アカデミックホームステイ活動の様子
ホームステイの様子を写真、動画、文章レポートでお届けします。

2008年アカデミックホームステイ
Lodi,  PAレポート

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引率の先生からのレポートです。

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期    間

更 新 日

7月23日(火)〜7月24日(水) 7月28日

7月25日(金)〜7月28日(月)

7月30日
7月29日(火)〜7月31日(木) 8月04日
8月01日(金)〜8月04日(月) 8月06日
8月05日(火)〜8月07日(木) 8月11日
8月08日(金)〜8月12日(火) 8月14日
 
7月23日(火)
「いったい今日は何時間?」 「いったい今日は何食食べた?」 「なんだか7月23日が2回あって得したカンジ。」そんな会話がいろんなところで聞かれる1日でした。長崎・熊本・大分・福岡空港からAuburnチームとLodiチームが羽田空港に集結。それから成田空港へ。総勢60名を超すスーツケースの集団は移動をするにも、整列するにも大変でした。成田空港で手続き前に最終チェック。液体の持ち込みが心配であわててジップロックを買いにいった者も。搭乗口が急遽変更となり行ったり来たりがありました。搭乗を待つ間、話をしたり、お菓子を分け合ったり、ずいぶん仲良くなりました。いよいよ出発です。およそ9時間のフライトの間、機内食が2回出ました。機内ではゲームをしたり、勉強をしたり(ちなみに、化学と理科のお勉強です。)、ブランケットを頭からすっぽりかぶって熟睡したり、思い思いに過ごしている様子でした。「先生、(日本時間)9時になったので、勉強始めた方がいいですか?」というすばらしい質問もされました。とっても感激でした。 無事にサンフランシスコ空港に到着しました。少し(というかかなり)肌寒かったです。空港でパムとシェリーにお出迎えされ、集合写真をとりました。それから空港の傍らのハンバーガーショップへ。初めてドルを使いました。玉ねぎが入っていたほうがいいか、は入っていない方がいいか、サイズを聞かれたり、いろんなことが新鮮でした。バスに揺られて一時間半とちょっと無事にローダイに到着しました。あまり眠れなった人たちもバスの中ではぐっすり眠っていました。ローダイ到着後、ファミリーに歓迎してもらい、それぞれの家に向かいました。

生徒の日記より

成田からサンフランシスコまでの10時間、とても長く感じました.いざサンフランシスコに着いてみても実感がなくて、こんなものなのかな? と思ってたけれど、ホストファミリーが迎えにきてくれているのを見て、「来たんだ!!!」と実感できました.アメリカは何もかもでか〜〜〜い。おいしいし、みんな、フレンドリー。お母さんのLisaはすごく優しいし、お父さんのスティーブは料理がうまいし、お兄ちゃんのショーンはだるそうにしながらも優しく教えてくれる。初日だから、与えてもらうばかりだけど、慣れてきたらgiveをたくさんしたい。

 
7月24日(水)
8:00にスタディセンターに集合。「昨日何食べた?」 「昨日、何した?」などファミリーとどうすごしたかをお互い報告。この地区のアドミニストレーターのキャシーが朝、センターにきてください、そこで習ったこと→「ホームステイで大切なことは3つ。 @[smiling]笑顔を忘れないこと。誰かと目が合ったら、ベストスマイルをすること。ということでとびきりの笑顔の練習をしました。 A [Thank you.] 感謝の気持ちを忘れないこと。ただ、ありがとうというのではなくて、してくれたことに対して、(学校まで送ってくれて)ありがとう。(おいしいご飯をつくってくれて)ありがとう。と具体的に感謝の気持ちを表すほうがよいということを教えてもらいました。 B [volunteering] 家でも何か手伝えそうなことがあったら、積極的に声をかけることと、 [May I help you?] と気軽にいってみようということを教えてもらいました。また、授業中でも先生が[ Any volunteers?] と言ったら、積極的に手を上げて発言しよう。とも言っていました。まだまだ授業初日。今日はまだ緊張もあったようでした。授業では、IDカードに住所や電話番号を記入したり、ここで勉強するときに使う教科書やノートをもらいました。今日から毎日英語で日記を書いてくることになりました。それから、グループごとにピクショナリーという絵を書いて、英語でなんと言うかを当てるゲームをしました。ランチはそれぞれの家から作ってもらったサンドイッチやスナック、フルーツやジュース、また、カップヌードルを食べていました。カップには見たことのある、マルチャンやカップヌードルのマーク、そして何と長崎ちゃんぽんを持ってきた人もいました。スナックやフルーツやデザートには見たこともなく、どうやって食べたらよいのか?という人もいました。 午後からは室内でゲーム(ジェンガ・ウノ・ツイスターなど。)、外ではバスケや野球をして楽しく過ごしました.まだ、しっかり睡眠がとれていないせいか、疲れがたまっていて、眠そうな様子も見られました。夕方からは、近くの湖でバーベキュー。WELCOME PARTY でした。それぞれの家からサラダ・ケーキ・チップス・フルーツ・などなど持ち寄って、 ハンバーガーやホットドックを片手に家族と楽しみました。昨日の到着時はとてもあわただしく、生徒たちのファミリーとゆっくり話す時間がなかったのですが、今日はたくさんのファミリーと話すことができました。まだまだ緊張している様子の子供たちですが、一生懸命英語を話そうとしたり、理解しようとしたりする姿に大変ファミリーは好印象を持ってくれていました。また、ホストブラザーやシスターとよく遊んでくれていることや進んで手伝いをしてくれていることに大変感謝をしていました。アメリカでの生活を快適に思ってくれているかどうか大変気遣ってくださいました。特に日常生活においては、バスタオルを毎日洗うか・そうでないかということ。全粒粉のパン・白パンどちらがすきかということ。シャワーの使い方がわからないのではないかということなどなど、きめ細かい部分まで、習慣の違いを大変心配してくださっていました。ファミリーと生徒の間で、お互い自分の習慣を伝え、知ってもらうことやその国の習慣をできるだけ尊重することは大切だと思いました.しかし、習慣が異なっても、言葉と気持ちがあれば、きっと分かり合えるということも同時に思いました。

生徒の日記より

今日は少し遅刻して授業へ。とってもかわいいアメリカ人の幼い女の子がいました.その子やalex達と一緒にゲームなどができてたのしかったです。その後、3時半ごろに家に帰ってスシを食べました.アメリカにきてなぜか、毎日スシを食べています。でも大好物だから、完食しました。夕方からウェルカムパーティが湖のほとりでありました。パーティというと始めの挨拶とかがあるのかとおもっていたけど、勝手にきて、勝手にかえるというとても自由なもので驚きました。やっぱり感覚が全く日本と異なるなぁと実感! パーティのあとは映画のレストランに行ってジュースを飲みました。パイレーツやジュラシックパークなど知っている映画のでっかい模型や本当に使われた衣装や小道具が飾っていてとっても楽しかったです。


