MNCCスタッフによる活動写真・動画と、引率者による文章レポートを掲載します。上記バナーをクリックしてご覧ください。

 
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8月18日

 6時30分に鹿児島空港に集合して羽田空港へ向けて出発。たくさんのご家族に見送られて機上の人へ・・・きっと心配でたまらないだろうに,子供たちに不安が伝わらないようにと,「大丈夫・大丈夫!」と笑顔で見送るご家族の姿に感動した出発でした。

羽田空港にて福岡・宮崎のチームと合流。そのままバタバタとバスで成田空港へ移動。成田空港で本日出発のサンタローザチーム22名が揃いました。自己紹介する間もなく出国の手続き。人数が多いため,やはり時間がかかってみんなお疲れモードに・・・それでもリーダーさんがさっそくチームのみんなをまとめてテキパキと行動してくれたおかげで出発の30分前にゲートにたどり着くことができました。

満席のUnited Air Lineで一路アメリカへ・・・飛行機の中ではみんなの疲労もピークで一度も注意することなく過ごすことができました。(私も爆睡していたので気づかなかっただけかも・・・) 中には飛行機の中で宿題に取り組む強者も! とにかく旅は体力勝負ということで,しっかりと機内で休んでアメリカを目指しました。

日本を出発した時間が7月23日の15:30分,サンフランシスコ空港の到着が7月23日の9:00,世界は広いなぁ〜なんて思っていたらバタバタと今度は入国審査。とにかく人の流れにのって・・・と思っていたら気が付くと乗り換えのほうに行ってしまった人たちも! ま,無事でなによりです。TCの先生方に暖かく迎えていただいて,バスでサンタローザを目指しました。

その後ゴールデンゲートブリッジで記念写真をとってサンタローザへ。ホストファミリーと感動のご対面! 中には緊張で顔がこわばっている人もいましたが,とにかく今日から1か月は家族の一員。お仕事やご家庭の事情がある中,ホストファミリーを引き受けてくださる方々にこれまた感動の瞬間でした。外国人である私たち日本人を受け入れるということで「食事は何をだしたらいいだろう・・・」「苦手なことはなんだろう・・・」と不安気に質問されるご家族も多く,みんなを喜ばせようという思いがひしひしと伝わりまたまた感動していました。

そんなこんなでバタバタの一日(二日?)でしたが,とにかく体調を崩す人がいないことがなにより。中にはホストファミリーを待つ間にバスケットや鬼ごっこをする強者ガールズも!たのもしいサンタローザチームです。みんなどんな夜を過ごしているかな? それでは,Good Night!

 

サンタローザ4W&43 レポート 7月24日(木)

 カリフォルニアの夏!って言葉がピッタリの素晴らしい青空のもと,アメリカライフがスタートしました。集合場所に行くと,なんとカギがない!ということでしばらくは入口で待つことに・・・次々と到着するメンバーを待ちながらみんなで学習センターの入口前でまちぼうけ・・・しばらくすると通りかかった方が何やら電話してくださって無事会場に入ることができました。こんなハプニングもなんのその! メンバーはそれぞれ思い思いに会場前でお互いの近況報告。"うん,うん,これぐらいで動揺していてはいかん,いかん"とみんなの動じない姿にたくましさを感じました。

ホストファミリーも初日を終え,ほっとした方や心配でたまらない方など様々。とにかくアメリカの方のお・も・て・な・しの心は素晴らしいです。みんなに喜んでもらおうとあの手,この手をつかってらっしゃるのをひしひしと感じました。みんなにそれがちゃんと伝わっているかなぁ〜,感謝の気持ちをちゃんと言葉や表情で伝えているかなぁ〜とホストファミリーのお話を聞きながら心配をしているところです。とにかく私たち日本人はもう少し気持ちを伝えるトレーニングが必要だなぁなんて思ったスタートでした。

そしてレッスンスタート。JessicaとAndyのお二人のグループに分かれてスタート。お二人もみんなに楽しんでもらおうとあの手この手でレッスンを進められていました。お二人もみんなの反応の薄さに「伝わっているかなぁ」ってちょっと不安そう。一緒にレッスンを受けたアメリカの子供たちの積極性を見ながら,みんなも少しずつ学んでほしいなぁなんて思いました。ま,初日なのでいろいろお互い手探りのところがあると思うので,これからの成長を楽しみにしています。日本で英語を教えている私としては,「それいえるよ!」「それ知ってるよ!」とどんどん日本で学んだことを出してくれるとうれしいなぁなんて思いながら見ていました。

残念だったのは日記が揃わなかったこと。聞くと「疲れて書けませんでした」という理由が多かったです。気持ちは痛いほどわかりますが,自分を甘やかすのは自分です。このプログラムに参加した以上"自分で"がんばらなければ何も変わりません。子供たちには「なぜ書けなかったのか」「どうしたらきちんと提出できるのか」を"自分で"考えてもらいました。記録は一生残る財産です。思い出も残さなければどんどん忘れてしまいます。子供たちにはそのことを伝えて,明日から全員そろうようお願いしました。

お昼はTCのお二人が用意してくださったオープンサンドウィッチ。あっという間になくなる人気ぶりでした。食欲がでてきた子も多く安心しました。豚とチキンのハムが大人気でした。たくさん用意してくださったトマトも完売!安心しました。

午後からはサンタローザのダウンタウンを散策。暑い・・・とにかく暑い・・・でもカラッとしているので汗はかかないですね。途中食後のウォーキングということで腹痛を訴える子もいましたが,すぐに回復してほっと一安心。町の人も本当に暖かく迎えてくださってサンタローザの魅力にメロメロになった一日でした。暑い中歩いたのでみんなもかなりお疲れモード。ゆっくり休んでまた明日!

