MNCCスタッフによる活動写真・動画と、引率者による文章レポートを掲載します。上記バナーをクリックしてご覧ください。

 
レポート更新情報
更新日
期 間

7月28日

7月30日

7月31日

8月01日

8月05日

8月07日

8月08日

8月12日

8月14日

8月18日

8月26日

 マンティカに向けて6時に鹿児島空港にメンバーが集合しました。6時30分に空港が開き,マンティカグループの生徒と他のグループが一緒にMNCCの方から説明を受けたあと,スーツケースを預け,セキュリティーチェックを終え,羽田空港に向かいました。羽田空港到着後,羽田空港から成田空港へバス移動し,成田空港からいよいよアメリカ,サンフランシスコに向けて出発です。出国手続きを終えた後,搭乗口前でしばらくの間,休憩がとれました。集合時間までの間,搭乗口付近の店を探索をする人がいたり,待合室で休んでいる人たちもいました。多くの免税店が立ち並ぶこの場所について,MNCCの方から「この場所は日本であって日本でない」という言葉に改めて「アメリカに向けて出発だ」という気持ちで,生徒の表情も高揚しているように見えました。機内に乗り込み,いよいよ出発です。成田からサンフランシスコまで9時間の飛行機の旅が始まりました。搭乗してそれそれぞれ自分の座席を見つけ,手荷物を座席上の荷物置きに載せ,着席です。国際線の機内なので,日本人以外の客室乗務員たちもおり,客もとなりの人が日本人でない人もいました。機内ではMNCCのメンバーがとなり同士でトランプをしていたり,日本での学校の宿題をしていたりして過ごしていました。機内食はチキンか魚を選び,少し早い夕食をとり,その後,就寝のための消灯になりました。目覚めるとそこはサンフランシスコに向かう飛行機のなかです。16時間の日本との時差のため,2回目の24日(木)の朝です。アメリカ,サンフランシスコへの到着は現地時間午前9時過ぎでした。飛行機の飛行高度がサンフランシスコ空港に近づくにつれて,低くなり,窓からのサンフランシスコの上空の見え方もはっきりしてきました。サンフランシスコ空港到着です。客室乗務員たちからも見送られて,飛行機からサンフランシスコ空港に入りました。次に税関を通ります。世界各国から何百人という人に混じって順番を待ち, 一人一人,渡航目的と期間の質問を受け,それにしっかり答えていました。緊張しながらも堂々と質問に答えていたその姿はとても立派でした。その後,スーツケースをとり,いよいよマンティカの先生方(TC)のお迎えがありました。集合写真を撮った後,大型バスに乗り込み,マンティカへの移動でした。

途中に昼食にマクドナルドに寄りました。いつも日本にもあるマクドナルドで何の問題もない店での昼食ですが,メニュー,代金はすべて英語,店員さんはアメリカ人です。メニューにある写真や数字があるので,それを利用し,注文を一人一人行いました。何人かの生徒は中学校の教科書にあった「ハンバーガー店での注文」ですね。と話し,実際に注文をしました。アメリカのお金を扱う経験がないのでとなりにTCの先生方と生徒引率(PA)がつき,行いました。昼食後,マンティカへ向かい,到着し,そこでホストファミリーとのご対面です。私たちを温かく迎えてくれ,本当にありがたい気持ちでした。到着日に夕方,ウェルカムパーティーの催しがあるので,一度各ホストファミリー宅に行き,再度,集まりました。ウェルカムパーティーでは各ホストファミリーが料理したものを準備してくれました。ホストファミリーごとにテーブルに座り,その後全体で一人一人自己紹介がありました。生徒たちは緊張しながらも自分の名前を言っていました。多くの人たちが混じって楽しい時間になりました。

 

マンティカ レポート 7月25日(金)

 今日からスタディセンターでの学習が始まりました。8時30分に各ホストファミリーがセンターまで生徒を送迎してくれました。生徒たちは各ホストファミリーから準備してもらったり,自分たちで作ったりした昼食の入ったお弁当箱を抱えて入室してきました。元気よく扉をあけてくる生徒,また何人かは少し眠そうに入ってくる人などさまざまでした。生徒は毎日その日一日を振り返って活動の様子を「学習ノート」に書くことになっており,本日から提出スタートになっていました。朝,「学習ノート」を係りに集めてもらいました。その書かれている内容はさまざまでした。次の4つがその内容です。「成田空港で国際線に乗る前に行った手続きや入国審査を緊張するなか行ったことについて」「マンティカに到着した日の夕方に,ホストファミリーから催してもらったウェルカムパーティについて,またそのパーティーに来ていた子に話しかけられてうれしかったことについて」「またサンフランシスコに行く途中に昼食で立ち寄ったマクドナルドで,英語で注文したことや1セント,5セント,10セント,25セント,1ドルを使っておつりの計算をしたことについて」「また早速ホストファミリーに買い物につれていってもらったことについて」などが学習ノートの内容でした。

次に授業が始まりました。はじめに本日からはじまるスタディセンターでの一日の流れについての説明があり,そのあと30日間の活動計画について説明がありました。次に英語の活動に入りました。フルーツバスケットと呼ばれるゲームです。立ち上がって移動する対象が「Tシャツを着ている人」「野球をしていている人」などで,その場で考えてそれを英語で全員に伝える活動で,何回も繰り返すなかで結果としてすべての人が円の中央で何回か英語を話す機会になっていました。最初声が小さくて聞こえなかった人がいましたが最後には英語でしっかりと伝えることができていました。とても楽しい雰囲気で笑顔の絶えない活動が進められました。

この活動のあとが昼食時間です。リラックスした表情で,のんびり昼食を食べていました。本日がはじめての昼食を持ってきた日だったので,「量が多いのでどう伝えればよいですか」「この食べものを以前から食べれません」などホストファミリーへ申し出る表現を学びました。その後,昼休憩があり,そのあと午後から,英作文の宿題について,TCの先生が話をされました。そしてその後,英作文帳の表紙の飾りつけの時間になりました。好きなことばを書いたり,雑誌の切抜きをして,それを貼り付けたりしました。切抜きをして,貼り付ける前にその記事の内容のチェックをしていました。辞書で調べたり,自然とその前後のページを読んだりしていました。結果として英文を読む活動を行っていました。全員が真剣に取り組んで,活動に没頭していました。そして今日の活動が終了になりました。各ホストファミリーが迎えにきてくださり,ホストファミリ−宅に戻っていきました。

 アメリカでのホームステイが始まり,初めての週末を過ごしました。ホストファミリーと過ごす2日間です。「学習ノート」には生徒のみんなの週末の様子が書かれていました。 「地元のマイナーリーグを見に行ったこと」「Fair(祭り)に行ったこと」「教会に行き,歌を教えてもらったこと」「プールに行ったこと」「遊園地に行ったこと」「食事のときに日本語でいただきます,ごちそうさまをホストファミリーに教えたこと」「ショッピングセンターに買い物に行ったこと」「カーニバルに行ったこと」「動物園に行ったこと」「ゲームセンターに行ってコインを連続で勝ち取ったこと」「ホストファミリーに日本から持っていった折り紙や紙風船を見せたり,ホストシスターに浴衣を着せて,喜ばれたこと」「ホストブラザーの誕生日パーティがあったこと」「英語を使う努力をしたこと」「英語をほめられたこと」など週末にたくさんの経験をしました。

