MNCCスタッフによる活動写真・動画と、引率者による文章レポートを掲載します。上記バナーをクリックしてご覧ください。

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期 間
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8月16日
8月15日
8月9日
8月8日
8月5日
8月3日
7月27日
7月26日
 とうとう旅立ちの日。この3週間は充実していて時間が過ぎるのがあっという間だったというのが生徒たちの感想だろう。


 朝はサンフランシスコ空港まで時間がかかるので、6時半に集合。ちょうど朝日が昇り始めるところで綺麗だった。


 ホストファミリーとの別れが惜しく、生徒たちもファミリーも涙していた。どの生徒たちもホストファミリーとの最後の写真撮影や別れの挨拶や別れのハグをしていて、そろそろバスに乗る時間であることを私やTCが促すまでバスに乗り込む人はいなかった。


 しばらくバスは悲しみに包まれたが、何人かのティーンたちと一緒だったこともあり、その子たちとの会話を話す生徒もいれば、朝早かったこともあり寝る生徒もいた。時折、歌も聞こえたがいつもほどにぎやかさは感じられなかった。


 サンフランシスコ空港からユバシティに向かうバスは長く感じたが、今日のバスは短く感じたのは私だけだろうか。バスから降りて出発手続き場所へ。そこでセンターの方々と合流し、手続きを一緒に手伝っていただいた。荷物を預ける前に23キロを超えるか心配な生徒は手続きを待っている間にTCの2人がひとりひとりに別れの挨拶とハグをしてまわっていた。生徒たちは涙しながら別れの挨拶をしていた。TCの家にステイしていた生徒もいたので、最後の別れを惜しんでいた。しかし、時間は待ってくれず出発の時間は迫っており、センターの方に促されつつTCとの別れになった。


 セキュリティチェックを受け、搭乗口に向かった。その間に日本食レストランがあったり、日本語のアナウンスが流れたりして、生徒たちは驚いた様子だった。搭乗案内を待ちながら、「帰りたくない」、「日本に帰る実感がまだわかない」など、アメリカにいたいという様子の生徒たち。


 飛行機が離陸し、日本へ。帰りの飛行機で感想文を書く約束になっていたので、感想文を書いて提出するように指示した。生徒たちはそれぞれで感じたことを書いていたが、共通することは、文化の違いの発見や保護者やホストファミリー、TCへの感謝の思いであった。


 成田に到着し、税関申告のためスーツケースを取らないといけなかったが、男子チームが頑張ってくれて、スムーズに取ることができた。到着ロビーに出ると、オリンピックの瀬戸選手が帰国する日と被っていたらしく、メディアがずらり。その横で、別のグループがテレビの取材を受けていて羨ましそうに見つめる生徒たち。立ち止まらずに先に進むように促して、国内線乗り継ぎ場所へ急いだ。


 セキュリティーゲートを通ると搭乗口がすぐあったので自由時間に。3時間くらい時間があったので、生徒たちは自由時間を楽しみにしていたが、1つしかお店はなく、時間を潰すのに必死の様子だった。


 那覇空港に到着した。長時間移動でお疲れモードの生徒たち。しかし、みんなで協力しながらスーツケースを取り、無事に解散式まで終え、全日程が終了した。


 生徒全員と会うのは最後かもしれないが、また報告会で会えることを楽しみにしつつ、レポートを終えようと思う。3週間ありがとうございました。 

 ここでのアクティビティ最終日。いつも通り9時に集合だったので、特別遅れてくる生徒もおらず一安心。2人ほど来てない生徒がいたのでTCに確認すると現地に行った方が早いからということらしく現地で落ち合うことになったらしい。ユバシティからバスで1時間ほど移動し今日の終日研修場所のサンスプラッシュへ。サンスプラッシュはいろいろなウォータースライダーが充実したウォーターテーマパークだ。流れるプールを中心にその周りに10種類以上のウォータースライダーがあり、生徒たちは大はしゃぎ。10時過ぎには着いて入場できたが、泳ぐのは11時からだった。11時になると待っていましたとばかりに生徒たちは散らばっていった。写真を撮ろうとしたのだが、散らばった生徒をとるのは思ったより難しく大変だった。


 出会ったときに何が面白かったか尋ねると、カプセルに入って落ちていくスライダーが楽しかったと言っていたので、私も挑戦してみた。カプセルに入りカウントダウンで立っている床が開き落ちていくというものだった。ほぼ垂直のスライダーが5メートルくらいあり、残りは普通のスライダーなのでずっと落ちるわけではないが、その5メートルの落下とスライダーの水の勢いでスピードが増しスリル満点だった。絶叫マシーンが好きな人なら楽しめるアトラクションである。


 他の生徒が面白がっていたのは、マットにうつ伏せで寝転んで、スライダーを滑るものだ。他にも、4人乗りの浮き輪で角度が急なものを滑るものがあったり、暗闇の中を滑るものがあったりと生徒それぞれでお気に入りを見つけていた。


 お昼ご飯を食べるのが惜しいほど生徒たちは夢中になり、昼食を食べたのは14時過ぎだった。今夜がホストファミリーと過ごす最後の夜なので、特別な夕食を用意してくれているところもあるみたいだ。