 

 本日もまたまた快晴! 一日遅れで参加した沖縄チーム3人を交えて,総勢25名でスタートしました。実はサンタローザチームのTCお二人とも初めての経験ということで,いろいろスムーズにいかないことがあるのですが,サンタローザチームのメンバーがみんなスケジュールチェンジもなんのその! 私よりも落ち着いているので,みんなの前向きな姿勢に私が励まされている毎日です。結構"今は一体何の時間?"とか,"えっ?次は何?"って感じのところがあるのですが,みんなTCの先生の指示にしっかりとがんばっています。今日は本当は地域のお祭りに行く予定でしたが,気が付くとスケジュールが変わったとのことで,午後からカリフォルニアに移住した日本人の方のお話を聞くツアーに変わっていました。

午前中は昨日と同じ教室で英会話レッスン。みんな少しお疲れモードで,TCの先生方も心配そう。知っていることはどんどん元気よくアピールしてくれたらいいのにな,なんて思いながら,それでもTCの先生方の指示をしっかりと聞きながらがんばっている姿は『さすが日本人!』って感じでした。アメリカの子供たちの良いお手本になっているとTCの先生方も喜んでいらっしゃいました。ちょっと日本人として鼻高々な気分になりました(笑)

午後からは"円満寺ツアー"へ。ホストファミリーが用意してくださったお昼ご飯でお腹いっぱいになったようで疲れていた人も多かったようですが,特に高学年の皆さんは興味深々でお話を聞いてくれました。私もカリフォルニアに移住した日本人については知識がほとんどなかったので,お話を伺いながら涙が出そうでした。第二次世界大戦中のアメリカにおける日本人,または日系人の方に対するお話やその後のお話を伺いながら,とにかく戦争はいけないんだってあらためて思いました。地上戦を経験した沖縄や,原爆投下の歴史を持つ長崎から参加したメンバーがいる私たちサンタローザチームとしてはまた一つ大切なことを,ここアメリカで受け取ったような気がしました。『二度と同じことが起こってはいけない』お話をしてくださった日系三世の八木先生の言葉をしっかり子供たちに伝えていかねば・・・と思ったすごい経験でした。みんなにも伝わったかな?

その後,サマーキャンプで日本文化を学んだ7名の子供たちの発表会を見学しました。私たちにとって当たり前の"おじぎ"や"雑巾がけ"などを学んだキャンプだったそうです。その成果を披露してくれました。和太鼓や日本の踊り,あいさつなどをこうして世界の人がまなんでいるっていること,「和敬清寂」の心など私たち日本の文化をどんどん発信できるみんなでいてほしいなぁなんて思っていたら・・・ホストマザーが「うちの息子は太鼓をやっていたんだから,ステージにあげて」っておしゃって和太鼓のパフォーマンスに参加したり,盆踊りにみんなで参加してくれてとてもうれしかったです。こうして世界に自分の文化を発信できる心,また"Come on!"って言われたら積極的に参加できる態度,これからも大切にしてほしいです。

何がすごいってサンタローザチームのみんなの『前向きな心』が私は大好きです。まだ出会って間もないけど,とにかく毎日みんなの『前向きな心』に感動しっぱなしです。失敗も不安もすべて自分で受けとめて,「じゃぁ,今度はこうしてみよう!」っていうその気持ちが大切です。本当に大切なものをしっかりと心に持っているみんなの,このプログラムでの成長をこうして近くで見せてもらえることを本当に幸せに思います。週末にどんなすてきな時間を過ごして戻ってきてくれるのか本当に楽しみです。

今日の日記に『ホストファミリ−にここまでしてもらって申し訳ない気持ちになった』って書いてありました。それを読んで私もとてもうれしかったです。感謝の心,思いやりの心,日本とアメリカの懸け橋となりたいですね。来週もがんばろうね。See you!

 

 今日は曇り空・・・と思ったら,これは雲ではなく"fog"とのこと。日本語に訳すと「霧」「もや」って感じですかね。"昼からまた暑くなるよ〜"という現地の皆さんの言葉通り,時間がたつにつれてどんどん気温があがっていきました。集合した時には"寒い"って言っていたみんなも午後からは一切そんなセリフを聞くことなく,一日が終わりました。

さて,週末はいかがだったでしょうか? ということで,みんなの日記を楽しく読ませてもらいました。
残念ながら一日遠足だったので提出できなかった人や,土日の記録がない人もいたので,明日に期待したいと思います。それでも本日見せてもらった分はどれも面白くて読みながら一人で笑っていました。正直,週末ちゃんと過ごせるかなぁって心配していたのですが,私の心配なんてなんのその,それぞれが家族と楽しい時間を過ごしたようです。自分で自分の部屋を掃除したり,お手伝いをしたり・・・きちんと自分の気持ちを主張するってここアメリカではすごく大事なこと! もちろん相手を気遣うことも大切ですが,「自分はこうしたいんだ」って気持ちをきちんと表せるってすごく大切なんですね。しっかりと身に付けてるみんなはとても頼もしいです。

さて,本日はペタルマチームと合同でジェリーベリービーンズ工場見学へ。夏休み期間ということもあって,月曜なのにすごい人! 工場見学用の帽子をいただいて工場見学へ。歴史や生産過程など少し難しかったかもしれませんが,いろいろな味のジェリーベリービーンズにみんな笑顔になったり,顔をしかめたり・・・アメリカ人の味の好みの幅広さはとどまるところを知りませんね。ドッグフード味(本当にあるんですよ)にはさすがにびっくりしました! その後,工場のお庭でランチ。工場のレストランでも買えるのですが,値段が高いっていうことで持参してもらいました。みんな自分の好みを伝えられるようになり,前回よりも笑顔いっぱいのランチタイムでした。弁当におやつがついてくるところがさすがアメリカって感じでしたね。

次はソノマスクエアという観光地へ。本当はアメリカの史跡なのですが,今回は時間がないのでみんなで自由時間になりました。約1時間の自由時間。みんなどうするかな〜って思ったら,あっという間にそれぞれで探検にでかけました。同行してくださったある御家庭ホストマザーが"日本の子供にこんなに行動力があるのね"って感心されていました。

今日はいつもより少し長い日程となりました。朝は腹痛を訴える子もいたのですが,夕方にはみんな笑顔でそれぞれの家庭に帰っていきました。ホストファミリーの変更や,ホームステイ先の引っ越しなどいろいろなことがあるのですが,みんなそれぞれ自分の今いる環境にあわせてがんばっています。"自立の旅"も2週目がスタートしました。今週もみんながどんな成長を見せてくれるか楽しみです。それにしても,サンタローザチームのみんなは元気です。腰が痛かったり,巻き爪が痛かったり,トランポリンで足をくじいたり・・・問題が無いわけではありませんがどんな体調でもそれを言い訳にしないところが立派です。今週も一緒に頑張りましょう!

