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7月29日

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8月21日

待ちに待った出発の日。9時30分に那覇空港に集合。私事ではありますが、緊張しすぎて7時30分には空港に着いていました(笑) 集合した生徒に話を聞くと「アメリカに行く、という実感がまだわかない!」「なかなか寝れなくて、夜中まで起きていた」と言う生徒が多かったです。搭乗口に行く前の自由時間を使って、英語の表現を一生懸命に暗記している生徒の姿も見られました。意識が高くて素晴らしいですね。

11時30分頃、多くの保護者や親せきに見送られて、成田空港に向けて出発しました。2時間ほどのフライトでしたが、生徒からは「もう疲れた〜!」の声が。。。これから、さらに長いフライトが待っているが大丈夫かな?少し心配になりました。成田空港で乗り換えをし、いよいよシアトルに向けて出発。事前のオリエンテーションで、飛行機で寝るようにと言われていたのですが、中には期待と不安からか、一睡もしていない生徒もいました。

長い長いフライトを終え、現地時間午前10時30分頃、遂に!アメリカに到着。飛行機から降りると、「先生、英語しか聞こえない!」「アメリカ人が多い〜!」とアメリカにいるのだから当然だと知っていても驚いている様子でした。無事に入国審査も終え、現地でお世話になるTCのカレン先生と、シェリー先生と初対面!緊張しているのか、生徒の反応が薄いように感じられましたが、これから2人とたくさん関わってほしいと思います。

空港を出た後は、バスでアーリントンにあるスタディーセンターへと移動。バスに乗ってからの30分は、初めての景色にテンションがあがり、写真を撮るのに必死だったのですが、長いフライトの疲れがでたのか、バスの中で爆睡する生徒続出!!!「バスの中では寝ないように!」と言われたのに。。今夜、しっかり寝ることができるといいのですが。

スタディーセンターに到着すると、そこで待っててくれたのは、これからお世話になるホストファミリー!!名前の入ったかわいいかわいいウェルカムボードで迎えてくれました。ウェルカムボードに自分の名前が書かれていても、緊張してなかなか自分からホストファミリーのもとへ行けない生徒たち。ですが、温かく迎えてくれたホストファミリーに安心したのか、どの生徒も嬉しそうにホストファミリーと帰っていきました。

今日は、移動時間が長くとても疲れたと思いますが、大きなトラブルが起こったり、指導されることもなく本当に良かった!班で整列させた際には、班長が中心となってきちんと整列させてくれたり、人数を確認してくれたりと、とても助かりました。ホストファミリーのお家で迎える最初の夜。今頃、ホストファミリーとどんな会話をしているのかな?緊張しながらも必死にコミュニケーションをとろうとしている姿が目に浮かびます。みんな、頑張れ!!今夜は、ぐっすり寝て、今日の疲れをしっかりとってくれているといいですね。明日も、今日と変わらず元気なみんなに会えるといいなと思います。明日からスタディーセンターでの授業がスタートします。全て英語で行われる授業、とても楽しみです。午後は、ウェルカムパーティーがあります。明日も、楽しい一日になりそうです。これからの3週間が、子どもたちにとって素敵な日々になりますように。。。

 今日から、スタディーセンターでの授業がスタート!!みんながどんな顔をして学校に来るのかとても楽しみでした。さっそく昨日の様子を聞いてみると、ホストファミリーと買い物に行った、親せきの誕生日会に参加した、寒い中、プールで遊んだ、などホストファミリーと楽しい時間を過ごせたようで安心。また、ほとんどの生徒がよく寝ることができたと話していました。中には、あまり良く寝付けず寝不足であったり、気温の変化で風邪を引いた生徒もいました。最初の1週間は、環境に慣れるのに体も心も必死だと思います。

学校に着いてからも、生徒同士で昨日したことや、食事などについて楽しそうに話している姿が見られました。アーリントン組の友情が少しずつ深まっています。午前中の授業は、オリエンテーションから始まりました。カレン先生の説明を必死に理解しようとする生徒たち。英語を聞く力がぐんぐん伸びそうですね。オリエンテーションを終えて、休憩後の生徒たちの集合の良さを見て、「日本の子どもたちの時間をしっかり守ってくれるところが好き」とカレン先生からお褒めの言葉をいただきました。うちな〜タイムと言われている私たちですが(笑)嬉しいことですね。

オリエンテーションの後は、自分のネームカードを作成して、教科書を使った授業が行われました。最初の課題は、ホストファミリーの紹介文を英語で書くことでした。友達とのお喋りは禁止と言われたので、辞書を使ったりしながら自分の力で英文を作成していました。ナイスチャレンジ!!昼食時は、それぞれのホストファミリーが作ってくれたランチをみんなで食べました。サンドイッチやフルーツにチップス。飲み物も日本人にあまりなじみのない甘そうなジュース。生徒からは、「美味しいけど、甘すぎる〜。日本食がすでに恋しい。」などの声が。。。日本のランチとは違いすぎてびっくりしたようです。中でも、リンゴが丸ごと一個入っていたことに驚き戸惑い、なかなか口にできない様子でした。その様子を見たカレン先生が、ナイフで食べやすいサイズに切ってくれるとのこと。一人の生徒のリンゴを切ると、私のも!!と最終的には5個ほどのリンゴを切ってもらいました。Thank you, Karen!「〜は食べきれない。朝ごはんはフルーツだけで十分だと言おう」と自分の好き嫌いをきちんとホストファミリーに伝えようと決心していた生徒も多かったです。ちゃんと伝えられたかな?自分の気分の気持ちを伝える難しさと大切さを実感したようでした。

午後は、Down townをお散歩。アイス屋さんでは、自分で注文してお金を払いました。食べた感想は、「やっぱり甘い!」でした(笑) 夕方6時からは、スタディーセンターでウェルカムパーティーが行われました。そこでは、多くの種類のピザと、大きな大きなケーキが用意されていました。改めて、現地の先生方やホストファミリーの温かさを感じた瞬間でした。生徒たちは、日本から持ってきた自分の名刺を配り歩き、他の生徒のホストファミリーとのコミュニケーションも楽しんでいました。

多くの生徒の日記に、自身の英語力がないために、ホストファミリーとうまくやっていけるか不安だとうことが書かれていました。ですが、今日の様子から、自分の言いたいことを必死に伝える生徒、そして一生懸命聞き取ろうとするホストファミリーの姿を見ることができ、大丈夫だ!と感じました。どの生徒も不安を抱えながらも、前向きに英語と向き合っています。生徒の日記への返事にも書いたのですが、ここにきて英語力が急に上がることはない。自分ができる範囲でいいからトライする24日にして欲しいと思います。ホストファミリーがとても温かくて、一日しか一緒にいないにも関わらず、もう沖縄には帰りたくない。もっともっとこのお家に居たい、と話す生徒もいました。今日はどんな夜を過ごしているのかな?また明日、生徒たちの話を聞くことが楽しみです。

今日は、1回目のFULL DAY TRIP!Peace Arch Parkに向かう前にスーパーでお買い物をしました。買い物に慣れてきたのか、自分たちでスーパーに入り好きなお菓子や飲み物を選んで購入していました。Good!! Peach Arch Parkに到着すると、久しぶりに見る海を見て、沖縄を思い出す〜!と話す生徒たち。

