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ローダイレポート 8月13日(火)〜帰国まで

<最後の授業>
「さよならパーティーでよかったことは何ですか」という質問で最後の授業がスタートしました。これまで手を上げることをためらっていた研修生も次から次にあげます。「自分の出し物が上手くいってホッとした」「ホストファミリーが喜んでくれてうれしかった」というコメントが多かったです。また、「二人羽織でお化粧」がやはり強烈なインパクトを残したようです(笑)。キャシー先生は「キャシー先生と会えたことがよかった。」わよね?と、しきりにジョークを飛ばしていました。いつも研修生の気持ちを解きほぐしていたキャシー先生のジョークもこれで最後かと思うと、とっても寂し〜い気持ちがこみ上げてきます。

<ローダイ湖にてランチパーティー>
授業が終わり、アメリカで最後のランチを食べにローダイ湖に向かいました。ローダイ湖は最初の日の夕方に歓迎パーティーを開いていただいた場所でした。あの日感じた「これから3週間どうなるんだろう?」と感じていた不安は全く無く、慣れ親しんだ場所となり、私達にとって既に生活の一部にすらなっていました。ランチはキャシー先生が私達のために準備してくれたピザでした。授業で頭を使い、湖まで歩いてきたので時間は12時前でしたが既にお腹が空いていました。いただきまーす!ひと切れが日本のと比べてだいぶ大きいピザでしたが、みんなぺろりと平らげてしまいました。ちなみにチーズとペパロニ(サラミ)の2種類がありました。Boysは一切れでは物足らず、おかわりします。そして意外や意外、Girlsもドンドンおかわりに行きます。ピザはあっという間に無くなってしまいました。食事のあとはデザートです。デザートもケーキを準備してもらっていました。Boysはピザでお腹が一杯でケーキには見向きもしませんでしたが、Girlsはケーキと聞き、「さっ」と立ち上がって取りに行きます。甘いものは別腹です。ケーキも日本のものと違い、黄色、緑、赤などを使って飾り付けがされていてとてもカラフルでした。さて、お味の方は、、、。これは人によって好みが別れるところでしょうか(私は日本のケーキの方が、、、)。ケーキを食べた後に、昨日のさよならパーティーで渡せなかったプレゼントを渡しました。プレゼントは扇子とお花と手紙で、扇子には研修生全員の名前を日本語で書いています。お花は僭越ながら私が準備させてもらいました。手紙はSatomi & Uiが心を込めて書いたとっても素敵なもの。お2人の先生方は「So pretty!!(とってもかわいいわ!!)」と喜んでらっしゃいました。気に入っていただけて良かったです!!
プレゼントを渡した後は、ホストファミリーがお迎えに来られるまで自由時間でした。キャシー先生をいじれるくらい仲良くなったMiuは、先ほどの花束を使って先生に「わたしと結婚してください!」とプロポーズの真似ごとをしてみせます。それにはキャシー先生も大爆笑!!周りのみんなも大爆笑!!
それから、Rinがホストファミリーに買ってもらったルービックキューブで数名の研修生が一緒に遊んでいると、そこにKeishi登場。みるみるうちにすべての面を同じ色に変えていきます。完成までの時間、約30「秒」。秒ですよ、秒!!これにはみんなもキャシー先生もビックリ!マジックのような技を動画に収めます!
ManakaやChiyuらは、キャシー先生の(もうすぐ)2才になる息子オーウェンくんを抱っこしてお散歩。小さい子のお世話が上手でした。Shunたち数人の研修生はホストブラザーやシスターらと湖でFishing!時間帯が合わなかった(魚もお昼寝?)ためか釣れませんでしたが、みみずのような疑似餌に興奮するホストブラザーでした。そんな中、Kiraraは被っていた帽子をアイマスク代わりにして顔を覆い、ベンチでお昼寝zzz(さよならパーティーで疲れてた?)。このように、それぞれが思い思いのリラックスタイムを過ごしました。そんな楽しい時間も「あっ」と言う間に過ぎてしまい、ランチパーティーはお開きになりました。ステイ先に戻っていよいよ帰り支度です(悲)。

<さようならローダイ>
研修生はお見送りのホストファミリーとともに続々とStudy Centerに集まりました。時刻は19:30。まだまだ夕陽は沈んでいません。こちらは実は日没が20:00頃なんです(日没時間が遅かったのもビックリしたことの一つでした)。たくさんのお土産が詰まったスーツケースを手に集まってきますが、既に涙を浮かべている研修生もいます。覚悟していても別れは辛いです。Study Center外の広場には研修生達とお見送りのファミリーでごった返していました。お世話になったホストファミリーとの別れ。お互いに涙を浮かべ、何度も何度もステイ先の全ての人とハグを繰り返します。この日が来るのは分かっていましたが、いざその瞬間を迎えると、辛くて辛くて涙が止まりません。出発の時間が過ぎても誰ひとりとしてバスに乗り込もうとしません。この場にいる誰もが号泣です。泣きはらして目が真っ赤になり、そのまぶたは腫れあがっています。とっても切ない気持ちです。こんなにもホストファミリーとの絆が深まるなんて、、、。到着した日には想像だにできませんでした。「ここから去りたくない」、その気持ちにもさよならをして、予定時刻を10分以上過ぎたところでようやくにバスに乗り込みました。「ありがとう!そして、さようならローダイ!」

研修生を乗せたバスは一路サンフランシスコ国際空港へ。来た時のバスは長旅の疲れとお互いのことをあまり知らなかったためシーンとしていましたが、帰りの車内では至るところから明るい笑い声が聞こえてきます。3週間で研修生同士の間にも絆が深まり、今ではすっかり仲良しになりました。空港には22:30頃に到着。バスを降り、スーツケースを手にすると、見送りに来ていただいたシンシア先生、キャシー先生ともとうとうお別れです。お2人とも号泣でした。TCの先生方と研修生の間にも深〜い絆が生まれていました。お2人の先生、お忙しい毎日の中、私達にたくさんの愛情を注いでいただき、本当にありがとうございました!!

空港には濱田社長を始めMNCCのスタッフの方がサポートに来ていただいていました。注意点の説明がありますが、スーツケースの重さが気になって気になって仕方がない様子です。それだけ沢山のお土産を日本の家族や友達のために詰め込んでいたのでしょう。あるいはホストファミリーがたくさんのお土産をくれたのでしょう。オドオドしながらチェックインカウンターでスーツケースの重さを測ってもらいます。今日はたまたま運が良かったのか重量オーバーしていてもOKでした(ちなみに私の荷物も少しオーバーしていましたが、お咎め無しでした)。次はセキュリティゲートに向かいます、ここでMNCC職員の方ともお別れです。目に見えない部分でたくさんのサポートをしていただき、ありがとうございました。

往路はビクビクしながら通過していた記憶がありますが、帰りは実に堂々たるもの。たくましく成長したことを改めて感じました。セキュリティーチェックは入国の時以上に厳しく、靴まで脱いで検査されました。もう少しで日付け変わろうかという時に、ようやく出発ゲートにたどり着きました。時間に余裕があったので30分ほど自由時間を取りました。そして集合時間にはバッチリ全員集合!出発の時と比べ、大きく成長したのを感じることができました。さあ、日本に向けて出発!!

<台北にて>
12時間以上の長い長〜いフライトを終え、台北に到着しました。実は飛行機のチケットに鹿児島行き飛行機の搭乗ゲートが記されておらず、不安を感じていました。着陸30分ほど前に乗り継ぎ便のゲートについて確認ができたのでホッとしていました。613ゲートでした。しかし、いざ到着し、空港の表示を見ても、乗り継ぎ案内パンフレットを何度確認してもそのような番号のゲートはありません、、、。研修生が不安にならないように、焦りの表情は見せられません。近くにいた空港職員の方に尋ねると「CR5ゲート」と親切に教えてくださいました。その後「Train」とおっしゃいましたが、近くにそのようなものは見当たらず、「何でTrainって言ってたのかな?」と疑問を感じながら、空港の表示に従ってCR5ゲートを目指します。右に曲がり、左に曲がり、階段を昇ったり降りたりしながらゲートを目指します。かなり歩いています。まだまだゲートにたどりつきません。そうこうしていると、行き止まりに来てしましました。「ええっ?」と思っていると、研修生が「電車に乗るんですね?」とつぶやきました。どうやらCR5ゲートは、飛行機から降りたターミナルビルから離れた別ターミナルにあったようです。さきほどのTrainはモノレールのことだったんです。みんなでモノレールに乗ってCR5ゲートのあるターミナルビルに移動しました。ターミナル到着後、セキュリティーチェックで飲み物を全部処分しなければならないというプチハプニング(全部飲み干してしまった人もいました)もありましたが、着陸して30分ほどかかって、やっと搭乗ゲートにたどり着くことができました。とりあえずひと安心。搭乗開始時刻まで余裕があったので、トイレ休憩を済ませると、1時間弱の自由時間を取りました。そしていよいよ鹿児島行きの飛行機に乗り込みます。「あー、宿題が全然終わってない。」(機内で持ってきていた日本の宿題をしていたMai。しっかりしています!!)「明日、学校行かなきゃ」など、一気に現実に引き戻されるつぶやきが聞こえてきます。それと、周りから日本語が聞こえてきます。機内のアナウンスも日本語で放送されます。日本語が通じる安心感と英語が聞こえてこない物足りなさが入り混じった複雑な気持ちです。そして、あらためて日本が近づいていることを感じます。鹿児島はもうすぐそこです。

<ただいま!鹿児島空港到着>
着陸は台風の影響か、かなり揺れたように思います。若干ヒヤッとしましたが、無事に鹿児島空港着陸です。到着は予定より少し遅れました。また、入国審査と税関チェックに多少時間がかかりましたが、たくさんの方がお迎えに来られているロビーにやっと着きました!久しぶりの家族との再会です。ご家族の方は安堵と喜びの表情を浮かべていらっしゃったようですが、研修生達は久しぶりの再会にちょっぴり恥ずかしさを感じていたようです(アメリカではあんなに涙を流したりハグしたりしていたのに!!)。でも、その気持ち分かります。10代は、自分の家族になかなか素直になれないですもんね(本当は嬉しいのに)。解散式が終わり、熊本組は待機しているバスに移動でした。鹿児島・宮崎組ともここでお別れです。お互いハグしたり手を振ったりしてのお別れでした。また会おうね!!

