Puyallup 更新情報

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    日々のグループの活動の様子が映された写真や動画を掲載しています。

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    2025
    Mar
    26

    3月26日(水)

    最近の気候変動ぶりは、日本の春らしい季節感がほとんど感じられず、出発直前の数日間は汗ばむ陽気だった。私は春休みに引率することが多く、いつも出発時は肌寒く、花見のピークが過ぎ、桜が散る頃に帰国というパターンだったので、今日の温度感はいつもと異なり、心なしか生徒の姿も軽装に感じられた。

    緊張や不安な思いはあるはずだが、みんなそれをあえて見せていないかのように、どの顔も満面の笑顔であった。荷物をチェックし、出発式をおえて、加治木高校の宇都校長先生からも激励の言葉をいただき、バスへ乗り込む。動き出すバスにカメラを向け手を振る保護者に対して、生徒たちも更に気持ちを引き締めたことだろう。

    加治木高校と鹿屋高校合同チームは、出発日が初顔合わせであったが、バスの中では、自然と打ち解けあい、ゲームのUNOをしながらバスの中は笑い声が絶えなかった。私から声かけをする間もなく、お互いが歩み寄る姿勢は逞しい限りである。バスは順調に進んでいるかのように思えたが、宮原インターで休憩をとった後から、急に渋滞にまき込まれた。 ノロノロ運転になり予定より30分遅れて福岡空港到着であったが、そのことも想定での時間設定をしていたので、問題はなし。

    福岡空港での搭乗手続きは、一人ひとりがキオスクで行う自動チェックイン。その後スーツケースを預け、滞りなく手続きを終了し、セキュリティーゲートへ。ここで引っかかってしまう生徒もいたが、調べたら特に問題もなく、いざ機上の人へ。1時間ちょっとの飛行時間だったが、それでも国際線。 牛丼にコチュジャンをかけて食べる韓国料理はなかなかの美味しさで、初の海外という生徒達は特に堪能したようだ。インチョン到着後は、乗り換えのため、再度セキュリティーを通り、いよいよシアトル行の飛行機へ。ここからが本格的な長時間フライトだ。 約10時間は時折すごく揺れが続いたりと、決して快適なものではなかったが、生徒達には特に問題もなく、無事にシアトルに到着した。目にするもの全てがカメラの被写体となり、あちこちにカメラを向ける生徒達。今日から始まるホームステイで、たくさんの写真を撮ってほしい。

    入国審査では、「グループか?」と聞かれ、一緒に固まっていくように指示があり、「引率者が先に行って説明をしてくれ」と言われたが、結局は一人ひとり質問されるのには変わりなく、ブースによって聞かれることがまちまちであった。 ここもスムーズに終えて、Welcome to the US.の文字をくぐって出ると、TCであるクリス先生と何人かのホストファミリーが名前を書いたウエルカムボードを携えて出迎えてくれた。ホストファミリーが仕事で空港へ迎えに来れなかった生徒は、クリス先生がレンタカーでステイ地まで送ってくれた。 ここにくるまでは長い道のりであったが、みんな元気である。そして、いつもはまだまだ肌寒いシアトルだが、こちらもさほど寒くはなく、とても過ごしやすい温度であった。今夜は、ワシントン州全域に大きなストーム(嵐)がやってくるらしく、今晩と明日の天気が心配される。 明日はピュアラップハイスクールで授業を受け、午後は老人ホーム訪問の予定ではあるが、今晩の嵐がひどかったら、老人ホームはクローズするらしく、その場合はいけなくなるため、クリス先生がコストコへ連れて行こうと計画しているとのこと。 何はともあれ、この長旅を道中何事もなく、無事に着いてホストファミリーの元へ預けられたことが一番の安堵の瞬間であった。明日から本格的に活動が始まるが、今日はゆっくりと休んで、明日に備えてほしい。そして、今まで学習してきたこと、準備してきたことをしっかりと活かせるように、そばでサポートしていきたいと思う。今日も無事に終えることができたことに感謝! 保護者の皆様、学校関係者の皆様、どうぞご安心のほどを!おやすみなさい。