 
7月25日(金)
8時にスタディーセンターに登校.まずは、健康観察と昨日のHomework のチェック。ファミリーにいくつかの質問をして、答えを聞いてくる(書いてもらう)ことでした。シャワーの時間や、洗濯の仕方など生活に関係しているものもあり、Homework のおかげで前日よりもファミリーとコミュニケーションが図れた様子で、またお互いの生活のことが理解できるよいきっかけになったようでした。その後、「アメリカ滞在で一番わくわくしたことは?」というPamの質問に一人ずつ答えました.「景色」や「ホストファミリーと遊んだこと」「プール」などたくさんの答えがありました。辞書をたよりに一生懸命答えを考えていました.それから、Shelly の家族の紹介を聞きながら、家族を表す単語の練習・歌・それぞれの出身地についての質問などがありました。意外に自分の住んでいる町について(人口・面積・主な産業・・・など)知らないことが多いなぁと思った人が多くいたようでした.少し早いランチ後、バスでLodiの downtown へ向かいました.へ向かいました.Downtown まではバスで約20分、その間、バスの座席や降りるときのベル(紐をひっぱるようになっている)を珍しそうに見たり、窓からスーパーやファーストフードの看板を見つけたりして楽しそうに過ごしていました.(行きも帰りも話題になったのは、マックのキャラクターがなぜかぶたさんだったことでした。)
それから、ローダイ市役所を訪問。メインストリートやバスには特産物であるぶどうがいたるところに施されていました。次期市長のRurryさんにいろいろとお話を伺いました.Rurryさんは以前消防署や警察で働いていたそうで、今は市議として市が適切な仕事を行っているかを監視する立場にいます。Lodi市には5人の市民から選ばれた市議がいて、その5人でお互いに選挙を行い、市長を決めています.任期は4年で、市民の声を反映した街づくりに全力をつくしているそうです。議会場でお話をうかがいましが、傍聴席とは別に市民が自由に発言することができる席があり、生徒達も感心していました.Lodi市についての説明も一通り終わり、Rurryさんが「どうぞ、好きなところに座ってもいいですよ.」と声をかけてくださいました。始めは遠慮がちに市民の発言席へと向かっていましたが・・・。やはり一度は座ってみたい市長の席。真中の一段と大きなふかふかのいすが大人気でした.最後にRurryさんから全員にLodiの特産であるぶどうのステッカーとピンバッジをいただきました。さっそくバックにつけて、大変お気に入りの様子でした.それから、ダウンタウンの中心部でしばし自由行動。懐かしいスターバックスを見つけて駆け込んだり、アイスクリーム屋さんで何にするかしばらく悩んだり、ちょっと高かったけど、どうしてもほしかったサングラスを買ったり・・・。思い思いに過ごしていました.途中で、「先生。男子が女の人にお店の裏に連れて行かれています。」という報告に一瞬ヒヤッとしましたが、トイレを借りたということでした。31人の大きな団体ですが、自由行動をしながらもお互いを気遣ってくれているなと嬉しく思いました。
 
7月28日(月)
週末をそれぞれファミリーと過ごし、久しぶりにスタディセンターに登校.キャンプに行った人・釣に行った人・ボートに乗った人・サンフランシスコへ行った人・日本食を作った人・プールで思いっきり泳いだ人・たくさん寝た人・パーティをした人・いろいろな過ごし方だったようです。また、ほとんどの人が日曜日には教会へ行っていました.午前中は、お金の通称(ダイム・ペニー・クオーター・ニッケル)とその価値を学びました.慣れない呼び方や、色も大きさも様々で、なにより、大きいものが一番高いかというとそうではないため、使うときに一苦労します.そのため、今日はいろんな硬貨を組み合わせて買い物をする練習をしました.戸惑いながらもグループで黒板に書かれた値段を作っていました.今日は先週よりも授業中にvolunteerをしてくれた人が増えたかな?と思います.宿題をしてきた人・volunteerで発表などをした人などにはTCから小さな紙が渡されます.それに名前を書いて、Boxにいれておくと、一日のうちに何回か抽選会があって、TCの準備した景品がもらえるのです.それぞれにねらっているものがあるようで、スーツケースいっぱいの景品を休み時間にみながら、品定めをしていました。また、今日はShellyの庭PlumとGrapes をたくさんいただきました。とってもおいしかったです。休憩中や授業中の様子を見ていて感じることは、ここ数日でアメリカの生活にうまくなじんできている生徒とあとちょっと時間がかかりそうな生徒がいることです。ファミリーといろいろとコミュニケーションを図ろうと頑張っていますが、日が経つにつれ、「言いたいことが言えない・伝わらない」「言っていることが分からない。」ことにもどかしさを感じているようです.また、少しずついろんな食べ物・生活習慣を体験し、日本との違いを日々強烈に感じています.今朝はファミリーから、」「週末は元気がなさそうだった。」「何か好きな食べ物を作ってあげたいけど、聞いてほしい。」などとたずねられました.やはり、このアメリカでの始めての週末にいわゆる「ホームシック」を経験した人もいたようです。ある生徒の日記には、「1ヶ月も親と離れたことがないから帰りたいと思った。でも、アメリカに行かせてくれた親がこれを聞いたらどう思うだろうか?アメリカに行っていいよと送り出してくれた親に感謝しなければならない。こんなことアメリカに来るまで考えたことがなかった.いい機会だった。残りの日々を楽しく過ごしたい.」とかかれていました.出発前にケーススタディにあった通りです.31名、少なからず同じような気持ちを持っていると思います.そこで、「慣れない事を楽しもう!」「慣れないことに慣れようとしよう!」という提案をしました.もちろん言いにくいことをはっきり言った方がお互いの関係がうまくいくこともあるため、NOをいう必要もあるということも話しました。例えば、「ピーナッツバターとジャム合わさったサンドイッチは味がいまいちで食べきらない。でも、せっかく作ってくれているので言えない。」でも残したサンドイッチを見てファミリーは「何で食べないんだろう?具合が悪いのかな?何だったら食べてくれるのだろう?」と心配していたのです.せっかくアメリカで過ごす1ヶ月。思い出あふれるものにするためにも、「Be positive !」な31人でいてほしいという話をしました。 そんな話をしたあとで、Micke’s Grove へ行きました.ゴルフ体験や日本庭園見学、その他自然を満喫しました.とっても日差しが強く、暑い午後でした。午前中の私の話を真剣に聞いて一人ひとりがいろんなことを考えてくれたようでした.「せっかく、ゴルフ体験するんだから楽しまなくっちゃ。」などと言いながら、ボールを打ったり、自由時間には、「せっかくだから、売店で買ってみよう。」「せっかくだから、ミニ遊園地に行ってみよう。」とPositiveに動いてくれました.ミニ遊園地に行った人たちは、親切なお兄さんにタダで乗せてもらい、「やっぱり、いいことがあったね。」と嬉しそうにしている様子を見て、私も嬉しくなりました.

 
7月29日(火)
朝、Lodiからバスに約1時間ゆられてRosevilleという町へ。Sun Splash には大きな波のあるプールや2人乗り、4人乗りの絶叫スライダーがありました。開園前に到着し、各自Castleの中でゲームをしたり、スナックを食べたり・・・。スナックの自販機の前では「これ、おいしいよね。」とか「これ、まだ食べたことがない.食べてみよう。」とtryしてみたり・・・。しばらく自販機の前にいる人も。何を見てもめずらしいものばかりです。いよいよ開園。今日も相変わらず日差しは強かったのですが、めずらしく雲に覆われた日でした。午前中は風も少し冷たく、ちょっとプールに入っては震えながら少し日差しを浴び、また、スライダーにtry。という様子でした。しかし、午後からは気温もずいぶん上がり、Sun Splashを満喫しているようでした.時々、戻ってきては思い思いに売店へ行き、食べ物を買って食べていました.アイスクリームやピザ、サンドイッチ・ホットドック・ポテトなどそれぞれ食べたいものを注文して買うことにもずいぶん慣れてきました.硬貨の使い方も上手になったようです.11時から3時過ぎまで絶叫スライダーに乗ったり、波に乗ったり・・・。本当に楽しそうに過ごしていました.「先生、スライダーに行こう。」と何人からも誘ってもらいましたが、下から見上げるスライダーの角度に尻込みしてしまいました.そのかわり、波のプールに一緒に行きました。プール自体はそんなに深くはないのですが、高い波が変わるがわる押し寄せてきてどんどん流されていきます。タイミングを合わせてうまく波に乗らないと、おぼれそうになってしまいます.波がくるタイミングをつかむまでは少ししょっぱい水を飲んだり、波にのまれたりもしましたが、生徒達と一緒に楽しみました.生徒同士も、ずいぶんうちとけてきて、いろんな人と楽しく過ごす様子が見られるようになってきました。行きのバスも帰りのバスも大盛り上がりでした。

生徒の日記より

今日は日本食を作りました.肉じゃがを作る準備をしました.そしたらしょうゆが少ししかなかったのでマンディが買ってきてくれました.その間にジャガイモやにんじんたまねぎをきっておいて煮ました。そして、ちょっとしっぱいぎみだったかなぁとおもったけど、おいしくできて、みんなおいしいと言ってくれたのでよかったです。アメリカの人はフォークやスプーンを使って食べるけど、今日は日本料理だったので、家族みんなでお箸を使ってたべました。難しそうだったけど、上手に使えていました.

