平成17年1月4日

21期生の皆さんへ

 あけまして、おめでとうございます!いよいよ、新しい年が明けましたね。アメリカのお正月と日本のお正月の過ごし方はとても違うので、今ごろ少しさみしくなっている人もいるかもしれませんね。私も高校留学時代のこの時期は、少しさみしい気持ちになっていたと記憶しています。
 実は、今日、このような形で特別に私からのメッセージを皆さんに書いているのには、理由があります。掲示板の書き込みなどで、一部の生徒はもう知っていることと思いますが、私は現在妊娠していて、今月中にも男の子を出産する予定です。皆さんには内緒にしていましたが、皆さんを送り出した時には、すでに妊娠していて、それを皆さんに伝えるべきか否かで、かなり悩んだ時期もありましたが、皆さんのアメリカでの生活が落ち着くまでは黙っていようと自分の中で結論を出し、そして、今、ここで正式に皆さんにお伝えすることになりました。遅くなってしまって、申し訳ありません。もうすでに、お腹ははちきれそうに膨らんでいて、お腹の中では、我が子が毎日、昼夜を問わず、暴れまくっています。病院の先生にも、もういつ産まれても問題ないと言われているので、いつ出産になってもおかしくありません。そういうわけで、出産にあたり、今月からMNCCをしばらくの間お休みすることになりました。出産を終えた後、育児にしばらくは専念しようと思っています。
 皆さんがこれからどんな問題を抱え、どんな風にしてそれらを乗り越え、そして、成長して帰国の日を迎えるのかを見届けることができなくて、とても残念ですが、これからは、少し離れたところから、皆さんのことを見守らせてください。これから21期生全員を、小林が担当します。小林に何でも相談してください。但し、MNCCは日本にいて、アメリカの皆さんのそばにいるわけではありません。最終的には、自分の強い意思、強い気持ち、自分を信じて、がんばるしかないと思います。地に足をつけて、留学生活の半分を終えた今、もう1回初心に戻って、何のための留学なのかを考えてみてください。皆さんだったら、きっと笑って、6月の帰国日を迎えることができると思います。応援しています。Every wall is a door.忘れないでください。私も、これから未地なる世界に足を踏み入れようとしていて、楽しみな反面、不安や心配でいっぱいですが、21期生もアメリカで1人でがんばっているということを肝にめいじ、皆さんに負けないようにがんばりますね。
 日本でまた元気な姿で会いましょうね!

love always,
南日本カルチャーセンター
小濱いずみ