2007年アカデミックホームステイ活動の様子

2007年アカデミックホームステイ
Manteca,  PAレポート

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引率の先生からのレポートです。

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7月31日(火)
午前11時前、澄みきった空の下、サンフランシスコ国際空港に到着した。道中、飛行機に少し酔った生徒も出たが、無事、生徒21名入国審査も終え、サンフランシスコに足を踏み入れた。9時間にも及ぶ長旅の疲れが顔に表れてはいたが、空港のロビーでは、TCのCornnieが満面の笑みで出迎えてくれた。初対面にも関わらず、生徒一人ひと りに声をかけ、心から私たちを歓迎してくれている様子に、驚きと感動を覚えた。
 空港からはバスでの移動。途中、昼食を取り、マンティカの町へ。スタディーセンターに到着したまず第一声が、皆 「暑い!」の一言。夏本来の暑さに加え、日中、最も気温が上がる時間帯。しかし、その暑さに負けず劣らず、ホスト ファミリーが、続々と私たちを出迎えてくれた。ホストファミリーとの対面に、生徒たちの緊張感と喜びが、見ている 私達にも伝わった。今夜は、各ステイ先で、ファミリーとの語らいを楽しみ、ゆっくり休むことができますように・・・。

生徒の日記より

日本にはないコーラをのんだ! なんか、まずかったです。生の人参とセロリを食べた! やっぱり生は・・・・

 
8月01日(水)

時差ぼけと長旅で、まだ疲れが残った感はあったが、幾分、生徒達は昨日よりは元気を取り戻しているような気がした。ホストファミリーに連れられて、スタディー・スタディーに顔を出し、そして、"See You!" と交わして別れる。生徒達が昨夜、一生懸命コミュニケーションを取っている姿が頭に浮かんだ。今日は、午前中、オリエンテーションが行われた。TCのCorrnie(コーニー)から様々な説明を受け、生徒達の頭はパンク寸前であった。それでも、昼食時間 になると、ホストマザー手作りのランチを口にほおばりながら、昨夜の各家庭での出来事を楽しそうに話していた。午後は、近くのショッピングセンターまで探索に出かけた。横断歩道の渡り方、買い物の仕方、そして街並み。全ての物に驚きの声があがった。夜は、それぞれのホストファミリーが持ってきた料理を囲み、ウェルカムパーティーが催された。時間が経つに連れ、生徒達とホストファミリーとの壁が少しずつ解けていくのを感じた。

生徒の日記より

アイスを食べました。私はチョコを選びました。驚いたのは自分達でいろいろなものを上にのっける(かける) ことです。自分たちでのせれたので自分の"オリジナルアイス"ができました。おいしかったです。

 
8月02日(木)
 今日は、終日研修でサンフランシスコに出かけた。朝9時にスタディーセンターを出発し、まず最初に訪れたのが、ゴールデン・ゲート・ブリッジだった。サンフランシスコと聞けば、誰でもこの場所が浮かぶような観光スポットである。サンフランシスコ湾と太平洋の境にかかるこの橋を、途中までではあったが、風や車の振動を感じながら、自分達の足で歩いた。その後、ゴールデン・ゲート・パークへと向かった。大自然の中を散策しながら、公園で過ごす現地の人々と同じように、ゆっくりと時間を過ごした。その後、最終地、ピア39へ。今一番のスポットであるこの場所は、多くの人々でにぎわっていた。生徒達もここでの自由時間を楽しみにしていた一方で、更に、周囲へ細心の注意を払っているようだった。無事、全員が、時間通りに集合場所に集まった。わずかではあったが、大都会の空気に触れながら、自由時間を満喫したようだった。
 