 
7月30日(水)
昨日のSun Splashで少々お疲れ気味でしたが、全員元気に登校。宿題のチェック。ファミリーの家について質問をしてくることでした。部屋の数や車の数、料理をする人や掃除をする人は誰か?庭にはなにがあるかなど・・・。庭にプールやトランポリン・スパやハンモックがある家もあるそうです。また、部屋の数や家具ひとつひとつの大きさも日本とは全然違っています。いまだにいろんなことに興味津々の様子です。それから、家の中の場所(bathroom、 laundry、 kitchen、 bedroom など)や家具など単語を習いました。その後、May I take a shower? Where are the towels ? など、生活していく上で役に立つ例文を練習しました。タオルのある場所や使ったタオルはどこへおいたらいいのか? また、洗濯物はどのタイミングでどうしたらいいのか? 頼んでいいのか? 自分でしないといけないのか? 洗濯機はどうやって使えばいいのか? 日本では困らなかったことにアメリカにきて初めて困っている生徒もいます.今まであたりまえのように、いろんなことを家族にしてもらっていたんだなぁ。と改めて感じた人が多くいました。授業の後は、ファミリーの車に分乗し、Mountain Mike's Pizza へ。ピザ・サラダ・ドリンクが食べ放題・飲み放題。シナモンやリンゴのdessert pizza ともあり、生徒達はおなかいっぱいモリモリ食べていました。予定ではピザ作りの体験ができるとのことでしたが、人数が多すぎて全員が体験するには時間がかかりすぎるということで急遽ピザ作りを見学させてもらうことに。グループごとに厨房の中にお邪魔させてもらいました。まずは、生地を混ぜる大きな機械を見せてもらいました。生地を伸ばすときには米粉を使うそうです。製氷機は日本製でした。そして、生地を休ませる冷蔵庫に入らせてもらったり、生地を伸ばしてトッピングする様子をまじかで見せてもらったりしました。オーブンにいれてから8分後にオーブンの向こう側にでてきたピザはとってもおいしそうでした。Pizzaを満喫した後は、しばし自由時間。こちらのテレビCMでもよく見かけるK's martがすぐ目の前にありました。その隣には$1 shop。ちょうど、Lodiの学校は今週から夏休みが終わり学校が始まっています。そのため、先週末あたりからセールが行われています。広いスーパーのなかで「先生!これ見て。」「これ、日本に持って帰りたいね。」「これ、おみやげによさそうね。」と面白い商品を見つけては、声をかけてくれました。それからまたファミリーの車に分乗し、Serpentarium へ。何があるかはお楽しみでドアを開けると・・・。ヘビやクモ・トカゲなどのお店でした。空けた瞬間、「もう無理。」と数名はギブアップ。かと思えば、なんと勇敢にもヘビをさわり、首に巻いた人も・・・。あるホストブラザーは家で飼っているカメレオン?のえさにこおろぎを飼っていました.外で「キャー」と悲鳴があがっていたので何かと思ったら、袋に入ったこおろぎを振り回しながら、女子を追いかけていました.スタディーセンターにもどってきてからはPamが買ってきたアイスクリームを食べながらしばし休憩。日本では見たこともないようなPopな色のアイスでした。食べ終わった後は・・・。唇や舌が真っ赤になっていました。

生徒の日記より

帰宅後、夜ご飯を食べてシスター達とローラースケートをしてあそんだ。すごく不安定で怖かったけど、シスター達が支えてくれたので、けっこうすべれるようになった。家の近くの子供達とも仲良くなれた.Lodiの人たちはみんな「Hi.」とあいさつをしてくれるのでうれしい★ これでは笑顔!笑顔!!と思わなくても自然と笑顔!になってしまう!

 
7月31日(木)
スタディセンターに8時に集合。ファミリーの車に乗り2時間かけて、Petalumaという町へ。途中で牛や馬が放牧されているのどかな風景を見たり、船が通るときには橋の中心部から橋全体が回転し、川に対して平行になるという珍しい橋を渡ったり、空軍の飛行基地のそばで飛行機が飛行訓練をしている様子を見たりしながらあっという間の2時間でした。MRS.GROSSMAN'S STICKER FACTORY へ行きました.日本でもよく見かけるステッカーの工場です.まずはMRS.GROSSMANの飼っている犬が工場内を案内するビデオを見ました.1979年に初めて赤いハートのステッカーを作ったことが始まりだそうです。赤いハートは今でも会社のシンボルとして、いたるところに飾られています。また、ステッカーがどのような工程で作られ、切られ、色をつけられているのか。最近のハイテクを駆使してレーザーでレースや建物などのような繊細な柄のステッカーもできるということなども分かりました。それから、実際に工場内を見学しました.毎年50種類以上の新作ができるということや、大きな倉庫の中に置かれてあったステッカーはたった3ヶ月で世界中に送られてすぐになくなってしまうということ、そしてMRS.GROSSMANは環境に対しても非常に気を配る方で、工場内で出たステッカーの切りくずなどは圧縮してリサイクルしたり、着色する際に使用するインクなどは機械で水とインクの固まりに分別したりと工場内で様々な工夫をしていることなどが分かりました。また、ステッカーを様々な幅や長さに切る機械や、銅版を使ったレーザーの機械、インクを混ぜる機械などを見せてもらいました。その後は、30分ほどショッピングタイム。工場内のお店にはたくさんのステッカーがありました。気に入ったステッカーを自分で好きなだけ選んで、カットして買うことができます。ラッキーなことに、ここでもセールが行われていました。どれもかわいいものばかりで、かなり悩みながら買い物をしていました。それから、車で約1時間。Fairfield という町へ。ここにはJelly Belly Factory があります。日本でもこどもたちに人気のあるお菓子の工場です。まずは、ここのフードコートでお昼ご飯。本当にポテトが好きな生徒達が多く、いつもFries と言っています。値段の割にはものすごいボリュームで、「日本に帰ったら、Lサイズでも足りないかもしれないね。」などといいながら食べていました。私もオニオンリングを頼んだのですが、顔の半分くらいありそうなリングや山盛りのリングにびっくりしました。しばしの休憩中にはコインプレス(50¢(クォーター2枚)と1¢(ペニー)を機械に入れ、自分の好きな柄を選んでハンドルを回すと・・・ ペニーが縦長に圧縮され、選んだ柄がコインの上に現れます。)に挑戦している人もいました.ここでは工場のキャラクターのJellyBellyがサーフィンをしていたり、サッカーをしていたりかわいい柄がたくさんありました。とにかく、建物の中はJelly Beans がたくさんでどこを見ても「かわいい」&「カラフル」でした。そして、壁にはJellyBeansで作られたレーガン大統領や、マーティンルーサーキング、ダイアナ妃、などがあり、「アート」な空間でもありました。かわいい帽子をかぶって工場見学へ。着色をしている様子や、たくさんのJelly Beans が運ばれている様子、包装されている様子を見ることができました。途中で、アップルパイとチョコレートフレーバーを試食させてもらいました。いくつかのフレーバーを混ぜて食べると、新しい味の発見!になるそうで、レシピが壁に紹介されていました。例えばカプチーノを2粒+クリームソーダー1粒+チョコレートプディング1粒でティラミス味になるそうです。70種類近くのフレーバーがあり、めずらしいところでは、タバスコシナモンやハラペーニョ、ホットシナモンなどがありました。工場に送られた手紙には「今度はピザ味のJellyBeanを作ってください。」というお願いがかかれていました。見学の後は、ショッピングタイム。ここでもセールが行われていて、お土産用や自分の気に入ったフレーバーを買い込んでいました。アメリカでの生活もようやく1週間が過ぎたところです。しかし、いろんなところで「先生、もうお金がないかもしれん。」「お金が足りん。」などと言ってくる生徒がいます。これまで、そんなにお金を使う機会はなかったので、どこでそんなに使ったのかはわかりませんが、お金を計画的に使うことも勉強のひとつです。来週はサンフランシスコやサクラメントへ出かけます。その時の自由時間の買い物を楽しみにしている人もいるようですが、「都会のお土産やさんは高いからLodiにあるスーパーや$1ショップで買い物をする。」と考えている人もいるようです。お小遣いは有効に使ってほしいと思っています。