 昼を食べて16時過ぎまでまた楽しみ、あっという間に帰る時間に。誰もケガをせず、おぼれもせず、安心した。生徒たちは帰りのバスで疲れて寝るだろと思ったがトランプをしたり、ティーンズと話したり元気に過ごしていたので驚いた。


 バスから降りてもティーンズたちと名残惜しそうに写真を撮ったり、メッセージを書いたり、友達と写真を撮ったり、最終日なのだと改めて感じた。
 今日はホストファミリーと過ごす最後の日。生徒たちの荷造りも気になるが、ホストファミリーとの時間も大切に過ごしてほしいと思う。おやすみなさい。

 午前中最後の授業。ホストファミリーへのメッセージカード作りを行った。メッセージを書いたり、デコレーションをしたり。ホストファミリーに漢字の名前を考える生徒もいれば、家族一人ひとりにメッセージを書く生徒、リボンやボタンを上手に使って可愛く飾りつけをする生徒など、彼らのアイディアに驚かされてばかりだった。TCもこんなに集中できるのは、みんながそれぞれで関わったからだねと言っていた。


 お昼前にセンターの方がいらしていたので、帰国時の注意点(スーツケースの重さや、入れるべきもの、入れてはいけないものなど)を説明してくださった。この説明を聞きながら、もう帰ることも考えないといけないのだなと感じ寂しくなった。


 午後からは、いよいよ明日のさよならパーティーの準備。まずは、プログラムの確認をして、「夢の世界を」と「旅立ちの日に」を付け加えた。それから、全員でやるカップスの練習をした。日本で決めてきたのもあり、練習をしてきていた人も多くてほとんどの人が既に分かっていた。何人かは歌にまわってもらった。小さなグループでカップを回す練習したあと、全体で円になって練習した。音源が小さかったのもあり、ずれたりしたが、明日はスピーカーがあるということなので大丈夫だろう。


 その後はグループパフォーマンスの準備を行った。書道やラジオ体操、折り紙、劇である。折り紙やラジオ体操は英語での説明のあと実演しながら、会場全員でやろうという計画だ。劇はセリフの確認をしていた。書道は書道の他にもやるらしくいろいろと練習していた。


 あっという間に練習時間が過ぎ、帰る時間に。明日のさよならパーティーが成功しますように。今から生徒に頼まれたものを探しに行ってきます。それでは。

 午前中最後の授業。ホストファミリーへのメッセージカード作りを行った。メッセージを書いたり、デコレーションをしたり。ホストファミリーに漢字の名前を考える生徒もいれば、家族一人ひとりにメッセージを書く生徒、リボンやボタンを上手に使って可愛く飾りつけをする生徒など、彼らのアイディアに驚かされてばかりだった。TCもこんなに集中できるのは、みんながそれぞれで関わったからだねと言っていた。


 お昼前にセンターの方がいらしていたので、帰国時の注意点(スーツケースの重さや、入れるべきもの、入れてはいけないものなど)を説明してくださった。この説明を聞きながら、もう帰ることも考えないといけないのだなと感じ寂しくなった。


 午後からは、いよいよ明日のさよならパーティーの準備。まずは、プログラムの確認をして、「夢の世界を」と「旅立ちの日に」を付け加えた。それから、全員でやるカップスの練習をした。日本で決めてきたのもあり、練習をしてきていた人も多くてほとんどの人が既に分かっていた。何人かは歌にまわってもらった。小さなグループでカップを回す練習したあと、全体で円になって練習した。音源が小さかったのもあり、ずれたりしたが、明日はスピーカーがあるということなので大丈夫だろう。


 その後はグループパフォーマンスの準備を行った。書道やラジオ体操、折り紙、劇である。折り紙やラジオ体操は英語での説明のあと実演しながら、会場全員でやろうという計画だ。劇はセリフの確認をしていた。書道は書道の他にもやるらしくいろいろと練習していた。
 あっという間に練習時間が過ぎ、帰る時間に。明日のさよならパーティーが成功しますように。今から生徒に頼まれたものを探しに行ってきます。それでは。

 メンバーの中に誕生日が近い人が2人いたので、その2人のサプライズ誕生日パーティーを朝に開いた。2人には遅く来てもらい、色紙にメッセージを書いたり、飾りつけをしたりして準備をした。1人が来たので教室の電気を消してスタンバイ。入ると同時に「サプラーイズ」と叫びハッピーバースデーを歌った。写真撮影をしたりしている間にもう一人が着いたので、同じようにやった。しばしの写真撮影会。


 授業が始まった。日記からだ。「サクラメントで何をしたか」が今日のテーマ。生徒たちは6語以上4文を書かないといけず、6語に苦戦しながらも書いていた。TCからも「初めての日は3語くらいでも苦労していたけど今は長く書けるようになったよね。すごいよ。」とお褒めの言葉を頂いた。日記のあとはアメリカの休日についての単語を学んだ。テンクスギビングデーや勤労感謝の日、イースターなどの単語を全体で練習した後に、2つのグループに分かれて、休日について説明したり、日本だったら何を祝うのかを説明したりした。
生徒には少し難しかったみたいだ。


