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オークハーバー レポート 4月5日
4月5日(木) 帰国日

今日は、帰国最終日だ。朝6時半にスタディーセンターに集合。体調の悪い参加者もいないようだ。今回、このチームオークハーバーは、期間中、体調不良の参加者は誰一人おらず、全員が、一日一日の活動を全力で頑張ってくれた。また、アメリカのホストファミリーとも、最高の時間を過ごしてきた。その証拠に、今、このスタディーセンターにいる参加者の数人は、自分たちのホストファミリーと力強くハグをし、涙を流している。
7時になり、タニーシャ先生が、シアトル空港に出発するため、参加者にバスに乗るように指示を出す。しかし、多くの参加者が、なかなかバスに乗ろうとしない。飛行機に乗り遅れるといけないので、ここは、私が心を鬼にして、無理やり参加者とホストファミリーを引き離し、バスに乗せる。バスに乗っても、何人かの参加者は、バスの中から、バスの外にいるホストファミリーに向かって、一生懸命手を振っていた。そして、バスはシアトル空港へと出発した。
バスは、1時間ほど走ってから、一度船に乗った。それから30分ぐらいして、船を降り、また、1時間ほどバスを走らせると、ようやくシアトル空港に到着した。空港に到着すると、少し、休憩を取ってから、チェックインを済ませ、セキュリティゲートを抜け、搭乗ゲートへと向かった。ここで、1時間ほど最後のアメリカでの休憩時間を過ごした。ここでは、アメリカでの最後の買い物を楽しんでいる参加者や、友達同士で、最後の会話を楽しんでいる参加者もいた。
あっという間に、時間が過ぎて、みんなで搭乗ゲートを通過して座席に座り、アメリカを出発した。飛行機の中では、映画を見たり、ゲームをしたり、すぐに寝ている参加者がいた。約10時間のフライトを終え、ようやく、成田空港に到着した。その後、スーツケースを取り、羽田行きのバスへと乗り込んだ。約2時間、バスに乗り羽田空港へ到着した。バスの中では、参加者達は、お互いの連絡先を交換していた。アメリカへ行くときのバスは、とても静かだったが、今、羽田へ向かうこのバスはとても賑やかである。
そして、羽田空港へと到着。その後、チェックインを済ませ、セキュリティゲートを抜けて、とうとう、チームオークハーバー解散の時である。思えば、このチームオークハーバーは、ここ羽田空港で初めて、鹿児島、宮崎、大分、長崎の全員がそろい、そして、ここ羽田空港で解散した。最後は、全員が、「また、会おうね。」と声を掛け合い、各々の搭乗ゲートへと向かった。
これで、今回のチームオークハーバーのジュニア留学は終了と同時に、参加者にとって、新たなスタートになることだろう。みんなが、アメリカのホームステイで経験したたくさんの事を今後の自分の人生に役立ててもらいたいと思う。
オークハーバー レポート 4月4日
4月4日(水)

 全員が元気よくスタディーセンターに登校した。スタディーセンターに到着すると、参加者はさよならパーティーの準備をしていた。折り紙でたくさんのプレゼントを作っていたり、さよならパーティーの打ち合わせをしたりしていた。みんなが力を合わせて頑張っている姿を見ると、最高のさよならパーティーができることは間違いないと思った。
今回のプログラム最終日の最初の授業は、「今回、オークハーバーに来て一番楽しかったことは何か。」「そして、今回日本に帰国するにあたって、一番寂しく思うことは何か。」というテーマで英作文を書くという内容だった。参加者にとって、たくさんの楽しかった思い出を思い出すと同時に、アメリカでお世話になった人たちとの別れを感じながら寂しさが込み上げてくる時間となっただろう。