 

すっかりおなじみになった、“寒い〜”から“暑い”になるカリフォルニアの気候・・・本当に日本とは違うなぁ〜って感じますね。かなり乾燥しているので、デリケートな肌質の人はちょっとカサカサした感じに・・・ホストファミリーも心配して下さっています。でも、気候が違うのでしょうがないですよね。できる限りのケアをしながら、残りの日々を乗り切っていきたいものです。
今日は日記もほとんど揃いました。家庭の事情で書けなかった人もきちんと朝から報告に来てくれてよかったです。やるべきことをきちんとやりながら一日一日を大切に過ごしてほしいものです。

今週第1回目のレッスンです。JessicaクラスとAndiクラスに分かれてのレッスンスタート。二人とも、朝から元気いっぱい!ついに本日からレッスン中は“No Japanese!(日本語禁止)”って言われてみんな頑張っていました。サンタローザチームのすごいところはホストシスターやホストブラザーが毎日のように授業に参加してくれることです。一緒に授業に参加していろいろアドバイスをしてくれたり、活動に参加してくれたり!アメリカの子供たちと一緒に勉強できるなんてものすごい贅沢ですよね。彼らも今は夏休み・・・せっかくの夏休みなのに、なんだか申し訳ないような気がするぐらいです。日本人の生徒とペアで活動したり、グループで活動したり、移動中も積極的に声をかけてくれたり・・・本当にありがたいチームのサポーターです。今日は何度も“Louder(もっと大きな声で)”って言われていました。英語の上手い、下手ではなく、伝えよう、声を届けようとする態度が大切なんだなぁって私自身が反省しました。日本に帰ったらさっそく伝えていきたいことの一つです。きっとみんなもこのプログラムが終わるころには大きな声で伝えられるようになると信じています。

午後からは地元のバスに乗って消防署見学へ。おなじみになった公園でTCが準備して下さったピザをいただきました。アメリカンサイズのピザが10箱!!いや〜これはたくさんあまるなぁ〜って思っていたら、日本の若者もすごいですね。結局残ったのは1箱でした。余ったらもったいない!って思ったので、みんなの健康なお腹に感謝しました。残った分はAndiがもって帰ってくれました。アメリカでは結構食べ物が捨てられているので、こうしてみんなで食べられるものはおいしくいただくって私は個人的に大切にしていることなので、いっぱい食べてくれたBoysに感謝です。(ちなみにアメリカの方は皮?耳?の部分を捨てる方も多いんですよ!)

お待ちかねの消防署見学へ。居住空間も見せてくださり、オープンな歓迎に感謝です。“Grass fire”って聞きなれない単語に、私が“What?”ってなっていたんですが、日本で言う山火事ですね。こんだけ乾燥しているからなるほどなぁ〜って思ったところです。最後はステッカーをいただいたり、実際にホースで水を出す体験を全員!させていただいたり、お忙しい中暖かく迎えてくださった消防署の皆さんに感謝です。最後は記念写真を撮ったり、自分で質問したり、日本から持ってきた名刺をプレゼントしたり・・・思い思いに活動してくれました。その後すぐに出動されていましたね。

TCのお二人がみんなのことをすっごくほめてくれるのが毎日うれしいです。日本の子供たちはすばらしいねっていつもみんなのことをいろんなところで自慢してくれています。暑い中の活動が多かったりするけど、日本代表として誇りをもって毎日を過ごしていきたいね。ホストファミリーもみんなのことを自分の子供のように大切にしています。自分の家にステイしている子供が活動するときには必ずカメラをかまえたり・・・見ているだけで胸がいっぱいになる光景です!

 

 

サンタローザ4W&43 レポート 7月30日(水)

日はちょっと雨が降って珍しかったですね。九州には台風が接近しているようです。ホストファミリーによってはネットでいろいろな情報を日本のご家族に提供されているようですね。子供たちの中にも、ネットで日本のニュースを英語で見ました!っていう子もいます。ちなみにこちらのパソコンには日本語のフォントが入っていないものが多いので、日本語は文字化けして画面上に現れます。

さて、本日はいつものスタディーセンターに集合後、すぐにバスにの乗って地元の野菜や果物、手作り品などが販売されているファーマーズマーケットに行きました。とても小さな規模だったので、子供たちも自由に会場内を歩き回って商品を試食させていただいたり、品物の名前を聞いたりして地元の方とコミュニケーションをとっていました。どの子も習った英語を使ってみたい!ってやる気満々でいろいろなお店の方とコミュニケーションを図っていました。お店の方々もとても親切で一緒に写真を撮ってくださったり、と本当に地元の方々のご協力でこのように楽しい時間を過ごすことができて本当にうれしいです。食欲旺盛な子供たちはさっそく購入した食べ物をおいしそうに食べていました。桃の丸かじりにもすっかり慣れたようです。男の子たちはアメリカンサイズのチキンにおおはしゃぎ!食べ過ぎた〜って言いながらもいろいろ食べていました。

昼食後は近くの(近いって言ってもけっこう歩きました・・・アメリカの方の近いの感覚は日本人とは違いますね)公園まで歩いていって英語のレッスン。さっそくファーマーズマーケットで何を見たのか、何を食べたのかを英語で表現します。特に中学1年生はまだ過去形を習っていないので、苦戦していましたが、それでも先輩方の真似をして、TCの先生にサポートしていただいてなんとか頑張っていました。次は伝言ゲームです。TCの先生は伝言ゲームのことを、“telephone”って呼んでましたね。今日も6人のホストブラザー・ホストシスターが参加してくれて、伝言ゲームのリーダーを務めてくれました。みんなで聞こえた英語をささやきあいながら、各チーム協力してゲームに参加していました。うまく伝わる文もあれば、途中でおかしな文になるチームもあり、みんな楽しそうに参加していました。アメリカの子供たちの英語に“発音良すぎて分からない!”って苦戦している人も・・・分かります。日本人独特の発音の単語もたくさんありますもんね。答えを聞いて他の日本人が発音しているのを聞いて“なんだ、それだったのか!”ってわかった人もいたようです。

毎日毎日TCの先生がいろいろ準備してみんなに英語を使わせようとあの手、この手でがんばっています。団体行動なのでお手洗い等に行きたいときは必ず許可をもらってから!というルールなのですが、引率の私に聞きに来るので、“AndiかJessicaに聞いて”と指示してあります。お手洗いに行きたい、写真を撮りに行きたい、外で遊びたいなどいろいろな表現を授業以外でも使っています。明日はどんな発見があるかな?

