MNCCスタッフによる活動写真・動画と、引率者による文章レポートを掲載します。上記バナーをクリックしてご覧ください。

 
レポート更新情報
更新日
期 間
8月02日
8月10日
8月20日
9月14日
今日7月25日に大勢の方に見送られながら、25名のチームNew Castleが旅立ちました。実は、私たちが成田で乗り継ぐ飛行機は今回のフライトが初フライトであり、成田に着くと盛大なセレモニーが開かれていました。搭乗する際には記念のマグカップをもらい、「手荷物が増えた〜」と嘆く子もちらほら。到着すると、Cathy先生とJeremy先生のお出迎えを見て約10時間のフライトの疲れも一気に吹き飛んだ様子の子どもたちでした。途中寄ったマクドナルドでは、初めての英語"To go"(持ち帰り)を習い、日本とのサイズの大きさに驚きながらも無事全員購入することが出来ました。しかし、ここにきて8時間のフライトの疲れがどっと来たようでstudy centerで全員一度仮眠を取ることに。ついに待ちに待ったホストファミリーとのご対面!プラカードを作ってきてくれたホストファミリーの方々がたくさんいました。初めは緊張していた生徒も、ウェルカムパーティが終わると「とっても良い人たちだった〜!!良かった〜!」と言っている子もおり、私も安心しました。まだうまく自分の言いたいことを英語で伝えられず、不安になっている生徒もいましたが、これから1ヶ月、前に進もうとする力を信じて成長していってほしいと願っています。Good Luck! You can do it! 

=====生徒の日記より 

朝から空港に着いて、お母さんと別れるまで、楽しさとわくわくでとてもお母さんとの別れを悲しむ暇もありませんでした。しかし、だんだんアメリカに近づくにつれて、少し悲しくなったし、ホストファミリーとうまくやっていけるか不安になりました。でもシアトル行きの飛行機に乗って、ビジネスクラスの席や映画がみれる機械がついているのを見ると、悲しさや不安が消えて、これは何だろう、どんな風にして使えるんだろうとわくわくでいっぱいになりました。機内食は夕食全て食べたけど、朝食はヨーグルトしか食べれなくて、少し残念でした。飛行機から降りて、ホストファミリーの集団を見ると、また不安がおそってきました。マックに行って注文したとき、「クッキー」といわれたのだけれど、通じなくて、ホストファミリーの英語がわかるか、自分の言いたいことがホストファミリーが理解してくれるかもっと不安になりました。でも、夕食を食べてホストファミリーの会話などを見ていたら、そんな不安も吹き飛びました。マザーはとてもかわいくて、ファザーはジョークを行って私たちを笑わせてくれました。ホストファミリーの家にいくと、緑と川があって、とても感動しました。とにかくきれいで、部屋もかわいくてとてもあたたかみのある家でした。でも最初のお風呂が冷たくて、とてもおどろきました。だから、家では靴下をはいて移動しました。今日はとても楽しくで、おもしろいことがあったり、不安になったり、気持ちがころころ変わったので、とてもぐっすり眠れそうです。

 

ニューキャッスル レポート 7月26日(木)
今日はStudy Centerで初めての授業が始まりました。しかし、さっそく出された宿題、そしてホームステイ先での緊張、さらには時差ぼけからくる疲れがとれておらず少し疲れた様子でした。Cathy先生のクラス・Jeremy先生のクラスに分かれ、それぞれのクラスでホストファミリーと会った感想や日本との違いなどを話し合っていました。特に、「夜8時なのに外がとっても明るかった」「家が広くてびっくりした」という意見が多かったかと思います。そして、「ホストファミリーがとってもいい人たちだった」という意見も多く見られたので、私自身もほっとしました。午後は、それぞれホストマザーに作ってもらったサンドイッチを持って、ワシントン湖に行きました。午前中、あんなに疲れた顔をしていた子どもたちも、Jeremy先生を巻き込んでの鬼ごっこ"Touch and Run"が始まりました。さらには、自由時間に近くのファストフード店で買い物をしたいとJeremy先生を連れて買い物をしようとする子も現れ、積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿も見ることができました。アメリカに来て2日目でこのような姿を見ることが出来てとても驚いていると同時に、これからのチームNew Castleの伸びしろは無限だと感じる一日でした。ちなみに、疲れている子が多いようですがそれぞれの話を聞くと、9時ごろにはGood night"と言われてしまうため(アメリカでは普通のことだそうです)、ぐっすり睡眠はとっているようです。

=====生徒の日記より

今日は、2歳の子が私のことを「も〜も〜」と呼んでくれたので、とてもうれしかったです。又、ホストファザーと一緒に夕食を買いに行くことが出来たので良かったです。でも、2歳の子がたくさん泣いていました。今日の朝、21歳の人とおりがみでしゅりけんやふうせんを作りました。とても上手で、ついてきていたので楽しかったです。学校帰ってきて、そのしゅりけんにメッセージが書いてあったので、とても嬉しかったです。コアラのマーチをあげると、とてもよろこんでくれて、コアラのマーチの名前も知っていたのですごいなと思いました。

