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今日はスーツケースをもって登校です。ついにこの日がやってきました。アメリカホームスティ最終日です。忙しい1日になりそうな予感です。
今日は5時から行われる「さよならパーティ」に向けて1日練習・準備です。まずはステージ発表のグループごとに練習をしました。昨日とうってかわって真剣モードの生徒たち。練習にも熱が入ります。10時半から、1回目のリハーサルを行いました。一番緊張するのは司会の2人ではないでしょうか。日本語でも司会をする機会はあまりないと思いますが、今回は英語での司会。台本をしっかりと書いてきているところはさすがです。ホストファミリーに手伝ってもらって書いたそうです。一通りリハーサルを終えて、「茶道を床ですると見えないので、椅子の上でする」「音楽があったほうがいい」「準備の人手がもう少し必要」「片付けの時間がないので、プログラムの順番を変更する」などの修正・変更を行いました。5時から6時半のさよならパーティの後、7時にはバスでユバシティを出発しなければ飛行機に間に合いません。ですから時間をオーバーするわけにはいかないのです。その後、もう一度グループごとに練習をして、最後のランチを昨日の映画の続きを観ながら食べました。
午後、もう一度リハーサルです。プログラムの順番をかえ、1回目よりもスムーズに流すことができました。そして再度グループに分かれて、練習。その後ラストリハーサル。すると、書道の時にハプニングが…。炭をこぼしてしまいました!?床はカーペト!?誰もが「やばいっ!!!」と。生徒の提案で、水をかけて掃除機で吸い取る作戦に。「すごい!汚れが吸収されている!?」と思っていたら、TCの先生から、そんなことをすると掃除機がこわれるからだめだと言われ、洗剤で洗うことに。なんとか炭を落とすことができました。最後まで手伝ってくれた2人、ありがとう。そんなことをしていたらもう4時。最終リハーサルを通すことができなくなってしまいました。その後、会場の掃除、着付け等をしているうちにホストファミリーがどんどんとやってきました。
いよいよ「さよならパーティ」のスタートです。まずは「茶道」です。お手前を披露しながら、茶道について説明をします。合わせて、抹茶と和菓子をホストファミリー全員に配りました。普段見られない茶道を見ることができ、とても喜んでいました。次に、「バスケットボール対決」です。残念ながら本物のバスケットボールを使うことはできませんでしたが、カラーボールを使ってホストブラザーとシュート対決をしました。やはりホストファミリーを巻き込むと盛り上がりますね。三番目は「書道」です。まずは、それぞれの名前を書き、意味を紹介しました。その後、実際に文字を書き、披露しました。「日本郵便」や「食物連鎖」などの文字です。なぜこの言葉を選んだのか…。全員が浴衣を着てのステージだったので、日本らしい文化を披露することができました。4番目は「アクションペインティング」です。「アクションペインティング」とはなんぞや?と思う人も多いと思いますが、大きな紙にローラーやスプレーを使って自由に描くものです。ホストブラザー・シスターと一緒に、「HAPPY」の音楽にのせて楽しく発表することができました。「こんなの見たことがない」「とてもCoolだ!」とホストファミリー。5番目は「ダンス」です。TWICEの「LIKEY」という曲を踊りました。始まってわずか10秒足らずで、会場からは歓声が!!完全に会場を虜にする素晴らしいものでした。リハーサルの時よりも断然完成度が上がっていました。6番目は「トランペット」です。音楽はやはり世界共通ですね。すばらしい演奏で会場が一つに。最後は、全員による「ふるさと」と「キセキ(Green)」です。生徒たちも自然と涙がこぼれてきます。ホストファミリーとの別れの時間が近づいてきていると実感しているのでしょう。歌の最後にTCの先生たちにサプライズで色紙とプレゼント渡しました。私たちのために毎日準備をしてくれて、だめなものはだめだとしっかりと注意をしてくれました。充実した日々を送れたのもTCの先生たちのおかげです。その後は、ホストファミリーとの別れの時間。わずか3週間でしたが、「家族の一員」として私たちを受け入れてくれたホストファミリーの皆さん。感謝の言葉しかありません。「帰りたくない〜」と涙を流しながら、ハグをし、別れを惜しみました。小さなホストシスター2人が、男子生徒を行かせないように、両足にしがみついている姿もありました。しかし、飛行機の時間があります。もう行かなければなりません。
バスに乗り込み、サンフランシスコ空港へ。チェックインをする姿も堂々としたものです。セキュリティチェックを通り、0時10分発の飛行機で韓国に向かいます。約12時間のフライトは、今日一日の疲れもあり、たくさん眠れたという生徒も多かったようです。韓国に到着したのは、現地時間の午前4時。水曜日に出発したのに、金曜日になっています。不思議な感覚です。日本行きの出発は9時20分なので、それまで自由時間にしました。疲れていると思いきや、買い物に夢中です。若者のパワーはすごい…。私はリラックスルームで横になっていました。韓国〜日本はあっというまでした。最後の感想を必死に書いている生徒が多かったようです。鹿児島空港から宮崎駅に向かうバスの中は、最後の別れを惜しむように、元気な声が響いていました。
3週間という限られた時間でしたが、生徒たちはそれぞれ成長し、色々な経験をしました。これまでの当たり前の日常の有難さに感謝し、周りの人たちに支えられているということを実感したのではないでしょうか。この3週間の経験をこれからの生活・人生に生かしてほしいと思います。
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今日のユバシティの空は、ここ3週間の中で一番澄みきっているように感じました。朝は少し肌寒く、山火事の影響も少なくなってきたようです。今日は朝から、生徒のみなさんに残念なお知らせをしなければなりませんでした。さよならパーティで日本食料理(お好み焼き、豚汁、親子丼)をふるまう予定でしたが、昨日TCの先生と話をした結果、時間が足りないのと、料理スペースが確保できないため、料理を作らないことになりました。材料まで細かく話をしたのに申し訳ないです。そしてお世話になった人たちに日本料理でおもてなしをしたかったのですが、残念です。
今日は一日スタディセンターで活動をしました。午前中は、金曜日の続きで、お世話になった人へのお手紙を書きました。裏には全員の名前を書き、実際に郵送する予定です。その後はホストファミリーへのお礼の手紙を書きました。私は翻訳機ではありませんので、「『楽しい時間を過ごしました』は英語でなんて書けばいいですか」というような質問には一切答えません。ですが、辞書を引いて、頑張って英文を組み立てた生徒の英文はもちろん添削します。間違った文法でも、頑張れば、必ず相手に伝わるものですよね。ホストファミリーに生徒のみなさんの感謝の気持ちが伝わるといいです。
今日のランチタイムは、スタディセンターの計らいで、映画を観ながら食事をさせてもらいました。「JESUS」という映画でしたが、日本語訳、日本語吹き替えを付けてもらい、全員で観ました。アメリカにはキリスト教の人が多いため、日曜日は家族と一緒に教会に行ったという生徒もたくさんいました。キリスト教の考え方などを知るいい機会だったのではないでしょうか。時間がなかったので続きはまた明日。
午後は、明日のさよならパーティに向けて練習、準備をしました。まずは全員で歌の練習からです。日本の歌、「ふるさと」とGreenの「キセキ」を歌います。アメリカの歌は「Leaving on a jet plane」です。さよならパーティの最後の締めくくりです。練習のたびに上手になるので、本番が楽しみです。そのあとはステージ発表のグループに分かれて練習をしたり、プログラムを作成したりしました。明日が本番ですが、大丈夫でしょうか。ここにきて、「料理がなくてよかった」と安堵する声(私も含め)。日本料理を準備する余裕はなかったかも!!
