いつものように霧で肌寒い1日のスタートとなったが、日中はとても暑くなった。しかし、湿気があまりないサンタローザでは汗をかかないのが日本の夏の暑さと違うなあと生徒たちは言っています。
午前中は教科書を使っての授業でした。ある生徒は昨日の日記に、「ネイティブの先生から英語で授業を受けられるなんて幸せな時間を過ごせているなあと思う」「日本の学校の英語の授業と違って、勉強したことがすぐに活かせるから楽しい」と書いていました。短い期間ではありますが、この機会にぜひ英語がもっともっと上達してほしいと思います。
食事をした後はスタディーセンターの前からバスに乗ってAsian Martというアジアの食材が売られているスーパーに行きました。今夜は生徒たちがホストファミリーのために日本の料理を作る予定になっています。スタディーセンターからその店までは車では10分ほどの距離ですが、バスを乗り継いで約1時間かけて到着しました。日本から持参したレシピを片手に、様々な食材を選んでいました。カレーライス、肉じゃが、味噌汁、焼きそばなどを作る予定の生徒が多いようでした。日本のスーパーと比べると値段は高いですが、生徒たちが必要とする食材はほとんどが手に入りました。米、しょうゆ、こんにゃく、だしの素、焼きそばの麺、豆腐など、値段を考えながら夢中になって選んでいました。日本のお菓子やお茶、カルピスなども自分用に購入している生徒も多かったです。「日本に帰ったらいつでも買えるものだから買わなくてもいいのに」と言っても、生徒たちは日本の味に飢えているようでした。「日本に帰ったら何が食べたいかなあ」「帰った日にお母さんは何を作ってくれているかなあ」「スシローとくら寿司はどっちが美味しい?」という会話が生徒の間で飛び交っていました。日本の食べ物に思いを巡らせた1日だったようです。
帰りもバスで帰りましたが、乗り継ぎはせずにバス停から15分ほど歩いて帰りました。途中でセブンイレブンとドーナツショップに立ち寄りました。暑さで少々疲れていたのですが、みんなお菓子やアイスクリーム、冷たい飲み物を目の前にすると一瞬で表情が明るくなりました。甘いものも食べて元気を取り戻し、スタディーセンターに帰りました。ホストファミリーのお迎えを待ちながら、生徒たちは伝言ゲームをして楽しみました。
今日は買い物をする中で、実際に店員とのやり取りをしながら、生徒たちは様々な表現を学ぶことができたようです。英語を自分で使って伝えようとする努力をたくさんしてほしいです。今日は家に帰り、生徒たちはホストファミリーのために頑張って夕食を作るのだと思います。それでまたホストファミリーとの距離が近づくはずです。また、明日からの週末の予定もいろいろとあるようです。サンフランシスコに行ったり、キャンプに行く生徒もいます。ホストファミリーと過ごす2回目の週末です。どんな時間を過ごすのでしょう。月曜日に話を聞くのがとても楽しみです。
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