朝からさよならパーティーの打ち合わせ。グループに分かれてSukiyaki Songを少しずつ暗記している。初めにみんなで発声練習「あぁ〜」。とにかく声を出さなければ伝わらないと話をすると「そのとおりだ」とばかりに素直に練習してくれるのがうれしい。ホストファミリーの愛情をよく分かっているからだろうな。班長や高校生を中心に,ホストファミリーへの想いを込めた合唱ができるようにとがんばった。
歌の練習のあとはCar wash, Bake Saleの準備。みんなで目立つポスターを作った。寄付を呼びかけたことある生徒はほとんどいないため,どんな風にことが運んでいくのか,準備の段階ではいまいちつかめていなかったが,「とにかく遠くからでも見える派手なものを」作る。その後はA&Wの駐車場で,呼びかけ係,車洗い係,品物係と1時間交代で役割を決めて取り組んだ。品物はホストファミリーと土日に作ったおいしそうなケーキやクッキーなどのお菓子と日本から選んで持ってきたもの。お菓子は見ているだけでよだれがたれてくるようなものばかりで,「買いたい」との声が。「今日は自分の欲求は後回しです」と諭す(本当は私も食べたい)。品物の値段はお客様に決めていただく。普段はおとなしめで大きな声はとてもださなそうな生徒も人が変わったように(?)大きな声で「Car wash! Bake sale!」と笑顔で手を振りながら,お客を呼び込んでいた。後で聞いてみるとやっぱり「自分がこんな風にできるとは思ってなかった」とうれしい言葉が。新しい自分をどんどん作っている。
「日本から祖母の使っていた扇子を持ってきました」という生徒の扇子が売れた。「選びに選んできたからうれしいです」と。きっと大切に使ってもらえる。折り紙でとってもきれいな箱を作ってきた生徒の箱も売れた。「It's so pretty.」と幸せそう微笑む様子を見て,生徒もすごくうれしそうだった。みんなで集めた寄付金はなんと424ドルを超えた。Yvonneは「去年もすごくがんばっていた。だけど今年は去年の金額を越えた」と! 今日は日差しが強く,3時間も日当にいて体は疲れたけれど,「今までの活動の中で1番楽しかった」との感想が。充実した1日になりました。そして大好きなアメリカの人々が日本に来ることができますように。 |