8月03日(金)
 昨日のサンフランシスコ終日研修の興奮も冷めぬまま、今日は、初めての授業が行われた。2人の先生のもと、2グループに分かれ、それぞれの教室で授業を受けた。一つは、ホストファミリー紹介。もう一つは、アメリカのお金について。久しぶりの授業に、生徒達は、TCの説明を必死に聞いていた。サンフランシスコ到着後、2・3日は、TCの質問にもどう反応していいのか分からない様子で黙っていた生徒達が、授業中も少しずつ自然に"Yes","No"と返事をしている姿に生徒達の成長が垣間見れた。
 午後は、ある家庭のホストマザーによるフラダンス講座とアメリカの伝統的なバースデイ・パーティーを体験体験した。腰の使い方が難しく、最初は戸惑っていたが、2時間が過ぎる頃には、現代のフラダンス、そして昔ながらのフラダンスの両方とも踊れるようになっていた。バースデイ・パーティーでは、ケーキをほおばりながら、たくさんのゲームを楽しんだ。休み時間も、各家庭のホストシスター・ブラザーを囲みながら、話をして遊んでいる様子を見て、TCと感動していた。アメリカ滞在1週目ではあるが、生徒達の成長と何事にも果敢に挑戦する様子に、ただただ驚かされた1週間だった。
 
 
8月06日(月)
今日から、新しい仲間が一人加わった。授業の初めに、全員が自己紹介を行い、それから2グループに分かれての授業が始まった。今日は、食事と体について。土日の疲れが残っているのか、それとも、まだ目覚めていないのか、少し生徒に活発さがなかった気がした。食事に関しての授業では、アメリカの食事の形を習ったり、日本での食べ物を紹介したりspeaking活動が主だった。一方、体に関しての授業では、等身大の自分の型を鉛筆でとり、それぞれの各部分を英語で学んだ。ランチをとったあと、午後は、ホストファミリーの家にあるプールへ。家に大きなプールがあることに生徒達は驚いていた。いざ着替えを済ませ、水の中へ。プールで遊ぶ姿は、やはり、日本でもアメリカでも変わらなかった。気持ちよさそうに、みんな楽しそうに遊んでいた。まぶしい日差しの下、水に浸かって、リフレッシュできたことだろう。
 
8月07日(火)
今日は、午後の予定のため、午前中の授業が少し短縮された。授業では、1つは、ホストファミリーへの感謝の手紙を書いた。一生懸命に、生徒達はホストファミリーへの感謝の気持ちを書いていた。その姿から、HFに感謝の気持ちを持って生活をしているのだなと感じた。もう1つは、アメリカの州についての授業であった。アメリカでは、小学4年生位までに、全ての州と全ての州の州都を覚えなければならないと聞いた。生徒達は、50州の中から1つを選び、その州について調べてくる宿題を出されていた。午後は、まずは映画"The Simpsons"を見に行った。字幕なしの映画ではあったが、楽しめたようだ。その後、マンティカにあるSierra H.S.(高校)の吹奏楽部の生徒達と交流を持った。彼らは、HFの一人であるHammerさん(音楽教師)が率いる吹奏楽部の生徒達であり、来春の4月に日本に1週間演奏旅行に出かけるそうだ。お互いに自己紹介をしたり、おしゃべりをしたりと、同い年くらいの生徒達とコミュニケーションをとることができた。「何をしゃべったらいいの?」「ええー!」と言っていた生徒達も、一生懸命に相手の話を聞き、そして、自分の事を話そうとしていた。これこそが、「交流だ!」と生徒達を見ながら感じた。

生徒の日記より

今日は、授業の後、映画 The Simpsonsを見ました。初めは、「英語だし、字幕も、当たり前だけど字幕もないし、分かるかなあ・・・」と不安でした。でも、見てみると、意味に分かる所ばっかりでちゃんと楽しめました(^0^) その後は、High Schoolに行って、HFの一人であるRick率いる吹奏楽部に会いました。ほとんどお話する時間で、私は、アシェリーという1つ年上の女の子でした。すごく優しくて、おもしろい人で、たくさんおしゃべりできました。とっても、うれしかったです。帰るときには、ぎゅっとハグしてくれました。お友達になれてよかった!すっごく、楽しかった!

