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2006年アカデミックホームステイ
Grass Valley,  PAレポート

引率の先生からのレポートです。

↓クリックするとその日付の日記のリンク先に飛びます。

期    間

更 新 日

7月23日(日)〜7月25日(金)

7月29日

7月26日(土)〜7月31日(月) 8月4日
8月1日(火)〜8月7日(月) 8月9日
8月8日(火)〜8月13日(日) 8月15日
8月14日(月)〜8月20日(日) 8月23日

 

 
7月23日(日)
待ちに待った出発の日。大雨の影響が心配されましたが、全員が元気な笑顔で空港にやってきました。出発式の後、お見送りに来てくださった家族としばらくの別れを惜しみつつ、セキュリティーチェックゲートを通り、搭乗口へ。ほぼ定刻どおりに羽田に向けて出発しました。機内はこれから始まる旅に期待が膨らんだのか、にぎやかでした。羽田空港到着後、バスにて成田へ移動。途中お台場の観覧車に歓声を上げつつ、東京ディズニーランドを通過し、今晩宿泊する「ホテル日航ウインズ成田」に到着。ロビーですれ違う外国からのお客様やパイロット、客室乗務員に驚きながら、ミーティングを済ませ、各自部屋に入り、思い思いに時間を忘れて楽しく過ごしました。(中には時差ぼけしないために…。と言いつつ、徹夜をした人も数名いました。)

生徒の日記より:
今日はいよいよ出発でした!といっても羽田までですが…。出発にはたくさんの保護者が見送りに来てくださいました。これから1ヵ月、いろいろあると思うけれど、良いことは良い事として、悪いことは反省して、たくさんのことを吸収していきたいです。

 
7月24日(月)
朝、6:00起床(一部はずっと起きていましたが…)。7:10からバイキング形式の朝食をすませ、ケーススタディをしました。どんなことが起こっても対応できるように、いろいろ考えられる事例についてグループで話し合いました。12:45ホテルを出発し、成田空港へ。「やはり鹿児島空港とは違うね。」と言う声も。自分達でチェックインし、スーツケースを預け、1時間くらいの自由時間で昼食を取ったり、ウィンドウショッピングをしたりしました。15:00すぎに出国手続きを済ませ、搭乗口へ移動しました。そして、17:40頃予定より少し遅れましたが、サンフランシスコに向けて出発しました。出発すると同時に、我慢しきれずに爆睡する人、早速ゲームや映画、音楽を楽しむ人、それぞれに飛行機の中での時間を過ごしました。

生徒の日記より:
午前中403号室に集まって、ケーススタディをしました。いろんな事件、誤解やトラブル(ホストファミリーとの)を事前に防ぐため、また、解決方法をグループごとに話し合いました。2時間ほどでしたがとても内容が濃いものでした。しかし最後のほうではウトウト、コックリコックリしていましたが…。午後はいよいよ羽田空港へ!時間に余裕を持って早め早めの行動でしたが、早すぎて待つ時間が長いのなんのって・・・。みんな体力が続くかなー。

 
7月24日(月) ※以降はアメリカ時間です。
日本を出発し、11時頃サンフランシスコ空港に到着しました。緊張した面持ちで一人ずつ入国審査を受け、14歳以上の生徒は指紋と写真を撮られ、スーツケースを受け取り、到着口に向かいました。するとそこには、今回私たちをお世話してくださるTCのSusan(スーザン)先生とJanet(ジャネット)先生がすでに来ていて、笑顔で迎えてくださいました。自分からあいさつをしたり、自己紹介をしたり、積極的に話す人もいました。写真撮影とトイレをすませたあと、バスに乗りGrass Valleyに向けて出発しました。途中、昼食のためマクドナルドへ。ここでアメリカ到着後初めての買い物にチャレンジしました。TCの助けをもらいながら、メニューを指差し、なれないアメリカドルを差し出し、自分のほしいものを手に入れることができました。ほっとした顔がとても印象的でした。飲み物のカップの大きさにびっくりした人もいました。「マクドナルド」の英語読みもしっかりとマスターすることができました。昼食後、これまでの疲れからか、バスの中でみんなぐっすり寝ていました。15:00すぎ、スタディーセンターに到着。ホストファミリーの出迎えを受けました。そして一緒にそれぞれの家に帰って行きました。

生徒の日記より:
今日一日ものすごい長かった。バスの中ではみんな疲れた表情でも、バスのドアを降りるとすこし元気になっていた。みんなホストファミリーがどんな人か心配そうだったけど、僕はとても良い人だったから良かった。また明日からがとても楽しみだ。

 
7月25日(火)
今日から授業がスタートしました。それぞれのホストファミリーにつれられて、スタディーセンターに集まり、9:30頃から授業が始まりました。今日は最初ということで、合同の授業でした。まず昨日のことを日記に書くことから始まりました。さすがに高校生メンバーはスラスラと自分の考えていることを英語を使って書いています。中学生、特に1年生にとってはとても難しく、近くの先輩達に教えてもらいながら何とか英文を書くことができました。予定よりも早く11:00前にはランチを食べることになりました。サンドイッチにもいろいろあり、友達と交換し合いながら楽しくランチタイムを過ごしました。中には時間が早すぎて食が進まない人や、慣れない食生活のために食欲のない人もいましたが・・・。ランチの後、このホームステイプログラムを運営している会社の北部地区責任者であるキャシーさんが来られて、授業をしてくださいました。授業の中で、キャシーさんはジェスチャーを交えながら分かりやすくこれからの生活で大切な3つのことを教えてくださいました。それは「smile」 「thank you」 「volunteer」の3つです。どの生徒もしっかり頭に入れていたようで、授業後はこれまで以上に「thank you」が聞こえてくるようになっています。午後からは市役所を訪問しました。お忙しい中、市長さんをはじめ、警察署長、消防所長、商店街のチーフなどがきてくださり、グラスバレーの歴史やそれぞれの仕事のことなどを話してくださいました。英語がなかなか聞きとれなかったようですが、全員が一生懸命聞いていました。帰りにはTシャツやワッペンなどをお土産にいただき、大喜びでした。時間が少しあったので、近くのアイスクリーム屋に行き、アイスを食べました。15:00にはホストファミリーと共に、それぞれの家へ戻っていました。

