アカデミックホームステイ活動の様子
ホームステイの様子を写真、動画、文章レポートでお届けします。

2008年アカデミックホームステイ
Tracy,  PAレポート

引率の先生からのレポートです。

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7月22日(火)日本
第2回目のオリエンテーション以来、久し振りに鹿児島のメンバーが顔を合わせた。出発当日ということもあり、全員が緊張している様子であった。オリエンテーションでメンバーとも仲良くなっていたのだが、会話をする場面をあまり見ることがなかった。期待も大きいのだが、当然不安もあったのであろう。今日は、鹿児島から東京、そしてサンフランシスコという長旅である。全員が元気にサンフランシスコに着くことだけを願っていた。鹿児島から成田そして羽田と移動していくうちに生徒たちの表情がやわらかくなっていき、お互いにいろいろな会話ができる雰囲気に変わってきた。しかし羽田空港ではさすがに疲れている様子がみうけられた。そしてついにサンフランシスコへと出発する時が来た。今からどのような生活が待っているか楽しみである。
 
7月22日(火)トレーシー
サンフランシスコに向かう飛行機の中では、どんなホストファミリーが待っているのか楽しみだという会話が聞こえてきた。オリエンテーションの中で出発前は期待以上に不安が大きくなるという話であったがこの生徒たちには、そのような様子を感じることはなかった。チャレンジ精神が旺盛な生徒たちであると私自身感心していた。サンフランシスコに着くとTC(現地の先生)のスーザンとローリーが笑顔で待っていた。そのことが本人たちにとっては、とてもありがたかったと感じる。トレーシーに向かうバスの中では、見知らぬ土地の風景に目を奪われ写真をたくさんとっていた。全員がとても興奮していた。そしてトレーシーに到着。ホストファミリーとの対面である。生徒たちがとても楽しみにしていた時間であった。ホストファミリーは私達をこころよく受入れてくださった。
 
7月23日(水)
今日から授業が始まる。学習場は教会である。生徒たちはそれぞれのホストファミリーに見送られながら集まってきた。部屋に入るとそれぞれのホストファミリーのことで会話がとても盛り上がっていた。ホストファミリーがどのような人たちか、家に帰ってから何をしたか、晩御飯はどのようなものだったかなど、それぞれが誇らしげに興奮しながら話をしていた。そのような雰囲気の中、初めての授業が始まった。今日は、オリエンテーションからスタートした。オリエンテーションはすべて英語で行われた。生徒たちにはとても難しかった様子で元気な姿が急に見られなくなった。英語という現実に直面し、困惑したはずである。昼はホストファミリーがスタディーセンターでごちそうを準備してくれた。
生徒たちはとても喜んでいた。また、夕方はWelcome Partyを楽しんだ。
 
7月24日(木)
昨日のウェルカムパーティーで多くのホストファミリーとふれあえたことが生徒たちにはとても良い機会となったようである。また、今日で3日目ということもあり少しずつ英語に慣れてきた様子だ。授業にも活気が出てき始めた。TCの質問に手を挙げて答える姿が出てきたことを、外から見ていた私はとても嬉しく感じた。午後はトレーシーの市役所と警察署を見学した。生徒たちはとにかく興奮し、たくさんの写真を撮っていた。何もかもが生徒たちにとっては新鮮であり、貴重な体験であった。そのような中、疲れがたまっている生徒たちもおり、トレイシーでの生活に体がまだ慣れていないようだ。多くの事を体験しているがこれからもいろいろなことを学習して欲しいので休養もしっかりととり、今後につなげて欲しいと願っている。
 
7月25日(金)
今日は、私自身最悪な1日だった。乾燥した気候や、その他のことが重なり、私は朝から目が痛み、開けることのできない状況だった。スタディーセンターには何とか着くことができたが、ただ座って英語を聞き、生徒たちに少しアドバイスすることしか出来なかった。そんな中、生徒たちはよくがんばっていた。午前中は授業に積極的に取り組み数多くの発表をしていた。また、午後はボランティアの美術の先生による絵画の授業だった。TCとの話し合いで私の通訳としての役を2人の高校生に託すことにした。(美術の時間)2人は辞書をひいたり他の生徒に聞きながら通訳としての仕事を見事にこなした。生徒たちの力でとても良い学習会となった。アメリカに着き今日で4日、私がいなくても大丈夫のようだ。うれしいことでもあるが少しさびしい気持ちにもなった。明日、あさってははじめての土日。どのように過ごしてくるか楽しみだ。
 
