2014年7月23日の午後4時過ぎ(現地時間)、いよいよワシントン州のアーリントンに、みんな無事に着きました。これから平日に毎日通うスタディセンター前には、雨の中たくさんのホストファミリーのみなさんが、迎えにきて待っていてくれました。それぞれが、歓迎の手作りボード(中には日本語で書いてある物も)を持ち、花を持ち、笑顔一杯の出迎えでした。
23日早朝,家族や友人たちに見送られて鹿児島空港から羽田空港に向かいました。初めて飛行機に乗る人もいて,また仲間とのフライトに,それぞれ表情はとても明るく,隣の席の人と話で盛り上がり,わくわくしているのが分かりました。定刻に到着。スタッフの方に導かれて,空港の外に出ます。夏休みということもあって,人の多い空港では,団体行動が大切。ポイントポイントでの集合もとても早いです。 次は成田空港にバスで移動。車中でスタッフの方と打ち合わせをしていると突然の歓声。「おおー,近い!あの球体が某テレビ局だぁ」思わず写真をパチリ。しばらくするとまた歓声。「おおー,見えたよ。あれがシンデレラ城だ」この旅の一番の目的地に到着する前から,様々なところに喜びを感じていました。さあ,そしていよいよ成田空港到着。ここでは,チェックインの他に出国手続きなどを行います。大変お世話になったのは,空港のグランドスタッフの方々。生徒たち一人ひとりのチェックインを行って下さり,手荷物預けカウンターでは,導いてくださいました。スタッフのみなさん。本当にありがとうございました。みんなでお礼を言って,いよいよ中へ入ります。
次は出国手続き。パスポートセットを準備して一人ひとり審査を受けます。その際,パスポートにスタンプをもらうのですが,「私は8ページ押してもらった」「私は9ページ」このようなことも,皆さんにとってとても新鮮だったのですね。微笑ましい光景でした。ここからは,しばらく空港で待機です。搭乗予定時刻の5時半まで,各自ゆったりとくつろいでいました。5時半。ようやく国際線への搭乗です。座席に着くとさっそく見つけたのは個別のモニター。電源を入れてみると,映画やアニメ・ニュース,そして何とゲームまで!(フライトの間,結構楽しんでいました) しばらくすると食事が出ました。機内食どうだったでしょうか?
さて,このフライトで大切なのは,現地に到着してからのことを考えて,しっかりと睡眠をとること。リクライニングシートでの睡眠は慣れなかったもしれませんが,ちゃんと睡眠をとっていました。約9時間のフライト後,ようやくワシントン州シアトルタコマ空港に着陸です。飛行機を降りると,いよいよ入国審査。パスポートと税関申告書を持って臨みました。(もちろん)英語で質問されます。ここでもひとりずつなので,みんなの緊張感が高まります。終わって出てくると。「『English?』ときかれて『No.』と答えました。」「何て言えば良かったんですか。」「教科書で学習したでしょ。○○日間は『For ○ days.』」「あ〜,そうだった!」
次はメインターミナルで,いよいよCTとの対面です。元気のあるお二人が色々と話しかけて下さり,最初は頭の中が「???」だったのが,少しホッとしたようでした。空港内で記念写真をパチリ(HP掲載)。
ここからは約1時間半のバスでの移動です。疲れていたのでしょう。ほとんどの人が車中では寝ていました。雨も振り,少し寒かったですね。そしてホストファミリーとのご対面。ホストファミリーたちがウェルカムパーティーを開いてくれました。各家庭から様々な種類のピザやサラダ類,フルーツ(スイカのカーヴィングでクジラもありました)。
ビュッフェスタイルで好きな物を手に取り,自分のファミリーだけでなく他のファミリーの方と話したり,また互いにけん玉の技を披露したり。とっても楽しいひとときでした。私も何家庭かの方とお話しました。みなさん本当にとても親切で,家庭で過ごしたここ数時間に,生徒たちを和ませようと色々と働きかけてくださっていました。
これから始まる一ヶ月間の生活が楽しみです! |