今日は本当にホストファミリーと過ごす最後の夜になります。たくさん感謝の気持ちを伝えてほしいと思います。明日はスーツケースをもって登校です。さよならパーティもあります。忙しい一日になりそうです。自分たちで主体的に行動して、精一杯ホストファミリーをもてなしてほしいです。アメリカでの成長した姿を見せてほしいと思います。
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アメリカホームスティも残り3日となりました(水曜日の夜に出発します)。「あと3日なんて信じられない〜」「まだアメリカにいたい〜」という生徒の声。週末はホストファミリーと湖に泳ぎに行ったり、バスケットボールを見に行ったりと、最後までいろいろな経験をさせてもらったようです。
今日は終日研修で、vacavilleという街に行きました。一時間程度で着く予定が渋滞の影響で2時間ほどかかってしまいました。最初は、Scandia Family Centerという小さなテーマパークのような場所に行きました。バッティングやボート、ゴーカートやゴルフの中から好きなもの2つ選んで遊ぶことができました。ソフトボール部や野球部の生徒はさすがです。見事なバッティングでした。ゴーカートでは、「こんなにスピードがでて大丈夫なの?」と言うぐらいの速さで何週もぐるぐる。とても楽しそうでした。移動時間がかかったため、ここでの滞在は1時間程度。次はJelly Beansの工場へ向かいます。
建物も車もジェリービーンズだらけ。思わず「かわいい〜」という言葉がこぼれます。建物の中に入り、帽子をかぶっていざ工場の中へ。ジェリービーンズは100種類以上の味があるそうです。ブルーベリー味、レモン味、すいか味などのノーマルな味に加えて、鼻くそ味や腐った卵味などもあります。本当においしくないらしいです(帰りのバスの中で悲鳴が聞こえてきました)。工場を一通り見学して、買い物タイム。しかしここでも時間がなく30分程度で次の目的地へ。
最後はOutletへ行きました。到着した時間は14時40分。TCの先生から連絡が入ります。「15時15分にはバスに戻ってくるように」と。「え?35分??」「短−い!!」生徒からブーイングが起こります。そうですよね、楽しみにしていたショッピング、私も残念でしたが、仕方ありません。帰りの渋滞を考えるとその時間に出ないと5時に帰れないみたいです。驚くのはこの短時間でも何かかわいいものを見つけて、買い物をしていることです。「これ見てくださーい。」「これ買いました!」と報告してくる生徒たち。私も一緒に回ればよかった…。
帰りのバスの中では、明日と明後日のさよならパーティの準備時間の使い方について班長4人と話をしました。あまり(ほとんど)時間はありませんが、お世話になった人たちに精一杯の恩返しをしたいです。明後日の授業の時には、スーツケースをもって登校しなければなりません。明日は何があるかわからないので、今日のうちにある程度スーツケースの準備をするように話をしました。本当にさよならの時がきたという実感がわいてくるのではないでしょうか。アメリカホームスティもあと残り2日です。
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「昨日はカレーの材料を買いに行きました」「週末はすしとぎょうざを作ります」生徒のみなさん、頑張ってホストファミリーに日本食をふるまっているようです。これまで、卵焼き・味噌汁・肉じゃが・お好み焼き・カレー・手巻きずし・チャーハン・焼きうどんなどの日本食を作ったようです。中学生・高校生でもこんなに作ることができるのですね。驚きました。
今日の午前中は、スタディセンターで勉強しました。本日の英作文のテーマは「Where in the world I wish I could visit and why(どこの国を訪れたいか、またその理由)」でした。昨日のテーマと比べたら書きやすかったようです。それから、過去形の「ed」の発音について学びました。[t][d][ed]の発音です。日本に帰ってから、「発音上手になったね」と友だちや先生に驚かれるかもしれません。そして、「to the tune of leaving on a jet plane」という英語の歌を練習しました。TCの先生からぜひさよならパーティで歌ってほしいということでした。生徒のみなさんは何となく意味をつかんでいるようでしたが、さよならパーティの時の私たちの気持ちを表しているような歌でした。後日、改めて意味を伝えたいと思います。最後に、これまでお世話になった人たちに一人一枚ずつ手紙を書くことになりました。TCの先生はもちろんですが、これまで訪れた場所でガイドしてくれた人にも書きました。「ピザ屋」「博物館」「スーパーマーケット」「警察署」「消防署」「図書館」「老人ホーム」…こんなにたくさんの場所を訪れ、たくさんの人に支えられてきたのだと改めて感じました。あまり時間がなかったので続きは来週に持ち越しです。
午後は「プールパーティ」ということで、どんなものかよくわかりませんでしたが、今週一番の楽しみにしていた生徒も多かったようです。毎日のように家のプールに入っていても、楽しみなんですね。プールパーティは何かというと、TCの先生の知り合いの方が、無償で場所を提供してくださって、みんなでプールで遊ぶというものでした。今日も40度近い気温だったため、プールの気持ちがいいこと。そこには、2匹の大きなライフセーバー犬がいました。ジャンプして飛び込むと、「溺れている人がいる」と思い、近くにきて助けを求めます。途中から一人の男子生徒に忠実になり、その生徒がプールに入ると「あがって遊ぼう〜」と言っているかのように鳴き、潜って反対側から顔を出せばプールサイドを走って追いかけ、どこに行くのにもついていくようになりました。まるで忠犬ハチ公のようでかわいかったです。巨大水鉄砲で遊んだり、飛び込んだり。楽しい時間をすごしました。更衣室として、4部屋ほどお借りました。帰る際、最後にしっかりと忘れ物がないか確認してくれる生徒、室内が水で塗れてしまったから自分のタオルを使ってふいてくれる生徒。嬉しい限りです。ありがとう。明日からいよいよホストファミリーと過ごす最後の週末になります。キャンプやハイキングなど予定が盛りだくさんのようです。ホストファミリーとたくさんの時間を一緒に過ごし、すてきな思い出を作ってください。それではまた月曜日に。Have a good weekend !!