=====生徒の日記より

今日の朝食はシリアルでした。私はチョコ味を食べました。とてもおいしかったです。また、私が学校に行くとき、ホストシスターがハグをしてくれました。日本ではそんなにハグをする習慣がないので、なんだか変なかんじです。でも、ハグをすることで、自分を受け入れてくれてるんだなと思うと、少し不安はなくなります。今日学校では、午前中に勉強をしました。私は、先生が何を言っているかが、あまりわかりませんでした。しかし、高校生の先輩やみきさんが通訳してくれたので、先生の話を理解できました。本当に助かりました。午後は、湖に行きました。沖縄には湖がないので、とても感動しました。それに、湖がとっても広くて、海と間違いそうでした。私は、この湖に来ている人がとっても美人でスタイルがいいことにも感動しました。私もそんな人になりたいなと思い、写真を沢山撮りました。明日は、今日よりも英語が上達するようにがんばります。

 

ニューキャッスル レポート 7月27日(金)

 今日は、朝からガーデニングのお手伝いをしました。実は、地元の新聞記者が来ており、私たちグループの様子を記事にするそうです。そして、午後はCostco(日本ではコストコ)に行きました。最初にCostcoで売られている大きなホットドッグなどが無料で提供され、さらには日本人従業員の日本語によるCostcoについての説明まで行ってくれました。本土には1999年にCostcoがオープンしたそうですが、沖縄にはまだなく、10年以内には必ず沖縄にも進出するだろうとおっしゃっていました。そしていよいよCostcoの中へ。ここでは様々な種類のものが置いてあり、安くて質の良いものが大量に買えるのが特徴です。お店の中に入ると、お店というよりも倉庫のような場所でした。あまりの品揃え、あまりの広さに子どもたちも驚きを隠せず、写真をたくさん撮っていました。
このプログラムも3日となり、日記の中にも、「あまりに新しいことが多くてホームシックになる暇を与えてくれない」と書いている子や「今まで英語が出来ると思っていたけど、いい意味でそれが崩された。これからの自分の成長が楽しみ」といった内容を書いてくる子もおり、ここに来てまだ3日目ですが、このように深く考えられる子供たちにめぐり合えて、私自身もとても感激しています。本当にこれからの成長が楽しみです。

ニューキャッスル レポート 7月30日(月)
 今日は、まちにまったミニゴルフです。25人+ホストファミリーを含めた大人数のため、時間の都合でなんとたった2打しか打てない特別ルールになりました。しかし、中にはホールインワンをした子もおり、どのグループも大盛り上がりでした。はじめる前は、18ホール回ると聞いてびっくりしていた子どもたちも、終わるころには「え?もう17ホール目?次で最後なの?」と言うくらいとても楽しい時間と程よい運動が出来たかと思います。Study Centerに帰ってからは、全員で「幸せなら手をたたこう」の英語バージョンを歌ったり、軽く体を動かす活動を行ったり、今までの運動不足を補うような一日でした。

=====生徒の日記より

今日は、午前中、教会に行き、音楽を聞いたり、卓球をしたりしました。とてもおもしろかったが、少しだけ眠気と闘っていました。1、2時間した後に、マックのとなりにあったファーストフード店で昼食をとりました。昼食をとった後、車の展示会?に行き、年代ものの車やバイクが陳列しており、どこを見ても飽きず、とっても楽しかったです。また、アメリカのファミリーやカップル、友人など色んな人がそこでゆっくり過ごし、とてもうらやましかったです。また、本当に今日は日曜日だな〜と感じた一日でした。こうした経験があるのも、アメリカならではの体験ではないのかなと思いました。日本、沖縄ではこういう風景が見られません。土日も働き、家族、友人との過ごす時間がかなり少ないのではないかと考えさせられました。アメリカの土日はとても優雅でゆっくり時間が流れ、バーベキューを楽しみ、ビーチでゆっくりしたりと、様々な時間をすごしているのが見たらすぐに分かります。沖縄だけじゃなく、日本全体もこういう風景になったらな〜と思います。

 

ニューキャッスル レポート 7月31日(火)

 今日は、午前中の授業を終え、午後に楽しい活動がありました。Scavenger Huntと行って、TCから渡された紙に書かれているものをモールにあるお店の中から制限時間内に探し、証拠写真を撮ってくるという活動です。その途中に、もし買いたいものがあれば買ってもかまわないと説明され、生徒も「買い物が出来る〜」と喜んでいたのもつかの間、グループ対抗戦と聞いて対抗心を燃やしていました。約80個近くあるリストは全て英語で書かれ、まずはそこに書かれているものが何かを聞きまわる作業から始まります。近くにいた店員に尋ねたり、お客さんにリストを見せて他のものがどこに売られているのか聞きながら一緒に写真を撮ったり、グループで協力しながら試行錯誤している様子がうかがえました。制限時間になると、「探すのに必死で買い物出来なかった〜」と嘆いている子もいましたが、とても楽しめたようです。一番写真を多く撮ったのは31枚もの写真を撮ってきたグループ。明日は商品がもらえるそうです☆楽しみ♪

