MNCCスタッフによる活動写真・動画と、引率者による文章レポートを掲載します。上記バナーをクリックしてご覧ください。

 
レポート更新情報
更新日
期 間
7月27日
8月07日
8月19日
8月29日
 鹿児島空港を3時55分に出発し羽田空港に到着した。Fair Oaksのグループは全員ここで待ち合わせることになっていた。全員無事に来れるだろうかと心配をしながら、全員の到着を待った。全員がそろったのは7時すぎであった。羽田の国際線まで移動した後、しばらく食事タイムをとった。みんなしばらく日本食を食べることができないため、日本食のレストランを探していたようだった。ここで食事をとりながら、少しでもお互い仲よくなってくれたら良いなと思った。食事後の集合時間に全員遅れることなく時間前には集合し、無事パスポートに出国のスタンプ印をもらうことができた。ここでも、時間が少しあったため、お互いをよく知る時間もできて良かった。いよいよ出国の時間である。飛行機に乗り込んだ。

座席が思った以上に狭く、9時間の長旅に耐えられるだろうかと若干の不安がよぎった。生徒も最初は興奮気味であったが、だんだん話し声も聞こえなくなり眠ったようだった。朝食が済み、だんだんサンフランシスコ空港が近くなってきた。時計を現地の時間に合わせ心の準備をし、飛行機を降りたがここからまた長かった。長い行列にうんざりしながら入国のスタンプをようやくもらい、ゲートを出た。出口で3人のTCの先生が待っていてくれた。全員で集合写真を撮り、バスに乗り込んだ。目的地までなんと2時間かかるというが、実際3時間近くかかり到着したのは9時半過ぎであった。ホストファミリーに出迎えられそれぞれのステイ先についたのは10時も大分過ぎてからであった。本当に長い長い一日であった。明日からどんな日々が待っているのかわからないが、頑張ってほしいと思う。

 

フェアオークス レポート 7月24日(火)

 今日はいろいろなトラブルの連続で私自身がスタディーセンターに行けず、センターに着いたのが11時過ぎであった。生徒達はバスケットをし、そのあとゲームをして楽しんでいた。昼食の時間に生徒達と話をしながら、家に帰り着いてからの様子を聞いた。各家庭に二人ずつステイしている所が多いようだ。持ってきたお昼ご飯に少々びっくり。サンドイッチはよくあるが、カップラーメンを持ってきている生徒もおり日本のカップラーメンをランチに持ってくるほどカップラーメンが浸透しているのにびっくりした。また、サンドイッチにジャムとピーナツバターが塗られており、ちょっと食べられないとカルチャーショックを受けている生徒もいた。日本では考えられない昼ごはんだったに違いない。そのランチを一生懸命残さず食べようとしている生徒たちにTCのAndrew先生が食べられなかったら残せば良いからと気を遣ってくださった。逆に彼も律儀な生徒たちの姿に驚いていたようだ。もったいない文化はアメリカにはないらしい・・・。

午後から近くのスーパーマーケットに行った。大きくてカラフルな飲み物、日本にはない大きなサイズの牛乳にびっくり・・・生活のスタイルが全く違うなと生徒達は感じたに違いない。見るだけで十分だったようだ。買っても良いと言われたが、ほとんどの生徒はだた見ただけであった。カリフォルニアの暑さはやはり半端ない。からっとしていて汗をかかないために、肌がさらっとしているが本当に日差しが強く、歩いて帰る途中鼻血を出してしまった生徒がいた。夜のウエルカムパーティでも鼻血を出してしまった生徒がいた。その対応に追われているうちにパーティは終了してしまい、ホームステイ先のファミリーと話す機会があまりなかったが、帰っていく様子を見ながら大丈夫そうだなと思った。来た初日ということもあり、ホームステイ先で少々のトラブルはあったようだがみな元気に過ごしているようで安心した。今日は生徒の日記を見ることができなかったが、明日チェックをしながらもう少しステイ先での様子がわかればと思う。英語が話せる私でもやっぱり大変だなと思うことがあるが、中学1年生の多いこのグループの生徒たちにとってはもっと大変なことだということは想像できる。だからここに来たいと思いそれを行動に移しただけでもえらいなと思う。私のステイ先のホストマザーも同じことを言っていた。

=====生徒の日記より

ウェルカムパーティーでは、他のホストファミリーとも仲良くなれたのでよかったです。はじめは自分から声をかけるのがやっとでしたが、だんだんと自分から「Hi!」と声をかけることができるようになったので、すごく楽しいパーティーでした。

=====生徒の日記より

それぞれの家庭でランチはさまざまだったが、フルーツがまるごと1個切らずに入っていたり、ポテトチップが入っていたりと、似ていた。食生活に慣れるのは難しいと思った。午後からは街の散策をして、お店を見学したりした。「Hi!」と声をかけてくれるし、声をかけると返してくれるし・・・日本では味わうことがないので、新鮮でもあったし楽しかった。

 

フェアオークス レポート 7月25日(水)

 午前中は各クラスで授業をした。各クラスゲームを取り入れながらの授業スタイルであった。突然90分授業は厳しいとTCの先生方も判断してくれたようだ。少し早めに午前中の授業を終え、ランチの時間にしてくれた。それぞれ、違う県から来ていることもあり、まだお互いに慣れない感じだ。はやくお互いのことも知ってほしいと思う。