今日の午前中のはじめの活動は日課である「show and tell」です。ひとつの物を見せてそれについてみんなに英語で説明する活動です。毎日2人ずつの発表で,先週順番を決めたので今日が最初の2人になります。とてもすばらしい発表でした。次に1段落英作文を行いました。「ステイ中にやり遂げたいこと」について各自英作文に取り組みました。午前中もうひとつの活動は2グループに分かれて半分の人数で別々の活動を行い,時間になったらやっていないもうひとつの活動を行います。活動1は「英作文・発表」です。アメリカについて知っていたこと・知りたいこと・ホームステイを通してわかったことのうち, 知っていたこと・知りたいことをそれぞれ書いてグループ内で発表することです。一人一人英文を書いてグループのなかで発表することに慣れてきたように感じます。発表すること・他の人の発表を聞くこと,みんなで考えを共有することに抵抗なく取り組めているように感じました。活動2は「買い物活動」です。値札のついたいろんな商品のイラストやおもちゃがあり,一人一人買い物をすると仮定してプラスチックの硬貨やミニ札で支払うのです。もうこれで買い物もOKです!とても楽しんでいました。

このあと昼食・休憩です。昼食を終えた生徒は多くの男子・女子が教室の外で元気に楽しく過ごしていました。午後から活動の時間です。アメリカでされているカードゲームを各グループに分かれて
行いました。そこにはアメリカ人の先生2人とホストファミリーの一人の女の子がやってきてくれ,生徒に混じってゲームを教えてくれました。Yahtzee(サイコロ5つを使ったゲーム)、sorry(トランプを使って駒を進めるゲーム),Unoゲーム(日本のやり方とは少し違います)などのゲームです。楽しくゲームにはじめてやるゲームなのではじめはやり方が分からなかったのですが,英語の説明を聞いて繰り返しやりながら,みんなマスターしていました。今日も充実した学習ができていました。

 

 今日はいよいよ校外活動の日です。サンタクルズビーチで過ごす一日です。8時45分スタディセンター前に集合、9時出発です。そして貸しきりバスが出発します。今日はTCのアイリーン先生夫婦,ダイアナ先生のほかに,生徒のホストファミリー2家族が一緒にサンタクルズに向かいました。出発を楽しみに待っている様子が生徒の表情からよく伝わってきました。バスの中は快適です。もし「学習ノート」を持ってこれそうだったら持ってきなさいと話していたので,12人の生徒が持ってきていており,昨日の生徒のみんなの様子が書かれていました。 「昼休みにボールで遊べていい気分転換ができたこと」「放課後,郵便局に行ったこと」「今日のサンタクルズが楽しみであること」「昨日の買い物学習ですべて正解だったこと」「昨日の授業で初めて英語で日記を書いて,単語をただつなげることしかできなかったけどこれからもっと書けるようになりたいこと」「「アメリカのトランプを使ったゲームが楽しかったこと」「中華料理のチャーハンとぎょうざを食べ,とてもおいしかったこと」「アメリカについて知っていること,知りたいことを表にまとめ,発表し,やりがいを感じたこと」「夕食にチリを食べて,おいしかった」「すき焼きを料理したこと」「肉じゃがを料理しておいしいといってもらったこと」「昼食のサンドイッチを自分でつめたこと」「野球を見に行ってアイスを食べたこと」などです。

サンタクルズのビーチへは片道2時間ほどかかるので,途中で休憩し,そこのお店を見て回りました。その後,バスの中で昼食をとりました。サンタクル−ズへ途中にある,Old Mission San Juan Bautista(アメリカの代表的な教会)を見学し,その後, サンタクルズ海岸に向かいました。到着するとそこは目の前に大きなビーチが広がり,そこに遊園地が一緒になったような場所でした。生徒は注意事項を聞いたあと,海やジェットコースターに勢いよく向かっていきました。海の中に入って泳いだり,また砂に体をうずめたりそれはまるで,砂むし温泉状態です。また砂浜の上にあるバレーコートで男子女子対決でバレーをしました。「いち,に,さん」のあとがなかなか続かないですが,とても盛りあがりました。とても楽しい時間でした。そして帰りの出発の時間です。

午後7時にバスに集合し,夜ごはんを持ち帰り用で買い,バスに戻りました。マンティカに戻る時間です。生徒の表情から遊びきったような,満足した表情が見られました。10時過ぎに到着,ホストファミリーの迎えに来た車にそれぞれ乗り込んでいました。

 

 今日はスタディセンターでの学習です。8時に集合していつもの学習が始まります。昨晩、サンタクルズから遅い時間に戻ってきて、それぞれホームステイ先に帰って就寝。今朝はまだすこし眠たい様子も見られたように思います。「学習ノート」には昨日の活動の様子が書かれていました。「ビーチは波が高くてしょっぱかったこと」「アイスがおいしかったこと」「海が楽しかったこと・ビーチにあったコートで男子と女子で対戦したバレーが楽しかったこと」「ビーチのあちこちにおいてあるごみ箱の数がすごく多かったこと」「ホストファミリーにお土産を持っていって喜んでくれたこと」「教会に行き、感動したこと」「最初は足だけと思っていたけど最後は全身海に入ったこと」「砂に全身が埋もれ、楽しかったこと」「更衣室はなくトイレで着替えるのが大変だったこと」「教会のなかでお祈りをしている人をはじめて見たこと」「ホストファミリーからの親切に何かお返しがしたいと考えていること」などです。

 今日の最初の活動は「show and tell」です。しっかり発表ができました。次は英文日誌です。「題名は昨日の1日の出来事、一番お気に入りのこと」です。お互い英文を書いて、数名の人が発表しました。TCのダイアナに指名されるまでは緊張気味の表情ですが、いったん発表することになると、覚悟を決めて前にやってきました。堂々と発表している人、声が小さく、「もう少し大きな声で!」と先生から声がかかり、繰り返しトライしている人もいました。それぞれベストを尽くしていました。よい発表でした。
 次は半分ずつ2グループに分かれて活動です。活動1は日本での自分の生活している家についての説明です。まず図を描きます。居間、玄関、寝室などです。それについて英語で説明文を書いてひとりひとり発表しました。生徒全員が細かく図を書くのを見て先生はびっくりしていました。しっかり発表ができました。発表の機会がホームステイの間中にどんどん増えていることを実感します。自分の発表の番の前までがんばって書いている人もいました。活動2は教科書を使った学習でした。この後は昼食時間です。食べ終わった男子はすぐに昨日買ったボールでみんなで遊んでいました。

午後からはBoys and Girls Club 訪問です。Boys and Girls Clubでは夏休みや放課後に5歳くらいから13歳くらいまでの子供が遊んだり、スポーツをしたりする場所です。はじめの1時間がそこにいるこどもたちの名前を聞き、その音をカタカナにして習字で書く活動と折り紙を折って渡す活動です。MNCCのどの生徒も時間いっぱい、子供たちに習字をかき、そして折り紙を折っていました。子供たちが人懐っこくて、とっても楽しい時間でした。
残りの時間は一生にテーブルゲームをしたり、ホールで開かれていた歌の発表会を聞いいたりしました。純粋に子供たちとの時間を楽しんでいました。MNCCの生徒の笑顔もいっぱい見ることのできた活動になりました。

 

 今日は生徒4人がそれぞれのホストファミリーとキャンプに出かけており、20人での授業のスタートです。8時30分の学習スタートに合わせ、8時を過ぎた時間帯から各ホストファミリーがスタディセンターに送ってくれます。スタディセンターのなかでは、早く到着した人が授業前のひととき、話をしたり、「学習ノート」の日誌を書いたりしています。

 「学習ノート」昨日の活動の様子が書かれていました。午後から訪問したBoys and Girls clubについて、「折り紙で鶴や箱を折り、子供たちが次々にもらいに来たこと」、「子供の名前を習字でどんどん書いたこと」「持って行ったお菓子が人気で売り切れ状態になったこと」「子供たちと楽しい時間を過ごせて、自分たちのことを受け入れてくれているなあと感じたこと」「体育館でやっていたパフォーマンス発表を見て、子供たちの生のバンド、ダンスを見たり、アナと雪の女王の歌を歌っているのを聞いたりできたことが貴重な体験だと感じたこと」などで、そのほか「みんなの前で日記を発表して、緊張したこと」「アメリカの間取り図のイラストを描いたり、英語の説明文を書くのが難しいがTCの先生の説明で書けたこと」「TCの先生の説明が分かりやすかったこと」「ホストファミリーにお好み焼きを作ったこと」などがその内容です。

