていただいだ。ただ、アメリカのケーキのクリームはバタークリームで、おまけに色が青色ときて、お世辞にも美味しそうとはいえないようなものではあったが、子供たちは喜んで食べていた。日本の学校でケーキを先生がご馳走してくれることなんてめったにないから、授業中に食べられるケーキはなおさらうれしかったに違いない。クーパー先生も外国に留学していた経験があり、異国で過ごすことの大変さと楽しさの両方を知っているので、彼らの気持ちなどは手に取るようにわかるのよ、と話してくれた。子供たちと別れる時に先生も涙目になっていて、私もちょっともらい泣きしてしまった。

ベックマン先生のクラスでは、日本からもってきた日本紹介をスライドなどを通してクラスの子供たちに披露していた。英語の得意なシュンヤが英語を読み上げたりして、子供たちや先生もとても興味深く聞いてくれた。日本のお金の紹介、鵜戸神宮の紹介、東京スカイツリーの紹介、日本の武家屋敷の紹介など、みんなとても立派なものを作ってくれていて本当に感心した。日本のコインをもってきていて、それをクラスの子供たちにプレゼントする子もいて、アメリカの子供たちもとても喜んでいてくれてよかったと思う。他のクラスで紹介する時間がなかった子供たちには、クラスの先生にそのプリントを渡してくるように言ったので、また、クラスの子供たちとシェアしてくれることだろう。

アメリカの生徒たちに、今日が学校で過ごす最後の日で、明日日本に帰国することを話すと、とても寂しがっていた。クラスの先生にも折り紙や、日本のお菓子をプレゼントして、今までの感謝の気持ちを伝えた。クラスの子供たちからたくさんのハグをされた生徒たち。アメリカに来てすぐにはハグにも抵抗があった生徒たちが、今ではアメリカの子供たちに自分たちから駆け寄りハグをしていた。本当に楽しい時間を過ごせたのだろうと思う。"Come back here next year!"と言われていた生徒たち。アメリカの生徒も、私たちと一緒に楽しい、また特別な時間を過ごしてくれたことを本当に嬉しく思う。
授業が終わり、最後の昼食を現地の生徒と食べる生徒たち。名刺を渡して、手紙を書いてね!と。日本に帰ってからも、この出会いを大切にこれからも友好関係を持ち続けてほしいと思う。昼食が終わると、学校の子供たちと一緒に遊んだ。すると、2人の女の子が大泣きしながら走って帰ってきた。びっくりして何かあったのかとたずねると、「先生、日本に帰りたくありません。私、ここにいます。みんな優しすぎます。まだ、ここにいたいです」と大泣きしながら抱きついてきた。私もホームステイの経験があり、生徒たちの気持ちが痛いほど分かった。そんな生徒たちをリサ先生が心配そうに見ていて、何が起きたの?と聞いてきた。生徒たちが日本に帰りたくなくて、もっとここにいたい!といって泣いていると話すと、リサがハグをしてくれた。リサの大きくて温かいハグで、生徒達も落ち着き笑顔を取り戻しながらも、寂しさを隠し切れないようだった。

今夜は、カリカルメカックランゲージアカデミーのオープンハウスといって、日本でいう授業参観や学校紹介のようなものが行われるため、全員で折り紙をたくさんの作品を作り、学校の壁に飾った。そして、この学校のジーナアキュラ校長先生と写真を撮り、先生にも折り紙や日本のお菓子などをプレゼントした。その後、ホストファミリーが迎えに来て、それぞれの家へと帰っていった。今日は最後の夜ということできっとさまざまな思いが巡っていると思うが、明日全員元気に日本に帰りたいと思う。来るときよりも生徒のスーツケースは、お土産と、たくさんの思い出でいっぱいであろう。