8月01日(金)
今日からいよいよ8月です。.今日も全員元気に登校しました。今日はみんなのアイドルLexie(Shellyの娘、4歳)が久々に来ていてみんな大喜びでした。とてもかわいく、人懐っこいため「日本につれて帰りたい。」といっている人もいます。今週からFarewell Party で歌う"I will always love you。"の練習をしています。映画のテーマソングにもなった有名な曲です。Partyの時には歌詞を見ずに歌えるようになることが目標ということで、今日は3回歌いました。なかなか難しいですが、CDにあわせて頑張って歌ってくれています。まず、今日のジャーナルのテーマは" Who is your hero?" でした。" ○○ is my hero because…." と作文をしていきました。"SMAP"や"ジャムおじさん"など、おもしろい答えがたくさんありました。今日の学習は前置詞を使ってもののある場所を表現すること。それから、日本の家の近所を書き、近くに何があるかを説明する練習をしました。ホストファミリーの家の周りにあるものを聞いて書いてくることが週末の宿題になりました。他には、 I go , I will go , I went など時制の違いや使い方、need やhelpなどの動詞を使って自分のことを表す練習などをしました。今日はグループごとに2つに分かれて授業を受けましたが、だんだん内容が難しくなってきているようで、辞書を片手に熱心に学習に取り組んでしました。 また、新しく習った単語を使ってビンゴをしました。ペンや鉛筆で単語を消していくのではなく、かわいいハート型のパスタをシートの上に乗せていきます。始めは何に使うのか分からずに硬いパスタをかじってしまった人もいました。授業の後は、車で10分ほどのAthletic clubへ行きました。プールやジャグジー、テニスコートやジムなどがある会員制のクラブです。外で楽しくランチを食べてから、バレー、バスケ、サッカー、卓球、テニス、水泳などを楽しんでいました。私も生徒達に誘ってもらい、一緒にテニスをしました。なかなかボールがネットの向こうまでいかず、悪戦苦闘しましたが、たくさん動き・たくさん笑い、いい運動をしました。(「この前のゴルフのほうが上手やったよ。」と言われました。)また、そのあとは木陰で何人かの生徒と、学校や勉強の話、私の海外旅行やホームステイの話、高校時代の話など、いろいろと話しました。今回のホームステイが将来や進学について考えるよいきっかけになっている人もいるようです。数日前から、ブラジルからの留学生ユーリ(yuuri(?!))(通称:ヨシズミ)も学校が始まるまで一緒に授業に参加しています。昨日、今日とたくさん話した人もいたようでずいぶん打ち解けてきました。とっても明るく、大変積極的で、今日は全てのスポーツをこなしていました。また、英語だけでなく、日本語も学ぼうといろいろと生徒達に聞いてきます。そして、一生懸命覚えようとしています。彼のおかげで生徒達(特に男子)が英語を話したり、日本語を英語にして説明したりする機会が増えたと思います。学校が始まるまで一緒に楽しくすごせるといいな。と思っています。午前中には、週末を過ごすにあたって、時間のこと(出かけるときなど、ファミリーに言われた時間の10分前には準備を済ませること・洗濯の時間などを考えること・こちらの生活時間(食事や就寝時間は日本よりもずいぶん早い)にあわせるように努力をすることを話しました。お客さんとしてではなく、ファミリーの一員として過ごすことを心がけるようにしようということも付け加えました。午後にはAthletic clubの施設の説明と使い方、ケガをしないための注意事項など大切なことを話しました。私が「これから、大切な話をします。」と言うときはしっかり話を聞いてくれて、素直に受け止め、心がけてくれます。そして、言われたことをお互いに注意しながらきちんと守ってくれます。大変嬉しいし、頼もしい31人だと思っています。来週は楽しみにしているサンフランシスコへのtripがあります。週末も楽しく過ごして来週も元気に登校してほしいです。

生徒の日記

今日はAthletic clubにいきました。最初バレーをしてからそれからプールに入りました。プールでは日本人とアメリカ人でTAGをしました。日本語と英語でしゃべっていたのでごっちゃになってしまいました。だけど、男女、日本・アメリカとそれぞれ仲良く・楽しくできて楽しかったです。

 
8月04日(月)
週末を家族と過ごし、全員元気に登校!週末をどんな風にすごしたかお互い報告しあい、久しぶりの日本語でかなり盛り上がっていました。それから、いつもの歌の練習。先週よりも声がずいぶん大きくなってきています。いい調子♪午前中の授業は、"感謝すること"を3つ書くことから始まりました。「何?」「何でもいいと?」「何にしよう?」と悩みながら、family、friends・・・などなど3つではとても足りないといいながら書いていました。発表タイムでは、先週よりも積極的にvolunteerができているようです。分からないときも積極的に手を挙げて質問をする様子も見られます。英語をもっと上手に話せるようになりたい。という気持ちもあるでしょうが、前の机の上にあるたくさんの景品をゲットするためには発表をしてチケットをたくさん集めなければなりません。中にはほしいものがもう決まっている人もいるようで、頑張ってチケットを集めています。理由はなんにせよ、積極的に参加する姿勢。大変すばらしいと思います。休憩時間は、お菓子を食べたり、フルーツを食べたり、毎日いろんなお菓子やフルーツの新発見があるようです。今日はパックに入ったリンゴに驚きました。休憩後は、場所を表す前置詞の復習・新しく食べものに関する単語を習い、ビンゴゲームをしました。また、発音練習として早口言葉にも挑戦しました。ファミリーともずいぶん英語でコミュニケーションが図れるようになってきています。だんだん、「もっと上手に話せるようになりたい.」「もっと発音が上手になりたい。」と目標を持って授業に臨む生徒も増えてきています。昼食後はダウンタウンの"Mud Mill"というお店へ。ここでは、陶器に色を塗る体験をすることができます。今日はSayonaraパーティでファミリーにプレゼントする鍋しきやプレート作りに挑戦しました。まず、班長さんを集めてお店の人から説明があった、色のつけ方や工程、注意事項などを説明しました。そして、私からはファミリーに「心をこめて」作ることを付け加えました。本当に頼りになる班長さんたちで、テキパキとグループに戻って説明を始め、作業を開始しました。開始早々、「何をかいてもいいよ。」「好きにしていいよ。」と言われても・・・。という戸惑う様子の生徒も始めはちらほらいましたが、班で知恵を出し合いながら、感謝の言葉を英語と日本語で書いたり、得意の絵をプレートいっぱいにかいたり、ファミリーの名前を漢字に直して書いたり・・・。なかなかアイディアあふれる作品に仕上がっていました。出来上がりの色が若干変わるそうですが、どんな風に出来上がってくるのかがとっても楽しみです。きっとファミリーも喜んでくれると思います。約2時間の予定でしたが、私が一番最後まで粘って色つけをしていました。全員外でファミリーの車を待っている間、私が慌てて自分のパレットや筆を片付けをしていました。すると、店員さんが「こんなに素晴らしい団体はいままでいなかった。」と言いながら私達の作ったプレートをチェックしていました。理由を聞いてみると、生徒達があっという間に自分達のテーブルをきれいに片付けたことと、色付けしたプレートをきれいに並べておいたことに大変関心したということでした。私はただ一言、「班ごとにきれいにしといてね。」と言っただけでしたが、班長を中心に班のメンバーで協力し片付けをすることができていました。さすが、チームLodi★ Great student ばかりです。