    2025
    Mar
    27

    3月27日(木)

    2日目の朝、全員が元気に集合してきた。一人ひとり声かけをすると、特に困っていることもなく、問題もなさそうだったが、何よりも彼らの元気な笑い声と笑顔が、そのことを物語っている。クリス先生宅にステイしているマサユキとショウタのことを、とても活動的でコミュニケーション能力の高さを大変ほめていた。 まずは数人を除いた生徒達がクリス先生宅に集まったのだが、先生の家にいる巨大な犬はなんと体重100キロの大型犬。見たことのない大きさで、生徒達に囲まれてしきりにかわいいかわいいと。。。。かわいいか?(笑)小型犬にはかわいい、という言葉は使うが、、あの大きさには「かわいい」はなかなか使わないと思うが。。。。(笑) ただご主人のクリス先生の車の音がすると、すぐに重たそうな体で、のそのそと歩き入口で座って待っている姿は、「かわいい」かもしれない。(笑)

    活動の初日はスパナウエイ高校へ。ここでは日本語のクラスがあり、昨年もお世話になった日本語クラスの葉子先生が、今年も私たちのために、たくさんの楽しい授業を計画してくださった。日本人の生徒はできるだけ英語を話すよう、そして、アメリカ人の生徒はできるだけ日本語を話せるように、とても細やかな計画をしてくださり、本当に充実した時間だった。 最初に校内を案内してもらいながら、いくつかのクラスの様子を見学させてもらった。音楽のクラスでは、全員が男子の合唱を聞かせてもらい、その美しい歌声と、リズムに合わせて体を動かすダンスには思わず一緒に踊る生徒も!私も音楽好きなので、どこかの国の民族音楽のようなリズムには、体が自然と動き出す。 その後もフランス語、クッキングクラス、コンピューター、アートのクラスなどを見学させてもらった。たくさんのクラスがあり、雰囲気も日本のそれとは異なり、とても自由で楽しそうな雰囲気だった。その後は、葉子先生の日本語クラスに戻り、生徒が一生懸命に書いたと思われるスパナウエイ高校の規則についての話があり、日本のそれとはだいぶ異なるので、興味深く聞いていたようだ。 服装は自由、化粧もOK、たばこは吸ってはいけない、車で来てもよい、ただ、アメリカの高校では、トイレは授業中には自由には行けないようになっており、鍵がかかっているため、トイレに行くときには、事務所に鍵をもらいに行ってからという厳しいルールがあるようだ。生徒に聞いてみたら、授業をさぼってトイレにいたりする生徒がいるからだそう。 観察していると、番号のカードをとってそれを持って外に出ていく様子の生徒がいたが、それがトイレに行くことのようだった。最初に日本語クラスに入って自己紹介をしたときも、日本人の生徒一人ひとりにバディーと言われる世話の生徒達がついて、トイレに行きたい時には、そのバディーに言うようにと言われたことも、そのようなルールがあったからのようだ。 携帯は持ってきてもOKのようで、TPOをわきまえて使うことが許されているようだった。ただ、葉子先生の授業中にも携帯をいじっている生徒がいて、葉子先生が注意をしていた。携帯電話の規則はどこも同じである。授業ではゲーム感覚のテストで競争させて、上位の子にはご褒美のお菓子がもらえるという形式は、やはり生徒達は俄然やる気がでるようである。 ゲームの一位はアメリカ人の生徒、2位と3位がマユコとレミだったが、一位の子が日本人にスナックを譲るといってくれ、二人はポテトチップスをもらい、満面の笑みであった。その後もグループに分かれて、他の授業を受けさせてもらったようだ。物理や数学、リーダーシップのクラスなど、様々な経験をさせてもらえ、感謝しかない。

    ランチタイムも大規模校のため、一度に全員がカフェテリアでとることができないため、3つのタイムゾーンに分かれていて、生徒たちも自分のバディーのクラスに合わせて、バラバラの時間にランチを食べた。