 今日の学習もいつものようにshow and tellからはじまります。「筆入れ」について、しっかり発表ができていました。次に英文日誌です。題名は「あなたのお気に入りの祝日は何ですか。そしてどうしてですか」でした。日本の祝日を英語で表すことに「どう表したらいいかなあ?」と頭をひねっていました。次は半分ずつ2グループに分かれて活動です。活動1は日本の休日や特別な日について、活動2はアメリカの休日・特別な日についてでした。午後からゲストを招いて、その体験をすることになるのでその事前学習にもなります。

 昼食時間をはさんで、午後は「アメリカの伝統行事」を数組のホストマザーをゲストに招き、どのようなものか紹介してもらい、体験したり、料理をごちそうしてもらったりしました。「クリスマス」のコーナーではクリスマス料理をいただきました。「これが最高ですよ。」生徒がすすめてくれたグレービーソースのかかったマッシュポテトは本当に最高でした。生徒のみんなは七面鳥やマッシュポテトなどおいしそうに食べていました。「バレンタインデー」のコーナーではインクで両手の手形を取り、両手を合わせ、その真ん中の開いたスペースに「Be my valentine」と書きました。また「イースター」のコーナーでは卵に色に塗りました。そしてセンターの外の広場にTCの先生とホストマザーで、中にアメの入ったプラスチックのイースタエッグを30個ほど隠して、それを生徒のみんなが探しました。(エッグハンティングと呼ばれていました)どんどん探し当てる生徒のみんなにびっくりしてしまいました。生徒のみんなは「アメリカの伝統行事」を体験し、ご馳走もいただき、大満足の表情でした。これほどの飾りや料理を準備してくださったホストファミリーやTCの先生に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

マンティカ レポート 8月1日(金)
 8時30分の学習スタートに合わせ、いつものように各ホストファミリーがスタディセンターに送ってくれます。ホストマザーやホストファザーがスタディセンターの中まで、生徒を送り、急ぐ用事がない限り、それぞれTCのダイアナと迎えに来る時間や家族の予定や生徒の様子(世間話もあります)などその日の簡単な引き継ぎをします。必要な場合にはPAが入り、話をします。その後、日誌などを書いている生徒に「See you・・・」と言って帰っていきます。その姿はまさしくアメリカでの父・母のように感じます。これが毎朝の様子です。

 生徒の「学習ノート」には昨日の活動の様子が書かれていました。「Thanks giving に感銘を受けたこと」「ハロウィーンのパンプキンパイが意外とおいしかったこと、豚肉にベリージャムをかけることに驚いたこと、でもおいしかったこと」「アメリカの各家庭の家の大きさにびっくりしたこと」「ハロウィーンのお面を作ったこと」「昼休みに鬼ごっこをしたこと」「イースターハンティングのゆで卵に色をつけるのが楽しかったこと」「ホストファミリーの子供と遊ぶのが楽しかったこと」「卵探し(中にお菓子などが入っているおもちゃの卵をさがす:イースターハンティング)が一番楽しかったこと」「卵さがしで52セントのお金をゲットしたこと」「show and tell で5年間使っている筆箱についてまだ使えることを話したこと」。ホームステイ先でのこと「夕食に出たとうもろこしがフルーツのように甘かったこと」「日本の新聞を見せて説明が大変だったが写真を一生懸命見てくれ、盛り上がったこと」「すき焼きを作ったこと」「犬を散歩に連れて行ったこと」「アメリカの食べ物と日本の食べ物は少し味が違うと感じたこと」「お弁当にりんごがまるごと入っていてびっくりしたこと」「ミートスパゲティがおいしかったこと、その後皿洗いをしたこと」などがその内容です。

 今日の学習はいつものようにshow and tellからはじまります。今日2人の生徒の発表でした。しっかり発表できていました。次に英文日誌です。題名は「このホームステイで食べたアメリカの食べ物のなかで、好きなもの、嫌いなものは何か、またその理由は?」でした。好きなもののほうがすぐに書けていたようでした。がんばっていました。次の活動に入る前、ロザリオを手本にしてYMCAの音楽に合わせて楽しく踊りました!そしてダイアナの歌に合わせて手を上げたり下げたり、テンポが速くなると、難しい・・!でもさすが!最後はぴったりと全員が揃いました。男子も女子もみんな楽しんでいました。次は半分ずつ2グループに分かれて活動です。活動1はアメリカの食べ物についてイラストを描き、英文を書く活動です。みんなが楽しみながら活動していました。活動2は話し言葉で聞かれる、縮めた表現を学びました。

 午後からはPool partyです。プールの周りで開かれるパーティです。TCのアイリーンのお宅に生徒みんな招いていただき、プールで泳いだり、ホットドッグや飲み物をご馳走になったりしました。とってもおいしいでした!本日偶然、誕生日の生徒がいて、全員からのHappy Birthday コール・そしてこっそりみんなでまわして書いたメッセージを渡しました。そして誕生日を迎えた人はみんなに見守られ、その場で声に出さずに秘密のお願いをして、ケーキのろうそくを一人で消すのです。これがアメリカ流の誕生日の祝い方とのことでした。とても楽しい光景でした。今日はとても楽しいpool partyでした。このようにすばらしいパーティを催してくれたTCのアイリーンに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 ホームステイが始まり2回目の週末を過ごし、生徒のみんなが8時30分の学習スタートに合わせ、いつものようにホストファミリーがスタディセンターに送ってくれます。新しい一週間のはじまりです。生徒の「学習ノート」には週末の活動の様子が書かれていました。「タコスを食べ、おいしかったこと」「日本のお金で5円玉・50円玉に穴が開いていることに驚いていたこと」「ホストファミリーの手伝いで作業をして、ミミズと土を分ける作業をしたこと」「初キャンプでキャンプファイヤーをしてマシュマロが甘くておいしくて、星がすごくきれいだったこと」「キャンプの夜は初めてみるものばかりで眠いけれど興味があって眠れないほどだったこと」「コロンビアの歴史博物館(ゴールドラッシュ)に行ったこと」「ホストシスターの友達の誕生日パーティが公園であり、それに参加して、食べ物がおいしかったこと」「すしを食べに行ったこと、味噌汁がとてもおいしかったこと」「大きな森に行って、1時間ほど歩いて野生のリスや鹿を見れたこと」「映画館にマレフィセントを見に行ったこと」「8月3日になって早いなぁと感じていること」などがその内容です。

 今日の学習はいつものように「show and tell」です。2人の生徒が前にでて発表です。みんなの前でしっかり発表ができました。次に、しっかり週末の宿題を確認しました。宿題のはずだったのですが・・・TCダイアナが答を言い、解説をしました。次に英文日誌です。題名は「この週末にやったこと」について5文以上で文章を書くことです。辞書で調べながら書く人もいました。書き終えたら発表です。しっかり発表までできました。
活動に入る前に少し休憩です。休憩のとき、TCのダイアナのテーブルでは生徒を交えて「パレブパランセ」というカップを使ってするゲームをしていました。カップをリズムに合わせて横に動かすゲームでテンポがはやくなると、そこでとまってしまい、そこでみんなの声があがりました、休憩の短い時間だったのですが盛り上がっていました。

 次に活動1.2です。次は半分ずつ2グループに分かれて活動です。活動1・2ともにアメリカの州や憲法について教科書を使って学習を行いました。そして昼食に入ります。昼食のあとは、スタディセンターの外に出て、男女ともにボールで遊んでいました。楽しい時間です。週末に誕生日だった生徒がいて、みんなでHappy birthday! の歌で祝い、TCダイアナの準備したケーキ のろうそくの火を願い事をして一息で消しました。みんなでケーキを食べました。Happy Birthday ! 

