MNCCスタッフによる活動写真・動画と、引率者による文章レポートを掲載します。上記バナーをクリックしてご覧ください。

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7月30日
7月29日(水)
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8月24日
  日本出発 さぁ始まりました!!いよいよ待ちに待った出発の日。まずは、それぞれの空港から成田空港へと出発しました。そして成田空港でついにサンタローザグループ全員が顔を合わせることになるかと思えば、すぐにバスに乗って羽田空港へと出発。バスはユバシティという別の街に向かうグループと一緒に乗りました。朝が早かったために体調が心配されましたが、多くの人がバスの中でお菓子や昼食をとっていたので安心しました。

  そして羽田空港に到着。やっとサンタローザグループ全員が一緒になり、顔を合せました。集合写真の隊形を確認し、早速記念すべき全体写真1枚目をパシャリ!!皆が朝からの疲れがあったと思いますが、笑顔も多く、すがすがしい表情の素敵な写真を撮ることができました。羽田空港でもゆっくりする間はあまりなく、アメリカに向かう飛行機に搭乗しました。機内では、時差ボケを避けるために寝るようにしましょうという事前の話通り、多くの時間を寝ている人や寝られなかったのか夏休みの宿題をする人もいました。約9時間というフライト、決して快適な環境とは言えない機内で疲れもたまったことでしょう。と思いきや、サンフランシスコ空港に着くと体調不良を訴えてくる生徒はおらず、意外に皆さん元気。ワクワク、ドキドキ、気持ちが高ぶっていたのでしょうか。そして、このホームステイ1つ目の難関と言っていいかもしれません。入国審査がやってきました。渡航の目的は「Sightseeing.」、滞在期間は?「For three weeks.」としっかりと答えられた生徒もいれば、「Yes.」だけで審査が終わってしまったという生徒もいましたが、ともあれ全員が無事、アメリカに入国することを許されました(笑)。入国審査をクリアすると、空港入り口では現地のお世話をしてくださるTCのエレーナ先生が“Welcome”と書かれたボードを持って待ってくださっていました。そしてそれを持って集合写真2枚目を撮りました。

  サンタローザに向かうバスの中はペチャクチャペチャクチャおしゃべりタイム。各県からの混合グループで仲間との関係づくりもどうなることかと心配していましたが、そんな心配は無用でした。楽しそうに仲間と話していて、これからもお互いに学び合い、助け合い、笑い合えるような良い関係をつくっていってほしいと感じました。道中ではゴールデンゲートブリッジに寄って集合写真を撮りました。人が多くだいぶ混んでいましたが、アメリカに来られたという実感がわいてきたのか、皆テンション高めでした。

 サンタローザに着き、バスから降りると早速、各生徒のホストファミリーが出迎えてくれてあいさつを交わしました。中には歓迎の気持ちを表すウェルカムボードを作ってきてくださるホストファミリーもいて、歓迎の想いがよく伝わってきました。そしてそのままの流れでウェルカムパーティに突入。スナックを食べながらホストファミリーに自己紹介をしたり、ホストファミリーのメンバーを紹介してもらったりと、それぞれの生徒が分かれてホストファミリーとの最初の時間を過ごしていました。今日の夜はホストファミリーとどのように過ごしたでしょうか。ホストファミリーと積極的に話せたかな!?

  さぁ、ついに明日からは授業や体験活動が始まります。実り多いホームステイにできるかは自分自身の姿勢次第。何事にもTry精神を大切に過ごしましょう。

 今日は英語での授業初日でした。昨晩はぐっすり寝られた生徒が多く、体調不良を訴えてくる生徒はゼロ。素晴らしいスタートです。

 授業のことを触れる前に、朝生徒の皆さんを勉強する場所にホストファミリーが送ってきてくれたときのことを話します。ホストファミリーは生徒が不自由なく生活できているか、何かホストファミリーに伝えたいけど伝えられないことがあるのではないかと心配されていて、「昨晩生活してみて、何か気になっていることはないか、伝えたいことはないか、PAからきいてほしい」と私に言ってきたホストファミリーがいました。アメリカで素敵な時間を過ごしてほしいというホストファミリーの気持ちが伝わってきて嬉しいことだと感じました。「部屋のデザインが素敵で、ベッドが大きくて、快適な環境でした」と話してきた生徒や昨日ウェルカムパーティが終わったあとに早速買い物に行ったり、アイスを日本でも有名な某アイスクリーム店に食べに行ったり、湖に行ってボートに乗ったりしたことを話してきた生徒がいました。アメリカ生活1日目から様々な体験をすることができたようです。しかし、やはり英語でのコミュニケーションには苦戦したところもあるようです。英語で伝えることの難しさや自分の意思が伝わらない歯がゆさを感じることも勉強。でも、伝わったときの喜びは大きいし、自信になります。 Don’t give up! Keep on trying!!

 では、午前中の英語の授業について話します。まず、TCの先生から授業での約束の1つとして、“NO Japanese!(授業の中では日本語は厳禁)”という言葉がありました。英語力を磨くこともこのホームステイの1つの目的なのですから当然でしょう。最初にしたことは自己紹介です。氏名・出身・好きな動物といった簡単な自己紹介でしたが、日本での学習の成果を発揮し、これは楽々と!?全員クリア。次に行ったことは、ホストファミリーのために好きな食べ物と苦手な食べ物のリストを作ること。そして最後に買い物の練習をペア、グループになって行いました。皆さん積極的に授業を受けられていて素晴らしかったです。

 授業が終わったあとは楽しみの昼食タイム。女子には量が多くて食べきれないという生徒が多くいて、男子には苦手な味の食べ物があった生徒がいました“Thank you , but I don’t like it.”とはっきりと言えればいいのですが・・・今晩の1つの課題です。    

 昼食を終えたあとはサンタローザの街を歩きました。まずはヴィジターセンターというところに行きました。そして街を歩いていると、サンタローザは“スヌーピーの街”ということで、街のいたるところにスヌーピーや関係するキャラクターの像がありました。像の前では皆カメラを構え、スヌーピーは大人気。集合写真もスヌーピーと一緒に撮りました。そして本日最後の活動はショッピングモールでの買い物でした。約1時間半自由に各自ショッピングモール内を回りました。多くのお金は持っていなかったため、大きな買い物はできませんでしたが、飲み物を飲んだり、ゆっくりおしゃべりを楽しんだりと、それぞれ穏やかな時間を過ごしていました。TCの息子さんたちも朝から参加していましたが、授業では一緒に活動したり、買い物を一緒に回ったり、冗談を言い合ったりと、その子たちとも今日で本当に仲良くなったと感じます。男女の仲も昨日よりさらに深まったと思います。