    先生の号令がかかると、蜘蛛の子を散らすように生徒達がカフェテリアをあとにする様子が、見ていておもしろかった。カフェテリアでランチを買って食べる生徒もいたが、ほとんどはホストファミリー宅から持参した弁当だ。日本から持ってきたお菓子もアメリカの生徒達には大人気のようだ。

    そういえば、授業の中で、日本ではランチは何を持っていくのか?と聞かれると、全員が母が作った弁当を持っていくというのには驚かれたようだ。アメリカでは通常自分でランチを作るためである。

    最後に全員でグループ写真をとり、お互い自作の名刺で連絡先を交換しながら、別れを惜しんだ。それにしても、全ての英語を理解できる彼らを引率する身としては、本当に楽をさせてもらっている感があり、私の手助けがなくとも、十分にコミュニケーションがとれている姿は、「素晴らしい」一言につきる。

    昨夜のストームは、さほどひどくはなさそうだったが、今日の午後の老人ホーム訪問は、その関係で中止になってしまった。そこで、クリス先生が考えたのは、コストコへ連れていこうという提案に、生徒達は大喜び。初コストコの生徒もいたため、テンションが上がる。メンバーであるクリス先生しか買えないので、生徒達は先生に買いたいものを持ってこさせて、現金を彼女が払い、彼女がまとめて買ってくれた。 そして、コストコのピザとホットドッグを先生が食べたい人に買ってくれ、サイズの大きなピザに驚きながらもペロリとたいらげてしまう食欲が怖い(笑)。あまり時間はなかったが、本場アメリカのコストコに足を踏み入れられたことは、良い思い出になったに違いない。今日も無事に活動を終えることができたことに感謝し、また明日につなげたい。

    2025
    Mar
    28

    3月28日(金)

    今日は金曜日。皆の挨拶は「HappyFriday」と「TGIF(Thank God It’s Friday)」。日本でいう「花金」である。しかし、生徒はこの言葉を知らない。もう昭和の死語(Dead word)だ。今日の午前中は、クリス先生の家にて、さよならパーティーでホストファミリーに渡すギフトを作るアートプロジェクト。 ショウタがお母さんから教わったという和紙に色付けをしたものを見せてもらったが、とても素晴らしく、これを男子2人で作ったと思うと、さらに驚きであった。この素敵な和紙を今日のアートプロジェクトに少し使わせてもらった。それぞれのアイデアで工夫を凝らして素晴らしいギフトを作ることができた。 また、今日は、現地受入機関のスタッフであるリサ先生が、生徒の様子を伺いにポートランドから会いに来てくれた。彼女が次々に、生徒たちに、質問を投げかける。生徒たちは内容をしっかりと理解し、自分たちの感じていることや経験したことを英語で伝えていた。彼らは英語の聞き取りをしっかりできており、また、受け答えも何の問題もなく、私が通訳する必要はほぼない。 さすが選ばれた生徒たちである。今日は持ってきたランチをクリス先生の家で食べ、午後からはBethel High School へ。ここも日本語クラスがある学校である。担当のファーマー先生は、10年前にここに来たそうだが、沖縄県宜野湾市で生まれ育ったらしい。最初に通されたのは、図書館で、そこに日本語クラスの子たちが待っていてくれた。 席に着くなり彼らはすぐに打ち解けた。最初に日本人の生徒にバディーと言われるパートナーがつけられ、まずはお互いが自己紹介。ここで既に、生徒たちは、日本から持ってきたお菓子をシェアして、アメリカの生徒たちと打ち解ける方法を自然と身に付けたようだ。最初に校長先生がこの学校の歴史を説明してくれた。 ここの学校は歴史が長く、今新しい校舎が作られているとのこと。最初にタブレットを使い、チームに分かれてゲームを行う。アメリカでの授業はこのようにゲーム感覚で、自然と学習が身に付く方法で授業が進められているようだ。質問の答えは4択あり、その内容は日本語を勉強しているアメリカ人の生徒が日本に関しての知識を深めると同時に、日本人の生徒もアメリカのことを知ることができるような内容で作られていた。 例えば、アメリカはいくつの州があるかとか、日本にはいくつの県があるかと言うような質問である。これは日米の生徒がお互い協力し合いながら、誰が1番早く4択の答えをタブレットで押すかということで作られているものである。そしていつものように、上位に来たものはご褒美があると言う定番のスタイルだ。これには日本人の生徒も俄然やる気が出るようで、一位の結果が出る度に歓声があがる。 その後は、バディーと一緒にスカベンジャーハントといって、お題に沿ってその場所に行き、証拠に写真を撮ってくると言うもの。学校の様々な施設を見学しながらである。そして、日本語教室のクラスに来て、そこでまたグループに分かれ、じゃんけん、あっち向いてホイやお箸を使ったゲーム、トランプゲームなどをローテーションで行う。そして私たちのために、ホットドックやチップスやジュースなどをご馳走してもらった。

