本日もまたまた快晴! 一日遅れで参加した沖縄チーム3人を交えて,総勢25名でスタートしました。実はサンタローザチームのTCお二人とも初めての経験ということで,いろいろスムーズにいかないことがあるのですが,サンタローザチームのメンバーがみんなスケジュールチェンジもなんのその! 私よりも落ち着いているので,みんなの前向きな姿勢に私が励まされている毎日です。結構"今は一体何の時間?"とか,"えっ?次は何?"って感じのところがあるのですが,みんなTCの先生の指示にしっかりとがんばっています。今日は本当は地域のお祭りに行く予定でしたが,気が付くとスケジュールが変わったとのことで,午後からカリフォルニアに移住した日本人の方のお話を聞くツアーに変わっていました。
午前中は昨日と同じ教室で英会話レッスン。みんな少しお疲れモードで,TCの先生方も心配そう。知っていることはどんどん元気よくアピールしてくれたらいいのにな,なんて思いながら,それでもTCの先生方の指示をしっかりと聞きながらがんばっている姿は『さすが日本人!』って感じでした。アメリカの子供たちの良いお手本になっているとTCの先生方も喜んでいらっしゃいました。ちょっと日本人として鼻高々な気分になりました(笑)
午後からは"円満寺ツアー"へ。ホストファミリーが用意してくださったお昼ご飯でお腹いっぱいになったようで疲れていた人も多かったようですが,特に高学年の皆さんは興味深々でお話を聞いてくれました。私もカリフォルニアに移住した日本人については知識がほとんどなかったので,お話を伺いながら涙が出そうでした。第二次世界大戦中のアメリカにおける日本人,または日系人の方に対するお話やその後のお話を伺いながら,とにかく戦争はいけないんだってあらためて思いました。地上戦を経験した沖縄や,原爆投下の歴史を持つ長崎から参加したメンバーがいる私たちサンタローザチームとしてはまた一つ大切なことを,ここアメリカで受け取ったような気がしました。『二度と同じことが起こってはいけない』お話をしてくださった日系三世の八木先生の言葉をしっかり子供たちに伝えていかねば・・・と思ったすごい経験でした。みんなにも伝わったかな?
その後,サマーキャンプで日本文化を学んだ7名の子供たちの発表会を見学しました。私たちにとって当たり前の"おじぎ"や"雑巾がけ"などを学んだキャンプだったそうです。その成果を披露してくれました。和太鼓や日本の踊り,あいさつなどをこうして世界の人がまなんでいるっていること,「和敬清寂」の心など私たち日本の文化をどんどん発信できるみんなでいてほしいなぁなんて思っていたら・・・ホストマザーが「うちの息子は太鼓をやっていたんだから,ステージにあげて」っておしゃって和太鼓のパフォーマンスに参加したり,盆踊りにみんなで参加してくれてとてもうれしかったです。こうして世界に自分の文化を発信できる心,また"Come on!"って言われたら積極的に参加できる態度,これからも大切にしてほしいです。
何がすごいってサンタローザチームのみんなの『前向きな心』が私は大好きです。まだ出会って間もないけど,とにかく毎日みんなの『前向きな心』に感動しっぱなしです。失敗も不安もすべて自分で受けとめて,「じゃぁ,今度はこうしてみよう!」っていうその気持ちが大切です。本当に大切なものをしっかりと心に持っているみんなの,このプログラムでの成長をこうして近くで見せてもらえることを本当に幸せに思います。週末にどんなすてきな時間を過ごして戻ってきてくれるのか本当に楽しみです。
今日の日記に『ホストファミリ−にここまでしてもらって申し訳ない気持ちになった』って書いてありました。それを読んで私もとてもうれしかったです。感謝の心,思いやりの心,日本とアメリカの懸け橋となりたいですね。来週もがんばろうね。See you! |