今日は予定を変更して、近くの公園でアクティビティーが行われた。初めての活動ということで、自己紹介の仕方を練習したり、ゲームを楽しんだりした。お互いの名前と顔が一致していないので、子どもたちはまだまだ緊張していたが、活動が進む中で少しずつ距離が縮み、雰囲気が和んでいった。活動の途中で休憩をはさんだ。アン先生が用意してくださったおかしを食べた。塩味のプリッツェルと真っ赤な棒状のグミ。子どもたちはグミを喜んで手にしていたが、その味が甘すぎて食べきれない子どもが続出。味覚の違いを感じることだった。子どもたちは、まだまだ表情に硬さを残しつつも、とても楽しそうに活動していた。
ランチタイム。シートを引いてそこでランチをとった。子どもたちはそれぞれの家から持ってきたランチを食べた。サンドウィッチ。フルーツ。そしておかしも入れてくださっている家庭が多かった。子どもたちがおなかがすかないようにと、たくさん用意してくださったご家庭が多く、食べきれない子もいた。また、りんごやももが丸ごと入っていて、そのまま丸かじりをしていいか迷う子もいた。お昼の休憩時間には、ベイブ先生の息子さんのターナーとサッカーをしたり、公園の中の遊具施設で現地のキャンプに来ていた子どもたちと一緒に遊んだりする姿が多くみられた。言葉がうまく話せなくても、表情やジェスチャーで伝わる喜びを感じている姿がとても印象的だった。
午後は公園内のスイミングプールで楽しんだ。プールには子どもたちやファミリーなど、いろいろな人たちが来ていて、最初は遠慮気味だった子どもたちも徐々にエンジョイする姿が見られるようになった。連絡が行き届いていなかったために、道具を持ってきていなかった子どもたちもいたが、プール横の芝生で一緒にバレーボールを楽しんだ。ふとそばの木に目をやると、そこには野生のリスの姿があった。間近で見れて、大興奮の子どもたち! 喜んで写真を撮っていた。最後の活動は、エレクグローブで最も古い小学校の見学だった。今は使われていない教室に入り、椅子にすわって先生の説明を聞いた。昔の小学校ではどんな様子で学習が行われたのか、使われていた当時の筆記用具、子どもたちがきていた洋服、当時の遊び道具など、実際に見せてもらうと、子どもたちは一生懸命それに見入ったり、写真を夢中になってとっていた。その後校舎の外に出て、鐘を鳴らしたり、竹馬にそっくりな遊び道具で遊んだり、昔の馬小屋やトイレを見せてもらったりした。子どもたちは水泳の後ということで、とても疲れていたが、一生懸命活動をしていた。
一旦迎えに来てくれていたホストファミリーと一緒に家にもどり、6時にベイブ先生の家に集合。ウェルカムパーティーを楽しんだ。プールで泳いだり、用意されていた食事を楽しんだりする中で、子どもたちはより親睦を深めていった。パーティーには、多くのホストファミリーが来てくれており、子どもたちのことについていろいろな話をすることができた。 |