    あっという間に時間が過ぎ、最後にアメリカのスクールバスで生徒たちが帰る様子を見せてもらった。憧れのアメリカの黄色いスクールバスに乗せてもらい、生徒も嬉しそう。学校から帰ろうと、廊下を歩いていると、大変テンションが高く話しかけてくる先生がいた。野球のことを話し始め、ここでも出てきた名前はイチローである。 ここワシントン州では、やはりホームチームであるシアトルマリナーズが話の中心となり、大谷翔平のことはあまり話題にはならない。彼は「昔イチローと握手したことがある。」と言って、「イチローと握手したこの手で、みんなも握手するか?」と言い出し、みんな彼の興奮した話っぷりに乗じるように握手をしており、大変面白い光景だった。 彼は日本の野球にも詳しいらしく、「日本にはイチローよりもすごいレジェンドがいるよね。王貞治を知っているか?」と言うが、知らない生徒が多かったのか、みんなキョトンとした顔をしている。いずれにしてもここでもジェネレーションギャップを感じる面白い光景であった。

    それからはモールに行って映画が始まるまでの約30分ぐらい買い物する時間を与えられ、その後映画を見る。映画は今日本でもやっているディズニーのスノーホワイトである。日本で見たことのないような大きなポップコーンをみんなでシェアして食べる。クリス先生が言うには、この大きなポップコーンは何回でもおかわりができるそうだ。 ファーストフード店で飲み物も何回でもおかわりができるというアメリカは、ポップコーンまで!!なんと寛大な国なんだろう。早速サナとレナがお替わりをしに行っていた。

    「どういえばいいのかな?」「More popcorn, pleaseかな」と言いながら、いずれにしても日本ではありえない体験だ。映画では何人か感動して涙している生徒がいたが、タクヤが涙を流していたのには、女子が「純粋だよねぇ」と感心しきり。

    今日は、マレが風邪気味で体調が悪く、休みだった。夕方に喉の薬を買うためにお店に来ているということで、少し会ったが、比較的元気であった。今日一日寝ていたようだが、思いのほか元気そうだった。ホストファミリーが細やかにケアしてくれていたので、週末はゆっくり休んで、来週月曜日に元気な姿で会えると思う。

    今回の研修で唯一の週末である。午前中にホストファミリーと色んなところに行くと思うが、安全面の話、そしてホストファミリーのために何ができるかを考えながら生活してほしいと伝えると、日本料理を作る予定だという生徒も何人かいた。ここまで、ホームシックになっている様子もほとんどなく、こちらでの生活をエンジョイしているようである。毎日、彼らの笑顔と笑い声がそれを測るバロメーターである。 日々たくさんの人たちとの出会いがあり、本当に貴重な体験をさせてもらっている。どんな週末を過ごしたのかを聞くのが楽しみである。Have a nice weekend!