次に、アルファベットを一つずつ言いながら、ホワイトボードにどのような文章が書かれているかを当てるというゲームをして、とても盛り上がった。それは、すべての文章が参加者達に関する事だったからだ。
 その後、月曜日と同じゲームをした。壁に貼られた紙に、単語をたくさん書き、どれだけたくさんの単語を書くことができたかを競うゲームだ。月曜日のベストスコアは66個である。今回のテーマは「HOST」「JOKE」「WAVY」「TRAP」「COLD」だ。なんと今回のベストスコアは、76個だった。優勝したグループの3名には、タニーシャ先生からアメリカのキャンディーがプレゼントされた。
 最後の授業は、日本でもお馴染みのフルーツバスケットだった。もちろん英語しか話してはいけない。このゲームでも最後まで残った2人には、アメリカのキャンディーをタニーシャ先生からプレゼントされた。最後の授業という事もあり、今までで一番盛り上がっていたように思え、この風景が最後だと思うと少し寂しくも思った。
 その後、今回のプログラムでお世話になった、学校の関係者やスタディーセンターの関係者にも、参加者全員でThank you cardを作成した。参加者の中には、学校訪問でお世話になったバディにもThank you cardを送りたいという人もいた。素晴らしいことだと思う。
 そして、みんなで最後のアメリカでのランチを食べてから、会場設営組と料理の買い出し組に分かれてさよならパーティーの準備をした。13時30分ぐらいから全員がそろい、さよならパーティーにむけての最終調整を行った。みんなの顔がすごく緊張しているのが分かった。1時間後、さよならパーティーの日本食を作るため、5組に分かれて台所を貸してもらえるホストファミリーの家へと移動した。
 18時になり、参加者が作った日本食を食べながら、穏やかな雰囲気でさよならパーティーが始まった。約1時間後、ユイとシュントの大きなマイクパフォーマンスにより、さよならパーティーのショータイムが幕を開けた。
まず、最初のプログラムは、絵を描いて何の絵を描いたかをあてるというクイズだ。これには、ユウナ、ナナ、カズト、ライト、キオ、リコ.H、コウキ、コトリが参加した。次に、日本の漢字に関するクイズをした。これには、アヤノ、マコ、リコ.S、ユズキ、ユイ、ランが参加した。正解するとプレゼントがもらえるという事で、とても盛り上がり、絵や漢字を書き始めると、すぐに沢山の人たちが手を挙げて答えてくれた。
 クイズが終わると、アヤノとユズキが「座頭市」の音楽に合わせてダンスを披露した。その後、キオがソーラン節を披露した。ダンスが終わると、盛大な拍手が鳴り響いた。
 その後、リコ.Hとランが、書道を紹介して見せた。アメリカの人達に「Do you want to try it?」と言うと、たくさんのアメリカの人達が手を挙げて、数人のアメリカの子供たちが参加してくれた。
 次に、キオ、リコ.H、リコ.Sが、ディズニーの音楽を2曲演奏した。演奏が終わると、盛大な拍手が起こった。
 その後、参加者全員が前に立ち、参加者を代表して、ナナがThank you スピーチをしてくれた。出国日に、成田空港でさよならパーティーの話し合いをしたが、その時にナナが、「英語は得意ではないけどTRYしてみたい。」と手を挙げてくれた。その時のナナの姿を、私は思い出していた。スピーチの後には、沢山の人たちが拍手をしてくれた。
 そして、私自身がThank you スピーチをし、最後にタニーシャ先生から参加者は、修了証書を渡されて、ホストファミリーには、一生懸命手作りしたギフトを参加者が手渡しした。こうして、アメリカでのプログラムは終了した。
 今回のプログラムでは、さよならパーティーの打ち合わせや練習の時間がなかったので、少し不安なところもあったと思うが、さよならパーティーは最高の形で幕を閉じることができた。これも全員の努力の結晶だと思う。きっとホストファミリーにも、彼らの気持ちはしっかりと伝わったと思う。