 

 気が付けば一週間が過ぎ,今日で7月が終わります。子供たちの日記の中にも"あっという間に1週間が過ぎました"ってコメントが多かったです。本日をもって1週間お世話になったGlacier Centerとお別れです。明日からまた新しい場所で7人の新しいメンバーを迎えてスタートします。少し疲れもたまってきていますが,一日一日を大切に過ごしたいものです。

本日はいつもの場所に集合。しかし,昨日からサンタローザには3週間コースの人が来ていて,本日は小学生とうちのグループの7人の生徒を迎えて送迎担当の方は大忙しです。新しいスケジュールになり,送迎の方々がとても混乱しているのが伝わってきました。私たちを迎えてくださっているチームの責任者と帰りは一緒だったのですが,彼女の携帯は私が乗っている30分の間ずっとなりっぱなしです。スピーカーモードで対応しながら,9名の日本人を送ってくださる姿に,こうして支えてくださる方がいらっしゃるおかげで私たちはこうして何の心配もすることなく学習センターへ行き,家に帰ることができているんだぁって感謝の気持ちでいっぱいになりました。

本日のスタートは学習センターでテキストを使った学習です。疑問詞のwhereや前置詞,代名詞,現在進行形などいろいろな表現を取り入れながら進めてくださいました。中学校1年生にも分かるように,ホストブラザーやシスターが見本を見せてくれたり,実際に演じてくれたり・・・英語onlyで授業ってできるんですねってとても勉強になりました。しかし,昨日の長距離移動が響いているのか,みんなまったく元気がない・・・心配されたアメリカチームが休憩時間を使って一生懸命みんなに元気を出してもらうにはどうしたらいいか話し合っていました。後半はRhiannon先生(12歳)によるアメリカチアリーディングの練習でスタート。掛け声や動きを教えてもらってみんなも少しずつ笑顔がでてきました。

その後,昨日教えてもらった伝言ゲーム。指を使って単語の数を数えたりしながら,各チーム一生懸命がんばっていました。こうして英語に囲まれているとついつい集中して聞くって行為を忘れがちですが,こうした活動を通してしっかり"耳"を鍛えています。昨日は"英語の発音が良すぎてわからない"って言っていた人も今日は慣れてきたようです。どのチームもスピードがあがっていました。こうして音になれるっていうのは,ここでしかできないことですもんね。

午後からはソノマ郡博物館へ。小さな博物館ですが,版画や写真,彫像などが飾られていました。もとは郵便局だった建物を移築して活用されているということで,歴史を感じる建物でした。私も抽象画などの知識がないため,とても勉強になりました。

その後,本当はもっと芸術鑑賞のために歩いて散策する予定だったのですが,みんなの体調と気候を考慮してTCのAndiがモールに行くようにプログラムの変更をしてくれました。正直私もものすごく疲れていたので,Andiの心遣いに感謝・感謝でした。アイスクリームショップに連れて行ってもらってアイスを食べたり,スタバに行ったり,自由時間というわけではありませんが,決められたスペースで思い思いに楽しんでいました。魅力的なお店がいっぱいある中,きちんと指示に従ってくれるみんなの態度にとても助けられました。TCのお二人に"最高のチーム!"ってほめていただいて,とても幸せな一日でした。

 

サンタローザ4W&43 レポート 8月01日(金)

 8月がスタートしました。慣れ親しんだGlacier Centerを小学生チームに引き継いで,今日からKids Learning Centerへお引越しです。新しいメンバーを7人迎えてチームがスタートします。今日も送迎担当の方々はフル稼働です。私もいろいろ連絡の行き違いがあって教室に到着したのが授業開始直前だったのですが,教室は満員御礼! "7名増えるとこうなるのか・・・"って感じです。さらに活気が増したサンタローザチームです。

さて,本日が使用するKids Learning Centerは小学校として利用されることもあるということで,いろいろな設備が揃っています。中庭もあり,コミュニティーセンターよりは子供たちにぴったりだと思います。そこをお借りして,学習がスタートしました。最初はもちろん自己紹介から!シンプルな自己紹介ですが,4Wコースの人の方が声が大きい!ずっと一緒にいるとなかなか気が付かなかったことですが,みんな着実に進歩しているなぁ〜って感じたところです。きっと3Wチームもすぐに追いつけると思います。そのあとはお庭でアメリカの子供たちを交えて様々な活動をしました。"Mother, may I take ~ steps, please?"と丁寧に許可を求める文で前に進んでいくゲームでは4Wチームが積極的に3Wチームをサポートしてくれている姿がとてもうれしかったです。TCのAndi先生も4Wチームの積極的なサポートをとても喜んでいました。TCの先生の指示にみんなしっかりついていけるようになりました。"耳"が英語に慣れてきているのが近くで見ていてもすごくよく分かります。若さって素晴らしいです!!

昼食後は公共バスでアジアンマートへ。それほど大きな場所ではありませんが,日本や中国の食品を多く扱っていて,他のスーパーなどでは見ることのない日本のものがたくさん扱われていました。特に,『みりん』は大人気でした。ちなみに『お酒』を21歳以下に扱わせることはカリフォルニアでは禁止されているので,みんなが必要な分は私とAndiで購入しました。つまり料理酒って存在しないんですね〜。一応小さなボトルをみつけて購入しましたが,思い通りの味に近づいたでしょうか?そろそろ日本食が恋しいって人もいたので,きっと良い機会になったと思います。中には"お母さんが書いてくれました"って日本からのレシピを大事そうに握りしめている子もいました。本当にたくさんの方々に支えてもらって子供たちはこうしてがんばれているんだなぁ〜って,日本の御家族の思いやりに胸がいっぱいになりました。きっとその思いはホストファミリーにも伝わっていると思います。

今日もまだまだ送迎担当の方々は大混乱している感じでしたが,今週も無事に終わりました。今のところ,大きく体調を崩す生徒がいないことが本当にありがたいです。TCのお二人は,レッスンの時間だけでなく,休憩時間や移動時間,お迎えを待つ時間なども積極的に子供たちに声をかけていろいろな表現を教えて下さっています。また,サポートしてくれているホストブラザーやホストシスターもみんなと同じくらいの年か,みんなより年下の子供たちですが,積極的に声をかけてみんなと楽しそうに過ごしてくれています。"このチームは最高!"ってTCのお二人がいつも笑顔で言って下さるのが本当にうれしいです。こうして何かの縁で出会った私たちです。新しいメンバーを迎えて残りの日々をさらに楽しいものにしていきましょう。

  "日本に帰っても絶対会おうね!""集合場所はどこがいいかな?"なんて会話も聞こえてきます。『出会いは宝』だと思います。アメリカで見つけたたくさんの宝物を大切に,週末を思いっきり楽しんで,来週も頑張りましょう!