 
8月05日(火)
今日は町に待ったサンフランシスコへの1day trip。私達がステイしているLodiは、ものすごく暑い日でも35℃ほどです。それに加えて日本よりも湿度も低くとても過ごしやすく、快適な毎日を送っています。サンフランシスコはこの日の予測最高気温は19℃。今日渡る予定のゴールデンゲートブリッヂは風も強くもっと寒く感じることが予想されます。この季節でも長ズボンにセーターやジャケットなどを着込んでくるようにと昨日連絡がありました。各自防寒対策をし、登校。そしてスタディセンターを8時過ぎに出発して約2時間。ゴールデンゲートブリッジに到着しました。Lodiを出るときは快晴だったのですが、残念ながらブリッヂの上空は雲・霧?!に覆われていました。バスを降りてまず、一言。「寒〜ぃ。」トイレ休憩の後、いざゴールデンブリッヂへ。歩道と車道が分かれていますが、車が通るたびに冷たい風が私達に吹いてきます。そして反対側からは海風が。そして歩道の上は歩いている人・走っている人・レンタル自転車に乗っている人・2人乗りの自転車に乗っている人が橋の向こう側からこちら側から行ったり来たりでとても混み合っていました。右側通行なのやら、左側通行なのやら・・・。自転車が前方からきたためによけたつもりが、後方からきた自転車にホイッスルを鳴らされたり・・・。始めのうちは景色を楽しむというよりも、寒さになれることや、上手に歩道を歩くことに一生懸命でした。途中からは、海辺の町並みの景色を楽しんだり、左手に見える連邦刑務所の跡地であるアルカトラズ島を見たりしながら歩くことができました。途中、橋の一部であるケーブルの掃除や橋の塗り替え工事も行われていました。歩くこと約40分、ようやく対岸にたどり着きました。どこへ行くにもホストファミリーの車で、あまり歩くことがなかったため、「久しぶりに運動したねぇ。」といいながら歩きました。渡り終わったゴールデンゲートブリッヂを見上げながら、グループ写真をとり、バスに乗り込み、いざサンフランシスコの町へ。バスを降りると、やはり大都市。たくさんの人がいます。それと同時にいろんな人がいます。通りがかりの人に話し掛けてきたり、お金をもらおうとしてくる人やストリートに寝転がっているホームレスの人、ストリートパフォーマンスをしている人なども見かけました。ケーブルカーの乗車場まで歩いてくると、TCが、「2時半にここに集合。各自好きなところにいっていいよ。お昼を食べてきてね.」と解散の合図。私でさえも今どこにいるのか良く分からない状況であわてて持ってきていた地図を出しました。内心、「ここで突然解散して大丈夫なのかな?」と思いながら数名の生徒と一緒に通りを渡って、"Westfield San Francisco Center"へ。ぱっと見渡す限り一番大きそうなデパートだったので、何でもあるだろうと思い、飛び込みました。昼食を食べようとフードコートへ。ピザ・タコスなどのメキシコ料理・中華料理などなど、たくさんのお店がありました。中でも、長い列ができていた中華料理のお店でBox Lunch を買いました。「久々に、温かいご飯を食べたね。」と言いながら、日本のよりもちょっとパサパサしたチャーハンやセロリの入っている不思議なかんじの焼きそばをおいしくいただきました。フードコートのそばにはサンリオがあり、サンフランシスコ限定のキティグッズも売っていました。特にキティちゃんはやっぱりアメリカでも人気でした.他にも雑貨やさんや、バーゲン中のお店を見つけ、お得な買い物をした人もいました。無事に2時半に全員ケーブルカー乗り場に集合。それから、ケーブルカーに乗りました。椅子に座るだけでなく、両側のステップに立つこともできます。ステップに立つ際は、カバンを内側にすること、駐車している車や、すれ違うケーブルカーにぶつからないようにまっすぐ立つようにと運転手さんから教えてもらいました。思った以上に坂の町で、上ったり・下ったりが何回もありました。「長崎の電車よりもケーブルカーは大変ね。」と言いながらしばらくケーブルカーからの町並みを楽しみました。途中、ロンバードストリートの前で電車を降りました。ここからは徒歩で坂を下っていきます。ロンバードストリートはZ字のカーブが続いている急勾配の坂道で世界一曲がりくねった坂道として有名です。上から見た様子では坂の勾配やZ字のカーブはあまりわかりませんでしたが、脇の歩道を歩いて下るにつれ、坂の勾配がかなり急であることに気づきました。そして、横を走っている車をみると、ずいぶん急カーブで曲がっていきます。下り終わって上を見上げると、世界一だけのことはあるなとうなずけるほどのカーブと勾配でした。今度は車で通ってみたいと思いました。それから再びバスに乗り、ピア39へ。レストランや100軒以上のお土産やさんがあり、観光客でにぎわっていました。サンフランシスコ名物であるシーフード料理のお店もたくさんありました。人形・ステッカー・マグネット・はがき・真珠などなど、ほんとうにたくさんのお店があり、いろんな種類のお土産が売られていました。ここでグループ写真を撮り、ショッピングと食事を楽しみました。このあたりでは有名なクラムチャウダーは大きなパンの中に入って出てきます。トライした人もいましたが、なぜかパンがすっぱかったそうです。また、シュリンプのフライやクラブのサンドイッチなどいろんな食べものに挑戦したようでした。集合時間になると顔にかわいい星のペインティングをした人がたくさんいました。
ハードで長い1日でしたが、サンフランシスコを満喫したようでした。帰りのバスではきっと全員疲れてぐったりだろうなぁ・・・。と思っていましたがLodiに着くまでバスの中は盛り上がっていました。パワーあふれるstudentばかりです。大都市サンフランシスコへ行くにあたって、カバンは必ず前で管理すること・お財布の中を人に見せないこと・お財布の管理をしっかりすること・買い物をしたら必ずレシートをもらうこと・絶対に1人で行動しないことなどの諸注意をしました。楽しい反面、しっかり気を引き締めて行動してくれました。しかし、ピア39である生徒が女性にぶつかられてポケットに入っていたケーブルカーのチケットをすられるということがありました。少し怖い思いをしましたが、お金ではなかったことと何より無事であったことに安心しました。今後また何回か1day tripがあります。その時も十分気を引き締めて行動してほしいと思いました。
 
