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いよいよ今日が最後の日となりました。生徒たちは,スーツケースと大きなサブバッグを持ってホストファミリーと一緒にスタディーセンターに登校してきました。荷造りに時間がかかったようで,生徒たちが集まったのは,いつもよりもかなり遅い時間となりました。ホストファミリーに,荷物を詰め込むのを手伝ってもらった生徒もいたようです。
午前中の授業では,日常会話の中でよく使われるイディオムの確認をしました。前日までの宿題で,ホストファミリーからどんなイディオムを使うのか聞いて教科書にたくさんメモを取っている生徒がいて頼もしく思いました。日本に帰ってからも,メモや教科書をもとに英語の勉強を進められるといいですね。午後からは,「さよならパーティー」の練習をしました。司会のKonanとHinanoを中心に会の流れを確認し,全体合唱の練習をしました。その後には,各出し物ごとに制作や練習を行いました。午後3時ごろにピザを食べて,荷物をまとめたり,スタディーセンターの掃除をしたりしてさよならパーティーの会場であるCalvery教会へと向かいました。会場に着くと,Girlsは浴衣に着替え,みんなで協力して会場設営や食べ物の準備をしました。日本の食べ物や緑茶もふるまいました。パーティーの時間になると,ホストファミリーが続々と集まってきました。ラジオ体操に始まり,クイズ,ダンス,とんとん相撲,おはら節,合唱と1人ひとりが出し物に一生懸命取り組みました。Yuzuki,Marin,Kureaのダンスには大きな歓声が上がりました。また,クイズやとんとん相撲,おはら節ではホストファミリーを巻き込んで,会場全体で楽しむことができました。合唱では「旅立ちの日に」を歌いました。Ririkaのピアノ伴奏が始まると,すすり泣く声が聞こえてきました。涙を流しながらも,最後まで歌いきると会場中から大きな拍手と歓声がわきあがりました。アンコールで「君が代」「Auld Lang Syne」も歌いました。涙を流しているホストファミリーもいて,みんなの思いが伝わったようで嬉しくなりました。歌が終わると,Ann先生とSarah先生から家族ごとに名前を呼ばれて,修了証の授与がありました。生徒たちは自分が作ったスクラップブックをプレゼントしました。涙を流して抱き合ったり,ありがとうの言葉を伝えたり写真を撮ったりして別れを惜しみました。飛行機の時間があるということで,会が終わるとすぐにスタディーセンターに戻りバスに荷物を積み込みました。ホストファミリーとの別れがつらくて,なかなかバスに乗り込めないでいましたが,「また帰っておいでね」と声をかけてもらいバスに乗り込みました。バスの中から手を振ってホストファミリーとお別れしました。Ann先生とSarah先生とともにサンフランシスコ国際空港に向かうバスの中では,しばらくすすり泣く声が聞こえていました。
長時間のフライトを終え,ようやく日本に到着です。到着ロビーではたくさんの方が出迎えてくださいました。久しぶりに日本の家族に会えてみんなほっとした様子でした。Ryunosukeの弟妹は,全員に手作りのメダルをプレゼントしてくれました。みんなで無事に日本に帰ってくることができてよかったです。楽しい時間をありがとう。
いよいよバレースプリングスでの生活が終わりをむかえようとしています。今日は全員が元気に登校してきました。
授業の前にAnn先生とSarah先生から,明日の連絡がありました。明日は授業と「さよならパーティー」があるのですが,パーティーが終わるとすぐにバスでサンフランシスコ国際空港に向かうことになります。そのため,明日の朝登校するときには全ての荷物をスタディーセンターに持って来なくてはいけません。1. ホストファミリーの家に忘れ物をしない2. スーツケースの重さを確認する3. 自分の部屋はきれいに掃除をする以上3つを全員で確認しました。今日の授業では,これまでの学習の復習を行いました。今回のプログラムで使用したテキストには,3週間では扱いきれないほどの内容が記載されています。英語の先生の力を借りながら,テキストを使って日本でも学習を続けてほしいとAnn先生が話をしてくださいました。少し授業をした後に,ホストファミリーの車で,サンアンドレアスの老人ホームを訪問しました。Girlsは浴衣姿を披露してくれました。車椅子に乗ったおじいさん,おばあさんに自己紹介をして交流しました。病院の中庭で,作ってきた折りヅルや紙ふうせんをプレゼントしたり,目の前で折り紙を作ってあげると,にっこり笑って喜んでくれました。また,生徒たちは「君が代」「Auld Lang Syne」「It’s a Small World」などの歌をうたいました。「君が代」はきれいな歌だということでアンコールをいただきました。お礼としてアメリカ国歌を歌っていただき,「ドレミの歌」や「You’re My Sunshine」などを一緒にうたいました。リズムは分かっても,英語の歌詞が分からないときには手拍子で歌を盛り上げていました。
病院・老人ホームから帰ってくると,さよならパーティーの準備をしました。Boysはとんとん相撲(紙相撲)を披露するのですが,HirokiとRyoが中心となって一生懸命工作を頑張っていました。Ryunosukeはかわいいお相撲さんの絵を描いたり,HayatoとKohsiroは英語でルールの説明を考えたりと役割分担をして作業を進めました。Yuzuki,Marin,Kureaは3人でアイデアを出し合ってダンスの練習を行いました。キレのいいダンスに見ている生徒たちから「すごい」との声があがっていました。明日は時間に追われる1日になりそうですが,これまでの感謝の気持ちが伝わる素敵な会にできるようにみんなで協力していきたいと思います。
ホストファミリーと過ごす最後の夜。生徒たちはどんな夜を過ごしているでしょうか。楽しい時間を過ごせていますように。そしてアメリカで得たたくさんの思い出とお土産がみんなのスーツケースにしっかり収まりますように。