生徒の日記:
午前中はスタディーセンターで勉強をした。昼食は10:30からだったからみんな少ししか食べていなかった。午後は市役所に行って市長や消防、警察署長たちに会った。その後アイスクリームをみんな買ってから帰った。今日も楽しい一日だった。

 
 
7月26日(水)
例時にない猛暑が続いているようで、今日も100℉(38度くらい)を越える一日でした。今日はホストファミリーの都合で、絋子さんと由妃さんはお休みでした。午前中の授業は「お盆について」でした。中学生グループ、高校生グループ(中3の3人はこちらのグループで)にわかれて学習をしました。最初に、ホストファミリーと一緒にするように前日に出されていた宿題の答え合わせをしながら、それぞれのコインの名前の言い方について勉強しました。次に中学生グループは実際にコインを使って数を数える練習をしました。Janet先生の持ってきてくださったコインの中には珍しいコインも含まれており、1つ1つ裏を見たり表を見たりしていました。ホストファミリーが1ドルコインや2ドル札など持たせてくれた生徒もいました。また高校生グループはお小遣いを500ドルもらったとして、雑誌から欲しいものを切り取り、ノートに貼る作業をしました。アメリカの雑誌に興味を示しながら、楽しそうに取り組んでいました。昼食後は、"Barhaken Acres farm"を訪問。JohnさんとMaryさんの案内で、彼らの農園を歩いて見学しました。あまりの広さに「アメリカって何でも大きいね。」の声が。アメリカの広さを体験しました。途中、たまねぎ、ピーマン、トマトなどをいただきました。この夏はあまりにも暑くて作物を作るのは大変だとは話してくださいました。また、メンバーの何人かの家で農業をしていることも知り、とても嬉しそうでした。
夕方からは、ウェルカムパーティーがスタディーセンターの近くでありました。予想よりも多くの方が来られ、私たちを歓迎してくださいました。(皿が足りなくなるハプニングも。)全ての家族の紹介の後、水風船のゲームで盛り上がり、それぞれの家庭から持ち寄った料理を食べました。お互いのホストシスターやブラザーを紹介しあったり、一緒にバスケをしたり、ジェスチャーを交えながら交流を深めていたようです。

生徒の日記より:
今日の授業はお金についてで、ちゃんとできた。今日ストアに行ったので、分かって嬉しかった。農場はすごく暑くて、水がお湯になっていた。今日のお昼もすごくうれしかった。エミシーとネニッコーと写真が撮れた。農場ではシアブとも写真が撮れてとっても嬉しかった。Welcome Partyでイケメンと写真が撮れてよかった。

 
7月27日(木)
終日研修でサクラメントへ行きました。集合時間で普段よりも一時間も早いにもかかわらず、8:00すぎには全員集合し、バスに乗り込み、サクラメントへ向けて出発しました。初めての終日研修ということで、とっても楽しそうです。1時間半くらいで到着し、まずは州会議事堂を訪問。真っ白な,重厚感のただよう外観に圧倒されつつ、記念写真を撮影。そあと、ガイドのナンシーさんの案内で内部を見学して回りました。1Fにある1906年ごろの会計事務所を再現した部屋を見学。そして2Fに上がり、吹き抜けになっているMain Public floorへ案内されました。白を基調としたドーム状の大広間はとても明るく、壁にはローマの知恵の女神ミネルバの像や、カリフォルニアのシンボルの熊などが埋め込まれていました。生徒はここでもたくさん写真を撮っていました。次に3Fへと上がり上院(定員40名)、下院(定員80名)両方の議員室を見学。最後に1Fに再び来て、楽しみにしていたあのシュワルツェネッガー州知事の部屋へ。残念ながら本人には会えませんでしたが、部屋で記念写真を撮り、しっかり名刺をもらい、感激した様子でした。午後には、おおきなショッピングモールへ移動。そこでそれぞれ好きな昼食(ピザ、ハンバーガーなど…)を食べました。短い時間でしたが、ショッピングも楽しんだようでした。そして、本日最後の目的地であるオールドサクラメントへ。ゴールドラッシュの頃を思わせる街並みで、その時代の建物を使っているところもあるということ。ここで、生徒はショッピングを楽しみ、写真をたくさん撮り、アメリカならではのスイーツを味わい、(舌が青くなっている人もいました)終日研修を満喫したようです。集合の時には、たくさんのお土産を抱え、笑顔で戻ってきました。

生徒の日記より:
今日はサクラメントの市庁舎や市内観光をしました。市庁舎に行ったとき、アーノルドシュワルツェネッガーに会えるといいなあと思っていたけれど、会えなくて残念だった。市内観光ではお買い物をした。いろいろ買えてよかった。歩いていて知らない人に「こんにちは。」と言われたときはびっくりした。楽しい一日だった。 

 
7月28日(金)
いつものように9:00から授業がスタートしました。今日は、春奈さんが、ホストファミリーとのお出かけのためお休みでした。連日の暑さと環境の変化に慣れるために、疲れ気味の生徒の様子を見てのSusan先生の配慮で、スタディーセンター内での活動に変更されました。生徒のことを第一に考えてくださっているTC(ティーチャーコーディネーター)たちに本当に感謝です。ゲストティーチャーのKaren先生を迎えて、陶芸にチャレンジしました。まず始めに、どんぶり(お椀?)を作りました。粘土をこねて形作っていたのですが、なかなかうまく形を整えることができず、平皿や大皿になってしまった人もいました。次に足のついた平皿を製作。思い思いにそれぞれの想像力をふくらませ、作品を仕上げていきました。デザインにこっている人、日本語でメッセージを書く人、スタンプを使う人などいろいろです。作品作りに没頭したので、あっという間に午前中は過ぎました。昼食をはさんで、さらに小さな取り皿や箸置きを製作。午前中で終わる予定でしたが、全ての作品を作り終わったのは14:20でした。それから、急いで出されていた宿題の答えを確認、アメリカの住居や部屋について学びました。今日作った作品はしばらく乾燥させた後、Karen先生が持ち帰り、焼いてくださるそうです。後日、焼きあがった作品に色を付け、再び焼いて、ホストファミリーへのプレゼントにするそうです。そのため、みんな一生懸命作りました。

生徒の日記より:
今日は陶芸作りをしました。刺身皿や箸置きと日本独特のお皿をアメリカの先生が教えてくれて、いい経験をしたなと思いました。それに,各グループに一人のアメリカの同級生がつき、アシスタントをしてくれて、いいCommunicationが取れたし、私たちが分かるように簡単な英語を使ってジェスチャーを加えてくれて、私も理解できるように努めた。とてもいい日だった。I had a very good time!