 お昼はピザパーティー。ティーンズも来てピザを楽しんだ。生徒たちは、話を楽しんだり、ティーンズとトランプをしたりして楽しんでいた。お昼の途中にホストファミリーがピニヤータを準備したということだったので、生徒と一緒に外に出ると、カップケーキの形のした入れ物にキャンディーが入っていてそれを目隠しして棒で割るというものだった。スイカ割りに近いが、違う点は入れ物がひもで吊り下げられていて人が動かせるという点と、キャンディーが落ちたら拾いに行く点である。参加している側も見ている側も楽しかった。その後、水風船バトルをしみんなで水風船をぶつけ合っていた。どこからも「わー」「きゃー」などの悲鳴が聞こえ楽しそうだった。


午後はイースターの説明を受けて、実際にイースターエッグハンティングを行った。卵に色づけしてそれを庭などに隠して見つける場合もあれば、プラスチック型の卵の中にお金が入っていてそれを探す場合などもある。今回はプラスチック型の中にお金の代わりにチケットが入っていて、ご褒美ボックスに使えるというシステムだった。みんなでいろんなところを探していた。難しかったのは繁みの奥や、少し高いところに隠された卵だった。それでも探し出す人もいて、楽しんだようだった。


 その後、クリスマスについて説明がありいくつか歌を一緒に歌った。TCが歌ってくれた中には知っているのもあればそうではないのもあった。
 日本の休日(行事)も紹介してほしいということになり、節分と七夕とお正月を紹介した。
彼らだけでは難しかったので、センターからもらったガイドブックを見たり、私が持ってきた本を見たりして説明していた。TCもティーンズも興味深そうに聞いていた。
 その後、ポストカードを日本宛てに書き、お絵かきゲームをして1日が終了。


今日も生徒たちは楽しんでいた。明日はいよいよラストの授業。明日もいい日でありますように。

 今日は2回目の席替えの日。あみだくじで席を決めた。アメリカにいても生徒にとって生替えは楽しいらしい。席替えが終わり日記を書いた。今日のテーマは「週末何をしたか」だった。遊園地に行った人もいれば、湖や川に行って泳いだ人もいれば、早朝5時に起きて釣りに行った人もいた。それぞれで楽しい週末を過ごせたようだ。生徒たちの話し方や顔からも素晴らしい時間を過ごしたことが伝わってきた。


 日記を書いた後、職業についての単語を学習した。TCがホワイトボードに書いた職業をみんなで発音確認したあと、それぞれの親が何をしているのかを答えていった。その後に、自分が将来何になりたいかを発表した。小学校の先生、医者など英語で分かる職業もあれば、保育士や税理士、キャビンアテンダントなど英語でどういうかを知らない職業もあり、一生懸命辞書を使って調べていた。その後、テキストを使ってTCの職業について聞いた。生徒も私も驚いたのが、TCの一人が18歳だった頃のピザ屋の時給が4ドル55セントだったということである。(かなり昔の話だよとは言っていたが…) 現在の最低賃金は10ドルだそうだ。それを聞いた生徒はいいなーと羨ましがっていた。2つのグループに分かれて、テキストを進めた。単語の読み方と意味を確認したり、就職面接のスキットをやったりした。単語の読み方と意味確認では、配管工など日本の英語の教科書には出てこない単語もあり、TCの説明とグループみんなの英語力と辞書を使い理解しようと努力していた。就職面接のスキットでは、TCが面接官になり生徒が面接を受けていた。全部が聞き取れないながらも一生懸命に話そうとしていた。


 昼食後、午後の授業まで時間があったのでティーンズと生徒の何人かでトランプをした。「キングスコーナー」というアメリカの遊びをやり、それから「一休さん」を紹介した。ティーンズたちは気に入ったらしく授業が始まってからも廊下で自分たちでやっていた。


 午後の授業開始。そろそろお別れのことも考えないといけないので、ホストファミリーへの手紙を書く時間に。TCがいろいろと英文をホワイトボードに書いてくれ、それをもとに書き始めるが、それぞれ思いがあるので私もヘルプに回ることに。書き始めたら止まらないらしく、1時間があっという間に過ぎまた次回に書こうということになった。


 少し休憩し、それからはゲーム大会。まずは椅子取りゲーム。英語ではmusical chairというらしい。ルールは日米共通だったのでよかった。段々、人数が少なくなっていくごとに周りの応援も熱が入っていった。


 椅子取りゲームのあとには、変な味のするジェリービーンズゲームをした。腐った卵味や、腐ったチーズ味などのするビーンズが混ざっていて反応を楽しむゲームである。味が分からずノーリアクションの人もいれば、芸人並みのリアクションの人もいてとても盛り上がった。


 今日もいい1日だった。明日も生徒が楽しめますように。

 ここに着いて14日目。驚くほど時間が早く過ぎていく。毎日が充実しているからだろう。午前9時。いつも通りの集合時間。今日はサクラメントに行く日だ。生徒に週末のことを尋ねると、何人かは遊園地に連れて行ってもらったようだった。たくさんの乗り物があったようで、生徒の中にはジェットコースターに乗るのが初めての人もいた。一番前に乗ったらしく怖かったらしい。別の生徒は川に行って泳いだようだ。水は冷たかったが楽しかったと言っていた。どの生徒もこの週末も楽しめたようで一安心。週末の話をしている間にバスが来たので乗車しカリフォルニア州の州都であるサクラメントに向かった。