バレースプリングスは今日も晴れ。こちらに来てから雨が降ったのはわずか1回です。その雨も夕方の1時間ほどで止みました。生徒たちが毎日つけている日記には,昨日のYard Saleそしてホストファミリーとの話題が多く見られました。RirikaはYard Saleで頑張って大きな声を出して,駐車場を行き交う車にも手を振ったことが印象に残ったようです。たくさんの人が,笑顔で手を振り返してくれたり,募金をしてくれたりとバレースプリングスの人の温かさを改めて感じることができましたね。Kanaはホストファミリーに肉じゃがを作ってあげたそうです。日本で練習した成果もあって,ホストファミリーが喜んで食べてくれてよかったですね。ホストシスターもウエイトレスになりきって料理を運んでくれたそうです。
今日は午前中に授業とスクラップブックの作成を行いました。授業では,これまで学習したイディオムや同音異義語の確認をしました。イディオムや同音異義語は,日常の会話の中でたくさん使われています。バレースプリングスで過ごす日はあと少しですが,ホストファミリーにどんなものがあるか質問してノートに書きとめて見かえすことができるといいなと思います。またAnn先生が「英語で読むべき10冊の本」を紹介してくれました。わりと簡単に読めるものから,難しいものまで幅広いジャンルの本を教えてくれました。英語の本を読むことは,大変かもしれませんが力のつく勉強法のひとつだと思います。イラストがたくさんあるもの,自分の興味のあるものなど,どんな本でもいいので1冊手にとってみるのもいいのではないでしょうか。授業の後には,ホストファミリーや友だちと撮った写真を印刷してスクラップブックに貼り,仕上げました。ホストファミリーへのスクラップブックは,さよならパーティーで渡すことになっています。みんなの作ったスクラップブックをきっと喜んでくれることと思います。
午後からは「さよならパーティー」の準備をしました。当日は,生徒たち全員が出し物を披露する予定です。習字やクイズ,手品,紙相撲,ダンス(ラジオ体操,ヒップホップ,おはら節),合唱と盛りだくさんです。各出し物のグループに分かれて,打ち合わせや練習を行いました。Honokaは,日本に関するクイズをたくさん調べてきていました。質問も英語で考えて準備万端のようです。すごい!準備ができるのは,明日の午後と本番当日のみ。限られた時間を大切に,感謝の気持ちが伝わる会にできればいいと思います。3時になると,おやつタイムということで,アイスクリーム屋さんに歩いて出かけました。これまでたくさん買い物をしてきたこともあり,英語での注文もばっちりです。おいしいアイスクリームが食べられてよかったですね。
明日は朝から病院を訪問する予定です。積極的に文化交流やボランティアができるといいなと思います。
バレースプリングスでの生活もあとわずかになりました。生徒たちは,ホストファミリーに日本食を作ったり,習字を披露したりして家でも文化交流ができているようです。日記に「もうすぐお別れだと思うとさみしい。逆ホームシックになるかも。」と書いている生徒もいました。
さて今日は,先日参加した小学校のMorning Singの際に子どもたちや先生が行なっていた「Pledge of Allegiance(忠誠の誓い)」について学習しました。忠誠の誓いとは,アメリカ合衆国への忠誠心の宣誓で,公式行事の際に暗誦されるそうです。宣誓文を見ながら,宗教の自由など憲法についても少し話がありました。また,昨日行ったカラベラス・ビッグツリー州国立公園についての復習もしました。「日本にはセコイアのような大きな木がある?」と聞かれると,自信をもって「Yes!Jomon Sugi(縄文杉)!」との答えが生徒たちから返ってきました。セコイアの巨木と縄文杉を比較してみると,セコイアの高さは約95m(縄文杉の約4倍),幹の太さは35m(縄文杉の約2倍)と圧倒的にセコイアの方が大きいことが判明しました。自由の女神像よりも大きいなんて驚きですね。ですが樹齢を比べると,縄文杉の方が3,000年ほど長いそうです。
昼からは,近くのスーパーの入り口で「Yard Sale」を行いました。日本から持ってきた扇子や手ぬぐい,うちわ,5円玉のキーホルダーなどに加えて,ホストファミリーの家にあった椅子やおもちゃ,手作りのお菓子(HinanoとYuzukiはかわいいポップケーキを作ってきてくれました)などをテーブルに並べて販売しました。はじめは,どのように声をかければいいのか戸惑う様子も見られましたが,しばらくするとHello,Yard Saleなど大きな声で呼びかけをしていました。Ryoは商品を手に取りながら,一生懸命声をかけていました。多くの生徒が手作りの看板を振りながら、笑顔で声をかける姿を見てとても頼もしく感じました。商品を買ってくれたり,寄付をしてくれたりした人にはThank youと感謝の気持ちを伝えるとともに,折り紙でツルやハート,兜を作ってプレゼントしました。Yumekiは折り紙をプレゼントしながら,お客さんにYard Saleの宣伝をしていました。また,何度か君が代を歌ってお礼の気持ちを伝えたりもしました。商品に値段をつけたり,接客をしたりするのは初めてだった生徒が多かったのではないでしょうか。Sarah先生とAnn先生が,これまでに行なったYard Saleで1番お金が集まったと言っていました。みんなの頑張りと,協力してくれた方のおかげですね。今回集まったお金は,アメリカの学生が日本でホームステイをする際の奨学金として使われます。生徒たちはホームステイにあたり,たくさんの方のお世話になっています。今回のYard Saleで少しは恩返しができたでしょうか。生徒たちの中にも,各市町村からの派遣生としてこのプログラムに参加している生徒がたくさんいます。私たちがアメリカで素晴らしい経験をさせてもらっているように,奨学金を使って少しでも多くのアメリカの学生が日本を訪れることができればいいなと思います。