この公園には、カナダとアメリカの国旗が掲げられたピースアーチがありました。これは、1814年にアメリカとイギリスの終戦を記念して、1921年に建てられたそうです。アーチの門が開いてから一度も閉鎖したことがなく、まさに平和の象徴!!生徒たちは、2つの国を行き来できるなんてラッキーだ!と楽しそうにアーチをくぐっていました。Peach Arch Parkでたくさん写真を撮った後は、Whatcom Falls Parkへ移動。高い木がたくさん!!到着してすぐにリスを発見し、生徒たちは大喜び!最高の景色と、きれいな空気の中で食べるランチは最高でした。生徒からは、またお菓子が入ってるよ〜、このジュース甘くて飲めないよ〜、などの声が。アメリカの食事に慣れるには、もう少し時間がかかるようです。生徒たちも、ここでの食事が一番の心配らしく、お茶漬けが食べたい〜、と話していました。実は、私も正直に言うと日本食が恋しいです。生徒たちと、少しずつ慣れていきたいと思います。

アメリカの食事に戸惑う生徒が多い中、嬉しいことが!!。ある女子生徒2人が、ランチにリンゴを丸ごと1個持っていきていました。昨日は、食べれないよ〜、とカレン先生に食べやすい大きさにカットしてもらいましたが、なんと!今日はかじりついて食べていました。この姿を見たカレン先生のテンションは急上昇!"Oh, you are American!!"と言い、嬉しそうに写真を撮っていました。二人ともナイス!

昼食後は、森の中を歩き回り、自然からたくさんのパワーと癒しをゲット!毎日、動き足りないから良い運動になった!と話す生徒たち。簡単に外でランニングができない環境が物足りないのか、「先生!走りたい〜」と訴えてくる生徒が多いです。中高校生のパワーって本当にすごいな、と感心。自然を満喫した後は、アウトレットショッピングを楽しみました。ガチャガチャをしたり、お菓子を買ったり、中には友達や家族へのお土産を一生懸命選ぶ生徒もいました。教師の助けなど全く必要とせず、自分たちで堂々と行動してく生徒たちの姿は、とても頼もしく英語圏にすっかり馴染んでいるように見えました。

ある男子生徒の日記の中に、「学校に行くバスに乗ったとき、なぜか日本語がなつかしかった」とあり、どっぷりと英語に浸かっている様子が伝わりました。他の生徒の日記にも、日本のおもちゃやお菓子を紹介することができた、何か手伝えることがないか英語で聞くことができた、近所の子どもたちとも知り合いになることができた、など英語を積極的に使おうとする姿勢が見られ、とてもうれしかったです。友達同士でもっと英語を使う!と決めたと誇らしげに話す生徒もいました。

初めてのFull Day Tripも、大きなトラブルが起きることなく楽しく終えることができました。生徒にアメリカでの生活の様子を尋ねると、ホームシックだと言う生徒はおらず、むしろ沖縄に帰りたいとは今は思わない、と話す生徒がとても多いことに驚きました。ですが、やはり日本食はかなり恋しいようです(笑)雰囲気もとても良いアーリントン組。この調子で元気に活動できたらいいなと思います。

今日は午前中、スタディーセンターで英語の授業。少しはオールイングリッシュの授業に慣れてきたかな?最初の課題は、これまでにホストファミリーとしたことを英語で書くことでした。辞書を使いながら、それぞれのホストファミリーとの思い出を英語で表現していました。次の課題は、簡単な絵本を読んで、その内容を英語で書くということ。絵本を読むのにも一苦労!!そのあとに、ライティング。。。難しい〜!!!との声も聞こえましたが、よく頑張っていました。英語と必死に向き合う姿、本当に素敵です。

ランチ中は、日本語ですが、楽しそうな会話があちこちから聞こえてきます。沖縄での学校生活の様子や、昨日ホストファミリーとしたこと、ホストファミリーとなかなか会話ができなくて悩んでいることなど情報交換をしていました。友達同士でアドバイスをし合っている姿を見て、ほっこり!!辛いことや悩みも、みんなで協力している姿、本当にGreat!!

午後は、Fire Houseに移動。消防署といえば、大きくてかっこいいイメージですが、訪れたところはとても小さく可愛らしい場所でした。出迎えてくれた消防士がCoolすぎて大興奮の女子生徒(笑) 一緒に写真を撮りたくても、恥ずかしがってモジモジしていましたが声かけを手伝うと次から次へと写真のリクエストが!また、消防車にも乗ることができて今度は男子が大興奮。救急車が出発するシーンも見ることができ、とてもラッキーでした。消防署の中には、緊急車両だけでなく、体を鍛えるジムや食事をとる場所、仮眠をとる場所がありました。消防署の外には、9.11で大きなダメージを受けたビルの破片の一部がありました。消防車の右上にも「We will never forget 9.11.05」と書かれており、被害の大きさを改めて感じることができました。消防署見学を終えた後は、みんなでアイス屋さんへGO!2回目の来店いうこともあり、注文もお金の支払いもとてもスムーズで、アメリカの味に慣れてきたのか「美味しい!」と言って喜んで食べていました。

○生徒の日記を紹介〜6月28日〜○
(一部省略)ピースアーチに着くと少し肌寒かったです。そこでは、海が見え、朝のにおいがとってもしました。アメリカに来てずっと山ばかり見ていたので、少し懐かしい感じがしました。アーチの両サイドには、お花で米国とカナダの国旗が彩られていたし、周りの木々もきれいに整えられていて、キレイだなあ、と思いました。ピースアーチに来てカナダにも行けて、なんだか得をした気分でした。ピースアーチについてあまり知らないので日本に帰って調べてみたいです。今日の夕食作りはみんなでやりました。日本では、お父さんが台所に立つ姿はあまり見られませんが、ホストファザーがお米をといでいました。でも、ここでのお米は細長くてパサパサしていて、日本のお米と全く違いました。お米を炊く時間も全然短かったです。今日の夕食は、お米と、お魚焼きと、リンゴの漬物みたいなものでした。ちょっと魚がスパイシーだったけど美味しかったです。これからもお手伝いは続けていきたいと思います。食後は、毎日デザートを食べるというので私も食べました。フルーツかなぁと思いましたが、ドライマンゴーをチョコではさんでいるお菓子的なものでした。でも、おいしかったです。食後は、ホストファザーがサイクリングに誘ってくれました。とっても気持ちよかったです。久しぶりにアクティブに行動したので、なんだか疲れてきました。今日は、夜更かししないように寝ます。

昨日訪れたアーリントンの消防署と、日本の消防署の違いを書くことからスタートした今日の授業。4人の生徒が、ホストファミリーの都合で学校を休んでいるせいか、少し寂しいような気がしました。課題への取り組み姿勢は良かったのですが、「I don't know Japanese fire station.」と書いて終わっている生徒がいました。自国の事を事前に学んでおくべきだと痛感。今日の休憩時間は、運動がしたいとうずうずしている子どもたちのためにソフトなボールを用意してくれました。そのおかげで、眠そうにしていた生徒も目覚め、ボール遊びに夢中。激しく動きすぎて、注意を受けるくらいでした。(強く叩きすぎて、ランチタイムにはボールの空気が抜けてしまいました・・・笑) 

ほどよい運動を楽しんだ後は、単語探しゲームをしました。黒板に"entertainment"という文字の中からできるだけ多くの単語を探すというゲーム。最初は緊張してか、文字を見つけてもなかなか手を上げることができませんでせしたが、後半は積極的に発表することができていました。カレン先生もおっしゃっていましたが、"Don't be shy!!!"。 どんどん発言して、生徒たちから多くの英語が聞こえる授業になっていけばいいなと思います。この日のランチタイムは、女子生徒がみんなのあだ名を考え、もっと仲良くなれる雰囲気を作ろうとしていました。様々な年齢からなる集団ですが、あえて敬語を使わずにいこう、という作戦!!果たしてうまくいくかな???アーリントングループの絆がさらに深まるといいですね。