7月28日(月)
26日、27日は生徒にとって初めての休日であったが、大抵のホストファミリーが教会に連れていったようだ。その他にもいろいろな場所へ行った生徒達が多かった。ただ家の中で過ごした生徒達もいるようだった。そのような中、今日から第二週目がスタートした。今日は午前中は、消防署を見学した。消防署の普段の勤務、生活などの説明を受け、建物の中を見学した。そしてはしご車についての説明を受けた後、はしご車からの放水をさせていただいた。また実際にはしご車を動かして、様々な体験をさせていただいた。日本ではあまり体験することのできない活動であったと思う。そして午後からは教会に戻り、普段の英語学習を行った。外での生活のあとということもあり、授業は少し元気のない様子が見られた。この点はこれからの課題である。英語の学習をさらにがんばってほしい。
 
7月29日(火)
今日は初めての終日研修の日。生徒達はサクラメントに行くのととても楽しみにしていたようだ。サクラメントに着くと、まずカリフォルニア誕生の歴史について学習するため、サッターズフォート国立歴史公園を見学した。ここでサタージョンオーガスタ氏やゴールドラッシュについて学んだが、生徒達には少し難しかったようだ。その後カリフォルニア州会議事堂を見学した。ここでは州知事のアーノルドシュワルツネッガー知事に会うことができて生徒達は大興奮だった。そして電車歴史博物館に行って見学し、買い物(おみやげ買い)へと移っていった。初めての買い物ということもあり、それぞれ多くの店を歩き回り、自分達の欲しいものを買ったり、おみやげを買ったりと楽しんでいる様子だった。帰りのバスでは、少しはしゃぎすぎた時間もあったが、帰り間際には日本の歌を一緒に歌うような姿っもあり、満足げだった。思い出に残る一日だったと思う。
 
7月30日(水)
早いもので週の中日を迎えた。今日の午前中はウエストバリーモールでまず映画「シュレック3」を観た。「シュレック3」は、子供向けのアニメなので、映像だけでも十分楽しめるものだった。ただ子ども向けとはいえ、英語を理解し細かいストーリーの中身をつかむことはまだできなかったようだ。午後からはアメリカのお金、買い物の仕方などを授業の中で学習した。これまでの買い物などに、コインを使いこなせていない様子であったので、良い学習機会だった。今日の授業で学習したことをこれからの買い物の中で活かして欲しい。またアメリカの生活における(良いマナー、悪いマナー)についても学習した。ホストファミリーと話をしている中で、「ありがとう」「ただいま」というような基本的な挨拶ができていない生徒がいるという話を受けたこともあり、マナーについて考える機会を作ってもらった。これからに是非活かして欲しい。

生徒の日記より

今日は朝から映画「シュレック3」をみた。みたことがなかったので、言っていることは分からなかったけど、話の流れはだいたい分かった。映画館で映画以外で発見したものがいくつかある。1つは、いつも思うのだが、アメリカ人は時間にとてもルーズ。2つめは映画館の雰囲気だ。日本は笑うところも少ししか笑わず、静かな所だったが、アメリカでは笑うところは大いに笑い、とてもにぎやかな映画館だった。そして映画が終わると拍手がおこった。日本では絶対にありえない。こういうところにアメリカ人の人柄がでていると思う。もっとアメリカにいたくなった。午後の授業での礼儀やホストファミリーとの接し方などよく考えてまたこれからのホームステイを大いに楽しみたい。

 
7月31日(木)
今日は久し振りに授業からのスタートだった。宿題の回答や午後からの内容につなげる活動を行っていた。多くの生徒が授業に積極的に参加していた。しかし、少数だが宿題をしてきていない生徒も見受けられた。今一度初心に戻って欲しいと思った。午後からは異文化体験ということで、「アメリカの休日」について学習した。アメリカの休日で家庭で行う飾りつけの作り方、クッキーの作り方、そして、伝統的なお菓子「ファッジ」の作り方等も学習した。この活動はこれまでしたことのない中身だったので、生徒達も楽しく精一杯取り組んでいた。日本の学校の授業では体験することのできない内容だったので、午後からの活動内容をしっかりと覚えていて欲しい。アメリカでの家族全員で自分達の休日をつくりあげ楽しむという姿勢を肌で感じた一日だったと思う。