 午後からはマンティカの市警察・市議会を見学に行きました。警察では2グループに分かれて警察署内を警察の方が案内してくださいました。取調べ室、牢屋、警察犬の訓練など普段見ることにできないものばかりで生徒には興味津々です。またしっかり訓練された警察犬に歓声があがっていました。そして止まっているパトカーに運転席に座らせてもらい、みんな大喜びでした。それに加え女子はかっこいい警察官の方との2ショット写真!も忘れていません!次に警察署の隣の建物にある市議会に入りました。会議いすに生徒は座り、TCダイアナによる模擬市議会の始まりです。生徒はダイアナからの質問になんとか答えようとトライしていました。最後に市から生徒全員に留学生認定書のような賞状を一人一人もらいました。今日も新しい体験のできた楽しい一日になりました。

 

マンティカ レポート 8月5日(火)

  今日はいよいよ校外活動でサンフランシスコへ行く日です。8時45分集合で、貸切バスに生徒とTCのダイアナとホストファミリー3家族で一緒に乗り込みました。バスは9時にスタディセンターをあとにしました。生徒が楽しみに待っていた旅行です。

  生徒の「学習ノート」には今日の旅行について、「サンフランシスコで日本へのおみやげを買いたい、とても楽しみにしている」ということが書かれていました。そのほかにはつぎのようなことが書かれていました。警察署訪問のついて、「本物の銃やスタンガンを見て驚いたこと」「取調べ室や牢屋が少し不気味な感じがしたけれど、優しい警察官に教えてもらったのでよく分かったこと」「警察犬の訓練を見させてもらい、とても賢いことが分かったこと」「アメリカのパトカーに乗せてもらい、うれしかったこと」、またその他、 市議会で市長さんのいすに座れたこと」「ホストファザーの自転車に乗ったこと」「ホストシスターが大会のチア(リーディング)をするのを見に行ったこと」「授業でアメリカの憲法や州を学び、難しかったこと、また日本に帰るまでにたくさんの州を覚えていきたいと感じたこと」「夜、サラダを食べ、トマト、アボガドなどが入っていておいしかったこと」「「「家で宿題をホストファミリーに教えてもらって楽しかったこと」などがノートの内容です。

 本日の旅行、サンフランシスコへ向かうバスはダウンタウンに近づいてきました。サンフランシスコの有名なスロープが見られ、車の量も多くなってきました。TCのダイアナがバスの中から見える景色の説明をしてくれました。バスは、はじめにゴールデンゲートブリッジに到着しました。あのテレビなどで見ていた景色が目の前に広がっています。すごい迫力です。生徒はその景色をしっかりと目に焼き付けていました。また観光客がたくさんいて、グループから離れないように注意をしながらの行動です。トイレを待つ長い行列も長く、ひとつひとつ時間がかかります。生徒はお土産用のお金を持ってきているので、早速おみやげを買っていました。

 次に向かったのはゴールデンゲートパークです。その前に今朝準備した、お弁当をバスの中で食べました。会話がはずみ、楽しいランチタイムです。ゴールデンゲートパークでは降りて少し歩き、写真を撮影して、バスに戻りました。

 次の見学場所は「ピア39・ウィッシャーマンズワーフ」です。桟橋にある人気のある観光地でたくさんのお店が並んでおり、シャツ類や小物や飾りや食べ物などいろんなものが売られています。待ちに待った買い物の時間です。たくさんの観光客がいるので、生徒はグループで注意をしながら行動します。そして、3時間の買い物の時間があっという間に過ぎ、お土産の品物を買って、バスに乗り込みました。

 夕方7時にバスはマンティカに向けてサンフランシスコを出発しました。9時30分ごろにスタディセンターに到着して、迎えにきているホストファミリーとそれぞれのホームステイ先に戻ってきました。とても楽しい一日になりました。

 

マンティカ レポート 8月6日(水)

  今日はスタディセンターでの学習です。8時に集合していつもの学習が始まります。今日の日程は午前中スタディセンターでの授業、午後はsenior living center (高齢者施設)訪問です。

 「学習ノート」には昨日の活動の様子が書かれていました。

「ゴールデンゲートブリッジは想像と違って赤色だったこと」「ゴールデンゲートブリッジがとても格好良く見えたこと」「サンフランシスコはテレビでよく見る風景を大都会でいろんなものを見れて楽しかったこと」「サンフランシスコでたくさんのはがきを買ったこと」、「サンフランシスコのピア39で女子8人同じTシャツを買ったら男子も同じものをおそろいで買っていてびっくりしたこと」「ピア39では買い物をしてどんどんお金が減ってしまったこと」「部活のみんなにお土産を買えて安心したこと」「友達にサンダルのキーホルダーを買ったこと」「ドーナツがふわふわしていておいしかったこと」、「またアメリカにきたらサンフランシスコに行きたいと感じたこと」「今日の終日研修が楽しみで前の夜4回も起きてしまったこと」「友達にサンダルのキーホルダーを買ったこと」「スーパーマーケットにホストファミリーと行って楽しかったこと」「またアメリカにきたらサンフランシスコに行きたいと感じたこと」「明日(今日のこと)習字がんばりたいと思ったこと」などがその内容です。

 今日の最初の活動は「show and tell」です。しっかり発表ができました。次は英文日誌です。題名は「昨日の旅行で何がもっとも良かったところですか。そしてなぜですか」です。多くの生徒が買い物を理由に挙げていました。発表後、それぞれ名前の書いてあるくじ引いて、次の発表する人が決まります。どきどきの瞬間です。発表もしっかりできました。

 次は半分ずつ2グループに分かれて活動です。活動1は職業について学びました。職業についての単語を、ジェスチャー・英語で説明する活動でした。次に単語あてゲームで、当てはまる単語を探し、単語が貼られている場所まで教室内を走りっていきます。学習を楽しんでいました。活動2は「なぜ・どんなときに歌を歌うのか」について、教科書を使った授業です。TCダイアナがアメリカの歌を歌い、生徒が日本の「ドレミ」を歌う場面も見られました。

 昼食後にsenior living center (高齢者施設)を訪問しました。お年寄りの前で歌を歌ったり、折り紙を折ったり、お年寄りの方々の名前を習字で書いたりしました。習字について、習字はお年寄りの方の名前を聞き、それを漢字にしたり、ひらがなやカタカナで書いたりしました。先日のBoys and Girls Clubへ訪問したときのように、生徒がいきいきと活動をしていました。そこでアイスクリームをもらう場面もありました。こうしてこの日の活動を終えました。

 

 今日の日程は午前中スタディセンターでの授業,午後はBig League Dreams Sport center訪問です。そして夜はプロ野球チームの観戦に行きます。 「学習ノート」には昨日の活動の様子が書かれていました。 「老人施設で折り紙・習字をした,日本文化を学ぶことにつながったと感じていること」「100歳を超えているお年よりの方もいて,訪問した生徒のほうもとても元気出たと感じたこと」「一番驚いたのは自分と同じ名前をおばあさんがいたことで,ほかにも同じ名前の人をさがしてみたいと思ったこと」「折り紙・習字の見せたときにおじいちゃんおばあちゃんがにこにこしてくれてうれしかったこと」「おじいちゃん・おばあちゃんとコミュニケーションを取るのは子供よりも難しいと感じたこと」「はじめは言っていることが分からなかったけどおじいちゃん・おばあちゃんがゆっくり話してくれたので分かったこと」「残りの2週間,ほかの人のよいところを自分が吸収できるようにがんばりたいと考えていること」「午前の授業で知っている歌を歌って盛りあがったこと」「show and tell」で少し緊張したこと」「夕食後にとなりの家に行って,またおいでと言われてうれしかったこと」「肉じゃがを作っておいしいと言われたこと」「サスケのアメリカバージョンを見て,面白かったこと」「「家に帰ってからバスケットボールをして楽しかったこと」などがその内容です。