8月06日(水)
昨日はLodiに9時頃到着だったため、朝からずいぶんお疲れの様子でした。週末から体調を崩し、サンフランシスコの寒さと疲れのため、今日は残念ながら1名欠席でした。十分休養を取り、明日にはきっと元気になると思います。今日はとても天気が良かったためTCの提案で、午前中はスタディセンターの周りを散策しました。TCの2人に英語で質問をしながらの散歩でした。好きな色や好きな食べもの、家族のことなど・・・。いろんな質問をしていました。途中、ショッピングセンターが並んでいるところで、"thrift store"と呼ばれるところへ寄りました.ここでは、洋服や日用雑貨、靴、バック、ぬいぐるみや本などいろいろなものが売られています。そしてとても安いのです。中古品だけでなく、まだ値札がついている新品のものもたくさんみかけました。Tシャツがほとんど$2ちょっと、なかには$1もしないものもありました。生徒達は日本で言う「リサイクルショップかなぁ?」と思っていましたが、このお店の説明を後でTCから聞きました。ここで売られている商品は地域の人々から寄付されたものです。そしてその利益はハンディキャップのある人・仕事がない人・ホームレスの人などが仕事を得るための訓練や仕事を得るために必要な手助けをする際に使われます。商品をお店に持っていくこと(=寄付)・そのお店で商品を買うこと(=募金)が間接的に困っている人を助けることになるのです。それに加えて、欲しいものを安く手に入れることができるという利点もあります。生徒達の中にはこのシステムに共感した人が多くいました。来週、私達もボランティア活動をする予定です。そこでは、食品会社から寄付されたものを袋詰にし、Lodiにいる困っている人々に配るために車に詰め込む作業をさせてもらうそうです。これまでずっと、いろんなことをしてもらう(take)ばかりだったため、残りの日々で、何かを誰かのためにできることがあればしていこう(give)と気持ちを新たにしました。他にも、おいしそうなドーナツ屋さんでカラフルなドーナツを買ったり、スーパーでブルーベリーを買って手や口を紫にしながら食べたり、お買い得商品を見つけておみやげを買ったりしていました。午後からは、Lodi 警察署と消防署を訪問しました。建物内をボランティアの方に案内してもらいました。署内にはボランティアの方達の部屋もあり、警察官よりもたくさんの人が町のパトロールをしているそうです。取調室や指紋やちょっとした遺留品から犯人をわりだすための検査室、留置場のドアの手前まで(人数が多くていけませんでした。)、留置される前に所持品などをチェックし預けるロッカールーム、警察署の周りの監視カメラや'911'がかかった時に住所や電話番号が表示されるモニターがある集中管理室などなど、ここまで見せてもらっていいの?と思うほど、いろんなところを見せてもらいました。日本と違って、警察署・消防署どちらでも緊急時であれば'911'でどちらでも対応してもらえるそうです。時々、「これから急に外出しなければならなくなった。緊急事態なので、天気を教えてほしい。」や「今、彼女にふられてしまった。緊急事態なのでどうしたらいいか教えてほしい。」などの電話もたまにあるそうで、いたずら電話は全て逆探知され、$250の罰金が科されるそうです。また、18歳未満は拘置所に連れて行けないそうなので、両親がくるまで狭い独房のようなところで過ごさせます。同時に鍵をかけることもできないそうで、ドアを開けるとものすごいサイレンがなるシステムになっていました。他にも虐待された子ども達や両親が保護できないと判断された子ども達から聴取をする部屋は壁や天井にかわいいペイントがされていて、ぬいぐるみがあり少しでも安心して快適に過ごせるような空間を作っていました。オフィスの入り口には現在捜索中のギャングや麻薬密輸者と言われている人たちの写真なども掲示されてあり、「本当に、見てもいいの?」といいながら、見学させてもらいました。一番エキサイトしたのはパトカーです。中に乗せてもらいました.運転席と助手席の付近にはモニターやパソコンのキーボード大きな銃が装備されていました。後部座席との間には網のように仕切りがされていました。後部座席は容疑者がいろいろな所持品を隠すことができないようにクッションではなく、ただのプラスチックで作られています。また、手錠をしたまま乗ることができるように座席が工夫されています。他にも犯人が逃げ出さないように後部座席の内側のドアには取っ手などがなにもないことなど、初めて知ることがたくさんありました。次に警察署の向かいにある消防署へ向かいました。消防署の中を見学させてもらいました。災害からの効果的な救出方法や最新の訓練の仕方を学ぶ教室、24時間体制でシフト制の勤務のため2階にはキッチンやダイニング、TVルームやベッドルーム、ロッカールームなどを見せてもらいました。何をしていても'911'の連絡があれば1分で出動の準備をしなければならないそうです。そのため、2階から1階へと降りてくるポールなども見かけました。この消防署には2台の消防車があり、それぞれ目的によって使い分けられるそうです。1台は地上から消火・救出するためのもので、もう1台ははしご車を装備しており、地上から消火・救出するためのものでした。消防車の両側にはホースや発電機・車を切断する機械、ドアや壁をこわすために使うたくさんの種類の重たいハンマーなどが装備されていました。また、消防士達が救出の際に必要な酸素ボンベもありました。消防車の後方にさしかかったとき、出動のサイレンがなりました。消防士たちはすぐさま出動の準備にとりかかりました。私は生徒達を出動の邪魔にならないようにと移動させました。見学の始めに見学の途中にそういうことが考えられます。とは説明を受けていたものの、まさか出動のタイミングに出くわすことになるとは思いませんでした。勢いよく消防車は消防署を出て行きました。残された私達はどうすればいいのだろう?と思っていたところ・・・。反対側の入り口から消防車は静かにもどってきました。この地区で3台の要請があったけれども、すでに3台出動していたので戻ってきたと言うことでした。それから、消防服を見せてもらいました。負傷者を見つけたときや消防士自身が助けを求めるときに使うサイレンや酸素マスク・耐熱性のジャケットにズボンなどどれも頑丈なものばかりでした。帽子だけでもかなりの重さでした。そして、めずらしい機械を見せてもらいました。カメラを通して向こうを見ると、温度や体温の違いによって人の影が映るというものでした。火事や事故の際に煙が発生したり、暗かったりしたときにこのカメラを使うと、どこに人がいるかがはっきりとわかるというものでした。生徒達はこのカメラにとても興味を示し、しばらく楽しんでいました。
最後に質問タイム。いろんな施設や設備に驚いて何を聞いていいのかわからないというのが正直なところだったと思います。しかし、見学をした後で質問がないとということは{興味がない}というふうにとられてしまいます。消防士の方からも「質問がないなんて、信じられない。」と言われてしまいました。あわてて、それを説明しどんなことでもいいから聞いてみようと呼びかけました。「何歳から消防士になれるんですか?」「どうしたらなれるんですか?」「日本の帽子と少し作りがちがいますが、どうしてですか?」などなど、質問をしてくれました。最後には「筋肉をみせてください。」という女子の要望に署員の方もずいぶん困惑し、耳まで真っ赤にしながら見せてくれました。お忙しい中、いろんなところまで案内してくださった警察署・消防署に感謝です。
 
8月07日(木)
今日は全員元気に登校。まずは、本日のジャーナル。テーマは" What was your favorite part of our trip to San Francisco?" (Please use a sentence + draw a picture) でした。それから午前中はいつもの歌の練習や発音練習、ゲームをしながら語彙の強化を行いました。今日のテーマは'感情を表す言葉'でした。TCの表情やオーバーリアクションで感情を表す言葉の意味を理解した人もいるようでした。何をしているときが楽しい?とかこんな状況のときはどんな気分になる?というTCの質問に生徒達は答えていきました。よく、日本人は感情を表すことや相手にうまく伝えることがあまり上手ではないと言われます。自分達は楽しんでいたり、感謝の気持ちを持って接しているつもりでもホストファミリーにはあまりそれが伝わっていないこともあるとTCに教えてもらいました。今日からは自分の気持ちがより一層ファミリーに伝わるように 'Keep smiling' そしてオーバーリアクションでいようと言われました。午後からはWelcome Party でも行ったLodi Lakeへ行きました。みんなでベンチで昼食を食べました。木陰で涼しく、とてもここちよい風が吹いていました。ここにも野生のリスやあひるがいました。昼食後は湖で泳いだり、ボートに乗ったり、通りを渡ってハンバーガーショップにポテトを食べにいったり、(本当にポテトが好きな人たちばかりです。)、スケボーをしたり、友達と楽しくおしゃべりしたり・・・。あっという間に時間が過ぎていきました。私も生徒達と一緒にパドルボートに乗りました。はじめはこいでもこいでも進まず、そして少し進んだかと思えばうまく舵が取れずに回転してばかりで全然進みませんでした.あまりに進まないので、自分たちのことは棚にあげて、ボートのせいにしてボートを変えてもらいました。おかげで、レンタルしているボートの中でBestといわれるものを借してくれました.いざ沖へと思いどんどん漕いでいきました。前のボートよりは進みましたが、やっぱり思ったとおりに舵が取れず沖でクルクル・・・右にいったり左にいったりしていました。(たぶん、藻がからまっていたからだと思います。)集合時間ギリギリまで岸に戻れず、困っていると岸にいる生徒がボート係りのお兄さんを呼んでくれて、大きなボートで迎えに来てもらいました。とっても楽しい午後でした。