 
7月29日(土)
今日は休日。終日それぞれのホストファミリーと過ごしました。

生徒の日記より:
7:00に起こされ、みんなで近くのグラウンドまでrunningに行きました。今日はすがすがしい気分で一日をstartさせることができました。昼は買い物に行き、昼食は、なんと!「TACO BELL」で食べました。超おいしかったー。夜はHirokoとカレーライス&サラダを作りました。DadもMomもとても喜んでくれたのでHAPPYでした。また作りたいと思います。

 
7月31日(月)
初めてのホストファミリーとずっと一緒だったので、週末あけの今日は、久しぶりに日本語で話せるとあって、お互いの週末の出来事についての報告会からスタートしました。この週末、湖に行ったり、ショッピングに行ったり、家の掃除の手伝いをしたり、日本食を作って紹介したりと、それぞれの過ごし方をしたようです。一週間たってだいぶこちらの生活にも慣れてきたようです。相手が話していることを一生懸命聞きとろうとしている姿があちこちで見られます。今日の授業は午後からの活動に備えて"Eating"について話しました。食べ物の名前やレストランのメニューを使って、実際にオーダーしてみたり、チップについて教えてもらったりしていました。高校生グループは自分から発言したり、分からないところはSusan先生に質問したりと積極的に取り組んでいました。とても頼もしい限りです。中学生グループもJanet先生の指示をしっかり聞き取り、活動しています。お互いにすることを日本語で確認しながらですが、日々授業で大きな声を出せるようになってきています。午後からは楽しみにしていたdowntownにある"Pete's Pizza"へ行く日でした。スタディーセンターから歩いて30分くらいで到着です。(途中、観光案内所でパンフレットを取ったり、図書館で日本のマンガを見たり、インターネットでMNCCのホームページを見たりしました。)5人ずつ1つのグループになり、到着するとすぐに調理場へ。好きな具材を選んでピザの生地にのせます。ほとんどが初めての経験なので、とても楽しそうです。(男子のグループのピザは、具材だけでものすごい厚さになりました。)そしてお店の人に焼いてもらいました。7〜8分後に出来上がりです!自分達で作った焼きたてのピザをとってもおいしそうにほおばっていました。最後にお店の名前の由来や作り方など教えてもらい、生地の伸ばし方など紹介してもらいました。空中に高く放り投げて生地を伸ばすのを見て、感嘆の声が上がりました。もちろん何事にもTry!お店の人の好意で生徒もチャレンジできることになり、数名の生徒が貴重な体験をすることができました。1時間ほどdowntownでショッピングを楽しんだ後、また歩いてスタディーセンターに帰りました。

生徒の日記より:
今日は、午前中はstudyセンターで注文の仕方などを勉強して、午後からみんなの楽しみにしていたピザ作りでした。ピザ屋さんにはいろんな具がたくさんあって、どれをのせるか迷いました。結局、オートミールになっちゃったけど、それはそれなりにおいしかったです。めったにできない経験が出来てとてもよかったです。


 
8月1日(火)

今日の授業は「職業について」でした。まず始めに自分のホストファミリーの職業についての宿題の確認をしました。この宿題を通して、初めて自分のホストファミリーの職業について知ることができた人もいました。色々な職業の英語での言い方を教えてもらった後、活動に入りました。高校生グループは2チームに分かれ、1つのチームが考えている職業についてもう1つのチームが質問をして当てていきます。積極的に自分達から質問をして楽しそうに活動している様子に、教えているSusan先生もびっくりしています。また中学生グループはJanet先生とホストシスターのジェスチャーやスキットを見て、その職業が何であるかを当てる活動をしました。彼女達の分かりやすい演技に「これ英語でなんていうんだっけ?」と言いながら、辞書を引いてどんどん当てていきます。まだまだ日本語で話すことも多いのですが、少しずつ英語の単語も増えてきているようです。昼食の後、今日からサヨナラパーティーで披露する予定のソーラン節の練習がスタートしました。今日は、まだ本格的には始まっていませんが、高校生を中心に進んでいくと思います。英語版いすとりゲームで楽しんだ後、(友紀さん優勝!)近くにある消防署を訪問。Bruceさん、Garyさん、Alexさんの3人の消防士の皆さんが笑顔で迎えてくれました。Grass Valleyの町が出来ると同時に設立されたという消防署はカリフォルニア州で3番目に古いのだそうです。Bruceさんによる説明の後、建物の中を案内してもらいました。2日働き4日休むという勤務シフトの中で、Living room, dinning roomはもちろんbed roomTVの部屋など、居住空間が、家の中にいるような感じが持てるようになっていました。その後、消防車の説明を受け、実際にホースをつないで、放水を体験させてもらいました。”Let’s Try”の精神でほとんどがチャレンジしましたが、水の勢いに押されてしまい、思うようにコントロールできないようでした。写真をたくさん撮った後、スタディーセンターに戻りました。

生徒の日記より:
今日わ、いろいろな職業について勉強しました!!ジャネット
Teacherがいろいろジェスチャーをしてくれて、みんなでそれわ何かを当てあいました。午後は、スタディーセンターのすぐ近くの消防署へ行きました。いろんな場所の写真を撮ったり、ヘルメットをかぶったりしました。楽しかったです。

 
8月2日(水)