午後は、スタディーセンターの近くに位置する老人ホームに足を運びました。軽い自己紹介をした後、みんなで「上を向いてあるこう」を歌いました。午前中に、初めて練習したのですが、練習よりも声が出ていて感動。子ども達の力ってすごいな〜。老人ホームの方々も、とても真剣に私たちの話や歌を聴いてくださり、とても温かい気持ちになりました。歌のプレゼントをした後は、一人一人の利用者に寄り添い一緒に折り紙を作って遊びました。利用者の耳元で優しく、そして笑顔で声をかける生徒たち。「何を作りたいですか。」「一緒にこれを作りましょう。」と英語で話しかけており、今持っている英語力を最大限に活かしていたのではないかと思います。利用者の方々は、新聞紙で作った兜をかぶり大喜び。帰り際に、ある女子生徒が私に、「あなたのことを忘れません」と英語で何というのか質問しに来ました。私の答えを聞くと、すぐさま利用者のもとへ。少しの時間でしたが、彼女にとってかけがえのない宝物になったのだと思います。そこには言語の壁など存在しないように感じました。子ども達の優しさを感じ、温かな雰囲気につつまれた施設内の光景は、本当に本当に素敵でした。帰り道、施設の従業員からいただいたクッキーを食べながら歩く生徒たち。「アメリカの食事には慣れてきた?」と聞くと、食事が嫌だ〜と言っていた生徒が「うん。」と答えおいしそうに甘いクッキーを食べていました。少しずつ、少しずつここでの食事にも慣れてきているようです。

○生徒に日記紹介(7月29日)○
(一部省略)放課後、ホストブラザーとプールで泳ぎました。その時、水がとても冷たくて、ずっと浮き輪で浮いてたのに、ホストブラザーがひっくり返して、とてもびっくりしました。その後、夜ご飯で照り焼きのソースがでできて、とても嬉しかったです。味は日本のものんと全く同じで、白米が欲しくなりました(涙)そのあとは、ホストブラザーがフットボールの練習の間、アウトレットモールに行って、いろいろなお土産を買いました。そこで、感動したことは、スタバで買い物をするとき、「先にどうぞ」と言って、くれるアメリカのおじさんがいたことです。そのおじさんが、私が注文に困っているときに、英語コーナーにある言葉を言ってくれて、とても助かりました。あのおじさんにまた会ったら、お礼を言いたいです。

 昨日と同じように、老人ホームに行った感想を書くことからスタート。利用者がとても可愛かった、頑張ってコミュニケーションをとった、折り紙を喜んでくれて良かった、行ってよかった、などたくさんの素敵な感想が英語で書かれていました。帰り際にいただいたクッキーも、とてもおいしかったようです。もっと折り紙の練習をしていけばよかった、と日記に書いている生徒もいました。そのあとは、アメリカで食べた食べ物や、好きなアメリカンフードを英語で書き、みんなの前で発表する、という課題。授業が始まって以来、発表するのが初めてだったので少し緊張ぎみでしたが、堂々と発表していました。カレン先生とのやりとりもスムーズになってきていると思います。午後は、野外活動の予定でしたが、あまりにも暑すぎるので活動内容を変更。UNOや人生ゲームなどをして遊びました。教室は子どもたちの楽しそうな笑い声でいっぱい。そんな様子を見ていると、一緒に過ごし始めて5日間とは思えないほど仲が良く、沖縄の教室にいるような気がしてきました。正直、あと2週間後には離れるのかと思うと、すでに寂しいくらいです。

 この一週間を振り返ると、本当にあっという間でした。言語も文化も日本とは大きく違う場所に来たにも関わらず、生徒たちは思ったよりも早く生活に慣れてきているように思います。初めは不満ばかり言っていたアメリカンフードも、むしろ「おいしい」と言って食べる生徒も出てきました。授業も前向きに取り組んでいます。授業中、私がカレン先生の言葉を日本語に直して伝えることはあまりないので、子どもたちは必死に英語を聞きとり、理解しようとしています。カレン先生が、2週目からアクティブになると言っていたのですが、授業中の生徒たちはかなり静かです(笑) 来週は、もう少し元気に活動するといいなと思います。 ホストファミリーの生活においても、放課後は買い物をしたり、海に行ったり、プールに入ったり、外食をしたり、ゲームをしたりと、とても楽しい毎日を送っています。生徒たちも、温かく受け入れてくれているホストファミリーにとても感謝しているようです。ですが、その反面、言葉が通じずうまくコミュニケーションがとれずに悩んでいる生徒もいます。ですが、それを一人で抱え込まず、友達に相談しアドバイスをもらい、それを実行するなどして、子どもたちなりに歩み寄る努力をしています。少しでも言いたいことを伝えるために、毎日必ず誰かが「〜〜は英語で何というの?」と聞いてきます。現状に満足せず、常に学び続ける姿勢を持っている生徒の姿を見て、私自身も刺激を受けているほどです。3週間後、成長した子どもたちの姿を見るのが楽しみです。

 土曜日と日曜日は学校がないので、2日間ずっとホストファミリーと一緒に過ごすことになります。キャンプに行く、ハイキングに行く、海に行く、など週末の予定を笑顔で話す生徒もいました。月曜日、どんな顔で登校するのかな?子どもたちの思い出話を聞けるのが、とても楽しみです。来週も、みんな「笑顔」で楽しむぞ!!!!!Have a nice weekend!!

 2日ぶりの学校。どんな表情で来るのかな?と思ったら、沖縄の学校?と思うくらい普通に登校し、普通に授業を開始。ホストファミリーとの週末について尋ねると、買い物に行った、ホストブラザーの野球観戦に行った、プールに行った、キャンプに行ったなど、それぞれのホストファミリー宅で楽しい週末を過ごしたようです。ある生徒は、習字を披露し、ホストファミリーの名前を習字で書いてプレゼントしたそうです。すると、とても喜び、おばあちゃんや親せきの名前もリクエストしてきたそうで、少し大変だったそうです。生徒の日記には、「大変だったけど、喜ぶ顔を見ることができてよかった」と書かれていました。これからもテイクするだけではなく、積極的にギブしていってほしいと思います。日曜日は、教会に行った生徒も多かったようです。戸惑うこともあったようですが、初めてでいい体験ができたと話していました。

 授業は、土日に体験したことや、感想などを書いて発表するということからスタート。日々、同じような活動をしているのですが、生徒が書く文章の量が少しずつ増えていっているように感じます。これまでは、書きたくても表現の仕方がわからないからと諦めていたようなところも、どうにか表現しようと努力しているのが伝わります。アーリントン組、日々成長中です。ですが、カレン先生に毎日と言っていいほど注意されることがあります。それは、「授業中は日本語禁止!」ということです。あちこちから、こそこそ日本語が聞こえてきます。日本語が聞こえるたびに、英語を使いましょう!と注意を受けます。今日から2週目。先週よりも英語を使うことを目標に頑張っていくぞ〜。また、ホストファミリーともっともっと会話をしてください、と言われました。ホストファミリーは、みんなの英語力が高くないこともしっている。だから、チャレンジしてみることが必要。ここに来た理由をもう一度考え、英語を使う努力をするべきだ、と助言がありました。カレン先生の熱い話を真剣に聞く生徒たち。きっと、この子達も「もっと話したい!伝えたい!」と思っているに違いないと感じました。ガンバれ、みんな!!そのあとは、単語ゲームとリスニング活動をしました。寝室の数、リビングの数、ペットの数、あるいはいとこの数などカレン先生の質問に対してスムーズに答えることができていました。ランチタイムは、日本語オッケーの時間。生徒の表情もより明るくなります(笑) お喋りを楽しんだり、外でスポーツをしたりと、本当に毎日楽しそうです。ランチはほぼ毎日サンドイッチ。この光景も、もうすっかり見慣れました。