 
8月08日(金)

ファミリーとキャンプに行った生徒2名を除いて、全員元気に登校。今日は州都Sacramentoへ。ファミリーの車にそれぞれ分乗し、約1時間。公園の前で車を降りました。歩道に沿って歩き、木々をくぐり抜けるとカリフォルニア州議事堂が目の前に現れました.あまりの大きさと美しさに大変驚きました.まずは、グループ写真を撮り、セキュリティチェックへ。空港の検査場なみの設備でした。無事に全員チェックが終わり、議事堂の中へ。中では今日もいたるところで会議が行われているそうで、平日なので勤務中の人も多くいるため、走らない・騒がない・叫ばないことが絶対の約束でした.とても天井が高く、床のタイルのモザイク模様もとても素敵です。地下の博物館・展示室には歴史を感じさせる装飾や家具などを見ることができました.かつての出納長事務室にはとても立派な金庫がありました。扉だけで11トンもあり、昔は州に現金を預けなかったので、その当時は金庫に州の公債、その他の資産が収納されていたそうです.どおりで大きく立派なはずです。それから、展示室を通り抜けると中央に吹き抜けのドームがありました。高すぎてどこにあるのかはよくわかりませんでしたが、丸天井には金箔が施されているとのことでした。どこを見てもゴージャスです。階段の手すりの彫刻や、床の絨毯もものすごくフワフワでした。そして議会の傍聴席へ.中に入る前には、議場から笑い声や大きな声が聞こえていましたが、私達が見学するときは残念ながら誰もいませんでした.そしていよいよ、州知事の部屋へ。以前、訪れた際にラッキーなことに会えたグループもあるとMNCCの方から聞いていたため、ワクワクしてやってきました。部屋の入り口の上にはARNORD SCHWARZENEGGER GOVERNER の文字が。そして横にはちょっと怖そうな警備の人とアメリカの国旗がありました。5人ずつ知事室に入ることになりました。残念ながら・・・その前に今日は知事はいないということを聞かされました.中に入るとシュワルツネッがーの写真と絵、そして受付の女性の方が笑顔で迎えてくれました.私達が部屋を見学している間にたくさんの人が集まってきました.どうやら、知事と約束があるようなことを言っていました。また、受付の女性は後方の「ドアより向こうにはいかないでください。」と何回も言っていたので、もしかしたらそのドアの向こうにはシュワちゃんがいたのではないかと思いました. 州議事堂を後にして、車でオールドサクラメントと言われるところへ向かいました.ここは1848年、1人の男の人が建設中の製材所の放水路で金の塊を発見したことから発展していった町です。それまではのどかな開拓の町であったのに、一攫千金を夢見て人々が押し寄せてきて大変栄えていたそうです。今でも馬車が通りを行き来し、その当時の町並みが残されていて“ゴールドラッシュ”と言われた時代の雰囲気を味わうことができます.また、川に面していてとても景色もきれいでした.ここで、約5時間のフリータイム。鉄道博物館や歴史資料館だけでなく、お土産屋さん、雑貨屋さん、チョコレートショップ、(店内では試食OKの)キャンディーショップなどなど魅力的なお店がたくさんありました。思い思いにショッピングを楽しんだようでした.

生徒の日記より

今日でアメリカでの生活が残り10日くらいになりました。私はくる前はものすごくアメリカに来たくなくて、いやでした。でも来てみて、1日1日が本当に早くて日本の1ヶ月とアメリカの1ヶ月って違うんだな。と思いました.私は今、正直に言うと本当に帰りたくありません。だから、さよならパーティや出発の朝はすっごく泣くと思います。でも、ファミリーに手紙やもう一回いつか会いに来たいと思います.アメリカでの生活は1週間くらいしかないけど、くいのない充実した1週間にしたいと思います。

日本に帰りたくない!!!と思い始めました。なんか日本に帰ったら、また勉強にしばられる気がします。アメリカは自由でいいです。ファミリーもやさしいし・・・。21日に日本に帰ると思うと悲しくなります。だから残りの日々を楽しみたいです.そしてただ楽しむだけでなく、これからは何でもホストマザーにしてもらうのではなく、自分でするようにしたいです。

 
8月11日(月)

最後の週が始まりました。全員元気に登校。いつも朝は少し肌寒いくらいですが、今日はいつもと違って蒸し暑い朝でした。予報によると100度を越すとのこと。これまで日本よりも快適な毎日を過ごしていましたが、帰国を1週間後に控えて、そろそろ暑さと湿度に慣れていくにはちょうどいい感じでした。 今日のジャーナルのトピックは”What will you share or do at the farewell party for your families?” でした。先週の終わりごろからフェアウェルパーティの話をしていました。今日から少しずつ準備を始めていきます.ホストファミリーに感謝の気持ちが伝わるように何かできることがないか週末考えてくるように伝えていたので、すぐに書くことができました。 午前中はフェァウエルに向けての係り分担。装飾・第1部・第2部の担当・日本食・プレゼントの係を班ごとに担当します。スタディセンターとして教室を貸してもらっている敷地内の教会でパーティを行います。実際に見に行きました。とても立派な教会でした。第1部は見に来たファミリーが参加できるように、習字やこま・剣玉、日本の制服を着せるコーナーなど。第2部は感謝の気持ちが伝わるような出し物、歌・ダンス・ピアノ演奏・柔道披露などを企画しています。全員がそれぞれステージに上がってファミリーに見てもらえるといいな。と思っていました。週末にいろいろと考えてきてもらっていたおかげで、出し物や特技の披露などどしどし意見を出してくれて、スムーズに決まっていきました。自分達で積極的に考え、テキパキ動くことができて、とっても嬉しかったです。それから、プレゼント。パーティに来てくれた人に折り紙でコースターを作っています。一つひとつのパーツを折り、それを8個つなげるとコースターができます。できるだけたくさんの人に配れるように、ちょっとした休み時間も惜しんで折り紙をしていました。また、外では出し物の練習にも励んでいました. また、今週行うCar Washの看板作りも行いました.同時にガレージセールも行います。日本では経験したことがないため、生徒達はワクワクしています。 午後からはスタディセンターから歩いてすぐのTOKAY HIGH SCHOOLへ。TOKAY(とーけい)と読みます。私の勤務している学校と同じ発音のため、何だか親近感を持ちました。スクールカラーが紫のようで、校舎のいたるところはスクールカラーで統一されていました。 敷地内の奥の教室にはいると「ようこそ〜。どうぞ、中へ。」と、ちょっとこわもてですが、とても優しく日本語がじょうずなJoshsitkin先生に歓迎してもらいました。日本語の授業を担当している先生で、中では生徒達も私達の到着を待ってくれていました。教室の中は着物やゆかた、日本地図、そしてひらがな・カタカナ・いろいろな単語などのポスターが貼られていて何だかほっとする空間でした.私達がおじゃまさせてもらったのはちょうど11年生(高校2年生)の6時間目、115分からの授業でした。今日は「○○を知っていますか?」という学習をした様子でした.お互いに向かい合って座り、質問タイム「日本に行ったことがありますか?」「好きな食べ物は何ですか?」「ポケモン知っていますか?」などいろいろな質問をお互いにしあいました。この学校では外国語は日本語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語の4つが開講されていて、中には日本の文化に興味がある人・アニメが好きな人・また、「他の語学が嫌いだから。」という理由で日本語を選択した人など様々な理由で日本語を勉強していました。日本のアニメや歌手については日本人の生徒達も知らないことまで詳しく知っていて、大変驚かされました。中でも日系の「ヤマナカ君」は大変興味をもって生徒達にたくさん質問をしてくれました。この訪問で、生徒達がいくつか日本との違いを感じたことがありました。まずは、時間割。朝は720分からいきなり授業が始まります。学校によって異なるそうですが、始業時間がたいてい7時台なのだそうです。そして授業時間もまちまちです。業間は6分しかなく、日本と違って先生がいる部屋に移動をするため、ダッシュで次のクラスに生徒達は行くそうです.トイレに行くひまがないのでは?と思っていましたが、授業中に先生に言って行くことが多いそうです。また、ランチタイムが2回設定されていました。始業が早い分、終業時間もとても早いです。ほとんどの生徒達は車で送り迎えをしてもらうか、もしくはスクールバスで帰ります。少し遠方の生徒は市内バスが学校の前にくるそうです。全てバスは無料ということでした。Lodi市内にはたくさんの学校がありますが、どこも2時から3時頃に終わるため、学校の近くは迎えに来た車で混雑します。また、学校の近くの通りもかなりの渋滞になります。また、教室内にやけに蝶ネクタイをした人が多いなぁ・・・。と思っていたのですが、ちょうどこの週はnerg dayと呼ばれるドレスアップする週で、毎日違ったテーマがあって、それにあった服装をして登校するのだそうです.仮装パーティのような一週間を生徒達は過ごすということでした.なんだか、楽しそうでした.その後は敷地内を案内してもらい、記念写真。移動の間に日本語や英語で交流を図れていた様子でした.帰りはちょうど放課の時間と重なり、スクールバスやお迎えの車の渋滞を抜けて歩いて帰りました。今日はとても暑い午後で、ちょっと歩いただけでも久しぶりに汗をかきました。「日本に帰ったら、暑すぎて倒れてしまうかも・・・。」と口々に言いながら帰りました。日本との違いを感じることができるいい時間を過ごすことができました.