 今晩は皆さんどのように過ごしたのでしょう。そして明日は地元のラジオ局へ行きます。明日もどのような体験をできるのか楽しみです。

 地元のラジオ局 → 青空の下での2回目の授業 サンタローザでの生活3日目。サンタローザは朝夕と昼間の寒暖の差が大きく、朝家を出るときは肌寒いですが、昼間は日差しが強く、大変暑いです。しかし、体調を大きくくずす生徒はおらず、毎日全員が笑顔で活動していることが嬉しく、安心します。日記を見てみると、ハンバーガーショップに行ったり、家でメキシカン料理を食べたりと夜もそれぞれ楽しんでいるようです。昨日、食事の量が多いことやホストファミリーの英語を話すスピードが速くて理解しづらいと言ってきた生徒たちがいました。しかし、その気持ちをホストファミリーに伝えると、昨晩からは料理の量が変わり、またホストファミリーから話しかけてくれることが多くなり、コミュニケーションの機会が多くなったということでした。そのことを日記に嬉しそうに書いてきている生徒がおり、今後ホストファミリーと良好な人間関係を築いていけるでしょうし、その生徒たちの英語力の向上にもつながればいいと思います。

 さて、今朝は地元のラジオ局に集合。局内では静かに移動するよう指示があり、緊張感漂う中、ラジオ局内のスタジオに入り、自分たちの声を録音して再生するといったことをしました。そして外に出て、局の前でスタッフの方も交えて集合写真をパシャリ。

その後は少し長い距離を歩いて公園に向かい、そこで昼食をとりました。公園に行って最初にしたことは、ホームステイ終盤で行われるホストファミリーやTCの先生方とのサヨナラパーティの打ち合わせ。各県から集まってきた混合グループで、事前の集まりで全員そろってはサヨナラパーティについて話すことができなかったので心配でしたが、全員で一緒に行う出し物が決まり、それぞれの特技を活かした出し物の意見も出てきました。約20日間もお世話になるホストファミリーやTCの先生方への感謝の気持ちを表すために、しっかりと準備を行ってほしいです。話し合いが終わったあとは昼食。昨日、苦手と感じた食べ物が昼食にあった生徒たちも、帰宅してから苦手だということをはっきりと伝えられ、「美味しいです。」と私に嬉しそうに言ってきた生徒もいました。昼食後は芝生が広がる公園での自由時間。TCの息子さんたちとはすっかり打ち解けた様子。走り回る男子・女子、暑いのが嫌なのか木陰でおしゃべりを楽しむ女子、疲れていたのか昼寝をする男子・・・穏やかな時間を過ごしました。

そして思いっきり遊んだあとは英語の授業。今日は英語でのゲームを3つしました。どのようなゲームかを大まかに言うと、英語での指示を聞いて体を動かすというゲームです。最後にしたゲームは聞くことだけではなく、話すことも必要なゲームでした。気温が高い中、全員が笑顔で楽しそうに活動していました。明日の最初の活動でもゲームをするということでした。ゲームを通して英語を学ぶ、楽しみです。

明日はサンタローザ最初の1週間(平日)の終わりです。明日はソノマカウンティフェアというものに行きます。様々なものが売っているということなので、買い物を楽しんでほしいと思います。

 サンタローザに来て最初の1週間(平日)が終わりました。グループ内や一緒に活動しているアメリカの子どもたちとの仲も深まり、英語には苦戦しながらも、毎日多くの様々な体験をすることができ、中高大学生サンタローザグループはホームステイの順調なスタートをきれたと私は思っています。今日の日記を見てみると、昨日ランチに苦手な食べ物が入っていたことをホストファミリーに、“I don’t like〜.”とはっきりと伝えられたことを嬉しそうに書いている生徒や、別のホストファミリーの家に行ってホームパーティをして楽しい時間を過ごしたことを書いている生徒がいました。また、浴衣をホストファミリーに着させて日本文化を紹介したことを書いている生徒や日本食を作りたいと書いている生徒もいました。それらはまさにホームステイ中に皆さんに大切にしてほしい基本的な姿勢のうちの一つの“Give & Take(ギブアンドテイク)の実行”だと思います。家にホストさせてもらい、学び、Take(利益を得る)するだけではなく、日本文化(日本のものや日本食)を紹介して、Give(利益を与える)する。家の手伝いも積極的に行い、全員にホストファミリーとのGive & Takeの関係を意識しながら生活してほしいと思います。

 今朝のサンタローザは曇り。昨日のレポートにも書きましたが、サンタローザは朝夕が肌寒く、長袖が必要です。今日は曇りということもあっていつもよりさらに寒かったです。休日も体調管理には十分に気をつけてほしいと思います。さて、今朝はまず、前日の英語でのゲームの続きをしました。どのようなゲームかと言うと、グループに分かれ列に並び、後ろに並んでいる人が言っていることを前の人に伝える、日本語で言う“伝言ゲーム”です。それぞれのグループで協力して楽しそうに活動していました。

 そのあとはいよいよ今日のメインの活動であるソノマカウンティフェアがある場所に向かいました。行ってみるとなんとそこには観覧車やその他の乗り物があり、食べ物が買えるブースも少なくなく、遊園地のような場所でした。そこで4つのグループに分かれて活動しました。今日は昼食を家から持ってきてもフェアで買ってもよい日になっていたので、まずは昼食を買うことから始めました。そして昼食。いつも通り楽しく、和気あいあいと昼食を食べ終わると、男子を中心に女子も混ざり、アームレスリングをし始めました(なぜかこのグループでは今アームレスリングが流行っています(笑))。そのあとは各グループでの活動。乗り物には乗ったらいけないということになっていたので、お土産を探したり、動物(やぎ・ひつじ・馬・牛・カンガルー)を見たりしました。また、花がたくさんあり、噴水がある場所もあり、そこを見に行ったりもしました。日本にも似たようなものがありますが、その噴水には願い事をしながらお金を投げます。各自、願い事をしているのか、していないのかわからなかったですが、とりあえずお金を投げていました(笑)。他には板にボンドでビーズをくっつけて自分が好きなように絵や文字を無料で作ることができるというものもありました。一番多かったものは、USAという文字でした。名前やSanta Rosaという文字を作っている生徒もいました。時間も十分にあり、全員が存分にフェアを楽しめたのではないかと思います。

 明日・明後日は全員で集まっての活動はなく、ホストファミリーとの時間を思いっきり楽しむ日です。今晩はホストファミリーとメジャーリーグを見に行くという生徒もいました。他の生徒もこの休日でまた一つ、二つ、それ以上アメリカでの素敵な思い出が増えることでしょう。楽しい思い出を聞けることが楽しみです。そして来週月曜日はサンフランシスコでの終日研修。ゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフに行きます。万全の体調で来週を迎えてほしいと思います。

 私はいつも、「昨日はどのように過ごした?ご飯は何を食べた?家のことで何か困っていることはない?」と生徒たちに質問します。すると生徒たちは、「〜に行きました。」、「〜を食べて美味しかったです。」、「ホストファミリーとコミュニケーションをたくさんとることができました。」などと、いつも素直に、そして嬉しそうに話をしてくれます。休日明けの今日。休日は遠出をしたり、別のホストファミリーの家へ行ったりと、それぞれ素敵な休日を過ごしたようです。
 