 サンフランシスコへは2時間以上かかったが今回は1時間くらいで着いた。最初に州会議事堂へ。ホワイトハウスみたいな造りの建物に一同歓声を挙げながら写真隊形に並び議事堂をバックに撮影。あまりにも立派なので生徒たちは今でも使われていることに驚いていた。残念ながら私たちが訪れたときは会議と会議の間の休憩時間だったので実際には会議の様子は見られなかったが、中の雰囲気は分かった。


 バスに戻り、オールドサクラメントと呼ばれるところへ。古い町並みが修復され残されている貴重な歴史的な場所の1つである。西部劇に出てくるような町並みで、馬車が走っていて乗ることもできた。そこで、スカベンジャーハントをした後、お昼からは自由行動。生徒たちはピザやフィッシュアンドチップスを食べたり、キャンディーショップへ行ったり、洋服や雑貨を買ったりして楽しんだようだ。お店によっては日本人が経営していたところもあったようで仲良くなったらしい。たくさんのお店があり全員とは会うことが出来なかったが、途中であった人と写真を撮った。


 今日も生徒にとって充実した1日であっただろう。明日のクラスでどんなことをしたのか楽しみである。明日もみんなにとって楽しい1日でありますように。

 朝9時。隣の建物に集合しそこでホットケーキと日本のアイテムを売る日である。
机を準備し、日本から持ってきた洋服や小物を並べた。10時から開始だったので、しばらく生徒たちもホットケーキとソーセージを食べ開始を待つ。10時。ホストファミリーが次第に来始め、日本のアイテムを見たり買ったりしてくれた。始めに子供用の浴衣が売れ、すぐその場で着てくれ、現地の女の子も嬉しそうだった。彼女の笑顔を見ると私たちも嬉しくなった。時間が経ち、Tシャツを始めドラゴンボールの人形やひらがなの練習帳、手ぬぐいなどが売れた。


 その後お客さんが帰ったあとに、片づけをして、そこにピアノがあったので、みんなで日本の歌を歌ったり、英語の歌を歌ったりした。少しさよならパーティーの方向性が見えたような気がした。ティーンズやTCたちは日本の歌を歌う生徒たちが楽しそうにしていたので、それをそれぞれ写真に撮っていた。


 気が付けばお昼。いつもの建物に戻りそれぞれで食べた。今日からオリンピックが始まるからと、日本の国旗や五輪のボディメイクを施して食べていた。


 午後はまずいつもの日記を書いた。今日のテーマは「警察犬と消防車」だった。生徒には警察犬の説明は難しかったようで、警察犬のことをTCに聞かれても答えられなかった。TCが昨日のは難しかったよねと言って文章を書いてくれたので、「それを読むと参加点あげるよ」と言ったらみんな手を挙げていた。(参加点―チケットをもらえて授業後のご褒美ボックスのくじになる)


 その後、ファッションショーに関係のある服の種類を今日の単語でやり、発音確認を行った。チケットをもらうためにみんな手を挙げて発表していた。


 いよいよファッションショー。まずは服をそれぞれで選んだ。最初はみんな恥ずかしがっていたが、練習していくうちに段々と熱が入っていった。司会者が名前を呼ぶと本当のショーのように通路を歩き、ポーズをして戻るという形だった。司会者は着ている服を紹介した。
生徒は2つのグループに分かれ、1つのグループが見て、もう1つのグループがファッションを見せた。恥ずかしそうにやっている人もいれば、ノリノリの人もいて、最終的には盛り上がった。よし終わりその場にいるみんながそう思ったときにセンターの方が……


 急きょもう1回やることになり、生徒たちは「えーーーー」。2回目の方が1回目よりも生徒たちはやり方を知っているので盛り上がった。今日は生徒も1日笑顔で溢れていた。いい1日だった。


 月曜日はサクラメント。カリフォルニア州の州都に行く日である。今日みたいに全員が楽しめますように。

 昨日の午後はプールに行ったためか、みんなぐっすり眠れたようだった。名札を忘れて来たり、出すべき日記を書いていなかったり、宿題をやっていなかったりしていた生徒が数名いたため十分に注意した。気が緩んできていたため、このプログラムに参加した目的を考えさせた。生徒たちが毎日ホストファミリーと出かけたり話ししたりして楽しんでいることは表情から分かる。それがホームステイの醍醐味である。しかし、TCから出された宿題にもホストファミリーと関わるきっかけがあるし、さらに英語を勉強するという意味においてとても重要であり、やってこないのは論外である。生徒にそれらを伝え、TCにバトンタッチ。


 いつものように日記から。「昨日何したか。どこに行ったか。」が今日のテーマだった。大体の生徒が昨日のプールのことを書いていた。20分くらいで書き終わり、その後今日の単語を勉強した。切手や手紙などの単語を学習した。


 休憩中にドーナツの差し入れがあり、みんなでおいしくいただいた。少し長めの休憩のあとに4つのグループに分かれてスキットを行った。ティーンやTCに手伝ってもらいながら、物を壊したときの伝え方や、家の手伝いをするときの言い方など自分たちでセリフを考え他のグループに披露した。その中で難しいグループは「近所の人に日本とアメリカの家の違いについて説明する」という設定に挑戦。玄関の有無やお風呂場とトイレが分かれていることを説明しようと頑張っていた。


