Satsuki's Diary
    Harrison High School

期    間 更 新 日
07月18日〜08月04日 09月30日
08月14日〜09月21日 10月29日
09月25日〜09月21日 03月05日
07月18日 出発の日。これから一年間家族に会えないんだけれど、一年間という時間が想像するには長すぎて楽しみや不安といった感情はあまりわいてこなかった周りの31期生も同じ意見が多かった。最初の飛行機であやのが2年間留学するのだという人に話しかけられていた。もちろん英語。席が近かったこともあり私も会話に加わってたけれど「じゃあ、あなたたちはみんな英語が得意なのね?」って質問に「so-so」って言ってたらそれ以上話かけれなかった!答えはYesかNo、中間はないことを思いしった。
07月23日 今日は7時からティーンエイジャーたちが集まるユースグループの会が教会であるらしかったので行ってみた。来た日本人は私とMinaとAylaとEimiの4人。最初にやったゲームは今まで見たこと、したこと、行った場所、食べ物変わっていることを話し合うものだった。いきなりそんなこと言われてもすぐに思いつかない。あっという間にTime upになってみんな話し始めてしまった。話したくてもなかなか理解できない上に、話すネタも少ない私は、ここに来て新ためて言語の壁の高さを思い知った。でも、最後にみんなが輪になってそれぞれのを発表の場面で、「牛の柄した馬を見た!」って言ったらみんな笑ってくれたのがうれしかった。歌は楽しく歌えたけど、その後の聖書、意味不明2人の女の子に聖書の内容を聞いた。ジーザス(神)の話で愛は大切って言いたかったい。(超省略)私、英語知らなさすぎ。その前に、それでも会話しようとする勇気なさすぎ失敗恐れすぎ。MinaとEimiとAylaを見習いたい。
07月27日 今日は午前中教会に行った。最初1時間はグロリアと4人の小学生と共にシーザスについて学んだ。「God is Holy」っていう題名の宗教ってあんまり日本は重視しないからイメージわきにくかったけど、そうとう奥が深い。その証拠にバイブル(聖書)が小さい字なのにすごく厚い。その後は大人たちと一緒に歌ったり、最近あったことの話を聞いたり、バイブルの話し合いしたり。その中で、今度ベビーシャワーがあるという情報をGetした。あげられるものなにもないけど、実際どういうものなのか見たくて、後でマザーに聞きたいという意志を伝えた。笑顔でOKしてくれた。終わり近くに、この前のキャンプで「ババダイス」をした子のビデオが流れた。グロリアに聞いたところによると、ババダイスっていうのは、キリシタンになるための洗礼のことで親が子どもを湖に頭まで漫す身を浄めて親たな生命によみがえることらしい。最初その子が、たぶん自分の決意みたいなの(まったく理解できなかった)を述べた後で湖につかる様子が流れた。次第に周りに大人たちが泣き始めてた。すごいびっくり。男の人まで泣いてる。まるでお嫁に行きますって言ってるみたい。最後にお父さん(←もまた泣いてる。)が感謝の意を述べて終了。私、あっけにとられっぱなし。たぶん、私が考えている以上に宗教って、キリシタンの人たちのとって大切で、生活・・・というか人生の大部分を占めているもんなんだろうな。この洗礼は結婚と同じくらい大切なことだったんだろう。私、いい場面に立ち会えてよかった。
07月29日 今週は子供たちが教会に行って遊んだり、歌ったり、話を聞いたりする会がある週だ。でもその年齢にたっしてなくて、親が教会の仕事を手伝わなければならない子供達が私の家に集まってくる。その数7人。私が自力で作った初めてのアメリカ人の友達、ブリアの弟(13歳、名前パーカー)も来て一緒にあやすのを手伝ってくれるけど、ぜんぜん頭数が足りなくて大変だった。私も途中から教会にいかなきゃいけないから、パーカーは、もっと大変なんだろうな。というか、最近問題が発生している。私のコミュニケーション力の低さが表に現れてしまっている。なにかというと、パーカーと話せていないこと。パーカーは13歳のくせに私よりも頭1つ分身長が高い。なんていうか威圧感がある。いい人なのは知ってるけど、私の「同年代に見える男子となかなか話せない病」が猛威をふるっている。でも今日はがんばって「ミルキーいる?」って言ってみた。断られたけど明日はもっと話せるようにがんばろう。