<ただいま!熊本到着>
約2時間ほどで、熊本組も熊本空港に無事到着しました。予定より30分ほど遅れての到着だったため、短時間で解散式を終え、研修生達はお出迎えのご家族とともに懐かしの我が家に帰っていきました。何人もの保護者の方が、わざわざ私のところにお礼を伝えに来てくださいました。ご丁寧にありがとうございました。たいしたレポートも書けず、下手な写真ばかりであったのですが、それでも私のレポートを楽しみに読んでいただけたようでした。アメリカの様子が少しでも伝わっていたとしたら幸いです。さあ、私も迎えに来てくれた家族と帰宅です。年長の娘が泣きながら駆け寄ってきてくれました!私が日本語を忘れていないか心配していたようです(笑)。

これで私のローダイレポートもお終い。みなさん最後までお読みいただき、ありがとうございました!!また、研修生のみんなと異文化体験報告会で再会できるのを楽しみにしています!!
ローダイレポート 8月12日(月)

金曜日の午前中は雲が空を覆い、ちょぴり涼しい時間帯もありましたが、それ以外は週末も快晴のローダイでした。今日も雲ひとつ無く一面の青空が広がっています。さてホームステイも残すところ後2日となりました。別れを寂しく思う気持ちがジワジワと湧き上がってきます。
<午前の活動1:授業>
午前は「ホストファミリーとの週末はどうでしたか。何をしましたか。」「アメリカを去るのが悲しいですか。これから寂しくなることはありますか。」という質問から始まりました。Miuのホストファミリーからドーナツの差し入れがあり、みんなドーナツ目当て、いや、英語の勉強のために積極的に手を上げます。発表の中で「帰りたくない」という言葉がたくさん聞こえてきます。みんなとても切ない気持ちです。
<午前の活動2:さよならパーティーの準備>
今日は本番で使用する場所で練習することができました。この場所は普段、礼拝に使われているため、入ることも見ることもできませんでした。そう、Study Centerは教会だったんです。初めて目にするホールでさっそくステージ発表の演目を順番にリハーサルします。「え、各グループで個別に練習してからじゃないの?」という戸惑いの表情がちらほら伺えますが、何せ本番は今日の夕方です。そんなこと言ってられません。為せば成ります!何事も(実際、ちゃんとできていましたよ)。
<ランチタイム>
Study Centerを出てすぐにある広場でのランチも今日で食べ納めです(最終日はローダイ湖でランチを食べるため)。「ここで食べるのも今日で最後だよ。」と過ぎ去った日々を惜しむ声が聞こえてきます。ここでの思い出をこの先ずっと残しておこうとパシャパシャと写真を撮っていました。
<午後の活動:さよならパーティーの準備>
午前の修正点をしっかりと確認し、あとは夕方のパーティを待つばかりです!!そして今日はいつもより早めのお開きになりました。
<さよならパーティー>
夕方、再びStudy Centerに集合です。キャシー先生とエリアコーディネーターのスーザン先生から、ホストファミリーへの挨拶がなされた後、すぐに私達の発表でした。
―ステージ発表のMC(司会):Manaka & Saika―
1 Kokomi & Yui「ソーラン節」
2 Sae「さくらさくら」のピアノ演奏
3 Saika & Aya「空手の実演」
4 Miu, Otoha, Tomone, Rin, Kotono & Himawari「浴衣の着付け」
5 Keishi & Takuro「二人羽織でお化粧」
6 Kirara「カントリー・ロード」のピアノ演奏
7 Yoshi(with 友情出演 5 Boys)「ダンス」
8 Chiyu, Mai, Manaka, Ui, Ai, Satomi & Shutaro「じゃんけん列車」
9 Ryota, Shun & Takuro「日本紹介クイズ」
それぞれが自分の持ち味を出し切った素晴らしいステージ発表でした。沸き起こる拍手・笑い・歓声・吐息などといった全ての反応から、私達の発表が練習以上の出来栄えであったことが分かります。これまでお世話になったホストファミリーを大いに楽しませることができました。また、十分以上に感謝の気持ちを伝えることができました。短時間でこれだけの出来栄えにできたことに花丸をあげたいです。本当に本当に「すごい」のひと言です。若者のパワーと短時間で急激に成長する姿に改めて感動しました!(安心して日本の将来を君たちに任せることができます(笑))。それから、MCの2人も、英語で司会するという大役を立派に果たしてくれました。とても緊張したことと思います。Manaka & Saikaお疲れ様!!
ステージ発表の次は、このプログラムの修了証授与セレモニーでした。研修生とステイ先のファミリーがステージに上り、研修生がキャシー先生とシンシア先生から証書を受け取ります。その後、ホストファミリーに先日作った焼き物とメッセージカードを送ります。メッセージを読み上げる前から別れが辛く涙ぐむ研修生。思わずもらい泣きしてしまいそうになります。泣き崩れそうになる研修生達をホストファミリーが優しく受け止めてくれます。そして、お互いにギュッとハグ。自分の順番を待っている研修生はひょっとすると日本にいる家族のことを思い出したかもしれません(少なくとも私はそうでした)。3週間一緒に過ごしたことで生まれた絆、まるで本当の家族のようでした。とても温かい光景でした。この後、パーティーはお開きになり、準備された日本食や習字の実演を楽しみながらそれぞれが家路に付きました。
明日はいよいよアメリカ最終日です。とうとう日本に向けて旅立つ日がやってきました。この日が来るのは最初から分かっていましたが、今はとても複雑な気持ちです。明日はどんなドラマが起きるのでしょう?きっと映画のワンシーンのような感動的な1日になるはずです。それでは、また明日。
ローダイレポート 8月9日(金)

Miyuがホストファミリーとの交流活動で後から合流するため、今日は23名でのスタートでした。
<午前の活動1:授業>
「ホストファミリーとお別れする上でもっとも寂しくなることは何ですか。」という質問から授業は始まりました。Yui、Manaka、Saikaが次々と手を上げて質問に答えます。お2人の先生方が指名することなく、さっと手を挙げて答える彼女らに成長の「証」が見られます。とても嬉しいです!女の子たちはそれぞれヨットに乗った体験、ホストシスターと過ごした時間と答えていました。それに比べて、「ホストファミリーが飼っている犬」と答えたTakuroにキャシー先生からすかさず「犬だけ?ホストファミリーとの思い出は?」と鋭いツッコミが入ります。爆笑です!また、シンシア先生のお家にステイしていたAyaに、「Aya、シンシアとお別れするのが寂しい?」と(わざと?)質問されました。Ayaが答える前にシンシア先生が「もちろんよ!!」と返事されます。また爆笑です!!
<午前の活動2:さよならパーティーの準備>
次は、さよならパーティーの準備でした。パーティーではピアノ演奏、日本の遊びの紹介、浴衣の着付けの紹介、ソーラン節、ダンス、クイズ形式の日本紹介、空手の実演、そして二人羽織の実演をやることになっています。二人羽織の実演はTakuroとKeishiで行いますが、何とお化粧をしてやるようです。さながらGeisha Boysといったところです。また、空手は女の子がやってくれます。こちらはKarate Girlsですね。今日は本番で実際に使うものを持ち込んで繰り返し練習することができました。どの演目も準備OKであとは月曜のリハーサルで最終確認するだけにの状態に仕上がってきています。楽しみです。そして、本番の演目が書かれたパンフレットの挿絵は、ManakaとMaiが描いてくれています。ローダイの名産品であるぶどうを描いていますが、ぶどうの一房ひとふさに、これまでの思い出のシーンが描かれていました。その中にキャシー先生とシンシア先生の似顔絵もありました。それを見つけたキャシー先生が「とってもかわいいわね!」と喜ばれました。シンシア先生がすかさず「本物のキャシーよりかわいいわね。」とジョークをおっしゃいます。息のピッタリ合った2人のやりとりにその場が和みます。
<お昼休み>
昼ごはんを食べ終わると、こちらにきて思うように体を動かすことができていなかったBoys達が前転の練習を始めました。運動神経抜群のTakuroがお手本を見せ、RyotaとShunがチャレンジします。Ryotaはすぐにできましたが、Shunはあと1歩というところまではできるのですが、何回チャレンジしても完璧にできるようにはなりません。そこにMiyuがやって来ました。Miyuも挑戦します。隣の学校で昼休みにバスケをしていたアメリカの中学生も興味を持ってこちらを見ていました。Miyuも前転できるようになりましたが、Shunはあと1歩でというところで時間が来てしまいました。うーん、残念(今日の活動が終わり、ホストファミリーのお迎えを待っている間もチャレンジしていました。よっぽど悔しかったのでしょう、、、)。
<午後の活動:さよならパーティーの準備>
UiとMisatoはホストファミリーとレイク・タホで週末を過ごすため、早めにお迎えが来ました。残った22人は先日作った焼き物に添えるメッセージカードを書きます。さよならパーティーでホストファミリーに渡すためです。それぞれ趣向を凝らし、ホストファミリーへの感謝の気持ちを込めてカードを作っていました。そして、疲れた時はキャシー先生のジャザサイズで息抜きをしました。終了時刻を迎えるころには、色ペンや折り紙をうまく使い、溢れんばかりの思いが詰まったカードを完成させることができました。
今週もあっという間に過ぎてしまいました。楽しい時ほど時間の流れが早く感じられます。アメリカに来たのがまるで昨日のことのようです(とShunが日記に書いていました。本当に同感です!)。「このままアメリカに残りたい!」という言葉を何人もの研修生から聞きます。それほどまでこちらの生活に馴染んでいてとても嬉しいのですが、その分別れるのが一層辛くなりそうです。来週月曜のパーティーは、ハンカチいやバスタオルなしではいられなくなりそうな予感です。それではまた来週!!
ローダイレポート 8月8日(木)