 

 今日は午前中に授業を受けた後、来週火曜日予定されている老人ホームへの訪問に向けて、歌の練習をしました。幸せなら手をたたこうの英語バージョンと、"You are my sunshine"という有名な曲です。

午後は、ランチを持って湖にピクニックに行きました。近道を通り過ぎてしまい、かなりの距離を歩くことになってしまいましたが、目的地につくと素敵な景色が待っていました。その広大な景色をみながらのランチタイム。しかし、ランチの時間もあまり取れず、急いで次の場所へ。「もっと景色を見ていたかった〜」と言っていた子どもたちが連れて行かれた場所は、なんと自然の中にある大きな滝でした。ここにある水がどのようにシアトル周辺の地域とかかわりがあるかをガイドさんが説明してくれて、私たち以上にホストファミリーやTCの方が興味津々のようにも見えました。なぜなら、この滝の場所は普段は決して入ることの出来ないところで、アメリカに住む人も滅多に入ることが出来ない場所だそうです。今日は一日歩き回ったので、とても疲れた様子の子どもたちでしたが、とても貴重な体験をすることが出来ました。

 

 
ニューキャッスル レポート 8月02日(木)
 今日初めての終日研修。朝からバスに乗り、シアトルへ。まずワシントン大学に行き、大学を背に写真を撮りました。大きな大学を目の前にし、生徒の中には「いつかアメリカの大学に行きたい」と言っている生徒もいました。次にスペースニードルを回り、最後にPike Place Marketにたどり着きました。全体で集合写真を撮った後、Gum wallと呼ばれるところに行きました。ここは、The Market Theaterの前にある壁一面に、かんだ後のガムが貼り付けられているとても有名な場所です。行く前にキャシー先生からガムが配れられ、私たちもガムを貼り付けてきました。また、ここにはなんと「スターバックス1号店」があり、ここでしか買えない限定のタンブラーが販売されていました。アメリカでの買い物も慣れた様子で、その後の自由時間にはいろいろなお店を回り、思い思いの買い物が出来たと生徒も喜んでいました。

 

ニューキャッスル レポート 8月03日(金)

 今日は2つ目の大学、Bellevue Collegeへ。ここでは、この大学に通う留学生が構内を説明する小さなツアーを行ってくれました。留学生の中には日本人もいると説明を受けた後、たまたますれ違う人の中に日本人もおり、生徒も驚いていました。また、留学生の中にはインドネシアから来た16歳の子もおり、ぺらぺらと英語をしゃべる様子を目の当たりにして、「私たちももっとがんばらなくちゃ!」と意欲に燃えている子もいました。次に、地元のラジオ局を訪ねると、突然のお願いにもかかわらず、ラジオに出演させていただくことが出来ました。沖縄から来た生徒がいると紹介され、「こんにちわ〜!」と大きな声でアメリカでのラジオデビューを果たした子どもたち。ネットでもその時の様子が聞けるそうです。そして、午前中最後の活動はブルーベリー狩り。待ちに待ったブルーベリー狩りに、おしゃべりも忘れもくもくと作業をしていました。午前中動いた後は、Study Centerに戻って日本の家族へ手紙の書き方を習いました。ちゃんと届くかな〜と心配している子もいました。

=====生徒の日記より(8/3 土)

 ホームステイに来て2度目の休日がはじまりましたー。先週はどうやって過ごすのかもわからなくて心配ばっかりしていたけど、今日は自分がやりたかった部屋のそうじやシーツの洗濯など朝のうちですることが出来ました。すっくりきれい×きれい(笑) そして10時くらいからシアトルへ行って、ARGORY CRUISESという船に乗って観光する所へホストファミリーと一緒に行きました。最上階のデッキに行って、たくさんの景色を見ることができてとても楽しかったし、とてもきれいでした。その気持ちを言葉で伝えることができればいいのになーと感じて、もっと英語のコミュニケーション力を高めたいと思った一日でした。これから頑張っていきたいです。午後からは、シアトルアクアリウムに行って、たくさんの生きものを見ました。とても充実した日になったと思います!! 次の週は自分たちがホストファミリーに何かしてあげたいです。

=====生徒の日記より(8/4 日)

 今日は教会で結婚式がありました。結婚する夫婦は40代〜50代くらいでした。ウェディングが始まる前に、3曲くらい歌を歌ってから、司会者がキリストの愛について話をして、30分〜1時間くらいはなしをしました。それから花嫁の登場でした。はじめはフラガールが出てきて、バージンロードに花を散らしていきました。そのあとに、黒いワンピースをきた女の人2人が出てきて、それから、花嫁が登場しました。自分がはじめてみたのが4つありました。1つは、遠くからで何かわかりませんでしたが、何かを口に入れて共同のコップで水をのむので、2つめは新郎新婦が赤いバラを花びんに入れて、一番親しい友達が白いバラをかびんにいれているのと、3つ目は細いロウソクが2本と、太いのが1本あって、2本のロウソクで、新郎新婦が太いのにつけて2本のろうそくを消すのと、4つ目は、式がおわったら、新郎がクッキーみたいなのを参列者にあげて、参列者は、新郎がもっているタレにつけて、食べていたのです。初めての外国の結婚式だったので、はじめてみたものがたくさんでビックリでした。

