MNCCスタッフによる活動写真・動画と、引率者による文章レポートを掲載します。上記バナーをクリックしてご覧ください。

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 いよいよこの日が来てしまいました・・・。24日間のホームステイプログラムを終え,今日は帰国の日です。12時40分シアトル空港発の飛行機に乗るため,今朝のStudy Center集合は朝7時。私が着いた時には,すでにたくさんのホストファミリーが到着していました。朝早くからたくさんのホストファミリーの皆さんもお見送りに来てくれました。本当にありがたいです。あちこちで別れを惜しむ写真撮影やハグの嵐・・・。中には涙を流す人たちもたくさん・・・。


24日間ともに過ごしたホストファミリーとの別れ,TCのStaci, Ashleeとの別れ,そしてこのMarysvilleの仲間たちとの別れ・・・。分かってはいますが,別れってこんなにもつつらいものなんですね。「バスなんて来なければいいのに・・・。」「ここに残っていいですか?」生徒たちの気持ちが痛いほどわかります。私も同じです。帰りたくない・・・。


 空港行きのバスが到着しました。みんななかなかバスに乗りたがりません。最後までハグに握手・・・。「もう時間だよ。スーツケースを預けて。」そういう私も涙で声になりません。この24日間がどれほど充実したものだったか,この光景がよく表しています。


 全員がバスに乗り,最後の最後まで手を振り続けました。ホストファミリーも同じ。バスが見えなくなるまでいつまでも手を振り続けてくれました。バスの車窓から見える景色も今日で最後。毎日当たり前に通った道も今日で最後。生徒たちは名残惜しそうに車窓からの景色を見ていました。ありがとうMarysville。ありがとうみんな。感謝の気持ちでいっぱいです。たった24日間でこんな気持ちになれる,また会いに来たいと思える人たちがいる,また帰ってくる場所がある・・・。本当にそんな経験ができたこの24日間がどれほど貴重なものか。生徒たちは本当に幸せです。


 シアトル空港に着き,バタバタと荷物を預け搭乗手続きをします。スーツケースの重さのリミットは23キロ。どれだけの生徒たちがオーバーするかな?と心配でしたが,みんなすごい!ほとんど1発クリア!・・・恥ずかしながら私は1キロオーバー。その場でスーツケースを開け中身を取り出すという事態に。ここでも生徒たちのすごさを実感しました。時間に余裕を持ってきたつもりが,やはり手続きに時間がかかりました。


 手続きが終わり,アメリカで最後の集合写真を撮り,いよいよ出国です。出国ゲートギリギリまでTCの2人がお見送りしてくれました。ここでもハグと涙・・・。私たちの姿が見えなくなるまでずっとずっと手を振り続けてくれました。本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。Staci, Ashlee本当にありがとうございました!


 成田空港までの飛行時間は約9時間。それぞれが映画を見たり感想文を書いたりとリラックスして過ごしました。これまでに撮った写真を見返し,また涙ぐむ生徒も。


 9時間後成田空港到着。むあっとした湿気に異様な暑さ・・・。日本だ!生徒たちも「この湿気懐かしい!」と「日本の暑さだー!」いろいろな声が聞こえます。久しぶりに汗をかいた気が・・・?


 時間は過ぎ,ここで福岡組とのお別れです。ここでも写真撮影,ハグ,そして「また絶対会おうね!」との約束の嵐。涙涙涙・・・。今日はどれほどの涙を流すのだろう。それだけこの子たちの絆が深かったということです。
 福岡組との別れのあと,東京・佐賀・鹿児島組はバスに乗り羽田空港へと向かいました。羽田空港に着き,チェックインを済ませ,ここで東京組と佐賀組との別れ。やはりつらい!「もう嫌です。帰りたくないです。別れたくないです・・・。」本当にそう・・・。


 東京・福岡・佐賀・鹿児島と日本各地から集まったこのMarysvilleグループ。別れはすごくつらいけど,また会える楽しみがあります。なんともう同窓会の約束までしました。最初の集まりは全員が二十歳になる7年後。大阪のノリさんの家に集合!だそうです。その時わたしは何歳だろう。「先生も元気でいてくださいよ!」なんて,嬉しいことを言ってくれる優しい子たち・・・。自然に笑顔になります。今から同窓会が楽しみです。みんなもそうでしょう。


 鹿児島空港へは夜9時過ぎに到着。たくさんの保護者の皆様がお迎えに来てくれました。解散式を終え,写真を撮り,連絡先を交換してそれぞれが帰路につきました。家路につく車の中ではそれぞれがたくさんのおみやげ話で盛り上がっていることでしょう。話が尽きないんだろうな。そんなことを想像しながら私も帰路につきました。


 この3週間,この生徒たちと過ごした日々全てが私の宝物です。
 文化の違いや食事の違いに戸惑ったこともあったでしょう。伝えたいことをどう英語で伝えていいかわからない,もどかしい思いもあったでしょう。日本が恋しくなったこと,家族に会いたくなったこともあったでしょう。しかしあなたたちはそれを自分たちの力で克服し,毎日を楽しいものにしようとマイナスな気持ちをポジティブな思いに変えて頑張りました。あなたたちなりに悩んだこと,苦しんだこと,その全てがあなたたちの成長につながっています。そして何よりあなたたちの絆・団結力の強さ,仲間を思いやる優しさ,雰囲気を盛り上げ明るいものにする明朗さにリーダー性に本当に感心しました。あなたたちが日々確実に成長している姿を近くで見ることができた私は本当に幸せです。こんなに素敵なあなたたちを心から誇りに思います。このMarysvilleの生徒たちの引率者でよかった!!私は幸せ者です。「このメンバーでよかった!」何よりも嬉しい言葉を言ってくれるこの素直な子たちと毎日一緒に過ごせたこの日々,私は一生忘れることはありません。「このMarysvilleの仲間が一生の仲間になること」という私の目標は確実に達成されました。みんなありがとう!


 アメリカでの生活は今日で終わりましたが,あなたたちがここで得たたくさんの思いや経験を,将来にどう生かしていくのか楽しみです。ずっと見守ります。住んでいる場所は離れていますが,心はすぐ近くにあります。これからもずっと応援し続けたいと思います。


 24日間本当にありがとう。忘れられない最高の夏をありがとう!また最高の再会をしよう!

 “Time Flies.” 本当にこの言葉がぴったりのこの24日間のホームステイプログラム。いよいよ今日が”さよならパーティー“の日。このさよならパーティーは私たち日本人が全てを仕切ります。


 今日は英作文活動の後にTCの先生方からの説明。そのあとはパーティー会場の飾り付けに時間をもらいました。広い会場に限られた人数で飾り付けをするのは本当に大変でした。ここでは飾り付け班の指示でみんなが一斉に動きます。これまでに時間を見つけては折り続けてきた折り紙の鶴,美しい箱,鮮やかな花などが会場を彩ります。一気に日本の雰囲気に!さすがMarysvilleのチームワーク!