 今日は英語の授業はなく、サンフランシスコに向けてバスで出発。全員体調は良好。素晴らしい1週間のスタートです。バスの中はもう動物園状態(笑)。とても元気。週末会えなかった友人にも会えて大変嬉しかったのでしょう。おしゃべりを存分に楽しんでいると、あっという間に最初の目的地であるゴールデンゲートブリッジに到着。先週、サンフランシスコに来て最初に寄った場所です。そこには南日本カルチャーセンターの職員の方も何名も来られていました。集合写真をパシャリ。今日は天気も良く、きれいな海、空、ゴールデンゲートブリッジをバックに写真を撮ることができました。そしてそこで職員の方からサンフランシスコでの研修における注意がありました。一番は身の安全。一人では行動しないこと。トイレも二人以上で行くこと。また、所持品(お金)の管理。財布やその他の荷物(リュック・カメラ等)は、目を離さず、肌身離さず持っていること等の注意がありました。その話を生徒たちは真剣に聴いていました。日本での生活とはちょっと(いや、かなり!?)感覚が異なると思います。何かあってからでは遅いので、今日だけではなく今後も、自分の身、そして所持品は自分で責任を持って守ってほしいと思います。その話を聴いたあとはリュックを身体の前で背負っている生徒もいました。ゴールデンゲートブリッジでは、集合写真を撮ったあとにお土産を見る時間もありましたが、長い時間はとれず出発。

 次に向かったのはフィッシャーマンズワーフ。天気は良いものの風が強かったです。食べ物を売っているショップが多くあり、たくさんの人がそこにはいました。そこで昼食休憩。多くの生徒が自宅から昼食を持ってきていましたが、一週目でホストファミリーに好きではないものを伝えることができたため、昼食で食べるものについて不満を感じている生徒はもういないです。昼食を食べた後は歩いてPIER39(ピィア39)というところに行きました。どのようなところかというと、海に面しているレストランやお土産が売っているショップが立ち並ぶ場所といったところです。そこで約2時間自由に歩き回ることができました。商品の値段をちゃんと確認して、所持金(お小遣い)を考えながら、日本の家族や親戚、友人などにお土産を買っていました。お土産でキーホルダーやTシャツを買う生徒、自分用のランチボックスを買う生徒、各自グループで移動しながら買い物を楽しんでいました。2時間という時間はあっという間に過ぎ、最後はPIER39の入り口にある大きな蟹の像の前で集合写真をパシャリ。

 帰りは高速道路が混み、行きの倍の約2時間かかりサンタローザに帰ってきました。帰りのバスでは一転、疲れたのか寝ている生徒もいました。

 明日は、午前は授業で午後からは折り紙を地域の年輩の方々に教えることになっています。全員が折り紙を折ることができるのかが心配ですが、明日も前向きに、積極的に全ての活動に取り組んでほしいと思います。

 今日はサンタローザに来て初めて雨がぱらつきました。天気は微妙でも、サンタローザグループは、今日も全員の体調が良好。元気が有り余っているのか、男子の中には朝から授業が行われる場所の前を走っている生徒もいました(笑)。まず、午前中は約1週間ぶりの屋内での英語の授業。最初にしたことはサヨナラパーティで、全員で行う予定の歌う練習。Bruno Marsという人のCount On Meという曲です。友情を歌う曲なのですが、歌詞が素敵ですし、リズムも良く、つい口ずさみたくなる曲ですので、ぜひ生徒たちの家族の方々にも原曲を聴いていただけたらと思います。代表の生徒が前に出てリードしながら練習しました。サビは少しずつ歌うことができるようになってきているのですが、それ以外は、まだまだまだ練習が必要。今後に期待しています。英語の授業の途中には、日本ではありえませんが、スナックタイム(休憩)が入ります。それぞれスナックをつまみ、そしてその後、あれがまたもや始まってしまいました。このグループでなぜか流行っている腕相撲(笑)。まぁでも、仲が良いことはもちろん良いことです。男女混ざって楽しそうにしていました。
 
 昼食を食べた後向かったのは老人ホーム。授業があった場所から歩いて約30分かかったでしょうか、少し遠かったです。そこでは、利用者の方々に折り紙を教えました。一人の生徒に一人の利用者の方といった具合です(時間が経つにつれ利用者の方の人数が増えていきました)。生徒たちは折り紙を折ることができるのだろうかという私の不安は、生徒たちが折り紙を教え始めてまもなく消えました。まず生徒たちは、それぞれ名前を言って自己紹介をしました。その後折り紙を教え始めたのですが、折り紙を見せながら好きな色をたずねて選んでもらい、その色の折り紙を折っている生徒もいました。折り紙の本を持ってきている生徒も数名いて、その本を見ながら一生懸命折る生徒もいました。また、折り紙を折る際に折り目をつけて利用者の方に折ってもらいながら進める生徒もいました。鶴だけではなく、かぶと、かえる、犬、猫、ハート、花、風船、こま、様々なものを生徒たちは作っていて感心しました。たくさんはしゃべらなくとも、コミュニケーションをとりながら折り紙を折っている生徒も多く、素晴らしいと感じました。そして生徒たちが作った折り紙はプレゼント。利用者の方々は大変喜ばれていて、作った生徒たちもその姿を見て嬉しそうでした。最後は作った折り紙を前に利用者の方と写真を撮っていた生徒もいました。また一ついい経験になったと思います。

明日はファンドレイザーという活動を一日中することになっています。日本から持ってきた不要品を売り出します。どのような活動になるのか楽しみです。
 今日の午前中はファンドレイザーという活動を行いました。生徒たちが日本から持ってきた“日本らしいもの”を販売する活動です。生徒たちは扇子、手ぬぐい、折り紙(折り紙の本)、ゲームのモンスターが描かれているシール、箸など、様々なものを持ってきていました。今日の天気は幸い晴れ。買い物日和でたくさんのお客さんが来てくれるだろうと期待していましたが、残念ながらお客さんは多くなく、ちらほらといった感じでした。しかし、最初はどのように売っていいのか戸惑っていた生徒たちも、徐々に積極的に販売していました。例えば扇子やうちわを売るのに、“Are you hot? It’s so cool!!”とか言ってそれらをぱたぱたあおぎながら、楽しそうに販売していました。完売!!というわけにはいきませんでしたが、売れたものも少なくありませんでした。暑い中、店頭に立ちながら生徒たちはよく頑張ったと思います。そして、活動の後は一日の一つの大きな楽しみでしょう、ランチタイムです。今日はピザと水が配られ、生徒たちはいつものように楽しそうに昼食時間を過ごしていました。
 