 午後は、地元の学童へ行きました。スポーツチームとおりがみチームに分かれ、地元の子ども達と一緒に触れ合いました。スポーツチームは、体育館でドッヂボールと、外でキックベース。日頃の運動不足を解消しようと、動き回る生徒たち。学童の子ども達も楽しそうで良かった。おりがみチームは、兜やツル、ハートなど、簡単なものから少し難しいものまで、丁寧に教えていました。自分で作ったおりがみが相当気にったのか、大事に持ち帰ろうとする子どももいました。嬉しいですね。 また、職員の中に10年間東京に住んでいて、日本語を話すことのできる男性がいました。日本語が通じる!ということに感動した子どもたちは、すぐ写真をお願い!!!日本語で友達や家族と話したい〜、と話す生徒もいます。日本語が恋しいようです♪帰りのバスでは、「とても楽しかった。また行きたい。」と生徒たちも大満足したようで良かったです。今日は、6人の生徒がホストファミリーとの予定で学校をお休み。明日は、全員出席するといいな〜。今週も笑顔で頑張るぞ!!
 今日は全員出席できるかな?と期待したのですが今日も何名かお休み。。。明日はFull Day Tripなので全員揃うといいな。昨日の学童訪問の感想を書いて発表することから授業がスタート。ある男子生徒が発表した後に、「英語ができなくても頑張ることで、上達していく。○○○君も英語ができるわけではないけれど、書く量も増えて確実に成長している。トライすることが大切。」とカレン先生からお褒めと励ましの言葉が!!英語が上手に話せないのはみんな一緒!!だからこそ、みんなで励まし合い挑戦し続けたいですね♪

 昨日の感想を発表したあとは、シェリー先生がアメリカのお金について教えてくれました。お金の使い方が分からずに、お釣りをもらわずに損をしたことがある生徒、お財布を置きっぱなしでお金を全部盗まれた生徒などの話をしてくださり、お金の使い方を勉強する大切さを感じ、真剣に授業に取り組むことができました。1セントをPenny、5セントをNickel、10セントをDime、25セントをQuarterと呼ぶことに驚いており、自分のコインも机に出して、確認しながら一生懸命覚えようとしていました。明日は、みんなで買い物に行く予定です。今日の授業を活かしてスムーズに買い物ができるといいですね。

 休憩時間には、カレン先生から、サワーキャンディーの差し入れが!赤、緑、青の3色。子どもに大大人気のお菓子のようで「必ずチャレンジしてみて!」と少し強引に全員の机に置いていました(笑) 生徒の感想は、美味しいと言い生徒もいましたが、甘すぎて全部食べれない!という生徒も!!サワーと書かれているのに、かなり甘いし!と突っ込みを入れる生徒もいました。好き嫌いに関わらず、チャレンジしてくれたことがうれしいようで「nice try!」と笑っていました。ランチタイムは、「誰か、日本のお菓子持ってない〜〜?」と日本のお菓子を探す生徒が!!笑 ある男子生徒がするめいかを、女子生徒が抹茶のクッキーを持ってきており、大人気!!!もっと日本のお菓子を持ってくるべきだった、と後悔する生徒もいて「やっぱり、日本のお菓子が一番だ!」と言っておいしそうに食べていました。他国で生活しているからこそ、自国の良さを改めて感じることができている。子どもたちは、本当に良い経験をしているんだな〜、と強く感じました。

 午後は、日本での生活とアメリカでの生活を絵で表現しました。食事の違いを絵で表現する生徒、それぞれの国での楽しみ方を表現する生徒など、一人一人の個性が出てとても良かったです。生徒の絵を見たカレン先生とシェリー先生は「とっても素敵」と、喜んでいました。これらの絵は、さよならパーティーの際に掲示し、ホストファミリーにも見てもらう予定だそうです。そのあとは、「HANGMAN」という単語ゲームをしました。一番盛り上がっていたのは、カレン先生!!笑 生徒たちの発言も少しずつですが増えてきて、良い雰囲気の中で活動していました。

○生徒の日記紹介○(8月3日)
(一部省略)今日のスポーツアクティビティは超楽しかった。ドッヂボールは日本とは違ってボールがたくさんあったので避けるのが大変でした。日本の友達にも教えたいです2時半にホストマザーが迎えに来て、そのままスーパーに行きました。ホストファミリーとのお出かけが初めてだったので、とても嬉しかったです。小さなスーパーだと言っていましたが、全然小さいスーパーではなかったです。スタバもマックも花屋さんもありました。野菜コーナーには新鮮でおいしそうな緑野菜がいっぱいあったし、1つのコーナーの棚は高くて横長だし、思っていたよりも大きくてびっくりしました。中には、日本のコーナーがあり、ポッキーとかコアラのマーチ、味噌汁もありました。フードコーナーで寿司も買ってもらいました。明日、食べる予定だと言っていたので楽しみです。

 今日は、私を含めて全員が楽しみにしていたFull Day Tripの日。久々の全員出席でした。やっぱり全員集合して活動することが一番楽しい!!自然豊かなアーリントンからしばし離れ、ワシントン大学へ。バスの中は、アイドルの話や、それぞれの学校の話などで大盛り上がり。このテンション、一日もつのか??と心配になるほど、話し声と大きな笑い声でいっぱいでした。

 バスを降りると、予想以上の寒さにびっくり!!パーカーやジャケットを羽織っても寒いほどでした。「寒い!!耐えきれない!!」とうちな〜んちゅは大騒ぎ。笑 ワシントン大学は想像していたよりも広く、大きな建物がいくつもありました。しかも、どの建物もキレイ!!生徒たちは大興奮で、夢中で写真撮影。みんなに置いてかれても気づかないほどでした。カレン先生が図書館の中を案内してくださったのですが、規模が違いすぎる。勉強するスペースにしてもかなり広く、本の数も本当に本当に多かったです。夏休みなので、あまり人はいませんでしたが、多いときは広い勉強スペースが埋まるほどの人が集まるそうです。

 図書館見学を終えた後は、大きな噴水の前で記念撮影と、これから大都会で買い物をするということでカルチャーセンターの方から注意事項の説明がありました。「絶対に3人以上で行動すること」、「時間を守ること」、「お金の管理をしっかりすること」など、実際に起こった事件やトラブルを例にあげながら説明してくださいました。話を聞く生徒の表情は真剣そのもの。大都会に行くということで、少し不安そうにも見えました。

 そのあとは、スペースニードルへ!!184mもある高い高いタワーにびっくり!入場料が高い、ということで記念撮影をして、ちょっとした買い物をしました。そして!待ちに待ったシアトルのショッピングセンターへ移動!大きなビルが立ち並ぶ風景に生徒たちのテンションは急上昇。「都会〜!国際通りみたい〜」と大喜び(笑) 国際通りと一緒にしていいのか?と思いながらも、中に入り昼食をとりました。中華料理、タイ料理、イタリア料理など、様々なお店の中から自分が食べたい物を選んで注文。授業の成果がでていました!!これまでは、コインの計算ができず、全てドルで払っていた生徒が多かったのですが、コインを使って支払いをしている生徒が!!ナイスです!!また、「いくらですか?」「フォークはありますか?」「レシートください」など、積極的に英語も使っていました。