08月04日 今日は日曜日。午前中は恒例の教会に行った。少しでも手伝いができればと思って7:40分に家を出発するお父さんについていった。でも4人くらいに「May I help you?」って言ったけど、ことごとく「大丈夫だよ」で返されてしまい仕方ないのでHFに貸してもらったBibleを読んだ。Bibleを読んでいたらAnna(アナ、Graceのお母さん)が近づいてきていろんなことを教えてくれた。Bibleは神の言葉で、神はまちがったことをせず、うそをつかず、とにかく完璧に近づこうとしているらしい。あとキリスト教徒はアメリカ人口の約10%ほどしかいないらしい。これには結構驚いた。「じゃあ他の人は何を信仰しているの?」って聞いたら、それはとってもいい質問ね。でも、私には分からないわ。アメリカにはジーサスの他にも、それぞれの宗派に神が存在するのよ。」だって。
08月08日 ランチにアメリカでの初マックに行った。私はケチってチーズバーガーとSサイズのポテトを単品で注文した。アメリカに来て一ヶ月経ってないけど、私のケチさは既に相当なものになっています。マックに水筒持っていくくらいです。(笑)でも、それで1ドルは浮く。たかが1ドル、されど1ドル。いざっていう時にたくさん使いたいからね。
08月09日 今日はシアトルに行った。小さな子供が3人いるから、行くのは諦めていた分、すごく嬉しかった。観光をしていたが、お昼2時頃悲劇が訪れた。おなか、というか胃に押されるような痛みを感じた。車に乗って帰るとき、疲れと、酔いと、腹痛がひどくなり「あなた顔真っ青よ!」とホストマザーに言われた。家に着いたらバスルームと部屋を行ったり来たりを繰り返した。悪いことって重なって起きるもので、私の使っているバスルームがその時に限って壊れるし…。もう最悪。1階のバスルームを使わせてもらった。ホストマザーがおなかに効くというハーブの薬を飲ませてくれた。あと、ホストファザーがソファーに寝かせてくれた。夜になってもおなかの痛さでやっぱり寝付けなかった。それで、今日のことを思い出して、自分の弱さと、ホストペアレンツの優しさと、日本恋しさに少し涙が出た。ホームシックというレベルではないし、今はまだ、留学期間中でいう、初期の興奮状態だし、アメリカの生活も好きだけど、やっぱり私は英語がうまく話せない日本人で、言語の壁が存在しない日本を恋しく思ってしまうのはしょうがないことだと思う。ただ、それはあと10ヵ月私が絶対に手に入れられないもので、それを思い出すことも、極力避けた方が良いと思う。心の中で日本語を話せる快感に依存してはいけない。日本語はこのレポートだけにしたい。
08月14日 今日はサヨナラパーティーだった。ホストファミリーの他に、Minaが招待したユースグループの人や、教会の人たちも結構来てくれて、うれしかった。今日ほどにこんなにたくさんの人たちと英語で会話した日はないかもしれない。なぜか言いたいことがスラスラでてきて、自分から話を発展させることができた。司会役もうまく言った。文章を即興で作って、それを大きな声で言えて、おまけに笑まで取れた。社長にも褒められた。めちゃくちゃうれしい。ここを離れるのがぐっと辛くなった。
08月15日 今日は最後の講座。少し日本語交じりの英語を話して同期と笑いあうのも今日が最後だ。これから私達留学生は、周りに誰も日本人がいない環境に入り、10ヶ月を過ごす。それは楽しみにしていたもののはずだったけれど、いざ目の前にしてみると、不安が込み上げてきて、急に日本語と日本人が恋しくなる。皆とハグをして、笑って手を振ったけれど、やっぱり心のなかは、ものすごく寂しく、辛い。だけど、これが留学で、自立の一歩で、私が望んだもののはずだ。
