アメリカの小学校(わんぱく留学)・中学校(ジュニア留学)に、体験入学し、現地の児童と一緒に授業を受ける小学生のためのホームステイプログラムの現地からの活動報告です。

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2011年 わんぱく留学/ジュニア留学 活動報告
  

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Santa Rosa 活動レポート 03月30日 【写真】

今日も快晴で、日中の温度はなんと最高28度位まで上がったとのことです。本当に暑くて、今日は教室の中でも冷房を入れていたほどです。ヨウタロウは、ホストファミリーがサンフランシスコジャイアンツと、オークランドアスレチックスの野球の試合に連れて行ってくれるということで、最初の授業だけ受けて、10時にホストファミリーが学校に迎えに来てくれ、サンフランシスコまで行きました。オークランドアスレチックスは、松井がいるところで、ヨウタロウは、朝から楽しみでしょうがない様子。彼のホストファミリーは、家族全員が野球好きらしく、野球少年の彼にとっては、ベストなファミリーのようです。今日は授業が始まる前に数人の生徒が選ばれ校内放送で全校生徒にスピーカーを通じて挨拶をしました。日本人の生徒の中からも2人選んでくれと言われ、まず誰かやりたいか?と聞くと、ほとんど全員がやりたいとのこと。さすが物怖じしない小学生。結局女子代表はモエミ、男子代表はアキヒロとなりました。日本語でいいということでしたので、その後に私が英訳をしました。その後クラスに戻ると、この2人はみんなから拍手を浴び先生や生徒から「Good Job!!」と言われていて、本当に嬉しいことでした。午前中は、それぞれのクラスでアートプロジェクトといって、絵を描いたり、PE(Physical Education)体育の授業がありました。こちらでは特に体操服とかに着替えることなく、運動をします。体育の授業の前に日本のラジオ体操を披露しようということになり、ウォーミングアップのために、まずは体育館へ。そこでラジオ体操のことを説明し、日本人の生徒とアメリカ人の生徒と一緒に向かいながらラジオ体操第一、第二をやりました。なんかアメリカで、あの音楽が流れるのに違和感がありましたが、みんな楽しそうにやってくれたのでよかったです。その後、ランニングで通常は1マイル(1.6キロ)走るそうですが、今日は半分くらいでよかったようです。日本の倍はありそうな大きなグラウンドを何週も走っていて、いい汗をかいたと思います。その後は、キックボールといって、サッカーボールで、バスケットと野球を足してわったような運動を楽しみました。とても楽しそうで、日本人の生徒にとっては、なんだか体育の授業というよりも遊んでいる感じに思えたのではないでしょうか。先生が言うには「アメリカの子ども達はジャンクフードばかり食べていて、太っている子どもも多く、栄養にも偏りがあるから、もっと運動しなくてはならないの。学校の給食も偏らないように作られているの。体力もおちてきているし、ゲームばかりしているから不健康になるのよね」と言っていました。あぁ、どこも同じだなと感じました。

午後は、高学年のクラスでUnited Nationという授業です。United Nationは、もちろん国連という意味ですが、この授業では世界で起こっている出来事をみんなで話しあい、自分たちに何ができるかということを考えたり、募金活動をしたりする授業だそうです。ジオ先生が言うには日本の地震津波問題にも募金活動をするそうです。こちらにいると、日本の地震津波のことをとてもよく聞かれます。昨日犬の育て方を教えてくれた先生からも、ここの学校の生徒達が被害にあった日本人の皆様方に励ましのお便りを書きたいとおっしゃっていて、それをどこに持っていけばいいかわからないので、私に日本に持っていってしかるべき機関を通して渡して欲しいと頼まれました。この話をされる時に、涙を浮かべて同情してくださったことには、私もジオ先生も心うたれ涙しました。ここまで私たちの国のことを考えてくださる方がこんなにたくさんいるということを肌で感じています。ジオ先生とお互いにHugをし、心の通じ合いを感じました。さすがに、ここでの授業は小学生には内容がハードなので、先生の取り計らいで今日はアメリカのゲームを教えてもらいました。子ども達もとてもリラックスした様子で、私が通訳をしなくてもゲームのやり方だけは、英語で説明されてもわかってやっていっているところがすごい! 恐るべし小学生! 授業の後は、ランチタイム。私たちがランチを食べていた部屋にはアメリカの友達がたくさん押し寄せてきます。子ども達はみな人気者で、校内を歩いているとどこからともなく生徒の名前を呼ぶ声、「コニチワ!」「マタキテネ」「サヨナラ」「オハヨウゴザイマス」とあちらこちらから日本語で声をかけられます。子供達も自然と呼びかけに応じる姿も本当に自然さが増してきました。今日は金曜日のパーティーでホストファミリーに差しあげるプレゼントを作成しました。家族と一緒にとった写真をフレームに入れて、感謝の言葉と名前を入れました。その後は、ジオ先生のお父さんがやるNASAロボット工学の授業。難しそうですが、レゴブロックで作られたロボットとコンピューターを使った授業でした。何やら難しそうなので、生徒達はただその授業を見学して今日の全ての活動は終わりました。