 明日はいよいよ帰国の日。今日は遅くまで頑張ったので、みんなとても疲れているだろう。でも、明日は集合時間がいつもより早い。ホストファミリーと最後の夜なので、たくさん話すこともあるかもしれないが、しっかりと体を休めてほしいと思う。
オークハーバー レポート 4月3日
4月3日(火)

 今日も欠席は誰もいない。参加者全員が元気よく登校し、午前中の授業が始まった。最初の授業は、将来の夢について英作文を書き、みんなの前で発表するというものだった。恐竜博士になりたいという参加者もいれば、早く結婚して幸せな家庭を築きたいという参加者もいた。将来について、まだ何も決めていない参加者もおり、頭を抱えている参加者もいた。この授業は,改めて自分の事を考えるいい機会になっていた。それぞれが、一生懸命に英語を使い発表していた。授業終了後も、私に将来について相談する者もいた。とても素晴らしいことだ。参加者全員が、今回のプログラムで経験したことを活かし、将来に役立ててもらいたいと思う
 次に、アメリカのお金についての授業があり、タニーシャ先生から説明された後、それぞれのグループに分かれて、アメリカのお金を使ったゲームをした。もちろん、このゲーム中も日本語を話すことは禁止である。それでもみんな一生懸命英語を使い、ゲームを楽しんでいた。
 みんながこのアメリカのお金を使ったゲームをしている時に、タニーシャ先生と私で、さよならパーティーの打ち合わせをした。今週の水曜日にはさよならパーティーがあり、木曜日には日本へ帰国するための飛行機に乗る。先日も述べたが、本当にあっという間に時間が過ぎていく。参加者は、とても新鮮で充実した毎日を過ごしているように見える。だから彼らは、私よりもっと早く時間が過ぎているように感じているかもしれない。さよならパーティーでは、5種類の日本食を作り、みんなが発表する時間は1時間ある。明日は、参加者全員と最終の打ち合わせをし、さよならパーティーで使用する物の買い出しを終わらせるということで、タニーシャ先生とのさよならパーティーの打ち合わせは終了した。
 昼食までの時間、昨日と同じくホストファミリーへのギフトを作成し、昼食を食べ11時30分にアメリカの警察署へ向け出発した。警察署に到着すると、警察署の中から1人の警察官が出てきた。なんとその警察官は、オークハーバー警察署の署長だった。署長は、警察官のユニフォームの事や手錠や銃、そしてアメリカの警察システムについてとても丁寧に説明してくれた。その後、みんなで取調室、パトカー、警察の犯人輸送車、警察用バイク、警察用自転車を見せてもらい、何人かの参加者はパトカーの中にも乗せてもらった。とても興奮しているようだった。参加者の1人は「日本でも警察署の中を見たことはないのに、まさかアメリカで見ることができるとは。」と、とても喜んでいた。しかも最後に、サプライズで、アメリカの警察官のステッカー等が入ったプレゼント一式を全員が貰った。きっと一生の宝物となるだろう。
 警察署訪問後、オークハーバーのダウンタウン観光も兼ねて、1時間の自由時間を貰い、ダウンタウンで買い物を楽しんだ。コーヒーショップでコーヒーを買ったり、キャンディーショップで買い物を楽しんだりしていた。数人は、日本から来たことを店員に話すと、無料でお菓子を貰っていた。
 こうして本日の活動は終了した。明日はいよいよ最後の活動の日で、しかもさよならパーティーがある。明日も全員が元気に登校し、最高のさよならパーティーができるように、みんなで力を合わせて頑張りたいと思う。
オークハーバー レポート 4月2日
4月2日(月)