明日はいよいよ帰国日である。出発も早朝のため、くれぐれも早く寝ること、そしてホストファミリーの家をでてくるときには、きれいに後片付けをして、忘れ物のないようにと再度注意を促す。小学生の忘れ物は毎日あるので、帰国日にカメラなどを忘れてホストファミリーに迷惑をかけることがないように再三注意を促した。

 

 昨日が期間中唯一の快晴で過ごしやすかったが、今日は朝から小雨がぱらつく肌寒い朝だった。いよいよ帰国の朝、6時半の集合にも関わらずたくさんのホストファミリーが見送りにきてくれた。通常、小学生グループでは、結構あっさりしていて、あまり泣く光景は見られないのだが、今回はたくさんの子供たちが涙を流しており、ホストファミリーとの別れを惜しんでいた。ホストファミリーの中にも涙をこらえきれずに泣き出す人たちもたくさんいて、こちらまでもらい泣きをしてしまった。たくさんのホストファミリーからは、「この子たちとの出会いの機会を与えてくれてありがとう。本当に素晴らしい経験だった」と言われ、心からうれしい気持ちになった。なかなかホストファミリーから離れない子供たちに、早くバスに乗り込むように言わなければならない引率者の辛さもある。バスに乗ってもしばらくは泣き止まない子供たちもいて、ここでの10日間が本当に充実していたものであったことがわかる。ホストファミリーの住んでいる所が広範囲に広がっていたために、11人の子供は途中別の場所に集合し、そこで拾って全員が揃いサンフランシスコ空港へ。私たちがアメリカにくる前の週は、ずっと晴れの天気で気温と20度くらいと高かったようだが、私たちがアメリカに到着すると同時に寒く雨空が多かったので、私たちにとって残念ではあったが、ここカリフォルニアではずっと雨が降っていなかったらしく、恵みの雨だとみんなが言っていた。日本には雨女という表現があるが、アメリカにもそういう表現があるのかどうかをスズ先生に聞いてみたが、そういう表現は英語にはないらしい。 カリフォルニアの天気はかわりやすく、サンフランシスコに近づくにつれて段々と青空が見えてきた。途中でとてもきれいな虹がバスの窓越しに見ることができて、子供たちはしきりにシャッターをきっていた。

2時間ほどで空港に到着。ジュニア留学のグラスバレーグループと合流し、搭乗手続きを行う。その後、おそらく世界中のどこの空港よりも最も厳しいセキュリティーチェックを通り、搭乗口へ。ここにくるまでに、カメラがない、パスポートがないなどと、引率者として冷や冷やすることばかりが続き、緊張はピークに達している状態であった(結局見つかったのでよかったのだが...)。でも具合が悪い状態で帰国する子がいなかったのが引率者としては一番安心できること。飛行機に搭乗するまでの間は少しの時間しかなかったが、みんな最後の買い物を楽しんでいたようだ。ホストファミリーがなんでも買ってくれたからほとんどお金を使っていないという子もいたようで、レジには日本人の生徒の長蛇の列が。最後の最後までドルやセントの使い方には慣れないままキャッシャーに並ぶ子供たちのヘルプをするのに大忙しであった。

私たちのグループは最後に飛行機に乗り込み、約11時間のフライトへ。食事は野菜カレーかチキンライス。子供たちはチキンライスをたのんでいる子が多かったようだ。食事の後には、ホームステイの感想文を書かせた。ホストファミリーの優しさや心の広さに感謝の言葉がたくさん並べられていた。この文集は帰国後に、引率者が作成して近いうちに各家庭にお送りします。楽しみにしていてください。成田空港到着後、神奈川のノノと群馬のシュンヤ、そして成田から直接福岡空港行きの飛行機に乗るタカフミ、コウダイ、ユウタ、エミと別れて、バスで羽田空港へ。今まで11日間を共に過ごしたチームサンタローザともここで最初のお別れである。最初はぎこちなかったハグも、アメリカでホストファミリーやたくさんの友達からハグをしてもらい、今では自然と抱き合う子供たちの姿を見ていると、様々な異文化への適応力というのは、若いうちに体験することにより培われるものなのだなということを実感する。