 このさよならパーティーは2部構成になっています。第一部はディナー。生徒たちが日本食を料理します。それぞれのホストファミリーも手作りの食べ物を持参してくれ,日米融合のディナーが振る舞われます。第二部は生徒たちによる日本文化紹介。それぞれの生徒が舞台に立ち,来場者の前で特技を披露します。

 しかし毎日忙しく,話し合う時間も練習する時間もほとんどないまま,今日の本番を迎えました。簡単な打ち合わせは出発前の顔合わせの時くらい。あとはアメリカに来て,空いた時間で計画を立て,少しのランチタイムの時間に打ち合わせをする・・・。それしかありません。生徒たちは不安だったと思います。しかし私は少しも不安はなく,むしろ楽しみでした。なぜかというと少ししかない打ち合わせの中,生徒たちは積極的に話し合いに参加したり,「何か披露してくれる出し物はない?」の問いかけに,「剣道の型ができます。」「着物の着付けをします。」「みんなで桃太郎の劇を英語でします。」「日本舞踊できます。」・・・など!やりたくない,恥ずかしいと言う消極的な雰囲気はまったくなかったからです。

 日本食を振る舞う計画の際も,男女関係なくたくさんの意見が出ました。決まったメニューは「おにぎり」「カレーライス」「肉じゃが」「ちらし寿司」「玉子焼き」「焼肉」「そうめん」。それぞれチームに分かれ,学校終了後それぞれのホームステイ先のキッチンを借り,与えられた2時間で料理に取りかかりました。そして17時にStudy Centerに集合。さよならパーティーは18時からです。残り1時間でそれぞれの出し物の最終打ち合わせに会場の最終準備。バタバタとした中でも生徒たちの雰囲気はいつものように明るく笑顔いっぱい。私の突然のお願いにも「いいですよ,やります!」との嬉しい答えばかり。本当にこの生徒たちと一緒にここに来れてよかった!この生徒たちとともに24日間過ごすことができて幸せだと思う気持ちがより強くなりました。

 さあ,会場に続々と人々が到着。いよいよパーティーの始まりです。welcome Partyと同じで,それぞれのホストファミリーとともに席に着きます。やはり24日かんの成果でしょうか。最初とは比べものにならないほど英語を使い楽しく会話をしています。嬉しくなりました。それぞれが写真を撮ったり笑顔で談笑する姿はとても素晴らしいものでした。と同時にこれが最後のディナー。みんなこの瞬間をとても大切にしていました。

 まずはディナー。日本食の説明と食べ方をそれぞれのグループの責任者が英語で行いました。ここアメリカでは食事の際,みんなが席に着くのを待たずにそれぞれ食事を始め,そして食事が終わるとそれぞれで片付けます。いや!これは日本食!ここは日本のスタイルで食べよう!ということで,アメリカのみなさんにも日本スタイルを提案。もちろん喜んでそれに答えてくれました。みんなが食事をとり席に着くのを待って「いただきます!」のあいさつで食事開始!日本食も大絶賛!人気がないと聞いていたそうめんも飛ぶように売れます。カレーライスはおにぎりをディップして食べるアメリカンスタイル。これも新しいものでした。ちらし寿司は”It’s beautiful!”との声。肉じゃがや玉子焼き,焼肉の味付けも大人気!アメリカのみなさんもとても楽しんでくれたようです。と同時に生徒たちにとっては久しぶりの日本食。「やっぱ日本食はうまい!」との声。とても楽しい食事の時間になりました。

 そのあとはTCの先生から一人一人に修了証書の授与。そしてそれぞれのホストファミリーに先日製作したギフトとサンキューカードが手渡されました。ここで生徒たちは涙涙・・・。これまでのあふれる感謝と,明日から会えない現実に涙が止まりません。ホストファミリーやTCの先生とのハグ・・・。とても美しい時間です。”We will be back!”そう約束しました。


 次にいよいよ日本文化紹介のプレゼンテーション。ここでは雰囲気をガラッと変えて,ノリノリでの進行。佐賀5boys, Norikatu, N.Kotaro, Daichi, Taketo, Hisahiroが持ち前の明るさとリーダーシップで会場の視線を釘付けに!会場は笑いと拍手であふれました。司会はChieko, Hayato, Toka。どんどん会場を盛り上げます。まずTakuma, Rua, Maho, Kazuha, Runa, N.Kotaro, Taketo, Norikatu, Miku, Shiho, Yuri, Chie, Moka, Senshoによる書道パフォーマンス。チームに分かれ作品を仕上げみなさんに披露。歓声がわきました。それをバックにみんなで記念写真撮影。みんなの一生の宝物です。次はChieによる日本舞踊,Mikuによる茶道パフォーマンス,Rua,Toka,Chieによる着物の着付け。どれも素晴らしく会場はパフォーマンスに見入っていました。そして次はKanon, Yukaによる二人羽織。これには会場大ウケ!私のホストファミリーはお腹を抱えて笑っていました。そしてHisahiro, S.Kotaro, Daici, Ryoによる剣道。息をのむピリッとした雰囲気。やはり日本の武道は人気があります。そしてNorikatu, Takumaによるマジック。セリフもオールイングリッシュ。技も大成功。


 そしてチーム佐賀による「桃太郎劇」セリフももちろんオールイングリッシュ。役になりきり素晴らしい演技に笑いと拍手喝采でした。小道具や大道具も準備し本番に臨む姿には頭が下がります。次はチーム鹿児島によるリコーダー演奏。3曲を披露。とても上手に演奏できました。いよいよ最後はみんなで”Country Road”の合唱。感極まり涙を流す生徒も。パフォーマンスはどれも素晴らしく,この22人の仲間たちの姿がそのまま現れました。仲が良く助け合い協力し合うことのできる素晴らしい仲間たちを心から誇りに思います。最後にTCの先生方へのプレゼント贈呈。TCの先生も涙。みんなからの感謝の言葉にハグの嵐。2時間の予定が何と3時間を超えるパーティー!みんな大満足で帰宅しました。たくさんの方から,素晴らしかった,お金を払ってでも見る価値があるものだったとの言葉もたくさんいただき,本当に素敵な時間を過ごせたこと,生徒たちの頑張りを心から誇りに思う1日でした。


 さあ明日はいよいよ帰国。いろいろな思いを胸に笑顔で旅立とう!

 今日も肌寒い朝。空を見ると雲ひとつない快晴!少し早く起き,これまでのMarysvilleでの学校生活を思い浮かべました。そう,今日がStudy Centerでの最後の学習。明日はいよいよさよならパーティー。1日中パーティーの準備や練習,そして午後6時からは本番。これまでチームに分かれ,時間を見つけては練習してきた成果がしっかりと出ることを期待しています。あなたたちなら絶対に大丈夫!


 今日もいつものように英作文から始まりました。今日は「これまでに買ったものの中でいちばんワクワクしたものは?そしてそれは誰のために買った?」でした。ほとんどの生徒が大切な家族へのお土産と書いていました。お土産は値段ではなく気持ち。その人のことを考えて選んでくれたという時間が,何よりも大切なお土産の意味だと思います。それぞれみんな何を日本に持って帰るのでしょう?家族が1番欲しいのは,君たちの最高の笑顔と「楽しかった!」言葉とたくさんの土産話です。


 次にこれまでにお世話になったホストファミリーへのギフト製作でした。ここに来て初めてのクラフト活動。いろいろな物を使い,感謝の気持ちを込めて一生懸命作りました。ホストファミリーの皆さんもきっと喜んでくれるに違いありません。


 ランチを食べた後は,ホストファミリーへのThank you Cardを書きました。これまでの生活を振り返り,書きたいことがたくさん!でも英文でどう表現したらいいか,なかなか思いつきません。辞書で調べる生徒,友達や私に質問する生徒それぞれでした。ただ全員が知っている英語を使い,単語をつなげ,一生懸命自分なりの英文で表現しました。書き終わった英文はTCの先生方がチェックしてくださり,感謝の気持ちがいっぱいこもった素敵な手紙が仕上がりました。明日さよならパーティーの最後に感謝の気持ちを込めて一人一人手渡しする予定です。


 そのあとはいよいよ明日に迫ったさよならパーティーの準備に時間をいただきました。Study Centerの2階,明日の舞台となる場所では『チーム佐賀』のみんなが「英語版桃太郎」の劇を一生懸命練習しています。もちろんセリフはオールイングリッシュ!見ていておもしろい!「本気桃太郎」を披露します。


 そして『チーム書道』は半紙を合わせて大きな用紙を作り,明日の書道パフォーマンスに備えています。
 『チーム剣道』は型を入念に打ち合わせ。「完璧です!」という言葉が心強いです。 『チームマジック』は何度も技を確認し,説明セリフを英文で必死に考えています。
 その他に,日本舞踊,茶道,リコーダー演奏,歌,二人羽織,浴衣の着付けなど,それぞれの特技を生かしたバラエティー豊かなパフォーマンスが予定されています。


 そして日本食トライコーナーとして,生徒たちがそれぞれグループになり,おにぎり,カレーライス,ちらし寿司,焼肉,玉子焼き,肉じゃが,うどん,そうめんが来場者に振る舞われます。


 さあ,明日は長い長い1日となりそうです。明日に備え,ゆっくりと休み体力を温存してほしいと思います。最後で最高の1日となりますように!