ローダイは今日も晴れです。九州にはいくつかの台風が接近していると聞いていますが、ここは本当に雨が振りません。そして今日も24名全員が揃って活動をスタートしました。
<午前の活動1:授業>
「これまでで(運が)悪かった(辛かった)日のことを教えてください。」という質問から授業がスタートしました。「アメリカに来て運が悪かったことも辛かったことも全然なーい!毎日楽しーい!」というつぶやきも聞こえてきます。多くの研修生は出発してアメリカに着くまでがきつかったこと以外はとても楽しいと感じているようでした。うまく生活に馴染んでいることが分かって非常に嬉しいです。その中でKeishiが昨日起こったハプニング(ドッキリ?)について話してくれました。仕掛け人は何とステイ先が同じYoshiでした。Keishiの大嫌いなゴキブリのおもちゃを仕掛けておいたところ、まんまとそれに引っかかって、ホストブラザーに抱きつくほど怖がっていたそうです!!この話にみんなが大爆笑しました!!
<午前の活動2:High School 訪問準備>
みんなお腹を抱えて笑った後は、午後からのHigh School訪問に向けた練習をしました。有名な観光地や食べ物など、熊本から5つ、鹿児島から5つ、喜界島から1つ、宮崎から1つ準備してもらっていました。それらを順番に発表してもらいました。内容が分かりやすくなるように絵も描いてもらっていました。キャシー先生は特に熊本城に興味を持たれた様子でした。シンシア先生は喜界島に興味を持たれたようでした。午後の発表に向けてしっかり練習することができました。
<午前の活動3:SAYONARA Partyの準備>
昨日も少しSAYONARA Party(さよならパーティー)に向けた話がありましたが、今日はもっと時間をもらって話し合いをすることができました。昨日の段階では、ぼんやりしたイメージしか見えて来ず、当日に向けて多少の不安を感じていたのですが、今日はかなり具体的な部分まで話を詰めることができました。明日以降、練習を頑張るのみという状態になってきました。
<お昼休み>
ランチを食べた後で、キャシー先生からジャザサイズを教えてもらいました。キャシー先生はジャザサイズのインストラクターもされています。ジャザサイズとは、ノリノリの音楽に合わせて体を動かすダンス(のような感じ)です。おとなしいと思っていた研修生も意外や意外。ジャザサイズに果敢に挑戦します。途中から私もトライしてみましたが、やって楽しいだけでなく、結構ハードで、心臓がバクバクするほどのいい運動ができました。
<午後の活動:Tokay High School 訪問>
お昼からTokay High Schoolの日本語クラスにお邪魔しました。シンシア先生がメキシコからのお客さんを迎えに行かれたので、キャシー先生がピストン輸送で研修生を運びます。残り6名がStudy Centerで送迎を待っていました。ここでハプニング発生です。まだ彼女らが到着していないにもかかわらず、しかも待っているその6人の中に発表する予定の人もいたのですが、授業時間の関係で、今すぐ発表しなければならなくなってしまいました。正直焦りましたが、ここまで来て今さらできないなんて言えません。午前中に練習していた通りとはいきませんでしたが、その場にいたメンバーで臨機応変に対応し何とか乗り切りました。本当に頑張りました!感動しました!!発表の後、大きな拍手をもらうことができました。アメリカに来て分かりましたが、予定していたのと違うことが起きる、なんてことは日常茶飯事です。対応力がものすごく鍛えられます。予定通りに物事が運ぶ日本とその場の状況で変わることもあるアメリカ。どちらがいいとは一概には言えませんが、これからますますグローバル化する世界に生きる私達にとって、どちらにも対応できる人間力が求められているのかもしれません。とてもいい経験をさせてもらいました。私達の発表の後は日本語クラスの生徒さんが日本語で自己紹介してくれました。習いたての日本語を使って紹介します。英語を話している時と違ってどこか恥ずかしそうで、ちょっと日本人ぽさを感じました。それを見ながら、外国語を話すことって相当の努力と、そしてその言葉の裏側にある文化への理解が必要だと思いました。しかも多くの人がいる前で発表するのはとても勇気がいることなのだなあと改めて感じました。頑張って日本語で自己紹介してくれた生徒さん達を見て、英語を話す時の自分の姿と重なる部分がきっとあったことだと思います。
さて、明日からは本格的にさよならパーティーの準備をします。パーティーは月曜日の夕方に開かれるので、私達に残された準備時間はあと2日(と週末)です。ホストファミリーに感謝の気持ちが伝わるように、しっかり準備したいと思います。
ローダイレポート 8月7日(水)

<午前の活動1:授業>
昨日のサンフランシスコ終日研修の疲れは残っていましたが、今日も24名全員元気にスタートです。「サンフランシスコのどのようなところが好きでしたか。」「一番気に入ったところは何でしたか。」という質問に答えることからスタートしました。今日は全員の意見が聞きたいということで、一人ずつ順番に発表することになりました。みんな自分の準備した答えを何とか発表することができました。発表後、極度の緊張から開放され、その途端に力が抜けて「ドスッ」と椅子に座り込むある研修生の姿が印象的でした。よく頑張りました!!また、伝統行事についてホストファミリーに聞いてくる宿題の確認もありました。最近よく、「○○って表現であってますか?」とたずねられますが、正しくなくても考えや意図が伝わればコミュニケーションは成立です。テストだと間違いは許されないですが、コミュニケーションはそうではありません。研修生のそのような姿勢を見ると、改めて日本の英語教育の在り方について考えさせられます。反省です。
<午前の活動2:SAYONARA Partyについて>
キャシー先生が「来週月曜のSAYONARA Party(さよならパーティー)でそれぞれ何をするのか?」とたずねられました。答えを言う際、先生に自分の考えが受け入れられるか不安で声がとても小さくなります。そうするとキャシー先生の声が一段と大きくなり、さらに不安になります。大丈夫です!日本でしっかり考えて準備してきたのですから、それを堂々と伝えましょう(その後、何とか全員のアイデアを確認することができました)!!
<午後の活動:ボランティア活動>
ランチの後はボランティア活動でした。キャシー先生とシンシア先生の車で近くのテンプル・バプティストという教会に移動し、そこの駐車場で洗車とガレージセールを行いました。私達が現地に到着した時は既にホストファミリーが洗車を受けるために来てくれていました。キャシー先生がホースで水をかけます。その後、洗剤をたっぷり泡立てたタオルを手に、研修生が車の汚れをドンドン落としていきます。キャシー先生が泡を洗い流したら、乾いたタオルで拭きます。次々とホストファミリーの車が到着し、洗車していきました。陽射しが強く非常に暑いので、体にかかる水しぶきがとても気持ちいいです。授業と違って体験活動はやっぱり楽しいです。決して楽な作業では無いのですが、研修生には晴れやかな笑顔が浮かびます。ホストファミリーの車をひと通り洗車してしまうと、洗う車が無くなってしましました。そこで、先日作ったCAR WASH(洗車)の表示の登場です。歩道に立ち、表示を高く掲げ、大きな声で「CAR WASH!!」と叫びます。笑顔を返してくれたり、手を振ったりしてくれますが、全然洗車を受けてくれる人がいません。呼び込みが成功しないと洗車ができません。これは困りました。ジャンプしたり大きく手を降ったりして目一杯「CAR WASH!!」と叫びます。5分、10分と経ちますが、車は1台もきません。そのうち呼び込みを手伝う研修生が一人またひとりと増えてきました。とても心強いです。その時、ローダイ警察のパトカーが見えました。「あ、先週の金曜日に訪れたローダイ警察のパトカーだ。もしかしたら洗車を受けてもらえるかも?!」と(勝手に)思い、さらに大きな声で叫びます。そうするとパトカーは駐車場に入ってきました!おそるおそる研修生がパトカーの方に駆け寄りますが、なぜか洗車を受けてくれません。キャシー先生が異変を感じ取り、パトカーに歩み寄り事情を確認されました。すると「近くで警察が仕事をしているので、CAR WASHの表示を止めてもらえませんか。」というお願いでした。これには研修生も(私も)大変がっかりでした。しかし神様は私達を見捨てません。その直後に、トラックに乗った2人の男性が洗車を受けに来てくれました(ホストファミリーの車ではありません!)。初めてのお客さんに研修生のテンションが上ります!洗車する手にも力が入ります。大勢でトラックをピッカピカに磨きあげました。その2人はガレージセールも覗いてくださり、ピカチュウの人形をお買い上げしていただきました!!しかし、これ以上呼び込みが出来なくなってしまったので、その後お客さんは1人も現れず終了の時間となってしまいました。そしてお迎えの車が続々とやってきました。せっかくなのでホストファミリーの車をピカピカに洗車しました。日頃お世話になっているお礼を洗車という形でお返しすることができました。本当によかったです!また、お迎えを待っている研修生でガレージセールの片付けをしましたが、気に入ったものがあったようで、その品物を買い取ってくれました。洗車やガレージセールのボランティア活動を通じ、お客をとることの難しさや、来ていただけることの有り難さと喜びを実感することができた今日の体験活動でした!本当にいい経験をすることができました!!
さて、明日はローダイにあるTokay High Schoolの日本語クラスにお邪魔して、鹿児島、宮崎、熊本のことについて紹介をする予定です。今日のランチの時間にいろいろ確認しましたが、果たして上手くいくのでしょうか?これまで様々な異文化体験してきたこの研修生たちなら、きっと上手く紹介することができるはずです。明日もまた新たな体験をできることが楽しみです!!
ローダイレポート 8月6日(火)