    2025
    Mar
    31

    3月31日(月)

    ここでの唯一の週末をどう過ごしてきたかを聞くのがとても楽しみであった。シアトルの街、ワシントン大学、シアトルマリナーズの試合、教会、ホストファミリーの知人の誕生パーティー、動物園、日本食を作ったり、うちでゆっくり過ごした生徒もいたり、それぞれの週末を過ごしたみたいだ。先週風邪気味だったマレも元通りで、みんな元気な姿で集まってきた。しかし、ミユが風邪気味で少し気分がすぐれないということで、午前中の警察署見学は、ホストファミリーの車の中で休んでいた。 朝晩は寒いので、みんなの体調が心配である。外務省に登録している旅レジからの連絡で、世界的に麻疹が流行っていることの注意喚起と、韓国に行くときは、大統領の裁判関係のデモが予想されるため、ソウル市内などの都市部で行われるデモには近寄らないようにとの連絡もきていた。空港からホテルの間しか行き来をしないので、問題はないと思うが、最後まで気は抜けないので、また生徒にも注意喚起したい。

    午前中訪問する警察署は郊外にあり、大都市のような犯罪はあまりないという。若い女性の警察官が署内を案内してくれたが、何か質問がないかと言うとマサユキが給料はいくらですか?と言うまさかの質問!しかし、それに対して正直に答えてくれた。最初生徒が桁を1桁間違えて聞いていたため、「あぁまだ若いからこのぐらいの給料だろうなぁ」と思っていたら、クリス先生が電卓で日本円をはじきだし、なんと桁が一桁多くて、びっくりするような金額で、みんな大変驚いていた。 まあ、特にアメリカでは大きなリスクを抱える仕事なので納得した。ここの警察署で、積極的に質問したり、矢継早に話しかけていたのは、レミ。グイグイ相手にむかって行く姿を見ていると感心を通り越し笑える。警察で使うというドローンを実際に飛ばしてみてくれたり、最後にはペンや警察のステッカーをもらい大喜び。しまいには、サインまでもらったりと、まるでスターのようだった。

    大変時間をかけて案内してくれ、生徒たちも満足気であった。

    午後からのエルムクロウ高校では、ミユも元気になり活動に参加できた。

    この高校には日本語クラスはないが、昨年もかなり手厚い歓迎を受け、今回も昨年と同様に、大変心地よく過ごせた学校の1つである。いつものように複数のグループに分かれ、それぞれバディーがつき、校内を案内してもらう。日本のアニメが好きという男子が、片言の日本語で出迎えてくれた。リーダーシップのクラスをとっている生徒が数人ついてくれたが、大変しっかりしている生徒ばかりであった。社会性が身につく非常に良いクラスだと思う。日本の生徒会みたいな役割も果たしているようだ。

    アメリカの高校は、教科が200以上あるのだが、この学校は特に施設が充実しているようだ。例えば、最初に案内されたのが、学校のカフェテリアとは別に、もう一つ小さなお店があり、そこではピザやスムージー、ホットドッグやクッキーなどが売られている。また、このお店の運営は、生徒らが自分たちでやっているらしい。食べ物こそ自分たちで作ってるわけではないが、冷凍されたものを温めて提供し、会計も自分たちでやっており、それらの活動をすることにより、彼らは学校での単位を取得することができるそうだ。 アメリカの高校では、このように社会生活で実際に役立つことを高校のカリキュラムの中で実践している。高校生活の中で、自分たちが経済活動を主体となってやっている事は素晴らしいと思う。彼らの自立心はこういうところから芽生えるのかもしれない。その後も、音楽のクラスで吹奏楽団、農業関係では山羊や豚を飼育していたり、野菜栽培、コンピューターや映像関係、車の整備、ドローンを扱うクラス、化学実験、そして、外国語は、ドイツ語、スペイン語、フランス語などがあり、残念ながらここには日本語のクラスはない。 去年来た時には、うちにも将来的に日本語クラスを作りたいと言ってくれていたが、近い将来実現すればよいなと思う。校内を案内してもらっている時に、一つの張り紙についての説明が印象深かった。一人の先生が、癌を患っており、その先生をサポートするために、金曜日にはブルーの服装を着てこよう!というものだ。生徒たちが主体となり、病気と闘う先生にこのようなことが自然とできるアメリカ人はすごいなと思う。日本では、自らの病気はあえて言わない傾向にあるが、このような活動には非常に感銘をうける。