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今日も暑くなりそうな一日です。アメリカにきて、雨の心配をする必要が全くありません。話に聞いていた通り、気温が40℃を超える日もあり、空気は乾燥しています。そのせいか、昨晩も火事がありました。また、山火事の影響で空が曇っており、煙の臭いがします。
今日は盛りだくさんの一日でした。まず、ケアホームという高齢者の方々が生活している施設を訪問しました。「みなさん、こんにちは、ようこそいらっしゃいました」高齢者の方々の一人が日本語であいさつをしてくれました。日本出身だそうです。24時間英語漬けの生徒のみなさんの表情も緩みます。最初に「ふるさと」と「国歌」を歌いました。前回よりも上手になっていてびっくりしました。人前で歌うことに慣れたのかもしれません。そのあとは、折り紙や書道を一緒に行いました。幼稚園では手こずっていた生徒のみなさんも、今回は楽しく会話をしながらコミュニケーションをとれていたようです。時間はあっという間に過ぎ、次の見学先へ行かなければなりません。生徒からは「えー」「もうちょっと」という嘆きの声が…。最後は後ろ髪をひかれながら、次の見学先へ向かいました。
消防署に着くと「こんにちは、私の名前は〜」と消防隊員の方が日本語で自己紹介をしてくれました。日系の方で、少し日本語を話せるようです。日本語を聞くとこんなにうれしく、ほっとするものなんですね。署の中を案内してもらい、カリフォルニア州は火事が多いこと、消防署でも毎日トレーニングをすること、連絡が入ったら2分で準備して出動することなどを聞きました。食い入るように説明を聞く生徒たち。そして、消防車のはしごに乗って10メートル(?)ほどの高さまで乗せてもらったり、放水を経験させてもらったりしました。ここでも時間がなく、全員が体験をすることができませんでしたが、「誰かしてみたい人」と言われたら、ぜひ積極的にしてほしいです。「最初はいや」などと言っていたら、今日のように時間が足りず、経験できないかもしれません。ここでも後ろ髪をひかれながら、次は図書館の見学に行きました。
図書館の様子や仕組みは日本と同じようです。本を探すときはパソコンで探したり、子どもたちのためのスペースがあったり。「ナルト」や「るろうに剣心」などの日本のまんがもたくさんありました。
午後はスタディセンターに戻って勉強です。今日の英作文のお題は「Is life fair ?(人生は公平かどうか)」という質問に対する答えとその理由を書くものでした。難しい。この時間は近くの人と相談せずに、自分一人の力で英文を書かなければなりません。辞書を駆使して、なんとか自分の考えを英語に訳します。そのあとは、日付の言い方や俗語などの表現を習いました。聞きなれない表現ばかりで、ここでも辞書をひきながら一生懸命取り組んでいました。中学1年生にとっては、どの問題も知らない単語ばかりですが、せっかく学年が上の仲間がいるので、わからないことは仲にも積極的に聞いてほしいです。明日は週の終わりの金曜日、学校に来る日も残り少なくなってきました。がんばれ!!
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一週間後の今日は、さよならパーティの日、ユバシティを出発する日です。毎日盛りだくさんのプログラムを過ごしているうちに、あっという間に2週間が過ぎました。最近の日記には、「ホストシスターとの会話が増えた」「ホストファミリーの言っていることがわかるようになってきた」などの、英語の上達を感じていることがわかります。中には、「言っていることが全然わからなくて、授業に集中できていない。頑張らないと。」と焦りを感じている生徒もいるようですが、昨日も書いたように、それぞれが2週間前の自分よりもレベルアップできるように、頑張ってほしいと思います。
今日の午前中はスタディセンターでのボランティア活動でした。アメリカの人たちは積極的にボランティア活動に参加し、人の手助けをすることをとても重要視しています。私たちのプログラムも多くの人たちのサポートのもとに行われています。私たちがほぼ毎日使うスタディセンターも無償で借りているそうです。今日はgiving back (恩返し)ということで、4つのグループに分かれて、スタディセンターの清掃をすることになりました。椅子の掃除(これが思いのほか汚かった)やパンフレットの清掃、子ども用のおもちゃの掃除などを行いました。生徒たちはやはり、毎日学校で清掃活動を行っているおかげでしょうか、清掃は得意なようです。予定より一時間ほど早く終わったので、一週間後のさよならパーティについての話し合いをする時間にしました。まずは4人の班長と私で班長会議です。さよならパーティの意義を確認し、出し物は何をするか、料理は何を作るか。事前に準備はしてきたものの、実際にこちらにきて出来るかどうかを全員で話し合おうということになりました。あとは班長4人にお任せです。見事でした。班長4人、それぞれが話し合いを進める人、ホワイトボードにまとめる人、ノートに記録を取る人。頼もしい班長たちです。子どもたちだけで話し合いを進める様子にTCの先生たちも驚いていました。グループごとの話し合いに入るころには12時を過ぎていましたが、話し合いは続きます。やはりお世話になっているホストファミリーやTCの先生たちに恩返しをしたいという気持ちが強いようです。今のところ、ステージ発表は、茶道、楽器演奏(トランペット、ピアノ)、ダンス、書道、バスケットボール(ホストファミリーとの日米対決)、アクションペインティング(!?)の予定です。みんなで協力して楽しく盛り上がりたいですね。
午後は、「嬉しい」「悲しい」などの感情表現やフォニックスを習いました。生徒のみなさんの覚えがいいから、「もっと教えたい」とTCの先生。最後は、英語で「It’s a small world」などの歌を歌いました。リズムがわかる曲ばかりだったので自然と歌うことができました。
今日のランチに来てくれたホストファミリーに「日本に帰りたいか」「もう少しアメリカにいたいか」聞いてほしいと言われたので、全員に聞いてみました。「もう少しアメリカにいたい」にほぼ全員が手を挙げました。驚きました。ユバシティの人の優しさ、温かさにたくさん支えられているようです。残り一週間、一日一日を大切にしてほしいです。
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今日は2回目の終日研修の日、カリフォルニア州の州都であるサクラメントに向かいました。1時間弱のバスの中からは元気な生徒たちの声。それぞれ学年は違いますが、生徒たち同士もすっかり打ち解けたようです。まるで以前からの友だちのようです。今日は、研修の前に、TCの先生から「敬意をもってガイドの人たちの話を聞くように」という話がありました。