 雲に覆われ,肌寒い朝となりました。昨日はホストファミリーと過ごす最後の週末でした。みんなとても楽しい時間を過ごしたようです。キャンプに行った生徒,シアトルに買い物に行った生徒,思いっきりショッピングを楽しんだ生徒,家の手伝いを頑張った生徒,それぞれが楽しく話をしてくれました。と同時に最後の週末なんだ・・・。と寂しそうでもありました。


 今日は最後のFull Day Trip。朝7:30に集合し,アーリントングループとともにバスに乗り出発。約1時間半ほどバスに乗り,最初の目的地Whidbey Islandに到着しました。辺り一面霧に覆われ風が強く,バスを降りたとたん「さむーーーい!!」。今日が真夏とは思えないほどの寒さにびっくりでした。ここWhidbey Islandは真夏でも25度を超えることが滅多にない涼しくて快適な場所として知られています。晴れていたら青い海が周りを囲みとても美しい景色だったでしょう。寒いにもかかわらず生徒たちは走り回ったり洞窟を探検したりと,とても活発に活動していました。私は寒くて写真を撮るのに精一杯。生徒たちの元気さや無邪気さに元気をもらいました。


 バスで15分ほどで次の目的地Deception Pass, Admiralty Head Lighthouse, へ。広大な草原が広がる見晴らしの良い場所。遠くには昔使われた大砲などが残っていました。少し寒かったですがここでランチタイム。約2時間自由な時間を過ごしました。鬼ごっこをする生徒,警泥をする生徒,シャボン玉を飛ばす生徒,「だるまさんがころんだ」遊びをする生徒。みんな楽しそう!


 ふと考えました、「これが日本だったらどうだろう?」スマホやタブレットでゲームをしたりLINEをしたりと,2時間なんてあっという間に過ぎるでしょう。12歳から18歳までの生徒たちがこのような時間を過ごすことはまずないでしょう。本当にみんな無邪気な子供の頃に戻ったかのような,タイムスリップしたかのような不思議な時間。インターネットもスマホもない空間で,中高生が大声で笑いながら追いかけっこをする光景・・・。本気で走り回り笑い転げる光景・・・。なんかとても懐かしく貴重な時間でした。
向こうに見える美しい海を見ながら,いろいろと考え自分自身のMarysvilleでの生活を振り返る時間もとても尊い時間となりました。


 2時間が経ち,またバスに乗り次は綺麗な湖へ到着しました。ここで約30分間写真を撮ったり散歩したりして過ごしたあと,地元でも有名なアイスクリーム屋さんへ到着。約5ドルでものすごい大きさのアイスクリームをゲット!あまりの大きさに友達とシェアする生徒もたくさんいました。反対に1つじゃ足りず,もう1個買っていいですか?と2つ目を注文する生徒もいました!これにはびっくり!日本でおなじみの味はもちろん,さすがアメリカ!という味もあり,それぞれが少しずつ分け合いながらの楽しいアイスクリームタイムとなりました。そしてゆっくりと時間を過ごしたあと,帰路につきました。
今日も充実したFull Day Tripとなりました。


 ここMarysvilleでの生活も残りあと2日。いよいよ水曜日はさよならパーティーです。
準備するものや自分の出し物をもう一度確認し,最高のパーティーになるようみんなが協力し,しっかりと準備したいと思います。準備から全力真剣本気!です。

 今日は雲ひとつない青空広がる気持ちの良い1日。今日は”Bake Sale”です。
「先生,Bake Saleって何するんですか?」との質問もたくさんありましたが,それはやってみてからのお楽しみ!ということで,ワクワクした気持ちで登校したことでしょう。


 “Bake Sake”とは一種のボランティア活動です。各家庭で作ったクッキーやお菓子を売ってお金を稼ぎます。アメリカの生徒たちはよく”Garage Sale”や”Car Wash”のような活動をします。車で道を通っているとよく大きな看板を抱え,大きな声で人々に呼びかけている子供たちをよく目にします。今日はその活動をこのMarysvilleグループで頑張りました!今日の”Bake Sale”での収益は,アメリカの生徒たちが日本にホームステイする際の奨学金として使われます。売り上げは180ドルでした!


 昨日の夜,全員がホストファミリーと協力してクッキーやカップケーキなどを作りました。各家庭から持ってきたクッキー,ブラウニーやカップケーキは,とてもカラフルで本当に美味しそう!フルーツやチョコチップがトッピングされ,今すぐに食べたいほど!それらを持ち寄り,みんなで協力してStudy Centerの外で売りました。”Bake Sale”と書かれた大きな看板もたくさん作り,気合を入れ,いざ呼び込み開始です。それぞれグループに分かれ,道端に立ち,大きな声でお客さんを呼び込みます。
”Bake Sale!” “We have cookies and Chocolates!” “Come on!” “Bake Sale!!!”


 今日は特に日差しが強く,日の当たる場所では汗ばむくらいの1日でしたが,みんなやる気に満ちあふれています!積極的に看板を持ち,道端に立ち,道行く人々に声をかけます。交通量の多い道でしたので,車がなかなか止まってくれません。それぞれが工夫しなんとか止まってもらおうと必死!その姿は本当に素晴らしく,TCの先生方は「本当にこの子達を誇りに思う!」と大絶賛!朝早くは出勤途中の車もあり,なかなかでしたが,徐々にお客さんが訪問。次々に売れていきます。反対側の車にもアピールしようと商品をトレイに載せ,一旦停止で止まった車にもアピール!作戦成功!このようにしてどんどん商品が売れました。中には,クッキーはいらないけどお金だけどうぞ!と寄付してくださる方々もたくさんいらっしゃいました。陽射しが照りつける中約3時間,生徒たちはよく頑張りました。「先生,すっごく楽しいです!」「日本ではこんな経験できないからすごく貴重な経験ですよね。」などと前向きな感想ばかり!素敵な生徒たちです。ランチタイムに生徒たちも自分たちの好きなクッキーをゲット!ランチと一緒に美味しくいただきました。午後はリラックスタイム。それぞれがゆっくりと過ごしました。


 来週の今日はみんなもう日本に到着しています。「帰りたくない・・・。」そんなつぶやきがあちこちから聞こえます。明日からはホストファミリーと過ごす最後の週末。それぞれが素敵な時間を過ごすことでしょう。今日は2人の生徒がホストファミリーとのキャンプで欠席。なんと隣の州アイダホまで車で7時間かけて行くとのこと!
 それぞれが最高の週末を過ごしてくれることを祈っています。 

 今日もいつものように肌寒い朝となりました。昨日ショッピングモールで買ったかわいいパーカーを着て来る生徒も。昨日のFull Day Tripではたくさんの距離を歩いたため,朝の生徒たちは少し疲れて見えました。


 しかし!Study Centerに入って歓声が!そこはいつもの教室とは雰囲気が全く違いました。机にはハワイアン柄のテーブルクロスがかけられ,壁もトロピカルな雰囲気でいっぱい!そうか!今日はSurprise Dayだった!生徒たちもワクワク楽しそうです。


 昨日Full Day Tripが終わったあと,疲れているにもかかわらずTCのステイシーとアシュリーが一生懸命準備をしてくれたんだな・・・と思うと感謝の気持ちとともに,胸がいっぱいになりました。次々と食事が運ばれ,キッチンではランチの準備が始まりました。それまで生徒たちはステイシーが持ってきたたくさんの種類のゲームやアメリカ版UNO,フリスビーやサッカーをして楽しく過ごしました。