今日の最初の活動は「show and tell」です。上着やいつも使っているペンについて,みんなの前でしっかり発表ができました。次は英文日誌です。題名は「あなたの大好きなスポーツチームは何ですか。その人たちは誰ですか,そのスポーツとは何ですか」です。日本のプロ野球チームの名前を挙げている人などいました。発表後,くじを引いて,発表者が決まり,発表です。発表する声が今までの中で一番に大きく,TCダイアナもほめていました。一人一人着実に成長しているように感じます。
次は半分ずつ2グループに分かれて活動です。活動1は「私の,あなたの,彼の,彼女の」についての学習です。そして今日の活動は夜にプロ野球の観戦があるので,活動2はそれに関係する表現の活動がありました。まず野球の用語「キャッチャー,ピッチャー,セーフ,アウト」などの用語を学び,その後は2チームに分かれて,野球をします。野球と言っても,ボールは使いません。さきほど学んだ単語について,その中から,見えない状態で,なかからひとつ選び,その単語の正しいつづりを言えたら,各単語に書いてある指定された塁だけ,進塁できる野球です。ヒットの時には走ります。ホームランも出ました。得点も入り,勝敗がつきました。チームメンバーからの声援もありました。楽しい試合になりました。

午後から,Big League Dreams Sport centerを訪問しました。マンティカ市の所有する多目的球戯場です。Big League Dreams Sport Centerからスタディセンターに戻ってきて夕方の試合の球場に向けて出発を待つ間,ヘッズアップセブンアップ(目をつぶって伏せている人の頭に手で触れ,触れた人を当てるアメリカのゲーム)や自由時間にトランプをしてすごしました。待ち時間がとっても盛り上がった時間になりました。

そして夕方からいよいよ野球観戦です。カルフォルニアにあるマイナーの2チームの試合です。野球場での試合観戦に生徒たちのテンションも最高に盛り上がりました。生徒全員が生の試合観戦を満喫できました。楽しい一日でした。

 

マンティカ レポート 8月08日(金)

 今日の日程は午前中スタディセンターでの授業,午後はPark Dayです。 「学習ノート」には昨日の活動の様子が書かれていました。 「球場に日本人のお坊さんが会い,青年海外協力隊にいた人でジンバブエで野球を教えていたことを話してくれたこと」「球場は入ると少し小さいが近くで見れて迫力があったこと」「試合前にサインをもらえた人があとでホームランを打っていてうれしかったこと」「サインをもらったので,お父さんがたぶん野球が好きだと思うので帰国したら見せたいこと」「ピッチャーの背が高くて球が速かったこと」「アメリカで野球を見たことは大きな経験で絶対に家族に自慢したいこと」「野球のルールはまったく知らないが、ほかの生徒に教えてもらいながら見ると,意外とおもしろかったこと」「野球の試合が楽しかったこと」「他のホストファミリーの人に話しかけたけど,あまり通じず,たいへんだった。発音の大切さを知ったので,学校(日本)で発音の練習をしないときもあったけど,これからは学校でしっかり発音の練習をしたいと思ったこと」「自分の後ろに座っていた人がお母さんが日本人,お父さんがアメリカ人のハーフで,英語も日本語も,どちらも話せることがうらやましいこと」などがその内容です。

今日の最初の活動は「show and tell」です。いつも使っている勉強道具やサンフランシスコの終日研修で買ったものなどについて,みんなの前にでてしっかり発表しました。 次は英文日誌です。題名は「昨夜の出来事について話して,何をしたか。どこに行ったか。そして楽しんだか。昨夜一番よかったことはないか」です。全員が野球のことを書いており,楽しめたという内容でした。次は半分ずつ2グループに分かれて活動です。活動1,2ともに英語のことわざについての学習でした。活動1はことわざの意味をまず辞書でしらべ,次に先生から全体へのそのことわざについての説明があります。そして一人の生徒がことわざをくじで引き,それについて意味が推測できるような絵を描きます。そして他の生徒は描かれた絵を見て「ことわざを言い当てるゲームです。絵をヒントにみんな必死にことわざを思い出そうとし,盛り上がりました。次に全体でジェスチャーゲームをしました。単語をくじで引き,他の生徒に言葉なしでジェスチャーで説明します。正解を出そうとユニークなジェスチャーも出て,とても盛り上がりました。

昼食をはさんで,午後からはPark Dayです。近くの公園で,みんなで水風船や芝生で氷スキーなどをして楽しく過ごしました。アメリカに来て,運動をしていない生徒も,少し体を動かすことができたように思います。みんなすっきりした表情をしていました。楽しい午後になりました。

 

 ホームステイが始まり3度目の週末を過ごし,新しい一週間のはじまりです。そして同時にホームステイ中に月曜日から日曜日まで過ごす最後の一週間です。来週の火曜日にはアメリカの地を離れることになります。残された時間,学習そして活動を思い存分満喫してほしいと願う朝でした。生徒の「学習ノート」には週末の活動の様子が書かれていました。 「キャンプに行き,日本であまり夜空を見上げる時間はないので,それができたのが久しぶりで,また次の日の朝は鳥の鳴き声やテントの隙間から差し込んでくる太陽の光で,気持ちよく目覚めたこと」「キャンプでつりをしたり,マシュマロがおしかったこと」 「同じ教室にいて,ホームステイに応募していなかったら,会えなかった人たち,そして日本から来た仲間に,こうやって会えてよかったとこと」「金曜日のPark Dayに,初めてアメリカの公園で遊んだし,こんなに全力で遊んだのも,とても久しぶりだったこと」「公園で氷の上に座って芝生を滑りおりたり,水風船で遊んだりしたのが楽しかったこと」 「日曜日に教会に行くことにも慣れたけど,あと一回しか来れないのがさびしいこと」「教会が予想と違って,話を聞いた後,エレキギターなどバンドの演奏する曲に合わせて,みんなで踊ったこと」「午前中に落ち葉を集めたり,芝を刈ったりする手伝いをしたこと」「夜食べたタコスが予想以上においしかったこと」「ホストファミリーと映画に行って,字幕なしで見るのは初めてだったけど,楽しめたこと」「夕食にお客が来ていつも使わないテーブルを使い,夕食もいつもよりごちそうだったこと」「地域の子供たちと日曜日にバスケットボールをして楽しかったこと」などがその内容です。

今日の日程は午前中スタディセンターでの授業,午後はBowling dayです。今日の最初の活動は「show and tell」です。いつも使っている筆入れとお気に入りの帽子についての発表でした。どうしてお気に入りなのか理由もしっかり伝えることができました。みんなの前でしっかり発表できました。次は英文日誌です。題名は「どんな週末を過ごしたか。どこかに出かけた週末か,それともゆっくり過ごした週末だったか」についてです。それぞれの週末について書いて,一人一人発表しました。発表する声も大きくなり,自分の伝えたいことについて,表現できています。次は半分ずつ2グループに分かれて活動です。活動1は数字についての学習です。教室から外に出て活動しました。2チームに別れ,数字の小さい順に各一列になります。誕生日の早い順,靴のサイズの小さい順,年齢の順,今朝起きた時間の順など,それぞれの問題で並ぶ順番が違います。早く並び終えたチームの勝ちです。先頭に行ったり後ろに行ったりと,みんな楽しくゲームに取り組みました。活動2について,アメリカの憲法,宗教の自由,他国からアメリカへ移り住む理由などについて,教科書をもとに学習が進められました。難しい内容ですが,アメリカを理解する上で重要な事項でした。