 
8月08日(水)
今日はヨセミテ国立公園終日研修の日だった。片道、約2時間半近くの道のりだった。ヨセミテ国立公園は、東京都の約1.5倍の大きさだとは聞いていたが、その大きさを実感できた。ヨセミテ公園の入り口から、バスの駐車場があるヨセミテロッジまで、なんと1時間弱。道中、山道で蛇行しており、車酔いをした生徒も出てしまった。しかし、バスを降りれば、大自然の美しさにすぐ魅了されていた。ヨセミテ内の無料バスに乗り移動をしながら、公園内を散策した。一つ残念なのが、昨年の降雪量が少なく、また空気がこの夏は乾燥しているために、滝が見られなかったことだ。園内の川も干からびている場所があった。もう一度機会があるのならば、迫力満点の滝を目にしたいものである。歩いたり、移動が多く生徒が疲れてはいないか心配をしたが、夕食も元気にバスの中で食べており、安心した。充実した終日研修であった。
 
8月09日(木)
今日から2日間、男の子2人がキャンプに出かけ、女の子20人だけの授業が始まった。今日は、なかなか日本でもできない貴重な体験をした1日となった。8時−9時半まで、昨日のヨセミテ研修の感想を英語で書いた。その後、警察署を訪問した。警察所のチーフに連れられ、いざ、警察署探索に!最年少の生徒が、この探索の間、チーフ代行となり、至るところに取り付けられている監視カメラに向かって、身分証明書(警察官のバッジ)を見せながら進んだ。たった70数名警察官で、マンティカの町を守っているそうだ。忙しい中、各部署を見て回った。どの警官も、手をとめ、微笑んで挨拶をしてくれた。そして、いざ、刑務所の中へ・・・。どこからともなく流れてくる異様な空気に、生徒達は、不気味がっていた。その後、何と、本物の銃を手に取る体験をさせてもらった。本物の銃を手に取った時の生徒の驚き!「重い!」肌で感じた瞬間だった。その後、隣接する市議会場へ。残念ながら、市長とは面会ができなかったが、代わりに副市長が色々と面倒を見てくださった。マンティカの歴史。彼の奥さんとのロマンス等など。面白い話を聞かせてもらった。それから、1人ひとり、市議会を模擬体験!市長・副市長・財政担当・土木担当・公園管理などなど、それぞれの席に座った。一番の人気は、もちろん市長席!どのように市議会が開かれているのかを、教えてもらった。たくさんのお土産を手にし、生徒達は、とても満足そうに今日の日を終えた。

生徒の日記より

朝からの授業では、略してある英語について学びました。つなげて言うような発音になったり、違う発音になったり、とても難しかったです。そして、刑務所に行き、牢屋に入ってみたり、拳銃を持ってみたりと、とても普段は経験できないことを経験することができました。その後、副市長さんに会って、市議会の開かれる会議場で、市長のイスに座ったり等いい経験でした。スタディーセンターに戻ってからは、ビンゴゲームや絵をかくゲームで盛り上がりました。アメリカのビンゴは穴をあけるのではなく、置いていくものだったのでビックリしました。絵を書くゲームも、動詞
等があって、当てるのがとても難しかったです。今日、インタビューテストをして、なかなか自分の思っていることが言えなかったので、もっと英語の力を身につけたいです。" 

 
8月10日(金)
1週間の疲れが、そろそろ出てきた1日。今日は、朝から、キッチンでチョコレートクッキーを作った。計量の仕方も、台所用品の使い方も何もかも日本と違うために、よーくTCの説明を聞く必要があった。格闘しながら、出来上がったクッキーは、very good!その後、テキストを片手に、授業へ。イースター・感謝祭・ハロウィーン・クリスマス等のお祝い事について、学んだ。午後は、実際にそれらを少しずつ体験。ハロウィーンの飾り付けをし、バレンタインのカードを、作った。感謝祭では、感謝の気持ちを綴り、カード製作。一人ひとりオリジナルのカードを本当に熱心に作っていた。きっと、ホストファミリーも喜ぶに違いない。それから、イースターの卵探し。Study centerの敷地に隠された215個のegg(プラスチック)を走り回って探した。それから、朝作ったクッキーをほおばりながら、クリスマスの話に耳を傾ける。どれも少しずつではあったが、普段日本では体験できない、文化を体験することができた。一番生徒達がびっくりしたのが、これらのお祭り(?)では学校がないということ!!「日本と違う!」まさに、その通りである。
 