サンフランシスコ終日研修でした。朝810頃にスタディーでセンターを出発。ホストファミリーもたくさん来てくださったので、総勢46名くらいの大きなグループになりました。みんなとても楽しみにしていた様子で、バスが出発するとすぐにバスの中はにぎやかになりました。途中、トイレ休憩を取り、予定よりも大幅に遅れて1130頃最初の目的地に到着。TCからの連絡やホストファミリーからのアドバイス通り、長袖を持ってきましたが、バスを降りてその寒さを実感しました。ゴールデン・ゲート・ブリッジの前で写真撮影を済ませ、昼食場所のCliff Houseに到着。目の前に広がる海岸はとても壮大で、ずっと先まで続いています。しかし風が強く肌寒かったので、早々に昼食を済ませ、バスに乗り継ぎの目的地に向かいました。次は世界的に有名なケーブルカーに乗りました。たくさんの人が列を作ってケーブルカーに乗るのを待っています。坂の多いサンフランシスコを実感しながら、美しい町並みを車窓から眺め、楽しみました。前方のステップに立っていた人は、別のケーブルカーとすれ違うたびにすぐ近くを通るのでドキドキしていたようです。ケーブルカーを降り、店々が立ち並ぶFisherman’s wharfを通り、最後の目的地Pier39へ。ここで自由行動になりました。すっかりアメリカでの買い物にも慣れた様子で、お買い得なものを見つけたり、値段交渉にチャレンジしたり、日本のお土産を買ったり、記念コインをお店の人からもらったり、欲しいものをちゃんと手にすることが出来ました。(素晴らしい成長ぶりです!2時間くらいの楽しいショッピングを終え、バスに乗り込みました。帰りは歩いて渡ることしかできなかったゴールデン・ゲート・ブリッジをバスで通り、その大きさと美しさに感激しました。交通渋滞もあり、study centerまで3時間半かかり、到着したのは夜の十時でした。運転の荒いドライバーのため何度も怖い思いをしましたが、バスの中ではサンフランシスコの興奮がさめない感じで話が盛り上がり、とてもにぎやかでした。

生徒の日記より:
ゴールデンゲートブリッジはとても長かった。海は日本の海より色が薄かった。風が強かった。夏にジャケットを着るなんて、日本ではありえない。ケーブルカーに乗った。他のケーブルカーと当たりそうなくらい近いところを走ったから、ドキドキした。サンフランシスコでショッピングをした。食べ物、洋服、小物、アクセサリーなどたくさんの種類の店があった。ワクワク、ドキドキの楽しい1日だった。

 
8月3日(木)

TCの先生の取り計らいで今日の授業は1000にスタートしました。今までで一番多い7人がホストファミリーとの活動のため欠席でした。7人いないせいか、昨日の疲れが残っているせいか、クラスはとても静かでした。Janet先生による授業がスタート。今日は合同で”exercise(運動)について学びました。が、内容が難しく、口も重くなり、いつもより声も出ていません。そこで、早目に昼食の時間へ。昼食後、レクリエーション(スプーンリレーと風船渡しレース)で気分転換をして午後の授業へ。明日行うモザイクアートのデザインを各グループで作成しました。各グループいろいろなアイデアが出されています。日本をアピールできるように桜や富士山、日本地図を取り入れたり、丸や三角など図形を入れたデザインなど様々です。TCの先生もとても気に入っていただけたようで、一つ選ぶのがとても大変そうです。いつもより早く授業を終わらせ、ホストファミリーの車で帰宅しました。(その後、昼寝をした人が多かったみたいです。)

生徒の日記より:
今日は
10時に学校集合だった。でも今日は7人も7人も欠席がいてちょっと寂しかった。授業のほうは少し理解しづらかった。みんな「は?は?」って感じだった。gameは風船の奴が少し難しかった。特に男子から女子とか女子から男子はやりにくそうだった。今日は授業が短かったからLuckyだった。明日もそうだったらな…。

 
8月4日(金)

いつも通り900に授業スタートです。今日は二人欠席でした。昨日よりとても元気にみえます。サンフランシスコ研修の疲れもすっかり取れたようです。まずは宿題の答え合わせをしました。いろいろな種類のお店についてホストファミリーと考えてくる内容でした。Susan先生の”Volunteer?(だれか答えてくれませんか?)の声に、あちこちから手があがります。すごい!!Susan先生も誰に当てるか迷うくらいです。答えた後もらったごほうびのカードに、とっても嬉しそうです。グラスバレーグループの生徒は皆頑張っています!そのあと、”fashion”に関する写真を雑誌から切り取って説明をする活動をしました。いつものように日記を英語で書いたあと、昼食にはいるのですが、ここでサプライズがありました。Susan先生が、ケーキを持って”happy birthday to you〜♪と歌いながら教室に入ってきました。明日が真希さんの誕生日ということで、一日早い誕生日をみんなで祝いました。真希さんおめでとう!また、利華さんがホストシスターと一緒にみんなのためにクッキーを作ってきてくれました。おいしかったです。利華さん、エミリー、ありがとう!午後からはモザイクアートにとりかかりました。残念なことに昨日皆が考えたアイディアは活かされず、(せっかくのデザイン図は、どうやら色塗りをして包装紙にするらしいです)Janet先生のアイディアを元に、テーブルの上のタイルを使って飾り付けをしていきました。並行して、来週行われるcar washのための看板作りを行いました。グループ対抗ということで、どのグループも看板作りから張り切っています。ちぎり絵風にしたり、外に落ちている木々で作ったり、紙を切ったりきらきら光るのりを使ったり、文字をカラフルな色紙で切り抜いて作ったりと工夫を凝らしています。1500にホストファミリーが迎えに来るまで一生懸命取り組んでいました。

生徒の日記より:
今日は昼からモザイクアートとcar washの看板作りをしました。モザイクアートとは色鮮やかな石を砕いて板にボンドでつけるアートです。個性豊かに石を並べて世界で一つだけのテーブルが出来ました。そのあとはカーウォッシュの看板を作りました。それぞれの班で目立つように作りましたが、果たして本当にお客が来るか心配です。

 
8月5日(土)、8月6日(日)

終日ホストファミリーと過ごしました。

生徒の日記より:
今日は3時からさあやさんの家でプライベートパーティーがありました。ホームステイの生徒もほとんど来ていました。さあやさんの家は広くて、プールも公園もあって、みんな泳いだり、遊んだりしていました。ケーキなど料理がたくさんでました。ケーキは甘かったけど、他のはわりと平気でした。皆来ていて今日は楽しかったです。

 
8月7日(月)