午後からはTCの先生の車に分乗しモールに出かけた。近くのモールではなく少し離れたところまで行った。ショッピングモールとあってかなり広い。お互い迷子にならないようにそれぞれのTCの先生と一緒に行動した。買い物をするというより、モールとはどんな場所か見学といった感じだ。色々なお店にみんな最初は戸惑っていたようだが、少しずつ慣れてくると、行動範囲もちょっと広がってきた。同じフロアー内なら大丈夫というTCの判断で、自由行動を許してもらった。約40分位自由時間をもらった。大丈夫かなと思ったが、女子は積極的で買い物をしてきていた。高いお店が結構多く、今日はお金を持ってきてない生徒も多かったので、買い物はほとんどしていないようだが、所持金で上手に買い物をしてきていた生徒もいた。まだ、ここでの生活が始まったばかり。お金は大切に使おう。

 

 午前に1時間半ほど英語の勉強をした後、昼食を兼ねてスポーツを楽しむため近くの公園に行った。とても広い公園で、いくつサッカーの試合が同時にできるのだろうかと羨ましくなった。日本では、公園でさえサッカー等のスポーツをしてはいけないなど多くの規制があるのに、ここは恵まれているなと感じた。こんな場所でのびのびと自由な時間を過ごせる環境をうらやましく思ったが、生徒たちはどう感じたのだろうか? アメリカに来た興奮が少しおさまってくると、いろいろ考える余裕も出てくるはず。どのようなことを感じているのかもう少し日記に書いてほしい気もするが、まだ余裕もないようである。聞いてみると、帰ってから日本の学校の宿題もしている生徒もいるようで、帰り着くのが5時半位になる生徒もいる中、あまり最初からプレッシャーをかけるのもどうかと考え、しばらく様子を見ようと思った。ホストファミリーから少しずつ心配の問い合わせが来ている。食事に満足しているのか、楽しく過ごしているのかわからない等など。。。うれしい気持ちを表すのが苦手な生徒も多いと思うが、言葉が通じない分自分の気持ちを知ってもらう工夫をしてほしいと生徒達には伝えた。生徒のためにももう少し自分で考えさせたいので、TCに相談し、ホストファミリーにもう少し様子を見てくれるようにお願いをした。最初から、自分の気持ちを伝えようと前向きにトライしている生徒もおり、それぞれではあるが、最終的には何が大切なことなのか気づいてくれればと思う。明日で1週目が終わる。あと一日がんばってほしい。

 

フェアオークス レポート 7月27日(金)

 今日は、昼からクッキーを作る計画だ。生徒たちは少し早めに昼ごはんを食べ、クッキー作りをスタートした。日本の食文化では考えられないような色、たとえば鮮やかすぎるピンク・オレンジ・黄緑など食べ物には好んで使われない色のトッピングに少し食傷気味だ。日ごろ気にもしなかった日本食を改めて見直す良い機会にもなっていると思う。ブラウニーは混ぜるだけのものだったので、少し甘すぎたようだった。ちょっと味見をしただけで食べきれず残した生徒も多かった。帰ってからホストマザーに聞いてみると、「うちで作る場合はそんなに甘くないのよ」と言っていた。

1週間過ぎ、毎日のパン食にそろそろ飽きてきているようだ。ホームステイ先では親切にご飯を出してくれている家庭もあるようだが、カリフォルニア米のぱさぱさしたお米であまり口に合わないようだ。ホストマザーが炊飯器を借りてきてくれたので、お米を買いに行った。なんと日本のコメがスーパーにあった。「郷に入っては郷にしたがえ」で、生徒にとっては何でも経験だとは思うが、ホストマザー宅でたくさんご飯を炊いたので、生徒たちおにぎりを作って持って行った。あっという間になくなってしまった。ちなみにうちのホストファミリーはおにぎりに全く興味をしめしてくれず、食べてみてと言ったが「I'm picky」と言ってあっさり断られてしまった。文化の違いだが、少し悲しい。今週生徒たちは、時差・慣れない文化に耐えながらハードな1週間だったと思うので、休日リフレッシュして新たな気持ちで2週目を送ってほしい。

 

      
フェアオークス レポート 7月30日(月)

 2週目がスタートした。土・日をそれぞれの家庭で過ごした後、どんな様子か少し心配もしたがみな元気そうである。ホームステイ先でそれぞれの休日を送ったようだ。ひとりひとりそれぞれ不満・不安がないわけではないと思うが自分の状況を受けとめている感じだ。今日はTCの先生が一人変わった。新しい先生は小学校で教えているようで指示も上手である。ただ、かなり早い! おっ、このスピードで行くのかと戸惑った。生徒はさらにとまどっていることであろう。もう少しゆっくりとしゃべってくれないかお願いしようとも思ったが、とりあえず様子を見た。英語の指示もまあまあ理解しているようなので、「習うより慣れろ」だ。このスピードが普通のスピード、リスニングを鍛えてもらおう。3週間後が楽しみだ。TCの先生も3週間後はかなりついてこれると言われたので、先生に任せることにした。どうしてもという時だけフォローしようと思う。こんな早い英語わからないといいつつも先生から出されたタスクはちゃんとこなしている。中学1年生はまだ、文法をたくさん習ってないし、語彙が少ないのが、逆にいいのもしれない。がんばれ!