まずは、カリフォルニア州議事堂へ向かいました。中に入るにはセキュリティチェックが必要です。「韓国の空港でもひっかからなかったのに〜」と、セキュリティチェックで止められる生徒。それほど厳重なようです。ここでは、州議会下院と上院の議事室を見せてもらいました。とても厳格な雰囲気に生徒たちの表情も硬くなります。議会の会場はそれぞれカーペットの色が異なること、投票の仕方は、下院は電機投票装置なのに対し、上院は点呼によって行われることなど、とても興味深く聞くことができました。廊下には歴代の州知事の肖像画が飾られており、その中にはアーノルドシュワルツネガーの肖像画もありました。生徒に「この人知っている人?」と聞くと手を挙げるのは数人。時代の流れでしょうか。
そのあとは、まるで西部劇に出てきそうな古い街並みのオールドサクラメントと呼ばれる旧市街のエリアに向かいました。そこでは、古い学校の校舎のレプリカがあり、1854年ごろの学校の雰囲気を味わうことができました。当時は、男女が一緒に話をしたり、遊んだりすることは許されておらず、席も分けられていたようです。私たちも男女別々に座りました。1時間ほど、当時の学校の様子についての説明を聞きました。紙はとても高価だったので、ノートの代わりに黒板を用いたこと、記憶することが大事だったこと、一つのものを色々なものに繰り返し使っていたことなど、たくさんの話を聞くことができました。
そして、最後はお楽しみの買い物タイムです。ぶらぶら回りながら、途中で会った生徒たちに、「何を買ったの?」と聞くと、どこで見つけたのでしょうか、かわいいものやおしゃれなものを見せてくれます。(私も一通り見て回っているのに見つけられない。)生徒たちは、いいものを探すのが上手だなと思いました。お金の支払い、買い物も慣れたものです。
今日の研修の様子から、英語の説明をしっかりと聞こうと努力する生徒が増えたように感じました。わかる言葉も増えたのでしょうか。もちろん、中学生と高校生の理解する英語のレベルは違うと思いますが、それぞれが2週間前の自分よりもステップアップできているといいなと思います。今日の研修で、嬉しかったことは、移動中などに「急ごう」「二列だよ」と声かけをしてくれる生徒がでてきたことです。自分のことだけではなく、周りを見て行動することができる、とても素晴らしいことだと思います。残り約一週間ですが、こういう生徒がもっと増えてくれるといいなと思います。
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週明けの月曜日、そろそろ疲れもたまっている頃だろうと、スタディセンターに向かうと、生徒たちは元気にバレーをしていました。週末に少し体調を崩したという生徒もいましたが、今日はみんな大丈夫なようです。日記には、週末もゴルフに行ったり、釣りにいったりと朝から晩まで遊びまわった生徒もいれば、家でゆっくりお手伝いをしたり、映画を見たりした生徒いたようです。
今日は、アメリカの祝日について学ぶ日です。週末の宿題に、「単語の意味を調べる」、というものがあったのですが、しっかりと取り組んできたのは5人でした。残念です。今日一日の学習につながる大事な宿題だったのですが。こういう取組の差が積み重なって、大きな差になるではないでしょうか。まずは、アメリカの祝日について説明を聞きました。まずは「fourth
of July」、独立記念日についてです。アメリカは1776年にイギリスから独立を果たしました。この日はアメリカの国旗の服を着たり、飾りをしたりしてお祝いをするそうです。たくさんの花火が上がり、いちごのショートケーキなどを食べるそうです。二つ目は「thanks
giving」、感謝祭についてです。イギリスからアメリカに渡った人たちの初めての収穫を記念する祝日です。三つめは「Christmas」についてです。日本でも、クリスマスは大きな行事の一つですが、クリスマスの由来など知らないことも多くありました。最後に「Easter」、復活祭についての説明をききました。TCの先生がゆっくりとわかりやすい英語を使って説明してくれていますが、それでも長い間英語を聞くのは大変です。2週間前より聞き取れる単語や文が増えているといいのですが。
午後からは、4つのグループに分かれて、ホストファミリーの協力のもと順番にそれぞれの祝日を体験させてもらいました。正直、驚きました。ここまで準備をしてくれているとは。私のホストマザーはクリスマスを担当していたのですが、先週の金曜日から、倉庫からクリスマスの荷物を取り出し、飾りつけの試作品を作り、前日はクッキーをデコレーションするための準備をしていました。もう感謝しかありません。「独立記念日」の部屋では、corn
holeというゲームをしたり、ショートケーキを作って食べたりしました。「感謝祭」の部屋では、Handturkyという手形の七面鳥を作りました。「クリスマス」では、ツリーの飾りを作ったり、クッキーをデコレーションしたりしました。アメリカの子どもたちは学校で、ツリーの飾りを作ることも多いそうです。生徒のみなさんは、サンタの帽子をかぶりながら、楽しそうに作っていました。「イースター」では、実際にイースターエッグハンティングをしたり、卵にペイントをしたりしました。
お昼ご飯を食べた後に、どの祝日でもいろいろなものを作って食べさせてもらったので、お腹がパンパンで、「もう食べられない…」と私に視線を送ってくる生徒もちらほら。ですが、ホストファミリーの人たちが今日のためにたくさんの時間をかけて準備をしてくれたことに感謝しかありません。本当にありがたいことだと思います。感謝の気持ちをもって生活するように、改めて生徒たちに話をして、今日一日が終わりました。
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気がついたら一週間の終わり、金曜日です。あっという間の一週間だったような気がします。今日の午前中は、スタディーセンターでの勉強でした。今日の英作文は、「今日一日で一番たのしかったこと」でした。生徒たちは「え?まだ朝だけど?」「どういうこと?」と…。今日楽しみにしていることなど何でもいいということを伝え、さっそく英作文にとりかかります。今日はfair(色々なお店があったり、動物がいたり、アトラクションがあったりします)に行くので、ほとんどの生徒はそれを楽しみにしている、という英文を作っていました。この英作文の時間が楽しみで、たくさんの英文を作ろうと頑張っている生徒もいます。作った英文はいつもTCの先生が添削してくれます。その後ドーナツやベーグル、ハンバーガーなどの食べ物の名前を勉強しました。といっても、ほとんど日本語も同じなので、生徒たちも得意気です。もちろん中には、アメリカンドッグなど日本語と違うものもありました。その後、グループに分かれて、英文をつなげる練習をしました。お題は、「旅行に持っていきたいもの」でした。例えば最初の人が「My name is ○○.I’m going on a trip. And I want to take ○○」という英文を言い、次の人たちは前の人たちの英文に、自分の英文を加えていきます。最後の人は、10人分の英文を覚えて言わなければなりません。「え〜無理だ〜」という声も聞こえてきましたが、全員しっかりと言うことができました。最後は、フォニックスを習いました。学校の英語でどこまで教えてもらったのでしょうか。私自身、日本で授業をしていてもここまで詳しく教えていません。アメリカの子どもたちはこうやって英語を勉強するのだと、とても勉強になりました。「A」の発音を3つ教えてもらい、それを発音しながら、アルファベットを練習しました。「O」は「odd」「open」「do」「love」の4つの発音をTCの先生の真似をしながら、一生懸命練習しました。それ以外にも英単語の仕組みをいくつか習いました。どれも難しかったけど、ぜひ自分のものにしてほしいです。