 昼食を食べ終わった後は歩いて公園に移動。木陰が多く、風が気持ち良い公園に到着。予定ではそこでゲームをすることになっていましたが、TCの先生が生徒たちに、“Are you tired?”とたずねると、一斉に“Yes.”の声。これまでのホームステイの疲れがあるのか、それとも公園まで歩き疲れたのか、確かに生徒たちの表情は疲れているように感じました。なので、ゲームはせずに自由時間になりました。すると、疲れていると答えていた生徒たちが・・・遊ぶ、遊ぶ、遊ぶ(笑)。「さっき疲れているって言っていただろう!!」とつっこみたくなるほど、元気に走り回ります。男女が入り混じり、柔らかいボールを使ってバレーボールのようなことをしたり、フリスピーを投げ合ったりと、本当に楽しそうに過ごしていました。一方、本当に疲れているのか、体を動かすことが好きではないのか、木陰で話す女子生徒や、昼寝に勤しむ男子生徒もいました。何はともあれ、それぞれがゆったりと、穏やかな時間を過ごしていました。

 昨日の帰る直前に生徒たちを集め、話をしました。そのうちの一つが、“英語でのコミュニケーションを積極的にとるように心がけなさい。”ということです。英語の授業でもですが、それ以外の場面でもよくTCの先生から“NO Japanese!”の声が飛びます。TCの先生方、ホストファミリー、アメリカの子どもたち、活動の中で出会った人たち、彼らと英語でコミュニケーションをとることは簡単ではありません(あいさつや質問に対する簡単な受け答えはできるかもしれませんが)。知っている単語を駆使し、辞書を使い、ときにはジェスチャーを混ぜ、周りの助けもかりながら、少しでも多く英語でコミュニケーションをとるように努力してほしいと思います。自分の言いたいことがなかなか通じなかったり、相手の言っていることが理解できなかったりすることもたくさんあるでしょう。でも、コミュニケーションから逃げてしまっていたらいつまでたっても相手のこと(気持ち・心)はわからないし、自分のことも誤解されるかもしれません。生徒たちには英語でのコミュニケーションの難しさ、そして楽しさを大いに味わって帰ってほしいです。

 明日の昼からは、日本食を明日の晩にホストファミリーに作るための食材を買いに行きます。難しいものでなくていいと思います。作ろうという意欲、一生懸命作った日本食をホストファミリーはきっと大変喜んでくださるでしょう。明日も元気に、そして積極的に活動してほしいです。
 今日の天気は快晴。昼間は日差しがあたると肌が痛いほどの暑さ。今日も全員の体調が良好。毎日、全員に笑顔が見られることは良いことです。私は基本的に毎日、生徒たちの日記を読みますが、生徒たちは日々、様々な良い体験をしているとつくづく感じます。学校(全体での活動)が終わる夕方以降は、買い物に行ったり、別のホストファミリー(そこの子どもたちを含めて)と交流をしたり、映画(テレビ)やメジャーリーグの試合を見たり、ショー(演劇)を観に行ったりと、“学校が毎日16時〜17時に終わって、そこから皆こんな充実した日々を送っているのだ”とうらやましくなるほど、生徒たちは様々な体験をしています。毎日、そのような素敵な時間をつくってくださるホストファミリーの方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 今日の午前中は授業。全員授業用の教科書を持っていて、それを使っての授業。教科書の絵を見ながらTCの先生の質問に答えたり、ペアになってQA(一人が質問をして、もう一人がそれに答える活動)をしたりしました。皆が楽しみにしている時間がスナックタイム(授業と授業の間の休憩)。TCの先生がスナックタイムの始まりを告げると、全員が一斉に各家から持ってきたスナックを食べ始めまず。そして友だちとのおしゃべりを楽しみます。時間は約15分。疲れがあるのかスナックを食べると机に顔を伏せる生徒もいました。教科書を使った授業が終わると、次は歌の練習。今日でまたさらに上手になったと思います。サビの部分はVery Good! 再来週のサヨナラパーティまでに歌詞を覚えて(それは厳しいかなぁ!?)、曲全体を大きな声で、音程をしっかりととって歌えるようになれればいいと思います。

 今日の昼食時間はバタバタ。昼食を食べてゆっくりする時間はあまりなく、今夜ホストファミリーに日本食をふるまうための食材を買いにアジアンマーケット(ショッピングセンター)に向かいました。これまでは昼からの活動場所に向かうときはいつも歩き。しかし、今日は違いました。アジアンマーケットが離れた場所にあったため、ホームステイが初まって初のバス移動。バスの中にはドアに沿って黄色いロープがあり、それを引っ張ると次のバス停で止まってほしいという合図を運転手に出せます。また一つ勉強。そしてアジアンマーケットに到着。日本語で書かれている食べ物が多くありました。生徒たちが作ろうとしているメニューは、カレー、肉じゃが、牛丼(牛丼のもとをもってきている)、いなり寿司(お米は日本から持参している)、卵焼き、お好み焼きなど。自宅から持ってきている食材リストを見ながら食材を探す生徒もいました。買えなかった食材もあった人もいましたが、そこはホストファミリーにお願いしてショッピングセンターに連れていってもらい調達します。今晩ではなく、明日作るという生徒もいましたが、作っての感想を聞けることが楽しみです。ホストファミリーはきっと大変喜んで生徒たちが作った日本料理を食べてくれるでしょう。また、料理を作ったり、食べたりする中で生徒たちは彼らと多くのコミュニケーションをとることができると思います。アジアンマーケットの帰りには約1時間ショッピングモールでの自由時間がありました。全体で買い物をするのは二回目の場所です。各自買い物を楽しんで今日を終えました。

 明日の午前中は授業。昼からは日本の家族等に手紙を送るために、郵便局に切手を買いに行きます。日本の家族に元気にしていることを自ら伝えてほしいです。
 今日も気持ちの良い晴れ。湿気がなく、風が心地よかったです。今日も全員の体調が良好!!これまで怪我人や大きく体調をくずす生徒はおらず、順調に進んでいることが嬉しいです。まず、昨日の夜、生徒たちが日本食を作ったことについて話します。昨日はもう夕食の準備がされており、今夜作るという生徒もいます。昨日作った生徒たちの日記を見てみると、全員が同じようなことを書いていました。それは、作った日本料理をホストファミリーが大変喜んで美味しいと言って食べてくれたこと。作った料理をホストファミリーと楽しそうに食べている姿が想像できて、読んでいる私まで嬉しくなりました。どの家庭も好感触でほっとしました。作っている様子をホストファミリーにじっと見られて緊張したと書いている生徒もいました。また、ホストファミリーがおかわりをしてくれたことを嬉しそうに書いていた生徒もいました。たくさんの量を作った生徒たちもおり、残りは今日のランチに、なんていう生徒たちもいました。自宅を日本の学生のために開放してくださったホストファミリーに感謝の気持ちを伝えられ、大きなGIVEができたと思います。素敵な夜を過ごせて本当によかったです。