いよいよ後半スタート。今日は先週の月曜日に比べて、落ち着いた雰囲気の中で、一日が始まりました。昨日、紗亜弥さん家でのパーティーでほとんどのメンバーが会って、週末の出来事を話しているからかもしれません。午前中はいつものように授業でした。今日のテーマは「元気について」でした。ホストファミリーと一緒にやってきた宿題について、TCの先生方から質問が出るたびに高校生グループは積極的に手を挙げています。その元気な声につられて中学生グループも少しずつですが、自分達から発表できるようになっています。とてもうれしいことです。また英語で進められる授業にも慣れてきています。宿題のチェックが終わると「pictionary(ピクショナリー)」という活動をしました。2チームに分かれ、TCの出題する単語を絵に書いてみんなに当ててもらうというゲームでした。絵が上手な人が多いこのグループのメンバーにとっては、とても楽しく過ごすことが出来たようです。そのあと天気に関する表現についてテキストを使い学習しました。午後からはホストファミリーの車に分乗して、YUBA川の一部にある州立公園へ行きました。この時期はとても水量も少なく、到着後昼食を済ませすぐに川へ。水遊びのスタートです。下まで透き通っているきれいな川でした。またここでは砂金取りも出来るとあって、チャレンジする人も。魚を追いかける人もいました。思い思いに過ごした後、近くにある世界で一番長い一連アーチのbridge portへ行きました。写真撮影を済ませ、実際に渡りました。1860年代にできたという橋は全て木製でしたが、とてもしっかりした作りでした。高速道路がない時にとても重要な役割を果たしたのだとJanet先生が話してくださいました。自然いっぱいの中で、リフレッシュすることができた半日研修でした。

生徒の日記より:
今日は午前中の授業で気候や季節を学習しました。そして午後からは、
Yuba riverにいきました。そこの川はとても流れが速く、スリッパが流されそうでした。他のホストファミリーの人たちと交流を深めることが出来ました。残り約2週間を大切にしていきたいです。一日一日を充実させたいとおもいます。


 
8月8日(火)
Six flags Marine Worldの終日研修でした。交通渋滞のためバスが少々遅れ、予定よりも遅く8:20にスタディーセンターを出発しました。サンフランシスコ近くのValleyoまで2時間くらいかけてバスで行きました。バスの中はいつもどおりとてもにぎやかです。昨日、誕生日だった未来さんのために"Happy birthday"を歌い、一日遅れになりましがみんなでお祝いしました。未来さんおめでとう!テーマパークが近づいてジェットコースターが見えてくると、みんなのテンションも一気に高まり、視線は外に釘付けです。バスを降り、入り口へ到着し、写真撮影が終わるといよいよ自由行動です。地図と勘を頼りに、絶叫マシーンを始め、それぞれの目的地へ向かっていきました。ここは遊園地だけでなく、海、空、陸上の野生動物のショーを見たり触れ合ったり出来るテーマパークになっています。木製のジェットコースター"ROAR"や、3回転する"Boomerang"、45Mの高さまで垂直に上ってひねりがはいりながら降りてくる"V2"など、たくさんの絶叫マシーンの他にも、日本にも似たものがありますが、ずぶぬれになってしまう急流下りや、、ものすごい勢いのある回転するイスなどもありました。すれ違う度に、とっても楽しそうに自分達の乗った乗り物について話してくれたり、ゲームで手に入れたものを見せてくれました。絶叫マシーンを楽しんだ人、とてもジェットコースターは恐くて、他の乗り物やゲームにチャレンジした人、ショッピングを楽しんだ人など、思い思いに一日を過ごしているようでした。17:00が集合時間でしたが少し遅れて(今回が初めて!)全員が揃い、駐車場まで連れて行ってくれるカート乗り場へ。そこでハプニング発生です。カートに乗り込もうとしたところ予約していたのに割り込まれたと思われたらしく、待っていた人たちからすごいブーイングがおきました。TCの説明も聞いてくれず、あとで係の人がTCにあやまっていました。17:30頃出発し、また2時間かけて、Grass Valleyまで帰りました。

生徒の日記より:
今日は、
Six flags Marine Worldに行きました。8時集合。バスで2時間くらいかけていきました。そこにはたくさんのnジェットコースターがあって全て怖そうでした。今日はホストファミリーのElizabethが来ていたので、さらに仲良くなることができました。私はほとんどショッピングでしたが、水にぬれている人たちもいて、笑顔が輝いていました。最後にバスへ向かう時に、後ろの全く知らない人が怒っていてすごくびっくりしました。もう残り2週間もないけど、一日一日の体験すること一つ一つ大事にしていきたいです。

 
8月9日(水)
今日は朝からCarwashに向けての準備をしました。先週途中まで仕上げていた看板を最後まで作り上げました。どのグループも工夫がこらしてあり素晴らしいものができました。」また看板ができあがると、日本から持ってきた品物に値段付けをしました。(一緒にガレージセールをして、自分達のグループの売上金を上げる作戦かもしれません。)値段の方は少々高めの設定のようです。今までの買い物で覚えた”2 for $1.00"(2つで2ドル)を使っているグループもあります。ちゃんとこの2週間でいろいろと学んでいることがわかります。さすが!!昼食後、いよいよCarwashの会場であるスーパーマーケットの駐車場へ。到着すると同時に呼びこみスタートです。大きな声を出して、Carwashをしていることをアピールします。呼び込みを始めると一台の車が来てくれました。笑顔で車を洗っていきます。ホストファミリーのお手伝いをいただきながら、心を込めて丁寧に仕上げていきます。ほとんどが初めて体験する中で、一生懸命に洗い上げていきます。洗っているうちに、次の一台がさらにもう一台。どんどん入ってきます。呼びこみ係も手伝いに来て、皆で洗いました。車を洗っている間にガレージセールの品物をすすめているグループもあります。もちろん英語です。車を洗い終わって"Thank you”を言われ、代金をいただいたときには、本当にうれしそうでした。ちなみに代金は、運転手に決めてもらいました。中には10ドル払って下さる方もいらっしゃいました。キャンピングカーを洗っているグループもありました。途中駐車場での少々強引な呼びこみにお店の人からクレームがつきましたが、”頑張ってね”と言って応援してくれる人がいたり、日本語であいさつをしてくれる人がいたり、たくさんの出会いをすることができたようでした。12:00〜14:00までの2時間、しかも告知なしのcarwashでしたが、暑い中、30台もの車を次々と洗い、288.87ドルをかせぎました。グラスバレーのグループのがんばりに感激した一日でした。これらのお金はアメリカの生徒が日本に来るときの資金として使われるそうです。