さあ、今日はサンフランシスコ終日研修です。24名の研修生、キャシー先生・シンシア先生とお2人の子ども達、そしてこの日の研修に参加を希望した数組のホストファミリー(と私)はワクワクしながら、世界でも有数の観光地であるサンフランシスコに向けて出発しました。

<ローダイ → サンフランシスコ>
ジェリーベリー工場に行く時に通過した道を再び通りましたが、前回とは違い既に見ている景色のため、今日は写真を撮ろうとする研修生はゼロでした。バスはサンフランシスコに向けドンドン進みます。サンフランシスコが近づくにつれ、あたりは雲や霧に包まれてきました。私達の研修地ローダイでは、これまで全く雨が降らないどころか雲もほとんど見当たらなかったので、かなり気候の違いを感じました。研修生は昨夜早く寝たと思われ、体調を崩す者は1人もいません。

<ゴールデン・ゲート・ブリッジにて>
バスに2時間以上揺られて、ようやくゴールデン・ゲート・ブリッジに到着しました。ゴールデン・ゲート・ブリッジ(金門橋)はアメリカ西海岸沿いにあります。すなわち太平洋に面しており、ゴールデン・ゲート海峡をまたいで南北をつなぐ大きな吊り橋です(瀬戸大橋をイメージしていただくと分かるかもしれません)。周りは霧に包まれており遠くの景色を見渡すことは難しいです。ローダイと10度以上気温が低いこともありますが、海から吹いてくる風の影響で体感温度がさらに低く感じられます。バスを降りるとさすがに長袖がないと厳しい状況でした。集合写真を撮った後、ゴールデン・ゲート・ブリッジに向けて歩き出します。

ゴールデン・ゲート・ブリッジの上は、橋を渡っている人と自転車でごった返していました。私達は2列で進んでいましたが、ちょっと広がっただけで後ろから来る自転車が「リンリン」とベルを鳴らします。時には笛を「ピー」っと鳴らす方もいらっしゃいました。多くの研修生はかつて世界一を誇ったこの吊り橋を写真に収めたいようでしたが、多くの人が行き交う中ではさすがに厳しいものがありました(残念)。時間も限られており、半分(体感的には3分の1くらい?)渡ったところで来た道を折り返してバスに戻りました。ちょっと物足りなさを感じましたが、橋の高さが60m以上あり、落ちたら命を落とす危険があったので、無事戻って来ることができただけで○(マル)だったと思います。

<Pier39自主行動>
ゴールデン・ゲート・ブリッジでの研修を終えた後は、ピア39という、2階建ての桟橋にサンフランシスコ名物の食べ物を味わえるレストランや様々なお土産ショップが立ち並ぶ観光地(福岡のベイサイドプレイス博多のようなところだと思います)を訪れました。ピア39は周囲が海に面しており、海の向こうにはアルカトラズ島を眺めることができます。施設内ではメリーゴーランドやマジックショーなどのアトラクションもあり、何と野生のアシカも見ることができるのです!キャシー先生からいくつかの注意点と集合場所・時間の確認がなされた後、約5時間の自主行動がスタートしました。正直なところ5時間は長いかなあと思っていましたが、ランチを食べるお店を選ぶだけでも結構な時間がかかりました。そこからさらにいろんなお店を巡ったり、アトラクションやアシカ、サンフランシスコの素敵な景色を見たりしているとあっという間に5時間が経ってしまいました。

<サンフランシスコ → ローダイ>
夢のような時間が終わり、サンフランシスコからローダイに帰るバスに乗り込みました。車内ではホストブラザーやシスター達とトランプをして楽しんだり、研修生同士でいろんな話をしたりしていました。ワイワイ盛り上がる車内ではありましたが、何と、ピア39でゲットしたアイマスクとネックピローを身に着けて今日一日の疲れを癒やす研修生がいたのにはビックリでした!!(バッチリ写真に収めています笑)。8時過ぎにローダイのStudy Centerに到着し、たくさんのお土産を抱えた研修生はホストファミリーの車でそれぞれの家に帰っていきました。
ローダイレポート 8月5日(月)

さあ、新しい1週間のスタートです。今日の報告をする前に、研修生がどんな週末を過ごしたのか、その一部を日記の中から紹介します。
〈日記1〉
日曜日は午前中教会に行きました。礼拝がありましたが、その中でホストマザーが私達のことを話しているのが分かりました。ホストファミリーがいつも私達のことを気にかけてくれて感謝の気持ちで一杯です。
〈日記2〉
土曜日の朝食はシリアルとマフィンを食べました。ホストマザーは買い物へ出ていたので1人で朝食を準備して食べました。お昼はパーティーに行きました。そこで会った私の1つ年下の子と仲良くなりたくさんしゃべりました。別れる時にはその子からハグして写真を撮ろうと言ってくれました。うれしかったです!!
まだまだ紹介したいものはたくさんありますが、帰ってからのお楽しみということにしたいと思います。
<午前の活動1:授業>
今日は24名全員が揃いました。まず最初は、「(金曜日に訪問した)消防署や警察署のどのようなところが良かったですか。」(ホストファミリーとの交流活動で欠席した人には、交流活動はどうでしたか)という質問からスタートしました。それぞれがノートに4文ずつ書いた後に発表タイムです。しかし、シンシア先生が「だれか発表する人はいない?」と促しても、モジモジしてなかなか手が上がりません。アメリカ生活に随分慣れてきたはずなのに、いざ発表となると勇気が出ません。おそらく自分の英語に自信が無いのだろうと思います。アメリカ生活も折り返し地点を過ぎたので、もっと間違いを恐れずに発言して欲しいです。そのような雰囲気の中、必ず最初に手を上げて発表するのがYuiです。彼女の勇気に私達はいつも驚かされます。授業は今週の水曜と木曜の2回と来週の火曜日あと1回、合計残り3回です。あと3回のチャンスにみんながもっともっと積極的に発表してくれることを期待します!
<午前の活動2:ボランティア活動の準備>
キャシー先生から差し入れのドーナツをもらって一息ついた後に、水曜日の午後から行うボランティア活動(洗車をしたり、ガレージセール=日本から持参した物の販売を行ったりして、その収益をアメリカから日本へ留学したいと思っている人の奨学金に充てます)の準備をしました。その時に使うCAR WASH(洗車)という看板(目印?)作りでした。それぞれのテーブルで、ワイワイ楽しく作ります。どの看板も私の想像力をはるかに越える素晴らしいものが出来上がっていきます。今日は午後の活動のために折り紙を持ってきていたので、それをうまく使って、通りがかり人の目を引く立派なものに仕上がりました。若いって想像力豊かでうらやましい!!
<午後の活動1:Reese Elementary School 訪問>
ランチの後は近くのReeseという名前の小学校に訪問し、折り紙を教えました。日本の学校と違って周りはフェンスで囲まれており簡単には入れそうにありませんでした。そのフェンスをくぐり、教室に入ると小学生が私達を待っていました。簡単な自己紹介をした後に早速折り紙を教えます。最初は戸惑った様子でしたが、すぐに打ち解け、準備した折り紙を使っていろいろなものを一緒に作ることができました。キャシー先生が「終わりなので帰る準備をしてください。」とおっしゃった時は、小学生から「あおぉぉ↘↘↘(ええ、もう終わりなの?)」というため息が出ていました。折り紙大成功!!(お断り:許可が下りなかったため、小学生の顔が入った写真を撮ることができませんでした。活動の様子が伝わりづらく申し訳ありません。)
<午後の活動2:授業>
その後Study Centerに戻り、ホストブラザーやシスター(いない場合はホストファーザーやマザー)の学校について聞いてきた内容を紹介する授業でした。ホストファミリーの子ども達が通っている学校の始まる時間や終わる時間は、小学校、中学校、高校で少しずつ異なりますが概ね同じです。驚いたのは高校生であっても学校が終わる時間は3時より早いということでした。また、こちらの学校制度は(全てがそうではありませんが概ね)、中学校は2年間(日本の中1と中2)、高校は4年間(日本の中3から高3)だということが分かりました。また人数的に小学校の規模は日本とあまり変わらないようですが、中、高になるとこちらの方が多いようでした(日本でも学校によって人数が異なるので一概に比べることは難しいですが)。
さて、明日は今週の目玉のサンフランシスコ終日研修です。明日は長〜い一日になるので、キャシー先生も「9:30には寝ましょう!!」とおっしゃっていました。私も今日は早めに寝たいと思います!!
8月2日(金)