今日は保育園訪問をした。持参した折り紙・紙風船などを出して一緒に遊んでいる。保育園は広く、遊具も多く、また子どもたちがいろんな面で保護されているように感じた。今日はステイ先が変わった生徒も何人かおり、また新たな生活が待っているようだ。新しいファミリーと仲良くやってほしいと思う。

=====生徒の日記より(7/28土)

今日でお別れと言われました。本当にショックです。もっとたくさん話したかったし、もっと話せばよかったと思いました。せっかく仲良くなれたのに・・・ とても後悔しています。もっとたくさん話せばよかった。シスターがプレゼントをくれました。宝物にしたいです。メッセージカードとポスターとポップコンとバッグです。涙が止まりませんでした。メッセージカードに「はじめはシャイだったけど、それから話し始めて楽しかった」と書いてありました。もっとはじめから話せばよかったと後悔・後悔・後悔です。

=====生徒の日記より(7/28土)

朝は市場に行った。ももやぶどうを買った。玉ねぎのコーナーを見ると、小さいのと大きいので、値段が同じだった。絶対小さいのは売れないなと思った。その後ホストファーザーの家でごはんを食べた。しばらくたつと、少し早いけど・・・アイスクリームケーキを持ってきた。ケーキには名前とハッピーバースデーと書いてあった。涙が出そうなくらいうれしかった。ミントと苺のケーキ。そこで、おばあちゃんが、日本語を話してきた。えっ!とビックリ。単語ではなく、会話をしていた。おばあちゃんが日本語で、ぼくが英語でしゃべった。

 

      
フェアオークス レポート 7月31日(火)

 今日は一日郊外に出た。一つ目はアウトレットモールに行った。日本でもよく知られているブランドの店がずらりと並んでいた。値段も安くない。子どもたちにとっては買うのも限られているので、何を買ってくるか楽しみだ。アメリカに来てからきになったのが、建物だ。行ってみないと何があるのか分かりづらい。すべてがそうだ。外から見たら、日本ならなんとなく病院かな?学校かな?銀行かな?などとわかるが、ここでは外見から判断しづらい気がする。要するに、建物がすべて同じような感じなのである。ここでは当たり前のことだと思うが、ちょっと違和感を感じた。好きなお店を探しに出かけて行った生徒達だが、大切なお小遣いをどう使うかそれぞれの個性が出ていたようだ。ほとんどの生徒達が、大なり小なり買い物袋を提げていたので、何か買ってきたようだった。また、生徒たちは自動販売機でジュースを買うのが好きなようである。日本ではあまり飲まない?か飲ませてもらえないコーラなどをよく飲んでいるようだ。安いし、ここではよく飲まれているので、当たり前のことになってきつつある。カップの大きさもなれてきた。日本へ帰ったら、きっとカップの大きさが小さく感じ、しばらく日本サイズに物足りなさを感じるだろうと思う。

二つ目は、ジェリーベリービーンというキャンディー工場へ行った。アメリカ人にとってジェリーベリービーンというお菓子はとってもポピュラーなお菓子で、子どもから大人まで大好きだそうだ。色がとてもカラフルで日本のグミをもっと固くした感じで一粒が本当に小さいので口に入れるとすぐなくなってしまう。こんなに人気があるのはなぜだろう。不思議だ。生徒達も同じように感じているようだ。でも生徒達もつい買ってしまうらしい。それぞれカラフルな袋を持っていた。今日はスタディーセンターを離れて楽しい1日を過ごしたようだ。日1日とここでの生活も慣れてきたように感じる。英語でのコミュニケーションも積極的にとってほしい。ここでは、どこの国の人だろうが、お店に入ると英語で話しかけてくる。相手が英語が話せるかどうかなど関係ない。だから英語がわからなければきちんと意思表示をする必要がある。何も言わず黙っているのが一番いけないと思う。何かあると私に頼る生徒達も、そろそろ私でなくまずはTCの先生に直接質問してほしい。

 

      
フェアオークス レポート 8月01日(水)

 今日から8月だ。今日は、午前中に3つの活動をした。ヨガクラス、チアダンスクラス、ヨーヨークラスだ。チアリーダーが踊るダンスはテンポが速く、なかなかついていけなくて大変そうであった。TCのアンドリュー先生はヨガのインストラクターをしているという。とてもヘルシー志向で、昼は必ず野菜サラダやトマトを食べている。結構、カリフォルニアは肥満な人が多いなと感じるが、彼は太りたくないから食事には気を付けると言っていた。午後から英語の授業だ。当然日本の英語の授業とはくらべものにならない。1年生であれば、まだ、Do you…? などの表現がやっと使えるくらいの時期である。それがいきなりかなり長い英語を読んで、タスクを言い渡され、やらないといけないのだから大変なのは当たり前。でも英語を使う国に来たのだから、それくらいやる覚悟で来てるはず。がんばってほしい。日本に帰ったら英語の教科書がすごく簡単に思えるかも。

今日は、帰りにミーティングを持った。少し、ここの生活にも慣れてきたころなので、来たころの緊張感が緩んでくるころである。ここに来た意義や、危機管理その他基本的なことなどを再度確認させておきたかったからだ。有意義なステイになるようそれぞれが再認識できたと思う。今週も後2日、折り返し地点間近だ。明日は、丸1日英語の授業だ。鍛えられそう。。。

 

      
フェアオークス レポート 8月02日(木)