生徒の日記より

今日は午前中授業を受けて、午後はホリデーについて学んだ。バレンタインデーやハロウィンでカードを作ったり、クッキーを作ったりしました。私はクッキーにアメリカの国旗を飾り付けをしてすごく喜んでもらえました。他にもUSAやケーキなども着く作って楽しかったし、おいしかったです。そして、私はその時たくさんの人に支えられているなと思いました。ホストファミリーはもちろんだし、スーザン、コーリー、他のホストファミリーの人、先生などです。ボランtネィアでしてもらっているのに本当に色々と手伝ってくれてすごくありがたいです。このことを忘れずに、自分にできることを精一杯したいと思います。残りの日々を更に充実させたいです。今日はもう木曜日なので、もう少しでまた一週間が終わります。最初の一週間は長かったけど、今週はすぐでした。楽しんでいる証拠だと思いました。

 
8月01日(金)
今日は午前中の授業を早めにきりあげ地元のBoys & Girls clubに行き、そこで多くの交流を行った。アメリカの保護者は、共働きが多く、そのクラブに子どもたちを預け仕事に行っているとのことだった。その理由から多くの子どもたちがいた。そこの10代の子どもたちと私達はバスケットボールの試合をしたり、ダンスをしたりした。バスケットは完敗したが、生徒達は楽しくプレーしていた。私も一緒にプレイし、とても楽しい時間を過ごした。ただ全員が参加できなかった(プレイに)ことが残念だった。バスケットの後は、音楽にあわせてダンスしたり、フラフープをしたり、なわとびをしたり、それぞれだった。ダンスを通して生徒達はアメリカの子どもたちと仲良くなっていた。その姿がとてもうれしくまた、生徒達のコミュニケーション能力の高さを実感した。機会があれば、もう一度クラブに行き、更に交流をはかりたいと感じた。
 
8月04日(月)
今日からプログラムの後半がスタートした。生徒たちに、ホームステイの疲れが少しずつたまってきている気配を感じる。その1つの理由として、朝の登校が遅くなってきていることが挙げられる。しかし、これは生徒だけの疲れだけではなく、ホストファミリー自体にも疲れがあるからかもしれない。今日は、午前中はいつもどおりの授業が行われた。午後からは、公園にある大きなプールに泳ぎに行った。プールでは、大半の生徒が水着に着替え、思いっきり泳いでいたが、泳がずに外で見守っている生徒も少なくなかった。暑さや疲れから、休みたいという気持ちがあったのかもしれない。スイミングの後は、公園のベンチで休憩をとった。その終わりにTCのスーザン、ローリーからアイスクリームの差し入れというサプライズがあった。これには、全員が喜んでいた。アメリカに来て、アイスが好きになった生徒も多いようだ。

生徒の日記より

よく考えるとあと少しでホームステイも終わりになります。ちょっとした手伝いはよくやっているけれど、大きな手伝いはまだやっていません。子ども達と遊ぶ時間が多く、お母さん、お父さんと話をあまりしていないことに気づきました。なので、もっと積極的に話をしたいです。充実した毎日をこれからも過ごしていければ良いです。

8月05日(火)
今日は、生徒たちがとても楽しみにしていたサンフランシスコへの終日研修であった。朝9時から夜9時までの長旅であった。アメリカは、夜9時前まで日が昇っているので、このような時間になっているようだ。日本では、おそらく経験することのできない研修であろう。サンフランシスコに着くと、外はとても寒く、これには、生徒たちも苦しんだようだ。長袖や上着などを着てはいたのだが、予想以上の寒さだった。その寒さの中、我々は、ゴールデン・ゲート・ブリッジ、ゴールデン・ゲート・パークをまず見学した。特に、ゴールデン・ゲート・パークには世界各地から大勢の観光客が訪れていた。目的はサンフランシスコの街並みが見渡せる美術館であったようだ。そして、最後に私達が向かったのは、Pier39というショッピングモールである。ここで、生徒たちは買い物を思う存分楽しんでいた。