午後は、楽しみにしていたFairでした。前日から5日まで開催されているようで、さっそく昨日、ホストファミリーと一緒に遊びに行った生徒も数名いました。机といすを準備してもらい、習字と折り紙をしました。小さいころから習字を習っている生徒も多く、みなさん達筆で驚きました。アメリカ人の名前を漢字で考えて、習字で書きました。「カイル=海留」「ティム=茶夢」「タイラー=泰羅」などの当て字をつけました。どのブースもあまりお客さんが少ないように感じましたが(暑かったので…)、その割にはたくさんのお客さんが足を運んでくれたと思います。半分ずつ交代で、Fair の会場を回りました。買い物をしたり、食べ物を買ったり、それぞれ楽しい時間を過ごしたようです。
明日から2回目の週末です。釣りに行く人もいれば、旅行に出かける人もいるようです。安全に気を付けて、ホストファミリーとたくさんの思い出を作ってほしいです。体調に気を付けて、また月曜日に会いましょう。
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アメリカに来て一週間が経ちました。そろそろ日本の家族や友人が恋しくなる時期でしょうか。日記の中には、「サンドイッチあきたー。米が食べたーい。」との声もありました。確かに私もおにぎりが食べたいです。今日の研修はpreschool(2〜5歳)での文化交流でした。私たちは折り紙や習字道具を持っていきました。まずは、子どもたちの前で、「ふるさと」と「国歌」を歌いました。昨日練習した時は、声が小さくて「大丈夫かな〜」と心配しましたが、今日はとてもきれいな声で歌うことができました。その後3グループに分かれて、各教室で活動しました。それぞれ持ってきた折り紙で、動物を作ったり、紙飛行機を作ったりしました。ある男子生徒の飛行機のクオリティが高すぎて驚きました。外で飛ばしたら、屋根にのってしまうほどです。クラスによっては、子どもたちの元気がよすぎて、てんやわんや状態でした。小さい子のお世話をすることは大変なことだと改めて実感したそうです。いつもはお世話をしてもらうほうですからね。私たちの気持ちがわかりましたか。その後、外で遊ぶ時間がありました。鬼ごっこをしたり、しゃぼん玉で遊んだり。最初は静かだった子どもたちも全員ここでは大はしゃぎ。生徒たちも全力で子どもたちと遊びます。その後は、最初に子どもたちととった集合写真にデコレーションをして、楽しい時間は終了しました。
午後はスタディーセンターでの授業です。授業の雰囲気を見ていると、以前より大きな声で発音する生徒が増えてきたと思います。いいことです。ぜひ続けてほしいと思います。今日の作文のテーマは「ホストファミリーとの食事について」でした。何時に食べるのか、どんな食事か、食事中はどんな話をするのか、などの英文を考えていました。これまで単語を並べるだけでしたが、今は主語や動詞を使って英文を作ろうと心掛けています。その後、「体育館」「図書室」などの学校に関係する単語を学び、場所の説明ができるように練習しました。belowやaboveなどの言葉を教えてもらい、ボールを使って、一人ずつ「Can
you
put a ball behind the desk?」などを言って、もう一人の生徒が英文を聞いて、そのボールを置くという活動をしました。その後は、ハンズマンというゲームを使って、これまでに習った単語の復習をしました。いつもTCの先生が工夫を凝らして授業をしてくれます。
昨日、いろいろな人に敬意を払って接するようにと話をしました。TCの先生はもちろんですが、ホストファミリー、見学先で説明をしてくれる人たち、すべての人たちに対してです。英語がわからないからといって人の話を聞かずに日本人同士でおしゃべりすることがとても失礼なことだという話をしました。生徒たちの多くはそのことを理解し、自分たちの態度を改める必要があると日記にも書いてきてくれました。言葉のわからない私たちに対してもアメリカの人たちは優しく、最後まで話を聞き、理解しようとしてくれています。私たち日本人も誰に対しても敬意を払って過ごさなければならないことを再確認しました。
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今日の研修は警察署からスタートです。実際に警察署の中に入り、取調室を見たり、証拠品・押収品を見たりしました。また、外では、パトカーに乗せてもらったり、白バイと写真を撮ったりするなど、普段はできない貴重な体験をさせてもらうことができました。本物のSWATの車や銃には興味深々です。レスキュー車のような大きな車があり、「どれくらいの頻度で使うのか」と聞いたら、「昨日使った」と聞き、とても驚きました。ユバシティはとてものどかで安全な場所に感じますので。
その後は歩いてスーパーに行きました。ここカリフォルニアでは、新鮮な野菜や果物が多くとれるそうです。確かに生徒たちのランチにはいつもいろいろな種類の果物が入っています。お肉やチーズ、ケーキなどの種類も豊富に置かれています。同じものでも日本よりサイズが大きく、見たことのない野菜や果物もたくさんありました。倉庫の中も見せてもらい、古くなった野菜を使って電力に使われることや、箱やビニールなどを再利用していることを知りました。私たちが日本で英語を習うと、スーパーはsupermarketと習いますが、こちらではgrocery storeと使うことが多いです。その違いについても教えてもらいました。生徒のみなさんには、ぜひ日本の友だちにも伝えてほしいです。
次に、JUMBA Juiceというお店に行きました。事前にホストファミリーから「おいしいよ」と聞いてきた生徒も多かったらしく、楽しみにしていたようです。化学調味料等をつかわず、果物や野菜をそのまま使ったジュースで、サンプルを飲ませてもらいました。「いちごバナナ」や「マンゴーパイナップル」などです。アメリカではたとえサンプルでも大きいようです。とてもおいしかったです。