最後の週末を終え,子どもたちは元気に登校して来ました。週末にはAyano,Rio,Kureaは遊園地に遊びに行ったようです。他の生徒もショッピングや野球観戦,湖,日本食作りなどホストファミリーとの時間を大切に過ごせたようです。
今日は,バスでカラベラス・ビッグツリー州国立公園に行きました。国立公園ということで,ゴミの持ち帰りと自然環境の保護についての話を聞いてから活動がスタートしました。バスから降りると,まわりを取り囲むたくさんの大きな木々(松やセコイア)を見ることができました。空気も澄んでいて気持ちのいい中でハイキングに出発しました。まず始めに,大きな切り株の上に登ってAnn先生の話を聞きました。どれくらい大きな切り株かというと,21人が切り株の上に立ってもまだ余裕があるほどです。かつては切り株を舞台にしてダンスを踊っていたようです。また大きな木は切り倒され,材木としてサンフランシスコやニューヨークなどの大都市に運ばれていたそうです。しかし時代の流れとともに,このままではいけないと,木々の保存が叫ばれるようになりました。そして1931年にセコイアの巨木を保護するためにこの国立公園が作られたそうです。ハイキングコースを進んでいくと,木々の合間にセコイアの巨木をみることができました。ロープが張られていて近づけないものもありましたが,螺旋状に伸びる太い幹が空高くのびていました。幹を螺旋状に伸ばすことで,木の強度を高めているそうです。また,幹に空洞ができて倒れてしまった木もありましたが、空洞のおかげで中を歩けるようになっていて自然のトンネルを楽しむことができました。以前は,根元近くを切り抜いて小さな車が通れるほどの空間が空いた木があったそうですが,昨年の大雨で地盤が緩んだのに加え,雷で木が倒れてしまったようでその姿を見ることはできませんでした。巨木を保護するといっても,雷や大雨といった自然現象を防ぐことはできません。災害によって失われてしまうものもありますが,倒れた巨木の側には小さな木がそっと生えていました。雷による火事や大雨によって生み出される新しい命があるのも事実です。自然の偉大さを改めて感じることができた時間となりました。
ハイキングの後,生徒たちはビジターセンターでの買い物や展示の見学を楽しみました。今日の研修が,自然と自分との関わり方や自然を保護するために自分たちにできることを考える機会になればいいなと思います。
あっという間に1週間が過ぎました。今日は少し早めに登校し,Valley Springs Elementary School の子どもたちのMorning Sings(集会)に参加しました。スタディーセンターの隣にある体育館で待っていると,小学校の子どもたちが先生に連れられてやってきました。そして全校児童が集まると,小学校の先生が私たちグループの紹介をしてくださいました。紹介の後に,「君が代」と水曜日の授業で習った「Auld Lang Syne」を合唱しました。英語で歌を歌うのは難しかったかもしれませんが,とても上手に歌えていて驚きました。HayatoやRyunosukeは歌詞を覚えるほど練習をしてきたようです。子どもたちから拍手をもらえて嬉しかったですね。その後には,小学校の先生のリードに合わせて子どもたちと手遊び歌などを楽しみました。
歌が終わると,子どもたちとお別れをしてホストファミリーの車でサンアンドレアスにある郡保安官事務所に向かいました。郡保安官は,郡住民に選出される郡の最高官吏です。事務所(事務所と言ってもかなり大きな建物です)に着くと,保安官の方が仕事内容や着用するベストなどについて説明してくださいました。HaruhiやKonanは実際にベストを着用させてもらいました。ベストそのものの重さは約30キロで,その他の装備を合わせると45キロになるそうです。2人がベストを着用したのは少しの間でしたが,暑くて重くて大変だと話してくれました。実際の任務にあたるときには,12時間から60時間着けっぱなしです。ベストを身につけての任務には,かなりの体力と精神力が必要となることがよくわかりました。また特殊部隊S.W.A.T.についても話をしてくださり,銃(安全のため弾は入っていません)を構えて写真を撮らせていただきました。Hirokiは保安官の方と一緒に写真が撮れてとても嬉しそうでした。生徒たちにとって貴重な体験となりました。
昼には,Sarah先生のお宅でBBQパーティーでした。ホットドッグやスイカ,ポテトサラダを食べました。ソーセージは焼きたてでとても美味しく,お腹を空かせた生徒たちはお代わりをしてたくさん食べていました。お腹が満たされると,ウォータースライダーやボールなど広い庭で思いきり遊びました。また,途中からはポップコーンを食べながらスターウォーズの映画鑑賞会をしました。Marinは家でもよく映画を見るようで,熱心に画面を見つめていました。小さなホストブラザーやシスターと一緒に楽しい時間を過ごしました。
さて,いよいよホストファミリーと一緒に過ごす最後の週末となりました。みんなはどんな週末を過ごすのでしょうか。たくさん話をして互いの交流を深められるといいなと思います。素敵な週末が過ごせますように。月曜日にみんなの話を聞くのが楽しみです。
今日も全員が登校しました。昨日学校から帰ると,Konanはホストファミリーと買い物に行って日本食を作ったそうです。肉を出汁と一緒に煮込むのだと説明するために「煮るboil」を調べてホストファミリーに伝え,OKとの返事をもらったため玉ねぎを切っていたところ,なんとお肉が焼かれていたそうです!本当は牛丼を振る舞うつもりが焼肉丼になったと教えてくれました。味付けは日本風になっていたので美味しくできたそうです。HanakoとYumekiはホストブラザーが働くレストランに夕食を食べに出かけ,ギターやバンジョーなどのバンド演奏を聞きながら食事を楽しめたようです。また,Kanaは授業で習った歌をホストファミリーと一緒に歌って盛り上がったそうです。歌詞の発音も教えてもらえてよかったですね。HayatoもAnn先生の歌を録音し,何度も聞いてほとんど歌えるようになったそうです。すごい!