 そしていよいよランチ!ルアオと言われるハワイアンフードが振る舞われました。
 ミートボールとパイナップルを煮込んだものにオシャレなサンドイッチ,トロピカルな雰囲気いっぱいのサラダ。そしてなんと白米と小さなエビフライまで!日本の食感と同じ白米に,生徒たちから「ご飯だー!これが食べられたら一生ここにいてもいいくらいだ!」との声も!こちらで出される米は日本の食感と違い,さらさらしたものや香りのついたものが多く,日本人にとってはなかなか馴染めないもの。それを知っているTCのお二人が生徒たちのために一生懸命料理してくださいました。ワプレートにセルフサービススタイルで,それぞれ好きなだけ料理を盛り付け,食事の時間。ふと教室を見ると,全員が手をつけずに待っていました。そうです。日本のスタイルはみんなで一緒に「いただきます」と食事を始めますが,ここアメリカはそれぞれが好きに食事を始めます。これもおもしろい文化の違いです。「おいしい!」「先生,このエビすっごくおいしいですよ!」「日本の白米だー!」などみんな本当においしそう!何回もお代わりをする生徒もたくさん。本当に満足した時間になりました。TCの先生方に心から感謝を込め,”Thank you!”と拍手で気持ちを伝えました。このようなアットホームな雰囲気があるのもこのMarysvilleの仲間たちだからこそ。この絆やこの雰囲気を大切にしたいと思います。


 食事のあとは,またそれぞれが好きに時間を過ごしました。広々とした草原に寝そべり,生徒たちとたくさん話をしました。もうすぐ日本に帰るという現実がなかなか現実味を帯びません。この一瞬一瞬を大切にしたいですね。という生徒たちの言葉の通り,あと6日しかないここでの生活をみんな満喫してほしいと思います。あとはこれまでの感謝を返すことができるようそれぞれが気を引きしめて生活したいものです。


 明日は”Bake Sale”今晩はそれぞれの家庭でクッキーやブラウニーなどをホストファミリーとともに作り,明日に備えます。それぞれが素敵な夜を過ごせますように!また明日元気に会いましょう!

  雲ひとつない青空が広がるすばらしい天気に恵まれ,今日は楽しみにしていたFull Day Tripでした。いつもより早い7時30分集合。アーリントングループと一緒にバスに乗り,目的地Peace Arch Park(ピースアーチ州立公園)に向かいました。


 ピースアーチ州立公園は,カナダ・アメリカにまたがる5つの国際公園(平和公園)のうちの1つです。その名の通り,白いアーチ状の建物(ピースアーチモニュメント)が国境線上に建てられています。この州立公園はカナダバンクーバーとアメリカシアトル間の国境として有名ですが,ちゃんと駐車場もあり,公園内で自由に遊ぶこともできます。 今日もたくさんの観光客や家族連れがいました。国境を挟んで両側の花壇に,美しい花で両国の国旗が描かれ,とてもきれいでした。この公園内であれば,パスポートなしでアメリカとカナダを自由に行き来することができます。ただし,イミグレーションを通らずに相手側の公園の敷地外に出ることは禁止されています。


 国境を越えるなんて人生でなかなかできない経験です。この日生徒たちはカナダとアメリカ2カ国に行ったことになります。すごい!たくさんの生徒が写真を撮ったり景色を眺めたり,美しい草の絨毯の上を走ったりと,貴重な時間を過ごしていました。集合写真もたくさん撮りました。イミグレーションには国境を越えるたくさんの車の行列ができていました。カナダからアメリカへ入国する車がとても多いでした。物価がアメリカの方が安いからたくさんの人が買い物に来るんだとTCの先生方から教えてもらいました。それぞれが思い思いの時を過ごした後,次の目的地へ出発です。


 次の目的地はWhatcomと呼ばれる滝です。到着してから公園でランチを食べました。Marysvilleの生徒たちは自然と集まり楽しく仲良く食べました。改めてチームワークの良さやこの生徒たちの絆を感じる瞬間でした。合流したMNCCの方々からもチームワークの良さを褒められました。
 さあ,ランチの後は滝へと出発です。・・・しかし,山道を歩きましたがなかなか目的の滝が見つかりません。ここにいる誰もがここに来るのが初めてだから,道が分からないとのこと。結局目的の滝へは到着することができず,途中で公園に戻りました。「先生,これぞアメリカですね!」との声が。笑 こんなハプニングも楽しい思い出です。その後,目的地変更!(これぞアメリカ!)生徒たちの強い願いが通じ,大きなショッピングモールへ!ここで約2時間,思い思いの時を過ごしました。ほとんどの生徒が家族や友達へのお土産探し!「これ母にお土産です。」とある男子生徒が見せてくれたのは,キラキラ光るラメ入りのいい香りのするボディークリーム!照れながら買ったのかなと微笑ましく思うことでした。たくさんの買い物袋をかかえ,帰路に着きました。 

  
 今日もとても充実した1日となりました。明日はSurprise Day!何が起こるのでしょうか。楽しみです。


 今日はランチ前に,MNCCの社長から大切な話がありました。残り1週間というこのクライマックスの大切なところで慣れが出てしまい,事故に遭ったり怪我をしたりと残念なことがないよう,今一度気を引き締めて行動することが大切だ。そしてこれからの残り1週間は,それぞれがお世話になったホストファミリーに何を返せるのかを考えて過ごすことが大切だということ。とても大切な話にみんなじっと聞き入っていました。


そうです。このホームステイ体験も残り1週間となりました。それぞれがこの言葉の意味をしっかりと理解し考え,そして行動に移してくれることを期待しています。

 曇り空の肌寒い朝。今日もみんなの笑顔でStudy Centerでの活動が始まりました。最初はいつものようにWritingから。”What is one special thing that you would take home from America?”
日本に持って帰りたい特別なものは何か?という質問。ある生徒が, 「もう帰国が近いってことですね。あーあ・・・。」とつぶやきました。あまりに毎日が充実していて,時が経つのを忘れる日々。


 よく生徒にここでの生活はどう?と聞きますが,ホームシックを訴える生徒や不満を言う生徒は1人もいません。逆に,あと1年はここにいたい!このMarysvilleの仲間とずっと同じクラスだったらいいのに!という嬉しい返答ばかり。


 最初の目的の通り,この仲間が固い絆で結ばれていることをとても嬉しく思います。TCのステイシーやアシュリーのようなステキな先生にも恵まれ,生徒たちは本当にここでの生活を楽しんでいます。


 しかし,やはり慣れが出てきているのも事実。”Hey guys!  Listen!”という注意をうける場面もあります。「初心忘るべからず!」何をしにここに来たのか,何が大切なのか,しっかり考え行動することが大切です。最高のホームステイ経験になるよう,しっかりと気を引き締めていきましょう。


 午後からは2回目のSports Day。今日は街のボウリングセンターに行き,グループごとに分かれボウリングを楽しみました。久しぶりのボウリングという生徒も多かったです。ホストブラザーのJared,双子のホストシスターAlissa、Kelsy,そしてその友達Amiyaも参加し,思いっきり楽しみました。最初は1ゲームの予定が,物足りなくさらにもう1ゲームした生徒もたくさん!よほど楽しかったようです。今日のハイスコアはなんと164!すごい!
ボーリング場の中にあるゲーム機で遊ぶ生徒もいました。日本でいうクレーンゲームのようなものやシューティングゲーム,そしてカーチェイスのようなゲームを久しぶりに楽しんでいました。こちらは1ゲーム25€(=30円くらい)という安さ!アメリカらしいカラフルな人形をゲットしたり,たくさんのキャンディーをゲットしたりと,とても満足そうでした。


 たくさん遊び,スタディーセンターに帰り,ホストファミリーのお迎えを待ちました。
待っている間に少し単語ゲーム。こちらも楽しく参加しました。遊び疲れウトウトする生徒もちらほら。ホストファミリー宅でも,規則正しい生活に心がけてほしいと思います。


 あなたたちはお客さんではなく,家族の一員です。お手伝いなども積極的に取り組みましょう。毎日提出の日記を見たところ,ホストファミリーに食事を作り振る舞った生徒もたくさん。オムライスやトンカツ,そぼろごはんに白玉ぜんざいなど,それぞれが感謝の気持ちを込めて作る料理は,ホストファミリーにとって何よりも美味しいに違いありません。
 私も昨日は仕事で疲れて帰ってくるホストに,生姜焼き丼を作りました。日本とは違う肉や調味料に少しだけ戸惑いましたが,”It’s soooooo good!! Thank you!”という言葉をもらい,とても嬉しかったです。お互いの文化を理解し,触れ合うことができるこのかけがえのない日々を,与えられるばかりでなく,”Give and Take”の気持ちで送ってほしいと思います。残された日は8日間。早い!後悔のない日々を自分から作っていこう!