生徒の日記より

ねるねるねるねを作るとき日本語の説明を英語にしなきゃいけないのでけっこう勉強になります。CieraとKileyも笑いながら作っていて一石二鳥でした。夜のプールはSpaがあったみたいでつかりました。今までただの小さいプールと思ってた。ちょ〜気持ちよかった。また入りたい。

 
8月12日(火)

今日は、朝パーティの準備を少ししてから、Salvation Armyへ。まずは、施設の説明をしてもらいました。ここでは、コミュニティーの中で困っている人を助けたり、お互い支えあったりする様々な活動がなされています。子ども達を集めてキリスト教の学習をすること・女性が集まって家事や育児・ご近所づきあい・出産についてなどの情報交換をしたり、悩み相談をしたりすること・シェフが料理教室を行い、数ヵ月後には資格の取得のお手伝いや仕事の斡旋を行うこと・食料を無料で配布すること・ホームレスの人にシェルターと呼ばれる寝る場所を提供すること・無料で病気の治療をすること・などなど。それ以外にも多方面に渡る活動が展開されています.日本ではあまり見かけず、知られていない取り組みでしたが、コミュニティに住む様々な年齢の人の「自立」を助ける機会と場所を与える施設であるということがわかりました。今日はその中でも食料を袋詰にし、配布するという作業を手伝わせてもらいました。その前に、「どうしてタダで配れる食料がたくさん集まるのですか?」といういい質問を生徒がしてくれました。いろいろな食品会社からの提供・ここのスタッフが毎日、町のスーパーを回って、商品にならないかもしれないと思われる品物(傷がついていたり、包装が破れていたり、壊れているもの)をスーパーから無償でもらってくる・地域の方からの寄付・学校などに呼びかけて家にある缶詰などを集めてもらう(クラスマッチのようにして、できるだけたくさん集めてもらう)など、様々な人の善意によって、倉庫の奥の食品置き場はいっぱいでした。今日は袋を260程作ります。これは毎週火・水・木曜日に配られます。作業台に並び、紙袋(敗れているものは絶対に使わない。この紙袋もいろんな人々から提供されたものをリサイクルしています。)に自分の担当の食品を決められた数、入れていきます。ハム・チーズ・ヨーグルト・サラダ・チキンナゲット・スナック菓子・プリンなどあっという間に袋はいっぱいになりました。また、作業台の向こうでは、ジャガイモの袋詰・マンゴーの袋詰作業も行いました。また、作業台の品物がなくなると、後ろにある冷蔵庫から出されて山積みされた箱から食料を取り出し、運び、補充もしました。大変、手早く、みるみるうちに倉庫内は紙袋でいっぱいになりました。予定よりもかなり多くできた様子でした.作業の説明をし、手伝ってくださった施設の方々も生徒達のあまりの働きぶりのよさに大変感心しているようすでした。約2時間弱、作業を行いました.山積みされていた食料はすっかりなくなり、ダンボールと食料が詰められた袋であたりはいっぱいになりました。それから、ダンボールの片付けと簡単な掃除をしてから、お昼休憩をとりました。お昼には、チョコレートをいただきました。午後からは130分からの配布のお手伝いです。扉の向こうには長い行列ができています.食料をもらいにくる人々の中にはいろいろな理由があるそうです。障がいを持っているため働くことができない人・いろいろな理由でホームレスになった人・自らホームレスになることを選んだ人・働いているけれどもそれでは生活が成り立たず、食料を買う十分なお金がない人・家族に病気の人がいて医療費にお金がかかっている人・介護に追われて働く時間がないため収入がない人などなど・・・。生徒達がイメージしていた‘食べることに困っている人’とは少し様子がちがったようでした。まずは、オレンジカードと呼ばれる障がいを持っている人から優先的に配布されます。それぞれの市にこのような施設があるそうで、登録をすればカードがもらえます。そしてそのカードによっていつもらったかなどが管理されているそうです.生徒達は班ごとに並んで、自分達が袋詰したものに、パン・ジャガイモ・マンゴーを加えて1人ひとりに手渡しをします。そして、車や自転車まで運んでいきました.待っている間は、奥の倉庫の整理と4ヶ月に1回配布される缶詰などの日持ちする食料品の箱詰めを手伝わせてもらいました.1箱にはトマトの缶6つ、野菜の缶6つ、スープの缶6つ、豆の缶3つ、ジュースの缶2つ、お菓子5箱・シリアル2箱を詰めていきました.それぞれ倉庫の棚の中から缶詰をとりだして箱に入れていきました.棚が空になると、また別の倉庫から運んできてもらったものを補充し、次のときに取り出しやすいように種類別に直しました.ここでも本当にテキパキと積極的に仕事をしていました。棚の中に入り込んできれいに缶をならべたり、「先生、仕事をください。」と声を掛けてくれたり・・・。最後の片付け・掃除までしっかり働いてくれていました。本当によく働いた1日でした。色んなことを感じ・考え、そして働き、最後にいただいたジュースがおいしかったことと思います。

生徒の日記より

今日でアメリカに滞在するのもあと7日しかなくなった。そしてさよならパーティの準備が始まった。まだ、日本に帰るという実感はないけれど、「さよなら」の瞬間はせまってきているのだなと思った.私はパーティでピアノを弾くことにした。HostmotherとAlexが大好きだと言ってくれた曲なので、いっぱい練習しようと思う。あと7日、精一杯パーティが成功するように頑張りたい.午後からはTOKAY HIGH SCHOOLをたずねた.日本語を学んでいる同い年くらいの高校生はとても個性的で驚いた。そして日本に行ったことのある人も2・3人いて本当に日本がすきなんだなぁ。と思った。私も英語の勉強を頑張ろうと思った。

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