今日はアメリカの祝祭日について実際に体験しました。朝からホストファミリーがたくさんのご馳走を準備してくれました。教室の中は美味しそうな匂いでいっぱいで,生徒たちはずっといつ食べられるのかと楽しみにしていました。テーブルセッティングを終えると待ちに待った食事の時間となりました。Ann先生が作った七面鳥の丸焼きに大きな歓声が上がりました。七面鳥の他にもマッシュポテト,キャセロール,スタッフィング,スイートポテト,ミートボール,パンプキンパイ,アップルパイなどThanksgiving(感謝祭)の料理を楽しみました。料理を食べながらI’m thankful for~と1人ひとりが感謝の言葉を述べました。好きな料理を好きなだけ食べて大満足のランチになりました。ランチを終えると,Valentine’s Day, Independence Day, Halloween, Christmas, New Year’s Dayの5つの行事をグループごとに体験しました。バレンタインのコーナーでは,家族や友だちにあてたカード作り,独立記念日のコーナーでは帽子をかぶって国旗を振ってお祝いしました。またハロウィンのコーナーでは仮装をしてお菓子をもらい,クリスマスのコーナーではツリーの飾り付けやクリスマスのお話を聞き,新年のコーナーでは新年の抱負を述べました。日本でも行う行事もありましたが,実際に行事の由来を聞いて自分たちで体験してみることで気づいたこともあったのではないかと思います。
Ann先生やSarah先生をはじめ,たくさんのホストファミリーが料理や祝祭日の飾りものを準備し,説明してくださいました。1年に1度しかない行事を実際に体験することができ,とても充実した時間を過ごすことができました。先生方やホストファミリーに感謝の気持ちを伝えるとともに日本についても紹介できればと思います。プログラムも折り返し地点を過ぎました。たくさん学ぶとともに,たくさんのお返しができればいいなと思います。
昨日の洞窟探検,野球で疲れ気味ですが今日も全員が登校してきました。生徒の日記を見ていると,日本でも洞窟の中に入ったことのある生徒が何人かいたようで,おすすめの洞窟を書いてくれていました。野球もやってみると楽しかったという意見が多く,また何かスポーツをしたいとたくさんの生徒が感じたようです。
今日はKanoaとSayakaのホストマザーPattyを講師に迎えて,スクラップブック作りを行いました。スクラップブック作りの前に,Pattyが全員にドーナツをプレゼントしてくれました。とても美味しいドーナツに朝からみんなにこにこでした。Thank you.もしっかりと伝えられました。スクラップブックは,1枚をホストファミリーへのプレゼントに,もう1枚を日本へのお土産として作りました。Pattyが台紙となるカラフルな紙や文字のシール,リボンなどを持ってきてくれていたので,それぞれがデザインや色の組み合わせを一生懸命考えながら作っていました。Ayanoはクルクル回る観覧車を台紙上に再現し,とても素適な仕上がりになっていました。Sayakaはホストファミリーへの感謝のメッセージを英語で書いて台紙に貼っていました。午前中の3時間ほどを使って,ほとんどの生徒が台紙を仕上げることができました。あとはホストファミリー,自分の写真を貼れば完成です。ホストファミリーとの写真がない人は,ホストファミリーに伝えて撮ることになっているのですが,みんなお願いできたでしょうか。完成したスクラップブックを見るのが楽しみです。
午後からはアメリカの祝祭日について学習しました。明日は各ホストファミリーが,サンクスギビング,ハロウィン,クリスマスなどの料理を再現して持ってきてくださいます。それぞれの行事が何を祝うためにあるのか歴史を交えながらAnn先生が話をしてくれました。それから,金曜日に小学校に訪問するとてもいうことで歌の練習をしました。実はこれまでに何度もお礼として国歌「君が代」を歌ってきました。銀行,図書館,アイスクリーム屋さん,洞窟…どこで歌っても「素晴らしい歌だ」「綺麗な歌だ」と喜んでもらっています。小学校でも「君が代」を歌うのですが,もう少し曲目を増やそうといろいろな曲を歌いました。Ann先生の範唱に続いて,アメリカ国歌「The Star Spangled Banner」, 日本では蛍の光で知られる「Auld Lang Syne」「If You’re Happy」「Jingle Bells」「It’s a Small World」「Take Me Out to the Ball Game」などを練習しました。金曜日には「君が代」「It’s a Small World」「Auld Lang Syne」を歌う予定です。ホストファミリーと一緒に練習できるといいなと思います。
授業を終えて,家に帰るとホストマザーが新聞を見せてくれました。なんとバレースプリングス図書館を訪問した時の写真とともにホームステイのことが紹介されていました。昨日生徒たちにも話したのですが,私たち1人ひとりが日本人の代表として見られているという自覚を持って行動しないといけないと改めて感じました。アメリカに来た目的をもう一度思い出して残りの日々を過ごしていきたいと思います。
昨日のサクラメント研修の疲れも見せず,生徒たちは元気に登校してきました。今日はホストファミリーの車に乗って,Cave Cityという町の洞窟に行きました。氷河時代には,外の寒さから逃れるため,インディアンたちは暑さから逃れる夏の住まいとして洞窟を使ってきました。今回訪れたのは1849年頃に発見された洞窟で,金を求めてやってきた鉱夫たちによってカリフォルニアで初めて観光客用のツアーとして公開され,今も残されているものでした。まずはじめに,ガイドの方から注意事項の説明を受けて洞窟まで歩いて向かいました。途中で,幹が真っ黒に焦げて倒れた木があったのですが,Ann先生が2年前の山火事で燃えた木だと説明してくれました。以前にも,バレースプリングス一帯は山火事が起こりやすいと書きましたが,2年前の山火事の被害は甚大なものだったようです。たくさんの住人が避難し,家や土地を失ったということでした。今,緑の戻った森を歩けることに改めて自然の偉大さを感じさせられました。洞窟の入り口までたどり着くと,全員がヘルメットをかぶって洞窟の中に入りました。今日は気温もそれほど高くなく,過ごしやすかったのですが洞窟内はひんやりしていて少し肌寒いくらいでした。薄暗い洞窟にビクビクしながら足を踏み入れましたが,慣れてくると足取りも軽く進んで行きました。狭くて滑りやすい場所を抜けると,広い空間に鍾乳石を見ることができました。なかなか入る機会のない洞窟で,生徒たちはたくさんの鍾乳石を写真におさめていました。鍾乳石は年に2ミリずつ大きくなっているとガイドの方が教えてくれました。足元を照らすライトを消して,ロウソクの灯りだけを灯すと洞窟内がいかに暗いかがよく分かりました。