 参加者にとって、最高の週末だったようだ。そのことは朝一番に分かった。なぜなら、参加者の興奮がおさまらないのか、登校時はもちろんの事、授業中もタニーシャ先生から「静かにしなさい。」「日本語を使わないで、英語で話しなさい。」と何回も注意されていた。アメリカの環境に慣れてきたのは良い事だが、気のゆるみが少し感じられる。このプログラムも残りわずかなので、気を引き締めて、みんなにとって最高のプログラムにしてほしい。最初の授業は、週末に何をしたかという事を英語で文章を作り、みんなの前で発表するというものだった。シアトルに観光に行ったり、船に乗って他の島へ観光に行ったり、家で映画やテレビをホストファミリーと一緒に見たり、車の中にいながら映画を見れるところに行ったという事などを、一生懸命英語を使って発表していた。なんと、メージャーリーグに行きイチローを見たという参加者もいた。みんなホストファミリーの協力もあり、最高の週末だったようだ。
 次に、参加者がいつ生まれて、星座は何なのかを英語で使って発表をしていた。その後、英語だけを使い、お互いがどんなホストファミリーの家に滞在しているかをインタビューしながら、「この中で一番人数の多いホストファミリーは誰のホストファミリーか。」とか、「一番年上の兄弟や姉妹がいるのは誰のホストファミリーだ。」というのを当てるクイズ形式のゲームをした。
 それから、「HOME」「PETS」「AUNT」「LIKE」「BASK」という紙を壁に貼り、どのグループがどれだけたくさんの単語を紙に書けるかというゲームをした。例えば、「HOME」の紙には、最初に「H」で始まる単語を紙に書きだし、次に「O」で始まる単語を書き出す。そして、「M」、「E」の順番で始まる単語をたくさん書けたチームが勝ちというゲームだ。
 午前中の授業の最後には、ホストファミリーへの感謝の気持ちを込めたギフトを作るという作業をした。参加者は、ギフトに写真や折り紙で、何かを作って貼ったり、絵を描いたりして一生懸命デコレーションを施していた。参加者の気持ちがたくさん詰まった最高のギフトを受け取れば、きっと参加者のホストファミリーは喜んでくれることだろう。
 午前の授業が終わると、スタディーセンターでランチを食べた。さよならパーティーまで時間がないので、ランチを食べながらさよならパーティーの打ち合わせもした。最高のパーティーができるように頑張ってほしい。
ランチが終わると、みんなでローラースケート場へ移動し、ローラースケートを楽しんだ。ローラースケート場には、たくさんのアメリカの子供たちが待っており、参加者全員を大きな声で迎えてくれた。参加者全員が、アメリカの子供たちの前で自己紹介をして、それが終わると、アメリカの子供たちとローラースケートを楽しんでいた。最初は立つことさえ出来なかった参加者だったが、何回も転んでは起き上がるという事を繰り返しながら、見る見るうちに上達していた。
 最後に、ローラースケート場の人たちが参加者全員にアイスクリームをプレゼントしてくれ、みんなおいしそうに食べていた。アメリカでの授業もあと2日。明日からも元気な姿で全員が登校してくれますように。
オークハーバー レポート 3月30日
3月30日(金)

 天気はにわか雨。アメリカに来て、ここ数日雨が続いている。気候的にも少し肌寒い。こんな天気を吹き飛ばしてくれるのが参加者の「グッドモーニング!」の声だ。もちろん、本日も体調不良の生徒はいない。周りを見渡してみると、昨日初めて会ったアメリカの生徒と既に話をしている参加者もたくさんいた。まるで、昔から友達だったかのように。このことが、最後にたくさんの感動を生むことを、まだ参加者はしらない。
8時になると各自授業のある教室に移動する。さっきまで、にぎわっていたが、みんなが居なくなると急に静かになる。