昼食を終え,午後からの活動場所のマンティカ内のボーリング場に移動しました。アメリカでのボーリング,楽しく活動していました。ボーリングのシューズはインチで書かれており,それは新しい経験です。ゲームのほうは,ストライクを出したり,スペアを狙ったり,その都度,歓声が上がり,いきいきとした様子で取り組めました。そして,ボーリングを終え,各ホストファミリーの迎えを待つ間,ボーリング場にあるゲームをして盛り上がる時間もありました。楽しい一日になりました。

 

マンティカ レポート 8月12日(火)

 今日はいよいよ校外活動でサクラメントでの終日研修の日です。8時45分集合で,貸切バスに生徒とTCのダイアナとアイリーンとホストファミリー3家族で一緒に乗り込みました。バスは9時にスタディセンターを出発しました。これがこのホームステイでの最後の研修旅行になります。生徒の「学習ノート」には今日の旅行について,「サクラメントで楽しみたい」と書かれていました。そのほかには昨日の活動についてつぎのようなことが書かれていました。 「授業でハングマンというゲームをして楽しかったこと」「授業で数の小さい順に並ぶ活動が楽しかったこと」「ホストファミリーと買い物に行き,グミをもらったこと」「このホーステイがあと9日しかないので,もう一度7月24日に時間を戻してほしいこと」「マンティカの24人のメンバーが最高で,今を楽しみたいと考えていること」「夕食はホストマザーが作ってくれたミートスパゲティーを食べておいしかった。作ってくれるのは何でもおいしいこと」「ボーリングのあとのゲームセンターでのエアホッケーが楽しかったこと」「さよならパーティに着る浴衣のサイズを確認したこと」「ホストファミリーのお客さんにせんすを紹介することができたこと」「夕食に中華料理店でぎょうざや春巻きをおなかパンパンになるまで食べたこと」などがノートの内容です。

本日のサクラメントでの終日研修は州議事堂に行きました。中に入るときには空港のようにセキュキリティチェックを受けました。建物は外観も建物内も歴史を感じさせるものでした。1982年に地震から守るために近代技術を用いて,過去を再現したもので,十九世紀のなかで現在も政治を行っています。建物内には多くの肖像画,彫像があり,1階は歴史博物館,3階は州議会下院室,州議会上院室があります。生徒は片手に日本語で書かれた建物内の案内書を持ちながら,TCのダイアナに説明をしてもらい,建物内を見て回りました。3階の州の議会上院・下院室では実際行われている議会の場を興味深く見学しました。

次に議事堂の前に広がる,議事堂公園の芝生に座り,お弁当を食べました。のどかな雰囲気のなかでの楽しい昼食でした。昼食後,サクラメントのold townに行きました。サクラメントの歴史的な古い建物が残っている場所です。その当時の雰囲気を残した多くの店が並んでいて,生徒はそこの町の中を歩き回りました。町中の探索そして買い物を楽しみました。本日最後は生徒のみんなが待ちに待ったショッピングモールでの買い物です。5時から7時までの2時間です。モール入り口で別れ,生徒のみんなは勢いよくモールの中に入っていきました。どこに何があるのか分からないくらい広いモールですが,お目当てのものを買って戻ってくるものもいました。買った品物をカメラに向かって持ち上げて「はい,ポーズ」!写真には満足げな表情がいっぱいでした。買い物を終え,バスに乗り込み,遅くにスタディセンター到着です。今日も一日,しっかり活動ができました。

 

 今日の日程は午前中スタディセンターでの授業,午後はBass and Pro Shop 見学です。昨日の終日研修でサクラメントから帰りが遅かったので,今朝の生徒はまだ眠い様子でした。ソファの所で授業前に横になっていました。「学習ノート」には昨日の活動の様子が書かれていました。 「残りの一週間全力で楽しみたい,そして3ヶ月くらいのプログラムがあったらもう一回来てみたいと思っていること」「「サクラメントのオールドタウンではバーゲングッズが買えたこと」「サクラメントの古い町並みがきれいだったこと」「その日のショッピングの最後の最後にポロシャツが買えてよかったこと」「この前,バナナチップスが好きだと言ったことを覚えていて,ホストファミリーがもう一度自分のために買ってきてくれていたこと,あまりおしゃべりをする人ではないが,さりげなく優しくしてくれる人だと感じていること」「州議事堂がホテルか思うくらいきれいだったこと」「ショッピングモールはイオンを大きくした感じで,一周するのに時間がかかったが,よい買い物ができたこと」「州議事堂で法案に反対している人たちのグループがいて,驚いたこと」「はじめ,お金の使いかたが分からなかったけど今は分かるようになってきたこと」「50セント+1セントで1セントの記念硬貨を作ったこと」「一緒に来ていたホストシスターとオールドタウンでクイズラリーをして,全問クリアできたこと」「州議事堂に入るときに空港のようにセキュリティチェックがあってびっくりしたこと」などが内容です。

開始の時間になりました。はじめにいつものように「show and tell」からスタートです。2人の生徒が日本から持ってきたお菓子とお気に入りのペンについて発表していました。しっかり発表ができました。次は英文日誌です。題名は「昨日訪れたそれぞれの場所で,最も覚えていることは何ですか。6文以上で書きなさい」です。生徒のみんなの一番の人気の場所はショッピングモールでした。いつものように,くじを引いて,発表者が決まります。発表後に「細かいことについて書かれているとTCダイアナがほめていました。次は半分ずつ2グループ」にと分かれて活動です。活動1は「昨日の活動に関連する単語が30枚ほどカードに書かれており,できるだけ多くそれらの単語を使って,物語を作る活動です。全体を2チームに分けて活動します。内容は本当の話でなく,作り話で,おもしろおかしく書くことが物語を書くときの条件になります。2チームとも,単語カードをとったり,もどしたりしながら,楽しい内容の物語を完成させることができました。発表までしっかりできました。活動2では英語の手話を学びました。アルファベットを手話で表す段階から始まり,「私は〜出身です」などのいくつかの表現まで学びました。生徒にとってもどちらの活動も全く始めての活動でとても楽しく取り組んでいました。

その後は昼食です。昼食後に,Bass and Pro Shopに行きました。この店はとても大きくて,アウトドアに関する品物がすべて揃っています。かなり大きなお店です。バッファローや狼,トナカイ,熊などの剥製も展示され,つりで使う,ボートも10台以上あり,規模がかなり大きいお店です。生徒はじっくり見てまわりました。そして活動を終える時間になり,ホストファミリーとともに,各家庭にもどっていきました。今日の活動は終了です。今日もたくさんの新しいことを学びました。

 

マンティカ レポート 8月14日(木)

 今日の日程は午前中スタディセンターでの授業,午後は高校訪問です。 「学習ノート」には昨日の活動の様子が書かれていました。バスプロショップについて「動物の剥製があって森の中みたいで,また建物もおしゃれだと感じたこと」「大きな水そうがあり,そこには大きな魚がいて,迫力があったこと」「靴下6足で7.9ドルで安くて買ったこと」「お菓子を買って甘くておいしかったこと」。またそのほかに「昨日の授業で手話は日本のものより簡単な気がして,自己紹介はできるようになってうれしっかたこと」「夕食後,日本の宿題を漢字帳20ページしたこと」「ホストファミリーの隣の家に行って,折り紙を教えたり,スペイン語を教えてもらったりしたこと」「リサイクルステーションのようなところに行って,ペットボトル,カンの重さを量ってお金がかえることができたこと」「夕食はチキン,ビーフステーキとてもおいしかったこと」「ホームステイが終わってほしくないこと」「さよならパーティーで発表する言葉もなんとか書き上げたので,気持ちが伝わるように毎日練習していきたいこと」などが内容です。