 

 週末を終え、元気に全員がKids Learning Centerに戻ってきました。4週間目チームにとっては2度目の週末、3週間チームにとっては初めての週末でしたが、どの日記も楽しい思い出がつづられていて、週末分チェックするのにかなりの時間を要しました。

 週末は『日本食を作って食べていただこう!』ということで、多くの人が日本食づくりにチャレンジしていました。ご家庭の事情で実施できなかった人もいたようですが、それぞれ家族に喜んでもらおうと一生懸命頑張った様子が伝わってきました。食べてもらって“おいしい”って感謝される気持ちが分かったと思います。今度はみんながいつも食事を提供して下さるホストファミリー、また日本の家族に“おいしい”って笑顔を届けてくれたらうれしいなぁ・・・って思いながら読んでいました。

 さて、本日もたくさんのサポーターをお迎えして元気にスタートしました。最初は外でウォームアップ!ということで、“Hokey Pokey”に挑戦。体の名前をいろいろ覚えつつ楽しくレッスンがスタートしました。レッスン後に“先生、歌が分かりません!”って聞いてくれた生徒もいました。今までは歌が分からなくても、そのままにしておいたようですが、“分からない”ってきちんと伝えられるようになったところ、大きな成長だと思います。とてもうれしかったです。続けて、二クラスに分かれてテキストを使ってのレッスン。廊下で日記をチェックしていましたが、先週よりもはるかに声が大きくなっています。人数が増えたっていうのもあると思いますが、明らかに変化してきているのを感じます。これもたくさんのサポーターの力があってこそ。アメリカンキッズのパワーに負けないジャパニーズキッズが増えつつあります!

 午後からはBoys and Girls Clubへ。ここは日本で言うところの児童クラブみたいなところです。今回はサンタローザ小学生チームと合同で訪問しました。アメリカの子供が100人ぐらい、日本の子供が70人ぐらい・・・耳が痛くなるほどの大賑わいでした。最初は障害物競争に参加しました。男子対女子ということで、日本チームからも何人か参加してくれました。アメリカのちびっこに負けない真剣勝負にTCのお二人も“日本の子供も競争心が強いね!”って感心されていました。その後はアイスクリームを食べる順番をかけて、先生方のフリースロー対決!アメリカ式の応援の仕方に最初は戸惑っていたみんなも、少しずつ手拍子などをあわせて頑張って応援していました。最後は折り紙の紹介です。午前中のレッスンで“fold(折る)”とか“smooth(平らにする)”など必要な表現を習っていたので、みんな言葉と行動を使っていろいろな作品を作り出していました。実はTCの先生方と「アメリカの子供が折り紙にまったく興味を示さなかったらどうしよう・・・」と心配していたのですが、みんなの笑顔にたくさんの子供たちが集まってあっという間に時間が過ぎていきました。たくさんの作品が完成し、どの子も満足そうでした。本や折り紙の準備などをしっかりとしてきてくれたみんなに感謝です。最後はアイスクリームのご褒美つきでした!

 今週も全員揃って元気に一週間をスタートすることができました。いろいろな方から“このチームは元気があって、協調性があっていいね!”ってほめていただいています。私も元気なみんなの笑顔に毎日パワーをもらっています。明日はサンフランシスコ研修。長い一日になりそうですが、素敵な思い出がたくさんできるといいですね。

 

サンタローザ4W&43 レポート 8月05日(火)

 今日は楽しみにしている人も多かった、サンフランシスコ研修でした。“寒い”っていう情報を得ていましたので、みんな完全防備で出発です。多くのグループが参加するため、バタバタとした朝のスタートとなりましたが、全員元気に揃って出発しました。

 バスの中では長い一日に備えてのんびりしている人が多かったようです。わりと静かな車中となりました。サンフランシスコが近づいたときに、アメリカの子供たちが歌を教えてくれたり、アメリカではトンネルを通るときには息をとめて願い事をするんだってことを教えてくれたり・・・(トンネル大国日本では考えられませんね!あの長いトンネルで息をとめるなんて無理ですもんね)少しずつテンションをあげてサンフランシスコを目指しました!

 まず最初にゴールデンゲートブリッジにて記念撮影。ホストブラザーやホストシスターを含めて40名を超す大グループでの撮影でしたが、みんなの協力のおかげでスムーズに進みました。その後、アメリカ人のリーダーとともに各グループでお土産屋さんへ!10分間という短期決戦にも関わらず、お土産を握りしめて集合時間通りに集まったみんなはさすがでした。
 
 次にフィッシャーマンズワーフにて昼食です。基本的に外食は量が多く、値段も高いのでお弁当持参が多かったです。でも、鳥がウロウロする中での食事はさすがにちょっと抵抗がありましたね。それでもモリモリ食べてニコニコしているみんなは本当にたくましくなりました。名物料理クラムチャウダーのお皿部分のパンがいろいろなところに捨ててあるのをみて、『もったいない・・・』とつぶやく子も多く、食べ物を大切にする美しい心が育っているのをとてもうれしく思いました。量が多い外食も食べきれない分を他の子が食べてくれたり・・・『もったいない』の心をこれからもずっと大切に、そしてぜひアメリカの人にも広げてほしいなぁって思いました。

 フィッシャーマンズワーフから歩いてピア39へ移動。観光客がいっぱいでしたが、みんな思い思いに買い物を楽しんでいました。集合場所にも時間通りに全員そろってお土産を手に笑顔いっぱいで帰路につきましたが・・・ところが想像を絶する大渋滞!あの4車線のアメリカの広い道路が車で埋め尽くされています!サンタローザから3台のバスで出発したのですが、3台とも到着するまでになんと2時間半もかかりました!(行きは1時間で着いたのに・・・)そんなこんなでみんなには何のトラブルもなかったのですが、アメリカの車社会の問題を実体験することができました。

 ホストファミリーのみなさんをお待たせしてしまって本当に申し訳なかったです。でも、思ったほど寒くなく過ごしやすい気候で過ごすことができて本当によかったです。まさに備えあれば憂いなしですね。きちんとTCに報告できたり、いろいろなグループ編成にすぐに対応できたり・・・みんなの成長を毎日実感しています!