 終日英語の授業であった。グループを3つに分けて授業をしている。メーガン先生、アンドリュー先生、クリスティン先生の3人である。各クラス、渡されている分厚いテキストを使いながら授業を進めているが、テキストは一年生にはかなり難しい。TCの先生方も難しいのは承知だ。レベルがA〜Cまである。どのレベルの生徒でも使えるようになっている。1年生にとっては、レベルAでもかなり難しいとは思うが、辞書を引きながら一生懸命取り組んでいる。先生方もそれぞれ個性があって面白い。生徒に自分たちでスキットを作らせ、発表させているクラスもある。意外とそれぞれ助け合いながらこなしていっている。90分授業で、生徒達も疲れていると思うが、ついていくしかない。こんなに英語を勉強させられるとは思わなかった、と嘆いている生徒もいたが、勉強頑張ると前向きに頑張る生徒もいる。ホストファミリーにもっと自分の気持ちを伝えたいなど、目標があるからだそうだ。ポジティブシンキングを大事にしてほしい。そろそろ、帰りの日が気になってきているようだ・・・「もっとここにいたいのになぜか過ぎていくのが早く感じる」と。明日で0週間がまた終わる。確かに先週より過ぎるのが早く感じる。明日は、午後からプールだ。今日1日勉強を頑張った分、明日は思いっきりプールが楽しめるだろう。

======生徒の日記より

ホストファミリーとスーパーやハンバーガーショップに行きました。ペットショップにもよりました。明日家に犬が来るらしいので、新しい首輪などを買っていました。スーパーでは、沢山色々な物を買いました。大きな牛乳を4つも買っていたので、びっくりしました。アメリカ人は大きなカートにいっぱいの物を入れて買うので、すごいなぁと思いました。私達は前からカップヌードルが食べたかったので、買ってもらいました。初めてサンドウィッチ以外の昼食が出るので、嬉しかったです。

 

      
フェアオークス レポート 8月03日(金)

 もう金曜日だ。TCの先生から、「時間があまり取れないので、さよならパーティの準備を少しずつしよう」といわれ、それぞれのホストファミリーへあげる写真たてのペイントやサンキューカードの作成をした。まだ2週間もあり、今一つ実感がわかないらしく、気持ちは早く終わらせてバスケをしたいという気持ちの方が強いらしい。特に男子はその傾向にあった。今日は英語の授業がなく、午後からはプールとあり気持ちは遊ぶ方向に傾いている。来週の真ん中あたりならまだ、気持ちのこもったものが書けたはずと少し残念なきもしたが、スケジュール上仕方がない。午前中はさよならパーティの準備をし、午後からはプールに行った。地元にあるプールで、小さい子どもや小学生が多い。週末ではないので、おじいちゃん・おばあちゃんに連れられてきている子ども達もいた。日本と同じだ。日差しが強いので、水分補給を十分するように伝えた。日差しは強いが、生徒たちは全く平気だ。アンドリュー先生とクリスティン先生とプールを存分に楽しんでいた。メーガン先生の子どもたちも一緒に泳いでいた。

3時ころになると、そろそろお腹が空いてきたらしく、近くの売店でホットドックやチュロス、かき氷などを買って食べていた。生徒の何人からコインの使い方がわからないと相談を受けた。25セント、5セント、10セント、1セント硬貨の説明をし、飲み物を買うのなら25セント硬貨使った方がいいよ、とアドバイスした。上手にコインを使ったようだ。3時間あまりプールで過ごし今日の日程を終えた。
2週目終了。折り返し地点の来週はサンフランシスコ終日研修もある。楽しみだ。ホストファミリーと良い週末を過ごしてほしいと思う。

 

      
フェアオークス レポート 8月06日(月)

 三週目が始まった。月曜日でしかも今日は1日英語の授業の予定で生徒たちのテンションも若干低い。午前中は授業がみっちりあった。いつものように、3つのクラスに分かれ、テキストを使った授業である。私がいると、つい私に頼るので、日記を見終わった後は、今日は部屋を出た。生徒たちは、やるしかないとあきらめ、90分の授業にも耐えた。午後からも、授業の予定であったが、授業を変更しFair OaksグループのTシャツをデザインすることになった。それぞれデザインをし、最終的に一番良かったものが採用される。最初はなかなかデザインが決まらなかった生徒達も、だんだんと作品作りに没頭していった。最優秀賞を決めるのは別の日になった。だれのデザインが採用されるのか楽しみである。

今日は、まだグループに参加していなかったあと一人のメンバーの大学生のたけしが、ようやくカリフォルニアに到着した。これで、Fair Oaksのメンバーも全員そろった。これで、大学生が2人になり私も心強い。任せられることはこの2人に任せよう。今日、初の顔合わせであったが、もう1週間も前からいたかのように馴染んでいる。アンドリュー先生も今日が初日とは思えないとおっしゃっていた。Fair Oaksのグループは高校生がいないので、中学生にとっても大学生のメンバーがもう一人増えたことは頼もしいに違いない。ここでの活動がさらに素晴らしいものになればと思う。今日Tシャツのデザイン作りはグループの結束を高めるためにも良いアイデアであったと思う。TCの先生方に感謝したい。土曜日はキャンプに行った家族もいたようだが、天気が悪く本当に肌寒い一日であった。2,3時間かけて海に行ったけれど泳げなかったらしい。40度近い天気が先週は続いていたのに、天気が悪いと20度にならないこの寒暖の差だ。体調に気を付けてほしい。あすは、サンフランシスコへ終日研修旅行だ。結構寒いと聞いているので、ジャケットの準備をしてくるようにいった。生徒たちはバスの中もとても寒いのを実感しているので準備をしっかりしてくるだろうと思う。有名な観光地で、トラブルなどなく有意義な一日になればと思う。

 