さて、今日の午前中は授業。まず、始めにしたことはサヨナラパーティですることの話し合い。何をするかは以前話し合っていたため、今日したことは誰が何をするのかということを確認し、どのようなパフォーマンスをするのかということを話し合いました。同じことをする人たちで集まり、話し合い開始。どのようなことをするかをここで発表します。ピアノ、太鼓、日本舞踊、ギター(歌も合わせて)、トランペット、書道、けん玉、空手、マシュマロ・飴キャッチ(日本でもある他の人と競争で白い粉に顔をつけて飴をくわえるもの)、エイサー、長縄(短縄)跳び、ラジオ体操(全員)、歌(授業の中で練習している英語の歌を全員で)と、今のところはこれらのもので、バラエティは豊富です。しっかりと準備ができれば必ずうまくいくと私は確信しています!!それぞれの得意なものを集めたらこれらのものが出てきました。話し合いに積極的に参加し、どのようなパフォーマンスをすればホストファミリーの方々に喜んでいただけるか、真剣に考えていました。けん玉をする生徒やエイサー組の生徒(主に沖縄県から来た生徒たちがするが、沖縄県から来ていない生徒たち参加する)は早速、体を動かして練習する姿が見られました。盛大なサヨナラパーティにできればいいと思います。サヨナラパーティの話し合いの後は一時間程、英語の授業。疲れがたまっており、眠たい目をこする生徒もいましたが、皆頑張っていました。

昼食をとり、日本の家族に手紙を送るための切手を買うという今日の大きな目標を達成するために、郵便局へGO! もちろん交通手段は徒歩(笑)。太陽の光をいっぱい浴び、風を感じながらの移動。移動をするときに大変なのが横断歩道。アメリカの歩行者用信号が青から赤になる時間は日本よりも短く、15秒程!?で赤に変わってしまいます。ですので、道を横断するときはいつも皆駆け足です。郵便局に向かう途中でカップケーキやアイスクリームが売っているスイーツショップや本屋に寄りました。甘すぎる(生徒の感想)スイーツを食べたり、本屋では日本の漫画の英語版や好きな海外の歌手の本を買ったりする生徒がいました。そしてついに郵便局に到着。既に今日までに切手を買っている生徒もいましたが、無事、全員が国際便用の切手を購入完了。しかし、手紙が日本に届くまでには一週間程かかるとのこと。もしかしたら、生徒たちが日本に帰ってくるくらいに日本の家族のもとに手紙が届くかもしれません・・・。その後は、今日はグループ写真を含め、たくさんの写真をとりました。普通の笑顔での写真から変顔写真まで(笑)。皆、本当に楽しそうに過ごしていました。素直で、明るい皆さんと出会えて、そして貴重なひと時を一緒に過ごすことができて本当によかったといつも思います。今日はいつもより少し長く歩いたと思います。疲れましたが無事、ホストファミリーが迎えにきてくれる場所に帰ってきました。

さぁ明日・明後日はアメリカでの二回目の週末です。今日は一週間の疲れがたまっており、ぐっすり寝られることでしょう。この週末にはどのような素敵な体験をすることができるのでしょう。また月曜日に聞けることが楽しみです。そしてその月曜日は終日研修で再びサンフランシスコへ。来週も、元気に、そして積極的に活動する皆さんの姿が見られることを期待しています。
アメリカ(サンタローザ)での生活も残り約1週間。多くのことを感じ、学びとって日本に帰ってほしいと思います。さて、ホームステイ3週目スタートの今日の天気は晴れ。朝は肌寒かったもの昼は暑い、暑い。気持ちの良い快晴です。体調不良者はゼロ。素晴らしい1週間の始まりです。

今日はホームステイが始まって2度目の終日研修。カリフォルア州都(日本でいう県庁所在地のようなもの)であるサクラメントという都市にバスで行きました。バスの中では休日明けで他の生徒と2日振りに会えて嬉しかったのでしょう、多くの生徒がおしゃべりを楽しんでいました(前回のサンフランシスコでの終日研修のときのバスの中と同じ)。1時間半程の長い時間をかけてようやくサクラメントに到着しました。バスを降りた場所はカリフォルニア州議事堂前。まず、議事堂前でサクラメントに来たことを記念して早速、グループ全体での写真撮影。そこで他の町に滞在しているいくつかの別のホームステイグループに遭遇。今日は他の都市のグループの人たちも同じサクラメントでの研修だったため、いたるところで彼らを目にしました。写真撮影の後は、南日本カルチャーセンターの職員の方から自由行動(買い物)をする際の注意を再度受けました。そしてカリフォルニア州議事堂の入口では荷物検査(セキュリティチェック)を受け、いざ中へ。約30分、中をそれぞれ見回ったあと、再びバスに乗り込みました。

場所を移動して最初にグループ写真を撮影。その後は約2時間半の自由行動(昼食時間含む)の時間になりました。昼食については、今日は家から持ってきてもいいし、買ってもいい日。持ってきていなかった生徒は好きなものを買い、それぞれグループになって昼食タイム。食べ終わると、皆が楽しみにしている買い物へGO! キーホルダーやポストカード、Tシャツ、おもちゃなど、様々なお土産になりそうなものが売られていて、各自買い物を存分に楽しんでいました。お菓子を買ったり、最後の方はアイスを食べたり、飲み物を飲んだり(男子が全員コーラを買って、楽しそうに飲んでいました)していました。

今週も元気に、そして積極的にそれぞれの活動に取り組み、毎日を楽しみ、様々なことを肌で感じてほしいです。そして、英語力も少しでも向上できるように努力してほしいと思います。
消防署へGO!

 今日の天気も快晴。日差しは強かったものの、風が強く、日が当たらない場所に長い間座っていると肌寒かったです。生徒たちはいつも通り元気、元気。良いことです。

 まず今日したことは、集合場所にある保育園の園児たちに向けた折り鶴作り。老人ホームで一度しているからか、全員手際よく作成。協力して園児たちの折り鶴を完成させました。それらは園児たちへのサプライズプレゼント。靴箱に一つずつ折り鶴を置いていきました。すると、早くもその折り鶴に気付いた男の子が、私と女子生徒の元にやってきて、折り鶴は誰が作ったのかとたずねてきました。また、彼は折り鶴を作ってみたいとも言っていました。時間がなく教えることはできなかったですが、彼以外の園児たちも生徒たちからのサプライズプレゼントを喜んでくれていたらいいと思います。いや、きっと喜んでくれて、鶴の折り方も含め、折り紙に興味を持ってくれたことでしょう。

 その後、小さな公園に移動しました。そこで昼食を食べ、サヨナラパーティに向けての話し合いをしました。来週の火曜日がパーティ本番。ホームステイの終わりがもうそんなに遠くないことを感じます。グループに分かれて話し合いをしていましたが、多くの男子は、話し合いがしっかりとできたのか、できていないのか、よくわかりませんが、間もなく遊具に向かっていました。そしてアメリカの子どもたちと一緒に鬼ごっこが始まりました。良いパフォーマンスができるのやら・・・。女子・男子混合グループは綿密な話し合いを行っているようでした。習字で詩のようなもの(文章)を書くそうです。また、もう一つの習字班はホストファミリーの名前を漢字で書くとのこと。ユーモアがある、素敵な漢字を使って書くことができるといいです。意味をきかれたら答えられればいいのですが・・・(笑)。話し合いが終わるとそれぞれの時間。おしゃべりを楽しむ女子、日本から持ってきている宿題をする女子、昼寝をする男子・女子、遊具で遊ぶ女子、そしてそんなに大きくない遊具を使ってひたすら鬼ごっこをし続ける男子。男子は本当にいつも元気です。全員なのですが、特に男子の保護者の皆様は、全く心配はいらないかと思います(笑)。多くの男子生徒はいつも公園に行くことを求めています。なぜならそこで遊びたいからです。全く何をしに来たのやら・・・。しかし、勉強もしています。きっと。そう信じています。遊べるときは思いっきり遊んで、元気なのは良いことです。