生徒の日記より

今日は待ちにまった終日研修で、サンフランシスコに行った。バスで2時間走っただけなのに、トレーシーと違ってすごく寒くて都会でした。最初ゴールデンゲートブリッジに行って高さと寒さを実感しました。それからサンフランシスコのギフトストアーに行って自分のお土産や家族へのお土産をたくさん買いました。サングラスとシュワルツネガーが印刷されている1ドル札です。シュワちゃんは、従業員さんに「シュワルツネッガー」と言っても全然わからなくて、「カリフォルニア」「アクター」「ターミネーター」とかたくさん言っていました。そしたらお客さんの人が当ててくれて大爆笑でした。他にも習字で日本語とか書いてある色紙とか平和なのに和平って書いてあるものも見つけて写真にとりました。すごく楽しかったです。スケールの大きさを感じました。

8月06日(水)
昨日の研修の余韻を残したまま、午前中の授業が始まった。授業は多くの生徒が発表をする中、集中できていない生徒もいる。課外活動だけでなく、授業の中からも、英語を少しでも多く学んでほしい。午後からは、グランド・シアターに行った。ここは、ダンスやミュージカル、劇などを楽しむことができる美術館であった。しかし、ダンスなどは残念ながら見ることができず、その代わりに、プロの美術家の写真や絵画を見て、芸術とはどのようなものかを学習した。日本ではあまり考えたことのない作品の見方を学習し、生徒たちは、新たな芸術の楽しみ方を見出した様子であった。最後には自分たちで芸術作品を作ろうと、いろいろな視点から写真をとり、満足気にしている生徒たちの姿が見られた。全てのことを自分なりに楽しもうとする姿に、若さの素晴らしさを感じる。

生徒の日記より

今日は午前中に授業を受けました。今日は読むことが多かったので恥ずかしかったです。マキコ姉さんみたいに大きな声ではきはきと言えるようになりたいです。私はもじもししている所をなおしにホームステイに参加したのもあるので、これからは積極的に手をあげようと思います。午前中の授業が終わり、ランチを終わらせて、午後はグランドシアターという美術の作品ももあれば、ダンスをする場所もあり、芸術的な作品を作る場所もありました。楽しかったです。今日、グランドシアターの人に習ったように、一つの絵をじっくりと見て、じっくりと考えてみることにちょっと目を向けて考えてみようと思います。

8月07日(木)
今日は、TCから午前中の時間をもらい、全員でさよならパーティーについて話し合った。日頃、ホストファミリーによくしていただいていることもあり、よいパーティーにしたいという生徒たちの気持ちが、この話し合いの中で伝わってきた。しかし、準備がうまくいくか、私自身心配が大きい。日本料理の材料、ダンス発表の際の音響設備、調理場の確保などを考えると、頭が痛くなる。しかし、パーティーを成功させるために、生徒たちと一丸となってがんばろう。午後からは、老人施設を訪問し、一緒に折り紙を折ったり、編み物を習ったりした。生徒たちは、今までとは全く違う地元の方との触れ合いに戸惑っていたが、一生懸命コミュニケーションを図ろうとしていた。この様子は、来週のアメリカの新聞にも掲載されることになった。記念に残る、記憶に残る一日となった。

生徒の日記より

今日はさよならパーティーの話し合いをした。この前、ウエルカムパーティーがあったばかりなのに、1カ月って早いなと思いました。まずだいたいの流れを決めてから日本食の担当を決めた。ゆかとじゅんじゅんとのぼるはすきやきを作ることになった。めちゃめちゃおいしいのを作ろうと心に誓った。そして出し物を決めた。この前教えてもらったダンスとソーラン節をすることになった。中途半端にならないように練習を頑張ろうと思った。昼からは老人ホームに行っておりがみをした。最初、ツルの折り方を教えて、自分の住んでいる所はツルが来ると教えてあげた。そのあとはひたすらシュリケンをおばあちゃんたちに配った。笑いながら何か言っていたけどあまり意味がわからなかった。日本に帰ったらもっと勉強と話すのも聞くのも極めたいと思う!!そしてまた外国滞在にチャレンジしたい。