 さあ,明日は2回目のFull Day Trip!いつもより少し集合時間の早い朝になります。体調を整え、明日に臨みましょう!
 生徒たちは毎日本当によく頑張っています!その調子!

 今日は曇りで肌寒い朝でした。ホストファミリーと過ごす2回目の週末を終え,みんなどんな表情でStudy Centerに来るのか・・・とても楽しみでした。「シアトルマリアーズの試合を見に行きました!」「結婚式に出席しました。」「川で泳ぎましたが,あまりの水の冷たさにどうにかなりそうでした!」などなど,いろいろな話をしてくれました。それぞれがホストファミリーと素敵な時間を過ごしたことがよく分かりました。毎日提出する日記にも,充実した週末を過ごしたことがたくさん書いてありました。


 今朝,生徒たちを送ってきたたくさんのホストファミリーと話しました。この生徒たちを自分の本当の子供のように思い,とても大切にし,この24日間でたくさんの思い出を作って欲しいと思っていることがよくわかり,ここMarysvilleで24日間を過ごしているこの生徒たちは本当に幸せだと改めて実感することができました。


 授業の始まりはいつものように英作文から始まりました。それぞれがこの週末で何をしたか,さらにさらに次の週末に何がしたいかを自由に書きました。最初の頃よりだいぶスムーズに書けるようになったように思います。日々成長しています。


 次に,町の介護施設(老人ホーム)を訪れ,たくさんのお年寄りの皆さんと触れ合いました。お年寄りなので,大きな声ではっきりと話さなければならなかったり,伝えたいことがなかなか伝わらないというフラストレーションもあったでしょうが,それぞれがとても積極的にお年寄りの方々と触れ合っていました。ここでも生徒たちの成長を感じることができ,とても嬉しく思うことでした。日本の伝統を教えたいと,たくさんの生徒が折り紙の折り方を教えたり,いっしょに鶴を折ったりと工夫を凝らした触れ合いをしました。中には本当のマジシャンのように手品を披露した生徒もいました。お年寄りの方はとても驚き、’’WOW!!’’と喜んでいました。短い時間ではありましたが,とても貴重な時間を過ごすことができました。


 そのあと,地元のショッピングセンター’Safeway’へ出かけ,約30分間ショッピングを楽しみました。Starbucks Coffeeでコーヒーを注文する生徒が多かったですが,TCの先生の助けも借りましたが,スムーズに注文することができるようになりました。
日本にもたくさんStarbucks Coffeeの店舗はありますが,本場アメリカでは,道を歩けばあちこちにあります。これにも生徒たちは驚いています。味もやはり少しこちらの方が甘いように感じます。日々の生活の中にたくさんの発見があり,全てのことを新鮮に感じることのできるここでの生活はとても貴重でかけがえのない日々です。


 昼からは’Family Tree’製作をしました。1枚の紙の半分に線を引き,左側に自分の家系図,そして右側にホストファミリーの家系図を書きました。終わったら自由にデコレーションをほどこし,すばらしい作品が完成しました。それぞれの家族が繋がっていることを実感できるとても素敵な製作時間になりました。


 しばらくすると,なんと地元の新聞記者が取材にきたのです!日本の教育とアメリカの教育の違い,ここアメリカでの生活でどんなことが新鮮だったか,ホストファミリーとどんな時間を過ごしているのか,たくさんの取材がありました。実際に2人の生徒に個別にインタビューしたり,たくさんの写真を撮ったりしました。その新聞記者はとても満足して帰りました。いつの新聞に掲載されるのか,とても楽しみです。これもとてもいい経験でした。今日もとても楽しく,充実した時間を過ごしました。


 ここでの生活もあと9日。’Time Flies’時が経つのは本当に早い・・・。大切に過ごしたいです。さあ,明日は楽しみにしている2回目の’Sports Day’!明日はみんなでボーリングです!ゆっくりと寝て明日に備えましょう!

 雲ひとつない青空にいつも心が満たされる朝。昨晩シアトルマリナーズの試合を見にSAFECO FIELD 球場に連れて行ってもらっていた2人が1時間後に到着し,今日は久しぶりに全員がそろいました。生徒たちみんな嬉しそうです。ここMarysvilleでの生活も10日が過ぎました。最初のうちはみんな誰とも話さず,静かに授業が始まるのを待っていましたが,今はとてもにぎやかです。みんな打ち解けリラックスしています。楽しく会話をしている生徒,1箇所に集まり折り紙を折っている生徒,それぞれです。笑顔と笑い声の絶えないこのMarysvilleの仲間,とてもいいです。


 今日も英作文活動から始まりました。’’What do you want to do during your stay here?’’ ホームステイ体験も残り2週間。それぞれが行きたい場所,したいこと,食べたいものなどを自由に書きました。やはり多かったのはシアトルに行きたい!との意見。「シアトルマリナーズの試合を球場で見たい。」の意見もありました。ここでの生活もあと10日余りとなりました。自分の気持ちをどんどんホストファミリーに伝えることが大切です。みんなの生活がより良いものになるように!ちなみに私も生徒たちと同じくホームステイしていますが,どんどん自分の気持ちを発信してくことで,どんどんホストファミリーとの距離が縮まりとても快適な生活を送ることができています。


 次に2つのActivityをしました。1つ目はアルファベットの頭文字から言葉を見つけるゲーム。4アルファベット以上の単語であること,食べ物であることなど,いろいろな制約の中で時間内に行くつの単語を見つけることができるか競うゲームでした。かくグループで協力し話し合いながら楽しんでいました。そして次は単語をつなげ,より長い英文を作るゲーム。最後の生徒になればなるほど長い英文を覚えなければならないため,とても難しいものでしたがよくチャレンジしました。


 そして!なんと今日8月5日(金)はTCアシュリーの誕生日!こっそり計画してサプライズのお祝いをしました。大地くんの’’Ashley, happy birthday!!’’のかけ声のあとみんな立ち上がり拍手!そして大きな声でバースデーソングを歌いました。折り紙で作ったたくさんのプレゼントとともに,一人一人からあたたかいメッセージ。それはとても喜んでくれました。お礼にAshleyからハグのお返しが!男の子たちは少し緊張していたかな?一緒に誕生日をお祝いすることができる素敵な経験ができ,とてもいい1日となりました。


 それからランチを食べ,午後は楽しみにしていたBoys and Girls Clubとのスポーツ大会。約2時間,バスケやバレー,野球などを楽しみました。同じ歳とは思えないほど体格の大きな子たちとともに互角に戦う姿にびっくりしました。係の先生は,「この日本人の子どもたちは本当に素晴らしい。礼儀正しくて明るくて,本当にいい生徒たちですね。」との言葉をいただきました。久しぶりにスポーツで体を動かし,リラックスできた気持ちの良い午後のひとときでした。


 さあ週末です。ホストファミリーと素敵な時間を過ごしてほしいと思います。


 爽やかな冷たい風が心地よい朝。Study Centerでの1日が始まりました。今日はホストファミリーとの旅行やショッピングで4人が欠席でした。昨日日本から到着した1人の仲間を迎え,また新しい雰囲気の中での学習が始まりました。最初はいつものように英作文から。昨日のFull Day Tripについての感想を書きました。「すごく楽しかった。」「シアトルは思ったより大都市だった。」「ワシントン大学がハリーポッターのホグワーツ城のようだった。」「フィッシャーズマーケットの魚投げが楽しかった。」という感想と共に,たくさんの生徒が,「時間が足りなかった。」「もっとシアトルの街でショピングをしたかった。」とのこと。私たちがここMarysvilleにいる間にあと2回weekendがあります。行きたい場所,やりたいこと,買いたいものなど,遠慮せずに何でもホストファミリーに伝えてごらん。きっと残りの生活がよりよいものになるよ!とアドバイスしました。さて今週末はみんなどこに連れて行ってもらうのでしょう。楽しみですね。