 それぞれでお昼を済ませた後は、3時間ほどの自由時間。3人以上のグループに分かれて買い物を楽しみました。ショッピングモール内に、まさかの「DAISO」を発見!!日本よりも少し高めの価格設定ではありましたが、日本のお菓子や飲み物が恋しかった生徒たちは、とても喜んでいました。”お〜いお茶”を飲んだ生徒は、「幸せ〜〜。」の一言。居るだけで落ち着く、と言ってダイソーでの買い物を楽しんでいました。そのほかにも、可愛いお菓子屋さんや、雑貨屋さん、洋服屋さんにスポーツショップなど様々なお店が!私も、2人の生徒と一緒に回ったのですが、本当に楽しくて、あっという間に3時間が過ぎました。約束の時間に全員集合し、みんなで今日最後の記念撮影。「超楽しかった」、「またみんなで買い物したい」と、どの生徒も満足したようです。

 帰りのバスでは、みんな疲れて寝るかな?と思ったのですが、、、元気!!恋愛の話をしたり、フォトブックを見せ合ったりと、最後まで楽しそうな子どもたちでした。ある生徒が、「あと何回スタディーセンターに行って勉強するの?」と聞いてきたので数えてみると、あと6日のみ。生徒からは、一日一日が早すぎる〜、嫌だな〜、との声が!一日が早く過ぎるということは充実している証。言語がうまく通じず、不便さを感じながらも楽しんでいるんだな〜、と感じました。頑張り屋で優しい子が揃っている、素敵な素敵なアーリントン組。このまま最後まで、みんなで楽しむことができたらいいなと思います。

 いつもは、昨日の感想を書いて発表することから授業が始まるのですが、今日は「家でのお手伝い」について書いて発表しました。まずは、日本のお家でどんな手伝いをしているのかひとりひとり発表。お皿洗い、夕食作り、洗濯などそれぞれお家での役割があるようです。次に、ホストファミリーのお家でできるお手伝いをみんなで考えました。これまでの生活の中で、普通にお手伝いをしてきた人や、一度もホストファミリーの手伝いをしたことがない人がいます。カレン先生が、どのホストファミリーもみんなを楽しませようと頑張っている。だから、みんなもホストファミリーを少しでも笑顔にできるように努力しなければならない、と言っていました。そこで、今日からどのホストファミリー宅でも「使ったお皿はdish washerに確実にいれること」、「夕食作りの手伝いをすること」、「自分の部屋をキレイに保つこと」、「テーブルセットの手伝いをすること」、「ゴミ出しをすること」、「キッチンを使った後は最後まで綺麗に片づけること」の6つのことにチャレンジしよう!ということになりました。中には、自分で朝食とランチを用意している生徒もいます。ライフスタイルが豊富で、各家庭で異なることもありますが、少しでもホストファミリーの手伝いをしながらコミュニケーションをとってほしいですね。

 また、こんな話もありました。ホストファミリーと積極的にコミュニケーションをとっている生徒もいれば、2週間経とうとしている今でも、「Yes」か「No」しか使わない生徒がいるということです。みんなの英語が完璧ではないことはホストファミリーも十分に承知している。完璧な英語じゃなくてもいいから、どんどんコミュニケーションをとってほしい、とのことでした。残り一週間、少しでもホストファミリーとの会話を楽しんでほしいな、と思います。授業においては、リスニング力がかなり上達していると褒められました。それは、私も感じていたことでもあります。最初の週は、カレン先生が話していてもポカーンとしている生徒もいたり、私を見て理解できていないことを必死にアピールしたりする生徒が多かったです。しかし、ここ最近の授業では私の顔を見る生徒はほとんどおらず、カレン先生やシェリー先生を見て英語を聞き取ろうと頑張っています。カレン先生の言葉にうなずく生徒も多く、生徒たちの成長って本当にすごいな〜、と感心しています。生徒に聞いても、先週よりもカレン先生の言っていることが理解できる、と言っていました。残り一週間、まだまだ成長できると思うので、このまま頑張ってほしいですね。

 今日のランチタイムは、昼食を済ませた後にさよならパーティーの準備をしました。女子4人はダンス練習、そのほかのメンバーは折り紙で飾りつけの準備。単純作業ですが、みんなで楽しく会話しながらなので、「案外、楽しい!!」と笑顔で取りくんでくれました。お世話になりまくっているホストファミリーのために、みんなで準備を頑張るぞ!!

 午後は、近くにあるボウリング場へ。まさかのスクリーンに何も映らないというシステム(笑) とりあえず順番に投げていく生徒。盛り上がるのか?と少し心配したのですが、かなり盛り上がっていました。ストライクやスペアがでるたびにハイタッチをし、喜び合っていました。みんなの笑顔に、毎日私が元気をもらっています。帰りのバスは、運動して疲れたのか短い道のりでしたが、寝ている生徒が多かったです。疲れがたまってくる時期でもありますが、残り1週間とちょっと。みんなが元気で過ごせることを、心から願っています。

 今日は、”bake sale”の日。日本から持ってきたものはもちろん、ホストファミリーと一緒に作ったクッキーやケーキ、キャンディなどを持ってきてもらいました。この活動は、アメリカの子ども達を日本に送るための資金集めを目的としてスタートした活動です。子どもたちは、ホストファミリーと作ったお菓子を誇らしげに持ってきていて、学校に持ってくるのがとても楽しみだった、と話していました。持ってきた物を、外のテントの中に並べ、いざ活動開始。売り場が学校の駐車場であるため、なかなかお客さんが入りにくい。。。。。ということで、生徒たちは”BAKE SALE”と書かれた画用紙を持って、いざ路上へ。飛び跳ねたり、手を振って笑顔でアピールしたりしながらお客さんをひきつけようと必死(笑) 学校に入ろうとする車があると、大きな声で”Thank you”と叫んでいました。「お客さんが入ったときは嬉しいけど、客引きは大変。。。。「無視されると傷つく〜」と話していました。

 9時から11時までずっと立ちっぱなしできつかったと思いますが、本当に頑張っていました。売り場では、あなたたちが作ったの?これは何?と積極的に話しかけてくる人たちに、しっかり返答していました。お菓子は良く売れるのですが、日本から持ってきた物がなかなか売れない。商品名も説明も日本語なので、英語で説明しなければ買ってもらえません。生徒は、商品を指さしながらわかる単語を繋げて、どうにか買ってもらおうとしていました。すると、説明を聞いた方々は、「Oh, nice!!」と言い買ってくれました。自分が持ってきたものが売れているのを見て、やった!と喜ぶ生徒もいました。お昼時間になると、「先生!!!私たちもお菓子買いたい〜!」と言って、お菓子を買いまくり、ものすごい勢いで売れていきました。完売したお菓子も!!