    アメリカの高校の授業が終わるのは、2時から3時くらい。日本の高校は4時から5時くらいに帰る。アメリカの夏休みはもうすぐで、6月から8月の2カ月強。

    日本では、夏休みは1カ月あるが、補習があるので、実質は2、3週間ほど、と言うとかなり驚かれた。宿題はないのかと聞くと、「学年が終わったのに、なぜ宿題があるの?」と真顔で質問されて、答えに窮していた。

    ここでは、ピザをご馳走してもらい、学校のTシャツまでプレゼントしてくれた。

    また来年も来て欲しいと言われた。

    この学校に来た時に、電子掲示板に、Welcome Japanese students と書かれてあり、その歓迎ぶりとホスピタリティには感謝しかない。生徒たちも心から喜び楽しんでいたようで本当によかった。

    いつも笑い声が絶えず、本当に良いグループである。実質高校に行くのは明日が最後である。明日の高校は、ピュアラップ高校で、ジャパンホームステイで昨年末にきたバレンティナの在籍する学校だ。みんな再会を楽しみにしている。

    2025
    Apr
    1

    4月1日(火)

    今日がアメリカの高校で過ごす最後の日である。最後の学校は、ピュアラップ高校。昨年末に加治木高校と鹿屋高校でお世話になったバレンティナがいる高校である。9時過ぎに学校へ行くと、日本語クラスの生徒たちが待ってくれていた。 その中にバレンティナもいて、私も久しぶりの再会に思わずハグをした。校内に入ると、まずマレが校内新聞に掲載するためのインタビューを受ける。

    その後、校長先生が私たちに校内の案内をしてくれた。ここの高校も昨日のエルムクロウ高校のように、様々なクラスがあり、生徒たちはしきりにシャッターを切っていた。とにかく施設の充実度が半端ではないのだ。歴史ある重厚感のある劇場では、合唱を聴かせてもらった。

    アメリカでは男子のコーラス隊が多いのだろうか。ここでも男子の素晴らしい歌声を聴かせてもらった。クッキングクラスでは、本格的なキッチンが備わっており、車の整備をする場所には本物の車があり、さながら、本物の車整備場のようだ。 メディアのクラスでは、自分たちでインタビューをしたり、アナウンサーになったりと、高校生とは思えないプロフェッショナルぶりである。一人の生徒に話を聞いてみると、将来はテレビや新聞社などのマスメディアで働きたいと思っている生徒が多いようだ。 高校の授業で、このようなことを実践的に学ぶことができるのはうらやましい限りである。また、ここではイヤーブックといって、卒業アルバムも作っている。アメリカでは、卒業アルバムも生徒が主体となって作るのだ。イヤーブックのクラスでは、自分たちで写真を撮ったり編集作業をするようである。 日本のように、業者に一任するのではないところがすごい。というよりもそれを授業の一環とすることが驚きである。そして、昨年もお世話になった吉川先生の担当する日本語クラスへ。ここでは、日本語歴が浅い生徒達から、長い間日本語を学んでいる子達まで、時間ごとに入れ替わりやってくる。

    前の高校でもやったクイズ形式で、日本語と英語をお互い効果的にヘルプし合いながらのクイズ解答に、また全員が盛り上がる。吉川先生が私たちのために作ってくれたクイズだ。設問は、日米の知識を問うものだった。 日本人の生徒には英語での設問でアメリカに関する問題を出し、それに対してアメリカ人の生徒がヘルプするという、お互いの語学力と知識を問われるもので、よくできていた。例えば、「鹿児島の有名なものはなにか?」という設問の四択で、豚と和牛があり、生徒達の中には迷う者もいた。 というのも、もちろん一般的には豚が先にくる質問だろうが、牛も日本一になったからである。しかし、正解はもちろん、豚。早押し問題のため、早く押したチームの名前が映し出されると歓声があがる。そして、また定番のご褒美である。今日はメグとリンレイが一位を獲得して、アメリカのお菓子をもらった。

    今日は、マサユキが黒のランドセル、シュンスケが赤のランドセルを持ってきた。もういらないので、日本語クラスの生徒たちに寄付したいとのこと。よくこの大きなランドセルをスーツケースに入れて持ってきたなと思うところであった。シュンスケが言うには、ランドセルの中にも荷物を入れてきたらしい。 吉川先生いわく、アメリカの子供たちにランドセルは人気のようで、欲しい子はたくさんいるとのこと。そこで今日のこのクイズで、アメリカの生徒のうち、上位の子にランドセルを渡すことにした。大変喜んでもらえたようでよかった。