ニューキャッスル レポート 8月06日(月)
  今日は朝少し授業をしたあと、Bastyr Universityに行きました。大学周りも3校目となり、「また〜?」と少し乗り気でない子どもたちでしたが、着いたとたんに興味津々。なぜなら、ここは自然療法や東洋医学が学べる大学で、生徒の興味をそそるものがいくつもありました。中でも、「健康歩道」と日本語で書かれた足つぼが体験出来る小道は特に印象的で、子どもたちは悲鳴をあげながら、ゆっくりゆっくりと裸足で歩きました。中には平気な顔をして「全然痛くな〜い」と言っている子もいましたが、一人のホストマザーは痛さに耐え切れず靴を履いて小道を渡っていました。その後は、漢方で使われる薬草が育てられた庭を通り、カフェテリアへ。健康的なランチも食べ、元気になってStudy Centerへと戻りました。戻ってからは、先ほどの大学での話と結びつけ、普段自分が食べている食べ物について学習しました。授業中わからない時に意思表示をすることが苦手な様子ですが、TCの先生方も身振り手振りで教えてくれるため、とても分かりやすいと子どもたちは話しています。

=====生徒日記より

 2日ぶりの学校でした。先週の週末はものすごくみんなに会いたくて、週末が嫌に感じたけど、今回は楽しむことができたのでリラックスしているんだなーと実感しました。日程表を見てみると、見るまでは2週間しかたっていないと思っていたのに、もうアメリカに来てからこんなに日がたってる!! まだ帰りたくないと思うようになりました。ホストファミリーやメンバーとの毎日を大切にしていきたいです。

 

ニューキャッスル レポート 8月07日(火)

 今日はいよいよ老人ホームへの訪問がありました。到着すると、すでに多くのお年寄りの方たちが私たちを暖かく出迎えてくれました。英語の歌を3曲、日本語の歌「きらきら星」「上を向いて歩こう」の2曲を歌い、折り紙や三線、リコーダーを披露しました。折り紙は、一人一人がそれぞれ作った折り紙を"This is for you."と言って渡しながら交流する場面もありました。はじめは恥ずかしそうにしていた子どもたちも、暖かく受け入れてくれた方たちの笑顔にほっとした様子でした。また、老人ホームからStudy Centerへの送迎の車を待っている間、通りすがりの老夫婦にも即興で歌を披露するなど、楽しい時間を過ごすことも出来ました。どのような場面でも物応じせず、楽しいときを過ごせる子どもたちの姿がほほえましく思えた一日でした。アカデミックホームステイも折り返し地点に来ました。アメリカ生活を満喫している生徒が多く、日記にも「もうあと2週間しかない! もっとアメリカで過ごしたい!」と時の早さに驚いている子もちらほら。"Time flies"(光陰矢のごとし)とはまさにこのこと。残りの日数を、悔いの残らないように過ごしてほしいと思います。

 

 今日はIssaquah Fish Hatchery(養殖場)とBoehm Chocolate Factory(チョコレート工場)に行きました。Hatcheryではランチ前だったことから「サーモンが食べたくなってくる〜」と空腹と戦いながら、鮭についての説明を聞いていました。ランチを食べた後はいよいよチョコレート工場に。工場内では試食もたくさん出来、楽しく工場見学が出来ました。はじめの頃は、施設の方の説明を受けても私の日本語での補足を頼りにしていた子ども達。しかし、最近では「英語だけで説明がわかった〜」と嬉しい報告をしてくる子たちが増えてきたように感じます。
 一方、残り2週間を切り、授業内では日本語でおしゃべりが多くなっていきていたところ、TCの先生が厳しく"No Japanese!!!!"と大きな声を出す場面が多くなってきました。はじめは、「え?英語で伝えられないよ〜」と不安な顔をしていた子どもたちですが、何度も何度も繰り返していくことで、日本語を使わないで出来る限り英語を使おうという姿勢が見えてきました。

 ===生徒の日記より=== 

今日はまちにまったチョコレート工場へ行きました。たくさんのチョコレートがあり、全部食べたい!って思いました。家では、自転車に乗って家の近くを散歩しました。なんか変わった?自転車に乗りました。ホストファザーも一緒に。そして、今日思ったのは、New Castleのグループはどこのグループにも負けないくらいのチームワークを持っていると思います。葉月の誕生日の時もみんなで祝ってあげたり、みんなで声を掛けたり、注意をしたりできるし、きょうだった初めは数人でやってたおにごっこも最後はみんなで楽しんでいたり、とにかく私はこのメンバーだからこそできることだと思います。