 今日のお昼は、外で食べても良いとのことで、美味しい空気を吸いながらランチを楽しみました。午後も同様に、路上へ出て宣伝をし、お菓子や日本の物を売りました。さすがに疲れてきたのか、テンションも下がり「先生、車にシカトされまくり」と愚痴をこぼしたり、地面に座ったりする場面も見られましたが、「みんなで頑張ろう!!!」と声をかけると、再び動き出し2時まで頑張っていました。売り上げは、15000円以上。よく頑張った!!!!残った日本の物は、ホストファミリーへのお土産にする、と買って帰る生徒が多かったです。持って帰ったプレゼントをきっかけにして、ホストファミリーともっとコミュニケーションがとれるといいな、と思います。

 明日と明後日は、ここに来て2回目の週末。楽しいけど早く日本に帰りたい人や、まだここに残りたい人、気持ちはそれぞれのようです。ある女子生徒が、ぽちぎの入ったおにぎりが食べたい〜、と言っていました(笑) 沖縄に帰った後も連絡を取り合い、アーリントン組でカラオケやライカムに行く約束をした、という声も聞こえてきます。確実にグループの深まりが感じられて、とても嬉しいです。何だかんだ言っても、あと1週間とちょっとで日本に帰らなければならない。だったら、みんなで楽しもう!!ホストファミリーもきっと同じ気持ちで、日本の子ども達と最後まで楽しみたい!と思っていると思います。今日、ある生徒のホストマザーと話をしたのですが、夫婦で「日本の子ども達を返したくない、とても可愛い。」と話しているそうです。嬉しいですね。まだまだホストファミリーを含めてみんなで楽しむぞ!!Have a nice weekend♡

 祭りや動物園、プールにキャンプ。。。。。それぞれのホストファミリーと有意義な週末をごすことができたようです。月曜日の授業は、日本にいるときと同じで元気がない(笑) カレン先生に、静かすぎ!!もっと積極的にトライしましょう!と注意を受けるほど。今日も、週末にホストファミリーとしたことを書くという課題からスタート。もう慣れてきていますね、スラスラ書いていました。今日は残念ながら発表する時間がなかったのですが、毎日カレン先生とシェリー先生がチェックをし、コメントをつけてくださっています。そのあとは、日本のイベント(正月、クリスマス、誕生日、七夕など・・・)について紹介しました。年越しそばやおせち、おもちなど日本独特の食べ物を一生懸命説明していました。七夕に願いを書いて、それを飾ることを伝えると「Nice!!」と言っていました。自分たちの文化を伝える難しさ、そして嬉しさを実感したようです。今日の単語ゲームは、”DECORATION”という文字の中から、一人一個単語探し、それをボードに書いていきました。これまでは、ボードの前で考える生徒も多かったのですが、今日はみんなスラスラと単語を書いていて驚きました。また、子ども達が書いた単語の中には、カレン先生が思いつかなかった単語がいくつもあり、「みんな、たくさんのアイデアを持っているんだよ〜」と声掛けをしていました。

 今日から、ランチタイムは各グループに分かれてさよならパーティーの準備に取り掛かりました。リフティングの練習や、エイサーの練習、飾りつけの準備。。。面倒くさがらずテキパキ動く子どもたちに感謝です。また、女子生徒が当日のプログラムを習字で書いてくれました。習字で英語、いいですね〜。司会を担当する生徒は、辞書を使いながらシナリオを作成してくれました。準備から運営まで生徒たちが主体となって動きます。さよならパーティーの数時間前には、日本料理も作る予定です。さて、どんなパーティーになるのかな??生徒たちの頑張りに期待したいと思います。ランチタイムの後は、ジュラシックパーク仕様のJeepに乗っている、ある生徒のホストファザーが来てくださり、車の前で集合写真の撮影!とてもかっこいい車で、「将来、絶対にJeepに乗る!」と宣言する生徒までいました。この撮影の為だけに来てくださるホストファザー。サービス精神が本当にすごい!!「あなた、これ好きでしょ?」と日本で大人気のカルピスまでくれました。私も人のために頑張らなきゃ!と思い知らされます。。。

 午後は、8月5日に誕生日だった彩さんの誕生日会をしました。なんと!!カレン先生が私たちのためにブラウニーを作ってきてくださいました。しかも!!アイスクリームまで!!アイスクリームを見た瞬間、カレン先生の前まで走る生徒もいました(笑) 子どもたちを喜ばせようと、日々頑張ってくれているカレン先生やシェリー先生には心から感謝です。授業の最後には、一人一人にお菓子とブレスレットのプレゼントまでありました。嬉しかったようで、すぐ腕につけていました。みんなでお揃い、やったね!!

 今日の日記をチェックしていると、金曜日のBake Saleがとても良い経験になったという感想が多かったです。人を呼び込む大変さを感じながらも、手を振り返してくれた人、甘いお菓子を食べないからと車から10ドル渡した人、お釣りはいらないといって寄付してくれた人など、現地の人の温かさを強く感じたようです。「忘れられない思い出になった」と日記に書いた生徒もいました。人の優しさを素直に受け取り感動することのできる、子どもたちもまた素敵だなと思います。アーリントンで過ごせるのもあと一週間。全員が笑顔で楽しめますように。。。

 今日は、Full Day Tripの予定でしたが、水曜日の予定とチェンジするとのことでスタディーセンターでの授業でした。これまでホストファミリーや学校で過ごした時間の中で忘れられない思い出を書くことからスタート。短い間ですが、ここでの思い出は深い。多くの生徒がページいっぱいに書いていました。そのあとは、シェリー先生による教科書を用いての授業。今日は、学校で使う単語を覚え、英語の質問に答えていく、という内容でした。日本で学習している教科を英語で表現したり、アメリカでの学年の言い方を学習したりしました。また、放課後の時間の使い方に関する質問では、アメリカには塾がない、ということに驚いていました。放課後、ゲームセンターに行く!と答えた生徒に、みんな爆笑!!笑 とても良い雰囲気の中で学習していました。ナイス!!

 ランチタイムは、みんなが大好きな時間。今日も、楽しそうな話し声と笑い声が聞こえてきました。みんなと話している時間が楽しいから、日本に帰りたくない!という生徒もいます。最近は、ランチ時間に住所や連絡先を交換する約束をしていて、別れの時間が迫ってきている感じがして、何だか寂しいです。食事に関しては、リンゴや桃を丸かじりする姿が普通に感じるほど、アメリカの食生活に完全に慣れている様子です。以前は、○○が食べれない〜、と周りにあげる生徒が多かったのですが、今ではほとんど見かけません。自分の好きなものや嫌いなものをホストファミリーに伝えることができている、というのも理由の1つだと思います。ただ、ここにきて食欲が増した!と言う生徒が多く、日本から持ってきたスキニーパンツがピチピチでしんどい!と訴える生徒も(笑)。日本に戻ってからの体重測定が楽しみですね♪

 午後は、ホストファミリーへの感謝の気持ちを込めて、プレゼントの作成。タイルのようなものにペンで色をぬり、その上にアルコールをたらし、色をにじませる、という作業をしました。木曜日に、飾りつけをする予定です。ホストファミリーは喜んでくれるかな??仕上がりと、プレゼントを渡したときのホストファミリーの反応が楽しみです♪プレゼントを作成した後は、BINGOゲーム!!ここでのビンゴは、1人のビンゴが出たら、リセット!また、最初からゲームをスタートします。日本では、特定の人数がビンゴするまで続けるので、子ども達はびっくり!!ビンゴをゲットできた5人、おめでとうございます。カレン先生が、景品をあげると言っていたので楽しみです。