    マサユキ、シュンスケ、ありがとう!なんとも素敵なプレゼントだ。

    今日が最後の高校ということで、生徒達もアメリカの生徒達とのコミュニケーションには力が入っていたようだ。日本のお菓子は人気で、それぞれが作ってきた日本紹介のスクラップブック、英文の観光パンフレット、日本の新聞、折り紙、名前を漢字で書いてあげたり、名刺を渡し、お互いの連絡先を交換していた。 最後に相応しい交流であった。帰る時はお互い別れを惜しむようにしていた。この交流がずっと続いてほしいと心から願う。

    午後は、近くの消防署へ。いつものように、署内の施設を案内してもらったが、24時間シフトで働くため、自分の家のように、ベットルーム、シャワー室、キッチン、娯楽用のゲームや大きなテレビモニター、ビリヤードなど様々な施設が整っている。中でも生徒が小学生のようにはしゃいでいたのが、ひとつひとつがものすごく大きな椅子である。 アメリカの消防士はとても体も大きいし、日頃の大変な仕事を考えると、少しでもこのくらいの椅子で疲れを癒してほしいものである。私たちが来てすぐに出動要請があり、けたたましくサイレンを鳴らしながら二台の車が出て行った。その後は、残っていた署員が私たちに消防車や様々な器具や道具を見せてくれた。 生徒達が果たしてどの程度英語での説明をわかっているかは疑問だが、彼らは大体うなずきながら、「おおー!!」と言ったり、反応をしているので、わかっているものと期待したい。また、消防士にとっては、コールがあったら一刻も早く現場に行かねばならないので、どのくらいの時間で消防服に着替えられるかが重要である。 大体一分以内に全てのものを着装することが求められるそうだ。酸素ボンベまで全てを装着して、総重量が50パウンドということは、スーツケースと同じ23kgということになる。それだけの重さを体全体にまといながらの仕事のハードさは想像するだけで大変そうだ。ここでも生徒達は、自分たちから積極的に質問したり、写真を撮ったりしていた。 生徒達の日々の様子を見ていると、少しずつ彼らの成長や変化が垣間見れる。明日はいよいよこちらで過ごす最後の日であり、サヨナラパーティーも開かれる。プログラムもクライマックスである。パーティーを成功させるためには、みんなの協力が必要である。明日は長い一日になりそうだ。ゆっくりと休んで明日に備えてほしい。

    ちなみに、今日はマレの誕生日!ホストファミリーがサプライズをしてくれたようである。17歳をアメリカで迎えられるとはなんともラッキーである。Happy Birthday Mare!!

    2025
    Apr
    2

    4月2日(水)

    今日はここでの活動が最後の日である。いつもより肌寒い朝。午前中はUniversity of Puget Sound(大学)見学である。1888年に創設された歴史ある私立の大学だが、ヨーロッパの佇まいを感じさせる荘厳な建物と青々と茂った緑の芝生に桜、そして学内には1000本以上の木があり、どこの景色を写真に収めても絵になる風景ばかりだ。 帰国後、高校3年生は、大学受験の現実が待っている。大学でのオープンキャンパスにも行ったことない彼らにとって、最初に見たのがこの大学だ。施設の充実度のすばらしさもあったが、このような落ち着いた佇まいで、静かな環境で勉強ができたらどんなに素敵だろうと思う。最初に大学の紹介ビデオを見せてもらい、まずは大学の概要を掴む。 その後、現役の大学生でハワイから来た男子学生が、私たちを広いキャンパスへ案内してくれた。高校もそうだったが、とにかく施設が充実している。複数あるカフェテリア、図書館、ジム、プール、テニスコート、ロッククライミング、講義棟のクラスルーム、そして寮の中などを案内してくれた。 アメリカの大学に行きたいという声までは聞こえてこなかったが、一年後に来る大学生活をイメージできたかもしれない。半分は外を歩くキャンパスツアーだったが、今日の体感温度はかなり低い。