生活にも慣れてきた頃の心の緩みが、移動をする度に忘れ物、集中力に欠け、人が話しをする時におしゃべりをしたり、注意散漫な所など、よく注意されている子どもも多いです。でも一人ひとりはみな素晴らしい子ども達です。生徒達が楽しくやっていること、そしていつも笑顔でいてくれることが引率者としては一番の喜びなので、このまま事故や怪我、病気などがなく、最後まで元気な状態でいてくれることを望むばかりです。

 

Santa Rosa 活動レポート 03月29日 【写真】

学校も2日目に突入すると、子ども達もだいぶここでの生活に慣れてきたようで、昨日とは違い、かなりリラックスしてきたようです。教室に入ると、アメリカの子ども達が日本人の子ども達に日本語で話しかけてきます。「オハヨウゴザイマス、オゲンキデスカ?」と。話しかけられたショウヤは、いきなりの日本語に戸惑った表情をしていましたが、こちらの子ども達が、積極的に私たちの言語で話しかけてくれるのはとても嬉しいことです。さすがに英語とスペイン語の2ヶ国語を話す子どもが多いからか、日本語も自然と話そうとしてくれる子が多く感心しっぱなしです。

今日はReadingの授業から始まり、自分たちで選んだ好きな本を、パートナーのアメリカの子供達が読み聞かせをしてくれました。日本人の生徒がわかるように一つ一つの単語をゆっくりと丁寧に読んでくれるのはとてもありがたいことです。こちらでの授業はとてもバラエティーにとんでいます。次の授業では、大きな犬を連れて髪の毛の長い女の先生が入ってきて、犬の育て方についてのお話をしてくださいました。アメリカの家庭では、特に犬をペットで飼っている人達がとても多いですが、ペットのしつけ方や、歯の磨き方(!?)や耳たぶをきれいにする方法などを教わりました。こういうことが授業であるとは、さすがアメリカです。次に行なわれたのが、HAIKUの授業でした。最初、「ハイク」という言葉に???という感じでしたが、なんと日本の「俳句」は、アメリカでの授業でも使われていたのです。「5・7・5」の説明で子ども達もすぐに理解したようでした。季節や自然の言葉を使いながら、俳句を考えて、その情景やイメージを絵に描くという授業です。日本人の生徒達は、日本語で書いてもいいとのことだったので、それぞれ一生懸命に書いていました。英語でのハイクは、「単語が5・7・5」になっていればいいようです。イッペイが詠んだ俳句を紹介しましょう。「アメリカは ハンバーガーが ゆうめいだ」私が日本語に訳すとクラスのみんなが受けていました。モエミの俳句を紹介します。「秋になり、紅葉恋する季節かな」英語に訳すとクラスの生徒たちが、「おぉーっ!」と感心してくれ、先生からも「とても素晴らしい!」と誉められていました。Geo先生が担当するクラスでは、美術の授業でチームになって一つの絵を完成させようというものです。11時過ぎからは、Cookingのクラスがあり、メキシカンピザを作りました。私たちのために、食材、エプロン、キッチングッズが全て準備されており、レシピ本もお土産としていただきました。トルティーヤという代表的なメキシコ料理です。ブロッコリー、たまねぎ、ほうれんそう、赤ピーマン、そしてハーブなどを小さくきざみ、ブリィートーと言われる、これもメキシコの代表料理で豆をつぶしたものをトルティーヤというピザ生地のようなものに盛り付けて食べます。子ども達は器用に野菜を切っていきます。これを、最初はオーブンか何かで焼くのかと思っていましたが、このまま食べると聞き、最初は戸惑っていましたが、食べてもると意外に美味しくて、2個目を食べる子もたくさんいました。今日のランチは、自分たちで作ったメキシカンピザで、とてもいい経験ができたと思います。