 今日はArt Dayということで,先日お世話になった警察署や消防署の方々,そしてこれからお世話になるBoys and Girls ClubのみなさんへThank you Cardを作りました。各自自由にスタンプを押したり,シールを貼ったり,そしてたくさんの生徒が漢字を使った個性あふれるThank you Cardを作りました。感謝の気持ちをいっぱい込めて。


 そしてランチ。「これ食べてみない?」みんなでシェアしながら,「これおいしいからホストマザーに頼んでみよう。」「日本じゃ絶対に売ってない味だよね!」などとの声があちこちから聞こえます。
 ランチの後は昼休み。それぞれが思い思いに過ごします。今日は雲ひとつない快晴!外でフリスビーをしたり,TCの先生が持ってきてくれたゲームで遊んだり。笑い声が絶えません。みんな仲が良く,とてもいい雰囲気です。そして今このMarysvilleグループで流行っているのがなんと『折り紙』。さよならパーティーでのプレゼントに作り始めたら,みんな止まらなくなりました。日本から持ってきた折り紙や和紙を懐かしそうに折る姿はなんか不思議な感じです。ある生徒が言いました。


「先生,日本にいる時は全然折り紙なんて折らなかったのに,アメリカに来てから折るのが楽しく感じます。自分が日本人として折り紙のことや折り方を知らないと海外の人に教えることはできないですよね。ちゃんと勉強して来ればよかった。」と。


 その通りです。「国際理解」とはまず,「自国のことを理解すること」から始まると私は考えています。自国の文化や伝統に敬意と誇りを持ち,まず知ることが大切。実は自分の国のことを知らない人が意外と多いのです。自国のことを知らなければ,外国の人々に質問された時に答えることができません。これはとても悲しいことです。本当の国際理解はまず自国を知ることから始まる。とても大切なことに気づくことができたと思います。


 午後からはEnglish Conversationの授業。実際にレストランに行って注文することができるように練習しました。みんなスムーズに注文することができていました。ここにいる間にぜひ習得して帰りたいですね。そのあとZingoや単語見つけゲームなど,生徒たちの大好きなゲームをして1日の活動が終わりました。


 ここMarysvilleでの生活もあと13日。Time flies so fast! 1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。明日はBoys and Girls ClubとのSports Day! 思いっきり体を動かしましょう!

  今日は曇り。いつものように私たち日本人にとってはとても寒い朝となりました。しかし何人かの生徒が半袖短パンで登校。「ワシントン州の気候に慣れてきました。」とのこと。子どもたちの適応能力にビックリの朝でした。


 今日は待ちに待ったFull Day Tripの日。アーリントングループと一緒にバスに乗って大都市シアトルへ!昨日の授業のあと,TCの先生に「スターバックス1号店に行きたい!」とお願いしたところ,あっさり承諾。シアトルはスターバックス1号店があることで有名です。「1号店限定のマグカップを買いたい!」という生徒がたくさんいました。さあ,無事にGETできるのでしょうか?


 40分ほどバスに乗り,最初の目的地Washington University(ワシントン大学)へ。ハリーポッターの世界を連想させるお城のようなキャンパスに,生徒たちから感嘆の声が。ワシントン大学の中心にある初代アメリカ大統領ジョージワシントンの銅像前で集合写真を撮りました。次に大学の図書館へ。たくさんの本に囲まれ緊張感に包まれた雰囲気に自然と身が引き締まりました。世界一大きな本が展示されていたり,たくさんの学生が静かに学習する図書館。生徒たちも静かに見学です。図書館内にスターバックスコーヒー店があるのも驚き一つだったようです。それから大学を歩き回りました。様々な人々が行き交う大学。将来この大学で学ぶ生徒がこの中から出てくるかもしれません。それぞれたくさん写真を撮り,次の目的地Space Needleへ。


 Space Needleはここワシントン州シアトルの中心にあるタワーで,アメリカ合衆国北西太平洋地区のシンボルとして知られています。バスを降り,それぞれが好きな場所で昼食をとりました。家から持ってきたランチを食べる生徒,お店で注文して買う生徒,様々でした。生徒たちはだいぶスムーズに欲しいものを買うことができるようになりました。「先生,waterの発音が難しいです。なかなか通じません。」という生徒も。買い物の様子を見ていたら,欲しいものを指差し,’’I’ll tale this.’’ ‘’This one please.’’と,自分の知っている英語で必死に伝えようとする姿がたくさんありました。とても頼もしく思います。英語は使って覚えるものです。間違いを恐れずにどんどんトライして欲しいです。サンドイッチに少し飽きた私は,チャイニーズレストランを見つけ,久しぶりにお米を食べました。「私もこれにすればよかった!」という生徒がたくさん。アメリカでの生活も1週間が経ち,日本食が恋しい生徒もいるようです。


 次はPike Streetと呼ばれる,現存するマーケットでは全米で最も歴史の長い市場です。氷をしきつめた中に寝転がっている魚をカウンターの向こうにポーンと放り投げ,パートナーがキャッチするのが見どころの一つとなっています。ここは世界各国からたくさんの観光客が集まり,とても賑わった場所,と同時にたくさんの人たちがいます。安全なことばかりではありません。ここでのルールは必ずグループ活動をすること。生徒たちはしっかりルールを守り,とても楽しんでいます。あちこちで写真の嵐!自分や家族,友達にお土産を買ったり,いろいろな店を見学したりと,グループごとにまとまり行動しました。3ドル(約300円)で買ったというオシャレな帽子やカラフルな食べ物。中でも一番人気はやはりスターバックスコーヒー1号店。平日にもかかわらずそこはたくさんの人々で長い列が。仕方なく写真だけ撮って諦める生徒もいました。それぞれが思い思いの時を過ごし,あっという間に集合時間となりました。「時間が足りません。」「やっぱりスタバ1号店に並べばよかった・・・。」たくさんの感想を持ち,帰路につきました。帰りのバスでは疲れてぐっすり寝る生徒も。


 久しぶりに学校を離れ想い想いの時を過ごした今日1日。また明日から気分一新,Study Centerでの活動に励みたいと思います。


 集合写真を撮る時や点呼をする時など,このMarysvilleグループはとてもスムーズです。写真を撮ってくれた人やバスの運転手さんへのお礼も元気良く気持ちよくできる君たちをとても誇りに思った今日1日でした。

  ここMarysvilleについて初めて小雨の降る寒い朝。今日は一日中School Centerでの活動。昨日に引き続き,ホストファミリーとの旅行で一人が欠席。元気に20人が登校しました。


 今日の最初の活動はWriting。今日のお題は’’How are your feelings about your host family?’’これまで1週間のホストファミリーとの生活を振り返り,いろいろな気持ちを書きました。’’They are very nice to me.’’ ‘’I can relax with my host family.’’
‘’The diner is great!’’ ‘’The dogs they have are really cute so I feel happy.’’ ‘’ The diner is big so I can’t eat everything.’’ などたくさんの答えがありました。大切なことは,君たちはお客さんとしてきているのではない,ホストファミリーは家族であるという認識をしっかりと持っておくこと。少しでもマイナスに感じたことは我慢するのではなく,しっかりと伝えることが大切です。’’I’m not comfortable.’’の言葉も教えてもらいました。お互いの生活をより良いものにするため,そしてこのホームステイ体験が君たちの人生での大きな自信,宝物となるように。


 今日は‘’Relax Day’’これまで約1週間いろいろなことを学び,街のいろいろ場所に行ったり,街を歩きました。日本ではできない経験や発見をすることができました。明日からもたくさんの予定が入っているため,今日はそれぞれが自由に時間を過ごしました。外でフリスビーをして遊ぶ生徒,ホストファミリーに教えるんだと折り紙の折り方を教えあう生徒,TCの先生が持ってきたゲームで遊ぶ生徒,それぞれリラックスした時を過ごしていたようです。TCのステイシーが家で飼っている2匹の犬を連れて来てくださり,「犬が大好きなんです。」とその犬たちと楽しく過ごす生徒も見られました。


 このホームステイプログラム出発当日に初めて出会った生徒たち,まだ一緒にいて1週間弱にもかかわらず,もう何年も一緒にいたかのように仲良くなり,とてもいい雰囲気で毎日過ごすことができています。そう,これからさらに絆を深め,一生の仲間となってくれるでしょう。


 Schoolが終わり,ホストファミリーと夕食に行ったあと,SafeWayという大型ショッピングセンターに買い物に行きました。そこで同じホストファミリーのところに滞在している2人の男子生徒と遭遇。「先生・・・もうお腹いっぱいです・・・。」夕食でハンバーガーを食べに行ったところ,どんどんポテト(french fries)が出てきたとのこと。そう,アメリカでは1度(french fries)ポテトを注文すると,エンドレスで食べ続けられるレストランもあるんです。日本ではなかなか経験できないことをたくさん経験することができるこの24日間を心から楽しんでほしいと思います。Everything is new to us!