 

サンタローザ4W&43 レポート 8月06日(水)

  昨日の疲れも何のその。今日も元気なサンタローザチームはご家庭の事情でお休みの一軒を除いてみんな元気に本日のレッスンをスタートしました。みんな疲れ果てているだろうなぁ・・・なんて思いながら教室に向かうと、さっそく走り回っているみなさんの声が響き渡り、みんなのパワーに圧倒されたスタートとなりました。

 本日のレッスンも外で体を動かしながら声を出すレッスンです。全体的には元気になりましたが、 一人づつとなるとまだまだ個人差があります。せっかくアメリカに来て、アメリカ人の先生から英語を習っているのに、なんで言葉を発しないんだろう・・・と少し歯がゆい思いもしています。子供たちのリスニング能力は間違いなく進化しています。“先生、今のこういうことでしょ?”とか、“あ、分かった!”とか聞きながら理解していますが、スピーキングの向上って難しいんだなぁ(自分も含めて)・・・と思っているところです。でもとにかく英語は言葉なので、発しなければ何も伝わりません。子供たちに残り2週間、伝え続けていきたいです。

 午前中の後半は、明日のCar wash & Garage saleに向けてのポスター作製です。4つのグループに分かれて作品を完成させました。残念なことに、現在カリフォルニア全体は“超”水不足であまり積極的に車を洗う傾向にはないのですが、明日は一人でも多くの方と接することができたらいいなぁと思っています。それぞれのグループで工夫を凝らしてポスターを完成させることができました。ちょっと現状としては厳しいものがありますがみんなでがんばってほしいものです。

 午後からはフードバンクへ。ここは地域の恵まれない方々のために食糧を配給する場所です。私たちが滞在しているソノマ郡で7万人を超える方々をサポートしているというお話に、毎日のように“食事の量が多くて食べられない”、“食べられない食事は捨てられている”というみんなの言葉を思い出し、同じ国にそれほどの差があることに驚いたり、悲しい気持ちになったりしていました。地球規模で考えなければいけない言葉だと思います。

 ガイドの方に施設について案内していただきながら、見学をしました。最初は生ものを扱っているということで独特のにおいがするため、鼻をつまんだり、顔をしかめたりと少し働いている方々に対して失礼な行動をしている生徒もいましたが、時が過ぎるにつれて自分たちで行動の過ちを正すことができました。確かに心地よいかおりではありませんでしたが、そこで仕事をされている方々がいらっしゃることを忘れてはいけませんね。注意されなくても自分たちで気づけたことを立派だと思います。

 その後はりんごチームと洋ナシチームに分かれて袋詰めの作業です。一体いつまで続くのか・・・ゴールの見えない戦いでしたが、時がたつにつれて職人のように黙々と作業に取り組んでいました。時間がたつにつれて集中していく日本の子供たちと、集中力が続かないアメリカの子供たちとの明らかな差に、TCの先生が毎日のようにおっしゃる“日本の子供たちの姿がアメリカの子供たちのお手本だ!”ということに納得しました。私の中では元気に声をだし、みんなをリードするアメリカの子供たちが素晴らしい!って思っていたのですが、あらためて日本の良さを今日のみんなの姿から知ることができました。約40人で800人の食料を作り上げることができました。みんなのがんばりに感動した一日でした。ありがとう。

 

 サンフランシスコ研修,フードバンクでのお手伝い・・・とハードな日程が続いているサンタローザチームですが,今日も元気いっぱいです。ご家庭のバカンスでお休みの二人を除いて今日も元気いっぱいに一日のスタート!ということで,本日は一日洗車に取り組みました。

ペタルマチームと行動で約60人で洗車やガレージセールを行いました。朝10時から夕方4時まで・・・みんな一生懸命働いてくれました。私はほとんど広告チームと一緒にいたのですが,アメリカの方々に元気よく"Car Wash!"と叫び,手を振り,必死に集客にはげんでいました。午前中は通勤の方が多いからか,なかなかお客さんが集まらず,どうなることやら・・・と心配していましたが,後半はホストファミリーの協力もあって,次々と休む暇もないほどお客さんが来てくれました。

暑さとの戦いとなりましたが,みんなで励ましあいよくがんばっていました。後半の洗車はまさに職人級! タイヤにのぼって上の方まできれいに洗ってくれました。隅々まで磨き上げてピカピカになった車を見て,お客様から"Good job!"とお褒めの言葉をたくさんいただきました。アメリカの巨大な車や高級車にも臆することなく立ち向かっていったみんなの勇気はあっぱれ!です。

アンディとジェシカの二人のTCもみんなのがんばりにとても誇らしげな表情をしていました。昨日のフードバンク,今日の洗車と体力的にきつい活動が続きましたが,それでも笑顔で最後までがんばりきったみんなは素晴らしいですね。いよいよ今週も明日で終わり。フェアーでの楽しい一日が待っています。素敵な思い出をさらに増やしていきたいものですね。

 

サンタローザ4W&43 レポート 8月08日(金)

 気が付けば今週も今日で終わり・・・いよいよアメリカで過ごす日々も残りすくなくなってきました。今週は屋外での活動が続いています。サンタローザは現在"超"乾燥状態。深刻な水不足が続いている状態なので,子供たちの健康が一番心配です。少し疲れも見えましたが,今日も元気にホストファミリーとバカンスにお出かけ中の2人を除いて全員元気に一日がスタートしました。

さぁ,今日も頑張るぞ!と思ったら,TCのAndiから「ある家庭に滞在している二人の女子生徒が,ホストシスターの携帯を使って日本に電話をしている。しかも,ホストマザーには何も許可を得ていないのに・・・」との報告がありました。さっそく本人たちから事情を聴きました。せっかくここまでみんなで協力しあって,約束を守って頑張ってきたのに本当に残念な出来事でした。涙を流しながら反省をしている二人の姿を見て,本当に悲しかったです。私も子供たちの笑顔が見たくてここにいるのに,なぜこのような事態になったのか・・・ホストファミリーの変更を言われてもしょうがないな・・・と思っていたのですが,二人のホストマザーは"日本に電話したい気持ちは分かるのよ。ただ私に何もいってくれなかったことが残念なの"とおっしゃってくださいました。とても残念な出来事でしたが,ホストファミリーのやさしい対応に心から感謝をしました。この経験が二人の将来に役立てばと願うばかりです。

今日はソノマ州のお祭りに行ってきました。日本のお祭りとはやはり趣が違いますね。移動式遊園地という感じでしょうか,もちろん屋台もたくさんあります。ガーデニングの展示コーナー,写真やキルト,牛,馬,羊・・・などなどにぎやかなお祭りが毎年行われているそうです。お祭り開始までは外で英会話レッスン。歌やゲームなどを小学生と一緒にがんばりました。