 生徒達がとても楽しみにしていたサンフランシスコ終日研修の日だ。昨夜はうれしくて眠れなかったと数名の生徒が日記に書いていた。本当に楽しみにしていたようだ。今日がバースデーというさやのために皆でハッピーバースデーを歌った。カリフォルニアで誕生日を迎えた生徒が2人もいて、2人とも心に残る誕生日になったに違いない。思ったより混んでいなくて時間通りにゴールデンゲートに着いた。バスを降りると涼しいというより寒かった。昨日、ホストマザーが気温を調べてくれた。20度超えないよと言われ、ジャケットを持って行ったがそれでも寒かった。でも、みんな写真を撮るのに夢中だ。オレンジの橋を写真に収めようとみなそれぞれの場所で写真を撮っていた。その後みんなでゴールデンブリッジを背景に写真を撮った。着いたときは霧がかかっていて橋の上が見えなかったが、しばらくすると霧もはれ素晴らしい景色が見えた。その後、バスに再び乗ってFisherman's Wharfへと向かった。さすが観光地、人がごった返している。バスをおりてランチを広場で食べた後、通りを観光しながらチョコレートショップへと向かった。聞こえてくる言語が様々だ。英語の方が少ないくらいだ。つい写真を撮りたくなるようなかわいい看板も多い。目的地のギラデラチョコレートショップはとてもおしゃれで生徒たちはここでお土産を買っていた。「袋をもっと下さい」と積極的にお店の人にお願いをしている生徒に、店員さんも気さくにどうぞと快く袋を分けてくれた。積極性が大事だ。また、ここのアイスクリームは有名らしい、何人かアイスクリームをほおばっていた。時間はどんどん過ぎていく。ここは、クラムチャウダーが美味しいとホストファミリーから言われていた生徒も多く、トライした生徒もいたようだ。安くはない。7ドル位したらしい。「おいしかった?」との質問に「思ったほどでもなかったかな・・・」という答えでした。

ほかのグループも来ているらしいが、なかなか会えない。Pier 39に戻ったところでようやくほかのグループの生徒達と会うことができた。MNCCのスタッフの方から他グループの生徒6人がはぐれて戻ってきていないとのことで、うちのグループのTCの先生方も少しピリピリしていた。自由行動はほとんどなかったが、日本へのおみやげなど買えるところで買おうと入ったお店でお土産を探していた。買ったお土産をバスの中で見せ合いっこしていた。5時間はあっという間だった。なんでこんなに早く帰るんですか?と生徒に責められつつセンターに無事帰り着いた。トラブルもなく生徒が無事に1日の研修を終えることができて、TCの先生ともどもホッとしました。あわただしい1日でした。

 

フェアオークス レポート 8月08日(水)

 午前中は平常の英語の勉強でスタート。もう少し授業に積極的に参加してほしいところ・・・せっかくのチャンス・・・もっとチャレンジ精神を発揮できないのだろうか? 私からみれば、こんなチャンスはないのにな・・・ともったいない気がするのだが、モチベーションが今一つ上がらないようだ。英語の授業の後、2グループに分かれて老人ホームへ見学に行った。入口を入ると、ここはホテルのロビーかと思った。きれいに花が飾られており、ちょうど食事時間とも重なったため、レストランに食事に来ていた(レストランといったが、まるでホテルのレストランのような雰囲気だ)。ウエイターやウエイトレスが注文を聞きに来ており、おしゃれをした老婦人・老紳士が食事をしている。各階見学をさせてもらったが、部屋の入口はそれぞれ花が飾ってあったり、絵が掛けてあったりと、きれいにしていた。老人ホームのイメージとは程遠いこの住まいにうらやましくなったが、かなりのお金を支払っているということだった。生徒達にはまだまだ先のことで、このホームをみても、わぁ、すごいなあというくらいの感想しか持てなかったと思うが、これから高齢化の進んでいく日本、どう高齢化の問題に取り組んでいくのだろうかと、こんな広い場所でゆったりと優雅に食事をされているお年寄りの方たちを見ながらついつい日本と比べてしまった。もちろんこのような場所に住んでいる方ばかりではないと思うけれども。

施設訪問後、さよならパーティの話し合いをした。2人の大学生リーダーを中心に話し合いがスムーズに進んだのでよかった。TCの先生方もホッとしていたようだ。少しずつ、準備を進めていけたらと思う。

 

      
フェアオークス レポート 8月09日(木)

 午前中はごみリサイクリングセンターの見学をした。かなり広い敷地にセンターがあり、その広さから、最初はもっと広い地域のごみを統括して扱っていると思ったが、このセンターはローズビルのごみだけを扱っているそうだ。大量生産・大量消費を目の当たりにした気がした。ローズビルは、ごみの分別をしていない。施設で分別をしていた。最終、人の手によって細かい分別がされており、生徒達も驚いていた。この環境の中で仕事をするのはかなり大変だ。こういう努力で、ゴミのリサイクル率は50%だということだった。カリフォルニアはアメリカの中でも環境に対する意識が高い、とホストマザーから聞いた。使い捨てるだけでなく、環境に対する意識も高まってきているようで、アメリカも変わりつつあると感じた。