生徒の日記より

カーウォッシュは客を呼び込むのがとても大変でした。みんな手をふっていったり、無視されて悲しかったです。でもお客さんも来てくれてうれしかったです。アメリカに来ていろんなことを学んだけれど、この頃は厳しさも学んでいる気がします。あと2週間をきってしまったので、ホストファミリーや仲間との生活を楽しんでいきたいです。                                                             

 
8月10日(木)
今週2回目の終日研修でした。”Nevada Country Fair” というGrassValleyで行われているお祭りに行きました。カリフォルニア州で開催されるFair(博覧会)の中でもかなり大きなものの一つなのだそうです。あちこちからやってくるので、周辺は普段は見ることのない交通渋滞になっていました。今日はスタディーセンターには行かず、直接入口に集合し、その後、会場へ。羊や馬、豚などの動物コンテストや品評会、農作物のデモンストレーションの他に、食べ物のコーナーやステージ、作品展示のコーナーなどがありました。また、2〜3日で出来上がった移動遊園地の中には観覧車をはじめとした乗り物がたくさんありました。乗り物を楽しんだり、ゲームを楽しんだりする人、いろんな食べ物を食べている人、ずっと見てまわる人など、それぞれにすごしました。展示コーナーでは、「無料」でいろいろもらって、どんどん袋がふえて郁仁もいました。また、昼食に久しぶりの”米飯”を楽しんだ人もいました。楽しい時間をそれぞれすごし、集合時間15:00少し前に全員が集合しました。(さすが!)集まると、リーダーが人数チェックです。(これもすばらしい!!カルチャーセンターの方々もほめて下さいました!)明日の連絡後、解散となり、ホストファミリーと一緒に帰っていきました。(中には再び会場に戻っていく人もいました...。夜遅くまで遊んだようです。)

生徒の日記より

今日はネバダカウンティーフェアーに行きました。つい先日までは、ただの公園みたいでしたが、今日きてびっくり。遊園地にいるような気分でさすがアメリカって思いました。今週は終日研修などの授業以外のことばかりで、みなだんだん疲れが顔に出てきているような気がします。あと10日、何が起こるかはわからないけれど、とにかく全力で挑戦して、このホームステイを最高のかたちで終わらせたいです。

 
8月11日(金)
午前中はいつもどおり2つのグループに分かれての授業でした。本日の欠席は和香さん(湖へ)、華奈さん(キャンプへ)、梨紗さん(遠方へお出かけ)の3名でした。今日はアメリカでよく使われる"Spoken English”(話し言葉)や”Slung"など、日本の英語の授業ではあまり習わないような表現について学びました。例えば、”I wanna go." だと、”I want to go." となりますし、”I dunno."だと、”I don't know"となります。「そういえばよく使っているよね。」とホストファミリーとの普段の会話の中で今まで聞き取れなかった英語が理解できたようです。テキストで学んだ表現を早速TCとの会話の中で使っている人もいました。後半は、午後の活動に向けて、使われる単語をゲーム形式で学びました。机、イスを片付けたあと、8/13が誕生日の友紀さんのため、みんなで”Happy Birthday”を歌ってお祝いをしました。昼食後、午後の活動がスタートです。今日はネバダユニオン高校で英語を教えていらっしゃるカーテン先生をゲストティーチャーに迎えて、Fly-fishingnigにチャレンジしました。(釣りの一つの方法で、毛ばりを使って魚をつるのだそうです。)昨日カナダから帰ってきたばかりだというカーテン先生は、早速1800年代にイギリスで始まったというFly-fishingの歴史や道具について説明してくれました。次にスタディーセンター近くの池に移動し、実際にFly-fishingをしました。さおが一つしかないので、他の人は竹を使って独特の動きの練習です。でもとて軽い本物のさおのようにうまく動かすことが難しいようです。そこで、1人ずつ先生のさおを使い、その動きを教えてもらいました。中には、練習に疲れて、休憩をしたり、裸足になって池の中に入って魚をつかまえたり、何か探したりしている人もいました。そうしている中、友紀さんのホストマザーが、友紀さんの誕生日ということで、アイスクリームを持ってきてくれました。とっても暑い中でしたので、みんなとてもおいしくいただきました。

生徒の日記より

今日の午前の授業は "Everyday English " だった!!短縮した言葉 "must have " が musta になったり、want to が wanna になったり。なんか・・・カッコエエなぁ!今日は少し早く授業が終わったからソーラン節の練習したぁ。午後の授業は、初のフライフィッシングでした。日本で日曜日の朝のテレビでたまに見てたけどやるのは初でした。教えてくれる先生が、カッコよかった。手作りの竹のさおでフライフィッシングしたら手が痛くなった!!みんな楽しそうにつりしてました。

 
8月12日(土)、8月13日(日)
終日ホストファミリーと過ごしました。

生徒の日記より:
今日はNevada Country Fairに車のショーを見に行きました。毎日違って、今日はバイクのショーとカーレースと大きい車のショーでした。最初はどんなものなのか楽しみでワクワクしていました。観客席に入りきらないぐらい人がいました。いざ始まったら、みんなすごく盛り上がってとてもうるさかったです。バイクでの大技を決めたり、カーレースで一位争いをしているところがすごかったです。        


 
8月14日(月)