08月17日 無事にホストファミリーとACに会えました。「Welcome Satsuki」って書いた紙を持って待っていてくれて、すごく嬉しかった。私が1年間使う部屋に行ったら、私のために、ノートとか、鉛筆とか、新しいものが用意されてて、クローゼットには、パジャマとかTシャツとか、バッグとか。うれしいを通り越して、感動。私恵まれすぎ。ありがとう!疲れていたけど、早速インディアナ州に来ている留学生の説明会&パーティーに行った。田舎の州だからそんなにいないと思ったけど、全部で20人くらいで、そのうち私を含む3人が日本人だった。APAがゲームを用意してくれたおかげで、ほとんど全ての留学生と話が出来た。でも、ショックを受けたのは留学の説明の時。APAの話が速すぎてついていけない。でも、周りの留学生はそれを理解するだけじゃなくて、質問とか、冗談とか、次々と英語で口をはさんでいた。もう、すごいの一言につきる。私は最初から最後までほとんど口を開けず。勇気とか、そういう問題ではなくて、単なる英語力の差。でも、その差が大きすぎた。なんだか、急に自信なくした。私はACの唯一の担当生徒だから、手を挙げて発言して良いところを見せたかったけどな。今日は完敗ですな。自信なくなったけど、人とたくさん話をするように心がけよ。いつまでも負けてられないし。
08月18日 今日は初めて高校に行った。オフィズで入学手続きを済ませたら、次にスクールカウンセラーのオフィスに直行。そこで授業を選んだ。事前に見たクラスの名前を思い出しながら、何とか英語を聞き取って、自分の意見を言った。ここで驚いたことがひとつ。アメリカの学校は通常毎日同じ時間割なのだが、この高校はRed Day とBlack Dayに時間割をわけている。つまり、宿題を翌日までに焦ってやる必要がない!Harrison High School 最高!今年から取り入れた制度らしい。アメリカでしかできない授業を選びたいなと思いながら選んだ。授業は2時間目の化学から出ることになって、それまで時間があったから、Seniorの女の子に学校を案内してもらうことになった。学校広すぎ。どんだけ教室あるんだ。おまけに生徒は身長高いし、大人っぽい。高校生に見えない。ナーバスな気持ちがどんどん大きくなって、逆に自信とかやる気が小さくなっていった。これを乗り越えるのは結構難しい。
08月25日 今日の英語のクラスはちょっと泣きそうになった。単語のクイズがあって、みんな5分くらいで解き終わってたけど、私は一向に解き終わらなくて・・・。その後の韻を踏む文を考えるやつも、授業中の課題だったけど、私は終わらなかったから、その2つを持ち帰り。先生は面白くてgentleで優しくてすごくいい先生で私のことを気にかけてくれるけど、私だけ授業中に課題を終えられないのは恥ずかしいし、やっぱりくやしかった。早く英語を理解できるようになりたい。
08月26日 今日は初めてバレーボールの部活に行った。私は留学生だったから、特別にtryoutなしで入部できた。やったね!昨日はそのために病院に行って、健康診断を受けた。チームは20人いないくらいで、思ったより人数少なかった。私はsopmomoreのチームに入った。バレーやってみてびっくり。私こんなにへたくそだったっけって感じ。今日サーブ一本しか入らんかった。くやしい。なんか思ってたよりも私運動できないな。そして、思っていたよりも周りがうまい。受けて手がシビれるスパイク初めて受けたよ。返せなくてがっかりだったけど、同時に感動。上手くできたらNice!、失敗してもNever mind, May!(メイは私のニックネーム)って毎回言ってくれるのが嬉しい。
09月02日 今日は3つテストがあった。最初の化学では93点。2問英語が理解不能と、1問は意味は分かったけど、答えが分からなかった。先生に、これっていい点数?って聞いたら、すばらしい!A判定だよ!って言われた。最初の一ヶ月にしては私いい評価もらえてるかもな。今は日本で学んだ知識でやっていけるけど、いずれわからなくなるときが来ると思う。そういうときの為に、早く授業を理解できるようになりたい。数学のテストはまだ返ってきてないけど、自信ある。Foodのテストは、全然ダメ。半分も行っていない。でも課題はHMに手伝ってもらいながらすごく真面目に取り組んだ。