日本も、ごみの分別は、住んでいる場所によってかなり違うがアメリカも同じだ。ただ、環境に対する考え方は、日本の方が土地がない分、シビアに考えていると感じた。私たちのグループに交じって、お父さんが小学生の低学年の子供を2人連れて見学に来ていた。夏休みにわざわざリサイクルセンターに子供をつれてくるとは、環境のことを考えてのことだろう。いろいろ考えさせられた施設見学であった。午後からはデザインしたTシャツを作るためにアンドリュー先生の知り合いの事務所へ行った。Tシャツのデザインはななこの作品が選ばれた。Tシャツのバックには刺繍が入れられ、フロントは一枚ずつスタッフの方が手作業でプリントをしてくださった。全員で記念写真を撮り、お礼を言ってそれぞれ家に帰った。Fair Oaksの思い出のTシャツだ。大切にしてほしい。

 

      
フェアオークス レポート 8月10日(金)

 今日は、湖に泳ぎに行った。クリスティン先生のお父さんが車を出して下さり、それぞれ車に分乗して湖に行った。「先生海ですか?川ですか?」と聞いてきた。湖に行くといったはずだが、広い湖を見て、質問せずにはいられなかったのだろう。確かに海のような広さだ。日本では琵琶湖が一番有名だが、九州エリアに住んでいる子供たちにとって湖のイメージがよくつかめなかったようだ。海と勘違いするほどの広さにびっくりしたようだ。暑さが続くカリフォルニア、TCの先生方は湖面がかなり干上がっていて、水量がかなりすくないと驚いていた。水着に着替え、TCの先生方と一緒に海水浴を楽しんだ。日焼けどめをぬっていたが、効果はなかったようで、皆かなり日焼けをしていた。みんなが泳いでいる間に、ハンバーガー用の肉を焼き、ホットドック用のソーセージを焼きお腹が空いたころちょうと焼きあがった。今日は41度まで気温が上がったとニュースで流れていた。暑いはずだ。でも、蒸し暑さがないため、暑いことには変わりないが、むっとするあの日本の暑さとは全く違う。日本の蒸し暑さを思い出し、日本に帰ったらあの暑さに耐えられるか心配になった。生徒達も同じことを考えていたようだ。ここでの生活に慣れてきたころには、もう帰る日が近くなってきた。来週はさよならパーティなどの準備もあり忙しいラスト1週間となりそうだ。残りの1週間、あとであれもしておけばよかった、これもしておけばよかったなどと後悔のない1週間になるよう声掛けをしていきたい。ラスト1週間のジャーナル(日記)は特に心をこめて書くように伝えた。ここでの滞在を、記録として残すことも大切だ。何度言っても、なかなか書いてくれない生徒もいるが、最後の1週間はしっかりと書かせようと思う。

 

      
フェアオークス レポート 8月13日(月)

 今日は一日スタディーセンターで英語の授業だった。生徒達が授業をしている間、今週1週間のスケジュールをアンドリュー先生と確認した。その後、たけし、まりあも加わり4人でさよならパーティの打ち合わせも行った。打ち合わせの後、生徒達全員に集まってもらい、さよならパーティで準備するもの、役割分担など細かい打ち合わせを全員でした。パーティの準備をする時間は限られているので、打ち合わせをしっかりして、さよならパーティを成功させたいと思う。大学生が2人いることは、とても心強い。また、さよならパーティだけでなく、TCの先生方にお礼をいう会を持つことを、たけし・まりあに提案した。朝の9時から4時まで、土・日をのぞき毎日いろいろな活動を計画して下さり、一番お世話になったTCの先生方だ。その先生方に、きちんとお礼をいう時間も大切にしたい。それぞれのグループから代表者をつのったが、お礼を言ってくれる生徒もすぐに決まった。後は、習った英語を生かして、お礼をきちんと言えるようにしっかりと準備をしておいてほしいと思う。

英語の授業は一応予定としては入っているが、授業としてみっちり勉強するのは今日が最後であった。日本とは違い、英語で英語の授業をするという1年生にとってはかなりハードルの高い授業であったと思う。今は実感できないかもしれないが、帰国してからリスニング力やリーディング力が前と違うなと感じることができれば英語に対する興味関心も高くなるはずである。そうなっていることを期待したい。明日は、警察の方が警察犬を連れて話に来てれるそうだ。一人1つ質問を考えてくるように宿題を出した。明日は、たくさん質問をしてほしいと思う。

 

      
フェアオークス レポート 8月14日(火)

 サクラメントへの終日研修だ。道路も混んでいなかったので、予定通り州議事堂へついた。議事堂へ入る際は、空港のチェックインの時のようにセキュリティーチェックを受けた。建物内に入ると歴史ある建物らしくとても重厚な感じがした。階段に絨毯が敷き詰められ、床はタイル張りである。説明がなかったので、ただ見学をするだけであった。何をする部屋かなど簡単な説明があればもっと良かったかなと思った。建物内には買い物をするところがあり、キーホルダーなどお土産を買っている生徒もいた。州議事堂を見学した後、サクラメントのOLD TOWNに行った。サクラメントの歴史的な古い建物が残っている場所だ。バスを降りて、昼食をとった後1時間半の自由時間だ。サンフランシスコでは自由時間がほとんどなかったので、生徒達も嬉しそうだ。少人数のグループに分かれてそれぞれショッピングを楽しんだ。いろんな店があった。ほとんどの店に入ってみた生徒もいた。家族へのお土産、友達へのお土産などそれぞれ買い物を楽しんだだけでなく、アイスクリームショップへ行った生徒もいたようだ。やっぱりアメリカのアイスクリームはおいしいのかな? 結構甘いと思うが、その甘さがたまらない生徒もいればその甘さがちょっと・・・という生徒もいる。すべてが、ちょっと甘ったるいなあと感じるお菓子やアイスであるが、日本に帰るとその甘さが懐かしく感じたりする。帰りにスターバックスでコーヒーを買っていたが、その大きさが半端なくでかい(大きいといいたいがでかいと表現したほうがしっくりくる)。スターバックスはアメリカでも人気があるようで本当にあちらこちらにあり、その他のコーヒー店があまり目につかないほどだ。アメリカでのスターバックスの人気の高さを改めて感じた。