 さよならパーティーが近いということで、帰る前に少し時間をいただいて、全体でのダンスと歌の練習をしました。2回目のオリエンテーションで一度、ダンスの練習をしていたのでスムーズ!!全員がほぼ完ぺきにマスターしています。本番は、まずは自分たちが楽しむ、盛り上がることを目指し、ノリノリで踊りたいと思います。歌に関しては、ビートルズの”Hello Goodbye”を練習しました。難しい発音はないのですが、英語の歌はやっぱり緊張するのか、少し声が小さい気が。。。英語の歌を子どもたちが大きな声で一生懸命に歌っている姿に、きっとホストファミリーは感動してくれるはず・・・音源の声に負けず、大きな声で歌うぞ!!明日は、最後のFull Day Trip。全員で楽しんできます!!今日の日記をチェックしていると、昨日カレン先生が作って持ってきてくれたブラウニーや、アイスクリームがとても嬉しかった、と書いた生徒が多かったです。先生には、本当に感謝!!という言葉もありました。子ども達のために頑張ってくれているTCの先生方の思いが、生徒たちにも伝わっているようです。TCの先生方との時間も大切に、残り5日。。。良い思い出をたくさん作りたいと思います。

 今日は、最後のFull Day Trip!!ホストファミリーにいろいろなところに連れて行ってもらっているからか、観光よりも買い物がしたい!!と訴える生徒が多かったですが、そこはスルーしていざ出発(笑) まず、初めに向かったのはディセプション・パス州立公園。この公園はワシントン州内でも人気の高い州立公園だそうです。バスから降りると、予想以上に寒くてびっくり!ジャケットを持ってくるようにと言われていたのですが、ジャケットやパーカーを着ていても寒い。。。「沖縄の冬だよ〜」と少し凍え気味の生徒。そこを、ノースリーブとショートパンツで歩いている現地の方を発見。体感温度の差ってすごい!ディセプション・パス州立公園には、大きな大きな橋があり、しかも高くて迫力がすごい!橋を自由に渡ることができたのですが、高所恐怖症の生徒には少しきつかったよう。橋から水路を眺めていると、一匹のアシカが!まさかのゲストに生徒たちも大喜び。20分くらいでしたが、素敵な写真をたくさん撮ることができ、満足そうな様子でした。ちなみに、この橋は1982年に米国文化財に指定され、ディセプション・パス州立公園のシンボルになっているそうです。

 次に向かったのは、フォート・ケイシー州立公園。ここは、現在閉鎖されている4つの砦のひとつで、1904年の日露戦争の間に敵の攻撃から身を守るために建造されたそうです。大砲もそのままの状態で残っていました。芝の生い茂る広場はピクニックや凧上げに最適で、今日も多くの家族連れや学童の子どもたちが凧上げやピクニックを楽しんでいました。また、砦の建物は、現在では子どもたちの様々なサマーキャンプに利用されているそうです。公園に着き、海岸を散歩したり、大砲に触れたり、真っ暗な地下を散策したりと自由行動を楽しんだ後は、広場でランチタイム。外で食べる食事はさらに美味しく感じますが、とりあえず寒い!!!あまりの寒さに、ランニングをしたり、ラジオ体操をしたり、踊りだしたりする生徒が続出(笑)。カレン先生にボールを持ってきていいと言われていたのに、持ってくるのを忘れた男子生徒は少しつまらなさそうでした。ランチを済ませた後は、灯台に上り、美しい景色を楽しみました。この頃には、太陽も出始め気温が一気に上昇。今度は暑い!!気温の変化にとても驚きました。

 2つの公園を楽しんだ後は、アイスクリーム屋さんへGO!!カレン先生に、「ここのアイスはかなり大きいから友達とシェアして食べるといいよ!」と言われ、いざアイスを見てみるとめちゃくちゃでかい!!日本では見ることも、食べることもないでしょう。値段も8ドル、日本円にして1000円近くとかなり高め。でも、生徒は、「このサイズでこの値段なら納得。むしろ安い方だと思う」と話すほど。この日は、アイスの量は同じのシェイクを注文する人が多かったです。シェイクにしても、でかい!!中には、あまりの量に苦戦している生徒も見られましたが、ほとんどの生徒が完食。友達が残した分まで食べる生徒も。胃袋もアメリカンサイズになっているようです(笑)アイスを食べながら、「嫌だ〜、日本に帰りたくない!!」の声が。。。以前は、日本に帰りたい、と話していた生徒も、「もう少しここに残って頑張ってみたい!」とのこと。辛い日も乗り越え、楽しく過ごしているということが何よりも嬉しいです。最後のFull Day Tripも楽しく過ごせることができました。後は、さよならパーティーを成功させるだけ。頑張るぞ!!

 今日の授業は、これまでアメリカで過ごしてきた中で、忘れられない思い出を3つ書くことからスタート。シェリー先生が日曜日まで予定が入っているということで、昨日からコーリー先生が来てくれています。コーリー先生が「たくさんの思い出があると思うけど、3つに絞ってください」と言われ、子どもたちは悩みながら書いていました。ライティングが終わった後は、早口言葉の練習。今日は、ルシンダ先生も来ていて、グループに分かれて早口言葉を披露!「Good!」と褒められました。やったね!!3人の男子生徒が、さよならパーティーで披露する予定なので楽しみです!

 そのあとは、今日一番の課題に挑戦。ホストファミリーへありがとうの手紙を書きました。コーリー先生に見本を提示してもらい、これまでの感謝の気持ちを手紙に表しました。英文を書くのにも下書きをして、何度も確認しながら丁寧に作成する生徒たち。話し声が少しも聞こえてきません。かなり集中して取り組んでいました。生徒たちがホストファミリーに感謝の気持ちを一生懸命伝えようとする姿に感動。今日、日記をチェックしていると、ある男子生徒が「ホストファミリーにあなたがいなくなると寂しいと言われて、僕もそう思っている、と思った。」と書いていました。この文面からは、自分も寂しいことを伝えきれていないようです。普段の生活では、うまく言葉にして伝えられない分、この手紙で子どもたちの気持ちがホストファミリーに伝わるといいな、と思います。

 手紙を書き終えて、ランチタイム〜。ある生徒が、昨日焼いたというクッキーを持ってきていました。美味しい!!ホストファミリーとの料理も楽しんでいるようです。ランチタイムの後は、作成途中のホストファミリーへのプレゼントを完成させました。明日のさよならパーティーで、手紙と一緒に渡すとのこと。楽しみですね♪楽しみと一緒に寂しさも感じます。今日も、「あっという間だった。帰りたくない〜。年越しまでここに居たい!」という生徒が(笑) 日記には、「みんなと離れるのが寂しい。最後までみんなで笑いたい!」と書く生徒もいました。

 プレゼント作成の後は、さよならパーティーの準備。各種目に分かれて自主練習。外でリフティングやエイサーの練習。中では、ダンスや折り紙、飾りつけの準備をしました。また、明日は日本料理を振る舞うので、材料の確認もしました。買い物も自分たちで行くことになっています。メニューは、カレー、卵焼き、豚肉の生姜焼き、やきとり、おにぎりです。成功するかな?その前にちゃんと材料をゲットできるか心配ですが、この子達なら大丈夫だと思います。ファイト!全員で披露するダンスと歌は、二日前に練習したときよりも、かなり上達!!特に英語の歌は、音源に負けないほどの音量。当日は、歌が得意な2人がマイクを使う予定ですが、出来ればマイクを使わずに全員の声を聞かそう!ということで大きな声で歌おうと頑張っていました。生徒たちが練習している姿を見ながら、この子達と離れるのが寂しい!と心から思い、泣きそうになりました。3週間という短い期間でしたが、私は優しい子どもたちが揃ったアーリントン組が大好きです。みんなに、「アメリカでのホームステイ、最高だった」と胸を張って沖縄に帰ってもらいたいです。

 明日は、朝からさよならパーティーの準備をする予定。忙しい一日となりそうです。お世話になったホストファミリーのために頑張るぞ!!!!オー!!