 昼食後、研修センターに警察の方がいらして警察犬(名前はエンゾー)が来て説明と訓練の様子を見せてくださった。訓練は警察官兼トレーナーの人の指示にすべてエンゾーは従い、訓練によってはもう一人の警察官が犯人役になりエンゾーが彼に飛びかかるというものだった。噛む力が強いため犯人役の防護服は分厚く、とても重かった。


 その後、消防士が消防車に乗ってきて、消防車の説明をしてくださった。ホースや、チェンソー、鉄の塊を切る機械を持たせてもらった。消防車の運転席にも交代ずつで乗せてもらった。


 時間が予定よりもあったので、外で生徒たちはティーンズと円になって歌に合わせて1人ずつ順番よく手を叩いていき歌が止まったときに手を叩いた人が抜けていくゲームをやった。その後、ハンカチ落としゲームに似たゲームを楽しみ今日が終了。


 明日は、日本のアイテムを売る日。生徒たちは何を持ってきたのか楽しみだ。

 9日目。始めに日記を書いた。今日のテーマは「昨日何をしたか」だった。ホストブラザーと遊んだ人もいれば、プールで泳いだ人もいれば、ベーグルを食べたと書いている人もいて、それぞれでやったことを書いていた。最初の授業を思い返せば、短い文を1文書くだけでも苦労していたが、今ではスペルこそ辞書で調べるが書きたいことは大体書けるようになっている。


 日記のあとは、イディオムを学んだ。始めに全体でgonna やhaftaなどネイティブがよく使う省略形の文の音読練習をペアで行った。例えば、Are you gonna come? (Are you going to come? 来る予定ですか)やI hafta go.(I have to go. 行かなきゃ)などの文だ。ネイティブは速く話すためこれらの省略形が多い。しかし、日本の学校ではやらないので、生徒は苦戦していた。難しくて、トライするのをためらっている人もいたので、これらを練習することで周りのネイティブが何を言っているのかが理解しやすくなるということを伝えると、トライしたので目的を伝えることも大切だと感じた。その後2つのグループに分かれて、check it outやbug me などアメリカ人が頻繁に使う表現で文を作ったり、状況の書かれた文を読んで、ふさわしい表現を選んだりしていた。


 その後、今日習ったイディオムでビンゴゲームをし、ランチタイム。午後にあるスイミングが楽しみだったのか、いつになくワクワクしていた。


 1時にホストファミリーが来てくださり、乗り合いで近くの公園まで行きボランティア清掃の予定が……ごみ1つ落ちていなくキャンセルに。その代わり泳ぐ時間が長くなったので生徒たちは大喜びだった。日本のプールと違って足が届かないくらい深いところもあったが、水鉄砲やボールを使って遊んだり、飛び込んだり、滑り台を滑ったり、プールサイドに集まって話をしたり、写真を撮ったり…それぞれで楽しんでいた。残り時間30分になったときには延長したいとの声もあったほど生徒はエンジョイしていた。


 今日は宿題もあったが…ちゃんとやったのだろうか。教師としてはそれが気がかりである。明日も生徒が楽しめますように。

 8日目。昨日の終日研修では朝8時にユバシティを出発し、サンフランシスコへ。そこではゴールデンゲートブリッジを見たり、フィッシャーマンズ・ウォーフを歩いたり、ピア39と呼ばれるところでお土産を買ったり、アイスクリームやドーナツを食べたりして楽しんだ。夜の10時頃にユバシティに戻ってきた。昨日は1日中外にいたのもあり、今日の朝は生徒もTCも私も疲れているようだ。


 初めに、昨日の終日研修で何をしたか、何を食べたかをみんなで発表して日記を書いた。アイスクリームを食べた人もいれば、クラムチャウダーやハンバーガーを食べた人もいた。その後、ホストファミリーの好きなおやつや、朝食や夕食に何を食べるのかを質問してテキストに答えを書くアクティビティを行った。


 その後今日の単語。今回は食べ物。ベーコン、フライドポテト、チキン、シリアルなど21個の単語を確認し、それぞれいつ食べるのかを確認した。そして、2つのグループに分かれて、単語を使って会話を練習したり、文を作ったりした。特に6語以上の文を作るアクティビティは盛り上がった。それ以上に盛り上がったのがグループ対抗リレーだ。生徒はティーンから渡された食べ物のカードを教室の端に走っていき、カテゴリー(朝食・昼食・夕食・おやつ・飲み物)に分けて戻ってきて速さを競うというゲームだった。初めは口頭での説明だったため理解できていない様子だったが、TCがデモンストレーションを見せたので、理解したようだった。ゲームがスタートすると「ドーナツは朝食?おやつ?」「卵は?」など生徒同士で考えあったり、ティーンに助けてもらったりしながら最後までゲームを終わらせた。AチームとBチームがあり1回戦はAチームが勝ったが2回戦はBチームが勝ちお互い自慢しあっていた。


 昼食時間。サンドイッチやベーグルなどアメリカのランチらしいメニューの生徒もいれば、スパゲッティやローストビーフとご飯など日本人に馴染みがあるメニューの生徒もいた。トレードしたり味見したりして楽しんでいた。お昼の時間に生徒から週末にホストファミリーとしたことを話してもらった。動物園でホワイトタイガーを見たり、ホストファミリーの親のところに行ったり、川に行って泳いだり、買い物に行ったり、彼らにとって楽しい週末になったようである。