最初に様子を見に行ったクラスは、合唱のクラスだ。そこには2人の参加者がいた。参加者も含め全員がとても素晴らしい声で合唱をしている。最初は私自身、あまりもの迫力に圧倒されてしまった。
その後、いくつかのクラスを見て回った。この学校では今日が最終日で、来週から春休みになるため、いくつかのクラスでは、テストが行われていた。テストのあるクラスでは、一緒に頭を抱えながら挑戦している参加者やそのテストの時間を使い、他の事をしている参加者もいた。
その他のクラスでは、映画を見ているクラスがいくつかあり、なんと、まだ日本では映画館で上映中の作品を見ているクラスもあった。もちろん、英語で理解するしかない。どのくらい理解しているか分からないが、参加者にとってとても良い英語の練習になったと思う。
体育のクラスでは、バスケットをするグループと縄跳びをするグループ、ウエイトトレーニングをするグループに分かれていた。私が様子を見に行った時は、参加者の女の子たちが3人でアメリカの生徒達と仲良く縄跳びをしていた。
物理のクラスでは、おもちゃの車を使って、どのくらいの高さから車を走らせたら、どのくらい進むのかという学習をしていた。
ある数学のクラスでは、日本の名前が付いるshikakuという空白の四角の中に数字を入れていくというパズルのような課題をしていた。私自身、このshikakuというゲームを見たことはないのだが、そこで教えていた先生に、「これ(shikaku)を知ってる?shikakuはすばらしい。しかし、どこを探しても見つけることができない。だから、もし、日本でこれを見つけたら教えてほしい。」とお願いされた。もし、日本でこのshikakuを見つけることが出来たら教えてあげようと思う。
家庭科のクラスでは、ブランドの違う同じお菓子を食べ比べ、目隠しをしてにおいと味だけでどのブランドの物を食べたか当てるというゲーム形式の授業を行っていた。これもまた、日本の授業では、なかなか体験できないことではないだろうか。
リーダーシップクラスの授業では、ホワイトボードに絵だけで特徴や趣味などを書いて、他の人が、そのクラスメイトを当てるというようなゲームをしており、とても盛り上がっていた。すごいと感じたのは、まだ、2日しかたっていないのにアメリカの生徒は、このゲームで、ホワイトボードに書かれた絵で、すぐに日本人参加者の名前を当てていたことだ。参加者の趣味や名前や特徴をすべて覚えていなければできないことである。その後、顔を伏せて、誰が自分たちの背中を叩いたかを当てるというゲームをしていたが、これも盛り上がっていた。時間になっても「まだ、このゲームで遊びたい。」と言っているアメリカの生徒が何人かいるぐらい盛り上がっていた。
その後、授業も終わり、とうとうお別れの時間がやってきた。参加者は、アメリカの生徒に「Thank you」と伝えて手作りの名刺を渡したり、ハグしたり、写真を撮ったりしていた。この時、数人の参加者が目に涙を浮かべていた。アメリカ人の生徒の中には「彼らとは本当に今日が最後なの?」と聞いてくる者もいた。昨日出会ったばかりのアメリカの生徒達と、ここまで仲良くなれたのも、言葉以外で一生懸命コミュニケーションをとったからではないだろうか。また、アメリカの生徒側もやさしく、たくさんの事を教えてくれたからだろうか。参加者のみんなには、このようなたくさんのアメリカで学んだことや体験したこと、そして、みんなを一生懸命支えてくれているアメリカの人たちの事を忘れないで欲しい。
明日から初めての週末がやってくる。最初で最後の週末だが、今回の学校訪問と同様に自分たちのホストファミリーと一生懸命コミュニケーションを図り、最高の週末にしてほしいと思う。月曜日にみんなが元気な姿で、どんな話をしてくれるのか楽しみだ。Have a good weekend!!
