あっという間にすぎた4週間のプログラムを終え、今日はいよいよ帰国の日です。昨夜のさよならパーティではホストファミリーからあたたかい言葉をもらった31人はファミリーと最後の言葉を交わします。今日の集合時間は11時45分です。重たくなったスーツケースとぱんぱんにふくらんだスポーツバックをホストに手伝ってもらいながら、Study Centerに入ってきました。TCのKameal先生がピザと飲み物、アイスクリームを用意してくれ、アメリカでの最後のランチタイムです。ホストファミリーからプレゼントをたくさんもらっている生徒もいました。スーツケースに入りきらなかったので、手に持って飛行機に乗ることにしました。ランチの時に、さよならパーティで出し忘れたお菓子が大量に余っていたので、ホストファミリーに配ったり、おしゃべりをしたり、遊んだりして、思い思いに最後の時間を過ごしました。2時にバスがStudy Center に到着する予定でした。時間が迫ってきたので、TCのお父さんが市場においてあるような大きさの量りを持ってきてくれ、スーツケースの重さを量りました。生徒の中には50パウンドという制限をオーバーしている生徒もいたので、その場でホストファミリーに見守られながらスーツケースから別のバックに移したりしていました。バスが少し遅れて到着しました。
いよいよ、お別れの時です。スーツケースをバスに積み込み、座席へ座ります。バスの扉が閉まるまで、ホストファミリーがバスへ乗り込んできては、最後の言葉を投げかけます。ほとんどの生徒が泣きながら手を振るなかで、バスの扉が閉じ、出発しました。しばらく、泣いている声が聞こえ、静かになったと思い、ふり返ってみると、泣きつかれたのか、ほとんどの生徒が寝ていました。サンフランシスコ国際空港が近づくにつれ、次第にバスの中が騒がしくなってきました。気持ちは日本へ向いているようでした。空港に到着し、集合写真をとってからチェックインして荷物を預けます。バスに乗る前に量ってきたので、全員スムーズに済ませることができました。セキュリティチェックの列まで行き、TCのAndy先生とKameal先生とお別れです。一人ずつハグをしてゲートへ向かいました。ここでまた涙です。セキュリティを抜け、搭乗口まで向かうと、出発まで20分ありました。トイレに行ったり、飲み物を買ったり、お土産を買ったりしました。集合時間になり、列になって飛行機へ乗り込みます。早くも搭乗券を落としている生徒が一人。
飛行機の中ではこの1か月で仲良くなった友人と最後の時間です。騒がしくなりすぎる時もありましたが、疲れて寝ている生徒もいました。日本へ到着したのは午後10時をまわっていました。入国審査はすんなりいったのですが、荷物が一つ、出てこないという生徒が一人。アメリカのお土産や自分のものも入っていたようで、とても残念です。後日、出てくることを祈るしかありません。その後、重いスーツケースと大きなバックを抱えて空港内のホテルへ移動しました。時間は11時半を過ぎていたと思います。翌朝は7時15分集合です。何人か体調がよくない生徒がいたので、ベットで一晩休んで、明日の朝には体調が良くなるとよいです。
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