午後には,スタディーセンターに戻ってすぐ近くの野球場に行きました。2つのチームに分かれて試合開始です。Boysは体を動かしたくてたまらなかったようで,朝から「いつ野球をするんですか」と楽しみにしていました。そのため気合十分でそれぞれが守備や攻撃にむかいました。一方で,「ルールが分からない」「打てない」と乗り気でなかったGirlsも多かったのですが,Tryの精神で挑戦!全員が守備と攻撃をこなしました。学校の体育では全くバットにボールが当たらなかったと言っていたGirlsもヒットを打って大活躍でした。何事も挑戦ですね。Kanoaはソフトボールチームに所属しているだけあって,Girlsから「かっこいい」「すごい」との声が上がっていました。RyoとKoshiroはホームランを打ちました。どちらのチームも大量得点をあげたのですが,誰も点数を覚えていなくて勝敗がはっきりしないまま試合は終わりをむかえました。
洞窟探検に野球と一日中体を動かして疲れたのではないかと思います。1日の出来事をホストファミリーに伝えることができたでしょうか。今夜はみんなゆっくり休めますように。
今日は全員がそろっての研修になりました。久しぶりに会ったMarinも元気そうで安心しました。Ryoはヨセミテ国立公園に行った写真を見せてくれました。日本では見たことのない大きさの木や岩に圧倒されたようです。Koshiroは遊園地に出かけて夜遅くまで遊んだと教えてくれました。たくさん乗り物に乗れてよかったですね。ホストファミリーと過ごす2回目の休日をそれぞれが楽しんだようです。
朝スタディーセンターに集合し,バスに乗ってカリフォルニア州都のサクラメントに向かいました。サクラメントはかつて何度も洪水に見舞われたそうです。洪水の被害から街を守るため,土地のかさ上げをした場所にたくさんの建物が建てられています。サクラメントに着くと,カルチャーセンターの方が待っていてくださり,全体写真を撮ってくださいました。そして,プログラムも折り返しに差し掛かったということで,話を聞くときにはしっかりと目で聞くこと,アメリカに来た目的を思い出して初心に返って行動することの確認がありました。写真撮影を終えてまずはじめに向かったのは,カリフォルニア州議事堂です。セキュリティーチェック通って建物内に入りました。Ann先生がいくつかのクイズが書かれた用紙を準備してくれました。そのクイズの答えを探しながら,見学可能な地下から3階までの広い議事堂内をグループで歩きまわりました。Kurea,Yumeki,Ayano,Yuzuki,Sayaka,Konan,Ryunosukeは議事堂で働く男性にクイズの答えを質問したところ,特別に実際に議会が行われる部屋に入れてもらい,椅子にも座らせてもらえたそうです。通常は3階の見学席からしか見ることができないので,とても貴重な体験をさせていただいたようです。クイズは難しかったですが,みんな一生懸命答えを探していました。私もHinanoと協力して答えを探しまわったのですが,全部見つけることができませんでした。ですが,いろいろな場所を見ることができ,とても満足しました。国会議事堂の見学を終えた後に,ベトナム戦争のモニュメントやバラ園を見ました。まわりは大きなビルに囲まれていましたが,綺麗なバラの花がたくさん咲いていました。街の中にたくさんの緑があってリスもいる場所なんて日本ではなかなか見られないのではないでしょうか。そこからバスで少し移動して,オールドサクラメントと呼ばれる場所へ行きました。カウボーイが出てきそうな古き良き街並みが残されていて,観光用の馬車や馬に乗った警察官まで見ることができました。またたくさんの店があり,生徒たちには昼食や買い物のための時間が設けられました。Honoka,Matoi,Rio,Ririkaはおそろいのネックレスを購入して身につけていました。他の生徒もお菓子やキーホルダー,ポストカードを買い,それぞれ買い物を楽しみました。
最近は気温も35度代と過ごしやすい日が続いています。家の中はエアコンをつけなくても,窓から自然の風を入れれば十分なほどです。気持ちのよい夕方を生徒たちはどのように過ごしたのか明日聞いてみようと思います。
今日はMarin,Hiroki,Ryoがホストファミリーとのお出かけでお休みでした。昨日の夕方には地域の中学校がBack to School Nightと呼ばれる行事を行っていました。保護者と生徒が一緒に教室に行き,担当教科の先生が授業の方針やテストについて説明をするというものです。日本でいう学校参観のようなものでした。ホストブラザーやシスターが中学校に通っている生徒たちは,実際に学校や教室のを見学し,いろいろな気づきがあったようです。また,アメリカに来てから1週間が経ち,ホストファミリーに日本のことを紹介している生徒もたくさんいます。Yumekiは図書館で女の子と話をして折り紙をあげたり,友だちのホストシスターにも自己紹介をしたりできたそうです。Hanakoはホストシスターに日本の小銭を見せてプレゼントし,Ririkaはツルを折ってプレゼントしたそうです。日本人の私たちにとっては些細なことが,新鮮に感じるようです。私たちがアメリカに来て,見るもの全てが新鮮に感じるのと同じですね。
地域の学校が休みということで,今日はHanakoのホストシスターLizzyと去年ホストファミリーを経験したAmberがスタディーセンターに来てくれました。午前中はカリフォルニアの州都であるサクラメントや英語の慣用句(idiom)について学習しました。Ann先生がアメリカには馬にまつわる慣用句が多くあることを,イラストを交えて説明してくれました。ランチは歩いてすぐの公園で食べました。ランチを終えると,公園の遊具で遊んだり “Red Light Blue Light”(ダルマさんが転んだのような遊び)や“Frozen Tag”(氷オニ)をしたりしました。いつもよりも気温が高くなく,バレースプリングスにしては過ごしやすい日になりました。体を動かしたくて仕方がなかった生徒が多かったようで,たくさん走りまわってリフレッシュできてよかったです。Kureaは公園に来ていた2歳の男の子と仲良くなって一緒に遊んでいました。最後にはハイタッチもしてくれたようで,とても喜んでいました。