最後の終日研修でした。サクラメントにあるwater world へ行きました。家族とおでかけのため梨紗さんはお休みです。この期間、ちょうど隣の会場でカリフォルニア州の"State Fair"が開催中だそうです。先週の”Nevada Country Fair"よりもかなり規模が大きい博覧会ということで、その会場に行ける事になり楽しみにしていました。ところが、出発前に本日は休みとの知らせが...。かなり残念でした。気をとりなおし、バスに乗り込み、2時間かけて到着したところは、ショッピングセンターでした。「ん?」と思っていると、Water worldが12:00オープンなので、ゲートが開くまでの時間をそのショッピングセンターで過ごしました。Shoppingの大好きなメンバーです。昼食を買ったり、おみやげを買ったり、お買い得品を見つけたりと、思い思いに過ごしたようです。バスに再び乗り、近くのWater Worldへ。セキュリティーチェックで食べ物を持ち込むことがdきないとわかり、ゲート前で昼食をすませて中に入りました。記念撮影を済ませ、帰りの飛行機への手荷物持込についての注意を受けました。そして、着替えていよいよプールへ。いろいろな種類のスライダーや流れるプールなど、普段は水着になることを嫌がっていた人たちも友達と一緒に次々と向かいました。荷物置き場に戻ってくるたびに、体験しておもしろかったスライダーの話をしてくれます。とっても生き生きとした表情で話してくれるので、私までうれしくなりました。何回も同じスライダーを体験する人もいました。帰る前にお金を払ったのに品物がもらえないというハプニングもありましたが、16:30にはWate rWorldを出発し、また2時間くらいかけてGrass Valleyに戻ってきました。楽しく過ごした一日でした。

生徒の日記より:
今日は9:00集合でサクラメントにあるウォーターワールドに行きました。ウォーターワールドに行く前に少し買い物をしました。楽しいでした。ウォーターワールドはすべり台(小さな)やウォータースライダー、流れるプール、波のプールなどなどたくさん泳ぐところがあって、たくさん泳ぎました。久々に泳げてとっても楽しいでした。でもめちゃめちゃ日焼けをしたのが、ショックでした。今日は楽しかったけど、けっこう疲れました。Fairにいけなかったのが残念でした。

 
8月15日(火)

いつものように9:00過ぎに授業がスタートです。梨紗さんは今日までお休みです。まずは、きのうの終日研修のことを英語で書きました。英文日記を書くにもだいぶ慣れ、黒板に書いてもらったキーワードを元に辞典を使ってどんどん書いていきます。その後は、TCのはからいで、残りの時間をさよならパーティーの準備に使うことになりました。午前中は、今までの感謝の気持ちを込めてホストファミリーに”Thank youカード”を書きました。折り紙を使ったり、カラフルに飾りつけをしたり、家族のひとりひとりに感謝の言葉を書いたりと、一生懸命に取り組んでいます。自分の住所も英語で書き込みました。途中昼食をとり、午後からは、グループの出し物の練習をしました。今日は時間もたっぷりあるので、ソーラン節のグループもだいぶ練習がはかどったようすでした。高校生が中心になり中学生をひっぱって、練習をすすめていきます。とっても頼もしい限りです。他のグループもだいぶすすめることができたようでした。金曜日の本番が楽しみになってきました!!

生徒の日記より:
きのうプールで疲れて授業はきつかったです。最初はきのう行ったプールの感想文を英語で書きました。その後は飛行機に持ち込めるものとだめなものを説明されました。厳しくてビックリしました。さよならパーティーの準備はホストファミリーに手紙を書いたり、机の飾りつけを考えたりしました。金曜日のさよならパーティーの時にみんなが楽しんでくれたらうれしく思います。当日のみんなの出し物がとても楽しみです。

 
8月16日(水)

午前中の活動は英文日記を書いたあと、先々週自分たちで作った陶器の色付けをしました。Karen先生のお店で素焼きされた自分の作品に久しぶりに会いましたが、中には自分の作品を忘れていた人も...。染め色用の絵の具をもらい、自分のイメージする作品を創り上げていきました。途中先週作ったモザイクアート作品を贈呈するために近くのCulture Centerに行きました。本当はみんなで行きたかったのですが、色付けの作業もあったので、代表してグループリーダー5名が行くことになりました。Janet先生のお手伝いをもらって作りあげた机をとっても喜んでもらいました。そのあと、館長のGuidaさんが、是非見て欲しいとのことで、”Grass Valley Museum”へ案内してもらいました。1850年代のグラスバレーの街ができた頃の家具や食器、衣類など当時をよくしることのできるものがたくさん展示されていました。中でもこのCulture Centerの前にあった孤児院の資料も飾ってあり、その当時授業で使われたいた机やイス、地図帳などが展示されていました。その他にも当時の先生方やシスターたちの写真、医務室の道具、まだ今でも使える蓄音機やオルガンなど珍しい貴重なものを見せていただきました。5人のメンバーたちも、ひとつひとつ興味をもって見学していました。昼食後はボーリングとショッピングの2つにわかれての活動でした。ボーリング組は10人参加でした。到着後、2つのチームにわかれ、早速ゲームのスタードです。日本とは違ってゲームが途中でも時間がきたらコンピューターが止まってしまうシステムです。Susan先生のさし入れのフライドポテトとオニオンリングをあっという間にお腹の中に入れ、ゲームに熱中しました。一方、ショッピング組はJanet先生とダウンタウンへ歩いて行きました。後で聞いた話ではみんな一緒での行動だったようで、思うようにshoppinngをすることができなかったようでした。今日は咲貴さんがかぜのためお休みでした。

生徒の日記より:
今回は授業はなかった。午前中は陶器に色づけをした。色受けする前よりも少しはましになった。でもホストファミリーにあげるにしては下手すぎる...。午後はボーリングかショッピングに別行動。私はショッピングをした。リサイクルショップ、Museum,服屋、etc。アイスクリームを食べた。すごく暑くて歩き疲れた。だけど楽しかった。

 
8月17日(木)

いよいよスタディーセンターでの最後の授業でした。今日は重之君がタホ湖へおでかけのためお休みでした。午前中前半はさよならパーティーの練習をしました。ソーラン節も順調のようです。同じ曲でも各学校で違う動きをしていたので、1つにそろえるには大変だったようです。でも、そこにはさすがグラスバレーグループ!話し合って1つの踊りに仕上がったようです。他のグループも明日の本番に向けて、準備をすすめました。後半は、今までお世話になった各機関への”thank you カード”を書きました。写真の下にひとりひとりサインを書いていきました。また、あいた時間には、昨日に引き続き、今まで使っていた英語ノートにサインをもらったり、写真をとったり、少しの時間を惜しんで、お互いの交流を深めていました。午前中の最後に、大掃除をしました。窓をふき、モップをかけ、すすんでトイレ掃除をしてくれた人もいました。今日の昼食はホットドッグ。たくさんあったソーセージもどんどんお腹の中に入っていきました。昼食の終わり頃、今日で17才になった紘子さんのお誕生日を祝って、みんなで”HappyBirthday”を歌いました。おめでとう、紘子さん!午後の活動は野球でした。「大隈半島+屋久島+甑島合同チーム」vs「薩摩半島チーム+将二君チーム」に分かれて試合をしました。ピッチャーはSusan先生の旦那さんです。キャッチャーは、隆樹君が務めました。途中、地元の新聞記者も取材にきて楽しそうに野球をしているメンバーの写真をたくさん撮っていました。好プレー、珍プレー、続出する中、5回で試合終了!結果は、チーム大隈が14−6の大差で勝ちました。初めて野球をした人も、運動が苦手な人も、みんな楽しんで参加していました。