午後はスタディセンターで勉強です。生徒は毎日少しずつ英作文の練習をしています。今日は3回目で、今日の題は「人生で楽しかったこと」です。なかなか難しい題ですが、友だちに聞いたり、辞書を引いたり英文を考えていました。中には「今」が一番楽しい、と書いている生徒もいました。その後、今日の宿題の「家の周り」について勉強しました。日本の家とアメリカの家の周りを書いてきて、その絵についてTCの先生やボランティアの先生たちに説明します。そして、今日はホストファミリーへの手紙を書きました。今日の研修で行ったことや感謝の気持ちを書きました。住所の書き方も教えてもらい、実際に郵送するそうです。数日後には今日書いた手紙がホストファミリーの家に届くと思います。日本にいても手紙を書く機会も減ってきたと思いますが、やはり手紙はいいですね。直接伝えられない言葉も手紙に書くことができたようです。ホストファミリーも喜んでくれると思います。明日は、文化交流の日です。日本の文化を積極的に伝えてほしいです。
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今日は終日研修の日。バスでサンフランシスコに向かいます。いつもより一時間早い集合、3人の生徒がきません。「寝坊?それとも時間を間違えている?いや、でも確かに伝えたはず…。」と不安がよぎりましたが、集合時間より15分遅れて到着、なんとか全員そろって出発しました。ここでは自分では予想できない事態が発生します。それぞれ集合場所にもホストファミリーに送ってもらわなければなりません。遅刻の原因は自分ではないかもしれませんが、遅刻しないように最大限の努力をしないといけません。私も含めてです。
約3時間かけて、サンフランシスコ到着です。寒い。上着を持ってくるように言われていたものの、想像以上の寒さに驚きです。今日は霧がかかっていて、有名なゴールデンゲートブリッジも半分が見えません。歩いて橋を渡りましたが、生徒のみなさんからは「寒い〜」という言葉ばかり。本当に寒かったです。橋の下見ると、イルカが一、二、三…たくさん泳いでいる姿に元気をもらいました。
その後、バスで近くの海岸に寄ったり、博物館や日本庭園などを外からですが見たりして観光しました。途中、自分たちの話に夢中でTCの先生の話を聞いていない生徒が数名いたので、再度、人の話をしっかりと聞くように注意をしました。意味が分からなくても、少しでも理解できるように努力をしてほしいです。何より、人が話をしているのに他の話をするような失礼な人にはなってほしくありません。
次は、pier39という場所で自由行動です。バスを降りて集合写真を撮ろうとしたら、すでに3人がいません。TCの先生方が探してくれましたが、すぐには見つからず、集合写真は撮らずに、自由時間になりました。再度集合時間と場所を確認し、4人以上で必ず行動するように伝えました。自由時間は、買い物に夢中です。みんな買い物が好きですが、お金は大丈夫でしょうか。気持ちは分かりますが、無駄遣いをしないように。あっという間に3時間弱の自由時間が終わり、集合場所へ。時間ぎりぎりに慌てて走ってくる生徒もいれば、到着時間に遅れてくる生徒もいました。場所に迷ったり、注文したものが中々こなくて時間がかかったりしてしまったようです。最初にも言いましたが、不測の事態は起きます。何事も考えて余裕をもって行動できるようになってほしいです。私たちは集団で行動しているので、周りの人たちに迷惑をかけてしまいます。
夜ごはんは、お持ち帰りでそれぞれ買ったものをバスの中で食べました。日本食のお店もあったようで、うどんやそば、おにぎりを買っている生徒も多く、一週間ぶりの日本食をおいしそうに食べていました。帰りのバスは疲れて寝てしまうのかと思っていたら、最後まで楽しそうな声が聞こえていました。TCの先生が英語の歌を教えてくれたので、私たちは、「ふるさと」を歌いました。まだこちらにきて一週間弱ですが、TCの先生から「さよならパーティ」の話があったので、子どもたちにも伝えました。この一週間だけでもホストファミリーやTCの先生たちが私たちのためにしてくれていることには感謝しかありません。自分たちのできる精一杯のおもてなしで、感謝の気持ちを伝えようという話をしました。9時前にユバシティに到着しました。長い一日でした。
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週明けの月曜日、どんな顔をして登校するのか少し心配をしていましたが、みんな元気そうで安心しました。中には遊びすぎて疲れた様子の生徒もいましたが…。週末はプールで泳いだり、友人の家でご飯を食べたり、パーティに参加したりしたようです。親子丼やすきやき、団子などの料理をふるまった生徒も多く、なかなか好評だったそうです。3日分の日記の中には、楽しかったこと、困ったこと、日本の家族のことなどぎっしり書かれていました。離れて改めてわかる家族の有難さを感じている生徒も多いようです。
今日は、ピザ屋での体験からスタートです。ピザ屋ではピザの作り方を説明してもらいながら、実際にピザを作らせてもらいました。調理場に帽子やマスクをせずに普通に入ったり、手づかみでトッピングしたりしている様子をみて、少し戸惑っていました。また、トッピングのソースやチーズの量は驚きでした。「え!こんなに!?」という声が聞こえてきましたが、自分たちで作ったピザはとてもおいしかったです。ブランチだったのに、6枚も食べる強者もいました。食べ過ぎて少しお腹を壊したようです…。すぐに回復しましたが。
その後、歩いて近くの歴史博物館に行きました。私たちのいるユバシティの歴史について学びました。ユバシティは、日本や中国、インドやベトナムなど様々な国から移民の人たちが来ており、中でも驚いたのは、日本からの移民の人たちがお米の文化をユバシティに持ち込んだということです。とても興味深い話でした。その後、博物館の外で、ランチを食べました。サンドイッチ、果物、スナック、いつもと変わらないメニューです。果物で人気があるのは「さくらんぼ」のようです。好きなもの、おいしいものはおなか一杯でも食べられるんですよね。不思議だ。そして、さきほどピザを食べたばかりなのに、サンドイッチを食べられるみなさんはすごい。食欲があるということはいいことですね。
午後はスタディセンターで授業です。午後からの授業に耐えられるか、後ろから起こさないといけないのではないか…と心配していましたが、その心配は不要だったようです。今日は部屋の名前や物事の頼み方、あいさつについて勉強しました。ボールを使って、体を動かしながら質問したり、答えたりしていました。まだまだ声の大きさは課題のようで、TCの先生に何度か言い直しをするように言われている生徒もいました。「上手に話せているから、自信をもって」と何回も言われていますが、中々大きな声がだせません。私の経験上、声が小さいと言葉や文法が正しくても伝わらないことが多いです。大きな声で、堂々と話しましょう。You can do it !