 今朝も冷んやりと肌寒い朝です。ジャケット1枚では足りず2枚羽織ってStudy Centerに向かいました。次々と週末を初めてホストファミリーと過ごした生徒たちが到着。’’Good morning! How was your weekend?’’ ‘’It was great!’’ ‘’We had a very good time!’’ 英語での質問に自然と英語で返すことができる。週末にたくさんホストファミリーと会話をしたのでしょう。英語が自然と身についている!これぞホームステイの素晴らしいところです。英語を話さなければならない環境にいること,間違いを恐れずトライしてみること。「言葉」は使わなければ身につきません。この生徒たちが当たり前のように英語を自分のものにしていく過程を一緒に見届けることができること,とても幸せなことだなと改めて感じた朝でした。到着する生徒たちはみんな「超寒いです!」とのこと。日本では考えられない気候です。


 週末から旅行に出かけている1人が欠席でしたが,今週も授業が始まりました。
今日の1つ目の活動はWriting。’’What did you do with your host family this weekend?’’与えられたノートにそれぞれの答えを書きます。プール,湖,川に泳ぎに行った生徒が一番多かったかな?大都市シアトルに買い物に行った生徒,教会にお祈りに行った生徒,それぞれが素敵な週末を過ごせたようです。生徒たちは毎日日記を書いています。それをチェックするのが楽しみです。ご家庭でもどうぞご覧ください。「先生,アメリカの女の子って小さい子からみんなビキニを着てます笑。」「寒くてすぐに水から上がったけどアメリカの子たちは全然寒そうじゃなかったです,ずっと泳いでました。」「シアトルすごく大きい街でした。東京より大きいんじゃないかな?」それぞれがたくさん話をしてくれました。日本ではできないいろいろな経験をしてきた生徒たちの表情は輝いていました。
「ホームシックにかかってない?」の質問に,「むしろずっとアメリカに住みたい。」「びっくりするくらいこっちの生活が楽しいです。」の答え。「故郷が恋しいと思うこともあるけど,全然大丈夫です。」「日本食が食べたいです!」という生徒もいました。


 9時からは社会科見学のような活動でした。まずショッピングセンターに行きました。日本では1ドルショップという日本で言う100円ショップに行き,それぞれが自由にショッピング。次にセカンドハンドストアに行きました。日本で言うリサイクルショップです。「これ安い!」「これおもしろい!」あちこちで聞こえてきて,とても楽しそうでした。


 そして今日のメインイベント,警察署と消防署訪問です。署内に入りいろいろな施設を見学し,たくさんの説明を受けました。写真の嵐!


’’Can I take a picture with you?’’ここでも自然と聞こえてくる英語に生徒たちの成長を実感でき,とても頼もしく思う瞬間でした。実際に生命の現場で働いている警察官や消防士はとてもかっこよく,生徒たちは大興奮でした。(私が一番興奮していたかも?)パトカーや消防車にも実際にも乗せてもらい,貴重な経験をさせてもらいました。


 いろいろなことを実際に経験できたとても素晴らしい週のはじまりでした。
ここMarysvilleの人々はとてもあたたかく,道行く人々が’’Have a nice day!’’ ‘’Are you from Japan? Welcome to America!’’と気軽に話しかけてくれます。まだ返すのに戸惑う姿も見られますが,3週間後には自然と会話ができるのかな?とワクワクします。生徒たちの成長は本当に早い!素晴らしい日々を一緒に過ごすことができることを心からうれしく思う毎日です。


 さて明日は1日中Study Centerでの活動。また明日元気に会いましょう!

 今日も快晴!少し肌寒いですがとても気持ちの良い朝です。今日は2人欠席。週末にかけホストファミリーとキャンプに行くとのこと。いいですね!そう,明日はMarysvilleに着いて初めてホストファミリーと過ごす週末。みんなそれぞれ計画があるようです。海に泳ぎに行く子,大都市シアトルへショッピングに行く子,催し物に参加する子,みんな楽しそうに計画を語ってくれました。一方「英語が通じるかな?」「自分の意思を伝えられるかな?」不安もたくさんあるようです。それが大切!まずやってみよう。
‘’Don’t be shy!’’ ‘’Don’t be afraid of making mistakes!’’「間違いを恐れず,恥ずかしがらず!」


 今日は午前中Fred Meyerという大きなショッピングセンターに行き,実際に買い物の体験をしました。まずグループに分かれ,広い店内から様々な商品を探し出すゲーム。みんな協力して取り組んでいました。「これ日本にもある!」「サイズが大きい!」「日本にあるものよりいい匂いがする!」など,いろいろな違いも発見しました。全グループが終わったら,次は本当のショッピング。それぞれ自分の欲しいものを買いました。スターバックスコーヒーのワシントン州限定のカードやマグカップを買った子,これおいしいですよ!とビーフジャーキーを買った子,ランチにチーズを買った子・・・それぞれが時間内でのショッピングを楽しみました。


 そのあと近くの公園でランチ。夏なのに全く汗をかかないとたくさんの生徒たちが驚いているほどここMarysvilleでの夏は私たち日本人にとって過ごしやすい季節です。


私たちは長袖ですが,現地の人々はタンクトップ姿!ここにも違いを感じます。


 ランチ後は休憩。鬼ごっこをしたり走り回ったりと,子どもらしい一面を見ることができました。いろいろな県から集まった子たちが自然と打ち解け仲間となっていく姿はとてもいいものです。こうやってMarysvilleのみんなが一生の仲間となってくれたらなと思います。


 学校に帰り,午後の授業開始!まずは‘’Zingo’’と呼ばれるビンゴゲーム!日本と違ったやり方にとても盛り上がりました。笑いの絶えないクラス。笑顔あふれる授業。まだ始まって3日間しか経っていないとは思えないほどのチームワーク。この一員になれてとても嬉しく思います。ビンゴゲームが終わったら’’One more!’’の嵐。なんと3回戦までやりました。笑いすぎてお腹が痛くなりました。TCの先生方も’’Amazing’’と言ってくれました。


 最後にショッピングの授業のまとめとしてお釣りのもらい方の学習をしました。日本とはちょっと違うシステムに戸惑った生徒たち。真剣に学習に励んでいました。


 さあ明日は初めての週末。それぞれどんな週末を過ごすのでしょう。
月曜日にまた元気な笑顔に会うのが楽しみです。

 本日よりスタディーセンターでの学習が始まりました。朝8時までそれぞれのホストファミリーが子どもたちを連れてきてくることになっています。びっくりしたのがMarysvilleの朝の寒さ!日本でいうと秋から冬にかけての気候ではないでしょうか。ほとんどの子どもたちがジャケットや長袖長ズボンを着用。私は半袖だったので大変でした。


 子どもたちはホストファミリーが用意してくれたランチを持参し,何を作ってくれたか,また自分で何を作ったかをうれしそうに話していました。時差ぼけもあるでしょう。眠そうな子もちらほら・・・。授業が始まるまで,初めてのホストファミリーとの生活をお互い語り合っていました。さすがに到着したばかり,疲れもたまっています。眠そうにしている子もいました。


 「ホストファミリーとの初日はどうだった?」と聞くと,「たくさん話をしました。」「ディナーにはバーベキューで肉を焼き,大きなハンバーガーを作って食べました。」「ジェンガを遅くまでやっていて眠たいです。」などそれぞれが楽しく過ごしたことがよくわかりました。