 

ニューキャッスル レポート 8月09日(木)

 今日は待ちに待ったMt. Rainierでのハイキングの日です。1時間半で着くと聞いていたのにもかかわらず、3時間バスにゆられ到着した頃にはみんな疲れ果てて…と思っていたのですが、バスの中から見えるMt. Rainierにずっと興奮しっぱなしの子どもたちでした。いろんな角度から写真を撮り、現地に着くとさらに興奮していた子も。ランチをとったあと、3つのグループに分かれてさっそくハイキングに行きました。登る前はうきうきしていた様子でしたが、予想以上の勾配に驚いていました。また、真夏にもかかわらず雪が積もっていることにも驚いており、雪合戦やミニ雪だるまを作ったりと、それぞれ楽しい時を過ごせたようです。中には、「はじめて雪見た〜!!!」と嬉しさを隠せない子もいました。ハイキングの後は、お土産屋さんで家族のために、友達のために、そして自分のためにお土産を買っていました。帰りも3時間車に乗られてさすがに疲れ果てて寝てしまうだろうと思っていましたが、子どもたちは元気でした。特に印象的だったのが、これからの進路に悩んでいる中学生に高校生が熱く今中学校でやっておくべきことを語っていたり、次アメリカに来るならいつごろがベストかと留学の時期について一生懸命話し合っていたりと、有意義な時間を過ごしていました。ちなみに、日本のコンビニで売られているMt. Rainierのコーヒーについても話をしていて、「本当にある山なんだ〜!」と子ども達はさらに興奮していました。

 

ニューキャッスル レポート 8月10日(金)

 今日は、授業でアメリカと日本の違いについて話し合いました。日本人とは何なのか、アメリカ人とは何なのかという少し難しい内容に踏み込み、生徒もはじめはどのように答えを出していいのか戸惑っていました。まずは、Jeremy先生がアメリカ人について話をした後、次は子どもたちの番です。しかし、前日に宿題としてホストファミリーとこの内容について前もって話し合っていたので、後半は意見がどんどん出てきました。日本人について挙がってきたのが、「礼儀正しい」「お年寄りに優しい」「制服で統一されている」「平和主義」などでした。普段は考えることの無かった議題にもかかわらず、すばらしい意見が出てきたと思います。その際も"No Japanese"と言われながら、必死に自分の伝えたい単語を辞書で調べていました。
 午後はアメリカの消防署に行き、3人の消防士から説明を聞きました。60歳を過ぎてもなお現役で働いている方たちを見て、驚きを隠せない子どもたちでした。消防署では、消防士が実際に着ている服を着せてもらえる体験をしました。将来の夢が「消防士」の貴展くんは代表でその体験をさせてもらえたので、とても喜んでいました。 

=== 生徒の日記より=== 

今日はFire Departmentへ。想像していた消防署とは似ても似つかないところだったけど、とても充実した時間が過ごせたので良かったかな…! 今日はHost motherと私で消防署の帰りにおでかけをしました。motherから、「今日は家に二人だけだから、行きたい所はある?」と言われたので、まず「スーパーマーケットに行きたい」と言いました。それから、その時お金を持っていなかったので、「1度家にもどってお金を取りたい」と頼みました。そこまではよかったけど、「どこのスーパーマーケット?」と聞かれて、私が「あなたのいつも利用しているマーケットです」と言うと、「う〜ん、私のおすすめの店は…」と言われました。しかし、私が行きたかったのは毎週食品や日用雑貨を買いに行っているお店だったので、一度スターバックスに寄り、そこでmotherはソファーに、私は立ってmotherの言っていることが通じるまで話していました。そしてやっと2人が手に持っていたものをのみ終えることに「Oh〜! FredMeyer〜!!!」と私の行きたい所を理解してくれたようで…なんかとても大きなことを成し遂げたようなかんじがします(笑)?  

===生徒の日記より===

今日は、学校でアメリカの消防署に行きました。その消防署は、日本のとこよりも小さかったです。でも色々な道具がたくさんありました。トレーニングルームには、ダンベルやランニングマシーンがありました。 僕が今日1番うれしかった事は、消防士が着ている防具を着れたことです。防具はとても中は暑かったです。でも、あまりできない体験を出来たのでうれしかったです。 家では今日の話をたくさんしました。楽しかったです。後、土・日は遊びに行きたいといえたので良かったです。明日が楽しみです。

 

ニューキャッスル レポート 8月13日(月)