09月04日 今日はフットボールの試合を観に行った。入場料5ドル。momが払ってくれた。感謝。でも、試合はあんまり面白くなかった。迫力はあるけど、すぐに試合が止まるし、無駄に長い。盛り上がりが少ない。おまけにmomは6年ぶり似合ったという友達とずっと話込んでしまうし。私はmomから借りたカメラで写真を撮るだけだった。まぁ、これも1つの体験だ。今日ACのGlenが家に来て、2人で話をした。全ていい感じだけど、もっとchoreをしたいということを伝えた。Glenがプレゼントをくれた。ホームシックになったら開けていいらしい。すごく気になる。
09月06日 今日のバレーボールの時間、みんなの声掛けが少なくて、コーチからそれを指摘されて短いミーティングをした。みんな走りまくって疲れていて、その分話すスピードも速くなっていたから、何を話しているのかあまり理解できなかったけれど、ミーティングの最後に司会をしていたウェンディとハナから、「メイ、あなたもチームメイトの一人よ。何か話して。」といわれたので、「私はあなた達みたいに上手にバレーはできないけれど、いつも楽しめている。だってあなた達がいつも優しくて、応援してくれるから。いつもありがとう。」って言った。そしたらみんな笑顔に。チームっていいね。
09月07日 放課後オープンハウスがあった。学校が保護者に解放されて、子供の先生と話すことが出来るというもの。年に4回あるらしい。Chemistryのクラスで、先生と話すmomを偶然発見し、その後一緒に回った。momとDadから話を聞く限り、私は先生ウケは良さそうだ。特にバレーボールの先生は「Satsuki見たいな生徒がたくさんほしいわ。彼女はとてもniceなの。欠かさず練習に来るし、どんどん上達してる。毎回練習後にThank you for teachingっていいに来るのよ!とっても感動したわ!」と言っていたらしい。しまった。今日言うの忘れた。次からは欠かさず言おう。
09月09日 月曜のFoodのクラスでやってるBell Ringerが返ってきた。毎時間、授業の始めにやっているもので、「今日は〜ができるようになりましょう。」みたいな目標のようなものだと思ってたんだけど、違った。返却された結果がやばかったので、自分からmake upを申し込んだ。それで、今日の授業終わりにそれを提出したら、何と満点にしてくれた。自分でもこれ満点じゃないな・・・って思うクオリティーだったのに。先生と仲良くなるのって大事だね。
09月21日 今日もHigh School Bible Studyに行き、午後は教会に帰り、coffee houseに参加した。アリスとHopeと来たけれど、途中から2人ともどこか行っちゃって、先週友達になったモルと一緒にいた。コーヒーを飲みながらバイブルスタディーするというものだから、あんまり会話できなかったけど、バレー部のハナとも会えたし、結構楽しかった。終わったらMichelとアナの教室に行って掃除を手伝った。やっぱり教会活動は、参加するよりスタッフとして手伝う方が性に合ってる。
09月25日 今日はEnglishの単語テストがあった。昨日の夜に電子辞書を使いながら英語の意味を英語で説明するという勉強をした。これがけっこういい勉強になって、今回のテストも、めちゃくちゃ自信ある。Englishは授業内容にまだついていけてないけど、宿題は遅れてもちゃんと出すようにしているから、あとは授業中の発言とquizの結果をよくしたい。ただ、あまり友達がいない。「一緒にやっていい?」って言うのは勇気がいる。
09月28日 今日のHomeroomの時間、スクールカウンセラーのおばさんが私のところにやってきて、どうしたんだ?と思ったら、まさかのJapanese club中止のお知らせだった。事前に知れてよかったけど、楽しみにしていただけショック。折り紙とかお菓子とか準備していたんだけどな。明日理由を聞いてみよう。