    その後、クリス先生の家でランチを食べて、サヨナラパーティーの準備、練習、そしてホストファミリーに送るギフトのラッピングをする。クリス先生の似顔絵は、メグに書いてもらった。メグがとても絵が上手だったので彼女にお願いしたが、素晴らしい出来栄えだ。明日帰国なので、その注意事項を生徒に伝える。一通りリハーサルをして、あとは個人練習。 途中でチャミとサナがコウメ太夫を踊りだしてみんな大爆笑。二人とも人を笑わせる天才なのだろう。(笑)サヨナラパーティーで緊張している子がいたかどうかは不明だが、(あまりそうも見えない。。。)日々の生活に笑いは必須である。

    今日のパーティーは、5時から9時で予定されていて、最初の2時間はみんなでボーリング。私はパーティー会場にこもって仕事をしていたので、誰が一番のスコアだったかは知らないが、ホストファミリーや日本語クラスの子供たちも来てくれて、笑い声が絶えなかった。

    そして、いよいよプログラムのクライマックスである。全員が素晴らしい才能を持っている。

    司会は、マユコ。プログラムは次のようになる。

    1.上を向いて歩こう(SUKIYAKI)をリコーダーとカスタネットで、加治木高校全員で演奏。

    2.加治木高校のミユ、メグ、ナナ、シオリによる嵐のふるさとを英語で歌う。

    3.マユコがキーボードを弾き、レミがフルートで鬼滅の刃の曲。アニメが好きな日本語クラスの生徒は大変喜んでいたようである。

    4.リンレイによる剣道では、相手役にマサユキ。練習の時に恥ずかしがり、本来の声が出ていなかったので、本気の声を出してやるように伝えると、本物の剣道の声を発していた。

    5.ショウタによる弓道。これも的がないので、シュンスケを的にして見せる。シュンスケに矢が当たったふりにはみんな大爆笑。もちろんウケを狙ってやったのであり、きちんと矢の的に人間がなることはないと注釈しておいたので、ご安心を。弓道をお笑いにして終わったのはもしかしてまずかったかしら?と後になり思うことではあったが。。。。。

    6.サナの着付け。ホストシスターに着物を着せてあげる時に、マユコが気を利かせBGMを弾いてくれた。音楽の効果はやはり素晴らしい。ただ、その様子を見ているだけでは、何か物足りないので、このように自然とBGMを入れ込んでくるところは、さすが音楽の専門家だと感じた。

    7.昨年Japan Homestayで鹿児島に招待されたバレンティナに、鹿児島での体験をスピーチしてもらった。少しでもJapan Homestayに興味を持ってもらえたらいいなと思う。

    8.ミハル、シュンスケ、チャミ、タクヤによる習字では、名前を漢字で書いてもらいたい人を募り、これまた人気で、たくさんの人たちが手を挙げてくれたので、4人は大忙しだ。

    そして、9.「日本のことどれだけ知っていますか?」クイズでは、マサユキ、サナ、リンレイがお題を出す。「日本の国旗は2色の色ですが、その2色は何ですか?」などである。先日の高校でこのようなクイズが出されたので、私たちも作ってみた。これもまた、日本語クラスの子の手がよく挙がった。当たった子にはギフトを準備して、あげると大喜びであった。

    10.生徒代表の感謝の言葉はレミ。自分で考えた原稿をチェックしたが、直すところがないほど素晴らしく書けていた。

    そして、私のサンキュースピーチ。私はいつもここで感極まってしまう。短い間ではあるが、本当にホストファミリーのやさしさ、寛大さ、そしてボランティア精神には頭が下がる思いである。最後にクリスのスピーチと修了証書の授与。ホストファミリーとの写真を撮って、このパーティーを終えた瞬間も、私が安堵する瞬間の一つである。明日はいよいよここを離れる。 みんな元気が有り余っているくらいである。日本語教室の生徒達とも別れを惜しむようにして、今日の長い一日が終わった。最後まで気を抜かずにいたい。