 公園での時間を過ごした後は、地元の消防署へ。そこには3名の消防士の方がいらっしゃいました。消防署の中では私が通訳をしながら(消防士の方は、私や生徒が理解しやすいようにゆっくり、わかりやすく話してくださり、通訳と言うのは少し気恥ずかしいですが)、消防士の方々の説明をききました。まずは消防服を着させてもらいました。次に救助の際に使う道具の説明を体験しながらききました。その後は消防署の中へ。トレーニング器具や仮眠室がありました。一通り見回ると署長への質問タイム。多くの質問に一つ一つ丁寧に答えてくださり、ありがたかったです。再び外に出ると、素敵な消防士の方々にテンションが上がっている女子たちの写真撮影会が始まりました。筋肉を触らせてほしいと頑張って英語で言っている生徒も(笑)。最後にグループ写真を撮影するために全員が消防車の前に整列しました。さぁ撮ろうと思ったとそのとき、緊急事態発生。出動の要請がかかったのです。1分、いや30秒経っていなかったでしょうか、3名の消防士の方々は消防車に乗り込み、風のように走り去っていってしまいました・・・。緊迫した状況ながら、去っていく消防士の方々の姿も大変かっこよかったです。ポツンと取り残された私たち。消防車はなく、消防署という感じはあまりしませんでしたが、仕方なくそこで全体写真撮影。それで今日一日が終わりました。

 明日は一日中公園での活動になるとのこと。こまめな水分補給を促し、体調不良者が出ないようにしたいと思います。明日も元気に、そして積極的に活動する生徒たちの姿を多く見られることを期待します。

 今日の天気も快晴。昼間は雲ひとつなく、一面青空の気持ちの良い晴れ。体調不良者はなし。全員がそろいました。

 本日はCulture Day(カルチャーデイ)という日でした。教科書やノートを使い、机に向かって勉強するということは皆無。一日中青空のもと、公園で過ごしました。午前中・午後ともにゆっくりとした、穏やかな時間が流れていました。アメリカで買ったバスケットボールを早速持ってきている生徒がおり、朝早くからバスケットボールを楽しむ男子。毎日本当に元気です。朝からお菓子を机に出し、それらを食べながらおしゃべりを楽しむ女子。日本からの宿題に取り組む女子。折り紙をTCの先生に教える女子。それぞれの時間を過ごしていると、多くの生徒(男子・女子どちらも)が一ヶ所に集まり、何かが始まるよう。何が始まったかというと、ケイドロ(おにと、おにから逃げる二つのグループに分かれ、走り回るおにごっこのような遊び)。中高生の生徒たちが公園で必死になって走り回ります。彼らがケイドロをしたのは小学校のとき以来でしょうか。日本の夏休みにケイドロをしている中高生は少ないでしょう。中高生になってからのケイドロ、アメリカでのケイドロ、ある意味、貴重な体験だったかもしれません。

 走り回ったあとに待っていたのは昼食のバーベキュー。“バーベキュー”ということで生徒たちは肉や野菜を焼いて、タレにつけて食べるというものを想像していたようですが、そうではありませんでした。ホットドッグにはさむソーセージを単に焼くというもの。昼食はホットドッグ、スナック(ポテトチップス)、マシュマロ(焼いたマシュマロも食べました)でした。1人で4つもホットドッグを食べた生徒もいて驚きました。

 昼食をある程度食べ終わったときに、生徒たちに集合するように指示が出ました。ある生徒たちのホストファミリーが来ていて、そのホストファザーがあるものを披露してくれました。彼は南アフリカ共和国出身で、アフリカンドラム(太鼓)を持っていて、リズムのよい音に合わせて声を出します。ノリノリのリズムです。ホストマザーも来ていて、太鼓のリズムに乗って踊ります。生徒たちも教えてもらって一緒に踊りました。また、ホストファザーは、生徒たちにかけ声を教え、生徒たちと一緒に声を出しながら太鼓を叩きます。生徒たちもノリノリで、声を出して楽しそうに踊っていました。その後、また自由時間に戻りました。そして再び、集合の指示を出しました。今度は、また別の男性の方が来られて、英語のゲームをしました。英語の指示をきいて、できるだけ早く反応し、体を動かすというゲームでした。競争ということもあり、皆頑張ります。全員が笑顔で、楽しそうに活動していました。

今日ある生徒の日記に書かれていたことを紹介します。

『今朝、朝食を食べながら、「来週の今日には○○(日記を書いた生徒の名前)は帰るのね。あなたの家族はあなたがいなくてとても寂しいでしょうね。しかし、私たちもあなたがいなくなるのはとても寂しい。私たちはあなたのアメリカの家族よ。」と言われて、とても嬉しかった。』

 このようにホストファミリーに言ってもらえることは大変嬉しいことだと思います。この生徒のホストファミリーへの接し方が素敵なのでしょう。生徒たちには、グループ内での日本人学生同士のみならず、ホストファミリーと過ごす残りの時間も一日一日大切にしてほしいと思います。

 明日はホームステイが始まって3度目かつ最後の終日研修です。Jelly Belly(ジェリーベリー)の工場に行きます。明日も元気に、そして学ぶという姿勢を大事にして、一日を過ごしてほしいです。

Jelly Belly工場見学
 今日も晴れ!!朝は曇りで肌寒く、九時を過ぎた頃から青空が見え始めて明るくなり、暖かくなるという天気がこちらは多いです。今日もそのような日でした。今日は朝からぐったりしている生徒がいましたが、工場見学の前半の時間を休んでいると回復し、なんとか一日を過ごすことができました。他の生徒の体調は絶好調でした。ホームステイ始まって3度目かつ最後の終日研修。バスに一時間程乗り、ジェリーベリー工場に到着しました。

 工場では駐車場からJelly Bellyのロゴが入った車やトラックがあり、建物の中に入るとあらゆるところにジェリーベリーが描かれていて、それらを見た生徒は早速、テンションアップ!!まずは、工場見学ツアーに参加。Jelly Bellyと書かれた帽子を被って工場内を歩きました。工場見学中は写真を撮ることは禁止されていたので写真はありませんが、包装されたジェリーベリーを箱に詰める様子や多くの色(味)のジェリーベリーが保管されているところを見ることができました。全員が興味津々で見入っていました。工場見学の最後にはツアー参加者にジェリーベリーを数袋ずつプレゼント。もらってすぐに食べている生徒もいました。工場見学のあとは約30分のショッピングタイム。安いこともあり、ジェリーベリーのパックを買う生徒が続出。中には日本の友だちへのお土産ということで1パック50セントのものを40パック(計20ドル)購入するつわものもいました(帰りのスーツケースの重量は制限以内におさまるかな!?)。短い時間でしたが、それぞれが好きなものを購入し、ショッピングタイム終了。そして昼食をとって最後は、最初に書いたJelly Bellyのロゴが描かれた車の前でグループ写真撮影をして、工場をあとにしました。