羽田空港に到着したのは、午後5時前くらいでそれから約1時間40分から2時間後くらいに鹿児島、宮崎、大分に別れて飛行機へ乗るはずであった。子供たちには搭乗手続きをする間、しばらく所定の場所で待ってもらっていたのだが、航空会社のカウンターで待てど暮せどなかなか搭乗券をもらえず、5分おきくらいにまだかまだかと確認しながら、1時間が過ぎ、一番早い宮崎組の搭乗券をもらったのが出発の30分前!! 航空会社の要領を得ない不手際により、十分に余裕のある時間帯についていたにも関わらず、ぎりぎりの搭乗になってしまい、子供たちには搭乗前にご飯を買うように指示していたのだが、それもできずに、本当に申し訳なかったと思う。鹿児島グループは特にスーツケースを預けるのにも間に合わず、数人の子供たちがスーツケースを搭乗口にまで走って運ばなくてはならないということまでおこり、本当に航空会社に対しては怒り心頭で、おまけに私たちのグループが最後に搭乗したので、ほかのお客さんたちにいかにも私たちの到着が遅れて出発便が大幅に遅れたと思われるのは心外であったので、そのことを職員に伝えて、きちんと機内放送をしてほしいと頼む(その後機内では、航空会社側の不手際により。。。。出発が遅れたことをお詫び申し上げます。。。云々と放送があったものの、その後機長からの再度の放送では、国際線からのお客様を救済するために。。。。という放送に、また怒りがこみあげてきた)。CAがひたすら謝ってはくれたが、最後のフライトで一番ほっとする瞬間に、このようなことがおこり、心穏やかにはいられなかった。海外の航空会社よりもやはり日本の航空会社がいいよねーといっていた矢先の出来事だったので、本当に最後の最後に残念なことであった。このようにバタバタしての羽田からの搭乗だったために、鹿児島の保護者の方々にはきちんと説明できましたが、宮崎の参加者の方々には、会社にもうちのスタッフにも連絡がとれないままバタバタ搭乗しなければならなかったために、きちんと説明できずに申し訳ありませんでした。

最初アメリカに到着後に時差ボケに悩まされたことが、今度は日本に帰ってきてからも同じことがしばらく続くかもしれないでしょう。つまり、体内時計がアメリカのままの状態のため、昼間に眠かったり、夜中に目が覚めたりするかもしれません。徐々にならしていってほしいと思います。新学期も始まり、中学生になる子、新しい学年に進級する子、またそこには新しい仲間や先生たちとの出会いがあります。今回のホームステイで学んだこと、感じたこと、自身の成長など、このホームステイを一つのきっかけとして、みなさん方の今後の飛躍を期待したいです。そして、くれぐれもお世話になったホストファミリーには、無事に日本に着いたこと、そして10日間本当の家族のように親身にお世話してくれたことに対するお礼の手紙を書くことを忘れないでください。そして、ここで関係を終わらせるのではなく、今後もメールなどのやり取りを続けて、末永いおつきあいを続けていってほしいと思います。
この11日間は、私たち引率者にとっても40人という今までで一番多い人数で、大変であったことは間違いないですが、みんなとても素直でいい子たちばかりでした。もちろん、時にはうるさく、忘れ物など、何度か注意をすることも多々ありましたが、きちんと話をすると、みんなとても協力的でがんばってくれたと思っています。最初に保護者の皆様にお約束した無事に子供たちを連れて帰ることができたことができて本当によかったと思っています。ホームシックになった子供も、病気になった子供も、ホストファミリーや現地の先生方、そしてTCの先生方の献身的なお世話ですべて乗り越えることができました。本当によくがんばりました。またいつかどこかであいましょう! チームサンタローザ諸君!!今後もあなた方の今後の成長を見守っています。保護者の皆様も本当にありがとうございました。

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