 お昼のあとは、映画鑑賞会。映画館のように、ポップコーンを食べながら『美女と野獣』を英語で鑑賞した。面白いところで笑いがおきたり、驚くところで驚いたりしていたので、画像も手伝い楽しんでいた。4時まで時間があったので、『アラジン』も見た。


 楽しい時間は一瞬にして過ぎるもので、最後に教室の掃除をして今日の1日が終了。明日は、午後からはボランティアとスイミング。明日もみんながワクワクする1日でありますように。

 5日目。いつものようにホームルームでたくさん水を飲むように指示。今日の予報だと42度。ユバシティの天候は沖縄と全く違って、気温は高いが湿度が低いため汗をかいてもすぐ蒸発する。湿度が高ければ、汗をかいたら水を飲まなければと考えるが、ここではそれが通用しない。生徒が知らない間に体の水分が出ていっているので、そのことを伝え「意識的」に飲むようにしないといけないのだ。実際生徒に42度だよと伝えると驚いていた。


 授業は日記から。今日のお題は「スタバとモールで楽しかったこと」だった。考えながら周りの人に何買ったかを聞いたり、表現を聞いたりしていた。最初は英語で3文書くのもやっとだったはずなのに今日の様子を見ていると素早く、それもホワイトボードの単語以外を書いている生徒もおり、英語を聞いたり話したりすることだけでなく書くことにも慣れてきたのだと感じた。TCから「スタバとモールどっちが良かった?」という質問に大半の生徒がモールと答えていた。するとTCは疑問に思ったらしく、「スタバは好き?」と尋ねていた。大半の生徒がYesと答えていた。
 その後、自分の家とステイ先の家の部屋の数など比較する表を埋めた。それを埋める作業中、自然とお互いに家についての単語(アパート、マンションなど)の発音や意味を確認し、2つのグループに分かれて空欄に適切な語句を入れ、発表という活動をした。


 休憩をはさんで方向(1階に行くや2階に行く、中、外などの単語)についても勉強した。発音と意味を確認した後、Simon Saysで確認を行った。そのあとペアになり1人が目をつぶりもう1人が方向を教えるゲームを行った。怖がりながらも方向を耳だけで聞き楽しんでいる様子だった。


 お昼ご飯。だんだんと自分の好みも言えるようになってきており楽しく食べている。今日はサンドイッチに生のキュウリがお昼の生徒からキュウリに味がついていないからとキュウリのおすそ分けがあった。何かつけるものがあれば食べられるとのことだったので、「キュウリにマヨネーズが欲しいと」言えば伝わるよとアドバイス。


 午後は、生徒たちが楽しみにしていたウェルカムパーティー。当初の計画では研修センターから離れた農場(屋外)でやる予定だったが、高温で体調を崩す恐れもあったため、屋内のアクティビティに変更。教室でウノやスプーンズをやりとても楽しんだ。特にスプーンズは盛り上がっていた。


 お腹がすいたところで昨日のモールに行きそこで夕ご飯。メニューはサラミピザ。みんな気に入ったようでたくさん食べていた。ピザを楽しんだ後はスカベンジャーハントといってリストにあるお題を写真に撮り速さを競うゲームをチームに分かれてプレイ。もちろんリストは英語で書かれていて単語に苦戦しながらもティーンと協力してゲームを進めていた。みんなが時間に戻ってきて今日のウェルカムパーティーは幕を閉じた。


 明日から週末。みんながホストファミリーと楽しい時間が過ごせますように。

 3日目。いつものように9時にホームルームを開始。10時に寝た人もいれば、11時、1時の人も。今日の朝は早い人は6時、遅い人は8時に起きたとのこと。朝ごはんはシリアル、マフィン、ドーナッツ、トーストなど様々だった。昨日の「参加」を褒め、水を飲むように指示。今日は午後からスターバックスとショッピングモールに行く予定だったため、そのときの注意事項を確認した。


 授業開始。最初にみんなの名前を覚えているかどうか確認ゲームをした。昨日もやっているので、みんな終わりのほうには並ばず最初になろうとしたので、あえて反対からスタートしていた。その後、It’s a Small Worldを歌い、宿題(お金の数え方について)2つのグループに分かれて確認した。お金の組み合わせがいくらになり、言い方がいくらになるのかをグループで1人ずつ確認していった。(例えば、$12.63だったら、twelve sixty-three.になる。)


 その後、午後に使うお金のやりとりの実践を行った。レジ係とお客に分かれて練習した。手を挙げて自らレジ係をかって出る生徒いて、1日目と比較すると驚きの成長ぶりである。周りとも打ち解け始めてきており、「○○がやってー」とお互いで指名しあっていた。


 その後、日本の古いお金を持っている人が見せに来てくださった。とても古いお金だったため、日本人である私たちも知らなかったほどである。


 その後、お金のビンゴを行った。昨日やっただけあり、昨日以上にスムーズに探せていた。その後、ランチタイム。ホストファミリーと一緒に行ったところやしたことを教えてくれた。教会に行き賛美歌を歌う人たちを見た人もいれば、毎日プールに入っている人もいるし、バスケの試合に連れていってもらった人もいて、それぞれホストファミリーと充実した時間を過ごせているようだった。