2名の研修生はホストファミリーとの交流活動のため、本日のグループ活動はお休みです。22名の研修生で今日のグループ活動を行いました。
〈午前の活動1:授業〉
Study Centerでの授業は「The Salvation Armyはどうでしたか。」「サクラメントのどんなところが好きでしたか。」の質問に答えることからスタートでした。The Salvation Armyについての答えは、「ボランティア活動はきつかったが、友達が手伝ってくれてよかった。」「詰めるのが難しかった。」「The Salvation Armyの活動を知ることができて良かった。」というものでした。また、サクラメントに関する質問の答えは「日本のアニメグッズなどが売られているお店が好きだった。」「ホストファミリーにお土産を買った。」「町並みが綺麗でたくさん写真を撮った。」という発表がありました。
〈午前の活動2:アメリカのボードゲーム・トランプゲームにチャレンジ!〉
キャシー先生が持参されたいくつかのゲームを行いました。まずは各テーブル対抗でSpoonsというトランプゲームをしました。ルールを説明します。それぞれに4枚のトランプを配り、スプーンをテーブルの真ん中に置きます。もし4人でこのゲームをする場合、スプーンは3本置きます。4枚同じトランプが揃ったらその人はスプーンを取ります。揃っていない人もスプーンを取らなくてはいけません。しかし1本足りないので、スプーンを取れなかった人の負けです。1番目のプレーヤーは残りのトランプの山から1枚取り、必要であれば自分の手持ちのカードと交換し(必要なければ交換しなくてもよい)、次の人に回します。次の人も同じようにして、不要な1枚を次の人に回します。非常にシンプルなトランプゲームですが、意外と夢中になります。各テーブルから大きな歓声が上がります。先ほどの発表の時間は、「間違ったらどうしよう、、、」という気持ちがあって手を上げるのをためらったり、いざ発表する時も声が小さかったりして、ちょっとどんよりした空気が流れていましたが、ゲームとなるとみんなのテンションが一気にあがります!また、ゲームを通じて、まだあまり話したことのなかった仲間とコミュニケーションを取るよい機会にもなっていました。
〈午前の活動3:Emerson公園で野外活動〉
いろいろなゲームを楽しんだ後は、キャシー先生とシンシア先生の車で近くのEmerson公園へ移動しました。そこには、滑り台などの大きな遊具やふかふかの芝、バーベキューができそうなテーブルなどがありました。荷物を置き、芝生の上で野外活動が始まります。Red Roverというアメリカ版の花いちもんめ、Red light, Green lightというアメリカ版だるまさんがころんだ、Freeze Tagというアメリカ版こおり鬼、Duck, Duck, Geeseというゲーム、Marco Poloというゲームを行いました。ルールの説明や指示はキャシー先生とシンシア先生が全て英語で出されます。これらの英語は生活に密接しているシンプルな表現だけれども、なかなか日本の授業では出て来ません。そのような貴重な表現を学ぶことができるいい機会でした。そして何より、体を動かすことで、これまでのアメリカ生活で溜まっていたストレス=「伝えたいことが英語でうまく言えなかったり、相手の言っていることを十分理解したりすることができない」ことから来るストレスをしっかり発散することができていました。私にとって何よりいい機会になったのは、研修生それぞれの個性がさらに分かったということでした。なぜならゲームを通してその人の本質が見えてくるからです。普段はわりと静かだけれど俄然闘志を燃やす人、盛り上げようとする人、うまく頭を使って勝とうとする人、省エネを心がける人、などなど。授業だけでは分からない研修生の違った面を見ることができて楽しかったです。
〈ランチタイム〉
体を動かせばお腹も空きます。青空の下、みんなでワイワイ食べるランチの味は格別です。昨日と一昨日は準備されたものを食べましたが、今日は再びそれぞれが持参した昼食でした。ホストファミリーが準備してくれるランチは量が多かったり、ちょっと苦手だなと思ったりしているものあります。それをお互いにシェアしています。そうすることで準備してもらったものを残さないで良いし、自分のホストファミリーのお宅では見ない食べ物を味わうことができるようです。
〈午後の活動:警察署と消防署の見学〉
ローダイの安全を守っている警察署と消防署の見学をしました。説明は警察の方や消防士さんが行われました。昨日の議事堂は私が通訳しましたが、今日はキャシー先生とシンシア先生が簡単な英語に言い換えてくださいました。昨日「ちょっと手助けしすぎたかな」と感じていました。研修生のさらなる英語力向上につながって欲しいというお2人の心遣いに感謝です!
さて、明日から2日間はアメリカに来て2度目の週末です。ホストファミリーとの交流活動をしっかり楽しみたいと思います!それではまた来週!!
8月1日(木)


カリフォルニア州ローダイもいよいよ8月を迎えました。今日は何とTCのキャシー先生の誕生日でした!Study Centerに集合した研修生みんなで早速ハッピーバースデイを歌いました!そしてバースデイプレゼントを送りました!プレゼントを手渡ししたのはキャシー先生のお家で最初の2日間ホームステイをしたBoys達からです。先生はプレゼントをもらって大喜びし、Boys達に素敵なハグをされました。そして今日は研修生Yoshiの誕生日でもありました!何という偶然でしょう!!Yoshiと同じホストファミリーの家でお世話になっている研修生Keishiから代表してプレゼントが送られました。Yoshiはまさか自分にもプレゼントがあるとは思っていなかったようで、驚いていましたが満面の笑顔を浮かべていました。朝から非常に心温まる光景を見ることができ、ますますチームとしてのまとまりを感じることができました。


さて、今日は朝から、カリフォルニア州の州都サクラメントで終日研修です。バスに乗り込んで一同はサクラメントに向かいました。1時間ほどバスに揺られるとカリフォルニア州議会議事堂隣の国際世界平和バラ公園に到着です。この公園には、ベトナム戦争の際アメリカのために戦い命を落とした人たちを祀った慰霊碑があります。そこにシンシア先生のご主人のおじさんの名前がありました。19才でベトナム戦争に出兵され命を落とされたそうです。今回の研修生の最高齢が17才ですので、彼らが2年後には戦争に行って命を落とすということを想像すると、戦争の悲惨さと平和のありがたさを感じることができます。戦争と平和について思いを巡らせた後はカリフォルニア州議会議事堂を見学しました。議事堂に入る前に持ち物検査を受けました。空港並みのセキュリティーチェックに驚くと同時に、ここには州知事を始めとする州の政治を司る重要な方々がいらっしゃることが分かりました。議事堂内をガイドさんの説明を受けながら見学してまわりましたが、途中、Yuba Cityで研修しているグループと偶然遭遇しました。グループ以外の日本人と久しぶりに出会い、うれしいやら恥ずかしいやら何とも言えない不思議な気持ちになりました(しかも、見学中であったため、お互いひと言も言葉を交わすことができませんでした、、、)。
議事堂の中に、歴代の州知事の肖像画が飾ってありました。その中にはレーガン元大統領(中曽根元総理大臣の時代だったでしょうか?)や、何と映画ターミネーターで有名なアーノルド・シュワルツェネッガー元州知事の肖像画もありました(研修生の中にはシュワちゃんを知らない人もいて、軽く世代のギャップを感じました、、、)。シュワちゃんは何とカリフォルニア州知事を2期8年務めたのだそうです。


見学が終了し、昼食はピザとサラダのバイキングでした。ステイ先では野菜がたまにしか食卓に上らないこともあるようで、野菜に飢えている研修生はここぞとばかりに山盛りのサラダをほおばりました。あっという間にランチを終えた男の子達は、すっかり仲良くなったホストブラザーとピザの早食い対決をしていました(どこに行っても男の子は男の子ですね)。
野菜もピザもお腹一杯食べた後は、腹ごなしにオールド・サクラメントと呼ばれる有名な観光地でショッピングです。オールド・サクラメントは、ゴールドラッシュに沸いた昔のサクラメントの町並みを感じることができます。まるで西部劇のセットに迷い込んだようです。集合時間と集合場所を確認すると研修生はあっという間にショッピングに出かけていきました。写真を撮ろうとグルグル歩きまわりますが、なかなか見つかりません。やっと見つけた研修生から、「ライターを拾ったので点けてみてください。」とお願いされました。「なんでライター?」と思いながらも点けようとすると、「ビリビリ」と手に衝撃が走ります。見事に騙されました。それは触るとビリビリするおもちゃのライターでした(このおもちゃは後で、みんなを騙す絶好の?もとい、仲を深める良いアイテムになっていました)。


早めに集合場所へ行きみんなを待っていると、やっぱり先に男の子たちが戻ってきました。そしてその後しばらくして女の子達が戻って来ました(女の子達もちゃんと時間通り戻ってきました)。男の子は目当てのものを買うとそれでお終いですが、女の子はショッピング自体が楽しく、まだまだ時間が足りないようでした(どこへ行こうとも女の子は女の子ですね。ショッピングが大好きです!!)。


川沿いのDELTA KINGと呼ばれる、船を再利用したホテルの前で集合写真を撮り、ホストファミリーの待つローダイに向かうためバスに乗りました。帰りの車内では、一日の疲れで多くの研修生はzzzでした。
明日は午前が授業、午後はローダイの消防署と警察署を訪れます。ローダイの安全がどのように守られているかしっかり学んできたいと思います。

7月31日(水)

2名は無事交流活動(キャンプ)を終えてグループ活動に復帰しました。久しぶりの再会に24名みんなが喜んでいました。さて、今日の授業も質問から始まりました。最初の質問は、「The Mud Mill(昨日焼き物作りをしたところ)はどうでしたか。」でした。絵を書くのは苦手だが、楽しんで活動できたことやホストファミリーが気に入ってくれるといいなという気持ちを上手に話すことができました。また、昨日の欠席者は「キャンプはどうでしたか。」という質問に答えました。「レイク・タホ(とても大きな、海のような湖)でカヤックに乗りました。「こんにちは」などの日本語を教えました。」とうまく答えることができました。次は宿題の確認です。「ホストファミリーは運動(体を動かすこと)が好きですか。または自由な時間には何をすることが好きですか。」という質問に答えました。研修生は毎日出される宿題を通してホストファミリーとしっかりコミュケーションを取ることができるので、お互いのことを自然と理解することができます。とてもいい宿題だと思います。