今日からまた一週間授業が始まります。グループ同士の仲も深まっているようです。同じ悩みを共有したり、相談したりと、もちろんいいこともたくさんありますが、もう一度「何のためにアメリカに来たのか」、「このアメリカに来るのにどれだけの人に支えられているのか」考えてこれからの日々を大切に過ごしてほしいです。英語がわからないのは当たり前です。誤解が生じることもあります。私自身もわからないことのほうが多いですが、努力するのみです。一緒に頑張りましょう。
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今日はスタディーセンターでウェルカムパーティが行われました。朝、ホストファミリーと一緒に来る様子からも、生徒のみなさんがなじんでいることがわかります。ウェルカムパーティでは、パンケーキや果物、ジュースなどが準備され、TCの先生から話がありました。急遽、私も話をするように言われ、おぼつかない英語でなんとか感謝の気持ちを伝えました。その後、TCの先生方がいろいろな人とコミュニケーションがとれるようにゲームを準備してくれていました。「someone who likes to play soccer」などの質問の答えを探すゲームです。色々な人に積極的に質問をしたり、分からない単語を調べたりしており、感心しました。質問の中に「someone who is pregnant」というものがあり、生徒たちは、意味が分からず、色々な人に尋ねていました。男の人にまで尋ねている姿を見て、思わず笑ってしまいました。「pregnantは妊娠だよ」と言ったらびっくりしていましたが…。前日、TCの先生から、自己紹介とホストファミリーの紹介を英語でしてもらうという話だったので、みんな一生懸命練習してきたのですが、残念ながら、その機会はありませんでした。気づけば一家族、二家族…と帰っていき、いつの間にかウエルカムパーティは終了です。今日は土曜日なので、午後はそれぞれのホストファミリーと過ごしたようです。明日は、いよいよ週末です。どんな週末を過ごすのでしょうか。
今日で滞在4日目ですが、生徒は体調を大きく崩すことなく、元気に過ごしています。中には少しホームシックになっている生徒もいるようですが、周りの友達と助け合っています。友だちの話を聞いて「あ〜私と同じなんだ」と安心した生徒も少なくないようです。中には、せっかく親しくなったホストファミリーとさよならをして、新しいホストファミリーと過ごす生徒もいます。いろいろなアメリカの家庭を知れるよい機会だととらえて、ポジティブに過ごしてほしいです。
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生徒のみなさんには毎日宿題がだされます。昨日は、お金の名称についての宿題でした。勉強にもなり、ホストファミリーともコミュニケーションをとれる、とても良いものだと思います。昨日、日記のことについて話をしたら、生徒の皆さんはしっかりと一日を振り返り、気付いたこと、感じたことを書いていてくれました。とても嬉しかったです。
朝、登校すると、生徒たちはそれぞれ、昨日のホームスティ先での出来事を話します。「夕食がサラダだけだった。でもなぜかお腹がいっぱい」「昨日の夜はすしを食べに行った」など、食べ物の話が中心のようです。午前中は、お金についての授業でした。生徒たちは、小銭にはdimeやnickel、penny、quarterなどの数え方があることを興味深く勉強していました。実際にお金を使って、支払いの練習なども行い、午後のショッピングモールに向けての準備はばっちりです。昨日から、TCの先生に言われていたのは、生徒たちの声の小ささです。自身がないのかもしれませんが、声が小さく、積極的に自分の意思を伝えることができていませんでした。そこで、TCのデイジー先生がご褒美カードを準備してくれ、発表をしたり、大きな声で授業に貢献したりした人に渡してくれました。一日の授業の最後に、カードを1枚選び、その人には商品があります。ご褒美の効果は覿面ですね。少しずつですが、意思表示をすることができるようになりました。声の大きさはもう少しですね。その後、明日のガレージセールに向けて、それぞれが日本から持ち寄ったものに値段をつけて並べました。
その後、近くのショッピングセンターに行き、フードコートでランチをしました。今日のランチもサンドイッチ、果物、スナックです。サンドイッチは種類が豊富で、チーズやハムの生徒もいれば、スクランブルエッグやピーナッツバターの生徒もいます。
そして、いよいよ買い物です。楽しみにしていた生徒が多いようです。日本の友だちや家族へのおみやげはもちろん、自分へのおみやげを買っている人も多かったようです。服を一枚かったら、あと2枚ついてきた!という生徒もいました。そして何より、びっくりしたのは、生徒がみんな堂々と買い物をしていたことです。店員さんと話し、お金の支払いも問題なく行っていました。まだ3日目なのにすごいです。頼もしいです。
最後に、生徒の様子を見たり、ホストファミリーの話を聞いたりして気になったことを生徒たちに伝えました。アメリカ(他の国でも同様かもしれませんが)に来ると、日本人や日本文化が愛されていることがよくわかります。ですので、日本人の代表としてきちんとした振る舞いをしてほしいということです。アメリカにいるからなんでも許されるわけではありません。だれかが話をしていたら、きちんと目をみて話を聞いてほしいです。それが英語で、何を言っているのかわからなくても、わかるように努力をしてほしいです。ホストファミリーは「食べたくないものは残していい」と言いますが、食べ物は大事にしてほしいです。食べられない量は、つぐ前に量を減らすか、断るかしてほしいです。アメリカにいても日本人らしく、自信をもって行動できるといいな、と思いました。
