平成24年4月27日

28期生の皆さんへ

皆さん元気に頑張っていますか?今月上旬にそれぞれに送ってある帰国日の案内は、ちゃんと手元に届きましたか?早いもので皆さんの留学生活も残すところあと2ヶ月弱となりました。これまでいろんな試練を乗り越えて成長してきた自分に誇りを持って、今後ともさらなる成長を遂げられるよう頑張ってください!

下記に、帰国前に注意しておくべき点について触れておきたいと思います。各自しっかり目を通しておいてください。

帰国時は荷物がかなり多くなると思われます。冬物や書籍等は、船便で送れば料金もそれほどかからないと思います。いらない物は、ホストファミリーにあげたり、ガレージセールで売ったりしてみてはどうでしょう。毎年あまりの荷物の多さに、各空港で荷物の超過料金を支払うケースもでていますので気を付けてください。この時期になると、お土産などを買い込む人も多いと思います。荷物が多く、お小遣いも足りなくて困っている人の為に、日本の方でカタログ販売を利用する方法があります。これは、日本の保護者が申し込まれると、皆さんが帰国する頃に、お土産が日本の自宅の方に送られて来るというシステムになっています。日本の保護者には、
MNCCから連絡しておきます。ぜひ利用してください。

帰国後皆さんは、それぞれ日本の高校へ復学する事になります。皆さんの中には、日本の高校に「留学届」を提出し、留年せず進級を申請している人、「休学届」を提出し、留年を希望している人がいます。出発前に必要提出書類を確認したと思いますが、帰国までに書類を用意してもらえるよう交渉してください。一般的には、「留学届」を提出している学生は、帰国までに在籍ハイスクールから下記の書類を持って帰る事が必要です。

@成績及び単位習得の証明書

A出席日数の分かる証明書

B在籍ハイスクールの授業内容が記載されているスクールハンドブック 

 アメリカの高校には、日本のように統一された書式のものが、そろっているとはかぎりません。その場合は、特別に作成してもらう必要があります。自分が帰国後、進級する為には、上記の書類が必要である事をハイスクールの担当の先生に話をしてください。皆さんの日本の在籍高校は、皆さんの単位を認めるために上記の書類を必要とし、帰国後、要求してきます。これらの書類を帰国してから送ってもらうように、ハイスクール側やホストファミリーに頼んでおいても、待てど暮らせど届かないという場合も過去ありました。また、皆さんの在籍高校によっては、これらの必要書類が異なるかも知れません。それぞれ、自分の日本の高校の担任の先生に確認しておいた方がいいでしょう。もし、皆さんの在籍高校が、アメリカのハイスクールの「在籍証明書」の提出を必要としているならば、昨年、出発時に、MNCCがお渡しした「The Certificate of Student Status」に署名してもらうといいでしょう。アメリカの高校は、5月下旬から6月中旬までに学校が終了し、事務所がしまってしまう恐れがありますので、出来るだけ帰国までに揃えて、自分で持ち帰る事を考えてください。ただし、学校の終了日が遅く、成績証明の作成、発送が帰国までに間に合わず、帰国後1週間から10日かけて送られて来る場合もあります。その場合は、日本の高校にその旨を説明してください。そして、帰国までに、現地で自分の取っている教科の先生から、成績、評価の証明と直筆のサインをして頂くなど、できるだけの事をしてください。届くのに時間がかかると、日本の高校側も復学の手続きが始められず、進級させるか否かの判断が遅れてしまうことになります。帰国後(7月3日〜7月4日)MNCCは、1泊2日の再適応のオリエンテーションを行います。日本の在籍高校へは、皆さんの保護者の方より、いつ頃帰国し、復学する予定かをご連絡してくださるようにお願いしてあります。オリエンテーション終了後、すぐに日本の在籍高校に保護者同伴の上挨拶に行ってください。そして、復学に必要な書類を提出し、いつから復学するのか話し合ってください。留学届で行かれている場合、オリエンテーション終了後すぐ学校に出向き、復学の手続きを行わないと、欠席扱いになることもあります。なお「休学届」を提出して留学した学生は、これらのものは必要ないと思われますが、成績証明書ぐらいは、取得しておいたほうがいいでしょう。帰国の報告をする際に、自分の留学の成果を証明してくれると思います。それでは、残された日々を、悔いのないように頑張ってください。

                                                           MNCC:大杉