Study Centerで1時間近く授業を受けた後、ボランティア活動を行うThe Salvation Armyに向かいました。予定ではThe Salvation Armyのバスが迎えに来ることになっていましたが、急遽バスが来れなくなりました。そのためキャシー先生とシンシア先生の車で送ってもらうことになりました。The Salvation Armyはその建物や、スタッフが着用している衣服の色など、白と赤を基調としていました。白と赤というと赤十字が連想されますが、双方ともに慈善団体ですので感覚的には近いものがあると思います。また、軍隊を模した組織をとって活動しています。そのため、スタッフは階級で呼ばれるようです(実際、最後に挨拶をしていただいた方は他のスタッフからキャプテンと呼ばれていました)。

さて、ボランティア活動の内容ですが、シリアル、缶詰、ゼリー、お米、スナック菓子などを袋やダンボール箱に詰める作業でした。このような食材は寄付されたお金で購入され、必要としている人に週1回程度配布されます。流れ作業でどんどん袋詰していきました。おそらく合計で100袋・箱以上詰めたと思います。9時半ごろから始めましたが2時間かかるかかからないほどで予定されていた分全てを完了しました。シンシア先生は過去数年アカデミックホームステイの研修生を受け入れてらっしゃって、毎年このボランティア活動を見ているそうですが、これまで見た中でも仕事がはやいチームだとおっしゃっていました。見ず知らずの中・高生が、集まってたった1周間ほどで素晴らしいチームワークを発揮することができたので、とてもうれしく思いました。ボランティア活動の後は施設の案内をしてもらいました。The Salvation Armyはキリスト教の布教活動も行っていますので、礼拝所などもありました。案内の後は、The Salvation Armyについて簡潔に説明したビデオを見ました。難しい単語が使われていたので少し難しかったようでした。

お昼ごはんは持参していましたが、The Salvation Armyの方からもご厚意でハンバーガーやフルーツをふるまっていただきました。ボランティア活動でお腹が空いていた私達は、用意してもらった昼食もありがたく頂きました。

昼食後の休憩時間にはキャシー先生とシンシア先生に教えてもらいながらHeads Up 7-Upというゲームをやりました。アメリカでは誰もが小さい頃に経験したことのある有名なゲームだそうです。ルールを説明します。6〜7名を除いた残りの人全員は顔を伏せて座ります。6〜7名は座っている誰かにタッチします。タッチされた人はその場に立って誰がタッチしたかを答えます。正解したら、今度はタッチする人になります。みんなで楽しめるゲームでしたので、ボランティア活動で疲れていた私達にとって、いい気分転換になりました。

その後、キャプテンからの挨拶を聞き、再びStudy Centerに戻って研修を行いました。ホストブラザーやシスターらは疲れてウトウトしていましたが、研修生は全員寝ずに頑張りました。授業の中で、絵を描いて単語の意味を説明する活動がありました。数名に描いてもらいましたが、それぞれが知恵を絞って、ちゃんと意味が伝わる素晴らしい(?)絵を描いていました(笑)。

明日は今週の目玉であるサクラメントへの終日研修です。ちなみにサクラメントは歴史のあるカリフォルニア州の州都です。明日はたくさん歩くことになると思いますので、研修生は今晩早めに寝ましょうね(でも、宿題は忘れずに)。それではまた明日!
7月30日

アメリカに来て早くも1週間が過ぎました。今日は、昨日の交流活動で不在だった4名のうち2名がグループ活動に復帰しました。残りの2名は今日までホストファミリーと交流活動をするので、明日から合流します。
さて、22名の研修生で今日の授業がスタートしました。最初の活動は、「週末にホストファミリーとしたこと」をキャシー先生やシンシア先生に伝えることでした。朝イチはあまり頭が働かない様子で、しかもその場で考えて答えなくてはいけないので、あまり手が上がりませんでした。そんな中、最初に手を上げたのは中学生でした。即興で答える場面では中学生の方が瞬発力を発揮します。ファーマーズマーケットに行き、ナスを買って、焼きナスを作ってあげたことを答えていました(焼きナスは結構好評だったようです)。
そして次の活動は、宿題の確認でした。ホームステイ先の部屋についてです。この活動は高校生が力を発揮しました。宿題のように事前にしっかり準備した内容について答える場面では、高校生が断然強いです。ステイ先のお宅は、部屋数が日本よりかなり多いことが分かりました。また、車社会のアメリカなので、車の数もアメリカの方が多かったようです。しかし、日本の自宅に「Tatami room」がありますと研修生の一人が発言した際に、シンシア先生が非常に驚かれました。そうです、ご存知のように畳の部屋はアメリカには馴染みが無いのです。自分達にとって当たり前のことが、実は世界では当たり前ではないということに改めて気付く、とてもよい機会となりました。そして、当たり前のことを言葉などを使ってきちんと説明できることが真の国際理解につながります。
次は「感情」や「運動」に関する単語について学習しました。キャシー先生が声やジェスチャーを交えながら誰にでも分かりやすく説明してくださいました。思いっきり大きな声で叫んだり、それ以上に大きなジェスチャーを使って説明したりしてもらったので、全員がよく理解できたと思います。また、感情を表す言葉については、絵を描いたり、どんな時にそのような感情になるのかを英語で書いたりしました。Learning by doing(習うより慣れろ)の体験的な学習だったため、非常に有意義な時間となりました。
シンシア先生からもらった色とりどりのクッキーを食べて一息ついた後は体育館に移動し、capture the bacon(ベーコン捕り)ゲームをしました。このゲームのルールを説明しますね。研修生は2チームに別れます。そして研修生一人ひとりに番号が割り振られます。両チームの中で番号を呼ばれた人だけがベーコン(に見立てた消しゴム)を取りに行きます。取った人は相手にタッチされないように自分の陣地に持ち帰るとポイントを得ることができます。ゲーム開始直後は1つの数字だけ呼ばれますが、そのうち2つの番号、3つの番号と増えていきます。さらに、男子だけ、女子だけ、白いTシャツを着ている人、メガネを掛けている人、○○色のものを身に着けている人、ホストファミリーと週末○○した人などの指示に変化していきました。指示はもちろん英語です。この活動では、これまでに見ることのできなかった研修生の意外な一面に触れることができました。足が速い人、運動が得意な人、実は負けん気が強い人、などです。また、キャシー先生が、負けているチームに有利になるようベーコンの位置を動かし、ゲームを盛り上げてくれました。久しぶりに思いっきり体を動かした研修生たちからは笑い声や歓声があがり、その表情はとても生き生きしていました。
昼食後は、ローダイの中心街にあるThe Mud Millという、焼き物体験ができるお店に行きました。まず、粘土を乾かして板状にしたものに絵やメッセージを描きます。その後に色付けします。色付けした後はお店の人がそれを焼いてくれます(完成には数日必要なので、できあがりが楽しみです)。この作品はホストファミリーへのプレゼントになります。ホストファミリーも参加して、みんなで楽しく活動に取り組みました。どの研修生の作品も自分なりの工夫が凝らしてあり、かつホストファミリーへの感謝の意がたくさん詰まっていました(なお、本日参加できなかった研修生は、明日の研修終了後に作品を作ってもらう予定です)。ホストファミリーはきっと大喜びするはずです!!
予定より少し早く全員の作品が完成したので、余った時間でローダイの中心街の散策をしてこの日の研修も無事終了しました。
さて、明日は朝から1時間授業を受けた後で、The Salvation Armyという慈善団体にお邪魔してボランティア活動を行います(The Salvation Armyという言葉は、サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」という曲の歌詞に出てきているので、ひょっとすると馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。研修生の中にも知っている人がいるかな?)。アメリカで初のボランティア活動です。いったいどんなことを体験できるのでしょうか。乞うご期待!

7月29日

今日は月曜日。新たな1週間がスタートしました。本日、2名はレイク・タホでホストファミリーとキャンプのため明日までグループ活動を欠席。
もう1名は別のホストファミリーとレイク・タホへ旅行中で、明日グループ活動に合流。更にもう1名もホストファミリーと行動しているため本日欠席、明日より復帰です。
こちらの週末は最高気温が40度を越える暑さとなり、地元の人でもあまり経験することのない暑さのようでした。ただし、九州とは異なり、湿度が低く乾燥しているので、ジメジメではなくカラッとした暑さです。
さて、週末の研修生はいったいどんなことをしたと思いますか?研修生の日記から、分かったことを紹介します。ショッピング、スケート、パーティーに行った、ホストマザーやシスターと料理を作った、映画を見た、映画館に連れていってもらった、お手伝いをした、など様々なことを行ったようです。ステイ先の備え付けプールで泳いだ研修生もいました。これだけ暑いと家にプールを持ちたくなる気分も理解できます。また、中には早速、とんかつや親子丼などの日本食を作ってあげた研修生もいて、ホストファミリーに積極的に日本の紹介をしている様子が伺えます。あるいは、ホストブラザーやホストシスターに折り紙を作ったり、作り方を教えた研修生もいました。それから日曜日には、教会に連れて行ってもらい、礼拝を体験したり、聖書の教えを学ぶ授業(のようなもの)を受けたりした研修生もいたようです。礼拝もおそらく自分達がこれまで持っていたイメージと異なるもので、歌あり音楽ありの映画のワンシーンみたいなものもあったようです。とてもびっくりですね。週末をそれぞれのステイ先で過ごした研修生は、リフレッシュして元気一杯のキラキラした表情をしています。今週のさらなる成長が楽しみです。
さて授業は、先週金曜日の終日研修を振り返るセッションからスタートしました。「Jelly Belly Factoryのどんなところがよかったですか?」や「モールで何を買いましたか?」という質問に英語で答えました。「英語が違っていたらどうしよう、、、」いう意識が働くのか、なかなか手が上がりません。特に高校生は「違っていたら恥ずかしい、、、」という意識が比較的強く働くようで、モジモジする姿が見られました。そんな中、さっと手を挙げる女子中学生がいました。さすが若いっていいです!分からないことにも果敢に挑戦する姿勢や勢いがあります。その後に続き、高校生も手を上げるようになってきました。
そして次は「ホストファミリーに手紙を送って驚かせよう」という活動でした。住所の書き方が日本と違っているのを知らなかった中学生がいて、高校生が優しく教える姿がありました。さすが先輩、中学生が知らないことをしっかりフォローしてくれました。
ランチの後はローダイの議会や役所の見学でした。副市長さんが、まず議会の運営方法について説明をされました。説明の際には、何と市長や副市長、その他の役職の方が議会の時に使われている席に座らせてもらいました。「座りたい人」と聞かれると、さっと手が上がります。じゃんけんに勝った人が座ることにしました。一通り説明が終わると、副市長さんへの質問タイムです。研修生からの鋭い質問が出ます。「なぜ副市長になりたいと思ったのですか?」「ローダイの良いところは何ですか?」など、大人顔負けの質問が出ました。日本だと質問タイムは誰も質問せず終了のことが多いので、研修生の積極性に驚いたのと同時に、すごいスピードでぐんぐん成長しているのを感じることができて、とても嬉しかったです。議会の後は役場に移動し、どの部署がどんな仕事をしているのかということについて丁寧に説明してくださいました。議会や役場と聞くともっと事務的なイメージでしたが、副市長さんはフレンドリーな方でとても親しみが持てました。
議会と役場を後にした研修生は、ローダイのdowntown(中心街)で買い物タイムでした。しかし、限られた時間の中、さらにこの暑さと土地勘の無さでほとんど買い物はしていなかったようです。今日あまり買い物できなかった分は、サクラメントやサンフランシスコでの研修に残しておきましょうね。
最後になりますが、今日の宿題は、ホストファミリーに「How many rooms do you have?(部屋はいくつありますか?)」という質問をたずねてくることです。ただ単に部屋の数をたずねるだけでなく、それがリビングなのか、何の部屋なのかを確認しなければいけません。ステイ先にはどんな部屋があるのでしょう。もしかすると日本の自宅には無いような部屋があるかもしれません。明日もまた、いろいろな気づきがきっと得られることでしょう。楽しみです!!