 昼食後、月曜日から楽しみにしていたスターバックスとショッピングモールへいざ出発。今回は近場なのでバスではなくホストファミリーの車を割り振って移動。スタバに着くと早速中へ入るかと思いきや、生徒は興奮し外観の写真撮影が始まった。しばらくして中へ入ると、店員さんからプラスチック製のスタバのロゴ入りタンブラーとコーヒーセットのプチギフトをもらった。3〜4種類くらいの飲み物とケーキのサンプルをもらい、それらを飲んだり、食べたり、お土産を買ったり、それぞれでこの時間を楽しく過ごしていた。お金の使い方も習い、英語に慣れてきたこともあり、ドリンクを注文するときや支払いのときはマックのときよりも頼もしかった。また1つ成長が見られた。


 スタバのあとはモールへ。TCが再集合時間、行動人数、スタッフのいる場所をアナウンスし、大切なので日本語で確認。みんな英語でも理解しておりリスニング力の向上も感じた。


 1時間20分くらいだったが、生徒はカバンや帽子、お菓子を買ったり、ゲームコーナーでゲームをしたりしてモールを思う存分楽しんでいた。舞い上がりすぎて買いすぎていませんように。

 3日目。朝のホームルーム。眠そうな顔をしている生徒がちらほら。聞くと、夜中に目が覚めたり、朝早く(午前4時・5時)に目が覚めたりしているとのこと。ここの生活時間に慣れるにはもう少しかかるだろう。


 授業開始。まずWe are the Worldを歌い、日記を書いた。タイトルは”My Host Family”
TCの先生がMy host famiy is __________. という文を書いてくれ、空欄の単語をみんなで出し合う形式。生徒からはkind, happy, funny, interestingなどの単語が。同じように2つの文を作り今日の文の日記が完成。


 アメリカの文化について説明。文化や歴史といった単語を発音し、アメリカには様々な人種がいることのこと。それを色画用紙を編む作業を通して学んだ。10分の休憩後前日の単語の確認と文章を作り発表した。前日と打って変わって和やかにしかも積極的に手を挙げて発言していた。その後今日の単語(アメリカの歴史や文化について)で単語当てゲームを行った。前日もやったこともありみんな楽しみながらやっていた。


 昼食時間。お昼ご飯にピーナッツバターとジャムのサンドイッチを持ってきている生徒がいたが、食べられないとのことだったのでランチをトレードした。ホストファミリーの話をしたり、前日にやったことを話をしたり、楽しそうに話をしていた。オリエンテーションのときにホスト先に着いたらまず冷蔵庫を開けて写真を撮る話があったが、それを実践したと見せてくれる生徒もいて、みんな思い思いに過ごしているのだなと感じた。


 昼食後、地域の方が来てキルトを見せてくれた。季節によって柄を変えたり、独立記念日にちなんで星柄を取り入れたりと作成時もそうだが作成後も楽しんでいるようだった。TCの先生が「キルトはたくさんの生地を集めて作っているけど、アメリカもたくさんの人が集まって1つになっている」説明してくれた。その後、生徒たちは紙に日本の絵柄を考えて描き、午前中に編んだ台紙に貼り付けた。
 休憩後、ホストファミリーのティーンズ3人と生徒、TCの先生で円になり名前覚えゲームを行った。授業中や休憩時間、ランチタイムにそれぞれ話はするが、完全にみんながみんなの名前を覚えているのではないので混乱している人も。しかし、そこは隣同士で協力し合いなんとか全員クリア3日目にしてみんなが仲良くなってきたので良かった。ホストファミリーにも恵まれ早くも離れたくないとの声も。


 最後にコインビンゴをした。1セント、5セント、10セント、25セント硬貨の組み合わせが描かれたボードがあり、ティーンズが53セントとボードに書くと生徒は一生懸命自分のボードに25セント硬貨2枚と1セント硬貨3枚の組み合わせがあるか確認をしていた。最初は戸惑っていたが徐々に慣れていっている様子だった。明日はスターバックスとショッピングモールでいざ実践。
 明日みんなが買い物を楽しめますように。

 2日目。9時に集合・授業開始のはずが…2人が9時になっても現れず。その間、朝のホームルームを行いガイドブックの日記をチェックするために提出。しかし、長旅で疲れて書いていない人や書いたけど家に忘れた人もいた。1日が終わるまでに提出するように指示し、授業を受けるときの注意事項(ガムや飲み物)を伝えた。その間に遅れていた2人が登校。聞くと、1日目にプールに入ってバスケしてプールに入ってバスケしてを繰り返し、疲れていて起こされても気づかなかったとのこと。翌日は遅刻しないように伝え、TCにバトンタッチ。いよいよ初授業。  

 初めに”Participation”について発音と意味の確認を行った。「参加」するということは手を挙げて答えることで、「参加」することが重要だと話があり、その後実践。 “What does participation mean? に手を挙げて答えると、キャンディーがもらえるので、それが分かると、少しずつ何をするのか分かってきて手を挙げて答える生徒が多くなってきた。