暑さでまたまた鼻血を出した生徒が出た。熱中症にかかった生徒は幸いなことにこのグループにはいなかったが、鼻血を出す生徒が少し多い。おかげで手当てをするのも慣れた。1時間半の自由行動のあとバスでサクラメント州立大学に行った。見学の予定だったが、学校が始まっているということで大学構内をバスで見ただけだった。広い敷地だ。バスで回るのも結構時間がかかった。以上今日の予定を終わりスタディーセンターに戻ってきた。今日も一日が終わった。日記には、そろそろお母さんに会いたいとか、家族に会いたいと書いてあるが、反面、帰る日が近づいてきているのを実感せざるを得ない複雑な心境をつづっている。残り少ない日々、ホストファミリーへの不満を言っている声が聞こえてくることもあり残念だが、ボランティアで皆を引き受けているという気持ちを持ち、ホストファミリーに感謝の気持ちで接してほしい。

 

      
フェアオークス レポート 8月15日(水)

 今日は、午前中ピザ屋さんへ行った。職場見学だ。ピザを作る工程を見せてもらった。エキストララージサイズのピザだ。日本にはこのサイズはないと思う。手で作っていると思ったが、機械だ。チーズの量も半端なく多い。カップ何杯分のチーズをのせただろうか?こんなに大量のチーズが使われているんだ、と思ったら太るのは当然だと感じた。生徒の一人が「すごくない? あのチーズの量・・・・・太るの当たり前だよね・・・」と会話をしているのが聞こえてきた。日本食のヘルシーさを実感した。「最近なんか体が重いのよね」「そうそう、わたしも」だそうです。

ピザ屋さん見学の後、警察官の方が警察犬を連れてセンターに来て下さった。女性の警察官だ。堂々としていて格好いい。いろいろ話をして下さった。途中、日本語で説明をしないと分からないと思い、日本語で少し説明をさせてくださいというが、説明が終わらないうちに次へと話題が進んでいく。警察犬はベンツが1台買えるくらいの値段だそうだ。まだ、訓練中の若い警察犬でじっとしていることがまだできない。時々「座りなさい」ときつく警察犬をしかる。これは訓練だから、当然しなければならないこととおっしゃっていました。この暑い中、防弾チョッキを中に着ており、暑さも大変なものらしい。見た目よりずっと大変だと思った。日本はお年寄りを大事にする素晴らしい国だ、アメリカは残念ながらそうではない、とおっしゃっていました。そういう風に日本を見てくれていることにとても嬉しく思いましたが、実際に日本に来た時に、失望させたくないなと感じました。警察官の方から「質問はありませんか」と言われ、たくさんの生徒が手を挙げてくれました。宿題を出した時に、日本語で質問を書いてきて、これを英語に直して、と言ってくる生徒が数名いましたが、自分で考えてきなさいと、答えを教えませんでした。先輩もいるし、辞書もある、まず自分で努力しなさい、と。警察官の方は、自分たちで考えた英語の質問にちゃんと答えて下さっていましたね。やればできるんです。「みなさんに会えてとても名誉なことです」と最後にコメントを下さって帰っていきました。とても、素晴らしい体験でした。

午後からはおもちゃショップに行きました。帰る前に、MNCCのスタッフの方が来られて、帰国の準備に向けての注意事項等を話してくださいました。あと、数日の滞在となり帰国の準備もそろそろ始めなければなりません。来るときには、おうちの方に手伝ってもらったのかもしれませんが、帰りは自分ですることになります。スーツケースに、ここで買ったものと持ってきたものをすべて重量範囲内で詰められるか心配ですが、これも勉強の一つです。がんばってもらいましょう。

 

 午後からアメリカの子供たちが日本へ留学をするための基金集めのために、「Car Wash」をするので、午前中は車を呼び込むために「CAR WASH」と書いた紙を用意した。サインを見てくれるようにデザインを工夫していた。さて、何台の車が来てくれるだろうか? 中学生にこの仕事は任せ、大学生メンバーと一緒にアンドリュー先生の車で明日の、さよならパーティの買い出しに出かけた。作る料理は決まったが、材料があるかどうか・・・。肉じゃが(アメリカ人が好きな料理)、ちらしずじ、寒天、おにぎり、冷やしそうめん、みそ汁を作ることに決定したので、ないものは工夫するしかない。スーパーで買える物だけを買ってセンターに戻った。アンドリュー先生が砂糖などの調味料は持ってきて下さるというので買わなくて済んだ。明日、料理作り班にがんばってもらおう。11時位から、明日のリハーサルをした。大学生の2人にリハーサルは任せた。最初は適当にやる生徒もいて、大丈夫かなという不安も若干あったが、なるべく自分たちでやってほしいと思いアドバイスも必要最小限にした。だんだん良い感じで仕上がってきた。これなら、明日のパーティも大丈夫かなとホッとした。明日のパーティでは、美声の持ち主の男子2人が歌を披露する。周囲から歌が上手だから歌わせてほしいというリクエストから決まったことだ。色々な県から来ていて、0の状態からのスタートだったが、1か月でグループの絆も出てきたということだと思う。

午後の「Car Wash」もそれぞれ精一杯頑張ってくれた。本当に暑い中、道路から車へ呼びかけるグループ、来た車を一生懸命洗うグループ、誰もが一生懸命それぞれの仕事に励んだ。途中車が全く来てくれなくて、あきらめムードになりかけたが、「いくらでやるって書いてないから車が来ないのかも」と5$というサインを書いて持っていったり、熱中症にならないように、冷たい水を運んだりお互い協力し合っていた。二回も洗車に来てくれた方もいた。生徒達も満足そうな顔をしていた。みんなお疲れ様でした!