7月26日

今日は初めての終日研修でした。8時に貸し切りバスに乗ってStudy Centerから出発しました。最初は、1時間以上かけてJelly Belly Factoryという工場に行きました。工場の話をする前に車窓から見えた景色のことをまず話しますね。
窓から見る眺めは広大で、全ての物が珍しく、研修生はバシバシ写真を撮っていました。中でも大きな風車に驚いたようでした。風車は1つでは無くたくさんで、それが同時にクルクル回る様は、「さすがアメリカ!」というものでした。熊本の研修生からは「阿蘇みたいだ!」という声が上がりました(もちろん、阿蘇よりも もっともっとすごかったですよ!!)。
バスにはホストブラザーやシスターも同乗しており、持参した折り紙で手裏剣などを作ってあげた研修生がいました。ホストシスター達は「Ninja star!(忍者スターだ!)」と喜びの声を上げていました。また、到着しバスを降り工場に向かう途中では、ホストシスターをだっこやおんぶしてあげている研修生もいました。ホストファミリーとすっかり打ち解けた様子が伺え、とても嬉しかったです。
さて、工場内は色どり鮮やかなかわいい感じのもので溢れていました。ここに来た目的は、Jelly Bellyと名付けられている小さな豆のような形をした色とりどりのキャンディー(グミ?)を作っている作業工程を見学するためです。「ここは日本なのか?」と思うほど整然としていて、衛生面もきちんと管理されているところでした。ただ、日本との違いは、とても遊び心で溢れていたことでした。Jelly Bellyで作られた有名人の似顔絵などが飾られたり、機械の上にマスコットキャラクターが乗せられていたりしました。また、ツアー見学者は必ずユニークな形の帽子をかぶらなければいけません。おそらく日本に無いタイプの工場なので、研修生にとって、とてもよい経験となりました。見学の後は、工場内でショッピングをしました。「何を買ったの?」と聞くと、ほとんどが日本にいる家族や友人へのお土産でした(お土産を楽しみに待っていてくださいね!)。
その後、バスで30分ほど移動して、Vacaville Premium Outletsという、とても大きなモールに行きました。Vacaville Premium Outletsとは、鳥栖のプレミアム・アウトレットをイメージしてもらうと良いかと思います。ここにはアディダス、ナイキ、コンバースなどの日本でも馴染みのお店や、TACO BELL(タコベル)という関東にしかないメキシコ料理レストランなど、100以上のお店が広大な敷地内にありました。到着直後にキャシー先生が「Please mak groups of 3 or more.(3人以上の班で行動しましょう)」「Please come back to the bus at 3:30.(3時30分にバスに戻って来ましょう)」「Don’t be late OK?(遅れないでください!)」と指示を出されました。研修生は全員大きな声で「OK」と返事をし、各自でそれぞれが見たいもの買いたい物があるお店へすごい勢いで向かいました。その勢いに圧倒されるとともに、英語にもだんだん慣れてきていることが分かり、研修生の成長を感じることができました。遅れをとった私は写真を取りに研修生たちの後を追いました。しかし、広大な敷地なのでなかなか見つけることができません。やっと見つけた研修生と話をしていると、MNCCの上吹越さんが3:30という数字を腕に書き留めているのを見つけられました。キャシー先生の指示を忘れないため腕に集合時間を書いていたのです!! 上吹越さんから「とってもいい研修生達ですね。」という最高の褒め言葉をいただきました。
買い物からバスに戻ると先に乗っていたキャシー先生から「Did you enjoy today?(今日楽しかった?)」と声をかけられました。答えは「YES!!!!」でした(もちろん大きな声と笑顔で)。ただ、帰りのバスは歩き疲れ(買い物疲れ?)からか、ほとんど全員が爆睡していました。一体どんな夢を見たのでしょう?もしかしたら夢も英語で見ているのかもしれません(笑)。渋滞で少し遅れましたがStudy Centerに無事到着しました。そこにはホストファミリーがまだかまだかと帰りを待っていました。ホストファミリーからも「Did you enjoy today?(今日楽しかった?)」と声をかけられました。答えはみんな「YES!!!!」でした(もちろん大きな声と笑顔で)。
さて、明日と明後日は週末ですので、研修生は各ホストファミリーと交流活動をします。そしてこのレポートも土日はお休みです。月曜日に、週末のいろんな体験を聞けることを楽しみにしています!それではみなさん、See you next week!(また来週!)

7月25日

今日から本格的にStudy Centerでの研修がスタートです。ホストファミリーの車でStudy Centerに各自集合し、8時から研修を開始しました。午前中は8時から11時までみっちり語学研修が組まれていました。
まず最初は宿題の確認からでした。「ホストファミリーとの最初の夜はどうでしたか。」という質問に答えなければいけません。日本の授業だと手を挙げない場合、先生が指名することが多いかと思うのですが、アメリカでは指名を待つのではなく、自ら進んで手を上げなければいけません。必ず積極的な参加が求められます。最初はどうしてよいか分からないようでしたが、1人が手を上げて発表すると、その後はどんどん挙手して質問に答えることができました。ステイ先で孔雀を見た研修生は、その羽根を持参して発表していました。百聞は一見にしかずということわざのように、実物があるとやはり話の内容がよく分かります。その後もステイ先で体験したことについて次々とたずねていかれました。それぞれのステイ先のことがよく分かり、うまくいっていることが確認できてとても安心しました。
ステイ先の体験談の次は、数字についての学習でした。数字を英語で何と言うかという単純な活動ではなく、おもちゃの紙幣や硬貨を使いながらの実践的な研修でした。今後、買い物などの研修活動も入って来るので、その時にきっと役に立ちます!最初は簡単な数字を聞き取り、その数字と同じ金額の紙幣や硬貨を出すという活動でしたが、しだいに複数の数字を足したり引いたりしたものを答えるという難しいものになっていきました。最後のほうでは給料が〇〇ドルで、電気代は△△ドル、家のローンは□□ドル(その他10くらいの数字が出てきました)かかるので残金はいくらになりますかという問題も出てきました。ですが何と、お給料より支払いの額の方が多くなってしまい(キャシー先生の実生活?ではないですよね、、、)、みんなで爆笑する場面もありました。なお、今日はシンシア先生の娘さんも研修に来てくれて、問題に正解すると一緒にハイタッチして喜んでいました。
お昼はそれぞれが持参した昼食を外で食べました。9割以上がサンドイッチとりんごなどのフルーツを持ってきていました。サンドイッチはホストマザーが準備してくださったそうです。りんごはまるごと1個を丸かじりです。歯が折れそうなのでは?と心配でしたが、やってみると意外と大丈夫でした。また、珍しいものではポテトチップス(のようなもの?)がありました。日本で食べている給食やお弁当とは全然違って、貴重な体験をすることができました。ちなみにローダイは今日の最高気温が36度(体温とほぼ同じ)くらいでした!!しかし、日差しは強いけれども空気は乾燥しています。日陰に入り、風が吹くと日本より涼しく感じられます。昼ご飯を食べた後、ピアノを弾く研修生がいました。とても難しい曲を上手に弾いていました。さよならパーティーでその素晴らしい腕前を披露すると、お世話になった方へ感謝の気持ちを伝えることができますね。
昼食を挟んで午後はローダイのWorld of Wonders Science Museumでの研修でした。たくさんの体験をしながら楽しく科学を学ぶことができる施設でした。目で見て、耳で聞き、手で触れることができたので、本当に楽しく研修することができました。英語に悪戦苦闘しているときにはなかなか見ることができない、いい表情を見ることができました。
明日は1日がかりで、Jelly Bellyという、ちっちゃなキャンディ(ぐみ?)を作っているところと、近くのモール(大型ショッピングセンター?)で買い物です。日本から持ってきておけば良かったというものなどを買うチャンスです。研修生が明日何を買うのか今から楽しみです!!