8月13日(月)

HFとの最後の週末となった土日を、それぞれ生徒達は楽しく過ごしたようだ。ショッピングモールや、日本食レストランや、遊園地等など。HFが生徒達の事を考え、色々と計画してくれたことにとても感謝をした。今日は、朝から、フル活動。スポンジに、ホースに、乾いた古タオルを片手に、全員で洗車をした。"Car Wash only $5"という看板を片手に、道路沿いでお客さんを集め、生徒達が車を水で流し、洗剤で洗い、そして乾かす。かなりのハードワークであるが、生徒達は一生懸命にやってくれた。車がピカピカにきれいになると、自然とうれしくなるものだ。9時〜11時半までのわずかな時間だったが、20台近くの車を洗い終えた。また、室内では、洗車待ちのお客さんのために、rummage sale(慈善バザー)を行った。日本から、そしてホストファミリーの家から、それぞれ不要となった物を寄せ集め、$1、$2、$3、$5、$10のテーブルに分けて、売った。日本のおもちゃ(駒、けんだま)から額縁や子供の洋服まで色々なものが並び、たくさんの人に買ってもらえた。昼食時には、生徒達は、疲れきった顔をしていたが、いい汗をかいた1日であった。午後は、それぞれが調べてきた州についてのスピーチを行った。どの生徒も一生懸命に調べてきており、感心した。残り、わずかとなってきた滞在日数。しっかりとHFやTCに感謝の気持ちを伝えて帰りたい。

生徒の日記より

ホストファミりーではない人がお客さんとしてきた時の喜びは、めちゃくちゃ大きかったです。すごくがんばったので、すごくスッキリした気分になりました。人の役に立つってすごく楽しい事なんだなって思ったりしました。午後の授業は、ほとんど「さよならパーティー」の話し合いでした。私達は日舞をすることになったので、残り少ない練習時間で何とかがんばろうと思います。さよならパーティーは絶対に成功させるぞ!"

生徒の12日の日記より

Dinnerの時、ホストファザーとマザーが、「日本に帰らないで、ここにいてもいいのよ」と言ってくれた。「中学を卒業して、high schoolは、ここの学校へ通ったら?」って。そしたら、また、この家に来ていいからね、って。すごく嬉しかった!マザーがあと5日しかないって、泣く真似をしてた。 アメリカにいれたらいいのになあ。"

 
8月14日(火)

今日は、朝から車に乗り込み、近くのショッピングストアーに出かけた。1つは、ホストファミリーに感謝の気持ちを込めて送る写真集の写真を現像するため。もう1つは、木曜日に迫った「さよならパーティー」の買い物をするため。昨日、どんな料理を作り、何が必要なのか話をしていたため、買い物はスムーズにいった。生徒22人とそのHFの分まで考えたために、かなりの量になった。木曜日の「さよならパーティー」で、みんなに楽しんでもらいたい。ランチを食べ、午後は、ボーリング場へ。まず、靴のサイズから勉強しなければならなかった。日本のサイズをUSサイズに直し、靴を注文した後も、まだ大きくて、小さいサイズに変えた生徒が続出した。ボーリングというひと時のレクレーションを、みな楽しんでいた。ガーターが出ては残念がり、ストライクやスペアが出ると喜ぶ。ルールは、日本と同じだったが、1つだけ違ったのは、投球時に出すぎてしまうとfaulになり、0点になってしまう所だった。さて、それに皆気づいていただろうか・・・・。

生徒の日記より

朝から、さよならパーティのための買出しに出かけた。もう、お別れなんだと思うと悲しくなった。 お世話になった分、しっかりと感謝の気持を伝えたい。絶対に成功させる!