 次にWe are the World を全員で歌い、簡単な自己紹介を先生方にしたあとに、前日にもらった宿題の確認を行った。もちろん、手を挙げて答えるとキャンディーがもらえる。徐々にではあるが手を挙げる人が増えていくのが見え、チャレンジしているのが分かり一安心。その後、ノートが手渡され、”Arriving in America”というタイトルで日記を英文で書くことにチャレンジ。

 15分の休憩後、ジェスチャーゲームやお絵かきゲームを2つのグループに分かれて行った。今まで静かだったが、ゲームをやっていくうちにだんだんと慣れてきて発言や笑顔が増えてきた。ゲームが盛り上がってきたところで1時間にランチタイム。

 ランチタイムは外でそれぞれ食べた。サンドイッチやチップス、リンゴを持ってきていてオリエンテーションの説明と一緒だった。中には生の人参が大量に入っていて周りにおすそ分けしている人もいた。みんなそれぞれホストファミリーの話をしながら食べていた。

 ランチ後エリアコーディネーターのスーザンさんから挨拶があり、Thank you と May I help you?は大切だと言っていた。スーザンさんの挨拶のあと、単語当てゲームを3グループに分かれて行った。ホストファミリーのティーンズも一緒にゲームに参加し、午前中と全然比べ物にならないくらい生徒たちは生き生きしていた。ゲームも段々と答えが分かり始めたところで休憩。

 休憩後ホストファミリーに渡すメッセージカードづくりを行った。ゲームで緊張した雰囲気も和み、和気あいあいと作業していた。TCの先生からも「参加」できているねとお褒めの言葉を頂いた。

 作業後、今日一番参加した人2人にご褒美があり、「参加」の大切さを学んだ1日だった。  明日は午前中から手を挙げて積極的に答える人がさらに増えますように。

待ちに待った出発の日。出欠を取り、いざ搭乗手続きへ。夏休みということもあり、手荷物を預けるだけで時間がかかった。そろそろ私たちの番というときになり、手荷物に入れるべき物をスーツケースに入れていたり、スーツケースに入れるべき物を手荷物にいれていたりする人が何人かいることが判明!!すぐさま、列の外で直してきてもらい全員無事にチェックイン完了。出発式を終えて那覇空港から成田へ出発。飛行機の席が後ろで固まっているかと思いきや、前列の子も。機内ではお昼を食べたり、談笑したり、元気全開。  

 成田に到着後はセキュリティゲートを通過し、出国手続きへ。出国なのでもちろん日本語だが1人ずつだったため、みんな緊張している様子。特に問題なく出国手続きを終え、搭乗ゲートへ。そこでMNCCのスタッフと合流し、MNCCのスタッフから指示があり20分の自由時間。トイレを済ませたり、売店で飲み物を買ったり、入国審査の英語を練習したりと思い思いに過ごしていた。搭乗案内が始まり、いよいよ飛行機へ。中には国内線よりも感覚が狭い座席に驚く人も。

 シートベルトサインが点灯し、サンフランシスコへ離陸。機内では、「こんな長い時間無理だー」「暇だな何しよう」と言う声も。その一方で、沖縄から持ってきた夏休みの宿題をする人、読書する人なども。離陸してしばらくすると、おつまみの軽食と飲み物が配られ、離陸約1時間後には早い夕食時間に。”Chicken or Pasta?” と尋ねられ、迷いなくチキンを選ぶ姿が見られたのは引率者としてはホッとしました。チキンはチキンカツのカレーだった。私の周りにはパスタがいなかったため、具体的には分からないが、ある生徒曰く、ほとんどグリンピースの味だったそうだ。デザートはバニラアイスもあり、みんな喜んで食べていた。夕食後機内は暗くなり、就寝。しかし、エンジン音がうるさくてなかなか寝れない人も。寝たり起きたりを繰り返しながら気づけば外が明るくなっており、2回目の機内食に。まだ寝ている人もいたが、”Noodle or Omlet?” と尋ねられ、私の周りの生徒はomletを選ぶ人がほとんどだった。朝食後しばらくするとサンフランシスコの街並みが見え始め、窓際の生徒はそれを見て興奮している様子。

 機内から降り、いよいよ入国審査場へ。みんな不安な顔をしていた。何も聞かれなかった人もいれば、いろいろ聞かれた人もいて様々。無事みんな終わったかと思いきや、入国審査証のサインが記入されていないと戻された人が。しかもその担当者は交代時間で既におらず、とりあえず近くの面接官に声をかけその旨を伝え無事にもらうことができ、通過。荷物を受け取り到着ロビーへ。そこでTCのヘザー先生とディアン先生がボードを掲げ待っていてくれ、写真撮影を行いバスへ。途中マクドナルドで、アメリカ初オーダー。英語のメニューにあたふた。フライドポテトやフルーリーの英語にあたふた。やり取りにあたふた。お金の使い方にあたふた。受け取りにあたふた。彼らにとっては何事も新鮮で、オーダー後は満面の笑み。初めてなのにフルーリーを頼むのはチャレンジャーだなと感心。しばらくバスに揺られ、Yuba Cityに。研修センターに着くとホストファミリーがそれぞれウェルカムボード持って立っていて圧巻。いよいよホストファミリーとの対面。アイスを準備してくれていて食べながら談笑していく中で緊張もほぐれていた。きっと今頃ホストファミリーとのディナーを楽しんでいるだろう。

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