午後からは、ウィンザーにある消防署の見学です。歩いて行くというので、近いかと思いましたが、これが意外に遠くて30分近く歩くことに。ここのステイ地はとても閑静な住宅街で、街並もとてもきれいで素晴らしいところです。私たちがアメリカに来る前は雨や嵐の日が多かったみたいですが、私たちがこちらに来てからは、毎日天気もよく、今日も夏日でした。車ばかりで行き来をするアメリカでは歩くことはあまりないですが、とても良いウォーキングになったと思います。消防署の前がウインザー高校で、途中でアメリカの高校生が歩いてくるのが見えました。さすがに高校生ともなると、すっかり大人です。アメリカの高校生は車で登校できるので、高校の前の通りは車で渋滞していました。中にはスケートボードで帰っていく生徒がいて、子ども達はびっくりしていました。ウインザー消防署はとても立派な建物で、話によると環境に優しいエコを考えて作られた建物らしいです。施設内を案内してもらい、消防車のある車庫へ。大きな消防車3台があり、最後には放水を経験させてもらいました。子供達は大喜びです。最後にジュニアファイヤーファイターとして、ステッカーや帽子を頂いて帰りました。汗ばむ陽気で、気持ちのよいWalkingができたと思います。今日はショウヤのホストファミリーが経営するテコンドー教室とズンバダンスの教室に行きました。これは行きたい人だけが参加するものだったのですが、ルカ、モエミ、マキ、ケイコ、シュン、イッペイ、そしてショウヤが参加しました。ズンバダンスは、エアロビクスのようなダンスでとても激しく、かなりの運動量があったとおもいます。女子はとても楽しそうに体を動かしていましたが、男子は、途中からヘナヘナになっていました。私も最近アメリカンフードの食べすぎでやばいことになっていたので、思い切り汗をかきました。しかし、あのハイテンションの音楽でドタバタやっているスタジオの後ろで、ものすごい集中力で、壁に絵を描き続けていたおじさんはすごいと思いました。今日は、体力的にもかなり疲れた一日でしたが、もうここでの生活も半分が過ぎようとしています。今日からサヨナラパーティーの話し合いをぼちぼち決めることとなり、改めて時間が過ぎるのが早く感じます。それだけ一日一日が充実しているということです。今日の日も無事に終えることができたことに感謝したいと思います。

 

Santa Rosa 活動レポート 03月28日 【写真】

今日から学校生活が始まりました。私たちが通うカリカルメカックランゲージスクールは、幼稚園から中学2年までいる学校で、全ての生徒を合わせると900人ほどいるらしいです。週末を過ごしてやってきた子ども達の顔は、全員が元気で晴れ晴れとしていました。アイススケートやスヌーピー博物館、そして野球の試合を見に行ったりと、それぞれが思い思いに楽しい週末を過ごしてきたようです。最初に、現地受け入れ機関である、CHIの地域責任者であるキャシー・ジョンソンさんが来て、オリエンテーションをしてくださいました。アメリカで楽しく過ごすためのこつを、ゆっくりとわかりやすい英語で話してくれたので、子ども達は理解していたようです。まず、第一に「Smile」(笑顔)でいること、次に「Thank you」(感謝の言葉を述べること)、そして、忙しそうにしているファミリーや先生がいたら、「May I help you?」(進んでお手伝いをする)と言ってあげることです。アメリカの授業の中で「Volunteer?」と聞かれたときには、自分から進んで発表したり、お手伝いをすることなのですが、「Who's volunteer?」と聞かれてすぐに手があがるところが、さすが小学生です。こちらでは、誰もが「よくその年齢で一人アメリカに来たね」ということをよく言われますが、屈託なく笑い、積極性がある所は、小学生の素晴らしい部分です。オリエンテーションが終わると、早速Geo先生の重い荷物を運ぶのを手伝ってくれたのはアキヒロでした。Geo先生が、アキヒロは、ホストファミリーからも「おもしろくて、よく手伝いをしてくれるし、きれい好きだしとてもいい子で、養子にしたいくらいだわ」と言っていたそうです。ここの学校は、英語とスペイン語を同時に学ぶというカリキュラムになっており、あちらこちらでスペイン語が聞こえてきます。Geo先生は、英語、スペイン語、日本語と3ヶ国語を使いこなすすごい先生です。私たちもクラスに入って行く時には、「ブエノスティアァース」(おはようございます!)とスペイン語で声かけしながら入っていきます。英語もスペイン語も同時に学べる私たちはラッキーです。ただ、英語もまだままならない私たちには、第二外国語まで学ぶ余裕はまだあまりないのも事実ですが・・・。それにしてもこちらの子ども達もすごいなと思います。やはり言葉はできるだけ早い時期に学ぶことが大切なのだと特にこちらにいるとそのことを強く実感します。

