今日はのど痛や頭痛を訴える研修生がいた。空気が乾燥しているためにのどや鼻を痛めやすく,日中の気温は約30℃でも朝夕は16〜17℃ということがあるので体温調節がしづらいのだ。また,ホームステイの半分の日程を終え,緊張感が解けてくる時期だということも関係しているかもしれない。日本から持参した薬を服用し,水分・栄養・睡眠を十分にとるように伝えた。外国では症状にあった薬を手に入れるのは容易ではない。副作用等を考えると安易にホストファミリーが使用している薬を服用させるわけにはいかないからだ。乗り物酔いの薬や腹痛時の薬も同様に日本から持参することをお勧めする。今日は午前の授業後,トゥウェイン・ハートという所へ移動し,屋外で昼食をとった。その後,数名の見学者がいたが,ミニチュアゴルフとプールを楽しんだ。みんなにはホームステイ後半も有意義な時間を過ごしてほしい。
生徒の日記より
8月6日は毎日が充実していて分からなかったが、8月9日、今日は長崎に原子爆弾が投下された日である。日本に原子爆弾を落とした国は、今私達がホームステイさせてもらっているアメリカである。今、自分達が生きているということは、当たり前ではなくて、犠牲になった人がたくさんいることを心に刻み、そして生きたかったけれど生きれなかった人、自分の青春を奪われた人などたくさんの方々の思いも今、受け止めながら、一生懸命生きていきたいと思う。私の祖母は、私がアメリカに行く機会を得られたことに対してとても喜んでくれたが、私や私の家族以上に落ち着かないようでそわそわしていた。鹿児島を旅立つ前の電話の声は涙声だった。その声を聞いた時、「自分は一人じゃないんだ!」と思ったし、「戦争で戦った遠い遠い国に行くんだ。無事に帰ってこれますように!」という祖母の愛が伝わってきた。今でも世界中で殺人や盗みや戦争、いろいろなことがおこっている。食べかけを捨てる国もあれば、食料がなくて飢えている国もある。今、日本で自殺とかあまりよくないニュースを耳にしたりするが、私には、どれほどその人苦しかったか、つらかったかは、分からないが、生きたくても生きれない人もたくさんいる。視点を換えれば、私達が悩んだり苦しんだりしている今もたくさんの幸せがころがっているのではないかなと思う。二度と戦争はしない、してはならない、そして、世界中で戦争がなくなって欲しい。
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今日は、ホストマザーから「サプラーイズ!」と言って母たちからの手紙を渡された。その手紙のおかげでなんだか元気をもらえました。
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今日、授業では、気持ちを表す単語をたくさん教えてもらいました。グレイ先生が表情で楽しく、わかりやすく教えてくれたので、すぐ理解することができました。午後からはタウインパークという所にいきました。とても気持ちのいい所でランチを食べてそれからゴルフをしにいきました。僕は一番下手だったけど、みんなでやって楽しかったです。
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