 時刻は8時。いよいよ最初の授業の始まりです。まず‘’What is your first thought of America? の質問。この質問にそれぞれが英語で答えなければなりません。与えられた時間は30分。単語を一生懸命辞書で調べる子。近くの友達と相談しながら英文を考える子。私に質問する子。初めてのオールイングリッシュの授業にそれぞれが一生懸命取り組む姿はとても素晴らしいものでした。
いろいろな答えがありました。例えば
アメリカはすべてのものが大きい。
背が高い人ばかりだ。
やっぱり靴のまま部屋に入るのは抵抗がある。
道路が日本と反対でびっくりした。
人たちが気軽に話しかけてくれる。
などたくさんの答えがありました。それぞれの英文でしっかりと表現できました。


 次にホームステイでの注意点や大切なことの説明。大切なところは日本語で補助しましたが,一生懸命聞き,自分のものにしようとする意欲が見られました。


 少しの休憩をはさみ,次にお金の使い方の練習をしました。米ドルでの買い物の仕方を知るために実際に品物を机の上に並べ値札をつけ,税金のことも考え100ドル以内で買い物をするのがミッションです。子どもたちはグループに分かれ,計算をしながら協力して買い物に取り組みました。与えられた時間は5分間。とても和やかで楽しい雰囲気で活動しました。結果どのグループもミッションクリア!TCの先生方からも’’You are wonderful!’’と褒めていただきました。


 ランチの前に2つのグループに分かれ,単語見つけゲームをしました。アメリカではよく行われるゲームとのこと。とても盛り上がり,なんと3回戦まですることに。13歳から18歳まで年齢に幅はありますが,子どもたちの単語力に脱帽でした。


 いよいよ楽しみにしていたランチ。ランチボックスを開けると同時に全員写真撮影。多かったのがピーナッツバターサンドイッチ,ヨーグルト,バナナなどのフルーツ。そして飲み物はほとんどがミネラルウォーター。量が多すぎる子,足りない子それぞれでしたが,自分たちでランチの感想をしっかりと伝えるように子どもたちに話しました。日本人は相手が傷つくことを恐れ,本当のことを言えない傾向にあります。例えば量が多すぎても無理して食べてしまう。そうするとホストファミリーはちょうど良かったと思い,毎日同じ量を用意することになります。ホームステイでは,お客さんとしていくのではありません。家族の一員です。言いたいこと,思ったことなどをしっかりと自分の言葉で表現することも大切な勉強。お互い快適な生活が送れるように。


 ランチの後はしばらく庭でひなたぼっこをして,それから午後の授業。午後は各自コラージュ作りに取り組みました。たくさん並べられた雑誌から好きなものを切り取り,貼り合わせ作品を作り上げていきます。それぞれの個性がよく表れた素晴らしい作品が完成しました。コラージュ作りが終わり作品を壁に掲示した後は,TCの先生から一人一人に英語での質問コーナーでした。’’What do you want to be in the future?’’
‘’What do you like to do in your free time?’’ ‘’What movie do you like the best?’’などたくさんの質問に一生懸命答えました。話すスピードが速くて聞き取れない!や言いたいことがしっかり言えない!などたくさんの思いがあったようです。


 14時30分に授業が終わり,それぞれがホストファミリーと一時帰宅。そう,今夜は18時から楽しみにしていたWelcome Partyです。


 Welcome Partyではホストファミリーが用意した料理がセルフサービス形式で出され,好きなものを好きな量いただきました。メインはフライドチキンとホットドッグ。これも日本とはまったく違うもので子どもたちは驚きつつ美味しそうに食べました。ルールは,日本人同士だけで長い間会話をしたらダメ!ホストファミリーと一緒に席に着き,英語を使おう。’’Don’t be afraid of making mistakes!’’ ‘’Don’t be shy!’’を大切に,それぞれが日本から持参した自作の名刺を配りながらたくさんのホストファミリーと会話を楽しむ姿が見られました。たった2日間なのに英語を話す回数や量が増えたことが素晴らしい!3週間後の姿がとても楽しみです。


 さあ明日は実際にショッピングモールに行き,ショッピングを体験します。今日は長い時間活動したので疲れたことでしょう。明日は金曜日。ゆっくり休み明日に備えてほしいと思います。


 ホストファミリーたちの子どもたちに対するたくさんの愛情を目の当たりにし,この子どもたちとともにMarysvilleで生活できることを心から嬉しく,また誇りに思った1日でした。

 いよいよ出発の朝。Marysvilleグループのみんなはこの日をどんな気持ちで迎えたのでしょう。Marysvilleグループは鹿児島・佐賀・福岡・東京の混成グループのため,私は朝7時に鹿児島空港で鹿児島メンバー8人との久しぶりの再会でした。緊張しているかな?と心配しましたが,とても元気な笑顔を見せてくれ,とても安心しました。「不安?楽しみ?」の質問にも「楽しみしかありません。」との答え。とても心強い朝でした。アーリントン2グループと一緒にMNCCの方からの説明を受けたあとスーツケースを預け,しばらくの家族との別れ。それぞれ家族と何を語っていたのでしょう。この場合,残される家族の方が寂しかったりしますね。


 セキュリティーチェックを終え羽田に向かいました。機内でもそれぞれ楽しく過ごしていたようです。
 羽田に到着して,佐賀・東京メンバーと合流。それぞれが初対面でしたが,すぐに打ち解け,お互いにすすんで自己紹介をするなど,とてもいい雰囲気でした。


 羽田空港からバスに乗り成田空港へ移動。バスの中も「ディズニーランドだ!」「スカイツリー見えた!」など楽しい雰囲気でした。


 成田空港到着後すぐにデルタ航空での出国手続き。ここもとてもスムーズでした。


いよいよアメリカシアトルに向けての出発。子どもたちの表情が少し引き締まった瞬間でした。


 成田空港から約8時間の空の旅。国際線なので外国人のCAさんもたくさんいました。機内では各々時間を有効に使っていたようです。しばらくして機内食。メニューはスモークサーモンのサラダ,甘いパンそしてメインは牛肉の赤ワインソース煮。豪華な機内食にみんな嬉しそう。それぞれ楽しく食事をしました。


 食事後はMNCCの方に指導された「機内では寝る,着いてからは寝ない!」を守り,ほとんどが就寝しました。時差が16時間あるため,日本時間では真夜中に到着ですが、現地では朝9時。寝ずにMarysvilleでの初日を過ごすことになってしまうからです。


 さて,2回目の7月27日の朝,いよいよアメリカシアトル空港に到着です。機内から見たアメリカの広い大地の映像は一生忘れることがないでしょう。青い海に緑の山々,大地・・・それは美しい景色でした。


 到着後すぐに入国審査。一人一人堂々と審査官の指示にしたがい,税関を通りました。堂々とした姿にびっくりしたほどです。入国審査の際,14歳以上は両手の指紋を取られることも初めて学んだことです。


 一つ一つの経験が子どもたちの宝となり身についていく。この経験をこの時期にできることが本当に素晴らしいことです。子どもたちにも話しました。


 いよいよ到着ロビーでTCの先生方との初対面!とてもあたたかいお迎えでした。お菓子とリボンをプレゼントしてもらい,Marysvilleグループの証としてそのリボンをそれぞれがスーツケースに結びました。


 みんなで集合写真を撮り,休む間もなくホストファミリーが待つスタディーセンターへのバスに乗りました。バスの旅は約1時間。車窓から見える初めてのアメリカの景色に歓声が上がっています。「パトカーが日本と違う!」「あ!セブンイレブンがある!」いろんな発見がありました。たくさんの子どもたちが写真にその感動を収めていました。


 スタディーセンターに到着。ホストファミリーは心からの笑顔で子どもたちを迎えてくれました。工夫を凝らしたウエルカムボードに国旗が描かれた風船!子どもたち同様ホストファミリーもこの日を心待ちにしていたのがよくわかりました。握手やハグの嵐!これから始まる24日間の生活がとても素晴らしいものになると確信できる今日の1日。さあ,明日からスクールが始まります。ゆっくりと休んでまた明日会いましょう!

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