 今日は一日CAR WASHの日でした。将来日本に留学するアメリカの学生のために、CAR WASH・手作りのクッキーそして日本から持ってきた品物を販売しました。はじめは、どんなに呼びかけをしてもCAR WASHにくるお客さんが少なく、こんなもんなのかなぁと半ばあきらめかけていました。しかし、後半になると車が次から次へと着始め、仕舞いには人手が足りなくなるくらい大繁盛でした。呼びかけをしていた子どもたちも、自分たちが呼び寄せたお客さんに大きな声でいつまでも「Thank you!!!!」と声を掛けていたり、CAR WASHを楽しんでいたようです。また、クッキー・ガレージセールをしていた子どもたちも、実際のお金を使って販売をしていることにわくわくドキドキしながら、言葉巧みに販売をしていました。
 日記の中にも、今までCAR WASHをしたことはなかったけど、みんなで協力してやり遂げたことで達成感を得られたと書いている子どもたちもたくさんいました。実は、CAR WASHに来てくれたお客さんの中には、子どもたちの一生懸命な姿に感動して、チップをはずんでくれる客さんがたくさんいました。それほど、子どもたちは熱中して作業に取り組んでいたのだと思います。また、ある日記の中には、「Car Washに来る車の車種がだいたい日本のメーカーだった」と書いている子がいたように、日本の製品が当たり前のように溶け込んでいることに気づいた一日でした。 

===生徒の日記より===

今日は1日授業がなくて、CAR WASHとBAKE SALEをしました。自分はCAR WASHは初めてで、思っていたのとは全然違っていてみんなで協力して1台1台ていねいに洗ったので、楽しかったです。呼び込みでは看板をみてくれた人が手を振ってくれたり、クラクションを鳴らして合図してくれたり、日本とは違ってやさしいなと思いました。 車を洗っていくうちにきれいになっていくのは、うれしいことだし、終わってからも車の持ち主が"Thank you"!と言ってくれたので、頑張って洗車して良かったと感じました。アメリカの何にでもお礼を言う文化はとてもいい文化だと思うし、日本でも「ありがとう」を大切にしていきたいです。BAKE SALEは自分も買ってみて、お菓子を食べました。お店で売っているブラウニーやクッキーよりもホストファミリーが作ったほうがだんぜんおいしかったです。愛情いっぱいこもっていたと思います。 

===生徒の日記より===

今日はガレージセールの日でしたみんなで車を洗いました。お客さんを呼び込むのも洗車もとても大変でしたが、炎天下笑顔でがんばっているみんなを見て、絆が深まっていることを実感しました。めちゃめちゃぬれました。お客さんの呼び込みで、手を振ってくれる人は温かいなーと思いました。

===生徒の日記より===

今日は朝からCAR WASH、BAKE SALEの準備で大忙しでした。 CAR WASH、BAKE SALE、共にとても大変なものだったけどとてもやりがいのあるものでした。たくさんの人と触れ合いもあり、今まで以上にみんなと協力し合えたなと思いました。 そして今日、Host motherの涙の理由も分かり、それを知れてうれしいような、悲しいような気持ちです。 1ヶ月を悪く言えば、「たった1ヶ月」だけど、私にとってその「たった1ヶ月」がとても濃いものだなと思います。まだホームステイは終わってないけど、ここの人たちは皆、とても離れがたい人達だなと思いました。あと1週間弱、長いようで短いものだけど、笑顔で飛行機に乗れたらな…なんて思います。

 

ニューキャッスル レポート 8月14日(火)

 今日は午前中にアメリカの休日について授業をしました。クリスマスやハロウィンなど、アメリカの行事に関するクラフト作りをした後、昼食ではホストファミリーが作ってくれた料理を食べました。作ってくれた料理は、全て行事のときによく食べる定番の料理になっていて、全ておいしいと評判でした。特に、丸ごと出てきたターキーは人気があり、2羽あったにもかかわらず数分で元の姿が無くなっていました。
 午後には、お世話になったホストファミリーへの手作りのスクラップブックなどを作成しました。はじめは、自分の写真やホストファミリーの写真を加工したり、"Thank you"の文字を貼り付けたりと、楽しく作業していました。しかし、作業が進むにつれ、「作るのは楽しいけど、あぁ帰るんだなってさみしくなった」と話している子もおり、早く日本の家族に会いたい気持ちとアメリカの家族と離れたくない気持ちと葛藤していて、複雑な心境の様子でした。すでに、今日で完成した子もいましたが、まだ未完成の子もちらほら。さよならpartyのときに渡す予定ですが、それぞれ素敵な作品に仕上がってきているので、当日みんなの出来が楽しみです。

 

 授業では毎回Journalと言ってTCに与えられた質問に対して自分の考えを英語で書き、それを発表するという活動があります。このJournalの活動も、はじめの頃は英語で自分のことを書くことに戸惑っている様子でした。また、分からないことをTCに伝えられず、長い間手が止まってしまう子どもたちも多かったように感じられます。しかし、毎日続けていく内に、辞書を活用したり、積極的にTCの先生に表現を習おうという姿が今では多く見られ、この1ヶ月で成長したなと子どもたち自身も実感している様子でした。今日のJournalは、「感謝」について授業を行いました。ここに来て、どのようなことに感謝しているかということを英語で書いていき、それを発表しました。ホストファミリーへの感謝、日本の家族への感謝、または援助してくださった地域への感謝など、それぞれの素敵な感謝の気持ちが述べられていて、TCの先生もとても感銘を受けていました。