オークハーバー レポート 3月29日
3月29日(木)

今日も昨日と同じように「グッドモーニング!」の声で1日が始まった。今日から2日間は、オークハーバーのNorth Whidbey Middle school でお世話になる。学校に着くと、既に、アメリカの生徒が笑顔で待っていた。参加者が1人、時間になっても来ないので、少し心配したが、本人の寝坊による遅刻だったので、ホッとした。時間がないという事で、学校に入ってすぐに何枚かの集合写真を学校の担当者と一緒に撮影した。もちろん、今日、遅刻した参加者は、この集合写真に間に合わなかったので、残念ながら、全員そろっての撮影は出来なかったが、仕方がない。
集合写真を撮り終えると、アメリカの生徒1人に対して参加者が1人の組合せですぐに、各々の授業へと移動した。このあと、少ししてから先ほどの寝坊してしまった参加者も無事合流し、授業へと参加した。ここの学校では生徒の昼食時間が、3つに分かれており、参加者の昼食を食べる時間も、みんなバラバラだった。昼食時間を使い、参加者に「アメリカの学校生活はどう?」と話を聞くと、ほとんど参加者が「日本の学校とは全然違う。」「アメリカの生徒は、みんな手を挙げてよく発表する。」「声が大きい。」「授業中、自由だ。」「授業が難しくて、何を話しているか分からない。」「授業の内容が日本と全く違い、新鮮でおもしろい。」と教えてくれた。アメリカでの学校生活に戸惑いながらも楽しんでいるようだ。
参加者の教室の様子を見に行くと、最初は緊張していたように思えたが、最後の方にはアメリカ人の生徒とハグをしたり、英語で「写真を一緒に撮ってもいいですか?」と自分から積極定期話しかける参加者もいた。その様子を見ながら、改めて参加者のみんながたくましく見えた。英語や歴史の授業を受けている参加者は、授業内容が難しいせいか常に頭を抱えているように思えた。数学の授業を受けている参加者は数字が分かるからなのか問題に正解している参加者が多かった。一番盛り上がっていた授業はリーダーシップ等クラスだ。話を聞いてみるとこのクラスのアメリカの生徒が参加者のバディになってくれているらしい。このクラスの今日の授業は、カードゲームや日本のすごろくのようなもの、アルファベットを使った言葉遊びのゲーム、チェスをしていた。見ていると、いつもよりコミュニケーションがとれて、盛り上がっていた。日本でのオリエンテーションの時に説明したが、コミュニケーションをとるのに言葉は無くても大丈夫という事に、ことを改めて実感させられた。
そして、あっという間に、本日の学校生活が終わり、最後に30分ほどさよならパーティーの話し合いをした。料理の得意な参加者を集めて、さよならパーティーで提供する食事を考えた。話し合いをしている途中に、参加者から「1日があっという間に過ぎていくので寂しい。」という声が聞こえてきた。Time passes by so fastというが本当に時間が過ぎるのは早い。この事を、多くの参加者が感じていることも改めて知ることができた。つまり、参加者は充実した毎日を過ごしているという証拠ではないだろうか。明日も参加者全員が元気で学校に来てくれることを願いながら、今日のレポートを終わろうと思う。
オークハーバー レポート 3月28日
3月28日(水)

 昨日は「おはようございます。」という声が響きわたったが、今日は何と参加者の口から少し昨日より大きな声で、「グッドモーニング!」の声が響きわたった。何気ないことだが、少し、うれしかった。今日も体調不良の参加者はおらず、全員が元気よくやってきた。
 8時ちょうどにプログラムが始まった。本日の最初の内容はアメリカの家庭や学校ではどのように生活するのかという注意事項や連絡事項を含めたオリエンテーションだった。話の内容を大きくまとめると、日本で南日本カルチャーセンターがしたオリエンテーションをコンパクトにまとめたものだった。なので、今回のプログラムで、初めての英語での授業になると思うが、少し理解できたのではないかと思う。
 次に、参加者同士が打ち解けあえるようなゲームを2つした。1つ目のゲームは、参加者の名前等を覚えるために、自己紹介を兼ねたゲームだった。前の人が名前を言い、次の人
が自分より前の人たちが自己紹介した名前を全員言い終わった後に、自分の名前をいうというゲームだ。最後の人は、もちろん全員の名前を言った後に、自分の名前を言わなければならない。昨日、初めて会った参加者たちだったので、参加者全員が言えるかどうかドキドキしながらゲームの様子を見ていたが、なんと最終的には全員の名前を言うことができた。意外と、参加者たちは、私が思っているより参加者同士でコミュニケーションを図っているのかもしれない。少し、ホッをした。次に、円形にした椅子の中心で1人人が立って、相手を英語や顔の表情を使って、笑わせたらその人の代わりに椅子に座り、笑わされて人が椅子を立つというゲームをした。このゲームで更に打ち解けたのかたくさんの笑いが起きた。