さぁいよいよお祭り会場へ。ところが,乗り物は一切乗ってはいけない!という注意がありました。遊園地を目の前にして乗れないとは・・・と残念な気持ちだったと思いますが,みんなしっかり指示を聞いてTCの先生と会場見学に行きました。聞くところによるとお祭りの乗り物は非常に値段が高いとのこと。子供たちがお金を使いすぎたりしないように,というTCの先生方の優しい心遣いでした。お祭りはやはりとてもにぎやかで,アシカのショーなどもあり,乗り物に乗らなくても見るものがいっぱいありました。途中には無料のアイスクリームサービスをゲットし,休憩をはさんで最後はSoap Stoneを削って作品作り。30分弱という短い時間ですが,みんな集中して作品作りに取り組んでいました。その姿を見た会場の方から,"日本の子供たちの集中力はすばらしいね! こうした国民性がすばらしい技術をもった車を生み出すんだね!"と声をかけていただきました。日本の素晴らしさ(凄さ?)をまた一つアメリカの方にお伝えできたような気がしました。

今週は少し残念なできごとがありましたが,きっと来週はさよならパーティにむけてみんなの良さをもっとみせくれると楽しみにしています。よい週末を過ごして来週も素敵な一週間になりますように・・・

 

 残り約一週間・・・今週はさよならパーティーを控え,いよいよアメリカを離れる日が近づいていることをひしひしと感じます。さぁ,今週もがんばるぞ!と思ったらなんと,サンタローザチーム初の体調不良による欠席が3人! 先週の日程がハードだったのでなるほど・・・と思っていたら,さらに早退1人と計4人が体調不良でのスタートとなりました。内3人はちょっと調子が悪い・・・ぐらいの状態だということで,熱がでた生徒をつれてUrgent Careへ。アメリカでは病院はよっぽどの重い症状じゃないと行かないという日本とは少し違ったシステムです。幸いなことにUrgent Careへ着いた時には熱も下がっており,食欲もあるということで,のどの治療と薬を処方してもらい自宅へ送りました。ホストマザーも心配そうに待っていてくださいました。本人の体調を気遣って温かいスープを作ってくださったりと本当の家族のように接して下さっている姿にあらためて感謝しました。聞けば本人は週末からのどが痛かったのに,友達とプールで遊んだとのこと・・・体調管理に気を付けるように言い含めてご家庭を後にしました。

さぁ本日はHarvest for hungryにて野菜や果物の収穫です。ここは教会の敷地内を利用して食料に恵まれない方々のための野菜や果物を育てているところです。たくさんのボランティアの方がいらっしゃって,ボランティア精神の根付いているアメリカの文化を体験するとても良い機会となりました。少人数のグループに分かれてそれぞれ野菜や果物の収穫に励みました。3人の男子は大変な肥料作りに積極的に取り組んでくれました。私は残念ながら途中から病院へ行ったので,すべての活動をみることができなかったのですが,みんなのがんばりにまたまたアメリカの方々が感心されていたそうです。TCのAndiも"今まで来てくれた子供たちの中で最高の働きをしてくれたってほめられのよ!"と嬉しそうでした。作業の途中では収穫したトマトや梨,キュウリやパプリカなどを試食させていただきました。無農薬で育てられた野菜や果物の味にみんな大満足していました。こうしてがんばって収穫したもので誰かを幸せにできるって本当に素晴らしい活動だなぁと思いました。

そのあとは移動して公園へ。週末の疲れと午前中の作業で疲れ切ったみんなは木陰で休んだり,遊具で元気に遊んだりとゆっくりとした時間を過ごしました。今日もホストシスターやホストブラザーが一緒に参加してくれていたので,遊びながら交流することができました。明日はサクラメント研修。ホストファミリーと笑顔で帰っていく姿をみながら,今日お休みだった子供たちが早く元気になりますように・・・と願いながら一日を終えました。

 

 今日は体調不良による欠席が一人、ホストファミリーとの旅行による欠席が一人となり、かなりにぎやかなサンタローザチームに戻ることができました。しかし、本日登校した生徒の中にも体調不良を訴えていたり、TCのAndiも声がガラガラだったり・・・と気温差の激しいカリフォルニアの自然の厳しさを改めて実感しているところです。とにかく元気に帰国できるように、早くみんな元気になってほしいなぁ〜と思う今日この頃です。
 
 さて、今日は午前中学校に集合してそのままバス停へ移動しラジオ局へ。普段見ることのできないスタジオの様子やDJの方との対面にわくわくのひとときとなりました。何人かは「お聞きの放送はHot101.7です」というジングルを録音させてもらったり、全員で言わせてもらったりしてとても貴重な体験をすることができました。日本でもインターネットで視聴できるとのこと。リスナーからの電話はすべて録音して放送に使用されているそうです。日本のリスナーからの電話はまだない、とのことでしたので、サンタローザチームの誰かが日本人リスナー第一号としてラジオに登場すると面白いのに・・・と思いました。みんなで記念撮影をしたあと、近くの芝生でランチタイムとなりました。
 
 ランチもみんなすっかり慣れたようで、自分で準備してくる人、ホストファミリーの作ってもらったものをありがたくいただく人と様々ですが、おいしくいただいてる様子にとても感心しました。きちんと自分の食べられる量、好きなものなどを伝えられるようになった証ですね。アメリカでのランチも残り少なくなりました。きっと楽しい思い出として心に残ることでしょう。ランチの後は再びバスに乗りモールでの休憩をはさんで学校を目指しました。

 午後からは学校に戻り、ホストシスターによる歌唱指導です。最初は元気がなかったみんなもだんだんと声がでるようになってきました。“Count on me”はきっと一生心に残る歌になるでしょうね。私もきっとこの歌を聞くたびにみんなと過ごした日々を思い出すと思います。私はみんなのがんばりを横目に先週からまったくチェックできてなかった日記のチェックです。量が多すぎてコメントできませんでしたが、楽しい週末の様子や大変だった活動の感想などを読みながら、アメリカでひと夏を過ごすという貴重な体験をしているみんなの成長をひしひしと感じました。日本の家族や友達へのお土産の準備も着々と進んでいるようです。楽しみにまっていてくださいね。

 いよいよ明日はさよならパーティー。来て下さった方々に感謝の気持ちが伝わるように準備していきましょう。私もみんなのパフォーマンスを楽しみにしています。素敵なパーティーになりますように!