今朝は英文日誌から始まりした。題名は「バスプロショップのような場所は日本にありますか。またバスプロショップのなかで何が一番驚いたことですか」でした。生徒の発表ではまるで生きているように見える剥製の動物について書いているものが多いでした。いつものように,くじを引いて,発表者が決まりました。しっかり発表できていました。次に「show and tell」です。今日は4人の生徒の発表でした。その内容は今使っている腕時計や水筒などについてでした。みんなの前でしっかり発表できました。みんなでひとつの課題について取り組む時間を共有できました。

次は半分ずつ2グループ」にと分かれて活動です。活動1はアメリカへの他国からの移住について,現在の状況・その理由についてなど,またさらに日本への移住について話題は広がりました。教科書の中の英文は難しい文章もありますが,TCのアイリーンが別の言い方で説明を繰り返し,説明をしていました。生徒のみんなは重要な項目であることを理解し,理解しようとがんばっていました。活動2は前置詞について教科書を使って学習しました、また,アメリカの学校と日本の学校のシステムの違いについて学習しました。

午後から地域の高校訪問でした。80人ほどのブラスバンドが歓迎してくれ,演奏を何曲もしてくれました。曲演奏に加え,曲に合わせ,歌が入ったり,拍手や体の動きが入ったり,その演奏はとてもすばらしいものでした。訪問した私たちのすべてが最後まで魅了されました。また演奏のあとは,TCのアイリーンのだんなさんが音楽の先生でそのブラスバンドを指揮していて,高校生へ私たちのことを以前から紹介してくだっている経緯もあり,とても和やかな雰囲気のなか,演奏のあとすぐに,ブラスバンドのメンバーとマンティカの生徒たち同士ですぐに交流が始まり,訪問したマンティカの生徒のみんながとてもいきいきとした表情でアメリカの高校生と写真をとったり,話したりする時間が持てました。最高の時間でした。そのあと,高校の教頭先生が校舎内を案内してくださり,授業している教室へ入る場面もありました。体育館では授業中しているバトミントンに参加させてもらい,楽しい時間になりました。そして見学の時間が終わり,スタディセンターにもどり,本日の学習が終了しました。

 

マンティカ レポート 8月15日(金)

 今日はスタディセンターでの授業,活動の日です。「「学習ノート」には昨日の活動の様子が書かれていました。 「演奏披露後,アメリカの高校生が日本語でいらっしゃいませと言ってくれたこと」「TCアイリーンさんのご主人のリックさんが教えているブラスバンドの人数が多くてとても上手だったこと」「映画ロッキーのテーマ曲を演奏してくれたのが一番うれしかったこと」「高校の体育館でアメリカ人の高校生とバドミントンをして楽しかったこと」「アメリカの高校生がとても大人っぽく見えたこと」「高校がとても大きくて高校生活が楽しそうに見えたこと」「高校のどの教室にも国旗があるのにびっくりしたこと」「以前教会で会った高校生に教会で会ったねと言われたこと」「授業で高校1年生,2年生,3年生でそれぞれの呼び方があることを知ったこと」「アメリカの移民について勉強して,いろんな国からきていることが分かったこと」「アメリカの高校生は少し怖いイメージがあったけど,テンションが高く,フレンドリーだったこと」「どの学校にも学校独自のマスコットキャラクターがあり,ライオンがその高校のマスコットキャラクターで,その絵が体育館にあり,かわいかったこと」「日本にいると日本の悪いところが見えてしまうことで嫌になってきたけど,アメリカにいるとアメリカの悪いところが見えたし,同時に日本のよいところも見えてきた。この年齢でそのことに気づけたのは自分の力になると思ったこと」などが内容です。

授業が始まります。英文日誌からです。題名は「昨日訪問した高校について,日本の高校とどの似ていますか。どう違いますか。何を最も覚えていますか」です。いつものように,くじを引いて,発表者が決まりました。しっかり発表できていました。マンティカの高校は2階建てで広い敷地に校舎が広がっているのに対し,日本では3階や4階建ての建物が多いことや,制服がないことなどの違いを発表していました。

次は半分ずつ2グループにと分かれて活動です。活動1はアメリカの迷信について,学習しました。日本では聞かないものを聞くことができました。「食事のとき,フォークとナイフを同時に落としたら,お客が来る」「セイントパトリックデイには緑のものを身につけていなとほかの人につままれる」などあり,ほかにも迷信が紹介されました。興味深いものばかりです。活動2では接続詞について教科書をもとに学びました。接続詞を使った作文を作る学習もありました。

昼食をはさんで,さよならパーティについての準備をしました。来週月曜日からどのようにして準備・練習に入るのか,各班ごとに何をするのか,何を準備するのか,いつ準備・練習をするのかの確認をしました。時間が来て,本日の学習は終了しました。

 

 

 新しい一週間が始まりました。ホームステイが始まり4度目の週末、そして最後の週末を過ごし、残り3日となりました。週末、土曜日はホストファミリーと旅行に出かけた人、またTCダイアナとグレートアメリカ(遊園地)に出かける人もいました。日曜日は午後から、あるホストファミリーの家でパーティーがあり、多くの生徒が参加しました。活動満載の週末になりました。

 生徒の「学習ノート」には週末の活動の様子が書かれていました。「 ホストファミリーのtime to go to sleep の声が聞けるのがあと3日になってしまったこと」「金曜日の授業でand、 but 、or の基本的なことの学習で楽しく学習できたこと」「日本の迷信について英語で説明するのは難しかったけど、伝わってうれしかったこと」「2つの文を1つにまとめるときはand でつなげるだけなので簡単だったが思ったこと」「グレートアメリカでジェットコースターに4回乗れて満足したこと」「グレートアメリカで花火を見たこと」「土曜日、グレートアメリカまで遠くて疲れたけど、多くのアトラクションを見てその疲れは一気に吹っ飛んでいったこと」「ホストファミリーと朝3時にサンフランシスコに出かけ、暗い中で、ゴールデンゲートブリッジのライトが光り、とても美しかったこと」「4回目の教会で仲良くなれてうれしかった」「最後のチャーチになり、いつもより長い話があり、泣いている人がいたが、話の内容が分からず、英語を勉強しておけばよかったとつくづく思ったこと」「ホストファザーが働いている会社のフェスティバルに行って楽しかったこと」「夕食にピザやポテトを食べてお腹いっぱいになって、 たぶん太っただろうと感じていること」「日曜日のパーティー楽しく過ごし、このお礼をさよならパーティーでしたいと感じていること」「日曜日のパーティーのなかでウォータースライダーをすべって楽しかったこと」「ホームアローンのビデオを見たこと」「ホストファミリーの知り合いに、昨日のマンティカの新聞に、前日記者がスタディセンターに取材に来たときの記事が載っていて、その新聞をもらったこと」などがその内容です。

 今日の活動ははじめにホストファミリーへプレゼントする鉢に花を植えて、鉢をデコレーションすることです。鉢にそれぞれペンキで色付けをして、乾いたら、お礼の言葉や模様をかきました。一人一人工夫して色塗りやや模様付けにじっくり取り組んでいました。ホストファミリーへの感謝の気持ちを込めてかいたオリジナルの鉢です。鉢の色塗りのペンキが乾いたら、模様付けを行い、そして花を植えて完成です。

 つぎの活動は「Pajama Party」です。パジャマのような楽な格好でお菓子を食べたり、ビデオを見たりして、楽しく過ごしました。ビデオを見たり、おしゃべりをして過ごしました。その間、さよならパーティーで料理する食材の買出しに、代表で数名は少し離れた場所にある日本食品店へ行きました。肉や野菜や飲み物などいくつも袋をいっぱい車に載せてスタディセンターに戻りました。

 明日は、さよならパーティーの料理作り、発表練習になります。そして今日の活動を終え、それぞれの家庭に戻っていきました。ホストファミリーとの残りの時間を楽しく過ごしてほしいと願い、一日を終えました。

 