思いきり遊んだ後には,クールダウンもかねて,近くのアイスクリームショップに行きました。たくさんの味があって,どれにしようか迷いながら,アイスやシェイクを買いました。KonanとHayatoはみんなよりも大きなダブルのアイスを注文し,2種類の味を楽しんでいました。冷たくて美味しいアイスにみんな満足そうな笑顔を見せてくれました。帰り道に少し寄り道をして,小さなお店を見てまわりました。家で食べるための飲み物やお菓子を買っている生徒もいました。
長いようであっという間の1週間が終わりました。週末にはホストファミリーと何をして過ごすのでしょうか。疲れをとりつつ,楽しい週末を過ごしてほしいです。月曜日にはサクラメントに出かけます。元気なみんなに会えますように。
Marinはホストファミリーとディズニーランドに出かけたため,今日と明日はお休みです。昨日の放課後には,バレースプリングスの隣町サンアンドレアスでMusic Nightがあり何人かの生徒が参加しました。公園に食べ物を持ち寄って,ギターやバンジョーの演奏や歌を楽しみました。Ririka,Honoka,Rio,KureaはMatoiの家に泊まりに行き,ピザやナイトプールを楽しんだようです。Ryunosukeは「釣りに行きたい」と話をして,夕食後に湖に連れて行ってもらったそうです。「魚だ!」と思った大きなゴミを釣りあげたそうなので,次に行くときには魚が釣れるといいですね。HinanoとYuzukiは,みそ汁と親子丼を作ったそうです。ホストマザーは味噌が苦手だそうですが,がんばって一口食べてくれたそうです。2人の頑張りが伝わってよかったなと思います。SayakaとKanoaはオムライスをホストファミリーに作ってあげたそうです。たまごににっこりマークを描いて,「かわいい」と喜んでもらえてよかったですね。
今日は午前中に買い物の表現を練習しました。ペアでの対話練習に一生懸命取り組んでいました。対話練習の後には,20%オフになるといくら?2つ買うと半額になる時にはいくら?とお金の計算にも挑戦しました。英語で書かれたサインを読み解いて計算をしなければいけないため少し戸惑っている様子も見られましたが,辞書や電卓を使って取り組むことができました。11時30分頃に,何人かのホストファミリーの車に乗り合わせて,サンアンドレアスにある博物館に行きました。博物館に行くと,新聞社の記者の方が取材に来ていて,何人かの生徒たちはインタビューされました。生徒たちはグループに分かれてクイズの答えを探しながら,博物館の中を見てまわりました。各グループのリーダーを中心に,互いに協力しあって展示や説明書を読む姿が見られました。博物館には,先住民のテント(ティピー)や保安官の家,拘置所が再現されていました。
ランチを食べてスタディーセンターに戻り,午後からは図書館に行きました。ストーリータイムと言って小さい子どもたち向けの読み聞かせに参加しました。図書館員さんがアルファベットの本を読んでくれました。また,子どもたちと一緒にABCの歌を歌ったり,工作をしたりしました。Ryoは小さな男の子に話しかけて,工作を手伝っていました。Kanaが折り紙を持って来ていたので,生徒たちはツルやバラなどを折って子どもたちにプレゼントしました。初めて折り紙を見た子が多く,子どもたちは折り紙に興味津々でとても嬉しそうにしていました。子どもたちの喜ぶ顔を見て,生徒たちも自然と笑顔になっていました。
小さなことかもしれませんが日本の文化を伝えることができてよかったですね。
夜7時すぎに,こちらに来て初めて雨が降りました。20分ほどで雨は止みましたが,乾いた大地には恵の雨になったようです。
今日もみんな元気に登校して来ました。昨日は4時に活動が終わってから,地域のお祭りに参加した生徒もいたようです。フェイスペインティングやゲーム,無料のホットドッグを楽しんだようです。Ann先生から出された宿題もほとんどの生徒がしっかり終わらせて提出できました。テーマに沿って5文の英文を書くことは簡単なことではありませんが,これまでに習ったことを使って,自分の考えを伝えようとすることが大切です。Sarah先生が日記を読んで,文法の確認をしてくれました。1人ひとりの視点が新鮮で読むのが楽しかったと話してくれました。


午前中は,歩いて近くの消防署まで行きました。消防士の方から消防車を見せてもらったり,ボンベや消防服などの説明をしてもらった後で消防署内を見学しました。Marin, Haruhi,Hayato,Hiroki,Konan, Koshiroは実際に消防車にも乗せてもらい,とても喜んでいました。私たちのいるバレースプリングス周辺は気温がとても高く,牧草地帯でもあるためよく山火事が起きるそうです。消防署内には2,3人が常駐しているということでキッチンや大きなソファーのあるリビング,ベッドルームがあり快適に過ごせるようになっていました。消防署見学終えると,スタディーセンターで「チップ制度」について学習しました。日本人にとってチップは馴染みがありませんが,欧米諸国ではチップ制度が広まっています。飲食店で働く人たちの給料はとても安く,チップが生活の一部を支えていること,アメリカでは料金の15〜20%をチップとして支払うことを学びました。また,明日はカラベラス博物館に行くのでカリフォルニアの歴史についても少し学習しました。カリフォルニアはかつてスペイン領だったため,地名にスペイン語が使われていること,教会を中心に町ができ,教会と教会を結ぶようにして道ができたことを地図を描きながらAnn先生が説明してくれました。歴史についての授業は難しかったかもしれませんが,博物館で実際に展示を見ながら理解が深まればいいなと思います。