生徒の日記より:
今日は授業はなく、サヨナラパーティーへ向けて、いろいろ準備をしました。ぼくたちは、二人羽織をするので、必ず成功するようおにがんばりたい。午後は、野球本場のアメリカで野球の試合をした。ぼくは、野球部だが、硬式のボールで野球の試合をするのは初めてでした。とても楽しく野球ができ、少しはみんなが1つになれた気がした。明日は最後のパーティー。みんな一団となってがんばるぞ。

 
8月18日(金)

ネバダユニオン高校へ行きました。2000人もの生徒がいる大きな高校です。午前中はとっても広いキャンパス内をジャネット先生の案内で見学しました。まずは、美術の授業をしているCheryl先生のクラスを見学しました。ちょうど部屋の模型を作っているところでしたが、授業中にも関わらず、何度も日本へ行ったことのある先生は、気さくに話しかけてくれました。メンバーも早速写真撮影です。授業の風景を写真におさめていました。次にプール、校庭、体育館を見学し、陶器を教えているJohn先生のクラスを見学させてもりました。10分くらい見学をしていると、休み時間になり、授業を終えた生徒たちが、たくさん校舎から出てきました。中にはホストシスターやホストブラザーを会った生徒もいます。高校生は今日を楽しみにしていたようで、積極的に話しかけたり、写真を撮ったりと交流を深めています。図書館を見学後、再びJohn先生のクラスへ。今度は美術の授業中でした。しばらく見学をして、昼食をとるためカフェテリアへ移動しました。カフェテリアでの昼食が体験できるということでしたが、お目当ての昼食は、ほとんど売り切れてしまっていました。sじょぁsじょ。売店でカップヌードル($1.00でした)を見つけ、食べている人っもいました。昼食後、さよならパーティーの会場設営をして準備にとりかかりました。途中、英語の授業に13名が参加し、アメリカの高校の授業を体験しました。(1クラスには多すぎたので、いくつかのクラスに分かれました。3名はなんとドイツ語の授業に...。)1時間の授業に参加し終わって、全員そろったところで、リハーサルをしました。パーティーの前に明日はお誕生日の彩佳さんのためみんなでHappy Birthdayを歌ったあと、いよいよパーティーのスタートです。(予定より30分遅れてスタート)1人1人が担当したパフォーマンスに笑いあり、涙あり、スタンディングオベーションをもらったりと本当に充実したパーティーになりました。(途中、Janet先生のおかげで、地元の新聞社の取材もありました。)一生懸命やってくれたメンバーに感謝です!練習や準備の時間が少ない中で、今までお世話になったことへの感謝の気持ちを最大限に表してくれました。「とってもよかった〜。」とたくさんのホストファミリーが言ってくれました。パーティー後、みんな満足した気持ちで会場をあとにしました。アメリカでの生活もあと一日。ホストファミリーと一緒に楽しい一日にしてもらいたいなぁと思います。

生徒の日記より:
今日はさよならパーティーがネバダユニオン高校でありました。ユニオン高校はとても広くて大きい所でした。そこの食堂でさよならパーティーをしました。みんなのホストファミリーが来て、楽しくできました。グラスミュージックや日本舞踊、二人羽織やソーラン節などの出し物も大成功でした。みんなで「ふるさと」を歌った後に、卒業証書を配られました。ホストファミリーへのプレゼントを喜んでくれているみたいでよかったと思います。とてもにぎやかで思い出に残る一日になりました。

 
8月19日(土)

最後の週末をホストファミリーと過ごしました。

生徒の日記より:
今日は各家庭で様々な一日を過ごしました。僕の家庭では、ホストファミリーとその兄弟の家族、グランドファザー、マザーと一緒に湖に行きました。ボートに乗ったり、水辺で遊んだりと、とても楽しい一日になりました。各家庭様々な思い出ができたようです。

 
8月20日(日)

いよいよアメリカを出発する日。朝6:30集合。いつもよりも早いにも関わらず、ほとんどがその時間に集まってそれぞれの家族との別れをおしんでいます。涙をこらえることができず、なかなかバスに足が向かない生徒たちでしたが、 
TCにうながされ、ようやく出発しました。しばらくは、すすり泣きをしていたバスの中は、しだいに友達との話し声にかわり、いつものにぎやかなバスになりました。ここでうれしいハプニングが!今日が誕生日の私のために、みんなで Happy Birthdayを歌ってお祝いしてくれたのです。いつの間にか書いていた寄せ書きまでもらいました。本当にありがとう。やっぱりグラスバレーグループ、最高です!!本当にみんなと一緒のグループでよかったなぁと思いました。色紙大切にします!2時間半くらいでサンフランシスコ空港へ到着。チェックインの後、TCの先生たちとお別れをして、セキュリティーチェックへ。(持ち物チェックで何人か没収されていました...。)そして、今、飛行機の中です。あっという間だった1カ月。最初会ったときよりもみんな成長しました。英語力はもちろんですが、何にでも挑戦してみようという前向きさ、”Thank you”と感謝する気持ち、そして、何よりも自分のことよりも友達のことを大切にする思いやり。日々変わって成長「していく姿を見ることができた私はとってもLuckyでした。このホームステイを通して学んだこと、感じたこと、そして、友情をずっと大切にしていって下さいね。これからもみんなのがんばりを応援しています。

生徒の日記より:
今、空港に向かっている途中です。お別れのときは、涙であふれていたけど、今、バスの中では望先生のハッピバースデーを歌ったり、思い出を話したりと、とてもにぎやかです。この1カ月とてもいい経験になりました。

 

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