 

サンタローザ4W&43 レポート 8月14日(木)

 今日は全員そろってさよならPartyを終えることができました。体調不良や旅行などで欠席だった人も体調が回復して元気に参加できました。なんと旅行に行っていたご家庭もこのパーティーのために当初の予定を変更して戻ってきてくださったそうです。本当にありがたかったです。

 “今日はいよいよさよならパーティー!”とはりきって登校したら何やら様子がおかしい・・・ホストファミリーと生徒の間でミスコミュニケーションが起こったようで、ホストファミリーがかなり怒っていらっしゃいました。本人の話を聞き、AndiとJessicaの強力なサポートでなんとか問題解決にいたりました。夕方のさよならパーティーにはホストファミリーも大きなピザをかかえて、笑顔で参加して下さったので、本当にほっとしました。言葉の難しさを改めて感じた一日のスタートでしたが、この経験をバネに自分の言葉で気持ちをしっかりと伝えられるように今後英語の勉強に励んでほしいと願っています。

 さてバタバタとした中でスタートした一日でしたが、午前中は会場設営の準備です。みんなで協力して準備を進めることができました。私も初めての経験ですから何をしたらよいのかが分からずにジタバタしてしまいまいしたが、みんなのサポートがあったからこそやりきれました。こちらのスタッフの方が写真を用意して下さり、素敵なカードも作成することができました。みんなもお礼の気持ちを何て伝えようか一生懸命がんばっていました。完成した作品はどれも素敵で、会場前に展示してからホストファミリーに持って帰っていただくようにしました。

 午後からはリハーサルです。リハーサルになって“○○ありますか?”、“〜は何て言うんですか?”と次々と質問が!出国前からこの日のことは分かっていたはずなのに、みんなののんびりさにあきれるやら感心するやら・・・本番大丈夫かな〜ってかなり不安になりましたが、もう出たとこ勝負!当日の本番前になってできることは限られているのでできる範囲で準備を進めていきました。リハーサルと会場設営を同時に進めようと思っていたのですが、私たちがリハーサルに集中できるようにここでもアメリカのホストブラザーズ&シスターズが大活躍です。会場をきれいに飾り付けてくれたおかげで、2時間まるまるリハーサルに使うことができました。本当に感謝・感謝です。

 その後お部屋の片づけ等を済ませ、衣装に着替え本番です。ここでなんとサプライズが!今回太鼓を披露したいという生徒がいたのですが、日本から持ってきた小さい太鼓で発表する予定でした。それを知ったAndiと現地スタッフの方が先日お邪魔した日本のお寺の方に連絡をとってくださり、なんと大きな太鼓をもってきてくださったのです。それを見たときの生徒の表情の輝きといったら・・・本当に感動・感謝の連続でした。

 次々とホストファミリーがおいしそうな料理を手に会場に集まってきてくださいました。新しい方がいらっしゃる度にお料理の種類が増えるので子供たちも嬉しそうにおかわりに励んでいました。

 全員にラジオ体操で幕開けした発表もそれぞれが個性あふれる出し物となり、ちょっと予定より長くなってしまいましたが、無事パフォーマンスを終えることができました。最後のパフォーマンスは全員合唱。素敵な歌声が会場に響きました。見守ってくれた会場のみなさんと、TCのお二人、スタッフの方々本当に多くの方々のおかげで無事修了証書を全員笑顔で受け取ることができました。

 プログラムの最後にはAndiからみんなに“あなたたちは素晴らしい生徒だ!”と素敵なメッセージをいただきました。きっと英語は分からなかった人も多かったと思いますが、AndiやJessicaの気持ちはみんなに伝わったと思います。
本当にあわただしく過ぎていった一日でしたが、こうして振り返ってみると素敵な一日だったなぁ〜と思います。外国で話す言葉も違う国でステージで自分の思いを伝えたみんなは本当に立派だったと思います。この経験を自信にしてこれからもいろいろなことに挑戦してほしいものです。

 勇気ある23名のパフォーマンスに私も大きな拍手を送りたいと思います。素敵な思い出をありがとう。

 

サンタローザ4W&43 レポート 8月15日(金)

 さよならパーティーも終わり、残すところみんなでの研修も残り2日となりました。今日はホストファミリーとのお出かけで欠席の二人を除いて全員そろって元気に一日をスタートしました。TCのお二人と私は昨夜の疲労で“疲れたね〜”といいながらのスタートだったのですが、みんなは朝から元気で本当に何よりでした。

 さて、今までお世話になったKids street learning centerは来週から始まる新学期の準備ということで、今日と月曜日は屋外での活動となります。今日は公園にて午前中アメリカ先住民の方のお話を伺いました。笛の音が響く中ハーブを焚いて場を清めるセレモニーから始まり、初めて見る本物のオオカミの毛皮や動物の爪や内臓を使った楽器など普段目にすることのできない先住民独特の道具にみんなカメラをむけていました。お話もとても素敵でした。人間はみんな兄弟であること、私たちは地球上に生かされている存在であること、大地や水を大切にする心をもつことなどを教えて下さいました。特に印象に残ったのが「髪の色眼の色肌の色が違っても私たちはみな同じ人間である」という言葉です。この一か月アメリカに来てみんなが一番実感していることではないでしょうか。一か月の体験を経て、今日のお話を伺うことができたことは大変意義深いことだったと思います。

 お話が終わったあとは自由に毛皮を触らせてくださったり、質問させていただいたりしましたが、Bearさん(先住民の方)は人の目からその人に宿る動物の魂を感じることができるということで、自分はどんな動物なんだろう?と女子が次々とBearさんのもとに集まってきました。残念ながらすごく集中力を要する作業ということで、全員は聞けなかったのですが、教えてもらった人はその動物の特徴を聞いて、“あたってる〜”とびっくりしていました。目を見て相手の魂が分かる・・・とても不思議な体験でした。

 お昼ご飯はホットドッグ。公園でウィンナーを焼いて食べました。とてもおしかったようで、先着4名のおかわりにたくさんの人が集まっていました。その次はマシュマロを焼いてアメリカのキャンプの定番“サモア”作りです。すでにキャンプやBBQで実践した人もいましたが、初めて体験する人は楽しそうにマシュマロを焼いていました。Andiが準備してくれた巨大マシュマロは“さすがアメリカ”って感じでした。みんな楽しそうに食事を楽しんでいました。
食事後はアメリカの公園の野球場で全員で野球に挑戦しました。経験者・未経験者いりまじって全員野球です。炎天下の中だったので、20分という短い試合ではありましたが、元気に体を動かせてよかったと思います。公園に野球場が併設してあり(観客席もちゃんとありました)、誰も使ってなかったら自由に使っていい・・・これもまたさすがアメリカですね。

 今週も無事終了。ホストファミリーとの楽しい週末を過ごして、来週の最後の研修を残すのみとなりました。みんなも帰国に向けて少しずつ準備を進めているようです。最後まで楽しんで、素敵な思い出いっぱい抱えて日本に帰国したいものです。

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