 今日はマンティカで一日を過ごす最終日です。明日の朝は6時には空港へ向けてマンティカの地を離れていきます。そして今日はさよならパーティーが行われる日です。昨日はパーティーに出す料理の材料の買出し行きました。今日は料理担当・空手担当などそれぞれ分かれて準備・練習をして、夕方にはパーティーに突入します。今日一日ホストファミリーのためにできることを全力で取り組んでほしいと思う一日です。

 生徒の「学習ノート」の内容です。「 ホストファミリーと離れるのがさびしい、さよならパーティーで恩返しをしたいと感じていること」「小さい女の子に読み聞かせをして、難しかったこと」「ホストファミリーの鉢を一生懸命作った、喜んでくれるとうれしいと感じていること」「夕食のあとはいつもどおりUNOをして、負けたけど楽しかったこと」「「あと2日で帰国でとてもさびしいこと」「「夕食にメキシコ料理が出て自分の口に合わなかったけど、作っていただいたことに感謝したいこと」などです。

 今日はまずはじめにさよならパーティーで全体で披露するものについて、練習を行いました。「アナ雪」の曲の日本語版、君が代斉唱、日本どこの学校でもしているものがよいという理由で「ラジオ体操」です。ラジオ体操をみんなで練習したところ、そこにいたホストファミリーの一人から「日本独特のものでないと意味がない、それはアメリカでもできる」と話があり、そのストレートな言い方、みんなで内容を話し合った経緯もあったので、生徒の中には戸惑いがありました。ただ、ホストファミリーの一人の率直な意見、そしてその他のホストファミリーの代表としてのアドバイスと捉え、生徒たちが気持ちを切り替えて、スペースが足りないことも考慮し、 急遽ソーラン節を人数を絞り、行うことになりました。本番当日、経験のある人が全くしたことのない人に教えて、繰り返し練習しました。そして全体練習のあとは、空手発表のグループ、料理担当のグループ、飾り付けのグループにそれぞれ分かれて、準備をしました。料理のグループについても、TCの先生方からの想定していた以外の品も要望も出てきましたが、考え方を変えて、臨機応変に行うことができました。それぞれのグループの取り組みは立派だったと思います。

 いよいよパーティがスタートしました。まずは料理を楽しみ、その後ビンゴ大会、次に発表の時間です。空手披露、男子・飛び入り参加のホストファミリーによる炭酸の一気飲み、アナ雪、君が代の斉唱、授業で習ったMake New Friendの輪唱、ソーラン節披露、どれも大成功です。発表のあとは代表者2名によるお礼の英語でのスピーチです。この日に向けて、辞書を片手に時間をかけて練習してきて、立派にスピーチを行いました。最後にホームステイの修了証書を生徒がひとりずつ前で受け取り、その後、ホストファミリーへの修了証書、生徒から各ホストファミリーへの鉢の贈呈です。生徒の目は感謝の気持ちで涙で溢れ、お互いにハグしあう光景がありました。その様子が、この一ヶ月のホームステイがどういうものであったかを表していました。終了時間を忘れて、生徒たちがホストファミリーとそしてこの一ヶ月間、指導してくださった先生方との別れを惜しむ時間が続きました。

 

 

 いよいよ、マンティカ、アメリカを離れる日がやってきました。朝5時45分、スタディセンターに集合です。サンフランシスコ空港行きの貸し切りバス、運転手さんが待機する中、それぞれのホストファミリーと生徒たちのお別れの時間が近づいています。昨夜のさよならパーティーのあとに夜遅くまで荷造りをして、「スーツケースの重さが規定の50パウンド(23kg)を超えるかもしれない人はもう一度この体重計に載せて」と、TCの先生やホストファミリーが生徒に声をいます。最後の最後まで、生徒たちのことを気にかけてもらっています。荷造りが全員確認され、バスに乗り込む時間がやってきました。生徒たちはそれぞれのホストファミリーと分かれの言葉を交わしていました。ハグする人、大粒の涙を見せる人、とても悲しい時間です。生徒たち・ホストファミリーにとって、家族とのお別れの時間です。そして、バスは生徒、TCの先生方を乗せ、空港に向けて出発しました。

 マンティカを出発して、サンフランシスコ空港に9時過ぎに到着しました。到着までの間に、生徒たちの表情のなかに日本に戻ってからの生活へ向けて、気持ちの整理・準備が整ってきているように感じました。空港ではPAからパスポート・eチケットを受け取り、チェックインです。スーツケースの計量も無事全員済みました。次にセキュリティチェックです。セキュリティチェックを受ける場所への移動になります。それと同時に空港まで一緒に来てくれたTCの先生方ともここでお別れです。そこでハグをしあう生徒、涙を流す生徒がいます。搭乗時間に遅れないように余裕を持った移動が必要なので、ゆっくりお別れを言う時間はありません。ホストファミリー、そしてTCの先生方、この夏いつもそばにいた人たちとお別れでした。それは結ばれていた心の紐が切れてしまって、まるで遠くに離れていくかのように感じ、つらいひとときでした。生徒たちは移動し、セキュリティチェックを終え、次にMNCCのスタッフ、PAと共に成田行きの飛行機搭乗口へ向かいました。搭乗口到着後、トイレ休憩をとり、そして飛行機に乗り込みました。

 日本への復路はアメリカへ出発したときと同じユナイテッド航空です。搭乗後、機器調整の為らしく1時間を越えて遅れて、飛行機は出発しました。日本までは10時間ほどの飛行時間で、生徒はゆっくり時間を過ごしました。機内で感想文や日誌を書き上げました。

 生徒の最終日の日誌には、前日のさよならパーティーのことが書かれてありました。「さよならパーティーで久しぶりの日本食がおいしかったこと」「一気飲みで飛び入り参加したホストファミリーの一人がすごくはやく優勝したこと」「急にラジオ体操がソーラン節に変わったため、9人で1から練習した。地域ごと踊りが違っていて、合わせるのが大変だったけれど、なんとかできたこと。筋肉痛になったこと」「空手担当で一生懸命練習して、失敗しなかったし、歌もしっかり歌えたこと」「準備のときにTCの先生たちとうまくいかない所があり、今思うといいアドバイスと考えれば変わったのかなと感じたこと」「別れがつらくて、ホストマザーからDon’t cry. 言われるたびに泣いた。ホストファミリーが鹿児島に来てくれるなら、Welcome to Japan. と言いたいこと」「朝起きるとホストシスターが来て、『またここに来てね、待っているよ。』と言ってくれた。もう二度と会えないかもしれないと思っていたのかもしれない。だから私は『I go to Manteca again.』と言ったらこの一言でホストシスターがハグしてくれた。絶対、絶対もう一度行きたいと思っていること」などが内容です。

 成田に到着しました。到着後、 手続きを終え、成田から羽田空港へバスで移動しました。羽田空港ではもうひとつの別れがありました。他県の生徒と羽田空港でさよならをしなければなりません。一ヶ月前、この場で合流して、マンティカグループを結成し、そして一ヶ月経った今、同じ場所で各県へ戻ることになりました。この夏、アメリカ、マンティカという場所で生活を共にし、苦楽を共にした仲間です。生徒たちにとって、つらい別れです。でも生徒同士、これで終わりでないこと、これからもつながっていくことを話している様子でした。飛行機は最終目的地、鹿児島に向けて出発しました。そして午後8時30分に鹿児島空港に到着です。ロビーには保護者の方々が待ってらっしゃいました。最後、解散式では生徒代表があいさつをして、MNCCスタッフの方が連絡事項を伝え、解散式を終了しました。約1ヶ月生徒全員が新しい体験をし、英語力だけでなく、異文化を経験し、大きく成長していったように感じます。よくがんばったね!と声をかけてあげたい気持ちです。またこの夏の経験を通して得たものを生かして、これから、ひとりひとりがさらに成長していくことを楽しみにしています。

 

 

 

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