7月24日(水)

サンフランシスコの宿泊しているホテルで2日目の朝を迎えました。九州は梅雨明けして暑いと聞いていますが、こちらの朝は肌寒く日本の初秋みたいな感じでした。6時過ぎに朝食のためフロントへ向かいました。当然のことですが他のお客さんに日本人は誰一人いません。研修生はまだ誰も来ておらず私一人で寂しく食事しました。食事を済ませて一旦自分の部屋に戻り荷物の整理などをした後、15分〜20分おきに研修生が食べに来ていないかを心配で見に行きました。7時過ぎ頃にようやく最初のグループが来ました。私はコーヒーを飲みながら話をしました。出てくる話題はやはり日本との違いに驚く気持ちでした。冷水の代わりにお湯が準備されていることや提供されていたソーセージと日本のウインナーは何が違うのかなど、話題は尽きないようでした。
バイキング形式の朝食でしたが、メニューはスクランブルエッグやソーセージ 、シリアル、マフィン、トースト、フルーツにゆで卵などの簡単なものでした(そうだ、ご飯がありました!)。中でもワッフルは、生地がソフトクリームマシーンのような機械から出てくるようになっていて、それをコップに取って、型に流し込み、自分で焼きます。上手に焼いて仕上がりがとてもおいしそうなワッフルを作っている研修生がいました。また、ホテル備え付けの自販機でスナック(夜に小腹が空いた時のためのおやつ?)などを調達する研修生もいました。自販機に売ってあったスナック類は日本でも売られている有名なものもありましたが、味は全然違ったそうです。ちなみにカップラーメンも販売してありました。
朝食後は10時に再集合でした。しかし、またハプニングが起こりました。何と、集合時刻に遅れた研修生がいたのです。10分前に来ていた研修生もいて、とても残念な気分になりました。昨日の疲れが影響して間に合わなかったのかもしれませんが、早い人に合わせることが集団行動の基本という日本の良いところを、是非アメリカでも続けて欲しいです。(その後はきちんと指示に従って行動することができました)。
ローダイへの移動時やTCの先生方に会った際の注意事項、ステイ先で必ず行うことなどを確認した後で、トイレを済ませたり水分補給をしたりしていました。その時、黒塗りの大型バスが近づき、その中から背が高くサングラスをかけたカッコいい女性が現れました。TCのキャシー先生です!!Good morning!という爽やかな挨拶に、大きな声で「Good morning!」と返していました。先生の後についてバスに乗り込み、ステイ先のローダイへ出発です。初めて見る大都会サンフランシスコの景色に胸が踊ります。TCの先生方が話す英語の発音がきれいでうっとりしますが、ところどころ分からない内容があり、ホームステイ生活が始まるんだという気持ちが湧きます。途中、In-N-Out Burgerというハンバーガーショップに立ち寄り、昼食を食べました。注文はTCの先生方が手伝ってくださいました。おかげですんなりと昼食にありつくことができました。
昼食の後はStudy Centerへ移動して、オリエンテーションがスタートです。資料が配られ、まずはSusanから話がありました。ホームステイでの心がまえを教えて下さいました。1つ目はMay I help you?です。これは「何か手伝いましょうか。」という意味です。アメリカではお客さんではなく家族の一員としてみなされるので、自分から積極的に声をかけてホストファミリーのお手伝いをしましょうということでした。2つ目はIt’s OK to make mistakes.でした。これは間違ってもよいから積極的にという意味でした。私も似たようなことを伝えて来ましたが、アメリカ人の先生がおっしゃると説得力が増します。真剣な瞳で話を聞いているのが伝わります。そして3つ目はThank you.です。何かをしてもらった時には、どんなに小さなことでも感謝の気持ちを言葉に表そうということでした。次にお2人のTCの先生方から配られた資料の説明や今後の注意事項について話がありました。その時、早速宿題が出されました。どんなことが書かれているか、明日、楽しみにしています。
そしていよいよ、いよいよホストファミリーとの対面です。「どんな人なんだろう?」ときっと何度も何度も頭の中で想像していたことだと思います。待ち焦がれていた出会いがとうとう実現し、これまででもっとも歓声が上がった瞬間でした。
夕方は歓迎パーティーでした。それぞれのホストがいろいろな食べ物を持ち寄って一緒に夕食を楽しむパーティーは日本のそれとは少し趣の異なったものでした。パーティーでは短時間ですっかりホストファミリーと打ち解けた研修生もいて安心しました。それから、昨日、機内でオドオドとThank you.と言っていた研修生は、今日は大きな声で堂々と言えることができました!!
以上、明日以降がますます楽しみなローダイグループからの報告でした!! 

7月23日(火)

熊本組は夏休み4日目の早朝7時に阿蘇くまもと空港に集合しました。それぞれの研修生のご家族が見守る中、パスポートの所持やこれからの注意事項、PAの挨拶を行ったあとで、全員でバスに乗り込み、手を振って見送られる中、出発しました。少し寂しい思いをさせるかもしれませんが、日本ではできない事をたくさん経験して、大きく成長して帰ってきます!それでは行ってきます!
山江SAでリフレッシュしてもうすぐで鹿児島空港到着という時にピーっという警報音がバスに鳴り響きました!!なんと、バスのエンジンが故障するというトラブル発生しました。急遽溝辺パーキングに停車して運転手さんが修理を試みるも時間に間に合わない可能性が出てきたので、代わりのバスをお願いしました!研修生は少し不安な表情ながらも荷物を降ろしていました。代わりのバスは30分ほどで到着し、予定より1時間ほど遅れて鹿児島空港に到着しました。旅にハプニングはつきものです。アメリカでは日本では起こりえないようなトラブルが起こる可能性もあるので、心の準備ができたのではないかと思います。
やっと鹿児島宮崎の研修生と合流しました。初めての出会いでしたが自己紹介をする余裕も無くすぐ出発式となりました。鹿児島空港にも研修生のお家の方がたくさんお見送りに来られており、PAとしての責任の重さを改めて感じました。みんな絶対にひと回りもふた周りも大きくなって日本に帰って来ようね!!
鹿児島空港では入国審査のパスポートチェックを通過し、出発まで待合室でしばらく待ちました。待っている時、バッグを置きっぱなしでトイレに行く研修生がいました。慣れた日本だったため荷物は無事でしたが、ここから先は言葉も習慣も大きく異なる国へ出かけます。次からは必ず荷物から目を離さない!!ということを改めて確認する良い学びとなりました。
台北に向かう機内で機内食が出され、昼食となりました。その中に、春雨のような食べ物が出されました。味付けが日本の物とかなり違い、戸惑った人も多かったようです。春雨のほかには、照り焼きチキンチーズ丼でした。照り焼きチキンにはペーストされたほうれん草が絡めてあり、こちらは日本の味に近かったです。約2時間のフライトで、台北の空港に到着しました。日本の空港とは雰囲気がかなり違いました。また、行き交う言葉も日本語以外がほとんどで、日本を離れたのだなという気持ちが湧いてきました。台北では乗り継ぎまで約10時間ありました。この10時間をこれからの研修が有意義なものになるように、また、鹿児島空港でできなかったお互いの紹介も含めて、まずケーススタディについて話し合いを持ちました。班ごとに違う事例を話し合って出た意見を、各班の代表がみんなに発表です。まだまだ日本的な感覚が抜けず、声が小さかったり、代表以外の研修生に意見を求めてもモジモジしたりしていました。アメリカでは違っていても良いので、積極的に自分の意見を伝える姿勢が必要になってきますよ!
その後、さよならパーティーのアイデア出しを行ったり、各班で準備してきた写真やスクラップブックを英語で紹介する練習をしたりしました。何と説明したらいいのか分からないと「う〜ん」と止まってしまう場面も見られました。日本で準備してきたはずなのですが、いざ実際にやってみると、分からない単語が次から次に出て来ていたようです。黙っていたら会話にならない!知らない単語は知っている単語で言い換えてみる。これが交流のコツですね。
また、自由時間を設け、空港内を散策したり、レストランでタピオカを飲んだり、ハンバーガーを食べたりしました。ハンバーガーは日本の物に比べると値段も高く、味も異なっていたようで、味は少し薄味だったようでした。
乗り継ぎの待ち時間はかなり長いかなと思っていましたが、あっという間に過ぎました。初めて出会った人ともこの待ち時間でお互いのことをよく知ることができて打ち解けることができました。いよいよ台北から研修先のサンフランシスコへ搭乗手続きのカウンターへ移動しました。そこには日本人らしき人はほぼ見当たらず、欧米、アジア、中にはアラブ系と思わしき衣装を身にまとった方も見られました。「ここは日本じゃないんだ」という感覚が込み上がるとともに、一気に緊張感が高まりました。
サンフランシスコまでのフライトはとにかく「長かった〜」のひと言に尽きます。11時間以上のフライトでした。そのフライトでは、私の隣にある研修生が座っていました。CAから食事やジュースを選ぶように尋ねられた時、なかなか言葉が出て来ません。首を振ったりジェスチャーで表したりして何とか自分の意思を伝えていました。Thank you.とお礼を伝える姿もまだまだぎこちなく感じられました。帰りの飛行機では堂々と振る舞うことが出来るよう、一緒に頑張ろうね!
さて、鹿児島を出発して1日半がかりでチームLodiはカリフォルニアに到着しました。明日はTCの先生やホストファミリーといよいよ対面です。明日も日本では得られないたくさんの経験があなたを待っています。何が起きるか楽しみですね!!

ローダイレポート
到着次第更新します。