ランチはそれぞれの家から,手作りのサンドイッチやフルーツ,チップスを持って来て食べました。中には日本食が恋しくなっている生徒もいるようです。グループの仲も深まり,休み時間にはビリヤードで盛り上がっていました。午後からはすぐ隣のバレースプリングス図書館に行きました。Sarah先生が世界の家についての本を読み聞かせしてくれました。読み聞かせの後は,しばらくの間自由に本を見てまわりました。お気に入りの本を見つけて読んだり,Kana,Hanako,Kanoaは図書館に来ていた親子に話しかけて一緒に写真を撮ったりしていました。たくさんの人とふれあうことで英語を使う機会も多くなります。出会いを大切にできるのは素敵だなと思います。生徒たちは一歩外に出ると,頑張って英語を使っているので,クラスルームの中や休み時間(話す相手が日本人同士でも)に,もう少し英語が使えるといいなと感じています。アメリカにいる間,少しでも頭の中を英語モードにできるように声をかけてみようと思います。

8時頃から,ホストファミリーに連れられて続々と生徒たちがスタディーセンターに登校してきました。Did you sleep well last night?と聞くと「はい。よく眠れました。」「宿題をしていて2時に寝ました。」との答えが返ってきました。アメリカに来て5日目。英語は分かっていてもなかなか英語で返事をするのは難しいようです。生徒たちはサンフランシスコを気に入ったようで,お土産もたくさん買えて楽しかったとたくさんの生徒が日記に書いていました。Haruhiは早速昨日買ったキャップを身につけていました。


今日は初めての授業ということでAnn先生からクラスルームの使い方や授業のルールについて説明がありました。テキストと小さいメモ帳も配られ,テキストは授業やホストファミリーとの宿題で,小さいメモ帳にはテーマに沿った日記を書くために使います。今日の日記のテーマは“What surprised you most when you arrived in the U.S.A?”(アメリカに着いてから1番びっくりしたことは何?)で,この質問に5文で答えることになります。みんなはどんなことに驚いたのでしょうか。明日の日記を読むのが楽しみです。説明の後には,ホストファミリーとの関わり方やお金についての授業がありました。Ann先生が生徒に質問をしながら授業が進んでいきます。1番最初に質問に答えたのはRyoでした。質問にもしっかり答えたこと,そして積極性も褒められてprizeとしてキャンディーをもらいました。テキストに書かれた文章を読む際には,たくさんのBoysが挙手をして読んでくれました。はじめから英語を使って発言するのが難しい時には,Yes/ Noやジェスチャーで反応できるといいなと思います。授業の途中で,Campbell地区の国際交流マネージャーを務めるSusanが訪れ,いいホームステイができるように途中で話をしてくれました。


お昼になると,Ann先生とSarah先生の車で近くのスーパーまで買い物に行きました。同じ敷地内にSubwayやTaco Bellなどのお店があるため,好きなお店でランチを買って食べました。午前の授業で学んだことを活かしてコインが使えたでしょうか。Kanoa,Hanako,Kanaはスーパーでサンドイッチとブドウを買って食べたこと,KureaはBurger Kingのハンバーガーが美味しかったことを教えてくれました。Yuzukiは今日の夕食に親子丼と味噌汁を作るそうです。スーパーで必要な材料も買えてよかったですね。HayatoとKoshiroは郵便局に行って切手を買いました。あとは手紙を送るだけです。自由時間が終わると,近くの銀行まで行き,自分の持っているお金を,なかなか手に入らないという1ドルコインと2ドル札に交換してもらいました。Ririkaが交換したコインとお札を見せてくれました。いい記念になりましたね。お世話になった銀行の方に日本語でお礼を伝えました。再びスタディーセンターに戻り,会話の練習をして授業は終わりになりました。1日目の授業はどうだったでしょうか。暑さのせいか(最高気温は41度でした!),昨日の疲れか午後には眠そうにしている生徒もいたので,今日はしっかり休めるといいなと思います。

今日はサンフランシスコへの1日研修でした。朝8時ホストファミリーに連れられて,生徒たちがスタディーセンターに集まって来ました。土曜日のWelcome Partyを欠席したSayakaとKanoaも登校し,全員そろって初めての活動です。結婚式に参加したSayakaが「とってもきれいだった。」と結婚式の様子を教えてくれました。また,Ryunosukeはだんだん英語が聞き取れるようになってきたと嬉しそうに報告してくれました。昨日は日曜日ということで,ホストファミリーと湖に行ってボートに乗ったり,海に出かけたりと楽しい時間を過ごすことができたようです。HinanoはYuzukiと初めてのジェットコースターに挑戦。絶叫系は苦手ということですがNice try!アメリカで「初めて」に挑戦できてよかったですね。


さて,サンフランシスコまではバスで2時間30分の長旅です。バスの中で,貴重品の管理をしっかりすることと1人で行動しないことを確認しました。サンフランシスコに着いてまず始めに向かったのがGolden Gate Bridgeです。バスから降りると気温の低さ(15度くらいだったと思います)と風の強さに驚きました。橋の北側から南側へ約30分ほどかけて,カメラを片手に橋や橋からの眺めを撮影しながらゆったりと歩きました。霧がかかっていて橋の上まではっきりと見えなかったのが残念でしたが,みんな元気に渡りきることができました。橋を渡り終えると,再びバスに乗ってPier39へ向かいました。お菓子やTシャツなどいろいろなお店がありお土産探しにはぴったりの場所です。海に浮かぶいかだの上に野生のアシカを見ることもできます。集合時間と場所を確認して自由行動となりました。お土産探しはもちろんですがKonan,Hiroki,Haruhi,Matoi,Honokaはメリーゴーラウンドも楽しみました。夕食も各自で食べることになっていたので何を食べた?と尋ねると,ほとんどの生徒がホットドッグを食べたと教えてくれました。またパンの器に入ったクラムチャウダーを食べた生徒もいました。みんな買い物や食事を思う存分楽しむことができました。さらに1人も迷子にならず,集合時間には全員がそろいました。Ann先生もSarah先生も驚いていましたよ。素晴らしい!