  今日の授業は、授業の感想と先生方への感謝の気持ちを書くことからスタート!!最初の頃は、カレン先生が言っていることが理解できず困惑していましたが、今では積極的にコミュニケーションをとろうとするまでに成長しました。3週間で大きく成長した子どもたち。これも、いつも笑顔で、時に厳しく愛情をもって接してくれたカレン先生をはじめとするTCのおかげです。ホストファミリーへの手紙と同様に、口では上手く伝えきれない分、これまでの感謝の気持ちを文字に表しました。ランチタイムのときに、カレン先生とコーリー先生が、みんなが書いた英文をチェックしてコメントしていましたが、どんなことが書かれていたのかな?気になります♪

 今日の課題は、ここまでで残りはさよならパーティーの会場準備に取り掛かりました。みんなで協力してつくったペーパーチェーンやプログラムを壁に貼り付ける作業から行いました。その間に、私は数名の生徒を連れ、近くのスーパーへ。昨日買うことができなかった食材をゲットしに行きました。油味噌のおにぎりを作りたくて、みそを探したのですが見当たらない。。。「日本だったらありえないのに!!」と驚く生徒。また、卵を買おうと手に取りパックの中を確認すると、まさかの一個ない!アメリカのスーパーでは、よくあるようでパックを開き、卵の数を確認するのは基本のようです。

 ショッピングを終えて学校に戻ると、会場の飾りつけが終了していました。ありがとう!!そして、学校で食べる最後のランチ。「最後のランチだ〜〜」と悲しそうに話しながらも、やっぱり楽しそうに過ごしていました。ランチを食べ終えると、みんな歩き回って写真撮影タイム。「みんなと写真を撮る!!」を目標に写真を撮りまくっていました。そして、まさかのこのタイミングで事前に作った名刺を交換し始めていました。(笑) 日本に帰ってもアーリントン組の交流が続きますように♪

 午後は、リハーサルを行いました。当日はマイクを使うことができないとのことで、英語の発音だけでなく音量も大きなポイントに。司会の2人も、会場いっぱいに聞こえるようにと大きな声でシナリオを読もうと必死。また、リハーサルを進めていくと各種目、改善した方がいいところ等でてきて、何度もリハーサルをしたチームもありました。子ども達の「さよならパーティーを成功させたい!!」という熱い思いが伝わってきた午後の練習でした。

 放課後は、一旦帰宅し日本食を作りました。私のホストファミリーの家に4人の生徒を呼び、一緒に料理。料理をしながら、「アーリントン組最高。出会えてよかった!!みんな大好き!もっと一緒にいたい。」と話す生徒たち。3週間で、ここまで思える仲間と出会えたこと。生徒同士の会話を聞きながら、涙がでそうなほど嬉しかったです。みんなの出会いに感謝、感謝。

 6時からはいよいよさよならパーティーがスタート。ひとりひとり終了認定書を受け取り、カレン先生とコーリー先生とハグ。日本料理もなかなか好評でした!!やったね♪各チーム、お疲れ様でした。そして、いよいよ出し物を披露する時間に。習字から始まり、リフティングに早口言葉、女子のダンス、エイサー、全体のダンス、歌、どれも大成功!!子どもたち、よく頑張った!!!!ホストファミリーも楽しんでいて、カレン先生も私のホストマザーも「とても良かった!」と言ってくださいました。みんなの「ありがとう」の思い、きっと届いたとおもいます。中には、別れの寂しさに涙する生徒も。その生徒を優しくハグするカレン先生。もっと泣く生徒。日本に帰っても、連絡を取り合う約束をしていました。笑い涙ありのさよならパーティーも終わり、片付けと取り掛かる子どもたち。片付けのペースが速い!!素晴らしい!!月曜日のバスの中で褒めたいと思います。ホストファミリーと過ごす最後の週末。たくさん会話をし、楽しい楽しい週末を過ごせますように。

 長いようであっという間だったアーリントンでの生活も今日で最後。週末は、それぞれのホストファミリーと楽しく過ごせたようです。今日は、7時半に学校へ集合。私が到着すると、もうすでに泣いている生徒が。。。ホストファミリーもお見送りに来てくれました。ありがとうの思いを込めて、泣きながらハグをする生徒とホストファミリー。誰もバスに乗ろうとしません。すると、カレン先生が「もう時間だから、みんなバスに乗って!」と声をかけ始めました。いよいよお別れのとき。バスに乗り、最後の最後まで手を振り続け、3週間お世話になったスタディーセンターを後にしました。ありがとう!!アーリントン。バスの中では、「日本に帰りたくない。」「この道、ホストファミリーと通った。」「ホストファミリーの家に帰りたい。」などの声が聞こえてきました。別れは寂しいけれど、たった3週間で心から離れたくない、と思える人たちに出会えたことが素敵だと思います。

 シアトルの空港に着き、荷物を預けようとすると、23kgをオーバーする生徒が続出。中には4kgもオーバーしていた生徒もいてびっくり!!!急いでスーツケースを開けて、重そうな物を取り出し2度目の測定でようやく預けることができました。成田空港までの飛行時間は約12時間。長いフライトですが、映画を見たり、音楽を聴いたり、ゲームをしたりと楽しく過ごすことができたようです。

 成田空港に着き、搭乗手続きを済ませた後は、1時間ほどの自由時間をとることができました。東京に来る機会もなかなかないので、ここでもお土産を買う生徒も多かったです。東京バナナ、やっぱり人気ですね。買い物を済ませた生徒を見てみると、売店で買ったおにぎりをおいしそうに食べる生徒が(笑)。幸せそうでした。ここでは、「沖縄に帰りたくない。このメンバーとの別れが嫌。」と、アーリントン組の別れを惜しむ声が。アーリントン組の絆の深さが伝わってきて、涙がでそうでした。成田から那覇空港までの飛行時間は2時間30分。この飛行機では、ほとんどの生徒が爆睡。長い長いフライト、本当にお疲れ様でした。

 空港では、保護者がみなさんを迎えてくれました。そこで、解散式を行い、集合写真を撮り本日二度目のお別れ。3週間を振りかえると、色々あったな〜と思います。最初の頃は、生徒同士の会話も少なく、ホームシックで辛そうな生徒、ホストファミリーとのコミュニケーションが思うようにとれずに悩む生徒、食事が合わずに「日本に帰りたい」と真剣に訴える生徒など、今だから言えることですが「3週間、楽しめるのか?!」と不安になったこともありました。ですが、日に日に生徒同士の仲も良くなり、ランチタイムは楽しそうな話し声でいっぱいに。また、悩んでいることも仲間に相談してアドバイスをもらったり、少しでもホストファミリーとの距離が縮まるように話のネタを考えたり、進んでお手伝いをしようと努力したり、ネガティブな考えを少しでも前向きな考えに変えて、楽しく生活しようと頑張ったりと、子ども達なりに悩み苦しみ、そして努力し困難を乗り越えてきました。こんなに素敵な子ども達の様子を近くで見ることができたこと、心から嬉しく思います。そして、そんな子ども達を誇りに思います。このメンバーの引率者で良かった、と私が思っているように、子ども達も「このメンバーで良かった」と思っているといいな、と思います。アメリカでの生活は、終わってしまいましたが、みんなの英語学習はまだまだ続きます。この経験を活かし、さらに頑張ってほしいです。離れていても、みんなのことを応援しています。3週間、お疲れ様でした。そして、忘れられない最高の夏をありがとう!!

 

 

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