 
8月15日(水)
今日は、最後の終日研修日。カリフォルニア南側のベイエリア・サンノゼ近くのGreat Americaに出かけた。Great Americaは北カリフォルニア最大のテーマパークである。交通渋滞のため、到着に2時間近くかかったが、それでも、11時から19時までたっぷり園内を満喫する時間があった。入り口で集合写真を撮り、チケットをもらっていざゲートへゴー!!園内マップを片手に、様々なアトラクション(主にジェットコースター)へと散っていった。途中、園内で生徒達と出くわすたびに、「○○は、おもしろかった〜!」と口々に・・・。ジェットコースターという言葉を聞いただけ身震いしてしまう私にとっては、生徒達の興奮した様子にある種のうらやましさを感じた。もちろん、ジェットコースターが苦手な生徒達も、自分達で楽しめる方法を探していたようだ。感心なことに、何事もなく無事集合時間19時に集まった。ほっとした。バスに乗って帰る道中も、疲れているのにも関らず、いろいろな話で盛り上がっていた。さて、明日は、さよならパーティー。今日は、ゆっくり寝て、明日に備えよう。
 
8月16日(木)

今日は1日中、「さよならパーティー」の準備だった。HFにあげるスクラップブックを作成しながら、パーティーの準備を平行して行った。午前中は、飾りつけと折鶴作成。TCに感謝の気持ちを込めて、みんなで百羽鶴と色紙(もちろん英語)、和紙で作った箱を作った。大変な作業ではあるが、皆、自分なりに感謝の気持ちを込め、熱心に取り組んでいた。昼食をはさんで、午後は料理作り。台所の使い方も、計量のメモリも、料理道具も全てなじみのないものばかりで、最初はとまどっていたが、10分も経つと、生徒達は全てを何なりと使いこなしていた。そして出来上がったのが、おにぎり・肉じゃが・カレーライス・うどん・フルーツポンチ・みたらし&あんこ&しんこ団子・卵焼き・お好み焼き等など。一旦、ホストファミリーと家に戻り、6時半からパーティー開始。ほとんどの女の子達が浴衣に着替え、料理を振舞まった。ほとんど練習なしのぶっつけ本番だったにも関らず、ピアノ・合気道・手品・日舞・茶道など、HF達を楽しませてくれた。やる時はできる生徒達である。感心してしまった。そして、これもまた練習なしで、アメリカの有名な曲IF YOU'RE HAPPY(幸せなら手を叩こう)を英語版・日本語版両方ともみんなで合唱した。HF達も喜んでくれた。あっという間の2時間。楽しんでもらえ、少しでもHFに私達の感謝の気持ちが伝わっていればいい。

生徒の日記より

今日は朝から1日かけて、「さよならパーティー」の準備をした。おどりの練習をしたり、飾りつけをしたり、鶴を折ったり、料理をしたり・・・。本当に本当に大変だった、すごく疲れてたし、暑かった。(料理をする時) でも、3週間お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えるために、一生懸命がんばった! 夜は本当に大変だったけど、最高に楽しくて、本当にがんばってよかった! すごく喜んでもらえたからよかった。気が付けば、もうあと1日・・・。はやい・・・。"

 
8月17日(金)
とうとう滞在日数、残り1日となった。生徒達の日記を見てみると、さよならパーティーで、「本当にお別れの時なんだ」と悟ったようだ。HFと一緒に涙ぐんだ生徒。帰りたくないという生徒。「また来なさい」というHFの言葉に思わず泣き出す生徒。この3週間、どれほど生徒達がHF達と楽しいひと時を過ごしたかが分かる。今日は、まず、この3週間お世話になったスタディーセンターの掃除を行った。各生徒、何も言わずにも、自ら動いてくれた。「使う前よりも美しく!」本当に、一生懸命掃除をしてくれたお陰で、とてもきれいになった。その後、屋外と屋内でひと時ゲームやレクレーションをして過ごした後、皆で、あるホストファミリーの家へと移動した。午後はBBQ&スイミング。生徒達が持ってきたホットドッグ用のソーセージを焼き、パンにはさんで食べた!「おいしい!」それから、最終日の午後をおのおの泳いだり、話をしたりして過ごした。この3週間、あっという間だった。最初は大丈夫だろうかと心配もしたが、生徒達は四苦八苦しながらも一生懸命、アメリカでの生活を楽しもうとしていた。この生徒達の成長を、本当に嬉しく思う。そして、生徒達を支えてくれたTC、HFをはじめ、多くの人々に感謝をしたい。

 

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