8月08日(金)
今日は、午前中はトレイシー市の博物館訪問。午後からは、スタディーセンターでの学習という日程であった。トレイシー博物館では、トレイシー市の歴史、縫い物、万年筆を用いた手紙書き、くぎとかなづちを用いた飾り物作り、そして、バター作りを学習した。生徒たちは、もう少し体を動かせる活動がしたかった様子だったが、最後のバター試食で満足したようだ。その後、昼食を公園でとり、スタディーセンターに戻った。このホームステイの中で、生徒たちはGive and Take精神を学んだようで、公園では、それぞれの昼食を交換し、楽しく過ごしている様子が数多く見られた。このプログラムも残すところ後1週間。仲間割れすることなく、ここまでこれたことを、私はとてもうれしく思う。残りの1週間を悔いを残さないように、お互いにがんばっていこう。
8月11日(月)
私たちによって最後の一週間が始まった。今日はグレートアメリカという大きな遊園地での終日研修である。今日は1日ジェットコースターに乗ることができるということもあり、多くの生徒たが胸をはずませていた。しかし、中にはジェットコースターに乗ったことのない生徒、苦手な生徒もいるようだった。その点少し不安もあったが、遊園地に入るとそれぞれが一目散にジェットコースターへと走っていった。苦手な生徒たちも他の生徒にひっぱられながら一緒にジェットコースターへ向かった。一時半に一度目の集合をかけたが、すでに多くの生徒が数多くのジェットコースターに挑戦してきたようで、とても興奮している様子だった。苦手を克服した者もいた。乗りすぎて疲れている生徒もいた。その後、昼食をとり、午後へと流れていった。結局全員で無事であったので安心した。
8月12日(火)
昨日の疲れが見える中、今日の活動がスタートした。今日はトレイシーの新聞社、郵便局を午前中見学することができた。新聞社では記事を作る部屋、写真や絵(グラフィック)などをデザインする部屋、そして、実際に印刷する部屋を見させていただいた。特にこれから刊行される新聞が印刷機に準備されている様子に生徒たちは興味しめしていた。また話の中で、週2回しか発行されないことや配達の仕方の違いに驚いていた。郵便局では、前もって準備していた手紙を送ったり、切手を買ったりした。また実際の仕事の様子を見学することもできた。ディズニーやオリンピックの記念切手があったようで、多くの生徒がお土産として購入していた。そして、午後からはスタディーセンターへ移動し、授業を受けた。授業は教科書をもとに宿題の確認や会話文の音読発表を行っていた。

生徒の日記より

今日は、みんなで新聞社と郵便局へ行きました。アメリカは人数が多いので、週に2回しか新聞が回らないそうです。新聞配りの人は、車の中から家の前で投げて新聞を渡すそうです。100キロ先くらいまで行くと聞き、びっくりしました。郵便局では、家族に手紙(ポストカード)を書いたのを出しました。ギリギリに届くかな?そして、USAのディズニーがのっている切手を買いました。オリンピックの切手もありました。家に帰ったら、家族とばあちゃん、じいちゃんから手紙が来ました。うれしかったです。私も、家族と先生とばあちゃん、じいちゃん、いとこ、友達へ書いてだしました。早く届くことを願います。

8月13日(水)
今日は、午前中は授業を一時間だけ行い、その後、アメリカのバースデイの祝い方を体験する1日となった。この日のために、TCのスーザンとローリーが数多くのサプライズを準備してくれた。まずは、ピエロの格好をした二人がゲストとして現れ、そしてコントやマジックショーを披露してくださった。全てが英語ではあったが、生徒たちも中身をつかめたようで、とても楽しんでいた。その後、この二人が風船で多くのものを作り生徒たちにプレゼントしてくださった。また、それと同時にホストファミリーの協力で顔や腕にボディーペイントもしていただいた。昼食後は、外に大きなバルーンのウォータースライダーが準備されており、生徒たちはびしょぬれになりながら大騒ぎしていた。しめくくりはメキシコの誕生日で行われるキャンディー割り(スイカ割りのようなもの)を行った。今日の体験を通して、生徒たちはアメリカの子供たちをうらやましく思ったに違いない。
8月14日(木)
今日はスタディーセンターでの最後の授業が行われた。授業はTCのスーザンが生徒の一人一人にこの1カ月間についてインタビューをしていく形式となった。この1ヵ月間、生徒たちのために多くのことを準備してくださったスーザンとローリーに感謝したい。インタビューの後は、ホストファミリーへのプレゼント作りをした。一人一人に写真たてがわたされ、それに飾りつけを行った。昼食はTCの二人が準備してくださったピザを食べた。午後からはサヨナラパーティーに向けて全体合唱、踊りの練習を行った。音響設備が日本にあるようなものがなく、少し苦戦をしたが、形にはなりそうである。そして、個人個人の発表の練習へと移っていった。それが終わると、サヨナラパーティーの料理用に準備してきた食材を分け、部屋の掃除を行った。時間があまりないが、サヨナラパーティーが少しでも盛り上がるように全員で協力していこう。

 


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