10月07日 今日typingの時間に先生から話しかけられた。(typingはこの前提出できなかったやつも提出できて、一週間で成績がDからAに伸びた)。何かと思ったらtypingとはまったく関係なく、winter sportsに関する話だった。typingの先生は私が冬にしたいと思っている水泳のコーチだったみたいだ。バレーのコーチが連絡しとくねって2週間くらい前に言っていたけど、私もすっかり忘れていた。向こうから話しかけてきてくれて嬉しかった。話の流れからして、私はまたtryoutをうけなくてもいいみたいなんだが、tryoutうけたいよー。また低いレベルで特別扱いされちゃたまったもんじゃない。でもtryoutしたら絶対落ちるな(笑)水泳自信ないなー。
10月08日 今日のChemistryはプレゼンテーションをするものだった。みんなそれぞれ自分が決めた原子について発表する。私の原子はfluorine(フッ素)。私も宿題でpower pointを作ってきたけれど、あまりに周りの子達とそれが違いすぎた。結局先生に頼んで次回発表することに。別に私だけじゃなかったからそんなに悪いことでもないんだけれど、作ってきたpower pointは無駄になるし、緊張することを先延ばしにしてしまった感じでどうも残念だ。次回のchemistryは来週。先延ばしにした分、いい発表をしたい。
10月15日 今日で10月も半分終わりです。本当に時間経つの速いな。私の英語力はこの3ヶ月できちんと伸びているのか、自分で分からないから不安です。でもその辺ずっと考えていても仕方がないので、そこまで深入りせず、英語で会話する機会をたくさん作れれば、今はそれでいいのかなといった感じです。今日のDグループは私を含め4人しかいなかったのでけっこう話せました。今日の題目は「Does God discriminate against women?」でした。内容は理解できたし、今日は頑張ったな。日本から荷物が届いた!!うれしいね。とくに日本のお菓子はすごく嬉しかった。
10月16日 今日のランチはめちゃくちゃうれしかった!今日はRed dayで大勢の女の子達と一緒に食べたのだけれど、私の知らない男の子(女の子達の知り合いらしい)がクッキーを持ってきた。私はなんとなく自粛してとらなかったのだけれど、まだあんまり話したことのない女の子のカイラが「ハイ、これあなたの分だよ」とわざわざ手渡してくれた!私にとってランチの時間って本当に苦痛な時間になってきてしまっているんだけれど、今日、このことでだいぶ私の気持ちは軽くなった!カイラありがとう! でも、これじゃ受け身だよな。私本当に最近学校で話せてないな。話すのって難しい。
10月27日 今日は初の水泳部練習があった。tryoutはなかったみたいで、私のチームは他学校と比べたらちょっとレベル低めみたいだ。でもその方が私としては嬉しい。もちろんめちゃめちゃ上手な子もいるから、そういう子を見て覚えていこうと思う。全体的な感想としては本当に楽しめた!バレーと比べものにならないくらいの楽しさ。最初は週2、3回を考えていたけど、この日、火曜日以外行くことを決めた。友達増えたら最高だ。
10月31日 今日はHalloweenでした。でも特に何もしなかった。夜は近所の人達と火を囲んでマシュマロを食べるという予定があったけれど、風が強いのと寒いので中止。1回「トリック オア トリート」に近所の子が来たらしいんだけど気付かず見逃す。けっきょく家にひきこもるだけの日になった。周りの友達がみんな楽しみにしていただけあってちょっとショックだった。でもswimmingの疲れをとれる日になってよかったとは思う。
11月01日 今日も本当に暇だった。午後3時にMomが約束の買い物につれていってくれたけど、1時間半くらいで帰ってきたし、それ以外本当に何もしなかった。自分留学生としてこれでいいのかって思うくらい。でも、よく考えたら今週は本当にいそがしかった週だったし、たまにはこんな日もあっていいのかなと思える。ただ、ある日とない日の差が激しすぎた。