帰りもバスに揺られて2時間30分。疲れて寝るかな?と思っていましたが,ほとんどの生徒が起きていて,行きよりも元気なのではと思うほど盛り上がっていました。スタディーセンターに着くとホストファミリーの迎えを待って,生徒たちは次々と家に帰って行きました。Ayanoはハグで迎えられてすっかりファミリーの一員です。家に帰る車の中で,家に帰った後でホストファミリーに今日の出来事を報告できたでしょうか。1週間の始まりとは思えないほど充実した日になりましたが,明日からは本格的に授業が始まります。明日はどんな1日になるのか楽しみです。

昨日は家族で外食したり,ピザを作って食べたり,パーティーをしたりと長旅の疲れもあったと思いますが1日の終わりに素敵な思い出ができたようです。
今日は,夕方6時からSarah先生の家でWelcome Partyがありました。なんと広い庭にテーブルと椅子を出してのGarden Partyです。庭には遊具やスライダー付きのプールが準備されていました。昼間は日差しが強くとても暑いですが,夕方となると少し暑さもやわらぎ,アメリカの夏の夕暮れを感じながらパーティーが始まりました。SayakaとKanoaはホストファミリーの友人の結婚式ということで欠席でした。パーティーはPotluckと言って各家庭から料理を持ち寄ったため,食べきれないほどたくさんの料理が並びました。生徒たちはホストファミリーや半日ぶりに会った友だちと食事をしたり,ホストブラザーやホストシスターたちと遊んだりと大忙しでした。特にBoysはスライダーが気に入ったようで,何度も並んでは滑るを繰り返していました。Girlsはなかなかタイミングがつかめなかったのかスライダーにチャレンジ出来ずにいましたが,RioとMatoiが勇気を出して挑戦しました。
午前中はどんなことをして過ごしたのか尋ねると,Marinがスーパーに買い物に行った時の写真を見せてくれました。たくさんの商品を一度に購入したこと,そして買い物カートの大きさにびっくりしたそうです。またAyanoはほっぺたにかわいいフェイスペインティングをしてfestivalに行ったことを教えてくれました。Yumekiはswimming testと言われてプール行ったようです。「英語が通じない。」「言っていることが分からない」と不安を口にする生徒もいましたが,笑顔とジェスチャーでなんとかコミュニケーションをとろうと一生懸命頑張っています。「心配しなくて大丈夫。まだアメリカに来て2日目だよ。」と生徒たちには伝えました。
さて明日はどんな1日になるでしょうか。みんなが楽しい1日を過ごせますように。
いよいよ24日間にわたるプログラムが始まります。9時半に鹿児島空港に集合した生徒たち。大きなスーツケースを持って元気よくやってきました。出発までの時間は,2回目のオリエンテーションで仲良くなった友だちと話をしながら過ごしたり,家族と最後の確認をしたりとそれぞれの時間を過ごしました。見送りに来ていた小さな弟妹はお兄ちゃんとのお別れが悲しくて涙を流す姿も見られました。たくさんの家族の笑顔に見送られてまずは韓国へと出発しました。生徒たちの表情からはアメリカに向かう楽しみと不安の両方が見てとれました。


約1時間30分のフライトを終え韓国の仁川国際空港に到着です。各グループのリーダーがさっと人数を確認し,乗換搭乗口へと向かいます。途中でセキュリティーチェックがあり,100ml以下の液体しか持ち込めないということで日本出発時に買ったペットボトルのお茶(1口も飲んでいない)を泣く泣く処分しなければならなくなった生徒もいました。空港の係のお兄さんの案内でスムーズに移動することができました。サンフランシスコ行きの飛行機が出発するまでしばらく時間があったので,集合場所と時間を確認して1時間の自由時間を設けました。「先生5分前集合しましたよ。」と集合時間の少し前に戻ってくる生徒もいて頼もしく感じました。広い空港を歩きまわって飲み物を買ったり,チマチョゴリを着た女性と写真を撮ったりして楽しい時間を過ごしたようです。日本出発時に体調を心配した生徒もいましたが,みんな元気にサンフランシスコへと出発することができました。


サンフランシスコまでは10時間30分の非常に長いフライトになりました。機内食を食べ,女の子たちは音楽や映画,男の子たちはゲームをしながら就寝までの時間をすごしました。現地時間7月28日午前11時30分アメリカに到着しついに入国審査。事前に説明しましたが,みんなドキドキした様子で審査に臨みました。「英語の時間に習ったやりとりを覚えてきました。」と準備万端な生徒もいて全員無事に入国です。引率者が1人だった関係で,入国審査と税関では高校生が先頭に立ってグループをリードしてくれてとても助かりました。さすが高校生。ありがとう。税関を抜けるとTCのAnn先生とSarah先生が出迎えてくれました。無事に到着しみんなほっとした様子でした。Valley Springsに向かうバスの中からAT&Tパーク(野球場)やBay Bridgeを見学しました。生徒たちは初めて見るアメリカの街並みに興奮した様子で,車窓から見える景色を一生懸命カメラにおさめていました。途中で有名なハンバーガーショップ“IN-N-OUT”に立ち寄り,初めての英語での注文に挑戦。ハンバーガーやポテトなど自分の食べたいものを注文することができました。食べ物やポテト飲み物のサイズに驚きながら,機内食も含めて今日4度目の食事となりました。実はこの時,カウンターに財布を置き忘れた生徒がいてヒヤリとしましたが,Sarah先生が気づいて事なきを得ました。アメリカは日本とは違うこと,財布やカメラなどの貴重品は肌身離さず管理することと注意を受けました。月曜日にはサンフランシスコでの研修があります。貴重品の管理について再度確認して楽しく過ごせるようにしたいと思います。


スタディーセンターでは,ホストファミリーがボードを持って出迎えてくれました。自分のホストファミリーが分かり笑顔を見せる生徒もいれば,緊張してなかなか近づくことができない生徒もいました。一人ひとりとゆっくり話す時間もなくお別れになってしまいましたが,どんな時間を過ごしたでしょうか。明日のウェルカムパーティーで話を聞くのが楽しみです。

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