 その後はソノマプラザというところに行きました。中央に大きな広場があり、それを囲む道沿いにお土産を売っている場所などが並んでいるところです。そこでは約2時間の自由時間になりました。お土産を買っている生徒がいたり、暑いので飲み物を飲んだり、アイスクリームを食べたりする生徒がいたり、子どもたちが買いそうなものがあまりなかったためか、広場でゆっくり休んでいたりする生徒がいました。

 話は変わりますが、アメリカで誕生日を迎えた生徒がいました。その生徒の家では、誕生日の日の朝、その生徒が寝ている部屋にホストファミリーがサプライズでケーキをもってきてくれたそうです。本人はまだ寝ていてケーキに驚いたようですが、嬉しかったということを日記に書いていました。また、誕生日ということはグループ内に広まり、その日に公園にいったときに全員で手拍子をしながら誕生日の歌を歌って祝福しました。ホストファミリーやグループの生徒たちの思いやりに心が温かくなりました。

 全員で活動(授業やその他活動)するのも残り3日となりました。明日は昼からアメリカの学生に折り紙などを教えることになっています。折り紙などを教える中でアメリカの学生との交流を楽しんでほしいと思います。
 今日の天気も快晴。今日は朝から曇りがなく、暖かかったです。今日の欠席者は4名。4名は全員、ホストファミリーとキャンプに行ったということ。楽しんでいるといいです。その他の生徒の体調は良好。

 ホームステイ3週目平日最後の今日。今日の午前中は、今週始めての机に向かっての英語の授業。まずしたことは、自分たちの日本での生活紹介。何時に起きて、朝食を食べて、学校にどのように行って、放課後は部活動に取り組んで、など。先週、自分の日頃の生活について書いてくることは宿題になっていて、それをTCの先生方に紹介しました。全員がしっかりと伝えることができていました。そしてスナックタイムをはさんだ後に行ったことは、来週のサヨナラパーティの最後でする個人でのThank youスピーチの練習。自分の名前、ホストファミリー全員の名前、ホストファミリーとの思い出を一つ、全員言います。長い文章ではないので、全員スラスラと言えるようにしてほしいです。午前の最後に行ったことは歌の練習。以前のレポートでもお伝えしましたが、歌もサヨナラパーティでの一つのパフォーマンスです。

 そして昼食タイム。昼食を食べ終わると再び、サヨナラパーティについて。各パフォーマンスをする順番を決めて、内容についての打ち合わせを行いました。来週火曜日(サヨナラパーティ当日)の日中は、サヨナラパーティ(パーティは夜)の準備をします。リハもできたらと考えています。最後の最後、うまくいってほしいです。

 昼からの活動は、アメリカの子どもに折り紙を教えるというもの。と言っても、折り紙を教えていたのは女子ばかり。男子はどこに行ったかと言うと、体育館。アメリカの子どもたちと約2時間ひたすらバスケットボールをしていました。最初に行われた試合は、日本人学生+TCの息子さんたち(アメリカの子ども)VSアメリカの学生。アメリカの学生には体格がいい子も多く、日本人チームは劣勢が続いていましたが、皆楽しそうにバスケットボールをしていました。多くの言葉を交わしたわけではないでしょうが、アメリカの子どもたちとバスケットボール、これも日本ではなかなか体験できないことでしょう。一方、女子は折り紙を一生懸命折っていました(途中からバスケットボールを観戦しに行っている生徒も多かったですが)。アメリカに来て折り紙をすることが多いので、数名の生徒の折り紙の腕はかなりのもの。鶴だけではなく、かえる、ハート、ワンピース、風船などを作っていました。折り紙に大変興味を持ってくれたアメリカの子どももおり、作成した折り紙を嬉しそうに持って帰っていました。

TCの先生から言われ、生徒たちに、“明日・明後日はホストファミリーと過ごすホームステイ最後の休日です。この休日したいことや食べたいものがあれば、ホストファミリーに今日のうちに相談をしてみなさい。”ということを伝えました。平日・休日と様々な場所に連れていってくださるホストファミリーの方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。最後の休日、生徒たちはどのように過ごすのでしょうか。また聞けることが楽しみです。アメリカでの生活も残り4日。最後まで元気に、学ぶ姿勢を大切にし、一日一日を充実したものにしてほしいです。
スヌーピーギフトショップ
今日の天気も快晴。昨日は暑い、暑い。ひどい暑さでした。今日はバスを利用したのですが、バス停で待っているときは強い日差しを浴び、肌が痛く、溶けてしまうのではないかという暑さでした。まずは、ホストファミリーと過ごすホームステイ最後の週末について。パーティへの参加、水上バイク、遊園地、買い物、キャンプ、ゴルフ、映画、海(きれいな夕焼けを見たという生徒もいました)、川(森林浴)など、それぞれ最後の週末を楽しめたようです。最後の最後まで様々な体験をさせてくださるホストファミリーには感謝、感謝です。

 さて、今日は全員出席で、体調不良者なしでした。素晴らしい!!午前中は英語の授業。まずしたことは、ついに明日行われるサヨナラパーティに向けて、個人でのThank youスピーチの練習。先週の金曜日にも練習をした生徒は、文章を付け加えてさらに内容のある素敵なスピーチをしていました。明日の最後にそれぞれ言うので、ばしっと決めてほしいです。その次に行ったことは、これまたサヨナラパーティでの演目である歌の練習。サビ以外の部分も声が出ていて、全体的にだいぶ上手になってきたと感じました。明日もサンタローザグループらしく、元気のよい歌声を会場に響かせてほしいと思います。そして午前中最後は、ホームステイ期間中に感じた日本とアメリカの文化の違いについて考えました。感じたことを日本の家族や友人、先生方にたくさん話してほしいです。

 昼食を早めに済ませ、バスで向かったのは、多くの生徒たちが楽しみにしていたスヌーピーギフトショップ。サンタローザは町のあちこちにスヌーピーやスヌーピー関連のキャラクターの像があります(本当に多くの場所にあって驚きます)。また、TCの先生も「私たちにとってスヌーピーは特別なものではないわ。」と言うほど。サンタローザはスヌーピーの町なんだぁとつくづく感じました。そしていざ買い物。スヌーピーのぬいぐるみやコップなどを購入している生徒がおり、それぞれアメリカでの最後の買い物を楽しんでいました。買い物を終えて、「先生〜もうお小遣いがほとんどありません・・・。」と嘆く生徒や「まだお金があります。何か買わないと!!」と、なぜかまだ購買意欲があり、お小遣いを多く使おうと考えている生徒がいました。「お小遣いは使い切らなくてもいいんだよ。使わなかったお金はアメリカに来た記念にとっておけば!?日本でまた換金できるよ!?またアメリカに来るときのために保管しておけばいいんじゃない!?」とか私は言いながら・・・。スヌーピーギフトショップを後にし、近くのショッピングモールで少しの時間を過ごし、またバスに乗ってホストファミリーが迎えに来ている場所に戻ってきて、本日の日程が終了しました。