午後は、Hazen高校の見学に行きました。アメリカの高校を見た子ども達の感想は、まっさきに「映画のハイスクールミュージカルと同じだ〜!!!」と感じていた子が多かったようです。教室や学校についての説明を受けた後、高校の前で実際に通っている現地の生徒も交えて記念写真を取りました。その後、サプライズでStudy Centerに現地の高校生の一人が来ていて、一緒に人間知恵の輪、そして伝言ゲームをしました。ゲームもとても楽しむことが出来たのですが、ゲームを教えてくれた彼が帰る時に生徒が驚くことがありました。なんと、その高校生は自分の車を運転して帰ったのです。実はアメリカでは16歳から運転をすることが出来るため、高校生でも車を運転することが出来ます。自分たちの同じくらいの子が車を運転していることに、驚きを隠せないようでした。様々なところで日本との違いを目の当たりにし、毎回その違いや新しい発見を楽しんでいるようです。

残りの余った時間を少しもらい、さよならパーティーの話し合いをもつことに。天気が良かったため、外に出て木陰で歌の練習をしました。三線の音色にあわせて「島唄」を歌い、とても素敵な時間を過ごすことができました。準備はまだまだたくさんありますが、月曜日のさよならパーティーが楽しみです。

 

ニューキャッスル レポート 8月16日(木)

 残り4日となりました。ホームステイはじめの頃は「夢に沖縄の家族とか友達が出てくる〜。沖縄帰りたい〜」と私に相談してきり、ホームステイ先の家族から「うちの子が夜にホームシックで泣いているんだけど、どうしたらいい?」と相談されたり、沖縄の生活を恋しがっている子どもたちがいたのを懐かしく思います。今では「ここでの買い物が普通になってる自分にびっくり」「ホストファミリーといろんな話が出来るようになったよ」と話し、すっかりアメリカ生活に慣れた様子です。

今日はFULL DAY TRIP最終日! ワシントンの州都、オリンピアに行きました。はじめ議事堂に案内され、実際に予算や法律を決めている部屋、応接間なども見せていただきました。そこでは、生徒の聞く態度がとても素晴らしいものでした。生徒自身も「自分達の聞く態度、とっても良いと思う」と自画自賛。応接間では、100年以上前のピアノが置かれており、数人が弾かせてもらえることに。ここで演奏したことは素敵な思い出に残ることでしょう。突然のお願いでしたが、素敵な音色を響かせてくれた生徒に拍手喝采でした。最後は少し離れたマーケットで自由時間。TCの先生やお店の人たちとの触れ合いを楽しみ、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。

 

ニューキャッスル レポート 8月17日(金)

 いよいよアメリカ生活最後の金曜日となりました。平日の課外授業も今日で最後。実は、今日の活動は生徒もとてもわくわくしていました。なぜなら、コミュニティーセンター(CC)に来る4〜8歳の子ども達との交流だったからです。小さな子どもが大好きな生徒が多く、早く一緒に遊びたい!!と待ちきれない様子でした。CCでは、はじめにキックベースボールをするグループと、歌を一緒に歌ったり折り紙を教えたりするグループに別れ、数十分後に活動を交代して残りの時間を楽しみました。折り紙作りに興味津々なCCの子ども達。特に女の子には風船やハート型の折り紙が人気だったようで、CCの子ども達は折り紙をもらおうと列を作るほどでした。また、日本語で数の数え方を私達が教えることになると「僕、日本語で数かぞえられる〜」と前に出てきた一人の男の子。1〜10まで日本語で数えたあと、次はスウェーデン語でも数えていました。また、空手の型を見せてくれるサプライズもあり、楽しい交流会になったと思います。
 
今日は、生徒の団結力が見られた場面がありました。ランチタイムにはサプライズの私の誕生日会を開いてくれました。サプライズをしようと考えていたようで、数週間前からこの日のために用意していたと聞きました。毎日授業や校外での活動でぐったりなはずの子ども達が、このような計画をたててくれたことに感謝しています。また、それぞれの日記にもこのようなチームワークの良いNew Castleのメンバーに会えて、本当に素敵な時間を過ごしている様子が伝わってきます。

いよいよ最後の週末です。アメリカ生活から離れることを寂しがっている子、この25名のメンバーと離れることをとても残念に感じている子がほとんどです。困ったときには助け合い、楽しいことはともに笑顔で過ごし、素敵な時間を共有できる仲間に出会えたことに感謝!