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昨晩は、ホームスティの家族と過ごし、それぞれ家のプールで泳いだり、買い物に行ったり、ジムに行ったりしたようです。「楽しかった。ホームシックになると思ったけど、無駄な心配だった。」という頼もしい声も聞こえてきました。一方で、思うように自分の言いたいことが言えず、寂しい思いをした生徒も少なくないようです。ですが、まだ一日目です。自分次第でこれからの生活は変わると思います。ぜひ頑張ってほしいです。
私がスタディーセンターに着くと、たくさんのホストファミリーから質問攻めでした。「彼女の好きな食べ物は何だ」「具合が悪そうだけど、大丈夫か」あれもこれも心配してもらっている生徒のみなさんは幸せだな、と思いました。今日はオリエンテーションが行わわれました。その中で、地域の責任者から、これから3週間の間、特に5つの姿勢を忘れないで生活してほしいと話がありました。@appreciation Akindness Bhelpfulness Cwillingness to try Dcooperationです。ホームスティ先の人たちは、貴重な時間を使って、私たちを家族の一員として受け入れようとしてくれています。私たちもお手伝いをしたり、行動をともにしたりして、自分のできることを積極的に行ってほしいと思います。
お昼は場所を移動して、ラケットクラブ(テニスコートやプール、ジムなどがあります)の中庭でそれぞれもってきたランチを食べました。ユバシティの今日の気温は、摂氏になおすと40℃以上あるそうですが、乾燥しているせいか、日本ほど暑さは感じません。熱いですけどね…。初めてのランチ。4人の生徒は自分たちで作ったそうです。自立していますね。みんなのランチを見てみると、サンドイッチと果物(バナナやリンゴ丸ごと)、スナックでした。その後、プールに入ったり、テニスをしたり、それぞれ楽しく過ごしていたようです。
最後に、ホストファミリーが迎えに来ていたのですが、気になることがあったので生徒に伝えました。1つは疲れている表情をださないこと。午前中の授業の時間、時差ボケや長旅の疲れ、英語がわからない等の理由はあると思いますが、生徒の表情が暗かったです。疲れているのは、ホストファミリーもTCの先生たちも同じで、多くの人が生徒のために協力しているということを忘れないでほしいと思います。2つ目は旅程をしっかりと確認し、忘れ物等をしないこと。今日は、水着を忘れて、ホストファミリーに取りに帰ってもらったり、持ってきてもらったりと迷惑をかけてしまいました。「自立」しましょう。3つ目は日記を必ず書くこと。今日の日記の未提出者は2名でしたが、提出している生徒の中にも内容が少ない生徒もいました。あんなに濃い一日を過ごしたのに、です。その日に感じたこと、気付いたことを記録に残しておくと、これから先の自分たちの財産になります。ぜひ、自分たちのためにも日記をつけてほしいと思います。明日の朝は全員そろうといいです。みんなしっかりと話を聞いてくれていたので、その様子を見ていた、ホストファミリーたちから、「なんの話をしているかわからなかったけど、生徒たちが真剣に話をしている様子に驚いた」と言われました。感謝の気持ちを忘れず、色々なことに積極的にチャレンジしてほしいと思います。
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いよいよ待ちに待ったアメリカへの出発の日が来ました。空港に着き、「いよいよだ」という実感もわいてきたのではないでしょうか。朝早かったせいか、少し元気がないように感じましたが、徐々に表情も明るくなってきました。鹿児島空港でのチェックインは、みんなスムーズにいったようです。スーツケースの重さもばっちりです。「順調、順調」と思いきや、いすの上にかばんが2つとパスポートが1つ置き去りにされています!?しばらくすると、笑顔でトイレから戻ってくる二人。不安です…。荷物の管理をしっかりとするように伝えました。すると、その直後、また誰もいないいすの上にかばんとパスポートが置かれています。大丈夫でしょうか…。その後、韓国に向かう飛行機の中では、日本の夏休みの宿題にとりかかる生徒が数名いました。
乗り換えの仁川空港では、セキュリティチェックが厳しく、職員に「荷物は自分のものか」「誰かから預かっていないか」「カメラ類は最近修理していないか」など色々と質問をされました。YesとNoでなんとか切り抜け、世界一過ごしやすい空港と言われる仁川空港で、1時間の自由時間を楽しみました。
11時間のフライトを終え、ついにアメリカ到着です。初めての一対一の英語での会話となる入国審査では、1時間待ったあと、「目的は何か」「滞在期間はどれくらいか」「携帯持っているか」などを聞かれたそうです。TCのデイジー先生とジュン先生はとっても気さくで明るい人たちでみんなも安心したようです。
さて、サンフランシスコからユバシティまでの移動はバスでした。サンフランシスコの大都会を過ぎると、辺り一面大自然が広がりました。生徒たちのアメリカについての第一印象は「道路が広い」「景色が映画っぽい」「目が会ったら笑ってくれる」とのことでした。確かに、今、私たちはアメリカにいて、これまで映像でしか見えなかった世界が目の前に広がっているのです。感動ですね。途中、ファストフード店にて昼食を、ということで、マクドナルドとバーガーキングとどちらかいいかCTの先生に聞かれたので、「宮崎にないからバーガーキング」という理由でバーガーキングへ行きました。やはり、ビッグサイズ。そしてコーラの種類の多さにも驚きました。ですが、何よりも驚いたのは、アメリカ人の大胆さです。ランチに降りようとすると、一人の生徒のシートベルトが抜けません。反対にはめていたようで、どうしても抜けません。運転手さんに手伝ってもらっても抜けません。すると、運転手さんは刃物のようなもので、シートベルトを切ってしまいました!!なんとびっくり!!
いよいよ目的地であるユバシティが近づいてきました。ついにホームスティの家族と対面です。急に不安になってきたようですが、バスを降りるとたくさんの家族に迎えられ、あっという間に各家庭に帰っていきました。また、明日学校で、ホームスティの初日の様子を聞くのを楽しみにしています。 |