 その後、2グループに分かれて学校に訪問した。年齢順で2グループに分け、年齢の小さいほうがアメリカの中学校に、年齢が大きいほうがなんと、アメリカの高校に訪問した。
通常は現地の中学校に訪問するのだが、現地の好意により今日だけ半日訪問することができた。これは、参加者たちにとって一生の思い出と経験になったであろう。また、アメリカの中学校に訪問したグループも学校訪問が終わった後に、学校オリジナルグッズを一式プレゼントされた。これもまた、一生の宝物になるだろう。
 プログラムもまだ2日しかたっていないが、現地の人たちのたくさんの愛情により最高のプログラムを過ごせている。みんなが、ホストファミリーのもとに帰る前に何人かの参加者から、「アメリカの人たちはとても親切だ。」といった声が聞こえてきた。最後の最後まで、参加者の心の成長やアメリカの人たちのやさしさに心が熱くなった。
 明日もみんなの元気な姿が見られるように。
オークハーバー レポート 3月27日
3月27日(火)  

朝早い空港に、「おはようございます。」という参加者の声が響きわたる。そして、鹿児島から出発するチーム・オークハーバーの4人が集合した。顔からは緊張が伝わったが、みんな元気そうでほっとした。 羽田空港に着くと、鹿児島県・宮崎県・長崎県・大分県の参加者がほぼ定刻通りに全員そろった。その時も、鹿児島の参加者が集合する時と同様、全員少し緊張した顔つきだったが、体調不良の参加者はなく元気そうだった。 その後、羽田空港から成田空港に向けてバスに乗った。交通渋滞のため、2時間かかったが、昼食を食べたり、自己紹介をしたりと有意義な時間を過ごすことができた。この時間を使って、隣に座った、今日初めて合う仲間とコミュニケーションをとることもできた。  成田空港に到着後、全員でチェックインし、セキュリティゲートを通過して出国審査をし、搭乗ゲートへ向かった。なんと、今回利用する搭乗ゲートは、ここ数年前に完成したところで、一番遠いところにあるところだった。出国手続きの場所から歩いて10分から15分かかった。参加者から「遠すぎる〜。」「疲れた〜。」という声が何回か聞こえた。出発時刻まで4時間ほどあったので、グループの絆が深まればと思い、1時間30分の自由時間を設けた。その後、さよならパーティーの打ち合わせを行った。参加者たちを中心に一生懸命話し合っていた。その様子を見ていると、まだ、出発前だというのになんだが、引率をしている私の眼がしらが熱くなった。そして、このメンバーは、最高の形でプログラムを終えることができるだろうということを確信した。それから、ガイドブックにあるケーススタディをみんなで話し合いをしていると、国際線の搭乗時間となった。 そして、国際線へ乗り込んだ。国際線の中では、機内食を2回食べ、映画を見る参加者もいれば、そのまま疲れて寝る生徒もいた。 約8時間30分のフライトを終えようやくアメリカのワシントン州に到着した。到着後、トラムに乗り、出口を出たところで、TCのタニーシャがWelcomeのボードを持って待っていてくれた。その後、バスに2時間乗り、やっと目的地であるオークハーバーに到着した。そこでは、参加者のホストファミリーが手を振りながら待っていた。緊張しているのか、バスから降りてもなかなかホストファミリーのところに向かわず、数人の参加者が勇気を振り絞りホストファミリーの所に行くと、他の参加者も少しずつ自分たちのホストファミリーの所へむかっていった。それから、各自自分たちのホストファミリーの車に乗り、一旦家に帰った。  午後5時30分に教会に集まりウェルカムパーティーが始まった。既にホストファミリーと打ち解けている生徒もいれば、まだ、どのように打ち解けていこうかと模索している参加者もいた。一番驚いたのが、ほとんど英語を話してないのだが、他のホストファミリーからも人気者になっている中学一年生がいた。まだ、ホストファミリーとどのようにコミュニケーションを図ろうか悩んでいる参加者は、この1年生を見習って、早くホストファミリーと打ち解けてほしいと思う。 今日はみんな疲れただろうから、ゆっくり休んで明日元気な顔で学校に登校して欲しいと思う。  
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