 

ニューキャッスル レポート 8月20日(月)

 今日は朝からHFへのクラフト作り最終チェックでした。それぞれの1ヶ月の思いを込めながら、HFとの思い出を振り返り、あと1日でHFとお別れをしなくてはならない、アメリカ生活から離れなければならない現実に、さみしくなった生徒が多かったようです。

午後はいよいよ夜のさよならパーティーの準備に取り掛かりました。実は今回「さよならパーティー」の「さよなら」には別れのイメージがあるからと、パーティーの名前を変えたいと申し出てきた生徒がいました。彼らの提案で、みんなアメリカでの生活を本当に楽しんでいて、絶対にまたアメリカに戻って来たい!という意味も込めて "See you later" partyにすることにしました。HFに作ってもらった最後のランチを食べ終わると、早速料理班とデモ(ンストレーション)班に分かれて作業です。まず料理班は「天ぷら・タコライス・カボチャの甘煮・ヒラヤーチー・ポーポー・みたらしだんご・カップラーメン・ケーキ」を作ることに。料理班のメンバーには普段から家で料理をする生徒が多く、手際のよい包丁さばきでどんどん食材を切っていきました。しかし、あまりの手際の良さに、3時ごろに全ての料理が完成してしまいそうだったため、7時のパーティーに間に合わせるために一時中断に。そして、デモ班を手伝うことになりました。デモ班は全部で7つのコーナーを設置。「福笑い・習字・日本のおかし・試着・折り紙・沖縄の地図」コーナーの7つをそれぞれ担当を中心に飾りつけしていきました。コーナーごとに思い思いの飾り付けをし、HFが来たときに分かりやすいように各コーナーの説明文を付け加えたりとそれぞれ工夫を凝らしながら準備をしました。

いよいよパーティーの時間が近づくと、次第にHFが集まってきました。HFに各コーナーを紹介しながら、一緒に会場を回る生徒たち。福笑いコーナーでは意外に上手なHFがいたり、習字コーナーでは名前を漢字で書いてもらって喜んでいるHFなどもおり、それぞれのコーナーでとても楽しい時間を過ごしていたようです。料理コーナーでも、どんな料理かわからないHFに一生懸命説明しながらそれぞれの料理を紹介している生徒もいました。フラダンスをスタートに舞台の部が始まると、会場は大盛り上がりです。リコーダー、三線で会場がさらに盛り上がったところに、全体合唱で「島唄」をみんなで歌いました。その後、会場を巻き込んでのカチャーシー。初めは輪の中にHFを誘うのに躊躇していた子ども達でしたが、ノリノリで輪に入ってくるHFもおり、楽しく舞台の部を終えることが出来ました。

最後はTCの先生から終了証をもらい、HFへのプレゼントを渡す時間になりました。すると、さっきまで笑顔だった生徒の中には、こらえきれず涙を流す生徒もいたり、HFの隣にいると泣いてしまう〜と友達に助けを求める生徒もいました。今日でHFと過ごす夜も最後になります。1ヶ月の思い出を語り合い、素敵な夜になることでしょう。

 

ニューキャッスル レポート 8月21日(火)

 今日はいよいよHFとのお別れの日です。Study Centerに着くと、HFとの別れを惜しんでいる様子がひしひしと伝わってきました。はじめは笑顔で別れようとしていた生徒も、周りの生徒やHFの涙に、徐々に笑顔が泣き顔に変わっていくのに時間はかかりませんでした。授業を毎回楽しくしてくれたTCの先生方、送り迎えなどでお世話になったHF、ここでは様々な人たちのおかげで楽しい1ヶ月を過ごすことができました。生徒はその方々にお礼を言いに行きながら、たくさんのハグをもらい、涙涙でお別れの時間となりました。Study Centerを離れ、バスの中では悲しみの涙でいっぱいでした。しかし、すぐに気持ちを切り替え、 "See you later party"でも話したように、「HFに"See you later!"って言ってお別れしたよ」「絶対戻ってくるから"I'll be back soon!"って言った!」とまた会いにくる約束をして別れてきた子も多いようです。バスの中では、いつアメリカに戻ってくるか、どのように資金を貯めて戻ってくるかなど、具体的な話をしている生徒もいました。

成田空港に着くと、「日本語が聞こえる〜」と話し、徐々に日本に帰ってきたことを実感している生徒の様子が見られました。また、成田空港で買い物をしている時には「日本のお金で買い物するのがなんか変な感じ」と話していた子もいました。これも、アメリカでの生活が当たり前になっていた証拠です。帰りの飛行機では、私自身も出来る限り生徒の貴重な時間を共有したいと考え、最後の最後まで日記を読んでいました。実は、生徒が一回りも二回りも成長したことがこの日記を通してよく分かります。どの子も最初に書いていた内容に比べ、後半には見違えるほど内容が充実したものになっています。私自身、まさかこれだけの成長を見れるとは思ってもいませんでした。また、New Castleメンバーの誰もが「アメリカに来て良かった」と話しており、この1ヶ月で子ども達が素晴らしい体験・経験をしたことは間違いありません。解散式でも話しましたが、この1ヶ月それぞれのドラマがありました。それは必ず今後の成長につながります。このような経験が出来たのも、私たちを周りで支えてくれた人々のおかげであること。その方々への感謝の気持ちを忘れず、子ども達にはこれからの生活を過ごしていってほしいと感じます。

Copyright © 2011 MinamiNihon Culture Center. All Rights Reserved. / ホーム 会社案内 お問い合わせ / MNCC 南日本カルチャーセンター Flash templated by Flash Okanasen