 明日は午前中からサヨナラパーティの準備をします。感謝の気持ちをしっかりと伝えられる素敵なパーティになるといいです。
感動のサヨナラパーティ
 今日の天気も晴れ。アメリカでの最終日、体調不良者はなしで、グループ20名が全員そろいました。今日は終日、サヨナラパーティに向けての準備。午前中はお世話になったホストファミリーに向けてのプレゼントを作成しました。プレセントは、生徒とホストファミリーが一緒に写った写真をフレームに貼り付けるというもの。フレームは絵の具を使って、各自好きなようにデコレーションをしました。それぞれの色が出た素敵な作品に全てがなりました。

 午後からはサヨナラパーティでの出し物の練習。約3時間あり、個人、グループで準備(練習)をしっかりと進めていました。そしてサヨナラパーティ本番。サヨナラパーティがどうだったかときかれたら、一言で、“感動”でした。この一言に尽きると思います。涙、涙・・・本当に素敵な会でした。

 サヨナラパーティの詳細をお話すると、6時から始める予定が、準備がなかなかうまくいかず、6時半頃に会場準備が整いました。まず、パフォーマンスの前に女子生徒たちは服装や髪型等を変えることに必死。浴衣やドレス!?(華美な服装)、日本の学校の制服(笑)を着たり、髪をいつもと違うように結んだり、パーティに向けて外見の準備もばっちり。ホストファミリーも続々と会場に入ってきて、生徒たちの気持ちは徐々に高ぶっているようでした。生徒たちは、ホストファミリーよりも早めにディナーを済ませ(15分程で済ませました)、いざ、パフォーマンススタート!!生徒たちは、ホストファミリーやTCの先生など、多くの人数の人たちが見ている中で緊張したでしょうが、それぞれベストを尽くし、素晴らしいパフォーマンスをしました。パフォーマンスの内容は以前のレポートでも書きましたが次の通りです。太鼓、トランペット、ピアノ、エイサー(沖縄の踊り)、ギター(ギターに合わせて男女4人で邦楽を一曲、ギターを弾きながら一人で洋楽を一曲歌いました)、けん玉、日本舞踊、空手(型)、書道(アメリカの子どもたちの名前を漢字で書いたり、実際に会場で習字をしたりしました)、マシュマロキャッチや砂糖が入った皿に顔をつけてチョコレートを探すゲーム、そして最後は授業の中で練習していた洋楽の全員合唱です。パフォーマンス後には会場から大きな拍手。笑い声や驚きの声も多く上がりました。

 パフォーマンスが終わると、生徒たち一人一人によるホストファミリーへのThank youスピーチ。練習した通りに全員ばっちりに言えていました。ここで多くの生徒が感極まって涙、涙(私もスピーチをしたのですが、話しながら想いが込み上げてきました)。それぞれ話し終わると、ホストファミリーのもとに行って、午前中に作成したフォトフレームを渡しました。そしてホストファミリーの方とハグ。素敵な瞬間でした。Thank youスピーチのあとには、TCのお二人の先生方から一人一人の生徒にホームステイ全日程の修了証書が手渡されました。そこでまた涙、涙・・・。生徒たちの想いがはじけた印象的な2つの場面でした。

 明日はいよいよアメリカを去ります。朝はなんと6時半には集合。皆泣き疲れもあり、早く寝られるかな!?いやいや、きっと私がこのレポートを書いている今、帰り仕度を必死にしている生徒も多いでしょう。最後まで怪我や事故等なく、ホームステイを終えてほしいと思います。
8月19日(水)・20日(木)全員が無事、帰国
 感動のサヨナラパーティから一夜明け、早朝に集合し、サンフランシスコ空港へバスで向かいました。生徒たちは朝、集合した場所でも、サヨナラパーティと同様、ホストファミリーやTC(二人のうち一人は、朝の集合場所で別れ、もう一人は空港まで一緒に行きました)との別れを惜しみ、バスになかなか乗り込もうとしませんでした。しかし、バスが出発するとバスの中では元気、元気。いつも通り楽しそうに会話をしていました。

 サンフランシスコ空港に到着。まずはスーツケースを預けます。重さが23kg(50パウンド)以内という制限をクリアしているかどうか心配している生徒もいました。すると案の定、重量オーバーする生徒がいて、その場でスーツケースを開けてお土産を取り出し、手荷物にしていました。スーツケースを預けると、グループ写真撮影。その後はTCの先生とのお別れ。この日は別れの連続で、寂しさを何度も感じました。そして続いては、手荷物検査。靴を脱ぎ、カプセルのようなところに入ってボディチェックを受けたことは驚きでした。いざ、飛行機に乗り日本へ。機内では生徒たちは、ホームステイの感想文を記入しました。往路と同じように長時間フライト。疲れたことでしょう。

 成田空港に到着。ここで私にとって嬉しいことがありました。生徒たちからのサプライズプレゼントで色紙(3枚)をもらいました。そのようなものをもらえるとは想像しておらず、大変嬉しかったです。思いやりのある、素敵な生徒たちに出会えて本当によかったです。羽田空港に向かうバスの中で一人ニコニコ!?ニヤニヤ!?しながら読んでいました(笑)。成田空港ではゆっくりする時間はなく、すぐに羽田空港に向かうバスに乗ることになりました。このバスへの乗車から県別で生徒たちは動くことになりました。すると、生徒たちはそれを嫌がり、寂しがります。“羽田空港でまた会えるよね!?”とか言っている生徒もいながら、分かれてバスに乗り、羽田空港に到着。搭乗手続きを終えると、各県に到着する時間が遅くなるので夕食をとるために、自由時間がありました。しかし、サンタローザグループの生徒たちは夕食どころではありません。夕食を急いで済ませ、またグループの皆で集合しようとします。搭乗ゲートは県によって当然異なり、距離もあったのですが、それでも最後にもう一度会って別れの言葉を言うために集まりました。そして、集まった人たちで写真撮影。時間がない中で、涙を流して、別れの言葉を言います。ちょっと声が大きくなって周りの方の迷惑かと思いながらも、その姿を見ていて、私も同じように大きな寂しさを感じ、目をつむることにして、注意をすることができませんでした。感動のひと時でした。24日間という時間で、ここまで絆を深め、仲の良い素敵なグループになってよかったと心から感じました。

 そして、各県の空港へと生徒たちはそれぞれ帰っていきました。全員が無事、家族のもとへ帰ることができてよかったです。空港では生徒たちは家族の姿を見つけ、嬉しそうな表情を浮かべ、家族の方もお子さんを確認したときは安心した表情でした。無事、帰ってこられたことが何よりです。

 

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