12月01日 今日から12月なんて早すぎるもう留学半分程に来てしまったなんて信じられない。まだ何もやってないし、何も出来るようになってない気がする。要するに少し焦っている。もっと積極的にいかないと...。最近いろんな人に「日本に帰りたい?恋しい?」って聞かれる。そういう時はたいてい「1日だけ戻って家族と友達に会ったら、お菓子を大量に買って帰ってきたい。」って冗談めかして言うようにしている。実際これは本心だし、久しぶりに思いっきり日本語で話してストレス発散したいとも思う。でも絶対に日本に帰ったら「何でアメリカでもっと頑張らなかったんだろう。」って後悔すると思う。12月は後悔しない月にしたい。それにしても、今日のMomは本当に忙しくて、銀行の後に買い物、Annaのチアの送り迎え、スティーブンのジマスティックなど忙しいのに、私の銀行のために動いてくれたことが本当に嬉しかった。私がお礼を言ったら、Momが話してくれた。Momの友達の子供は重い病気で入ってくる細菌に対して抵抗が出来ない体らしい。「それに比べて私は4人も健康な子供たちに恵まれた。その子達が運動してくれることがとてもうれしい。子供達の予定で私が忙しくなるのは私にとって苦ではなく、むしろ嬉しいことなんだよ」って。Mom、なんて人間的にすばらしい人なんだ。心から感動した。
12月22日 久しぶりのStudent report。12月は後悔しない月と決めたその次の週からさぼってしまうなんて、自分で自分にあきれる。一応理由はあって、その間ずっとお腹が痛くて病人生活を送っていたんです。いいわけにしかならないですけどね。今ではすっかり治りました。原因はストレスだった。最近少しだけど家族間のいざこざがあって、私自身もアメリカの勉強しない学生とか、6歳のホストブラザーにイライラしていて、夜にkids達抜きの家族会議をした。私の不満は大きく分けて3つだった。@ホストブラザーにイライラの限界がきた。Aアメリカの学生に腹が立った。BHFから予定をいきなり知らされる、または知らされないのに腹が立った。そんなわけで私のストレスは限界に達していた。いつのまにか部屋にいる時間が増えてしまっていたみたいで、家族会議に発展した。部屋にいる時間、というか水泳で3時間いなくなるから家にいる時間が少なくて、そのまま疲れて部屋へ真行で寝る、という流れが気に入らなかったみたいだ。 
12月24日 クリスマスだというのに、残念なstudent reportになるなんて。私の気分が下がっている証拠なんだろな。もっと「日本からの荷物が届いてうれしい!」とかの方が親も喜ぶし安心するだろうに。このstudent reportを読んだMNCCの人とかその他多くの人達はたぶん「こんなことしか書けないSatsukiも十分子供っぽい」と思うんだろうなあ。でも、このstudent reportをアメリカ留学一ヶ月目の私が見たらどう思うんだろうな。きっとがっかりするんだろうなぁ。未来の自分がこんな人の悪いところしか見れていなくて、ぜんぜんアメリカを心から楽しめてなくて、英語力が伸びたかどうかまったくわからなくて、おまけに太ってて。こんなはずじゃなかったのになぁ。もっと私の留学は輝いているもののはずだったのになぁ。落ちるところまで落ちたって感じ。HFには不満があるけれど、好きだ。むしろ満足しかないHFなんて私は望んでない。水泳部にも入ってる。成績も悪くはなかった。友達はいる。親友だって出来た。でも、やっぱり輝かしい私の想像からは遠くかけはなれているんだ。目標は高すぎるものじゃなかったはずだ。むしろ、まず低いハードルを目標にかがけるのは私の得意分野で、悪い所でもあったはずだ。でも、それすらもこなせない。成績も、友達の量も、出した勇気も、失った労力も、少なくない、悪くない。ただ、もっとできたはずなんだよ。それが自分への不満となって私の中にくすぶってしまっているんだ。言葉の壁がそれが消えるのをジャマする。これを消せるのは今と未来の自分しかない。ただそれをなくす自信を過去の自分が削ぎ取っていく。それを逆に自分を奮い立たせる理由に変えることが、この誰にも私の真意が伝わらない環境で、私の為に叱り殴ってくれる人がいない環境で、それをなくすことがどれだけ難しいか。これが、自立の難しさだと思う。

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