 

フェアオークス レポート 8月17日(金)

 いよいよ、今日がセンターで勉強するのも最後だ。みんないろんな思いで今日はセンターに来たと思う。午前中は1時間ほどアンケート記入があり、その後TCの先生とのお別れ会をした。数名都合で来てない生徒がいて全員がそろわなかったのは残念だったが、1か月お世話になった先生方だ。まりあが司会をし、それぞれ代表者がお礼の言葉を述べ、プレゼントを渡した。手紙を書いて渡している生徒もいた。感謝の気持ちを伝えるのは大切なことだ。口に出して伝える言葉、文字に書いて伝える言葉、方法はいろいろあるがきちんと伝えることが大切だと思う。ここで何度も使った「ありがとう」ということばを日本に帰ってからも忘れずに使ってほしい。午前中はリハーサルをした。歌う声もよく出ている。

昼食後、いよいよさよならパーティの準備だ。TCの先生とたけしは会場準備にまりあと私は料理担当に分かれ準備がスタートした。料理は数名に分かれ、それぞれの料理の準備を始めた。包丁が切れず大変だったね。日本人の料理の繊細さをアピールしようと見た目に凝った。味噌汁はインスタントを上手に利用したが、シイタケのだしを加えることで風味が増した。工夫次第ですね。料理の方が一段落したので会場の方を見に行った。広い体育館を、折り紙を工夫して使い、きれいにデコレーションをしてあった。こんなに広い体育館、周囲まできれいに飾り付けをしてあるのにはおどろいた。ホストファミリーをきちんともてなしたい、パーティを成功させたい、という気持ちの表れだと思った。会場のセッティングも終わり、最後にもう一度リハーサルをした。あとは、パーティが始まるのを待つのみだ。

諸事情でパーティの開始時間に私は間に合わなかったが、パーティはとても盛り上がっていた。ホストファミリーもそれぞれのコーナーで楽しんでいた。(折り紙、習字、空手、けん玉など)料理もすべてなくなっていた。最後に、大学生のたけしとまりあが感謝の気持ちをこめて堂々とスピーチをした。TCの先生が、これまで活動の記録をビデオで流してくれた。あっという間にさよならパーティは終わってしまった。でも、本当によいさよならパーティができた。みんなとても満足そうだった。有終の美が飾れました。

Fair Oaks万歳!   明日はホストファミリーと過ごす最後の日!目いっぱい最後のステイを楽しんでください。

 

フェアオークス レポート 8月19日(日)-21日(火)

 出発の日だ。センターに12時45分集合だ。集合時間がゆっくりで嬉しい。私もホストファミリーと午前中ゆっくりと過ごすことができた。大型犬のソービーとティンカーベル、小型犬フラフィーとお別れをした。こんな大きな犬と過ごすのも初めてだったが、すっかりと仲良くなり別れるのがとても寂しかった。ホストマザーがカリフォルニアの地図があるけど必要ならみんなのために準備してあげるよと、おっしゃって下さった。帰国してプレゼンテーション等にも使えそうな地図だった。「ぜひお願いします」と、お願いしたところ、2種類も準備してくれた。私のホストマザーには本当にお世話になった。おにぎりを作りたい、というと炊飯器を借りてきたり、クッキー美味しいね、というと生徒の分までたくさん作ってくれたり、するのが当たり前のようにいろいろやってくださった。本当にお世話になった。日本へのおみやげを買う際にも、こんなのがいいんじゃないのといろんなお店へ連れて行ってもらった。感謝してもしきれないくらいお世話になった。

別れはつきないものだ。センターにいくと、それぞれのファミリーでお別れを惜しんでいる。バスに乗ってからももう一回お別れを言ってもいいですかと聞いてきたが、一人がバスを出るとみんなもバスを降りそうだ。出発の時間が過ぎているから、と断った。本当に別れはつきなかったが、バスは出発した。バスの中はしばらく泣き声がやまなかった。

サンフランシスコまで結構混んでいたが無事空港に着いた。手続き等に大きなトラブルもなく、無地セキュリティーも通過できた。搭乗時間がくるまで、生徒達は最後の買い物を楽しんでいた。ドルはいくら残ったのかな? 時間が来て飛行機に無事乗った。羽田に着くと、大きなスーツケースを持つのに慣れていない上に、荷物も重く移動が大変そうであった。ホテルに到着したのが12時だった。翌日も移動が大変だった。羽田空港ではそれぞれの県へ帰るぎりぎりの時間まで友達と別れを惜しんでいた。「周囲に迷惑をかけるな」と最後まで説教をしなければならず困った。時間が来て、生徒たちは無事それぞれの県へ帰って行った。いろんな県から参加した分、いろいろあったが、学んだこともたくさんあったと思う。今後、このホームステイをそれぞれの生活に有意義に生かしてほしい。

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