2つのクラスに分かれて最初の授業を受けることになっていますが、今日のスケジュールは、チェンジにチェンジが重なり、もう訳がわからないほどめまぐるしいスケジュールでした。というのも、当初は2つのクラスでずっと授業を受ける予定だったのですが、他のクラスの子ども達が私たち日本人の生徒達をゲストとして呼びたいというクラスがどんどん増えていき、スケジュールが細かくなってしまったのです。その歓迎ぶりは大変ありがたいことなので、仮にスケジュールが変わったとしても、とても嬉しい忙しさでもありました。英語でも「Good tired」と表現します。疲れたけど、「心地よい疲れ」ということですね。仕事もそうですが、充実していればどんな疲れもふっとんでしまいます。12人の子供達は、まるでスターであるかのように、周りに人が群がってきて話しかけてくれます。人だかりをかき分けていくと、必ずその中心に私たちの12人の生徒達がいるのです。全ての英語を理解できるわけではありませんが、彼らにはとっておきの「笑顔」があります。身振り手振りで話しています。特に、このTeam Santa Rosaの女子6人の笑顔はみんな天下一品です。とてもよく笑い、みんな素敵な笑顔の持ち主です。キャシーさんが言った「スマイル」を武器にたくさんの友達を作っていました。」女子の周りにはいつも人だかりができるほどです。シュンが「アメリカの学校では人気者だからこっちがいいなぁ。」とぼそっと言っていました。最初はこわばっていた男子も徐々にその緊張感が解きほぐされ、リラックスしていっているのがわかります。英語のボキャブラリーのクラスでは、わからない単語をすぐに辞書を取り出して調べていたマキのことを、先生がとても誉めていました。こちらの先生は、子供達のことをよく観察しています。よく誉めてくださるし、そのことが生徒たちの自信につながり、もっと学びたいという向学心を育てていくのだなと感じます。

今日の午後は、Book Fairといって、いろんな本を格安で売って、そのお金を様々な基金(Fund Raising)として役立てようというものが体育館で催されており、中には英語で書かれたマンガもあり、子ども達は好きな本を買っていました。私が持っていった日本地図で生徒一人ひとりがどこから来たのかを説明したり、出身地のことを質問されたり、本当にアメリカの生徒達はよく質問をしてきます。日本人の子どもももっと相手に質問を積極的にして欲しいと思うところです。折り紙を折るクラスでは、日本から持ってきた新聞でカブトを作ってあげると子ども達は大喜びです。特に低学年の子たちは大うけします。カブトに日本語で名前を書いてあげると、次から次へとリクエストがあがります。中学生のクラスに入ると、そこの生徒は小学生とは異なり、ぐっと大人っぽくなります。そして落ち着きがあり、英語もゆっくりわかりやすいように聞いてくれます。歓迎メッセージの書かれたカードや、チョコレートをもらい、子ども達はまたまた大喜びです。学校でお菓子をもらうようなことは日本ではないし、ましてや学校におやつとしてお菓子を持っていけることは、子ども達にとってはとても嬉しいことのようです。初日はとても忙しい一日でしたが、無事に終わりほっとしています。そして、何よりも子ども達一人ひとりの目の輝きが出てきました。長旅の疲れと言葉の壁でちょっと元気がなかった子どもも、そのことをものともせずに、フレンドリーに接してくれるアメリカの子ども達や先生方、そしていつも優しく笑顔のGeo先生のお陰で、緊張感から解き放たれていくのが今日の一日の学校生活で手に取るようにわかりました。

ここ、アメリカっていう国には、ちっぽけなことで悩んでいることをふきとばしてくれるような、そんなパワーと優しさ、思いやりのある国です。この大きな大地が、そうさせてくれるのでしょうか。それともたくさんの人種がこの大地で共存していく中でこういう国民性や価値観が生まれてきたのでしょうか。私たち日本人にはない、何か大きなふところの深さを感じる、そんな人達との出会いは、今後この子ども達にどのような人生観を持たせてくれるのでしょうか。明日の活動の一つ一つがまた新たな出会いを生み、感動を呼び、そしてそのことが心に大きく焼き付けられることでしょう。

 

