ジャパンホームステイ

趣旨

南日本カルチャーセンターは、各県新聞社や放送局との主催事業として、小学5年生から大学生を対象としたアカデミックホームステイプログラムを夏休み期間中に実施しています。 2000年の夏以降、その参加者たちは、体験学習の一つとして、各ステイ地域で、Car Wash(車洗い)や Garage Sale(ガレージセール)などのボランティア活動を行っています。 そしてそれによって得られた寄付金で、MNCC奨学制度が設立され、既に1万ドル以上の基金が積みたてられました(→2018年基金の詳細)。 この奨学制度は、お世話になったホストファミリーの子どもたちを、日本のホームステイに招待するという制度です。 およそ40年という長期間にわたり、このプログラムを支えてきた最大の貢献者はホストファミリーであり、彼らの善意なくして参加者の感動はありえません。 ホームステイで必要なものは「Give & Take」の精神です。この精神が、国際交流を支えているのです。 参加者は、「ホストファミリーに何かを期待する前に、彼らのために何をしてあげられるかという姿勢をもつこと」が大切であり、その姿勢を実践するものの一つが、このボランティア活動なのです。 彼らが日本の学校生活、家庭生活を体験しながら、日本の文化や習慣、そして日本人に関する理解をさらに深めることがこの制度の目的です。 そして、この奨学生制度が、日本の生徒や学生のボランティア活動によって実現するということは、極めて意義深いものです。

基金原資

センターのホームステイ参加者によるボランティ活動や寄付金

研修期間

2019年11月下旬から12月上旬の約2週間の予定

*参加者の都合やフライトの状況により、上記日程は変更となる可能性があります。

研修内容

日本のボランティアによる一般家庭に、家族の一員としてホームステイしながら、日本の市民生活、家庭生活を体験します。 月曜日から金曜日までは、日本の小学校や中学校、高校に体験入学し、文化の一環として日本の学校生活を体験しながら、日本の文化や習慣、日本人に関する理解を高めます。

奨学生

書類審査の上、若干名の奨学生が10月初旬に決定します。

ホストファミリー

九州地区の一般家庭にホームステイします。 奨学生の受入れに興味がおありの方は、電話やメール、FAXにてご連絡ください。 家庭から通える範囲の学校が受け入れを許可することが、ホストファミリーになるための条件となります。 詳しくは南日本カルチャーセンターまでお問い合わせください。

<お問い合わせ先>
南日本カルチャーセンター
電話: 099-257-4333(代表) / 0120-212122(フリーダイヤル)
FAX: 099-250-0321
e-mail: japanhomestay@mncc.jp

応募資格者

1)以下の条件を満たすこと

  • GPA(Grade Point Average)スコア3.2以上
  • クラブ活動や課外活動において優秀な成績を残したことがある
  • ボランティアなどの地域活動に貢献している
  • 2) 出願の時点で15歳以上18歳以下であること
    3) 心身ともに健康であること
    4) 日本や日本の文化、異文化交流に関心があり、積極的な意欲のあること
    5) 保護者及び在籍校からの許可を得ていること

    必要書類

    ★ 出願用紙(顔写真貼付)
    ★ 学校長、及び1名の教師からの推薦状
    ★ 上記 1)の条件を満たしていることを証明するもの (成績証明書、クラブコーチからの推薦状、ボランティアサティフィケートなど)
    ★ ホストファミリーへの手紙(自己紹介)
    ★ スナップ写真(2、3枚)
    ★ 権利放棄および免責に関する同意書
    ★ 作文 「The reason why I am a good candidate to receive this scholarship」
    ★ 自己PR動画 (メールにてデータ送付)

    応募の流れ

    必要書類一式を、郵送もしくはメールにて、南日本カルチャーセンター宛てに送っていただきます。 厳正なる審査の上、当ウェブサイト上にて奨学生を発表します。 ホストファミリーを依頼させていただくご家庭には、奨学生の決定次第、個別にご連絡いたします。