Santa Rosa 活動レポート 03月26日 【写真】

いよいよ日本出発日。朝から天気がいいと、全てのことがうまくいくような気になります。アメリカに到着するまでの間、大きなトラブルもなく全員が無事にアメリカに到着し、ほっとしています。今、アメリカはちょうど夜中の12時をまわったところです。日本では27日の午後4時のようです。保護者の方々が到着の第一報を心待ちにしていらっしゃることを思いながらこのレポートを書いています。成田で飛行機に搭乗する時間から丸一日が過ぎたということです。羽田でも各県の生徒が無事に合流し、バスで成田へ。先日の未曾有の大震災の直後ということもあり、いろいろとご心配された保護者の方もいらっしゃったことと思いますが、羽田や成田でも全てがスムーズにいくことができたことが何よりもよかったことでした。羽田成田間のリムジンバスでは、ドライバーの方がスカイツリーやディズニーランドが見えるポイントを教えてくださいました。子どもたちは一斉にカメラのシャッターをきっており、さながら東京見学のようです。搭乗手続きや出国手続きを終え、搭乗口までたどりついた所で、まずは最初の安堵の段階をクリアしました。ホームステイの引率では、成田に無事に着いて飛行機に乗るところまでたどりつくことが最初の安心する瞬間。続いてホストファミリーと引き合わせそれぞれが各家庭にたどりつくまで。毎日の活動を滞りなく安全に終わること。サヨナラパーティーが無事に成功させること。そして日本の保護者の皆様のもとに子供たちを無事に連れて帰ることです。約8時間ちょっとのフライトでしたが、飛行機の中ではぐっすりと眠れているような生徒もいましたが、きっと十分ではなかったはずです。飛行機の中では今日初めて会ったにもかかわらずすっかり打ち解けているところが小学生の凄さです。国内線で飛行機酔いのあった子もいましたが、酔い止めの薬などを自分たちで飲んだりして個々で対応していたようです。飛行機の中ではキャビンアテンダントは日本語を話す人もいましたが、ほとんどが英語です。飲み物の注文なども私が言わなくても自然と注文できていたので、頼もしい限りでした。特に女子は積極的で、成田空港でも出会った外国人に「Hello!」と声をかける姿も見られました。この調子でアメリカでの学校生活も楽しめることでしょう。アメリカ到着後、出迎えてくれたTCのGeo先生は、ルカのホストマザーでもあり、最初に「ルカちゃん!」と声をかけてくれました。Geo先生は日本語が少しわかるので、会話の中に時々日本語も出てきます。スペイン語も話せるので、バスの中ではスペイン語の表現を教わりました。

女子は元気がいいので、大きな声で発音を真似しています。今日のお昼はGeo先生の家でウエルカムパーティーです。パーティーの時間がまだ十分にあったので、バスドライバーがゴールデンゲートブリッジの見えるポイントまで連れていってくれました。そこで写真をとっていたところ、どこかのテレビ局のカメラマンが私たちにカメラを向けてくれ、ビデオを撮ってくれました。もちろん、こっちのテレビに出ることはないと思いますが・・・。子どもたちは逆にカメラマンの写真を撮っていました。そして、一路サンタローザへ。途中私たちが通う小学校やその学校があるウインザーをというサンタローザの隣町まで行き、キャンディーショップで子供たちはGeo先生からアイスクリームやジュースをおごっていただき、みんな大喜びです。子どもたちにとっては面白いグッズがたくさんある所で、早速お土産を買う姿も見られました。そしていよいよホストファミリーと対面するGeo先生宅へ。到着すると、そこにはたくさんの子どもたちの名前の書かれた紙を持って待っているホストブラザーやシスターたちが待っていてくれました。子どもたちは思わず「うわぁー!」歓声をあげました。そして、はにかみながらもファミリーに英語で自己紹介をしました。それぞれのファミリーが作って持ち寄ってくれた食事をみんなで美味しくいただきました。私のホストファミリーは、国際結婚をしてここに住んでいるYoshikoさんという日本人の女性で、昨年ここに来たときもお世話になりました。子どもたちのために、巻き寿司を作ってくれていて、生徒達は喜んで食べていました。女子はホストシスターたちと部屋に集まり、ガールズトーク(?)で、男子はホストブラザーたちと外でバスケットやサッカーをして楽しんでいました。明日の週末は何人かのファミリーは、子ども達を連れてサンタローザにあるスヌーピー博物館隣接のアイススケート場へ行く予定のようです。ヨウタロウは、ホストファザーから「アイススケートとホストブラザーの野球の試合をどっちに行きたいか?」と聞かれると「Baseballl!」と即答していました。明日は、日曜なので活動はありませんが、子ども達は長旅の疲れを癒す日曜だなんて言ってられないほど元気のようです。


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